プレクストーク PTN1 取扱説明書 テキスト版 この度はお買い上げいただきありがとうございます。 この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示しています。 この取扱説明書をよくお聞きのうえ、製品を安全にお使いください。 お聞きになった後は、いつでもお聞きになれるところに必ず保管してください。 この取扱説明書テキスト版は、取扱説明書DAISY版の内容をほぼそのままテキストファイルにしたものです。 スクリーンリーダを使って読みやすいように、改行、句読点を配置しています。 また、各項目番号の頭には「@」(半角のアットマーク)を付けてあります。 読みたい項目を文字列検索で探すとき、項目番号にこのマークを付けることで、目的の箇所を確実に見つけることができます。 グループは、項目内に小見出しがある場合や目次の中の区切りにつけています。 @目次 @1章 本機に関するご注意 4 @2章 安全にお使いいただくために 6 @2章1 本文中の注意について 6 @2章2 警告 7 @2章3 注意 9 @2章4 重要 12 @2章5 バッテリーについての安全上の注意 13 @3章 同梱品 15 @3章1 同梱品の確認 15 @3章2 簡単カバーについて 17 @4章 各部の名称と働き 19 @4章1 本体の形状 19 @4章2 本体各面の名称 19 @4章3 上面 20 @4章4 正面 24 @4章5 左側面 25 @4章6 背面 26 @4章7 底面 27 @5章 とにかく使ってみよう 28 @5章1 基本的な操作について@ 30 @5章2 基本的な操作についてA 35 @6章 知っておくと便利な機能 38 @6章1 DAISY図書の情報を聞きましょう 38 @6章2 移動単位を選択して移動しましょう 39 @6章3 音声ガイドを調節しましょう 40 @6章4 しおりを使いましょう 41 @7章 バッテリーについて 43 @7章1 バッテリーの充電について 43 @7章2 バッテリーの保管方法について 43 @7章3 バッテリーの寿命とリサイクルについて 43 @7章4 バッテリーの充電状態を聞きます 44 @7章5 バッテリーでの動作時間について 44 @8章 音楽CD 46 @8章1 音楽CDを聞きましょう 46 @8章2 音楽CDの情報を聞きましょう 47 @8章3 聞きたい場所に移動しましょう 47 @8章4 しおりを使いましょう 49 @9章 MP3 51 @9章1 MP3について 51 @9章2 MP3CDを聞きましょう 53 @9章3 MP3CDの情報を聞きましょう 53 @9章4 聞きたい場所に移動しましょう 54 @9章5 しおりを使いましょう 55 @10章 プレクストークの情報 57 @11章 主な仕様 58 @12章 用語解説 61 @13章 故障かなと思ったら 65 @13章1 症状と対応のしかた 65 @14章 保証とアフターサービス 68 @14章1 保証について 68 @14章2 修理依頼の時に必要な情報 70 @14章3 商品の問い合わせについて 72 @14章4 プレクストークホームページについて 72 @1章 本機に関するご注意 1. 本取り扱い説明書(以下「本書」)はシナノケンシ株式会社の著作物です。したがって、定められた場合を除き、本書の一部または全部を無断で複製・複写・転写・転載・改変することは法律で禁止されています。 2. 本書に記載されている内容に関しては、改良のため予告なしに変更することがあります。 3. 本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不明な点あるいは不備な点などがありましたら、弊社までご連絡ください。 4. 本機及び付属品の使用に起因する損害や逸失利益の請求などにつきましては、上記に関わらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 5. 本機は「外国為替及び外国貿易法」の規定により戦略物等輸出規制製品に該当する場合があります。国外に持ち出す際は、日本政府の輸出許可申請などの手続きが必要になる場合があります。 6. 本CDに含まれる著作権等の知的財産は、いかなる場合においてもお客様に移転されることはありません。 7. 本機は医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器としての使用、またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。これら、設備や機器、制御システムなどに本機を使用され、本機の故障により人身事故、火災事故、社会的損害などが生じても、弊社ではいかなる責任も負いかねます。設備や機器、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計など、安全設計に万全を期されるようご注意ください。 8. 本機は日本国内仕様です。本機を日本国外で使用された場合、弊社は一切の責任を負いかねます。また、弊社は本機に関し、日本国外への技術サポート及びアフターサービス等を行っておりません。予めご了承ください。 本製品と付属品のライセンスと商標はすべて、弊社その他本製品と付属品の各々の権利者が保持します。 @2章 安全にお使いいただくために 本機は安全に十分配慮して設計されています。 しかし、電気製品は間違った使い方をすると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。 事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。 @2章1 本文中の注意について 注意: この内容は、注意(警告を含む)しなければならない内容を示しています。 禁止: この内容は、禁止(してはいけないこと)の内容を示しています。 厳守: この内容は、必ず行っていただく厳守事項の内容を示しています。 ポイント: この内容は、ポイント、アドバイス、ヒント、の内容を示しています。 @2章2 警告 この内容を無視して誤った取り扱いをすると「人体に重大な損傷を負う可能性が想定される内容」を示しています。 @禁止 勝手に修理しない 本機を開けて勝手に修理しないでください。 カバーを取ると電流やレーザー光線が放射されることがあり危険です。 安全のために、修理はプレクストークお問い合わせ窓口にご依頼ください。 A注意 水に注意 本機を濡らしたり、お風呂での使用はしないでください。 また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。 B厳守 電源について 本電源アダプタの電源プラグは100ボルト専用です。 他の電圧で使用する場合は、そのコンセントに合った電源プラグのアダプタを使用してください。 なお、本電源アダプタの仕様は100ボルトから240ボルト(50または60ヘルツ)です。 C注意 火災に注意 電源プラグについたほこりは定期的にお取りください。 付属の電源アダプタ以外は、使用しないでください。 たこあし配線をしないでください。 コード類の接続は、根元までしっかりと差し込んでください。 D禁止 レーザーに関する安全について 光ピックアップから放射されるレーザー光線は目など人体に有害です。 内部をのぞきこまないでください。 @2章3 注意 この内容を無視して誤った取り扱いをすると「人が損傷を負う可能性及び物的損害のみの発生が想定される内容」を示しています。 @注意 必ず水平の状態で使用する 本機は傾いた場所や不安定な場所を避け、必ず水平な状態でご使用ください。 また、垂直に立てかけたりしないでください。 A禁止 物を置かない 本機の上に物を置かないでください。 B注意 置き場所に注意する 本機をほこりの多い場所、直射日光の当たる場所や暖房器具に近い場所、携帯電話、オーディオアンプ、電子レンジ、トースター、ヘアドライヤー、その他熱や電波を発生する電気製品の近くに置かないでください。火災や感電の原因になります。 C注意 お手入れに注意する 本機にちりやほこりなど汚れが付着しないようにご注意してください。 もし、汚れを拭き取る場合は、柔らかい清潔な布をご使用ください。 水や洗剤、溶剤などの液体が本機にかからないようにご注意ください。 シンナーやベンジン、アルコールの入った溶剤などは本機の表面を痛めますのでご使用にならないでください。 また市販のCDレンズクリーナーはご使用にならないでください。 D注意 移動の際などに注意する 本機の中にメディアを入れた状態及び電源アダプタを付けたままでの持ち歩き、移動運搬はおやめください。 故障の原因となります。 また、本機を落としたり、揺らしたりしないでください。 E注意 低温やけどに注意する 本機は長時間使用すると温かくなることがあります。 長時間皮膚の同じ個所に触れていると、熱い・痛いなどの自覚症状がなくても低温やけどのおそれがあります。 F禁止 動作中に振動を与えない 本機が動作している際に振動等を与えると、故障の原因になります。 G厳守 CDの取り扱い ・CDには汚れが付着しないようにしてください。 ・CDは人差し指と親指で中央の穴と外側を挟むように持ちます。 ・CDを落とす、重ねる、上に重いものをのせる等、強い衝撃を与えないでください。 ・データを記録している面には触らないでください。 ・CDのレーベル面に、ラベル(全面タイプ、部分タイプ)などを貼らないでください。次のような故障・不具合の原因になります。   CDの取り出しができない。   CDの記録面に傷がつく。   再生ができない。 ・CDの保護のため、元のパッケージやケースなどに入れて保管してください。 H厳守 CDのクリーニング ほこりが付着している場合は、エアースプレーや市販のクリーニングクロス(布)を使って中心から放射状方向に向かってCDを傷つけないようにクリーニングしてください。 I注意 電波障害について 本製品はテストを受けた結果、住宅内での設置による電波障害からの保護を目的として定められたFCC規格の15章に従う分類Bデジタル装置向けに設けられた規制に合ったものと認定されました。ただし、どのような装置でも電波妨害がまったく生じないという保証はありません。本製品がテレビやラジオ等の受信障害の原因となっているかは本製品の電源のON/OFFを切り替えることでご確認いただけます。本製品が原因の場合は次の方法をお試しください。 ・受信アンテナの位置、あるいは方向を変える ・本製品と受信機の距離を離す ・本製品と受信機のコンセントを別々にする @2章4 重要 @2章4の1 レーザーに関する注意 取扱説明書に規定した以外の手順による操作を行うと、危険なレーザを浴びることになります。 光ピックアップから放射されるレーザー光は目に見えない為、誤って目に入れたり、人体に触れる可能性があります。 従って、本機を分解しないでください。 @2章4の2 レーザー安全基準 このプレクストークは、レーザーに関する安全基準であるIEC60825−1に適合したクラス1レーザー製品です。 @2章5 バッテリーについての安全上の注意 漏液、発熱、発火、破裂による大けがややけど、火災などを避けるため、下記の注意事項を必ずお守りください。 万一、異常が起きたら。バッテリーから液がもれたら。 @ すぐに火気より遠ざけてください。 漏れた液や気体に引火して発火、破裂の恐れがあります。 A 目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医師に相談してください。 B 液が身体や衣服に付いたときは、水でよく洗い流してください。 @2章5の1 危険 @ 火の中にいれない。 火のそばや炎天下、高温になった車などで放置したりしないでください。 A ショートさせたり、分解しない。 電子レンジやオーブンなどで加熱しないでください。 B バッテリーは水・海水・牛乳・清涼飲料水・石鹸水などの液体で濡れた状態で使用しないでください。 @2章5の2 警告 @ 指定されたバッテリーを使用してください。 A バッテリー内の危険防止の保護回路が壊れることがありますので火のそばや炎天下、高温になった車などで放置しないでください。 B ハンマーでたたいたり、踏みつけたり落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。 C 水・海水・牛乳・清涼飲料水・石鹸水などの液体で濡らさないでください。 @3章 同梱品 @3章1 同梱品の確認 本機をご使用になる前に、まず以下のものがそろっているかお確かめください。 万一不足しているものがありましたら、お手数ですが本製品を購入した販売店までご連絡ください。 @ プレクストークプレーヤ 1台 簡単カバーが取り付けられています。 A 電源アダプタ 1個 B 基本操作ガイド(カセットテープ) 1個 カセットプレーヤで聞きながら、基本操作を覚えることができます。 C クイックガイド(墨字) 1冊 基本的な操作方法や簡単カバーの着脱方法、安全上の注意が説明されています。 D 取扱説明書CD 1枚 「基本操作ガイド」よりも詳しく説明しています。 パソコンをお持ちの方は、この「取扱説明書CD」にテキストデータが収録されていますので、テキストリーダでお読みいただけます。 E 保証書 1枚 封筒に入った状態で、梱包箱に貼り付けられています。 修理等の保証を受ける場合には保証書が必要となりますので、必ず保管してください。 F 同梱品一覧表 1枚 墨字と点字で表記されています。 お願い: 梱包箱や梱包材は、修理などのために本機を安全に輸送する際に必要となることがありますので、大切に保管してください。 @3章2 簡単カバーについて ご購入時、PTN1には簡単カバーが取り付けられています。 簡単カバーとは、機能を制限し、必要最低限のキーのみを押せるようにして簡単に使用できるようにするものです。 簡単カバー取り付け時にご利用いただけるキーは、電源キー、再生停止キー、送りキー、戻しキー、音量アップダウンキー、取り出しキー、おやすみタイマーキーになります。 この簡単カバーは、取り外していただくことが可能です。 ここでは簡単カバーの取り外し方と、取り付け方をご説明します。 @@ 簡単カバーの取り外し方 簡単カバーの取り外し方をご説明します。 手順1:製品裏面をご確認ください。 裏面中央部に、カバー固定用バンドがあります。カバー固定用バンド結束部は面ファスナーになっています。 手順2:カバー固定用バンドを外します。 カバー固定用バンド中央の、面ファスナー結束部を剥がしてください。 注意:両側面の結束部を剥がす必要はありません。 次に、金具に通してあるカバー固定用バンドを外し、カバー両脇に広げてください。 手順3:カバー両側面のフック形状を確認します。 カバー両側面にフック形状が合計4箇所あることを確認してください。 手順4:カバーを外します。 カバーを外す際には、まず本体表面を上にします。次にカバーのフックを両手の人差し指と小指で少し外側に広げ、カバーを本体から外してください。 注意:フック形状は過度に広げない様に気をつけてください。フック形状部を破損してしまう可能性があります。 注意:カバーを外す際、製品を強く揺すったりしないでください。カバーを外した後に本体が落下する可能性があります。着脱操作の際は、必ず机などの安定した場所の上で行ってください。 @A 簡単カバーの取り付け方 簡単カバーの取り付け方をご説明します。 手順1:本体にカバーを取り付けます。 まずカバーを裏返し、カバー固定用バンドを広げます。 次に本体の裏面を上にして、簡単カバーと製品の向きを合わせて、両側面のフック形状が本体に引っ掛かるまで、本体を簡単カバーに押し込みます。 手順2.カバー固定用バンドで結束します。 金具に片方のカバー固定用バンドを通して、面ファスナー部で結束します。 カバー固定用バンドに『緩み』が無い様に、引っ張り調整を行ってください。 @4章 各部の名称と働き @4章1 本体の形状 キーが配置されている面を上にして、厚さが薄いほうを手前にして置くようにしてください。 本機の寸法は、幅22センチ、奥行き17.2センチ、高さ5.6センチです。 重量は約1.3キログラムです。 四角と左右側面はゴム状の素材で覆われていますので、落下時の衝撃を吸収し、持ち易くなっています。 @4章2 本体各面の名称 キーが配置されている面を「上面」、厚さの薄い側の面を「正面」、左側を「左側面」、右側を「右側面」、正面と反対側の部分を「背面」、机に接する側の面を「底面」と呼びます。 @4章3 上面 操作に必要なキーと右上側に内蔵スピーカがあります。 @ 取り出しキー 右側の一番下にある四角いキーが「取り出しキー」です。 CDを本体から取り出す時に使います。 A 電源キー 取り出しキーの上側にある丸く凹んだキーが「電源キー」です。 右側面から電源キーまで溝があります。 電源キーを押すことで、電源をオンまたはオフにします。 電源がオンの時は、電源キーが緑色に点灯します。 B おやすみタイマーキー 電源キーの左側にある丸く小さなキーが「おやすみタイマーキー」です。 おやすみタイマーを設定するときに使います。 C 内蔵スピーカ おやすみタイマーキーの上のスリットの部分の中に、内蔵スピーカがあります。 注意: 内蔵スピーカの上にものを置かないでください。 D 再生停止キー 中央の一番下にある長方形のキーが「再生停止キー」です。 キーの中央部分が丸く凹んでいます。 再生または停止するときに使います。 E 戻しキー 再生停止キーの左側にあるキーが「戻しキー」です。 CDを早戻しするときに使います。 F 送りキー 再生停止キーの右側にあるキーが「送りキー」です。 CDを早送りするときに使います。 G 十字キー (注意:このキーは簡単カバー取り付け時にはご利用できません。) 再生停止キーの上にある楕円状に配置された4つのキーが「十字キー」です。 上キー、下キー、左キー、右キーから構成されています。 上キーまたは下キーで移動単位を選択し、左キーまたは右キーで前後への移動をします。 H 音量アップダウンキー 十字キーの上に6つのキーがあります。 中央の半円のキーが「音量アップダウンキー」です。 内蔵スピーカとヘッドホンからの音量の調節ができます。 上のキーを押すと大きく、下のキーを押すと小さくなります。 押し続けることで連続して調節ができます。 I トーンアップダウンキー (注意:このキーは簡単カバー取り付け時にはご利用できません。) 音量アップダウンキーの左にあるキーが「トーンアップダウンキー」です。 内蔵スピーカまたはヘッドホンの「トーン」(音質)の調節ができます。 上のキーを押すと高音域を強調し、下のキー押すと低音域を強調します。 押し続けることで連続して調節ができます。 J スピードアップダウンキー (注意:このキーは簡単カバー取り付け時にはご利用できません。) 音量アップダウンキーの右にあるキーが「スピードアップダウンキー」です。 スピードの調節ができます。 上のキーを押すと早く、下のキーを押すと遅くなります。 押し続けることで連続して調節ができます。 K しおりキー (注意:このキーは簡単カバー取り付け時にはご利用できません。) 左側の一番下にある三角のキーが「しおりキー」です。 しおりを付けたり、消したりするときに使います。 L 情報キー (注意:このキーは簡単カバー取り付け時にはご利用できません。) しおりキーの上にある縦長のキーが「情報キー」です。 DAISY図書CD、音楽CD、MP3CDの情報や、電源状態、バッテリー状態の情報を聞くときに使います。 @4章4 正面 CD挿入取り出し口があります。 @ CD挿入取り出し口 CDの挿入は、CDを裸の状態で記録面を下にして差し込みます。 CDは奥まで挿入してください。 CDは取り出しキーを押すと取り出せます。 @4章5 左側面 ヘッドホンジャック、フットスイッチジャックがあります。 @ ヘッドホンジャック 手前側の端子が「ヘッドホンジャック」です。 端子の脇に溝が付いています。 ヘッドホンを接続するとヘッドホンから「ヘッドホン」とガイドします。 ステレオで出力されます。 他の音響機器との接続にも使用できます。 A フットスイッチジャック ヘッドホンジャックの奥側の端子が「フットスイッチジャック」です。 市販のフットスイッチを接続し、再生停止キーと同じ操作ができます。 フットスイッチは、押すとオン(短絡状態)、離すとオフ(開放状態)となるタイプをご使用ください。 @4章6 背面 電源入力端子があります。 @ 電源入力端子 正面側から見て、中央やや左側の端子が「電源入力端子」です。 付属の電源アダプタを接続すると、音楽でガイドします。 厳守: 付属の電源アダプタ以外を使用すると本機の故障の原因になります。 必ず、付属の電源アダプタを使用してください。 @4章7 底面 シリアルラベルがあります。 @ シリアルラベル シリアルラベルには、型番、シリアル(製造)番号などが記入されています。 情報キーを押し続けることで、音声ガイドでシリアル番号を確認できます。 @5章 とにかく使ってみよう 「プレクストークでできること」をご紹介します。 @ CD―ROMに記憶されたDAISY図書の再生。 DAISY図書は、テープの録音図書よりも長時間の再生ができます。 A 読みたい場所がすぐ探せるCDならではの優れた検索機能。 図書の章立ての章節項などのレベルでの移動ができたり、ページ、時間、しおりでの移動ができます。 B 自由な場所にしるしを付けられるしおり機能。 後でもう一度聞きたい場所などに簡単にしおりをつけることができます。 付けたしおりに移動でき、もう一度そこから聞くことができます。 C 音声で動作を明確に知らせる音声ガイド機能。 D 聞き取りやすい音程での再生速度の変更機能。 E 図書を聞き取りやすくするためのトーン調節機能。 F お休み前などにセットするお休みタイマー機能。 @5章1 基本的な操作について@ @5章1の1 本機を置く キーが配置されている面を上にして、厚さが薄いほうを手前にして、水平な場所に本機を置きます。 @5章1の2 電源アダプタを接続する 手順1: プレクストークプレーヤ本体と、付属の電源アダプタを用意します。 手順2: 付属の電源アダプタのジャックを、背面の中央やや左下の電源入力端子に接続します。 手順3: 電源アダプタの電源プラグを、コンセントに差し込みます。 注意: @本体と電源アダプタ、電源プラグとコンセントを確実に接続してください。 A電源アダプタを使用する時は本機に接続した後、電源プラグをコンセントに接続して頂くことをお勧めします。 @5章1の3 電源を入れる 手順 右側の丸い凹んだ電源キーを押し続けます。 本機の内蔵スピーカから起動音がしたら手を離します。 ポイント: 電源キーは誤動作を防止するため、0.5秒以上押し続けたときに電源が入るようになっています。 @5章1の4 CDを挿入し再生する 手順: 正面のCD挿入取り出し口にCDを奥まで挿入します。 自動的に再生が始まります。 厳守: @DAISY1.0形式の図書は再生できません。 A円形のCDのみ対応。 直径8センチのCDには対応していません。 名刺型などの異形のCDは故障の原因になりますので使用しないでください。 Bラベルを貼ったCDは使用しないでください。 次のような故障・不具合の原因になります。 CDの取り出しができない。 CDの記録面に傷がつく。 再生ができない。 ポイント: @CDの挿入は、奥まで挿入してください。 A記録面は下(印刷面は上)にして挿入してください。 逆に入れると「再生できないディスクです」とガイドがあり排出されます。 記録面を確認してもう一度挿入してください。 BCDの記録面は、中央の穴から外周方向に約1センチの所に凸があります。 逆の印刷面のほぼ同様の位置は凹んでいます。 @5章1の5 再生音量の調節をする 手順: 中央上の半円の形をした音量アップダウンキーを押して聞き取りやすい音量に調節してください。 注意: 再生中の音量調節の場合はキー操作音のみで、音量の大きさのガイドはありません。 再生されている音量でご確認ください。 ポイント: @0から20まで1刻みで、音量の調節ができます。 A音量の標準は「10」です。 B音声ガイドも同様に調節されます。 音声ガイドの音量のみ調節したい場合は、「7章3 音声ガイドの音量を調節する」を参照してください。 C音量の調節後に標準にすばやく戻したい場合は、音量アップキーとダウンキーを同時に押します。 @5章1の6 停止する 手順: 中央の一番下の四角くくぼみのある再生停止キーを押すと停止します。 ポイント: 再生停止キーを押し続けることで、見出しがガイドされます。 @5章1の7 再生を再開する 手順: 再生停止キーを押すと再生が再開します。 @5章1の8 CDを取り出す 手順: 右側の一番下の取り出しキーを押すとCDが取り出せます。 @5章1の9 電源をオフにする 手順: 電源キーを押し続け、操作音がしたら手を離します。 注意: 電源キーを押しても電源がオフにならない場合は、電源キーとおやすみタイマーキーを同時に8秒以上押してください。 強制的に電源がオフになります。 @5章2 基本的な操作についてA @5章2の1 スピードを調節する 手順: 音量アップダウンキーの右側のスピードアップダウンキーでスピードの調節ができます。 注意: 再生中のスピード調節の場合はキー操作音のみで、スピードのガイドはありません。再生されているスピードでご確認ください。 ポイント: @−2、−1、標準、+1、+2、+3、+4、+5、+6、+7、+8の11段階で0.25倍刻みでスピードが選択できます。 −2が0.5倍速、+4が2倍速、+8が3倍速です。 Aスピードを調節した後にすばやく標準に戻したい場合は、スピードアップキーとダウンキーを同時に押します。 @5章2の2 送り、戻しをする 手順1: 再生停止キーの左右の戻しキー、送りキーを1回押します。 前または次のフレーズから再生されます。 手順2: 送りキーまたは戻しキーを押し続け、移動したい場所で手を離します。 ポイント: 押し続けることで、4倍、8倍、16倍と次第に速くなり、16倍になると手を離してもそのまま16倍で送りまたは戻し続けます。 再生停止キーを押すことでその位置から再生されます。 @5章2の3 トーンを調節する 手順: 音量アップダウンキーの左側にあるトーンアップダウンキーを押してトーンを調節することで、より聞き取りやすい音に調節します。 注意: 再生中のトーン調節の場合はキー操作音のみで、トーンのガイドはありません。 再生されている音のトーンでご確認ください。 ポイント: @-6、-5、-4、-3、-2、-1、標準、+1、+2、+3、+4、+5、+6の13段階でトーンの調節ができます。 Aトーンを調節した後にすばやく標準に戻したい場合は、トーンアップキーとダウンキーを同時に押します。 @5章2の4 おやすみタイマーを設定する お休み前にCDを聞きたいときなどに設定しておくと便利です。 手順: おやすみタイマーキーを押すごとに、30分、60分、90分、120分、オフから選択し設定することができます。 ポイント: @おやすみタイマーが設定されている時に、おやすみタイマーキーを押すと残り時間が確認できます。 A「オフ」を選択することで、おやすみタイマーを解除できます。 @5章2の5 自動電源オフについて バッテリーでの動作で、再生や操作をしていない状態で30分が経過すると自動的に電源がオフされます。 自動的に電源がオフになる1分前にガイドがあります。 @6章 知っておくと便利な機能 @6章1 DAISY図書の情報を聞きましょう 手順1: 情報キーを押すことで、時間情報、ページ情報、電源の状態がガイドされます。 情報キーを続けて押すと、スキップして情報を聞くことができます。 例えば、情報キーを2回続けて押すことで、ページ情報から聞くことができます。 時間情報では、経過時間、残り時間、総時間、 ページ情報では、現在のページ、総ページ、 電源の状態では、電源の状態、バッテリーの状態 がガイドされます。 手順2: 再生停止キーを押し続けることで、現在の見出しを聞くことができます。 @6章2 移動単位を選択して移動しましょう 手順: 上キーまたは下キーを押して移動したい移動単位を選択し、左キーまたは右キーを押して移動します。 ポイント: @CDが挿入された時点は「レベル1」が選択されています。 A移動単位には、「レベル1から6」、「グループ」、「ページ」、「時間」、「しおり」、「先頭最後」があります。 B移動単位は、聞いているDAISY図書によって変わります。 設定がない場合は、選択できません。 付属の取扱説明書CDはページが設定されていませんので「ページ」は選択できません。 C「先頭最後」を選択した場合は、左キーを押すとそのタイトルの先頭に、右キーを押すと最後に移動します。 D「時間」または「ページ」を選択した場合は、左または右キーを1回押すと1分または1ページで移動をします。 左キーまたは右キーを押している間、10分または10ページづつの移動になり、手を離した位置から再生されます。 @6章3 音声ガイドを調節しましょう 通常は音声ガイドの音量と再生の音量は、一緒に調節できますが、音声ガイドだけを調節することができます。 手順: 情報キーを押しながら、音量アップキーまたは音量ダウンキーを押して聞き取りやすい音量に調節してください。 ポイント: @0から20まで1刻みで、音声ガイドの音量の調節ができます。 A音量の標準は「10」です。 @6章4 しおりを使いましょう @6章4の1 しおりを付ける DAISY図書CDには、あとで読み返すことができるようにしおりを付けることができます。 しおりを付けたい場所でしおりキーを押し、再生停止キーを押します。 ポイント: @しおりを付けない場合は、「キャンセル」とガイドがあるまでしおりキーを何回か押すとキャンセルすることができます。 Aしおりの番号は、1から順番に付けられます。 Bしおりの数は、全合計で最大10000個記憶できます。 これを超えた場合は、古いしおりから自動的に削除されます。 @6章4の2 付けたしおりに移動する 手順 上キーまたは下キーを押して「しおり」を選択し、左キーまたは右キーを押して移動します。 ポイント: @しおりの移動は、しおりの番号順に移動します。タイトルの先頭からの再生の順番ではありません。 Aしおりは、聞いているDAISY図書にしおりが付いている時のみに選択できます。 Bしおりは本体内のメモリに記憶されますので、本機以外では移動できません。 @6章4の3 しおりを消す 手順: しおりキーを2回押し、再生停止キーを押すことで、そのタイトルの全てのしおりを消すことができます。 注意: しおりを1つだけ消すことはできません。 しおりを消す時は、そのタイトル全てのしおりが消えます。 ポイント: @しおりを消さない場合は、「キャンセル」とガイドがあるまでしおりキーを何回か押すとキャンセルすることができます。 @7章 バッテリーについて @7章1 バッテリーの充電について 本機をご使用になる前には、必ずバッテリーを充電してください。 フル充電には最大約4時間かかります。 充電しながら、使用することができます。 注意: @本体、電源アダプタ、電源コード、コンセントは、確実に接続してください。 Aバッテリーの充電はアダプタを使用することで自動的に充電をはじめますが、気温が5℃から30℃の温度以外では充分に充電されない場合があります。 @7章2 バッテリーの保管方法について バッテリーを長期間使用しない場合でも、性能を維持するために3ヶ月に1回程度、フル充電にして湿度の低い涼しい場所で保管してください。 @7章3 バッテリーの寿命とリサイクルについて バッテリーは、消耗品です。 使用回数を重ねたり、時間が経過するにつれバッテリーの容量は少しずつ低下します。 使用できる時間が大幅に短くなった場合は、バッテリーの寿命です。 バッテリーの交換については、プレクストークお問い合わせ窓口までご連絡ください。 注意: 寿命は、保管方法、使用状況や環境により異なります。 @7章4 バッテリーの充電状態を聞きます CDが挿入された状態で、情報キーを押すとバッテリーの充電状態が確認できます。 手順: バッテリーで動作している時は、「バッテリー何%」とガイドされます。 電源アダプタが接続されている時は、「充電中」または「充電完了」とガイドされます。 ポイント: @100%でフル充電の状態です。10%刻みでガイドされます。 A20%以下の場合は充電することをお薦めします。 @7章5 バッテリーでの動作時間について バッテリーは、DAISY図書CDの再生で約5時間の動作が可能です。 音楽CDの再生で約2時間の動作が可能です。 注意: 充電時間、使用時間は、周囲の温度や使用条件によって異なります。 ポイント: バッテリーでの動作中にバッテリーがなくなると、「バッテリーがなくなりました。アダプタを取り付けてください」と2分前にガイドがあります。 自動的に電源がオフされる前に、付属の電源アダプタを接続することで、継続してご使用いただけます。 @8章 音楽CD 一般のCDショップで販売されている音楽CDをプレクストークで楽しむことができます。 @8章1 音楽CDを聞きましょう @8章1の1 再生する 手順1: CD挿入取り出し口に、音楽CDを挿入します。再生が始まります。 手順2: 再生停止キーを押すことで再生または停止します。 注意: コンパクトディスク(CD)規格に準拠していない著作権保護技術付き音楽ディスク等の再生動作及び音質の保証はいたしかねます。 当該ディスクの再生につきましては音楽ディスクのパッケージの表示をよくお読みください。 ポイント: 曲の途中で停止し再生すると、停止した位置から再生が始まります。 @8章2 音楽CDの情報を聞きましょう 手順: 情報キーを押すことで、トラック情報、トラック時間情報、CD時間情報、電源の状態がガイドされます。 トラック情報では、現在のトラック、総トラック数のガイドがあります。 トラック時間情報では、トラックの経過時間、トラックの残り時間、トラックの総時間のガイドがあります。 CD時間情報では、ディスクの経過時間、ディスクの残り時間、ディスクの総時間のガイドがあります。 @8章3 聞きたい場所に移動しましょう @8章3の1 送り、戻しをする 手順1: 送りキーまたは戻しキーを1回押すことで、約3秒の送りまたは戻しができます 手順2: 送りキーまたは戻しキーを押し続けることで、押している間連続して送りまたは戻しができます。 手をはなしたところから再生が始まります。 ポイント: 押し続けることで、2倍、4倍と次第に速くなります。 4倍になると手を離してもそのまま送りまたは戻しを続けます。 再生停止キーを押すことでその位置から再生されます。 @8章3の2 移動単位を選択して移動する 手順: 上キーまたは下キーを押して、移動したい移動単位を選択し、左キーまたは右キーを押して移動します。 ポイント: 移動単位には、「トラック」と「先頭最後」があります。 @8章4 しおりを使いましょう もう一度聞きたい場所にしおりを付けることができます。 @8章4の1 しおりを付ける 手順: しおりを付けたい場所でしおりキーを押し、再生停止キーを押します。 ポイント: @しおりを付けない場合は、「キャンセル」とガイドがあるまでしおりキーを何回か押すと キャンセルすることができます。 Aしおりの番号は、1から順番に付けられます。 @8章4の2 付けたしおりに移動する 手順: 上キーまたは下キーを押して「しおり」を選択し、左キーまたは右キーを押して移動します。 ポイント: しおりの移動は、しおりの番号順に移動します。アルバムの先頭からの再生の順番ではありません。 @8章4の3 しおりを消す 手順: しおりキーを2回押し、再生停止キーを押すことで、全てのしおりを消すことができます。 注意: しおりを1つだけ消すことはできません。 しおりを消す時は、そのアルバムの全てのしおりが消えます。 ポイント: @しおりを消さない場合は、「キャンセル」とガイドがあるまでしおりキーを何回か押すと キャンセルすることができます。 @9章 MP3 MP3で圧縮されたCDをプレクストークで楽しむことができます。 MP3とはMPEG Audio Layer3の略で、音声圧縮の規格の1つです。 MP3で圧縮されたディスクはCD並みの音質でファイル容量をウェーブファイルの10分の1近くまで圧縮していますので、1枚のCDに音楽MP3ステレオの音質で約10時間収録することができます。 @9章1 MP3について @9章1の1 MP3ファイルと著作権 MP3ファイルは、必ず著作権法を遵守してご使用ください。 著作権法に違反して使用した場合、損害賠償を含む刑罰の対象となります。 @9章1の2 MP3ファイルの作成 MP3ファイルを作成するには、専用のソフトウェアが必要になります。 作成したMP3ファイルからMP3ディスクを作成する場合には、アイエスオー9660レベル1、アイエスオー9660レベル2、ジョリエット、ロメオのいずれかのフォーマットで作成してください。 @9章1の3 MP3ディスクの制限 @ビットレート MPEG1 Layer3 32キロから320キロbps、MPEG2 Layer3 8キロから160キロbpsに対応しています。 またブイビーアール(Variable Bit Rate 可変ビットレート)で圧縮されたファイルは再生できますが、時間情報が正確ではありません。 Aファイル 1つのフォルダに含まれるファイルは1022個までです。 それ以上のファイルは認識しません。 Bフォルダ フォルダ1つが、アルバムとなります。ルートを含め8階層、254個のフォルダまで認識します。それ以上のフォルダは認識しません。 フォルダ数が多いと、ディスク情報の読み込みにかかる時間が長くなります。 記録する方式、ディスクアットワンス、トラックアットワンス、パケットライト(ファイナライズ済み)の方式に対応しています。 @9章2 MP3CDを聞きましょう @9章2の1 再生する 手順1: 正面のCD挿入取り出し口に、MP3CDを挿入します。再生が始まります。 手順2: 再生停止キーを押すと再生または停止します。 ポイント: @アルバムが1つの場合は、アルバム数のガイドはありません。 A曲の途中で停止し再生すると、停止した位置から再生が始まります。 Bプレイリスト(エムスリーユー)がある場合は、そのリストに従って再生されます。 @9章3 MP3CDの情報を聞きましょう 手順: 情報キーを押すことで、トラック情報、現在位置情報、電源状態がガイドされます。 トラック情報では、現在のアルバム番号、現在のトラック番号、現在のアルバムのトラック数、全てのアルバム数のガイドがあります。 現在の位置情報では、トラックの経過時間、トラックの残り時間、トラックの総時間のガイドがあります。 ポイント: アルバムが1つの場合は、アルバム数のガイドはありません。 @9章4 聞きたい場所に移動しましょう @9章4の1 送り、戻しをする 手順1: 戻しキーまたは送りキーを1回押すことで、約3秒の送りまたは戻しができます。 手順2: 戻しキーまたは送りキーを押し続け、移動したい場所で手を離します。 ポイント: 押し続けることで、4倍、8倍、16倍と次第に速くなります。 16倍になると手を離してもそのまま送りまたは戻しを続けます。 再生停止キーを押すことでその位置から再生されます。 @9章4の2 移動単位を選択して移動する 手順: 上キーまたは下キーを押して、移動したい移動単位を選択し、左キーまたは右キーで移動します。 ポイント: @移動単位には、「アルバム」、「トラック」、「先頭最後」があります。 Aトラックの移動は、アルバム内での移動です。 @9章5 しおりを使いましょう もう一度聞きたい場所にしおりを付けることができます。 @9章5の1 しおりを付ける 手順: しおりを付けたい場所で、しおりキーを押し、再生停止キーを押します。 ポイント: @しおりを付けない場合は、「キャンセル」とガイドがあるまでしおりキーを何回か押すと キャンセルすることができます。 Aしおりの番号は、1から順番に付けられます。 @9章5の2 付けたしおりに移動する 手順: 上キーまたは下キーを押して「しおり」を選択し、左キーまたは右キーで移動します。 ポイント: しおりの移動は、しおりの番号順に移動します。 アルバムの先頭からの再生の順番ではありません。 @9章5の3 しおりを消す 手順: しおりキーを2回押し、再生停止キーを押すことで、全てのしおりを消すことができます。 注意: しおりを1つだけ消すことはできません。 しおりを消す時は、そのアルバムの全てのしおりが消えます。 ポイント: @しおりを消さない場合は、「キャンセル」とガイドがあるまでしおりキーを何回か押すと キャンセルすることができます。 @10章 プレクストークの情報 プレクストークのバージョン、言語、シリアル番号を調べることができます。 手順: 情報キーを押し続けます。 バージョン、言語、シリアル番号がガイドされます。 @11章 主な仕様 @ローディング方式 スロットイン A対応CD 直径12センチのCD、CD−R、CD−RW 厳守: 直径8センチCDは使用できません。 故障の原因になりますので使用しないでください。 名刺型などの異形のCDは故障の原因になりますので使用しないでください。 B再生可能フォーマット DAISY2.02、DAISY2.0規格準拠のDAISY図書 CD−DA(一般の音楽CD) MP3ディスク(MP3ファイルで記録されたCD) C音声出力 ヘッドホン出力端子(ライン出力) 適合インピーダンスは、32オーム不平衡(600オーム不平衡) ジャックは、直径3.5ミリステレオミニジャック 内蔵スピーカ(モノラル) 直径5.7センチ 防滴仕様 インピーダンス 7オーム Dフットスイッチ入力 直径2.5ミリミニジャック E電源 電源アダプタ AC100ボルトから240ボルト 50または60ヘルツ プラグはAタイプ(日本、アメリカタイプ) Fバッテリー ニッケル水素充電池 1.2ボルトx6本、1500ミリアンペアアワー 充電時間、最大約4時間 使用時間、DAISY形式のCDは、再生約5時間 音楽CDは、再生約2時間 注意: 充電時間、使用時間は、周囲の温度や使用条件によって異なります。 G寸法、重量 幅22センチ、奥行き17.2センチ、高さ5.6センチ 約1.3キログラム H消費電力(最大) 18ワット AC電源100ボルト I動作温度 5℃から40℃ ただし結露しないこと 注意: 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。 @12章 用語解説 この章では、本書で使われている専門的な用語についてご説明します。 @ CD-DA CD-DAとはCD-Digital Audioの略。 オーディオ機器で再生される音楽CDはこの方式で保存されています。 A CD-R CD-R(Compact Disc-Recordable)は、書き込み可能なCDのことです。 CD-Rには、一度だけデータを書き込むことができます。 書き込まれたデータは消去したり、改ざんしたりすることはできません。 しかし、マルチセッションと呼ばれる方法により、残り容量があれば最大99回まで追記できます。 B CD-RW CD-RW(Compact Disc-ReWritable)は、書き込み・消去が可能なCDのことです。 CD-RWには、約1000回の書き込み及び消去を行うことができます。 C DAISY図書 DAISYとはデジタル情報システム(Digital Accessible Information SYstem )の略です。 DAISYフォーマットでは、音声情報が見出しごとに区切られ、その見出しを階層的に組むことができます。 例えば、いちばん大きな章をレベル1、その下の節はレベル2となります。 また、ページ数の情報なども埋め込むことができますので、検索性に優れています。 D MP3 「MPEG Audio Layer-3」の略称で、高圧縮率で高品質なサウンドデータ圧縮技術、もしくはそれを使って圧縮されたサウンドデータのことです。 CD品質のデジタルサウンドデータ(44.1キロヘルツ、16bit、ステレオ)は、無圧縮だと1分あたり約10MBのサイズになりますが、MP3ではこれを約10分の1(約1MB)に圧縮することができます。 E グループ グループとは、セクション内に付ける区切りのことです。 グループで移動するときは、見出しにも止まります。 F セクション DAISY図書の章、節、項などで分けられた内容を本書ではセクションと表現しています。 G タイトル タイトルとは、DAISY図書自身のことであり、1つの器のようなものです。 このタイトルという器の中に、音声データや、見出し情報等が入っています。 H プレイリスト(エムスリーユー) 複数の曲(MP3ファイル)の再生順序を決め、連続再生、ランダム再生、繰り返し再生などが可能です。 I フレーズ 入力される音声には有音部分と無音部分があります。 本機が無音と判断した音が設定した長さ以上続き、その後に、無音から有音になったときに、そこから自動で新しくフレーズを作成します。 つまり、息継ぎから次の息継ぎまでのひとかたまりの音声を1つの「フレーズ」と呼んでいます。 J マルチタイトル 1枚のCDの中に複数のタイトルが収録されているDAISY図書。 K マルチボリュームディスク 1つの図書が複数のCDに録音されているDAISY図書CDです。 見出し、ページ、しおりなどディスクをまたいで移動ができます。 L レベル 通常、本はいくつかの章から成り立っています。 また、それぞれの章の下には節、そして節の下には項があります。 章がレベル1に相当し、節はレベル2、項はレベル3・・というように、本を検索していく際の単位をレベルと表しています。 M 見出し セクションの一番先頭のフレーズと、セクションが変わる位置を本書では見出しと表現しています。 例えば、取扱説明書DAISY版の「2章 安全にお使いいただくために」のフレーズ自体と、始まる位置を見出しと呼びます。 N 最大ページ 選択されているタイトルの最大ページです。 O 特殊ページ 特殊ページは、図書の途中や最後に付けられた特別なページのことです。 図表や付録などに付けられます。 上キーまたは下キーでページを選択し、左キーまたは右キーでの移動ができます。 P 前付けページ 前付けページは、図書の最初に本文の前に付けられたページのことです。 上キーまたは下キーでページを選択し、左キーまたは右キーでの移動ができます。 @13章 故障かなと思ったら この章では、故障かなと思ったときに、修理を依頼する前に確認する内容や方法などについてご説明いたします。 @13章1 症状と対応のしかた @電源キーを押しても、電源が入らない。 原因 電源コードが接続されていない。電源アダプタが接続されていない。 対応のしかた 電源プラグをコンセントに、電源アダプタを本体にしっかりと差し込み直してください。 A電源キーを押しても電源が切れない。 原因 不明です。 対応のしかた 電源キーとお休みタイマーキーを同時に8秒以上押し続けてください。 BCDを入れることができない。 原因1 電源が入っていない。 対応のしかた 電源をオンにしてCDを入れてください。 原因2 既にCDが入っている。 対応のしかた CDを取り出してください。 CCDを取り出すことができない。 原因 電源が入っていない。 対応のしかた 電源が入っているか、確実に接続されているか確認してください。 D再生できない。 原因 記録面を下にしていない。 対応しかた CDの裏表を確認して入れ直してください。 E音声ガイドがでない。 原因 ガイド音量が小さくなっている。 対応のしかた 情報キーを押しながら音量アップダウンキーでガイド音量の音量が聞こえるようにしてください。 F「再生できないディスクです」とガイドされた。 原因1 記録面を下にしていない。 対応のしかた CDの裏表を確認して入れ直してください。 原因2 再生できないディスクが挿入された。 対応のしかた 音楽CD形式、DAISY形式、MP3CD形式のディスクを挿入してください。 G「アダプタ異常です」とガイドされた。 原因 間違った電源アダプタを使用している。 対応のしかた 付属の電源アダプタを使用してください。 H「バッテリー異常です」とガイドされた。 原因 バッテリーに異常が起きた可能性があります。 対応のしかた 電源アダプタをコンセントから抜き、本機からも外します。 修理が必要ですので、弊社までご連絡ください。 @14章 保証とアフターサービス @14章1 保証について 本製品には保証書が付属しています。保証書の記載内容を以下に示します。 シナノケンシ株式会社は、本製品のお買い上げ日から1年間(以下「保証期間」といいます)に本製品に不具合が認められた場合には、本製品が添付の取扱説明書に従ってご使用されている場合に限り、不具合の内容や程度等を考慮して、無償にて修理あるいは交換などの対応をいたします。但し、次のような場合は、保証期間を問わず、保証の対象にはなりません。あらかじめご了承ください。 ・ 取扱説明書に記載された警告、注意事項その他使用条件・方法と異なる使用をした場合。 ・ 付属コード、電源アダプタなど、付属品以外のものを使用して破損した場合。 ・ フロントパネル等の外面の損傷など。 ・ 不具合の原因が不適当と思われるご使用方法である場合。 ・ 不具合の原因が落下等の過大な衝撃である場合。 ・ 不具合の原因が部品等の自然劣化・消耗である場合。 ・ 不具合の原因が落雷、風水害、地震、火災、塩害、その他天災地変である場合。 ・ 不具合の原因が光ピックアップ等の部品の自然劣化、消耗の場合。 ・ バッテリーの寿命による動作不良、停止。 ・ 不具合の原因が本製品に接続した他の機器である場合。 ・ 弊社又は弊社が指定した者以外の者(個人、事業者を含みます)により改造、修理された場合。 ・ 本製品を第三者に譲渡した場合。 ・ 本製品より取り外した部品の修理。 ・ 修理等のご依頼の際に保証書のご提示がない場合。 ・ 保証書に必要事項の記載がない場合、または保証書の文言が書き換えられている場合。 ・ 本製品を日本国外で使用する場合。 弊社は、いかなる場合においても、お客様の逸失利益、特別損害、付随的損害又はその他の結果的損害について、一切の責任を負うものではありません。また、弊社の責に帰すべき理由により、お客様に損害が発生した場合であっても、弊社は直接かつ通常の損害についてのみ補償し、その金額は、本製品の購入価格を上限とさせていただきます。 保証サービスを受ける場合は、14章3に記載されている「プレクストークお問い合わせ窓口」までご連絡ください。 その際、製品の保証が有効であることを確認するため、購入を証明する書類を提示していただく場合があります。 @14章2 修理依頼の時に必要な情報 本機の修理をご依頼いただく場合は、14章3に記載されている「プレクストークお問い合わせ窓口」までご連絡ください。 担当者より修理の手続きについてご説明します。 その際に次の内容について、確認できる範囲でお知らせください。 お名前 Email 電話 FAX ご住所 〒 商品名 プレクストーク PTN1 製造番号(シリアルナンバー) 購入年月日 バージョン番号 故障、不具合の状況として、必要に応じて以下の内容を確認させていただきます。 □電源が入らない □CDが入らない □CDが取り出せない □再生できない □電源キーの点滅 回数(   ) □音声ガイドによるエラー(                 ) 症状を詳しくお知らせください。(                    ) 修理をご依頼される場合は、製品に必ず保証書を添付してください。 お知らせいただいたお客様の個人情報は、製品の保証・修理及び履歴管理の目的以外には一切使用いたしません。 @14章3 商品の問い合わせについて 本機を操作している時にトラブルが発生した場合は、まず「13章 故障かなと思ったら」を参考にしながら対処してください。 それでも、解決できない場合は、弊社までお問い合わせください。 お問合せ先 〒386−0498 長野県上田市上丸子1078 シナノケンシ株式会社 プレクストークお問い合わせ窓口 電話:0570-064177 なお、IP電話、光電話をご利用の方は0268−43−8151までご連絡ください。 (月から金 9:30から12:00 13:00から17:00 土・日・祝・祭日は休業です。) ファクシミリやE-mailは常時受け付けております。 FAX:0268−42−2923 E-MAIL 小文字で:plextalk@skcj.co.jp ホームページ 小文字で http://www.plextalk.com/jp/ @14章4 プレクストークホームページについて プレクストークホームページでは、よくあるご質問やプレクストーク製品に関する最新の情報を提供しております。 プレクストーク専用ホームページ 小文字で http://www.plextalk.com/jp/ をご利用ください。 2012年12月 709-1084-04