【1ページ】 プレクストーク  PTN2(ピー・ティー・エヌ・ツー)  取扱説明書 テキスト版 この度は、プレクストークをお買い上げいただきありがとうございます。 この取扱説明書は、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をお聞きの上、製品を安全にお使いください。お聞きになった後は、いつでも使えるように大切に保管してください。 このテキストファイル版取扱説明書は、 墨字版の内容をテキストファイルにしたものです。 ただし、スクリーンリーダを使って読みやすいように、表は読み下し、図は言葉による説明に置き換えてあります。 また、各項目番号の頭には「@」(半角のアットマーク)を付けてあります。 読みたい項目を文字列検索で探すとき、項目番号にこのマークを付けることで、目的の箇所を確実に見つけることができます。 【2ページ】 @本製品の特徴  1. DAISY図書を聞く DAISY(デイジー)は、視覚障害者や活字の印刷物を読むことが困難な人々のために開発されたデジタル録音図書の規格です。DAISY図書とは、この規格にそって制作された図書のことを言います。DAISY図書は、デジタル録音されたデータに、見出しやページなどの印が付けられており、本製品は、その印によって聞きたい箇所にすばやく移動することができます。 2. 音楽を聞く 音楽を、繰り返し再生やシャッフル再生などの再生方法で楽しめます。 3. DAISY図書や音楽をバックアップする DAISY図書や音楽CDを、SDカードやUSB機器に簡単にバックアップすることができます。また、SDカードとUSB機器の間でも相互にバックアップを行うことができます。 4. 便利な機能 さらに、次のような便利な機能があります。 @音声で本製品の動作を明確に知らせる音声ガイド機能 A設定した時間になると自動的に電源が切れる「お休みタイマー」機能 B再生のスピードを速くしたり遅くしたりする機能 C自由な場所にしるしを付けられる「しおり」機能 【3ページ】 @目次 本製品の特徴 2ページ 目次 3ページ 安全にお使いいただくために 7ページ <警告> 7ページ <注意> 10ページ 使用許諾 11ページ その他の注意事項 12ページ 1章 はじめに 13ページ 1章1 入っているものを確認しましょう 13ページ 1章2 簡単カバーについて 14ページ 1.2.1 簡単カバーの取り外し方 14ページ 1.2.2 簡単カバーの取り付け方 15ページ 1章3 各部の名称と働き 16ページ 1.3.1 本体の形状 16ページ 1.3.2 操作面 17ページ 1.3.3 前面 20ページ 1.3.4 背面 20ページ 1.3.5 左側面 21ページ 1.3.6 底面 21ページ 2章 準備しましょう 22ページ 2章1 電源アダプターを接続する 22ページ 2章2 電源のON/OFF 23ページ 2.2.1. 電源を入れる 23ページ 2.2.2. 電源を切る 23ページ 2章3 音量・スピード・トーンの調整 24ページ 2.3.1. 音量を調整する 24ページ 2.3.2. スピードの調整 25ページ 2.3.3. トーン(音質)の調整 25ページ 3章 基本操作編:CDを再生する 26ページ 3章1 CDについて 26ページ 3.1.1 CDの取扱いについて 26ページ 3.1.2 再生できるCD 26ページ 3.1.3 CDの入れ方 27ページ 3.1.4 CDの取り出し方 27ページ 3章2 DAISY図書を聞く 28ページ 3.2.1. 再生・停止する 28ページ 3.2.2. 早送り、巻き戻しをする 28ページ 3章3 DAISY図書の便利な頭出し 29ページ 3.3.1. DAISY図書の移動単位について 29ページ 3.3.2. 2キーまたは8キーで移動単位を選択する 30ページ 3.3.3. 前後の見出しに移動する 31ページ 【4ページ】 3.3.4. 前後のグループに移動する 32ページ 3.3.5. 前後のページに移動する 32ページ 3.3.6. 前後のフレーズに移動する 33ページ 3.3.7. ダイレクト移動:ページに移動する 34ページ 3.3.8. ダイレクト移動:見出しに移動する 34ページ 3.3.9. ダイレクト移動:先頭・最後に移動する 35ページ 3章4 読みたい本を選ぶ 36ページ 3章5 音楽CDを聞く 37ページ 3.5.1. 音楽CDの移動単位について 37ページ 3.5.2. 前後のトラックに移動する 38ページ 3.5.3. ダイレクト移動:トラックに移動する 38ページ 4章 基本操作編:その他の機能 39ページ 4章1 お休みタイマー 39ページ 4章2 しおり 40ページ 4.2.1. しおりを付ける 40ページ 4.2.2. 番号でしおりに移動する 41ページ 4.2.3. 前後のしおりに移動する 41ページ 4.2.4. しおりを削除する 42ページ 4.2.5. 選択中タイトルのしおりを全て削除する 42ページ 4章3 様々な情報を聞く 43ページ 4.3.1. 情報を聞く 43ページ 4.3.2. 現在の日時を確認する 43ページ 4章4 キー説明、キーロック 44ページ 4.4.1. キー説明 44ページ 4.4.2. キーロック 44ページ 4章5 移動を取り消す(アンドゥ、リドゥ) 45ページ 4.5.1. アンドゥ 45ページ 4.5.2. リドゥ 45ページ 5章 SDカード・USB機器 46ページ 5章1 SDカードについて 46ページ 5.1.1 SDカードの形状 46ページ 5.1.2 使用できるSDカードについて 46ページ 5.1.3 SDカードの入れ方 46ページ 5.1.4 SDカードの取り出し方 47ページ 5.1.5 書き込み禁止スイッチ 47ページ 5章2 USB機器について 48ページ 5.2.1 利用可能なUSB機器 48ページ 5.2.2 USB機器の接続方法 48ページ 5.2.3 USB機器の外し方 49ページ 6章 DAISY図書CDや音楽CDをバックアップする 51ページ 6章1 DAISY図書CDをバックアップする 52ページ 【5ページ】 6章2 音楽CDをバックアップする 54ページ 7章 使いこなし編:再生 56ページ 7章1 SDカードやUSB機器に保存されているタイトルを再生する 56ページ 7章2 SDカードやUSB機器に保存されている音楽を聞く 57ページ 7.2.1. 音楽の移動単位 57ページ 7.2.2. 前後のアルバムに移動する 58ページ 7.2.3. 前後のトラックに移動する 58ページ 7.2.4. ダイレクト移動:アルバムに移動する 59ページ 7.2.5. ダイレクト移動:トラックに移動する 59ページ 7章3 テキストファイルを聞く 60ページ 7.3.1. テキストファイルについて 60ページ 7.3.2. 移動単位について 60ページ 7.3.3. 早送り、巻き戻しをする 60ページ 7.3.4. 段落ごとに移動する 61ページ 7.3.5. 前後の段落や文に移動する 61ページ 7.3.6. ダイレクト移動:特定の位置に移動する 61ページ 7章4 ヘルプを聞く 62ページ 7章5 SDカードとUSB機器との間でバックアップする 63ページ 8章 使いこなし編:メニュー 64ページ 8章1 メニューについて 64ページ 8章2 再生設定 65ページ 8.2.1. DAISY図書とテキストファイルの再生設定 65ページ 8.2.2. 音楽の再生設定 66ページ 8章3 メディア管理 67ページ 8.3.1. メディア、タイトル情報を聞く 67ページ 8.3.2. SDカードの内容を全消去する 68ページ 8.3.3. タイトル削除(アルバム削除) 69ページ 8章4 管理 70ページ 8.4.1. プレクストークの情報 70ページ 8.4.2. ガイド音量の選択 70ページ 8.4.3. テキスト読み上げ音声の選択 71ページ 8.4.4. 待ち受け音の選択 71ページ 8.4.5. 時計設定 72ページ 8.4.6. テキスト読み上げの設定 73ページ 【6ページ】 8.4.7. 設定を初期化 73ページ 9章 バッテリーについて 74ページ 9章1 バッテリーの交換方法 74ページ 9章2 バッテリーで動作させる 76ページ 9.2.1 充電時間について 76ページ 9.2.2 動作時間について 76ページ 9.2.3 バッテリーの残量の確認方法 76ページ 9.2.4 自動電源OFFについて 76ページ 9章3 バッテリーに関する注意 77ページ 9.3.1 バッテリーの寿命とリサイクル 77ページ 9.3.2 バッテリーの充電について 77ページ 9.3.3 長期間使用しない場合について 77ページ 9.3.4 電源を切った状態でのバッテリーの消耗 77ページ 10章 メニュー階層一覧 78ページ 11章 付録 79ページ 11章1 パソコンでSDカードやUSB機器にデータを転送して本製品で使用する際の注意 79ページ 11.1.1 SDカードやUSB機器に保存できるファイルとフォルダの数について 79ページ 11章2 バックアップで自動的に作られるフォルダ名について 79ページ 11章3 音声ファイルの連続再生の順序 80ページ 11.3.1 ひとつのフォルダ内での連続再生の順序 80ページ 11.3.2 フォルダが複数ある場合の連続再生の順序 80ページ 12章 用語解説 81ページ 13章 故障かなと思ったら 83ページ 13章1 症状と対応のしかた 83ページ 13.1.1 症状と対応のしかた(全般) 83ページ 13.1.2 音声ガイドと対応のしかた (再生) 85ページ 13.1.3 音声ガイドと対応のしかた (バックアップ) 86ページ 13.1.4 音声ガイドと対応のしかた (その他) 86ページ 13章2 よくある質問 Q&A 87ページ 14章 仕様 88ページ 14章1 全般的な仕様 88ページ 14章2 オーディオ特性 89ページ 14章3 主要な機能 89ページ 14章4 バッテリー 89ページ 15章 動作確認済メディアおよびオプション品 90ページ 16章 保証について 91ページ 17章 お問い合わせについて 92ページ 索引 93ページ 【7ページ】 @安全にお使いいただくために 本製品は安全に十分配慮して設計されています。しかし、電気製品はまちがった使い方をすると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。 警告及び注意事項について <警告>これらの告知を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う恐れがあります。 <注意>これらの告知を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う恐れ又は物的損害が発生する恐れがあります。 ※次の警告及び注意事項の中で使われる「本製品」という表現には、PTN2本体のみならず、バッテリーや電源アダプターも含まれます。 @<警告> 1、煙が出る、異臭がする等の異常がある場合、そのまま使用すると火災、感電、けが等の原因になります。ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。その際、本体またはバッテリーが高温になっている可能性がありますので、火傷しないように十分注意してください。 2、万一、バッテリーから液がもれたら、ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、すぐに火気より遠ざけ、販売店にご連絡ください。漏れた液や気体に引火して発火、破裂の恐れがあります。バッテリー液が目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医師に相談してください。液が皮膚や衣服に付いたときは、水でよく洗い流してください。 3、本製品の隙間から金属物などの異物を入れたり、本製品に水や洗浄液等の液体をこぼしたりしないでください。ショートして火災や感電や故障の原因になり、大変危険です。異物や液体が入ってしまった場合は、ただちに電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。 【8ページ】 4、分解、修理、改造をしないでください。レーザー光線が放射されたり、火災・感電・故障の原因になり、大変危険です。修理は弊社「お問い合わせ窓口」にご依頼ください。 5、お風呂や雨の当たる場所、湿気の多い場所で使用しないでください。感電・火災・故障の原因になります。 6、濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。 7、付属の電源アダプターや電源コード、弊社指定のバッテリー以外は使用しないでください。また、AC100V 50/60Hz 以外の電源は使用しないでください。火災や感電や故障の原因になります。 8、電源プラグについたほこりは定期的に清掃してください。その際、電源プラグをコンセントから抜いた後に清掃してください。また、たこあし配線をしないでください。ほこりがたまったり、たこあし配線をしたりすると、火災や感電の原因になります。 9、電源プラグを差し込む際は、プラグ本体を持って根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全だと火災や感電の原因になります。また、電源プラグを抜く際は、必ずプラグを持って抜いてください。電源コードを引っ張ってプラグを抜くと、コードが傷つき、火災や感電の原因になります。 10、電源アダプター、電源コードを傷つけないでください。重いものを乗せたり、引っ張ったり、加工したり、傷つけたり、無理に曲げたり、ねじったり、束ねたり、挟んだり、熱器具を近づけたりするとアダプターやコードが傷つき、火災や感電の原因となります。 11、自動車・バイク・自転車等の乗り物を運転しながら本製品を使用しないでください。交通事故の原因になります。また、歩きながらの使用に際しては、足元や周囲の交通には十分に注意してください。転倒や交通事故の原因になります。 12、本製品内部のCD読み取り用の光ピックアップから放射されるレーザー光線は目など人体に有害です。内部をのぞきこまないでください。 【9ページ】 13、本製品で利用可能なSDカードやUSBフラッシュメモリなどの、サイズの小さなメディアは、乳幼児の手の届く場所に置かないでください。誤飲すると健康に悪影響を及ぼします。誤飲した際は、ただちに医師に相談してください。 14、本製品やメディアを、埃の多い場所、直射日光の当たる場所や暖房器具に近い場所、炎天下の車内等に置かないでください。また、携帯電話、オーディオアンプ、電子レンジ、トースター、ヘアドライヤー、その他、熱や電波を発生する電気製品の近くに置かないでください。火災や感電、故障の原因になります。 15、本製品に対して、たたく、踏みつける、重いものを乗せる、落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。また、火の中に入れたり、電子レンジやオーブンなどで加熱したりしないでください。火災や感電、故障の原因になります。 16、長期間ご使用にならないときは、電源プラグをコンセントから抜いてください。 17、本体を廃棄する際は、お住まいの自治体の定める廃棄物分別方法に従って処分してください。バッテリーの廃棄は「充電式電池リサイクル協力店」にご持参して廃棄してください。 18、お手入れの際は、電源を切ってください。感電の原因になります。汚れを拭き取る場合は、柔らかい清潔な布をご使用ください。水や洗剤などの液体が本製品にかからないようにご注意ください。液体が本製品にかかると、火災や感電や故障の原因になります。 19、本製品を飛行機内で使用する場合は、航空会社の指示に従ってください。 【10ページ】 @<注意> 1、本製品は長時間使用すると温かくなることがあります。長時間皮膚の同じ場所に触れていると、熱い・痛いなどの自覚症状がなくても低温やけどのおそれがありますので、長時間皮膚の同じ場所に触れないようにしてください。 2、長時間ヘッドホンをご使用になると聴覚へ悪影響を及ぼす恐れがあります。長時間の連続使用は避けてください。 3、本製品は傾いた場所や不安定な場所を避け、必ず水平な状態でご使用ください。また、垂直に立てかけたりしないでください。故障の原因になります。 4、8cmCD(シングルCD)は使用しないでください。アダプターを付けても使用できません。また、名刺型などの異形のCDは使用しないでください。故障の原因になります。ラベルやシールを貼ったCDは使用しないでください。「CDの取り出しができない」「CDの記録面に傷がつく」「再生ができない」などの故障・不具合の原因になります。 5、SDカードは正しい向きで入れてください。また、出し入れの際、決して無理な力を加えないでください。間違った向きで入れたり、無理な力を加えて出し入れしたりすると故障の原因になります。本製品のカードスロットはSDカードおよびSDHCカード専用です。それ以外のカードをSDカード挿入口に差し込まないでください。故障の原因になります。 6、本製品の中にメディアを入れた状態及び電源アダプターを付けたままでの持ち歩き、移動・運搬はおやめください。故障の原因となります。 7、本製品が動作している際に振動等を与えないでください。データの破損や故障の原因になります。 8、本体のお手入れの際、シンナーやベンジン、アルコールの入った溶剤などを使用しないでください。本製品の表面を痛めてしまいます。 9、本製品には、市販のCDレンズクリーナーはご使用にならないでください。 【11ページ】 @使用許諾  1.本取扱説明書(以下「本書」)はシナノケンシ株式会社の著作物です。したがって、定められた場合を除き、本書の一部または全部を無断で複製・複写・転写・転載・改変することは法律で禁止されています。 2.本書に記載されている内容に関しては、改良のため予告なしに変更することがあります。 3.本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不明な点あるいは不備な点などがありましたら、弊社までご連絡ください。 4.本製品及び付属品の使用に起因する損害や逸失利益の請求などにつきましては、上記に関わらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 5.本製品は「外国為替及び外国貿易法」の規定により、戦略物などの輸出規制製品に該当する場合があります。国外に持ち出す際は、日本政府の輸出許可申請などの手続きが必要になる場合があります。 6.本製品は医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器としての使用、またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。これら、設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故障により人身事故、火災事故、社会的損害などが生じても、弊社ではいかなる責任も負いかねます。設備や機器、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計など、安全設計に万全を期されるようご注意ください。 7.本製品は日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊社は一切の責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、日本国外への技術サポート及びアフターサービス等を行なっておりません。予めご了承ください。 本製品と付属品のライセンスと商標はすべて、弊社その他本製品と付属品のそれぞれの権利者が保持します。 【12ページ】 @その他の注意事項  電波障害自主規制について 本製品はテストを受けた結果、住宅内での設置による電波障害からの保護を目的として定められたFCC規格の15章に従う分類Bデジタル装置向けに設けられた規制に合ったものと認定されました。ただし、どのような装置でも電波妨害がまったく生じないという保証はありません。本製品がテレビやラジオ等の受信障害の原因となっているかは、本製品の電源のON/OFFを切り替えることで確認できます。本製品が原因の場合は次の方法を試してください。 ・受信アンテナの位置、あるいは方向を変える ・本製品と受信機の距離を離す ・本製品と受信機のコンセントを別々にする バックアップに関する著作権について 本製品によるバックアップは、著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障害者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または刑事上の制裁を受ける場合があります。 登録商標について ・SDロゴおよびSDHCロゴは、SDカード・アソシエーション の登録商標です。 ・コンパクトフラッシュはサンディスク社の登録商標です。 その他 ・本書を通して「SDメモリカード」を省略して「SDカード」と言い表します。 【13ページ】 @1章 はじめに @1章1 入っているものを確認しましょう 本製品をご使用になる前に、まず以下のものがそろっているかお確かめください。万一不足しているものがありましたら、お手数ですが本製品を購入した販売店までご連絡ください。 お願い:梱包箱や梱包材は、修理などのために本製品を安全に輸送する際に必要となることがありますので、大切に保管しておいてください。 ・プレクストーク PTN2、  1台 ・簡単カバー(本体に装着済)、 1個 ・電源アダプター、 1個 ・取扱説明書墨字版、 1冊 ・クイックガイド、 1枚 ・取扱説明書CD:DAISY版(本CD)、 1枚 ・基本操作ガイド 音楽CD版、 1枚 ・保証書、 1枚 ・動作確認済品一覧、 1枚 ・同梱品一覧表(点字)、 1枚 【14ページ】 @1章2 簡単カバーについて  ご購入時、本体には簡単カバーが取り付けられています。簡単カバーとは、機能を制限し、必要最低限のキーのみを押せるようにして簡単に使用できるようにするものです。簡単カバー取り付け時に使えるキーは、電源キー、お休みタイマーキー、イジェクトキー、タイトル選択キー、再生停止キー、送りキー、戻しキー、音量キー、トーンキーになります。 ここでは簡単カバーの取り外し方と、取り付け方を説明します。 1.2.1 簡単カバーの取り外し方  簡単カバーは丸い穴を右上にして本体に装着されています。簡単カバーには、右側面手前と左側面手前、背面に2箇所の計4箇所に固定用の「ツメ」があります。 手順 簡単カバーの右側面手前と左側面手前の、ツメのある部分を外側に開き、ツメが外れた状態のまま上へ持ち上げるとカバーを外すことができます。 <注意> ツメのある部分を外側へ引っ張る時、力を入れ過ぎるとカバーが破損する恐れがあります。力を入れ過ぎないように注意してください。 【15ページ】 1.2.2 簡単カバーの取り付け方  手順1 カバーの背面に2箇所ある固定用のツメを本体背面の段差に掛けます。 手順2 カバー全体を上から優しく押し込むと、カバーがはまります。最後まで確実にはめ込んでください。 簡単カバーについての説明は以上です。以降より本書では、簡単カバーを取り外した状態での説明となります。 【16ページ】 @1章3 各部の名称と働き  1.3.1 本体の形状  本製品を操作するための各種キーが配置されている広い面を「操作面」と呼びます。操作面の中で、網目になっている部分が右上になるように本体を置きます。手前側の面を「前面」、背後の面を「背面」、本体下側を「底面」、右側の側面を「右側面」、左側の側面を「左側面」と呼びます。 【17ページ】 各キーの位置と操作方法を簡単に説明します。詳しい操作方法は次の章以降を参照してください。 1.3.2 操作面  1、内蔵スピーカー 操作面の右上にあり、触ると網目になっています。再生音や音声ガイドが流れます。 2、お休みタイマーキー 右端の縦方向に3つ並んでいるキーの一番上のキーです。内蔵スピーカーのすぐ下にあります。お休みタイマーを設定します。 3、電源キー お休みタイマーキーのすぐ下にあり、少し窪んだ位置にあります。電源キーの右側には直線状の窪みがあり、操作面の右端を手で触ると位置が分かるようになっています。長く押すと電源がON/OFFされます。電源が入ると光ります。 4、イジェクトキー 電源キーのすぐ下にあります。少し窪んだ位置にあります。CDを取り出す時に押します。 5、タイトル選択キー(右:タイトル選択右キー、左:タイトル選択左キー) イジェクトキーの左にあります。キーは左右に分かれていて、右側をタイトル選択右キー、左側をタイトル選択左キーと呼びます。本製品では再生可能なDAISY図書や音楽をタイトルと呼び、1枚のCDの中に2冊以上のDAISY図書が収録されている時などに、タイトル選択右キーまたはタイトル選択左キーを押すことでDAISY図書のタイトルを切り替えることができます。また、タイトル選択右キーとタイトル選択左キーを同時に押すと、本製品で利用可能なCD、SDカード、USB機器を切り替えることができます。本製品では、CD、SDカード、USB機器をメディアと呼びます。 6、メニューキー お休みタイマーキーの左側にあります。本製品の設定を変更する場合や、SDカードやUSB機器にバックアップしたタイトルを削除する場合に使います。メニューキーを押すとメニューが始まります。メニューが開始されたら、4キーまたは6キーでメニュー項目を選びます。メニュー項目には、「再生設定」「メディア管理」「管理」があります。その中から目的の項目を選び、シャープキーを押して決定します。すると、詳細項目を選べる状態になりますので、4キーまたは6キーで目的の項目を選び、シャープキーを押して決定します。後は音声ガイドの指示に従って操作します。操作の途中でアスタリスクキーを押すと、現在の操作がキャンセルされ、ひとつ前の操作に戻ります。操作の途中で全てをキャンセルしたい時は、メニューキーを押すと全てキャンセルされます。また、メニューキーを長く押すとキー説明が始まり、もう一度長く押すとキー説明が終ります。 7、送りキー タイトル選択キーの左にあります。再生を早送りする際に使います。送りキーと戻しキーを同時に長く押すとキーロックが有効または無効になります。 【18ページ】 8、再生・停止キー 送りキーの左側にあります。中央が窪んだ横長の形をしています。再生・停止キーを押すと再生が始まります。もう一度押すと再生が停止します。 9、戻しキー 再生・停止キーの左側にあります。再生を巻き戻す際に使います。送りキーと戻しキーを同時に長く押すとキーロックが有効または無効になります。 10、しおりキー 左端の縦方向に4つ並んでいるキーの一番下のキーです。戻しキーの左の位置になります。しおりへ移動したり、しおりを付けたり消したりする際に使います。しおりに移動するには、しおりキーを1回押し、しおり番号をテンキーで入力してからシャープキーを押すと、そのしおりの位置に移動します。しおりを付けるには、しおりキーを2回押し、しおり番号を入力してからシャープキーを押すと、その番号のしおりが設定されます。しおりを削除するには、しおりキーを3回押し、しおり番号を入力してからシャープキーを押すと、その番号のしおりが削除されます。 11、移動キー しおりキーの上にあります。DAISY図書のページや見出し、音楽の曲やアルバムなどに、直接移動する際に使います。移動キーを1回押した後、ページ番号や曲の番号を入力してシャープキーを押すと、そのページや曲に直接移動することができます。移動キーを2回押した後、見出し番号やアルバムの番号を入力してシャープキーを押すと、その見出しやアルバムに直接移動することができます。 【19ページ】 12、メディア選択キー 移動キーの上にあります。メディア選択キーを押すごとに、本製品で利用可能なCD、SDカード、USB機器を切り替えることができます。 13、情報キー 左端の縦方向に4つ並んでいるキーの一番上のキーです。DAISY図書などに関する情報を聞くことができます。長く押すと現在の時刻と日付を音声でガイドします。 14、トーンキー(上:トーンアップキー、下:トーンダウンキー) 情報キーの右側にあります。トーン(音質)を調整することができます。キーは上下に分かれており、上半分を「トーンアップキー」、下半分を「トーンダウンキー」と呼びます。トーンアップキーを押すと高音が強調され、トーンダウンキーを押すと低音が強調されます。トーンアップキーとトーンダウンキーを同時に押すとトーンが標準に戻ります。 15、音量キー(上:音量アップキー、下:音量ダウンキー) トーンキーの右側にあります。再生音量と音声ガイド音量を同時に調整します。キーは上下に分かれており、上半分を「音量アップキー」、下半分を「音量ダウンキー」と呼びます。音量アップキーを押すと音量が大きくなり、音量ダウンキーを押すと音量が小さくなります。音量アップキーと音量ダウンキーを同時に押すと音量が初期設定値に戻ります。 16、スピードキー(上:スピードアップキー、下:スピードダウンキー) 音量キーの右側にあります。再生スピードや音声ガイドの話す速さを調整することができます。キーは上下に分かれており、上半分を「スピードアップキー」、下半分を「スピードダウンキー」と呼びます。スピードアップキーを押すとスピードが速くなり、スピードダウンキーを押すとスピードが遅くなります。スピードアップキーとスピードダウンキーを同時に押すとスピードが標準に戻ります。 17、テンキー テンキーは操作面中央に位置し、トーンキー・音量キー・スピードキーの下にある12個のキーです。電話のプッシュボタンと同じように配置されており、おもに番号の入力に使います。5キーには位置を示すために小さな突起が付いています。 また、次のような用途もあります。DAISY図書の便利な頭出しによって、現在の再生箇所から別の箇所に移動する際に、2キーまたは8キーで頭出しの移動単位を選び、4キーで前に戻り、6キーで次に進むことができます。そのほか、9キーはバックアップの開始操作、0キーはヘルプの開始と終了の操作に使います。アスタリスクキーは操作のキャンセルや直前の移動を取り消すアンドゥの操作、シャープキーは操作の決定やアンドゥの操作を取り消すためのリドゥの操作に使います。 【20ページ】 1.3.3 前面  1、CD挿入口 横長の穴がCD挿入口です。 CDを出し入れします。CDをある程度入れると自動的に取り込まれます。 1.3.4 背面  1、電源入力端子 中央の穴が電源入力端子です。付属の電源アダプターを接続します。 【21ページ】 1.3.5 左側面  1、SDカード挿入口 左側面手前側の少し窪んだ細長い穴がSDカード挿入口です。SDカードを入れます。 2、ヘッドホン出力端子 手前側から2番目の丸い穴がヘッドホン出力端子です。ヘッドホンプラグを差し込みます。ステレオ出力です。 3、USB端子 一番奥の長方形の穴がUSB端子です。USB機器を接続します。 1.3.6 底面  1、バッテリー蓋 左側にバッテリー蓋があります。出荷時にはバッテリーが装着されており、蓋はネジ止めされています。 【22ページ】 @2章 準備しましょう @2章1 電源アダプターを接続する  手順1 本製品を机・台などの平らで硬いものの上に置きます。 手順2 背面中央の電源入力端子に、電源アダプターの丸い形状をしたコードの先端部分を接続します。 手順3 電源プラグをコンセントに差し込みます。自動的にバッテリーに充電が始まります。 <警告1> 付属品以外の電源アダプターを使用すると故障・火災の原因になります。必ず付属の電源アダプターを使用してください。 <警告2> 本体と電源アダプター、電源プラグとコンセントは、しっかりと接続してください。 【23ページ】 @2章2 電源のON/OFF  2.2.1 電源を入れる  手順1 [電源キー] を長く押します。(1秒以上押し続けます。) 電源キーは操作面右端の縦方向に3つ並んでいるキーの、上から2番目にある少し窪んだキーです。 手順2 [電源キー] が点灯し、電源が入ります。 <ポイント1> 購入後、初めて電源を入れる際は、必ず電源アダプターを接続してから電源を入れてください。 <ポイント2> 購入後、初めて電源を入れた際には、本製品が起動するまでに30秒ほど時間がかかります。 2.2.2 電源を切る  手順1 [電源キー] を長く押します。(1秒以上押し続けます。) 手順2 [電源キー] が消灯し、電源が切れます。 電源のON/OFFについての説明は以上です。以降より本書では、特別の説明がない限り電源が入った状態での説明となります。 【24ページ】 @2章3 音量・スピード・トーンの調整  2.3.1 音量を調整する  手順 音量キーは操作面上部の中央にあり、他のキーより一回り大きな形になっています。上半分の [音量アップキー] を押すたびに1段階ずつ音量が大きくなり、下半分の[音量ダウンキー] を押すたびに1段階ずつ音量が小さくなります。音量は、0から25まで1段階ずつ調整できます。 <ポイント1> 音量キーを押し続けると、素早く音量が変化します。 <ポイント2> [音量アップキー] と [音量ダウンキー] を同時に押すと、初期値の音量(音量13)に戻ります。 <ポイント3> 音量を上げると再生音と共に音声ガイドの音量も上がります。なお、音声ガイドの音量のみを調整したい場合は、「ガイド音量の選択」70ページを参照してください。 <ポイント4> 再生音量をゼロにしても、わずかに音声ガイドが流れます。 <ポイント5> 再生中に音量の調整を行った場合には、音声ガイドはありません。 <注意> ヘッドホンで音声を聞く場合は適度な音量で聴いてください。大きな音量で聴き続けると聴覚を害する恐れがあります。 【25ページ】 2.3.2 スピードの調整  手順 スピードキーは操作面上部中央の音量キーの右側にあります。上半分の [スピードアップキー] を押すたびに1段階ずつスピードが速くなり、下半分の[スピードダウンキー] を押すたびに1段階ずつスピードが遅くなります。-2から+8までの段階で調整します。 <ポイント1> 再生スピードは、−2から+8までの11段階で調整できます。1段階でスピードが0.25倍増減します。−2が0.5倍速、+4が2倍速、+8が3倍速です。 <ポイント2> [スピードアップキー] と [スピードダウンキー] を同時に押すと「スピード標準」に戻ります。 <ポイント3> 音声ガイドも再生スピードと同様にスピードが変わります。 <ポイント4> 再生中にスピードの調整を行った場合には、音声ガイドはありません。 <ポイント5> テキストファイルの再生スピードは、0.5倍速から2倍速までになります。 2.3.3 トーン(音質)の調整  手順 トーンキーは操作面上部中央の音量キーの左側にあります。上半分の [トーンアップキー] を押すたびに1段階ずつ高音が強調され、下半分の[トーンダウンキー] を押すたびに1段階ずつ低音が強調されます。−6から+6までの段階で調整します。 <ポイント1> [トーンアップキー] と [トーンダウンキー] を同時に押すと「トーン標準」に戻ります。 <ポイント2> 音声ガイドのトーンも再生トーンと同様にトーンが変わります。 <ポイント3> 再生中にトーンの調整を行った場合には、音声ガイドはありません。 【26ページ】 @3章 基本操作編:CDを再生する @3章1 CDについて  3.1.1 CDの取扱いについて  CDは円盤の形をしており、直径は12cmしかありません。ドーナッツのように中心に丸い穴が開いており、穴の大きさは、ちょうど人差し指を差し込むことが出来るくらいの大きさです。CDを持つときは、真ん中の穴に人差し指を入れ、外側の縁を他の指で支えるようにして持ちます。CDの中央の穴の外側約1cmのところに、円形の凸線がある面が記録面です。記録面には大切な音声が記録されていますので、なるべく記録面には触れずに、縁を持つようにします。記録面に指紋や汚れが付くとCDを正しく読み取れない場合があります。 3.1.2 再生できるCD  本製品では次の種類のCDを再生することができます。 1、DAISY図書CD DAISY図書を収録したCDです。 2、音楽CD 市販の音楽CDです。 3、音声ファイルCD 音声ファイルを収録したCDです。複数のアルバムを1枚のCDに収録することができます。 4、テキストファイルのCD テキストファイルを収録したCDです。 <ポイント1> 本製品では標準的な直径12cmのCDを再生することができますが、直径8cmのCD(シングルCD)、名刺型などの特殊な形状のCD、ラベルやシールを貼ったCDは使用できません。無理に使うと故障の原因になります。なお、直径8cmのCD(シングルCD)はアダプターを付けても使用できません。 <ポイント2> 著作権保護技術付き音楽CDは再生できない場合があります。 <ポイント3> CDにDAISY図書、音声ファイル、テキストファイルのうちの2種類以上が保存されている場合、どれか一種類しか再生できません。 【27ページ】 3.1.3 CDの入れ方  手順 CDを前面のCD挿入口に入れます。あまり力を入れる必要はありません。CDをある程度入れると、自動的に本製品に取り込まれます。 <ポイント> 本製品はCDの記録面を下にしてCD挿入口に入れるようになっています。もし、記録面を上にして入れてしまった場合、しばらく後に「再生できないディスクです」「取り出します」とガイドされます。その際は、裏返して入れ直してください。裏返しても「再生できないディスクです」という内容の音声ガイドがあった場合は、そのCDには何も収録されていまれていません。 3.1.4 CDの取り出し方  手順 本製品の操作面右下の位置にある [イジェクトキー] を押してください。CDが自動的に排出されます。 【28ページ】 @3章2 DAISY図書を聞く  3.2.1 再生・停止する  DAISY図書などの再生・停止の方法は、次のようになります。 手順1 [再生・停止キー] を押します。再生が始まります。[再生・停止キー]は操作面手前中央にあり、中央が少し窪んだ横長のキーです。 手順2 もう一度 [再生・停止キー] を押すと、再生が停止します。 <ポイント> 本製品は、過去に聞いた1000タイトル分の図書の、最後に停止した場所を自動的に覚えていますので、電源をON/OFFしても前回停止した場所から再生します。 3.2.2 早送り、巻き戻しをする  [再生・停止キー]の右側にある[送りキー] を押し続けると早送りされ、[再生・停止キー]の左側にある[戻しキー] を押し続けると巻き戻されます。 手順1 [送りキー] または [戻しキー] を押し続けると、キュルキュルという音がした後に、1分、5分、10分、20分、30分・・・と次第に速くなり、10分以上になると指を離してもそのままの速度で送り、または戻し続けます。 手順2 10分未満の場合は、再生したいところで指を離すと、自動的に再生が始まります。10分以上の場合は、再生したい場所で [再生・停止キー] を押すと、再生が始まります。 <ポイント> テキストのみのDAISY図書の場合、5フレーズごとに早送りや巻き戻しをします。 【29ページ】 @3章3 DAISY図書の便利な頭出し  3.3.1 DAISY図書の移動単位について  DAISY図書は様々な単位によって区切られており、ある場所から次の場所へとすばやく移動することができます。次に本製品で移動可能な単位をまとめました。 1、レベル1〜6(見出し) 本の章・節・項などの内容に基づいて、頭出しをする際に使用します。たとえば、章が「レベル1」、節が「レベル2」、項が「レベル3」に相当します。頭出しされる冒頭部分を「見出し」と呼びます。 2、グループ レベル1〜6の見出しによる頭出しとは別に設定されている移動単位です。グループは、図表説明の先頭・最後などに設定されている場合があります。 3、ページ 本のページに基づいて、頭出しをする際に使用します。 4、フレーズ 文章を音読すると、句読点などの区切り目のところで、息つぎの間ができます。 この間から次の間までのひと区切りの音声を、「フレーズ」と呼びます。通常、1フレーズは数秒から十数秒程の長さになります。 5、しおり 好きな場所につけられる印です。 <ポイント1> DAISY図書によっては、「グループ」や「ページ」が設定されていない場合があります。 <ポイント2> しおり単位の移動については「番号でしおりに移動する」「前後のしおりに移動する」41ページを参照してください。 【30ページ】 3.3.2 2キーまたは8キーで移動単位を選択する  移動単位を選択するには、操作面中央にある[テンキー]のなかの [2キー] または [8キー] を押して選択します。押すたびに移動単位が音声でガイドされます。 手順1 [8キー]を押して、下方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「レベル2」「レベル3」「レベル4」「レベル5」レベル6」「グループ」「ページ」「フレーズ」「しおり」「レベル1」「レベル2」 手順2 [2キー]を押して、上方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「しおり」「フレーズ」「ページ」「グループ」「レベル6」「レベル5」「レベル4」「レベル3」「レベル2」「レベル1」「しおり」 <ポイント1> [8キー] を押していくと、より細かな移動単位に移ります。一番細かな移動単位の「フレーズ」まで達すると、その次は再び「レベル1」に戻ります。 [2キー] を押していくと、よりおおまかな移動単位に移ります。一番おおまかな移動単位の「レベル1」まで達すると、その次は再び「フレーズ」に戻ります。 <ポイント2> どのようなDAISY図書にも「レベル1」と「フレーズ」は必ずありますが、それ以外の移動単位は設定されていない場合があります。設定されていない移動単位は音声ガイドされません。 <ポイント3> [5キー] を押すと、現在選択されている移動単位を音声ガイドします。 【31ページ】 3.3.3 前後の見出しに移動する  [2キー] または [8キー] で「レベル」を選択し、[4キー] を押すと前の見出しに戻ります。 [6キー] を押すと次の見出しに進みます。たとえば、「3章5節」に移動するには次のように操作します。 手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「レベル1」を選択します。 手順2 [6キー] を何回か押して、「3章」まで移動します。行き過ぎたら [4キー] で前に戻ります。自動的に再生が始まります。 手順3 [8キー] を1回押して、「レベル2」を選択します。 手順4 [6キー] を何回か押して、「3章5節」まで移動します。行き過ぎたら [4キー] で前に戻ります。自動的に再生が始まります。 <ポイント> [2キー] または [8キー] で「レベル2」に設定し、[6キー] または [4キー] で移動すると、「レベル1」と「レベル2」の両方の見出しに移動します。また、「レベル3」に設定して移動すると、「レベル1」と「レベル2」と「レベル3」の見出しに移動します。 【32ページ】 3.3.4 前後のグループに移動する  [2キー] または [8キー] で「グループ」を選択し、[4キー] または [6キー]でグループごとに移動できます。 手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「グループ」を選択します。 手順2 [6キー] を押すたびに、1グループずつ進みます。[4キー] を押すと戻ります。自動的に再生が始まります。 <ポイント1> グループとグループの間に見出しがあった場合には、見出しにも移動します。 <ポイント2> グループが設定されていない場合、[2キー] または [8キー] でグループを選択することはできません。 3.3.5 前後のページに移動する  [2キー] または [8キー] で「ページ」を選択し、[4キー] または [6キー]でページごとに移動できます。 手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「ページ」を選択します。 手順2 [6キー] を押すたびに、1ページずつ進みます。[4キー] を押すと戻ります。自動的に再生が始まります。 <ポイント1> ページが設定されていない場合、[2キー] や [8キー] でページを選択することはできません。 <ポイント2> 手順2で、[4キー] または [6キー] を長く押すと10ページ、20ページ、30ページというように、10ページずつ移動します。 【33ページ】 3.3.6 前後のフレーズに移動する  [2キー] または [8キー] で「フレーズ」を選択し、[4キー] または [6キー]でフレーズごとに移動できます。 手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「フレーズ」を選択します。 手順2 [6キー] を押すたびに、1フレーズずつ進みます。[4キー] を押すと戻ります。自動的に再生が始まります。 この方法の他に、送りキーまたは戻しキーを使う方法もあります。 手順 [送りキー] を押すたびに、1フレーズずつ進みます。[戻しキー] を押すと1フレーズずつ戻ります。自動的に再生が始まります。 <ポイント> [戻しキー] または [4キー] を押すタイミングによっては現在のフレーズの先頭に移動する場合があります。そのような場合は2回連続してキーを押すと、前のフレーズの先頭に移動することができます。 【34ページ】 3.3.7 ダイレクト移動:ページに移動する  番号を直接指定して移動することを「ダイレクト移動」と呼びます。 20ページに移動するには次のように操作します。 手順1 操作面左端の縦方向に4つ並んでいるキーの、下から2番目が [移動キー] です。[移動キー] を1回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先のページ番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」 手順2 [2キー] [0キー] を押します。 手順3 [0キー]の右側にある[シャープキー] を押して決定します。20ページから再生が始まります。 <ポイント1> 手順3で [シャープキー] の代わりに [再生・停止キー] を使うこともできます。 <ポイント2> 数字を間違って入力した場合、[0キー]の左側にある[アスタリスクキー] を押すと数字の誤入力を訂正できます。さらに [アスタリスクキー] を押すと、ダイレクト移動の操作を中止することができます。また、どの状態からでも [アスタリスクキー] を長く押すと、ダイレクト移動の操作を中止できます。 <ポイント3> ページ番号の入力後に情報キーを押すと、入力した番号がガイドされます。情報キーは、左端の縦方向に4つ並んでいるキーの一番上のキーです。 3.3.8 ダイレクト移動:見出しに移動する  5番目の見出しに移動するには次のように操作します。 手順1 [移動キー] を2回押します。 次のような音声ガイドがあります。 「移動先の見出し番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号なしでタイトル先頭に移動」「番号0でタイトル最後に移動」 手順2 [5キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定します。5番目の見出しの位置から再生が始まります。 <ポイント> 見出し番号とは、各タイトルの見出しに対して先頭から順番に振った番号です。つまり、先頭から数えて何番目の見出しかを表す数字です。 【35ページ】 3.3.9 ダイレクト移動:先頭・最後に移動する  選択中のタイトルの先頭および最後に移動するには次のように操作します。 <先頭に移動する> 手順1 [移動キー] を2回押します。 次のような音声ガイドがあります。 「移動先の見出し番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号なしでタイトル先頭に移動」「番号0でタイトル最後に移動」 手順2 [シャープキー] を押して決定します。先頭から再生が始まります。 <最後に移動する> 手順1 [移動キー] を2回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先の見出し番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号なしでタイトル先頭に移動」「番号0でタイトル最後に移動」 手順2 [0キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定します。最後に移動します。 <ポイント1> 図書の最後付近を再生するには、最後に移動してから少し戻ってください。戻らずに [再生・停止キー] を押すと、先頭に移動してしまいます。 <ポイント2> 最後に移動したはずなのに先頭に移動してしまった場合は、再生設定が「タイトルリピート」になっている可能性があります。再生設定の変更方法は「8章2 再生設定」65ページを参照してください。 【36ページ】 @3章4 読みたい本を選ぶ  CDにDAISY図書が2冊以上収録されている場合があります。そのような時はタイトル選択キーを押して、DAISY図書を選択します。[タイトル選択キー]は、操作面右下にある[取り出しキー]の左側にあります。 手順1 DAISY図書が複数あるCDを本製品のCD挿入口に入れます。 手順2 右半分の[タイトル選択右キー] を押すと、次の図書の番号とタイトル名が音声でガイドされます。逆に、左半分の[タイトル選択左キー] を押すと、前の図書の番号とタイトル名が音声でガイドされます。読みたい本のタイトル名が音声ガイドされるまで、[タイトル選択右キー] または [タイトル選択左キー] を何回か押します。 手順3 [再生・停止キー]を押すと、その図書が再生されます。 <ポイント> [タイトル選択右キー] と [タイトル選択左キー] を同時に押すと、メディアが切り替わります。詳しくは「7章1 SDカードやUSB機器に保存されているタイトルを再生する」56ページを参照してください。 【37ページ】 @3章5 音楽CDを聞く  音楽CDの再生・停止・早送り・巻き戻しの操作はDAISY図書と同じです。詳しくは「3章2 DAISY図書を聞く」28ページを参照してください。ここでは頭出しについて説明します。 3.5.1 音楽CDの移動単位について  音楽CDの移動可能な単位は次のとおりです。 1、トラック 音楽の「曲」を表します 2、しおり 好きな場所につけられる印です。 <ポイント1> [2キー] または [8キー] を押すことで、「トラック」と「しおり」が音声ガイドされます。ただし、しおりが設定されていない場合は「しおり」とはガイドされず、「トラック」だけがガイドされます。 <ポイント2> しおり単位の移動については「番号でしおりに移動する」「前後のしおりに移動する」41ページを参照してください。 【38ページ】 3.5.2 前後のトラックに移動する  トラック3(3曲目)に移動するには次のように行います。 手順1 音楽CDを挿入した後、操作面中央にある[テンキー]のなかの[2キー] または [8キー] を押して、「トラック」を選択します。 手順2 [6キー] または [4キー] を何回か押して、「トラック3」まで移動します。自動的に再生が始まります。 この方法の他に、送りキーまたは戻しキーを使う方法もあります。 手順 [送りキー] を押すたびに、1トラックずつ先に移動します。[戻しキー] を押すと1トラックずつ戻ります。自動的に再生が始まります。 3.5.3 ダイレクト移動:トラックに移動する  トラック5(5曲目)に直接移動するには次のように操作します。 手順1 操作面左端の縦方向に4つ並んでいるキーの、下から2番目が [移動キー] です。[移動キー] を1回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先のトラック番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号なしでアルバムの先頭に移動」 手順2 [5キー] を押します。 手順3 [0キー]の右側にある[シャープキー] を押して決定します。トラック5から再生が始まります。 【39ページ】 @4章 基本操作編:その他の機能 @4章1 お休みタイマー  設定した時間で電源を自動的にOFFにします。お休み前にDAISY図書などを聞きながら眠りたいときに設定しておくと便利です。お休みタイマーの時間は次のように設定します。 手順1 操作面右端の縦方向に3つ並んでいるキーの一番上が[お休みタイマーキー]です。 [お休みタイマーキー]を押します。1回押すと「15分」に設定されます。「お休みタイマー15分、設定しました」とガイドがあります。 手順2 音声ガイドが流れている間に、もう1回押すと「30分」に再設定されます。「30分、設定しました」とガイドがあります。 手順3 音声ガイドが流れている間に、[お休みタイマーキー] を押していくと、「45分、設定しました」「1時間、設定しました」「OFF」と再設定されます。 <ポイント1> 設定後,、数秒間経過してから[お休みタイマーキー]を押すと、お休みタイマーの残り時間が音声でガイドされます。 <ポイント2> 設定後にお休みタイマーを取り消すには、お休みタイマーの残り時間が音声ガイドされている間に、手順3の方法で「OFF」に設定します。 【40ページ】 @4章2 しおり  DAISY図書や音楽などを、あとで聞き返す際の目印として、好きなところに「しおり」を付けることができます。 しおりには番号を付けることができます。その番号を指定すると、しおりが付いている場所に瞬時に移動することができます。 <ポイント1> しおりには、1番から65,000番までの番号を付けることができます。 <ポイント2> しおりの数は合計10,000個まで付けることができますが、これを超えた場合は、最近使われていないしおりから自動的に削除されます。 <ポイント3> しおりは本製品の内部に記録するものです。見出しやページのようにDAISY図書に付けるものではありません。そのため、しおりは、ご利用の製品でのみ使用できます。 4.2.1 しおりを付ける  番号を指定してしおりを付けます。「しおり1」を付けてみましょう。 手順1 しおりを付けたい場所に移動します。 手順2 操作面左端の縦方向に4つ並んでいるキーの一番下が[しおりキー]です。 [しおりキー] を2回押します。次のような音声ガイドがあります。 「設定するしおり番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」 手順3 [1キー] を押します。 手順4 [0キー]の右側にある[シャープキー] を押して決定すると、しおり1が設定されます。 <ポイント> タイトルの先頭と最後にはしおりを付けることはできません。 【41ページ】 4.2.2 番号でしおりに移動する  3番のしおりに移動するには次のように操作します。 手順1 [しおりキー] を1回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先のしおり番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」 手順2 [3キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定します。しおり3 の位置から再生されます。 <ポイント> しおりの番号を忘れてしまった場合は、次の「前後のしおりに移動する」で、しおりの番号順に移動することができます。 4.2.3 前後のしおりに移動する  手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「しおり」を選択します。 手順2 [6キー] を押すと次の番号のしおりに移動し、[4キー] を押すと前の番号のしおりに戻ります。 <ポイント> しおりが無いと、手順1で「しおり」を選択することはできません。 【42ページ】 4.2.4 しおりを削除する  4番のしおりを削除するには次のように操作します。 手順1 [しおりキー] を3回押します。次のような音声ガイドがあります。 「削除するしおり番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号0で選択中タイトルのしおりを全て削除」 手順2 [4キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定すると、しおり4が削除されます。 4.2.5 選択中タイトルのしおりを全て削除する  現在聞いているDAISY図書やテキストファイルのタイトルに付けたしおりを、まとめて削除できます。音楽に付けたしおりは、この操作ですべて削除されます。 手順1 [しおりキー] を3回押します。次のような音声ガイドがあります。 「削除するしおり番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号0で選択中タイトルのしおりを全て削除」 手順2 [0キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定すると、しおりが削除されます。 <ポイント> 音楽の場合、ひとつのメディアに複数のアルバムが収録されていると、この操作によって、そのメディア内のすべてのアルバムのしおりが削除されます。 【43ページ】 @4章3 様々な情報を聞く  4.3.1 情報を聞く  メディアに記録されているDAISY図書や音楽などに関する情報を音声ガイドで聞くことができます。 手順1 操作面左端の縦方向に4つ並んでいるキーの一番上が [情報キー] です。[情報キー] を押します。様々な情報が順番にガイドされます。 手順2 [情報キー] を押すごとに、次の項目にスキップできます。 手順3 [0キー]の左側にある[アスタリスクキー] または[0キー]の右側にある [シャープキー] を押すと情報のガイドが終了します。 次のような情報が音声でガイドされます。 1、DAISY図書の場合、 電源、時間、ページ、見出し、しおり、タイトル、録音された日時、再生設定 2、音声ファイルの場合、 電源、時間、トラック、アルバム、しおり、タイトル、再生設定 3、テキストファイルの場合、 電源、進捗、しおり、タイトル、更新された日時、再生設定 4、ヘルプの場合、 電源、ページ、見出し、しおり、再生設定 <ポイント> DAISY図書や音楽などの種類によっては、音声ガイドされない項目があります。 4.3.2 現在の日時を確認する  現在の日時を確認するには次のように行います。 手順 [情報キー]を長押しします。現在の時刻と日付がガイドされます。 <ポイント> 現在の日時を設定する方法は、「時計設定」72ページを参照してください。 【44ページ】 @4章4 キー説明、キーロック  4.4.1 キー説明  [メニューキー] の長押しで、キーの名称と説明を音声ガイドします。操作面右端の縦方向に3つ並んでいるキーの一番上に[お休みタイマーキー]があり、その左側にあるのが [メニューキー] です。 手順1 [メニューキー] を長く押すとキー説明が可能になります。「キー説明開始」と音声ガイドがあります。 手順2 説明を聞きたいキーを押すと、そのキーに関する説明が音声でガイドされます。 手順3 もう一度[メニューキー]を長く押すと、キー説明が終了します。「キー説明終了」と音声ガイドがあります。 <ポイント> キー説明の途中で [電源キー] を押すと、 [電源キー] についての説明が音声ガイドされるだけで、電源は切れません。電源を切る場合は、キー説明を終了させてください。 4.4.2 キーロック  本製品を持ち運ぶ際に、キーが誤って押されても動作しなくなります。 手順1 [再生・停止キー]の左側にある[戻しキー] と[再生・停止キー]の右側にある [送りキー] を同時に長く押すとキーロックが有効になります。 手順2 もう一度、[戻しキー] と [送りキー] を同時に長く押すとキーロックが無効になります。 <ポイント> 電源を切る際にはキーロックを無効にしてください。 【45ページ】 @4章5 移動を取り消す(アンドゥ、リドゥ)  4.5.1 アンドゥ  移動する前の再生場所に戻ることを意味します。移動した後に[0キー]の左側にある [アスタリスクキー] を押すと、移動する前の場所に戻ることができます。 1回分のみ有効です。2回押して2つ前の場所に戻ることはできません。 4.5.2 リドゥ  リドゥとは、アンドゥで元に戻した操作を取り消すことを意味します。アンドゥを行って移動する前の場所に戻った後、そのアンドゥを取り消したい場合に[0キー]の右側にある [シャープキー] を押すと、アンドゥは取り消され、移動先に戻ります。 1回分のみ有効です。2回押して2回分の操作を取り消すことはできません。 【46ページ】 @5章 SDカード・USB機器 本製品はCD以外にSDカード・USB機器に記録されたDAISY図書や音楽などを再生することができます。本製品で使用可能なCD、SDカード、USB機器を「メディア」と呼びます。 @5章1 SDカードについて  5.1.1 SDカードの形状  SDカードは切手ほどの大きさで四角い板のような形状をしています。滑らかな面が表面で、ギザギザした部分がある面が裏面です。SDカードはサイズが小さいので、紛失しないように注意してください。 5.1.2 使用できるSDカードについて  本製品はSDカードとSDHCカードに対応していますが、カードによっては、本製品で使用できないものがあります。使用できるカードの一覧は、同梱の「動作確認済品一覧」や弊社ホームページでご確認のうえ、ご購入ください。なお、本製品にはSDカードが付属されていませんので、あらかじめご了承ください。 5.1.3 SDカードの入れ方  手順1 電源を切ります。 手順2 SDカードの滑らかな面を上に向け、角が斜めにカットされている部分を手前にして、本製品左側面手前側にある、少し窪んだ細長いSDカード挿入口に、SDカードをゆっくりと入れます。奥までしっかりと入れてください。 手順3 カチッと音がして、SDカードが本製品の内部で固定されます。 【47ページ】 5.1.4 SDカードの取り出し方  手順1 電源を切ります。 手順2 SDカードを指先で1mmほど押し込みます。 手順3 カードの固定が解除され、本体内部にあるバネによって本体から5mmほどカードの先端が自然に出てきます。 手順4 カードの先端をつまんで取り出します。 5.1.5 書き込み禁止スイッチ  SDカードの4つの角には1箇所だけ角が斜めにカットされている部分があります。SDカードの滑らかな面を手前に向け、斜めにカットされている角を右下にして手に持ったとき、SDカードの上側面にくぼみがあります。そのくぼみの右側か左側のどちらかにあるのが「書き込み禁止スイッチ」です。指の腹では動かしにくいので、爪に引っ掛けて動かします。このスイッチを左側にすると書き込み禁止(ロック側)になり、データのバックアップや消去をすることができません。それらを行う場合は、書き込み禁止スイッチを右側の解除側にしてください。 【48ページ】 @5章2 USB機器について  USBフラッシュメモリや、USBケーブルで接続されたカードリーダーライターなどを「USB機器」と呼びます。 5.2.1 利用可能なUSB機器  本製品で利用可能なUSB機器は次のものです。 ・USBフラッシュメモリ ・USBカードリーダーライター ・USB外付けハードディスクドライブ 注意:USBメモリやカードリーダーライター、ハードディスクドライブの種類によっては、本製品で使用することができない場合があります。 本製品で使用することができないUSB機器は次のものです。 ・USB外付けCD/DVDドライブ <ポイント> 本製品をUSBケーブルでパソコンに接続することはできません。 5.2.2 USB機器の接続方法  手順1 電源を切ります。 手順2 本製品左側面一番奥の長方形の穴がUSB端子です。USBフラッシュメモリは、そのままUSB端子に差し込みます。USB接続コードを使ってUSBカードリーダーライターやUSB外付けハードディスクドライブを接続する場合、横幅が1センチほどの端子(A端子)の方を本製品のUSB端子に差し込みます。コードの反対側の端子(小さい方の端子)はカードリーダーライターに接続します。 【49ページ】 5.2.3 USB機器の外し方  手順1 電源を切ります。 手順2 接続しているUSB機器を取り外します。 【50ページ、メモ欄のため何も記載されていません。】 【51ページ】 @6章 DAISY図書CDや音楽CDをバックアップする 本製品ではDAISY図書CDや音楽CDを簡単にバックアップできます。 CDをSDカードにバックアップする場合、CDに収録されているタイトルを「バックアップ元」、SDカードを「バックアップ先」と呼びます。 <注意1> 本製品は著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障害者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または、刑事上の制裁を受ける場合があります。 <注意2> 音楽CD等のコピーは個人として楽しむ他は、著作権法上、権利者に無断で使用できません。 <ポイント1> バックアップ中にSDカードやUSB機器を抜いたり、本製品の電源を切ったりしないでください。データが失われる可能性があります。 <ポイント2> バックアップは、電源アダプターを接続して行ってください。バッテリーのみで行うと、バッテリーが不足して、バックアップが強制的に終了してしまう場合があります。 【52ページ】 @6章1 DAISY図書CDをバックアップする  DAISY図書CDを、SDカードまたはUSB機器にバックアップすることができます。 手順1 電源をいったん切ります。SDカードまたはUSB機器を本製品にセットしてから電源を入れます。 手順2 DAISY図書CDを入れます。 手順3 DAISY図書CDに複数のタイトルがある場合、バックアップするタイトルを [タイトル選択右キー] または [タイトル選択左キー]で選択します。タイトルがひとつしかない場合は自動的にそのタイトルが選択されます。 手順4 [9キー] を押します。「バックアップ先メディアを選択」と音声ガイドがあります。 ただし、バックアップ先メディアがひとつだけの場合、「バックアップ先メディアを選択」という音声ガイドはありません。 手順5 [6キー] または [4キー] を押して、SDカードまたはUSB機器の中からバックアップ先を選び、[シャープキー] を押して決定します。 手順6 確認の音声ガイドがありますので、[シャープキー] を押して決定します。バックアップが始まります。 【53ページ】 <ポイント1> 約200MBのDAISY図書CDをSDカードにバックアップするには、約5分ほどの時間が必要です。USB機器にバックアップするには、約10分ほどの時間が必要です。ただし、DAISY図書の見出し数やSDカード・USB機器の書き込み速度によっては、バックアップに時間がかかる場合があります。 <ポイント2> バックアップの進捗状況を知るには、バックアップ中に [情報キー]を押してください。バックアップの進捗状況をパーセントで音声ガイドします。 <ポイント3> 見出し数が1000以上のDAISY図書はバックアップできません。 <ポイント4> CDに複数のタイトルがある場合、1度に複数のタイトルをバックアップすることはできません。1タイトルずつバックアップしてください。 <ポイント5> タイトルの一部分のみをバックアップすることはできません。選択したタイトルのすべてがバックアップされます。 <ポイント6> SDカード(またはUSB機器)のみが挿入されている場合は、バックアップ先メディアは自動的にSDカード(またはUSB機器)になり、バックアップ先メディアを選択する音声ガイドは流れません。 <ポイント7> バックアップ中にバックアップを中止するには、[*キー] を押し、音声ガイドに従って操作してください。 <ポイント8> 操作を決定する際、[シャープキー] の代わりに [8キー] を使うことができます。また、キャンセルの際、[アスタリスクキー] の代わりに [2キー] を使うことができます。 <ポイント9> USB接続のカードリーダーライターにメディアを差し込む際は、1枚だけにしてください。同時に何枚も差し込まないでください。 <ポイント10> CFカードにバックアップした場合、そのCFカードを弊社製品PTR1やPTR2で再生すると、DAISY図書ではなく、音声ファイルカード(音楽)になります。PTR1やPTR2で使用するCFカードにバックアップをする場合は、PTR1やPTR2でバックアップを行うようにしてください。 【54ページ】 @6章2 音楽CDをバックアップする  音楽CDを、SDカードまたはUSB機器にバックアップすることができます。 手順1 電源をいったん切ります。SDカードまたはUSB機器を本製品にセットしてから電源を入れます。 手順2 音楽CDを入れます。 手順3 [9キー] を押します。「バックアップ先メディアを選択」と音声ガイドがあります。 ただし、バックアップ先メディアがひとつだけの場合、「バックアップ先メディアを選択」という音声ガイドはありません。 手順4 [6キー] または [4キー] を押して、SDカードまたはUSB機器の中からバックアップ先を選び、[シャープキー] を押して決定します。 手順5 「音楽CDのバックアップ音質を選択」と音声ガイドがありますので、[6キー] または [4キー] を押して、PCM 44.1キロヘルツ ステレオ、MP3 256キロ ステレオ、MP3 128キロ ステレオ、の3種類の中からバックアップ音質を選び、[シャープキー] を押して決定します。 手順6 確認の音声ガイドがありますので、[シャープキー] を押して決定します。バックアップが始まります。 【55ページ】 <ポイント1> 演奏時間約70分の音楽CDをSDカードにバックアップするには、PCMステレオの場合、約15分、MP3 256キロ ステレオの場合、約30分、MP3 128キロ ステレオの場合、約30分必要となります。ただし、曲数やSDカードの書き込み速度によってはバックアップに時間がかかる場合があります。 <ポイント2> バックアップの進捗状況を知るには、バックアップ中に [情報キー]を押してください。バックアップの進捗状況をパーセントで音声ガイドします。 <ポイント3> トラック(曲)単位でバックアップすることはできません。アルバム全体がバックアップされます。 <ポイント4> SDカード(またはUSB機器)のみが挿入されている場合は、バックアップ先メディアは自動的にSDカード(またはUSB機器)になり、バックアップ先メディアを選択する音声ガイドは流れません。 <ポイント5> バックアップ中にバックアップを中止するには、[*キー] を押し、音声ガイドに従って操作してください。 <ポイント6> 操作を決定する際、[シャープキー] の代わりに [8キー] を使うことができます。また、キャンセルの際、[アスタリスクキー] の代わりに [2キー] を使うことができます。 <ポイント7> USB接続のカードリーダーライターにメディアを差し込む際は、1枚だけにしてください。同時に何枚も差し込まないでください。 <ポイント8> 1枚のSDカードまたはひとつのUSB機器の中に、音楽CDは最大100枚分までバックアップが可能です。ただし、SDカードまたはUSB機器の空き容量が不足している場合は、それ以上バックアップすることはできません。 <ポイント9> 本製品のバックアップ音質には、PCM 44.1キロヘルツ ステレオ、MP3 256キロ ステレオ、MP3 128キロ ステレオの3種類があります。音質が一番良いのはPCM44.1kHzステレオで、2番目がMP3 256kステレオ、3番目がMP3 128kステレオになります。なお、MP3 128kステレオでも十分に良い音質で音楽を楽しむことができます。なお、バックアップ音質が良いほどバックアップ先に多くの容量が必要になります。 【56ページ】 @7章 使いこなし編:再生 @7章1 SDカードやUSB機器に保存されているタイトルを再生する  SDカードまたはUSB機器に保存されている複数のDAISY図書や音楽などから聞きたいものを選択して再生することができます。ひとつひとつのDAISY図書を「タイトル」と呼びます。音楽だけはアルバムが複数あっても、「音楽」というひとつのタイトルとなります。 手順1 操作面左端の縦方向に4つ並んでいるキーの、上から2番目の[メディア選択キー] を押します。CD、SDカード、USB機器、CDの順番で使用できるメディアが切り替わっていきます。目的のメディアが音声ガイドされるまで繰り返し押します。 手順2 目的のメディアが音声ガイドされた後、[タイトル選択右キー] を押していくと、DAISY図書1、DAISY図書2、音楽・・・のような順番でタイトルが切り替わっていきます。[タイトル選択左キー] を押すと逆の順番でタイトルが切り替わっていきます。 手順3 聞きたいタイトルが現れたら、[再生・停止キー] を押します。タイトルの再生が始まります。 <ポイント1> 手順1で、[メディア選択キー] を押す代わりに、[タイトル選択右キー] と [タイトル選択左キー] を同時に押しても、CD、SDカード、USB機器を切り替えることができます。 <ポイント2> アルバムや曲を選択する方法は、「前後のアルバムに移動する」58ページ、「前後のトラックに移動する」58ページを参照してください。 <ポイント3> SDカードやUSB機器のタイトルの再生中に、CDを挿入しても、自動的にCDのタイトルに切り替わることはありません。 <ポイント4> DAISY図書や音楽の数が多いと、タイトルの選択に時間がかかる場合があります。 【57ページ】 @7章2 SDカードやUSB機器に保存されている音楽を聞く  SDカードまたはUSB機器に複数の音楽アルバムが保存されている場合、タイトル選択右キーまたはタイトル選択左キーでの操作では「音楽」というタイトルしか音声ガイドしません。ここでは、ひとつの「音楽」というタイトルの中から、聞きたいアルバムや曲の頭出しをする方法を説明します。なお、音楽の再生・停止・早送り・巻き戻しの操作はDAISY図書と同じです。詳しくは「3章2 DAISY図書を聞く」28ページを参照してください。 7.2.1 音楽の移動単位  移動可能な単位を次にまとめました。 1、アルバム 音楽CD1枚に相当するものです。 2、トラック 音楽の「曲」に相当するものです。 3、しおり 好きな場所につけられる印です。 <ポイント1> [2キー] または [8キー] を押すことで、「アルバム」、「トラック」および「しおり」が音声ガイドされます。ただし、しおりが設定されていない場合は「しおり」とはガイドされず、「アルバム」と「トラック」だけがガイドされます。 <ポイント2> しおり単位の移動については「番号でしおりに移動する」「前後のしおりに移動する」41ページを参照してください。 <ポイント3> 本製品で再生できる主な音声ファイルは、PCMとMP3です。 【58ページ】 7.2.2 前後のアルバムに移動する  たとえば、アルバム1、2、3のように3つのアルバムがあるとしましょう。アルバム3に移動するには次のように行います。 手順1 [タイトル選択右キー] または [タイトル選択左キー] を押して「音楽」を選択します。 手順2 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「アルバム」を選択します。 手順3 [6キー] または [4キー] を何回か押して、「アルバム3」まで移動します。自動的に再生が始まります。 7.2.3 前後のトラックに移動する  トラック3(3曲目)に移動するには次のように行います。 手順1 [2キー] または [8キー] を押して、「トラック」を選択します。 手順2 [6キー] または [4キー] を何回か押して、「トラック3」まで移動します。自動的に再生が始まります。 この方法の他に、送りキーまたは戻しキーを使う方法もあります。 手順 [送りキー] を押すたびに、1トラックずつ先に移動します。[戻しキー] を押すと1トラックずつ戻ります。自動的に再生が始まります。 【59ページ】 7.2.4 ダイレクト移動:アルバムに移動する  アルバム3に直接移動するには次のように操作します。 手順1 [移動キー] を2回押します。 次のような音声ガイドがあります。 「移動先のアルバム番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」 手順2 [3キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定します。アルバム3の先頭から再生が始まります。 7.2.5 ダイレクト移動:トラックに移動する  アルバム内のトラック5(5曲目)に直接移動するには次のように操作します。 手順1 [移動キー] を1回押します。 次のような音声ガイドがあります。 「移動先のトラック番号を入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」「番号なしでアルバムの先頭に移動」 手順2 [5キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定します。トラック5から再生が始まります。 【60ページ】 @7章3 テキストファイルを聞く  7.3.1 テキストファイルについて  テキストファイルとは文字データから作られたファイルを表します。本製品ではテキスト形式とHTML形式のファイルをテキスト読み上げ音声で聞くことができます。ひとつのテキストファイルはDAISY図書と同様に「タイトル」と呼びます。なお、テキストファイルの再生・停止の操作はDAISY図書と同じです。 <ポイント> テキストファイルはDAISY図書や音楽と同様にタイトル選択右キーまたはタイトル選択左キーで選択することができます。 7.3.2 移動単位について  テキストファイル内を次のような単位で移動することができます。 1、レベル(HTML形式のみ) HTMLファイル内にはレベル1からレベル6までの見出しが付けられており、それらはh1からh6までのタグと呼ばれています。 2、段落 空白の行で区切られた文です。 3、文 句点、疑問符、感嘆符または改行で区切られた一文です。 4、しおり 好きな場所につけられる印です。 <ポイント1> しおり単位の移動については「番号でしおりに移動する」「前後のしおりに移動する」41ページを参照してください。 <ポイント2> 読み上げ可能なファイルサイズは最大6MBまでです。 7.3.3 早送り、巻き戻しをする  手順1 [送りキー] または [戻しキー] を押し続けます。[送りキー] を押し続けると、文を5つずつ早送りし、[戻しキー]を押し続けると5つずつ巻き戻します。[送りキー] を押し続けると、5文、10文、15文、20文、25文、30文・・・と送られていきます。 手順2 再生したいところで指を離すと、自動的に再生が始まります。 【61ページ】 7.3.4 段落ごとに移動する  送りキーまたは戻しキーを押すことで段落ごとに移動することができます。 手順 [送りキー] を押すたびに、1段落ずつ先に移動します。[戻しキー] を押すと1段落ずつ戻ります。 この方法の他に、2キー・8キーと4キー・6キーを使う方法もあります。 手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「段落」を選択します。 手順2 [6キー] を押すと1段落ずつ進みます。[4キー] を押すと戻ります。 7.3.5 前後の段落や文に移動する  たとえば3段落目の5つ目の文を読ませるには次のように操作します。 手順1 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「段落」を選択します。 手順2 [6キー] を何回か押して、3つ目の段落まで移動します。[4キー] を押すと戻ります。 手順3 [2キー] または [8キー] を何回か押して、「文」を選択します。 手順4 [6キー] を何回か押して、2つ目の文まで移動します。[4キー] を押すと戻ります。 7.3.6 ダイレクト移動:特定の位置に移動する  テキストファイル内の位置をパーセントで指定して移動できます。たとえば、先頭から50%の位置に移動するには次のように操作します。 手順1 [移動キー] を1回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先の位置をパーセントで入力」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」 手順2 [5キー][0キー] を押します。 手順3 [シャープキー] を押して決定します。先頭から50%の位置にある文の、次の文から再生が始まります。 【62ページ】 @7章4 ヘルプを聞く  本取扱説明書の内容をテキスト読み上げ音声で聞くことができます。 手順1 [0キー] を押します。ヘルプが開始されます。 手順2 DAISY図書の再生方法と同じ方法でヘルプを聞くことができます。 手順3 もう一度 [0キー] を押すとヘルプが終了します。 <ポイント1> DAISY図書の再生方法は「3章2 DAISY図書を聞く」28ページを参照してください。 <ポイント2> ヘルプを再生する際、テキスト読み上げ音声が「英語」になっていると正しく再生できませんので、「日本語」に設定してください。設定の方法は「テキスト読み上げ音声の選択」71ページを参照してください。 【63ページ】 @7章5 SDカードとUSB機器との間でバックアップする  本製品では次のようなバックアップもできます。 ・SDカードからUSB機器にバックアップする ・USB機器からSDカードにバックアップする ここではSDカードのタイトルをUSB機器にバックアップする手順を説明します。 手順1 電源を切ります。SDカードとUSB機器を本製品に接続し、電源を入れます。 手順2 [メディア選択キー] を何回か押して、SDカードを選択します。 手順3 [タイトル選択右キー] または [タイトル選択左キー] でバックアップするタイトルを選択します。 手順4 [9キー] を押します。次のような音声ガイドがあります。 「バックアップ」「選択中のタイトルをUSB機器のメディアへバックアップしますか?」「シャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」 手順5 [シャープキー] を押して決定します。バックアップが始まります。 <ポイント> USB機器からSDカードへタイトルをバックアップする場合は、手順2でUSB機器を選択します。 【64ページ】 @8章 使いこなし編:メニュー @8章1 メニューについて  本製品の様々な情報を確認したり、設定内容を変更することができます。各メニュー項目を選択する基本操作は次のような手順になります。 手順1 [メニューキー] を押します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「再生設定」、「メディア管理」、「管理」の中から目的の項目を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 さらに細かい項目が音声ガイドされるので、[6キー] または [4キー] で目的の項目を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順4 引き続き操作をする必要がある場合は、音声ガイドに従って操作します。 <ポイント1> メニュー項目によっては今の手順と異なる場合もあります。詳しくは次の節以降を参照してください。 <ポイント2> [メニューキー] を押して様々な設定を行う際に、[シャープキー] の代わりに [8キー] を押して操作を決定することができます。また、[アスタリスクキー] の代わりに [2キー] を押して操作をキャンセルすることができます。ただし、時計の設定のように数字を入力する場面では、[8キー] で決定したり、[2キー] でキャンセルしたりすることはできません。 【65ページ】 @8章2 再生設定  メニューキーを押して最初に音声ガイドされる項目が「再生設定」です。 8.2.1 DAISY図書とテキストファイルの再生設定  DAISY図書とテキストファイルでは、次のような再生設定ができます。 1、通常再生 通常の再生を行います。(工場出荷時の設定です) 2、タイトルリピート 選択されたタイトルを繰り返し再生します。 <設定方法> 再生設定を「タイトルリピート」にするには次のように設定します。 手順1 [タイトル選択キー] でDAISY図書またはテキストファイルを選択します。 手順2 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「再生設定」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で「タイトルリピート」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 <ポイント> DAISY図書とテキストファイルは、それぞれ個別の設定をすることができます。 【66ページ】 8.2.2 音楽の再生設定  音楽では、次のような再生設定ができます。 1、通常再生 通常の再生を行います。(工場出荷時の設定です) 2、トラックリピート 選択されたトラック(曲)を繰り返し再生します。 3、アルバムリピート 選択されたアルバムを繰り返し再生します。 4、オールアルバムリピート 全てのアルバムを繰り返し再生します。 5、シャッフルリピート 全てのアルバム内のトラックをシャッフルして再生します。 <ポイント> 音楽CDを再生する場合「オールアルバムリピート」は「アルバムリピート」になります。 <設定方法> 再生設定を「トラックリピート」にするには次のように設定します。 手順1 [タイトル選択キー]で音楽を選択します。 手順2 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「再生設定」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で「トラックリピート」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 【67ページ】 @8章3 メディア管理  8.3.1 メディア、タイトル情報を聞く  選択中のメディアやタイトルに関する情報を音声ガイドします。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「メディア管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「メディア、タイトル情報」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。メディアの種類、メディアの空き容量、メディアの使用容量、メディアの総容量、タイトル情報、タイトルの詳細な情報、タイトルの使用容量が繰り返しガイドされます。 手順3 [シャープキー] で終了します。 <ポイント> メディアによって音声ガイドされる内容が異なります。 【68ページ】 8.3.2 SDカードの内容を全消去する  SDカードは、全消去を行うことで新しいカードとして使用できます。全消去を行うには次のように操作します。 手順1 電源を切り、SDカードをセットします。 手順2 電源アダプターを接続して電源を入れます。 手順3 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「メディア管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順4 [6キー] または [4キー] で「SDカード内容全消去」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順5 「SDカード内容全消去を実行しますか?」という音声ガイドがありますので、[シャープキー] を押して決定します。SDカード内容全消去が実行されます。 <ポイント1> 全消去を行うとSDカードに記録されている内容がすべて消去されてしまいます。残しておきたい内容がある場合は、別のUSB機器などにバックアップしてから全消去を行ってください。 <ポイント2> USB機器のメディアの内容全消去はできません。 【69ページ】 8.3.3 タイトル削除(アルバム削除)  SDカードやUSB機器の選択中のタイトルを削除するには次のように操作します。音楽の場合は「アルバム削除」になります。 手順1 削除したいタイトル(アルバム)に移動します。 手順2 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「メディア管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で「タイトル削除」または「アルバム削除」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順4 「選択中のタイトルを削除しますか?」または「選択中のアルバムを削除しますか?」という音声ガイドがありますので、[シャープキー] を押して決定します。 <ポイント1> CDのタイトルを削除することはできません。 <ポイント2> 複数のタイトルを一度に削除することはできません。 <ポイント3> DAISY図書の一部分だけを削除することはできません。 <ポイント4> アルバム内の一部の曲だけを削除することはできません。 <ポイント5> 手順1で、DAISY図書のタイトルに移動する方法は「3章4 読みたい本を選ぶ」36ページを参照してください。 <ポイント6> 手順1で、アルバムに移動する方法は「前後のアルバムに移動する」「ダイレクト移動:アルバムに移動する」58ページを参照してください。 <ポイント7> タイトル削除を行った後、再生可能なタイトルが無い場合は、別のメディアに自動的に切り替わります。 【70ページ】 @8章4 管理  8.4.1 プレクストークの情報  本製品のバージョン番号とシリアル番号(製造番号)を確認できます。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「プレクストークの情報」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。「プレクストークバージョン」「シリアル番号」が繰り返しガイドされます。 手順3 [シャープキー] で終了します。 8.4.2 ガイド音量の選択  音声ガイドの音量だけを調整するには次のように操作します。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「ガイド音量の選択」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で音量を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 <ポイント> ガイド音量の選択とは、DAISY図書や音楽等の再生音量に比べて、どの程度大きい(小さい)音でガイドするかを設定するものです。−5から+5までの範囲で設定できます。ガイド音量の変更を行った後、音量キーで再生音量を増減させると、設定された範囲でガイド音量も一緒に増減します。 【71ページ】 8.4.3 テキスト読み上げ音声の選択  日本語のテキストファイルを読ませる場合は「日本語、キョウコ」を、英語の場合は「US English Samantha」を選択してください。工場出荷時の設定は「日本語、キョウコ」です。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「テキスト読み上げ音声の選択」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で「日本語、キョウコ」または「US English Samantha」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 <ポイント> テキスト読み上げ音声を変更すると再起動します。 8.4.4 待ち受け音の選択  各種処理を実行している間に流れる音楽を「待ち受け音1」「待ち受け音2」「待ち受け音なし」から選択することができます。工場出荷時は、「待ち受け音1」に設定されています。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「待ち受け音の選択」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で「待ち受け音1」「待ち受け音2」「待ち受け音なし」から選択し、[シャープキー] を押して決定します。 【72ページ】 8.4.5 時計設定  たとえば、本製品の時計を2009年7月30日午後3時10分に設定する場合には次のように操作します。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「時計設定」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 「年(ねん)を入力」とガイドされたら、 [2キー]、[0キー]、[0キー]、[9キー] と押し、[シャープキー] を押して決定します。 手順4 「月(つき)を入力」とガイドされたら、[7キー] を押し、[シャープキー] を押して決定します。 手順5 「日(ひ)を入力」とガイドされたら、[3キー]、[0キー] を押し、[シャープキー] を押して決定します。 手順6 「時刻を4桁で入力」「送りキーまたは戻しキーで午前午後を変更」とガイドされたら、[送りキー] または [戻しキー] で「午後」を選択します。 手順7 3時10分を表す数字、[3キー]、[1キー]、[0キー] を押し、 [シャープキー] を押して決定します。「午後3時10分、2009年7月30日」「設定しました」とガイドされます。 <ポイント1> 年、月、日など音声ガイドの内容が合っていれば、テンキーでの入力は必要ありません。[シャープキー] を押して決定してください。 <ポイント2> 時刻の入力の際、15:10のように入力すると、午後3:10に設定されます。 <ポイント3> 途中で [アスタリスクキー] を押すとひとつ前の手順に戻ります。時計設定を中止する場合は [アスタリスクキー] を長く押すか [メニューキー] を押すとキャンセルできます。 <ポイント4> 設定後に現在の日時を再確認するには、[情報キー] を長く押してください。現在の日時が音声ガイドされます。 <ポイント5> 出荷時および長期間使用しなかった時に、時計設定が実際の日時と異なっている場合があります。異なっていた場合は、正しい日時に設定しなおしてください。 【73ページ】 8.4.6 テキスト読み上げの設定  テキストファイルを読み上げる際に、音程を高めに読むか、低めに読むかを設定することができます。音程を高くするにはピッチをプラス側に、音程を低くするにはピッチをマイナス側に設定してください。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「テキスト読み上げの設定」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 [6キー] または [4キー] で「ピッチ」の長さをー5から+5の範囲で選択し、[シャープキー] を押して決定します。 8.4.7 設定を初期化  設定を工場出荷時に戻す場合は次のように操作してください。 手順1 [メニューキー] を押し、[6キー] または [4キー] で「管理」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順2 [6キー] または [4キー] で「設定を初期化」を選択し、[シャープキー] を押して決定します。 手順3 「設定の初期化を実行しますか。」とガイドがあるので、[シャープキー] を押して決定します。設定が初期化され、自動的に再起動します。 <ポイント1> 設定を初期化すると、しおりは消えてしまいます。 <ポイント2> 初期化すると次のような状態に戻ります。  ・再生音量:音量13 ・再生スピード:標準 ・トーン:標準 ・ガイド音量:標準  ・再生設定:通常再生  ・テキスト読み上げ音声:日本語  ・待ち受け音:待ち受け音1  ・テキスト読み上げの設定:ピッチ標準 【74ページ】 @9章 バッテリーについて @9章1 バッテリーの交換方法  <警告1> バッテリーは、異なるタイプのものと交換すると、破裂・火災の危険があります。必ず指定されたバッテリーをご使用ください。 <警告2> バッテリーを誤って落下させると故障の原因になります。取扱いには十分に注意してください。 <注意> 本製品は安全上の理由によりバッテリー蓋をネジ止めしています。バッテリーを交換する際は、ネジをなくさないように注意してください。 次の手順にしたがってバッテリーを交換します。 手順1 電源を切り、電源アダプターを外します。 手順2 バッテリーは底面から取り出します。まず底面を向くように本体を裏返し、机やテーブルなどの上に、ゆっくりと置いてください。CD挿入口が手前になるように置いてください。 手順3 底面の左下にバッテリー蓋を固定するネジが止められています。プラスのドライバーでネジを外してください。取り外したネジはなくさないように注意してください。 手順4 底面中央よりやや左側に3本の線があります。その線に指を置いて左方向に少しずらします。すると蓋が左に動き、本体から少しはみ出した状態になります。はみ出した左端の部分を上に持ちあげると蓋が開きます。 手順5 バッテリーの上面(じょうめん)の左側に突起があるので、そこに指をかけて持ち上げると簡単にバッテリーを取り出すことができます。 手順6 新しいバッテリーを準備します。バッテリーには幅1センチほどの出っ張りが1箇所だけあります。その出っ張りがバッテリー上面の左側に来るように手で持ちます。 手順7 バッテリーを入れる穴に、バッテリーを垂直に降ろすようにして入れます。バッテリーが引っ掛かって上手く入らなかった場合は、バッテリーの左側をほんの少しだけ上げた状態で真っ直ぐに降ろすようにして入れます。 手順8 バッテリー蓋を閉じ、先ほど取り外したネジで蓋を固定します。 【75ページ】 <ポイント1> バッテリー交換後に初めて電源を入れる際には、必ず電源アダプターを接続してから、電源を入れてください。 <ポイント2> バッテリー交換後に初めて電源を入れた際には、本製品が起動するまでに30秒ほど時間がかかります。 【76ページ】 @9章2 バッテリーで動作させる  本製品は電源アダプターを接続して使用するのが一般的ですが、電源アダプターをはずして、バッテリーのみで使用することもできます。 9.2.1 充電時間について  電源アダプターをはずす前に、十分にバッテリーを充電してください。本製品の電源のON/OFFにかかわらず、電源アダプターを接続すると充電が始まります。バッテリーが満充電になるまで約4時間かかります。 9.2.2 動作時間について  電源アダプターをはずし、バッテリーのみで動作させる場合、満充電の状態でDAISY図書CDを再生できる時間は約5時間、音楽CDを再生できる時間は約2時間です。ただし、動作時間は、使用条件によって異なります。 9.2.3 バッテリーの残量の確認方法  バッテリーが「あと何%残っているか」を確認するには、次のように行います。 手順1 電源アダプターが接続されていない状態で、[情報キー]を押すと、バッテリーの残量が音声でガイドされます。 手順2 [シャープキー] または [アスタリスクキー] を押すと音声ガイドが終了します。 9.2.4 自動電源OFFについて  バッテリーのみで使用している際に、停止状態で15分間経過すると、節電のため電源が自動的に切れます。その際「自動電源OFF」と音声ガイドがあります。 また、バッテリーの残量が低下したときには、「バッテリー不足です。残り1分で電源OFF」と音声ガイドがあり、1分後に自動的に電源が切れます。 【77ページ】 @9章3 バッテリーに関する注意  9.3.1 バッテリーの寿命とリサイクル  使用回数を重ね、時間が経過するにつれバッテリーの容量は少しずつ低下します。使用できる時間が大幅に短くなった場合は寿命です。新しいものと交換してください。当バッテリーは本製品独自のものですので、家電量販店などでは販売していません。本製品を購入した販売店でご購入ください。 廃棄の際は、使用済みのバッテリーの端子(金属部分)にテープを貼るなどの処理をして、充電式電池リサイクル協力店に持参し、廃棄してください。 9.3.2 バッテリーの充電について  本製品を初めてご使用になる前には、必ずバッテリーを充電してください。 フル充電には約4時間かかります。(充電時間は、使用条件によって異なります。)充電しながら、使用することができます。はじめて電源を接続する時や、1ヶ月以上使用しなかったときは、内部の時計IC用バッテリーの充電のため、電源アダプターを接続して電源を入れた状態で24時間以上通電してください。通電中も使用することができます。 9.3.3 長期間使用しない場合について  長期間使用しない場合でも、バッテリーは時間の経過とともに必ず劣化します。また、保管状態によって劣化の度合いが異なってきますので、本製品を定期的に使用することをお薦めします。 9.3.4 電源を切った状態でのバッテリーの消耗  電源アダプターを接続せずに電源を切ったまま放置すると、約1週間でバッテリー残量がなくなります。長期間放置した後に電源を入れても起動しない場合は、電源アダプターを接続してから電源を入れてください。 【78ページ】 @10章 メニュー階層一覧 ここでは、メニューの階層を一覧形式で紹介します。 挿入されているメディア、接続されている機器などの条件により、選択できるメニューが変わります。 メニューの階層は、便宜上、番号を付けて説明します。 1「再生設定」(DAISY図書とテキストファイルの場合) 1の1「通常再生」 1の2「タイトルリピート」 1「再生設定」(音楽の場合) 1の1「通常再生」 1の2「トラックリピート」 1の3「アルバムリピート」 1の4「オールアルバムリピート」 1の5「シャッフルリピート」 2「メディア管理」 2の1「メディア、タイトル情報」 2の2「SDカード内容全消去」 2の3「タイトル(アルバム) 削除」 3「管理」 3の1「プレクストークの情報」 3の2「ガイド音量の選択」 3の3「テキスト読み上げ音声の選択」 3の4「待ち受け音の選択」 3の5「時計設定」 3の6「テキスト読み上げの設定」 3の7「設定を初期化」 【79ページ】 @11章 付録 @11章1 パソコンでSDカードやUSB機器にデータを転送して本製品で使用する際の注意  11.1.1 SDカードやUSB機器に保存できるファイルとフォルダの数について  ひとつのフォルダに保存するファイルは1024個以内にしてください。また、ひとつのメディア内に作成するフォルダはルートフォルダを含め8階層1024個以内にしてください。なお、フォルダ数やファイル数が多いと、タイトルの読み出しに時間がかかります。 @11章2 バックアップで自動的に作られるフォルダ名について  空のSDカードやUSBメディアにバックアップを行うと、SDカードやUSBメディアのルートフォルダに「PlexBackUp(プレックスバックアップ)」という名前のフォルダが作られます。 DAISY図書の場合は、「PlexBackUp」の下にバックアップ元と同じ名前のフォルダ名でタイトルがバックアップされます。 音楽CDの場合は、「PlexBackUp」の下に「AudioCD」という名前のフォルダが作られ、その中にバックアップされます。2枚目、3枚目の音楽CDの場合は、それぞれ「AudioCD_01」、「AudioCD_02」という名前のフォルダ名でバックアップされます。 テキストファイルの場合は、「PlexBackUp」の下にバックアップ元のテキストファイルと同名のファイルが作られます。 【80ページ】 @11章3 音声ファイルの連続再生の順序  11.3.1 ひとつのフォルダ内での連続再生の順序  ひとつのフォルダ内ではファイル名の順(abc順)に再生されます。ただし、フォルダ内に「プレイリスト」が存在する場合は、プレイリストに記された再生順序で再生されます。プレイリストは、ファイルの拡張子を「m3u(エム・スリー・ユー)」とし、音声ファイル名を再生したい順番に1行ずつ区切って記述したものです。 11.3.2 フォルダが複数ある場合の連続再生の順序  たとえば、パソコンで次の例のようにフォルダを作って音声ファイルを保存した場合、音声ファイルの連続再生の順序は次の例のようになります。 例: ルートフォルダには、「フォルダA」「フォルダB」があり、「フォルダA」の中には「フォルダAの1」「フォルダAの2」があります。「フォルダAの1」の中には「ファイル1」「ファイル2」が、「フォルダAの2」の中には「ファイル3」「ファイル4」が入っています。また、「フォルダB」には、「ファイル5」「ファイル6」が入っています。 この場合の音声ファイルの再生順序は、ファイル1、ファイル2、ファイル3、ファイル4、ファイル5、ファイル6となります。 <ポイント> 基本的にフォルダがアルバムとなります。ただし、フォルダ内に音声ファイルが無い場合は、アルバムとはなりません。上の例では、フォルダAの1がアルバム1、Aの2がアルバム2、フォルダBがアルバム3となります。フォルダAはアルバムではありません。 【81ページ】 @12章 用語解説 本書で使われている用語および関連する用語を解説します。 1、CD 音楽やデータを記録するためのメディアの一種です。コンパクトディスク(Compact Disc)を省略してCDと呼びます。レーザー光線を当ててデータを読み取ります。 2、DAISY図書 DAISYは、視覚障害者や活字の印刷物を読むことが困難な人々のために、カセットに代わるデジタル録音図書の国際標準規格として、DAISYコンソーシアム(本部スイス)により開発と維持が行なわれている情報システムを表しています。 3、MP3 「MPEG Audio Layer-3(エムペグ・オーディオ・レイヤー・スリー)」の略称で、高圧縮率で高品質な音声圧縮技術、もしくはそれを使って圧縮された音声データのことです。CD品質の音声データをMP3(128kbps)に変換すると、多少音質は低下しますが、約10分の1のサイズに圧縮することができます。 4、PCM 音声などのアナログ信号をデジタル信号に変換する形式の一種です。音楽CDなどに用いられています。非圧縮のため音質は良いのですが、ファイルサイズが大きくなってしまいます。 5、SDカード フラッシュメモリの一種です。切手ほどのサイズに加え、厚さが1mmほどしかなく、そのコンパクトさが特徴です。「SDカード」は「SDメモリカード」の略称です。 6、SDHCカード SDカードの一種で、その容量の大きさが特徴です。寸法はSDカードと同じです。本製品はSDカードとSDHCカードの両方に対応しています。 7、USB USBは、パソコンの周辺装置を接続するための規格のひとつです。この規格のケーブルで接続された機器をUSB機器と呼びます。本製品で扱えるUSB機器は、USBフラッシュメモリ、CFカードなどのUSBカードリーダーで読み込めるカード類、USB外付けハードディスクになります。 【82ページ】 8、アルバム 音楽CD1枚に相当するものです。 9、グループ レベル1〜6の見出しによる頭出しとは別に設定されている移動単位です。グループは、図表説明の先頭・最後などに設定されている場合があります。 10、タイトル 本製品では、ひとつひとつのDAISY図書やテキストファイルを「タイトル」と呼びます。音楽だけはアルバムが複数あっても、「音楽」というひとつのタイトルとして扱われます。 11、特殊ページ 特殊ページは、図書の途中や最後に付けられた特別なページのことです。図表や付録などに付けられます。[2キー]または[8キー]で「ページ」を選択し、[6キー]または[4キー]で移動できます。 12、トラック ひとつの音声ファイルを「トラック」と呼びます。音楽の1曲に相当します。 13、ファイル 文字や音楽などのデータをパソコンやメモリカードなどに格納する際の、データのかたまりを表します。 14、フレーズ 音声データは、息継ぎなどで一定時間以上無音になった箇所で区切られています。その無音から次の無音までのひとかたまりの音声を「フレーズ」と呼びます。DAISY図書では、息継ぎをせずに読めるくらいの短い文がひとつのフレーズになります。 15、プレイリスト プレイリストは、ファイルの拡張子名を「m3u」とし、音声ファイル名を再生したい順番に1行ずつ区切って記述したものです。 16、前付けページ 前付けページは、図書の最初に本文の前に付けられたページのことです。[2キー] または[8キー]で「ページ」を選択し、[6キー] または[4キー]で移動できます。 17、マルチタイトル 1枚のCDやカードの中に複数のタイトルが収録されている録音図書のことです。 18、見出し DAISY図書で頭出しされる冒頭部分を「見出し」と呼びます。 19、メディア 情報を記録する媒体を「メディア」と呼びます。本製品で扱えるメディアは、CD、SDカード、USB機器です。 20、レベル DAISY図書やHTML形式のテキストファイルの頭出しをする時に使用する移動単位のひとつです。DAISY図書には、レベル1が必ずあり、図書によっては最大6までのレベルが設定されている場合があります。 【83ページ】 @13章 故障かなと思ったら 故障かなと思ったら、これから説明する方法で症状を確かめてください。 @13章1 症状と対応のしかた  13.1.1 症状と対応のしかた(全般)  症状1、電源が入らない。 原因1 バッテリーが切れている。または、バッテリー残量が少なくなっている。 対応のしかた 電源アダプターを接続して充電してください。 原因2 バッテリーが外されている。 対応のしかた バッテリーを本体に入れてください。あるいは、電源アダプターを接続してください。 原因3 音量が「0」になっていて、電源ON/OFFの確認ができない。 対応のしかた 音量キーで音量を上げ、電源ON/OFFを確認してください。 原因4 ヘッドホンプラグが差し込まれていて、電源ON/OFFの確認ができない。 対応のしかた ヘッドホンプラグを抜いて、電源ON/OFFを確認してください。 症状2、電源が入ってもすぐに切れてしまう。 原因 バッテリー残量が少なくなっている。 対応のしかた 電源アダプターを接続して充電してください。 【84ページ】 症状3、電源が切れない。(全てのキーが反応しなくなった。) 原因1 キーロックが有効になっている。 対応のしかた キーロックを確認し、キーロックが有効になっていたら無効にしてください。 原因2 何らかの原因により操作不能の状態に陥っている。 対応のしかた 電源キーとお休みタイマーキーを、同時に10秒以上押し続けると電源が切れますので、再度電源を入れて状態を確認してください。起動するのに30秒ほど時間がかかります。 症状4、音声ガイドが出ない。 原因1 電源が入っていない。 対応のしかた 電源を入れてください。 原因2 ヘッドホンジャックが差し込まれている。 対応のしかた ヘッドホンジャックを抜いてください。 原因3 音量が「0」になっている。 対応のしかた 音量キーで音量を上げてください。 症状5、CDを入れることができない。 原因1 電源が入っていない。 対応のしかた 電源を入れてからCDを入れてください。 原因2 既にCDが入っている。 対応のしかた 入っているCDを取り出ししてください。 症状6、CDを取り出すことができない。 原因 電源が入っていない。 対応のしかた 電源が入っているか確認してください。 症状7、CDを再生できない。 原因 記録面が下になっていない。 対応のしかた CDを裏返して入れ直してください。裏返して入れても「再生できないディスクです」とガイドされたら、そのCDには何も記録されていません。 症状8、SDカードを入れることができない。 原因1 SDカードを差し込む向きが間違っている。 対応のしかた SDカードを正しい方向で差し込んでください。 原因2 既に別のSDカードが入っている。 対応のしかた 入っているSDカードを取り出してください。 原因3 SDカード以外のカードを入れようとしている。 対応のしかた SDカード以外のカードを本製品のSDカード挿入口に入れることはできません。 症状9、SDカードを取り出すことができない。 原因 無理に引っ張って取り出そうとしている。 対応のしかた SDカードを奥に押し込むと、数ミリほど出て来ますので、摘んで取り出してください。 症状10、USB機器を接続できない。 原因 USBケーブルを差し込む向きが間違っている。 対応のしかた 上下を逆にして入れ直してください。 【85ページ】 症状11、SDカードが再生できない。 原因1 SDカードが入っていない。 対応のしかた SDカードを入れてください。 原因2 SDカードを差し込む向きが間違っている。または、しっかりと差し込まれていない。 対応のしかた SDカードを正しい方向に、奥までしっかりと差し込んでください。 原因3 空のSDカードが入っている。 対応のしかた DAISY図書などが記録されているSDカードを入れてください。 原因4 本製品が対応していない方式で書き込まれたSDカードが入っている。 対応のしかた 再生できません。そのカードを本製品で使う場合はSDカード内容全消去を行ってから使用してください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 原因5 SDカードが本製品に対応していない。 対応のしかた 動作確認済SDカードを使用してください。 症状12、SDカードにバックアップできない。 原因1 SDカードが書き込み禁止になっている。 対応のしかた 書き込み禁止を解除してください。 原因2 SDカードの空き容量が足りない。 対応のしかた 十分な容量のあるSDカードに交換してください。 症状13、しおりを設定できない 原因 現在の位置が先頭あるいは最後である。 対応のしかた 現在の位置が先頭あるいは最後の場合、しおりを設定することができません。最初から少し再生した位置、または最後から少し戻した位置にしおりを設定してください。 13.1.2 音声ガイドと対応のしかた (再生)   症状1、音声ガイド、「タイトルが選ばれていません」 原因1 SDカードやUSB機器に何も記録されていない。 対応のしかた DAISY図書などが記録されているSDカードを入れるか、USB機器を接続してください。 原因2 SDカード内容全消去を行った。 対応のしかた 別のSDカードを入れるか、USB機器を接続してください。 症状2、音声ガイド、「読み込みエラー」 原因 本製品が対応していない方式でフォーマットされたメディアである。 対応のしかた カード内容全消去を行ってから使用してください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 【86ページ】 13.1.3 音声ガイドと対応のしかた (バックアップ)   症状1、音声ガイド、「SDカードがロックされています」 原因 バックアップ先のSDカードが書き込み禁止になっている。 対応のしかた SDカードの書き込み禁止を解除してください。 症状2、音声ガイド、「メディアの空き容量が不足しています」 原因 バックアップ先のメディアの空き容量が足りない。 対応のしかた 十分な容量のあるメディアに交換してください。 13.1.4 音声ガイドと対応のしかた (その他)   症状1、音声ガイド、「アダプター異常です」 原因 電源アダプターに異常が起きた可能性がある。 対応のしかた 「アダプター異常です」という音声ガイドの後、自動的に電源が切れます。電源を入れ、再び「アダプター異常です」という音声ガイドがある場合には、弊社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 症状2、音声ガイド、「バッテリー異常です」 原因1 バッテリーに異常が起きた可能性がある。 対応のしかた バッテリーを交換してください。 原因2 仕様に定められた範囲外の高温・低温環境下で使用された。 対応のしかた 仕様に定められた範囲内の温度環境下で使用してください。 【87ページ】 @13章2 よくある質問 Q&A  質問1 DAISY図書をバックアップする時に音質などを設定する必要がありますか? 答え 設定の必要はありません。DAISY図書の音声は元のデータと同じ音質でバックアップされます。 質問2 複数のタイトルを一度にバックアップできますか? 答え できません。ひとつずつタイトルを選択してバックアップしてください。 質問3 しばらく使わずにいたらバッテリーが減っていたのですが、これは故障ですか? 答え 故障ではありません。本製品は使わない場合でも少しずつ電力を消費します。 質問4 DAISY図書をバックアップした際、バックアップした順番にタイトルが並んでくれないのですが、タイトルを並びかえるにはどうしたら良いのですか? 答え 本製品は基本的にはフォルダ名で再生順を決める仕様になっています。パソコンでフォルダ名をABC順(辞書順)に変更してください。ただし、名前順に再生されない場合もあります。 質問5 PTR1やPTR2で記録したCFカードを再生することはできますか? 答え カードリーダーにCFカードをセットしてUSBで接続すると、本製品でCFカードの内容を再生することが可能です。ただし、カードリーダーやCFカードの種類によっては本製品で使えない場合があります。 【88ページ】 @14章 仕様 注意 ・仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 ・時間に関する数値はすべておおまかな数値です。 ・充電時間、使用時間は、周囲の温度や使用条件によって異なります。 @14章1 全般的な仕様  項目1、CDローディング方式 スロットイン 項目2、対応CD 12cm CD/CD−R/CD−RW(円形のみ) 項目3、SDカード挿入口 SD/SDHC専用 項目4、再生可能コンテンツ DAISY2.0、DAISY2.02、ANSI/NISO(アンシー エヌアイエスオー) Z39.86/DAISY3.0規格準拠のDAISY図書、MP3、AMR-WB+(エイエムアール・ダブリュービープラス)、Ogg Vorbis(オッグ・ボービス)、WAVE(PCM)、CD-DA 項目5、DAISY図書の再生可能音声ファイル MP3、AMR-WB+、DAISY ADPCM2、PCM 項目6、音声出力 内蔵スピーカー(モノラル) ヘッドホン出力端子(ステレオ) 項目7、外部インターフェイス USB 2.0 項目8、時計精度 月差 ±約60秒 項目9、電源アダプター AC 100 V〜240 V、50/60 Hz 項目10、寸法 縦 170 mm、横 219 mm、厚さ 56 mm 項目11、重量 約 1200g(簡単カバー装着時 約1350g) 項目12、消費電力(最大) 25W 項目13、 動作温度 摂氏5度〜摂氏40度 動作湿度 20〜80% ただし結露しないこと 【89ページ】 @14章2 オーディオ特性  項目1、ヘッドホン出力端子(ライン出力) 適合インピーダンス 32Ω不平衡 ジャック 直径3.5mmステレオミニジャック 項目2、内蔵スピーカー 出力インピーダンス 4Ω 出力 2.0W @14章3 主要な機能  項目1、音声ガイド 操作を音声でガイド キー説明モードでのキー説明 メニュー説明 情報キーを押した時に情報をガイド 項目2、検索機能 見出し、グループ、ページ、フレーズ、しおり、アルバム、トラック、レベル、段落、文、文字 項目3、再生音量調整 0〜25(26段階) 項目4、ガイド音量調整 −5〜+5(11段階) 項目5、再生スピード調整 −2〜+8(11段階) 項目6、トーン調整 −6〜+6(13段階) 項目7、メモリ機能 しおり 最大10,000個 @14章4 バッテリー  項目1、種類 ニッケル水素蓄電池 項目2、寸法 横54mmx縦57mmx厚さ29mm 項目3、容量 1800mAh(ミリ アンペア アワー) 項目4、充電時間 約4時間 項目5、使用可能時間 DAISY図書CD再生:約5時間 音楽CD再生:約2時間 DAISY図書SDカード再生:約8時間 【90ページ】 @15章 動作確認済メディアおよびオプション品 本製品に同梱されている「動作確認済品一覧」に、動作確認済メディア及びオプション品に関する記載がありますので、そちらをご覧ください。 また、最新の情報は、プレクストークのホームページ http://www.plextalk.com/jp/ をご覧になるか、または、プレクストークお問い合わせ窓口までご連絡ください。 【91ページ】 @16章 保証について シナノケンシ株式会社は、本製品のお買い上げ日から1年間(以下「保証期間」といいます)に本製品に不具合が認められた場合には、本製品が添付の取扱説明書に従ってご使用されている場合に限り、不具合の内容や程度等を考慮して、無償にて修理あるいは交換などの対応をいたします。但し、次のような場合は、保証期間を問わず、保証の対象にはなりません。あらかじめご了承ください。 ・ 取扱説明書に記載された警告、注意事項その他使用条件・方法と異なる使用をした場合。 ・ バッテリー、電源アダプターなど、付属品以外のものを使用して破損した場合。 ・ フロントパネル等の外面の損傷など。 ・ 不具合の原因が不適当と思われるご使用方法である場合。 ・ 不具合の原因が落下等の過大な衝撃である場合。 ・ 不具合の原因が部品等の自然劣化・消耗である場合。 ・ 不具合の原因が落雷、風水害、地震、火災、塩害(塩の害)、その他天災地変である場合。 ・ 不具合の原因が光ピックアップ等の部品等の自然劣化・消耗の場合。 ・ バッテリーの寿命による動作不良、停止。 ・ 不具合の原因が本製品に接続した他の機器である場合。 ・ 弊社又は弊社が指定した者以外の者(個人、事業者を含みます)により改造、修理された場合。 ・ 本製品を第三者に譲渡した場合。 ・ 本製品より取り外した部品の修理。 ・ 修理等のご依頼の際に保証書のご提示がない場合。 ・ 保証書に必要事項の記載がない場合、または保証書の文言が書き換えられている場合。 ・ 本製品を日本国外で使用する場合。 弊社は、いかなる場合においても、お客様の逸失利益、特別損害、付随的損害又はその他の結果的損害について、一切の責任を負うものではありません。また、弊社の責に帰すべき理由により、お客様に損害が発生した場合であっても、弊社は直接かつ通常の損害についてのみ補償し、その金額は、本製品の購入価格を上限とさせていただきます。 メディア内のデータについて CD・SDカード・USBメディアに記録されたデータの破損・消失については、弊社は一切の責任を負うものではありません。あらかじめご了承ください。 【92ページ】 @17章 お問い合わせについて 本製品を操作している時にトラブルが発生した場合は、まず「13章 故障かなと思ったら」83ページを参考にしながら対処してください。それでも、解決できない場合は、弊社までお問い合わせください。 お問合せ先 〒386−0498 長野県上田市上丸子1078 シナノケンシ株式会社 プレクストークお問い合わせ窓口 電話 050−5804−1177 受付時間 月〜土 9:30〜17:00 日・祝祭日は休業 ファックスやEメールは常時受け付けております。 ファックス 0268−42−2923 Eメール plextalk@skcj.co.jp ホームページ http://www.plextalk.com/ プレクストークホームページについて プレクストークホームページでは、よくある質問やプレクストーク製品に関する最新の情報を提供しております。 プレクストーク専用ホームページ http://www.plextalk.com/ をご利用ください。 【93ページ】 @索引 <記号、数字、アルファベット> アスタリスクキー(アスタリスクキー)・・・19ページ, 45ページ シャープキー(シャープキー)・・・・・・・19ページ, 45ページ 9キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52ページ, 54ページ, 63ページ 0キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62ページ CD・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26ページ DAISY図書・・・・・・・・・・・・・・2ページ, 29ページ MP3・・・・・・・・・・・・・・・・・・54ページ, 55ページ PCM・・・・・・・・・・・・・・・・・・54ページ, 55ページ SDカード・・・・・・・・・・・・・・・・46ページ SDカード内容全消去・・・・・・・・・・・68ページ USB機器・・・・・・・・・・・・・・・・48ページ <あ行> 空き容量・・・・・・・・・・・・・・・・・67ページ アルバム移動・・・・・・・・・・・・・・・58ページ, 59ページ アルバム削除・・・・・・・・・・・・・・・69ページ アンドゥ・・・・・・・・・・・・・・・・・45ページ イジェクトキー・・・・・・・・・・・・・・17ページ, 27ページ 移動単位・・・・・・・・・・・・・・・・・29ページ, 30ページ, 37ページ, 57ページ, 60ページ 移動を取り消す(アンドゥ、リドゥ)・・・・45ページ お休みタイマー・・・・・・・・・・・・・・39ページ 音質(トーン)の調整・・・・・・・・・・・25ページ 音声ガイドの音量・・・・・・・・・・・・・24ページ, 70ページ 音声ファイル・・・・・・・・・・・・・・・26ページ 音量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24ページ, 70ページ <か行> ガイド音量の選択・・・・・・・・・・・・・70ページ 簡単カバー・・・・・・・・・・・・・・・・14ページ 管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70ページ キー説明・・・・・・・・・・・・・・・・・44ページ キーロック・・・・・・・・・・・・・・・・44ページ グループ・・・・・・・・・・・・・・・・・29ページ  グループ移動・・・・・・・・・・・・・・32ページ 【94ページ】 現在の日時を確認・・・・・・・・・・・・・43ページ 故障かなと思ったら・・・・・・・・・・・・83ページ <さ行> 再生音量の調整・・・・・・・・・・・・・・24ページ 再生/停止・・・・・・・・・・・・・・・・28ページ 再生設定・・・・・・・・・・・・・・・・・65ページ 最後に移動・・・・・・・・・・・・・・・・35ページ しおり・・・・・・・・・・・・・・・・・・40ページ しおりに移動する・・・・・・・・・・・・ 41ページ しおりを削除する・・・・・・・・・・・・ 42ページ しおりを付ける・・・・・・・・・・・・・ 40ページ 自動電源OFF・・・・・・・・・・・・・・・ 76ページ 仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88ページ 情報を聞く・・・・・・・・・・・・・・・・43ページ スピード・・・・・・・・・・・・・・・・・25ページ 設定を初期化・・・・・・・・・・・・・・・73ページ 先頭に移動・・・・・・・・・・・・・・・・35ページ <た行> タイトル削除・・・・・・・・・・・・・・・69ページ タイトル選択・・・・・・・・・・・・・・・36ページ, 56ページ ダイレクト移動・・・・・・・・・・・・・・34ページ, 35ページ, 59ページ, 61ページ テキストファイル・・・・・・・・・・・・・60ページ  テキストファイル内の移動・・・・・・・・61ページ テキスト読み上げ音声の選択・・・・・・・・71ページ テキスト読み上げの設定・・・・・・・・・・73ページ 電源アダプター・・・・・・・・・・・・・・13ページ, 22ページ 電源キー・・・・・・・・・・・・・・・・・17ページ, 23ページ トーン (音質)・・・・・・・・・・・・・・ 25ページ 時計設定・・・・・・・・・・・・・・・・・72ページ トラック・・・・・・・・・・・・・・・・・37ページ  トラック移動・・・・・・・・・・・・・・38ページ, 59ページ <な行> 日時の確認・・・・・・・・・・・・・・・・43ページ <は行> バックアップ・・・・・・・・・・・・・・・51ページ, 63ページ バッテリー・・・・・・・・・・・・・・・・74ページ 【95ページ】 バッテリー残量・・・・・・・・・・・・・ 76ページ 早送り・・・・・・・・・・・・・・・・・・28ページ, 60ページ フレーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・29ページ  フレーズ移動・・・・・・・・・・・・・・33ページ プレクストークの情報・・・・・・・・・・・70ページ ページ移動・・・・・・・・・・・・・・・・32ページ, 34ページ ヘッドホン出力端子・・・・・・・・・・・・21ページ ヘルプ・・・・・・・・・・・・・・・・・・62ページ <ま行> 巻き戻し・・・・・・・・・・・・・・・・・28ページ, 60ページ 待ち受け音の選択・・・・・・・・・・・・・71ページ 見出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・29ページ  見出しに移動・・・・・・・・・・・・・・31ページ, 34ページ メディア・・・・・・・・・・・・・・・・・46ページ メディア管理・・・・・・・・・・・・・・・67ページ メディア、タイトル情報・・・・・・・・・・67ページ メニューキー・・・・・・・・・・・・・・・17ページ, 64ページ メニュー階層一覧・・・・・・・・・・・・・78ページ <や行> 用語解説・・・・・・・・・・・・・・・・・81ページ <ら行> リドゥ・・・・・・・・・・・・・・・・・・45ページ レベル・・・・・・・・・・・・・・・・・・29ページ, 60ページ 索引おわり 【96ページ】 お問合せ先 〒386−0498 長野県上田市上丸子1078 シナノケンシ株式会社 プレクストークお問い合わせ窓口 電話 050−5804−1177 受付時間 月〜土 9:30〜17:00 日・祝祭日は休業 ファックスやEメールは常時受け付けております。 ファックス 0268−42−2923 Eメール plextalk@skcj.co.jp ホームページ http://www.plextalk.com/ 2013年3月