プレクストーク PTN3 取扱説明書 テキスト版。第4版。 このたびは、プレクストークをお買い上げいただきありがとうございます。この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱い方が記されています。この取扱説明書をお読みの上、製品を安全にお使いください。 ※この取扱説明書テキストファイル版は、墨字版の内容をほぼそのまま収録したものです。ただし、スクリーンリーダを使って読みやすいように一部表現を変えてあります。 【ご注意】 : 指紋・傷・汚れのあるCDは読み取りが悪化します。 ・指紋、傷、汚れが付いたCDは、正しく読み取れない場合があります。 ・特にCD-RWでは読み取りできない場合が多くあります。 ・CDの記録面に指紋、傷、汚れを付けないよう、取り扱いにはご注意ください。 CDの持ち方。 ・CDを持つときは、記録面には触れないよう、上側から人差し指を中心にある穴に入れ、親指を外側のフチに当て、つまむように持ってください。 ・記録面には、CD中央の穴のフチから1cm外側に同心円状のでっぱりがあります。 CDを機器に装着する際の注意。 ・CDドライブのトレイは、右方向に止まるまで完全に引き出してください。 ・CDの中心をトレイ中央の突起に合わせます。 ・CDの中心の穴を挟むように2本の指を当てます。「カチッ」という音がするまで押し込みます。 ・CDがスムーズに回転することで、正しく装着されたことを確認してください。 ※トレイ中央の丸い突起から右下方向に2cmの位置にある光ピックアップは触らないでください。 CDの強制排出方法。 ・本体の電源を切ってください。 ・トレイのイジェクトボタンの奥側にある1.5mmの穴に付属のピンを、1cm程度まっすぐに差し込んでください。 ・ロックが解除されたら、トレイを引き出してください。 ※トレイが出ない場合などは、プレクストークお問い合わせ窓口までお問い合わせください。 目次。 目次 : 4ページ。 1章 本製品の特徴 : 9ページ。 2章 お使いいただくための注意事項 : 10ページ。 2章1 安全にお使いいただくために(警告、注意) : 10ページ。 2章2 使用許諾 : 15ページ。 2章3 その他注意事項 : 15ページ。 3章 はじめに : 17ページ。 3章1 入っているものを確認しましょう : 17ページ。 3章2 取扱説明書を開く : 18ページ。 4章 各部の名称と働き : 19ページ。 4章1 本体の形状 : 19ページ。 4章2 操作面 (すっきりカバー装着時) : 20ページ。 4章2節1 奥側のキー : 20ページ。 4章2節2 操作面 中央のキー : 21ページ。 4章2節3 操作面 手前のキー : 22ページ。 4章3 操作面(すっきりカバー未装着時) : 23ページ。 4章4 背面 : 26ページ。 4章5 底面 : 26ページ。 4章6 右側面 : 27ページ。 4章7 左側面 : 28ページ。 5章 基本操作 : 29ページ。 5章1 電源アダプターを接続する : 29ページ。 5章2 電源をオン/オフする : 29ページ。 5章3 CDを聴く : 30ページ。 5章4 CDをバックアップする : 30ページ。 5章5 バックアップしたものを聴く : 31ページ。 6章 各種メディアの取り扱い方法 : 32ページ。 6章1 CDについて : 32ページ。 6章1節1 CDの取り扱いについて : 32ページ。 6章1節2 再生できるCD : 32ページ。 6章1節3 CDを入れる・取り出す : 33ページ。 6章2 SDカードについて : 35ページ。 6章2節1 利用可能なSDカード : 35ページ。 6章2節2 SDカードの形状 : 35ページ。 6章2節3 SDカードの入れ方 : 36ページ。 6章2節4 SDカードの取り出し方 : 36ページ。 6章2節5 書き込み禁止スイッチ : 37ページ。 6章3 USB機器について : 38ページ。 6章3節1 利用可能なUSB機器 : 38ページ。 6章3節2 USB機器の接続方法 : 39ページ。 6章3節3 USB機器の取り外し方 : 39ページ。 7章 DAISY図書を聴く : 40ページ。 7章1 CDからDAISY図書を聴く : 40ページ。 7章1節1 再生・停止する : 40ページ。 7章1節2 送りキー・戻しキーを利用する : 40ページ。 7章2 DAISY図書を便利に聴く : 41ページ。 7章2節1 前後に移動して聴きたい場所を聴く : 41ページ。 7章2節2 DAISY図書を繰り返し聴く : 43ページ。 7章2節3 ダイレクト移動 : 44ページ。 7章2節4 移動を取り消す : 45ページ。 7章3 タイトルを選択して聴く : 46ページ。 7章3節1 タイトル選択を開始する : 46ページ。 7章3節2 タイトルを簡単に選択する : 46ページ。 7章3節3 タイトルを効率よく選択する : 47ページ。 7章3節4 タイトルを直接選択する : 50ページ。 7章3節5 タイトルの並び順の切り替え : 51ページ。 7章3節6 タイトルの選択方法を変更して聴く : 52ページ。 8章 音楽を聴く : 55ページ。 8章1 音楽CDを聴く : 55ページ。 8章1節1 前後に移動する : 55ページ。 8章2 音楽(音声ファイル)を聴く : 56ページ。 8章2節1 前後のアルバムやトラックなどに移動する : 56ページ。 8章2節2 トラックやアルバムを番号で指定して移動する : 57ページ。 8章2節3 再生方法を変更する(シャッフル・リピート設定) : 58ページ。 8章2節4 お気に入りに登録して聴く : 59ページ。 9章 テキストを聴く : 62ページ。 9章1 テキスト内を移動して聴く : 62ページ。 9章1節1 テキストファイル内を前後に移動して聴く : 62ページ。 9章1節2 ダイレクト移動 : パーセント移動 : 63ページ。 9章1節3 テキストファイルを繰り返し聴く : 63ページ。 10章 オーディオブックを聴く : 64ページ。 10章1 オーディオブックの移動単位 : 64ページ。 10章1節1 <前後に見出しや時間で移動する> : 64ページ。 10章1節2 <ダイレクト移動する> : 64ページ。 11章 おやすみタイマー : 65ページ。 12章 機器の現在の情報を聴く : 66ページ。 12章1 情報を聴く : 66ページ。 12章2 現在の日時を確認する : 67ページ。 13章 しおりを利用する : 68ページ。 13章1 しおりを付ける : 68ページ。 13章2 しおりの位置に移動する : 69ページ。 13章2節1 前後のしおりの位置に移動する : 69ページ。 13章2節2 番号を指定して移動する : 70ページ。 13章3 しおりを削除する : 70ページ。 13章3節1 しおりを削除する : 70ページ。 13章3節2 選択中のタイトルのしおりを削除する : 71ページ。 14章 図書や音楽などをバックアップする : 72ページ。 14章1 「バックアップ」について : 72ページ。 14章2 DAISY図書をバックアップする : 73ページ。 14章2節1 DAISY図書をバックアップする : 73ページ。 14章2節2 PTR2で再生できる形式でバックアップする : 74ページ。 14章3 音楽をバックアップする : 75ページ。 14章3節1 アルバムをバックアップする : 75ページ。 14章3節2 トラックを選択してバックアップする : 76ページ。 14章3節3 マイベストアルバムを聴く : 78ページ。 14章4 バックアップ先に作られるフォルダ名 : 78ページ。 15章 タイトル・ファイルを削除する : 79ページ。 16章 パソコンと接続する : 80ページ。 16章1 本製品とパソコンをUSBケーブルで接続する : 80ページ。 16章1節1 パソコンの動作環境 : 80ページ。 16章1節2 使用できるUSBケーブル : 80ページ。 16章1節3 パソコンと接続する : 80ページ。 16章1節4 データの転送 : 81ページ。 16章1節5 パソコンから取り外す : 81ページ。 16章2 本製品とプレクストークポケット・プレクストークリンクポケットを接続する : 82ページ。 16章2節1 使用するUSBケーブル : 82ページ。 16章2節2 接続する : 82ページ。 16章2節3 接続してできること : 83ページ。 16章2節4 取り外す : 83ページ。 17章 メニューから機器の設定を行う : 84ページ。 17章1 メニュー 階層一覧 : 84ページ。 17章2 メニューの操作方法 : 85ページ。 17章3 タイトル管理 : 85ページ。 17章3節1 バックアップ : 85ページ。 17章3節2 タイトル情報 : 85ページ。 17章3節3 タイトル選択 : 86ページ。 17章3節4 しおり : 86ページ。 17章3節5 タイトル・アルバム削除 : 86ページ。 17章3節6 ファイル削除 : 86ページ。 17章4 再生設定 : 87ページ。 17章4節1 シャッフル・リピート設定 : 87ページ。 17章4節2 マルチメディア図書再生設定 : 87ページ。 17章4節3 飛ばし読み : 88ページ。 17章5 メディア管理 : 89ページ。 17章5節1 メディア情報 : 89ページ。 17章5節2 メディアを全消去する : 89ページ。 17章6 システム設定 : 90ページ。 17章6節1 ガイド音量の選択 : 90ページ。 17章6節2 ガイドスピードの選択 : 91ページ。 17章6節3 テキスト読み上げ音声の選択 : 91ページ。 17章6節4 待ち受け音の選択 : 91ページ。 17章6節5 キー受付音の選択 : 92ページ。 17章6節6 時計設定 : 92ページ。 17章6節7 テキスト読み上げの設定 : 93ページ。 17章6節8 バッテリーいたわりモード : 93ページ。 17章6節9 バッテリーリフレッシュ : 93ページ。 17章6節10 設定の初期化 : 95ページ。 17章7 メニューのショートカット : 96ページ。 17章7節1 数字にメニュー項目を割り当てる : 96ページ。 17章7節2 ショートカットを呼び出す : 96ページ。 18章 バッテリー : 97ページ。 18章1 バッテリー交換方法 : 97ページ。 18章2 バッテリーで動作させる : 98ページ。 18章3 バッテリーに関する注意 : 99ページ。 19章 ファームウェアを更新する : 101ページ。 20章 用語 : 102ページ。 20章1 キーワード : 102ページ。 20章2 カテゴリー : 102ページ。 20章3 メディア : 103ページ。 20章4 DAISY : 103ページ。 20章5 その他 用語解説 : 104ページ。 21章 故障かなと思ったら : 106ページ。 21章1 症状と対応のしかた : 106ページ。 21章2 よくある質問 Q&A : 110ページ。 22章 仕様 : 111ページ。 23章 動作確認済メディア : 114ページ。 24章 索引 : 115ページ。 25章 保証について : 120ページ。 お問い合わせについて : 128ページ。 プレクストークホームページについて : 128ページ。 1章 : 本製品の特徴。 1)、DAISY図書を聴く。 DAISY(デイジー)は、視覚障がい者や普通の印刷物を読むことが困難な人々の為に開発されたデジタル録音図書の規格です。DAISY図書とは、この規格にそって製作された図書のことを言います。DAISY図書は、デジタル録音されたデータに、見出しやページなどのしるしが付けられており、本製品は、そのしるしによって聴きたい箇所に素早く移動することができます。 2)、音楽を聴く。 音楽を繰り返し再生やシャッフル再生などの再生方法で楽しめます。 3)、DAISY図書や音楽をバックアップする。 DAISY図書や音楽CDを、SDカードやUSB機器に簡単にバックアップすることができます。また、SDカードとUSB機器の間でも相互にバックアップを行うことができます。 4)すっきりカバー。 すっきりカバーを標準付属しており、装着時は再生に必要なキーだけ使えて、初心者でも安心して利用することができます。操作に慣れ、より便利な検索機能などを使いたい際には、すっきりカバーを取り外してすべての機能をご利用ください。 5)便利な機能。 さらに、次のような便利な機能があります。 1.音声で本製品の動作を明確に知らせる「音声ガイド」機能。 2.設定した時間になると自動的に電源が切れる「おやすみタイマー」機能。 3.再生のスピードを聴き取りやすい速度に変えられる機能。 4.自由な場所にしるしを付けられる「しおり」機能。 2章 : お使いいただくための注意事項。 2章1 : 安全にお使いいただくために 、(警告、注意)。 本製品は安全に十分配慮して設計されています。しかし、電気製品は間違った使い方をすると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。 警告および注意事項について。 「警告」 : これらの表示を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負うおそれがあります。 「注意」 : これらの表示を無視して誤った取り扱いをすると、障害を負うおそれ、または物的損害が発生するおそれがあります。 ※以下の警告および注意事項の中で使われる「本製品」という表現には、プレクストーク本体のみならず、バッテリーも含まれます。 ※「SDメモリカード」を省略して「SDカード」と表記します。 警告。 警告1. 本製品から煙が出る、異臭がする等の異常がある場合、そのまま使用すると火災・感電・けが等の原因になります。ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。その際、本体またはバッテリーが高温になっている可能性がありますので、火傷しないように十分注意してください。 警告2. 万一、バッテリーから液がもれたら、ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、すぐに火気より遠ざけ、販売店にご連絡ください。漏れた液や気体に引火して発火・破裂のおそれがあります。バッテリー液が目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医師に相談してください。液が皮膚や衣服に付いたときは、水でよく洗い流してください。 警告3. 本製品の隙間から金属物などの異物を入れたり、本製品に水や洗浄液等の液体をこぼしたりしないでください。ショートして火災・感電・故障の原因になり、大変危険です。異物や液体が入ってしまった場合は、ただちに電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。 警告4. 本製品を開けて勝手に修理しないでください。カバーを取ると電流やレーザー光線が放射されることがあり危険です。火災・感電・故障の原因になります。安全のため、修理は「プレクストークお問い合わせ窓口」にご依頼ください。 警告5. CD読み取り用の光ピックアップから放射されるレーザー光線は目など人体に有害です。トレイを開いた時はレーザーが発光されない仕組みですが、光ピックアップを正面から注視しないでください。 警告6. お風呂や雨の当たる場所、湿気の多い場所での使用はしないでください。感電・火災・故障の原因になります。 警告7. 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。 警告8. 付属の電源アダプターや電源コード、当社指定のバッテリー以外は使用しないでください。また、AC100V 50/60Hz 以外の電源では使用しないでください。火災・感電・故障の原因になります。 警告9. 電源プラグについた埃は定期的に清掃してください。その際、電源プラグをコンセントから抜いた後に清掃してください。また、たこあし配線をしないでください。埃やたこあし配線は、火災・感電の原因になります。 警告10. 電源プラグを差し込む際は、プラグ本体を持って根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全だと火災や感電の原因になります。また、電源プラグを抜く際は、必ずプラグを持って抜いてください。電源コードを引っ張ってプラグを抜くと、コードが傷つき、火災・感電の原因になります。 警告11. 電源アダプター、電源コードを傷つけないでください。重いものを乗せたり、引っ張ったり、加工したり、傷つけたり、無理に曲げたり、ねじったり、束ねたり、挟んだり、熱器具を近づけたりするとアダプターやコードが傷つき、火災や感電の原因となります。 警告12. 自動車・バイク・自転車などの乗り物を運転しながら本製品を使用しないでください。交通事故の原因になります。また、歩きながらの使用も大変危険ですのでおやめください。交通事故の原因・故障の原因になります。 警告13. 本製品で利用可能なSDカードやUSBメモリなどのサイズの小さなメディアは、乳幼児の手の届く場所に置かないでください。誤飲すると健康に悪影響を及ぼします。誤飲した際は、ただちに医師に相談してください。 警告14. 本製品やメディアを、埃の多い場所、直射日光の当たる場所、暖房器具に近い場所、炎天下の車内などに置かないでください。また、携帯電話・オーディオアンプ・電子レンジ・トースター・ヘアドライヤー・その他熱や電波を発生する電気製品の近くに置かないでください。火災・感電・故障の原因になります。 警告15. 本製品に対して、たたく、踏みつける、重いものを乗せる、落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。また、火の中に入れたり、電子レンジ・オーブンなどで加熱したりしないでください。火災・感電・故障の原因になります。 警告16. 長期間使用しないときは、電源プラグをコンセントから抜き、バッテリーを本体から取り出しておいてください。 警告17. 本体を廃棄する際は、お住まいの自治体の定める廃棄物分別方法に従って処分してください。バッテリーの廃棄は「充電式電池リサイクル協力店」にご持参して廃棄してください。 警告18. お手入れの際は、電源プラグをコンセントから抜き、電源を切ってください。感電の原因になります。水や洗剤液を直接かけたり、霧吹きで吹き付けたりしないでください。液体が本製品にかかると、火災・感電・故障の原因になります。 警告19. バッテリーを誤って落下させると故障の原因になります。取り扱いには十分に注意してください。 警告20. 航空機や病院など使用制限のある場所では、その場の指示に従ってください。音楽プレーヤー等の使用が禁止されている場所では本製品を使用しないでください。 警告21. 雷が鳴っている時、または落雷がありそうな時は、電源プラグをコンセントから抜き、バッテリー駆動で使用してください。電源アダプターを接続した状態で雷が落ちると、火災・感電・故障の原因になります。 警告22. 本製品や付属品が故障した場合、電源を切って使用を中止し、プレクストークお問い合わせ窓口、または販売店に相談してください。故障したまま使用を続けると、火災・感電の原因になります。 警告23. 本製品並びに電源アダプター内部の部品は経年変化により、劣化する場合があります。長期間ご使用された本製品や電源アダプターに異常な発熱やこげくさい臭いがするなどの異常が見られましたら、ただちに使用を中止し、プレクストークお問い合わせ窓口、または販売店にご相談してください。 注意。 注意1. 本製品は使用中または充電中に温度が上がる場合があります。長時間皮膚の同じ場所に触れていると、熱い・痛いなどの自覚症状がなくても低温やけどのおそれがあります。長時間皮膚の同じ場所に触れないようにしてください。 注意2. 長時間ヘッドホンを使用すると、聴覚へ悪影響を及ぼすおそれがあります。長時間の連続使用は避けてください。また、大き過ぎる音量で聴くことも避けてください。 注意3. 本製品は傾いた場所や不安定な場所を避け、必ず水平な状態で使用してください。立てた状態で使用したり、保管したりすると倒れるおそれがあります。故障・不具合の原因になります。 注意4. ラベルやシールを貼ったCDは使用しないでください。「CDの取り出しができない」「CDの記録面に傷がつく」「再生ができない」など故障・不具合の原因になります。 注意5. SDカードは正しい向きで入れてください。また、出し入れの際、決して無理な力を加えないでください。間違った向きで入れたり、無理な力を加えて出し入れしたりすると故障の原因になります。本製品のカードスロットはSDカード、SDHCカードおよびSDXCカード専用です。それ以外のカードをカードスロットに差し込まないでください。故障の原因になります。 注意6. ヘッドホン出力端子やUSB端子に接続する際は、無理な力で挿しこまないでください。また、接続された状態で無理な力をかけないようにご注意ください。故障の原因になります。 注意7. 本製品の中にメディアを入れた状態および電源アダプターを付けたままでの持ち歩き、移動・運搬はおやめください。故障の原因となります。 注意8. お手入れの際は中性洗剤を少しだけ布にしめらせて汚れを取り、乾いた布でふいてください。中性ではない洗剤を使用したり、シンナー・アルコールなどで拭いたりしないでください。本製品の表面を痛めてしまいます。 注意9. 電源ケーブルにつまずいて転倒しないように注意してください。けがの原因となります。また、つまずいた際に、本製品が落下して故障する可能性があります。十分に注意してください。 注意10. 本製品には、市販のCDレンズクリーナーは使用しないでください。 注意11. 本製品の隙間から虫(ゴキブリなど)が入ると、故障の原因となる場合があります。 注意12. 本製品の上に物をかぶせたり、布団などのやわらかい物の上で長時間使用したりすると、熱がこもり高温になる場合があります。このような状態での使用は避けてください。故障・不具合の原因になります。 2章2 : 使用許諾。 1.本取扱説明書(以下「本書」)はシナノケンシ株式会社の著作物です。したがって、定められた場合を除き、本書の一部または全部を無断で複製・複写・転写・転載・改変することは法律で禁止されています。 2.本書に記載されている内容に関しては、改良のため予告なしに変更することがあります。 3.本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不明な点あるいは不備な点などがありましたら、当社までご連絡ください。 4.本製品及び付属品の使用に起因する損害や逸失利益の請求などにつきましては、上記に関わらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 5.本製品は「外国為替及び外国貿易法」の規定により戦略物等輸出規制製品に該当する場合があります。国外に持ち出す際は、日本政府の輸出許可申請などの手続きが必要になる場合があります。 6.本製品は医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器としての使用、またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。これらの設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故障により人身事故、火災事故、社会的損害などが生じても、当社ではいかなる責任も負いかねます。設備や機器、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計など、安全設計に万全を期されるようご注意ください。 7.本製品は日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、当社は一切の責任を負いかねます。また、当社は本製品に関し、日本国外への技術サポート及びアフターサービス等を行なっておりません。予めご了承ください。 本製品と付属品のライセンスと商標はすべて、当社その他本製品と付属品の各々の権利者が保持します。 登録商標について。 ・Microsoft、Windows 10、Windows 11、Windows Embedded Compact 7は、米国 Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。 2章3 : その他注意事項。 電波障害自主規制について。 本製品(電源アダプターを含む)は家庭環境で使用することを目的にしておりますが、ラジオ、テレビ等に接近して使用すると、電波障害の原因となることがあります。本製品がテレビやラジオ等の受信障害の原因となっているかは本製品の電源の「オン」、「オフ」を切り替えることでご確認いただけます。本製品が原因の場合は次の方法をお試しください。 ・受信アンテナの位置、あるいは方向を変える。 ・本製品と受信機の距離を離す。 ・本製品と受信機のコンセントを別々にする。 バックアップに関する著作権について。 本製品によるバックアップは、著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障がい者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または刑事上の制裁を受ける場合があります。 有寿命部品について。 本製品には、有寿命部品(CDドライブ、ラバーキー等)が含まれています。使用頻度、経過時間、使用環境によって摩耗/劣化が進行し、交換が必要となる部品です。本体の保証期間内であっても部品交換が有償となる場合があります。 ・CDドライブの光ピックアップは、製造からの時間経過とともに徐々に摩耗/劣化し、読み取り時間としておよそ2000時間が寿命の目安となります。なお、使用頻度、使用環境によっては早期に摩耗、劣化する場合があります。CDを読み込みにくい症状が頻繁に発生する場合は「プレクストークお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。 消耗品について。 本製品には、消耗品(バッテリー、時計用電池等)が含まれています。使用頻度や使用量により消耗します。初期不良の場合を除き、本体の保証期間内であっても有償となります。 ・バッテリーは充電/放電の繰り返しや、製造から時間が経過することで電池容量が消耗します。消耗の進み方は使用頻度や使用環境により異なります。バッテリー残量がゼロパーセントの状態で長期間放置する、バッテリーを使い切ってから充電する、温度が高い場所で使用する、熱がこもる場所で使用するなどのご使用を極端に繰り返すと、バッテリーが早期に消耗しますのでご注意ください。 ・時計用電池の消耗を防ぐため、少なくとも3か月に1回は電源アダプターを接続し、24時間以上充電を行ってください。長期間電源アダプターを接続しない状態が続くと、電池が放電し、時計が時刻を保持することができなくなります。また、このような状態で長期間経過すると、時計用電池の消耗が急速に進み、時計の保持期間が短くなります。 他社電源アダプターの使用。 本製品の付属品以外の電源アダプターは、本製品の破損や誤動作等、予期せぬ不具合または故障の原因となりますので、使用することはできません。 その他。 ・本製品は水平な机上など安定した場所に、操作面を上にして使用してください。本製品を側面や背面を下側にし、立てた状態での使用はお控えください。故障の原因となります。 ・動作中、充電中には電力を消費するため、本体やバッテリー表面温度が上昇しますが異常ではありません。 3章 : はじめに。 3章1 : 入っているものを確認しましょう。 本製品をご使用になる前に、まず次のものがそろっているかお確かめください。万一不足しているものがありましたら、お手数ですが本製品を購入した販売店までご連絡ください。 お願い:梱包箱や梱包材は、修理などのために本製品を安全に輸送する際に必要となることがありますので、大切に保管しておいてください。 プレクストーク、PTN3 : 1台。 ※バッテリーは本体に装着された状態で同梱されています。 すっきりカバー(本体に装着済) : 1個。 電源アダプター : 1個。 ※電源コードは電源アダプターと接続した状態で同梱されています。 取扱説明書(墨字版) : 1冊。 基本操作ガイド(音楽CD版) : 1枚。 保証書 : 1枚。 同梱品一覧票(点字) : 1枚。 プレクストークお客様登録用紙 : 1枚。 返信用封筒 : 1枚。 3章2 : 取扱説明書を開く。 本製品には取扱説明書(墨字版)に加え、音声マニュアルおよび電子マニュアルが付属します。本章では、これらの取扱説明書の概要および開き方をご説明します。 1.取扱説明書(墨字版)。 この説明書では、基本操作ガイド音楽CD版でのご説明に加え、便利な機能やより詳細な使い方をご説明しています。音声で取扱説明書をご確認いただくには、本製品内蔵の取扱説明書DAISY版をご利用ください。 2.基本操作ガイド(音楽CD版)。 基本操作ガイド(音楽CD版)は、本製品や音楽CDプレーヤーで再生することができます。このCDでは、本製品の基本的な操作方法についてご説明しています。 3.取扱説明書(DAISY版)。 取扱説明書(DAISY版)は、本製品にヘルプとして内蔵しており、すっきりカバーを外した状態にて使用することができます。この説明書では、基本操作ガイド(音楽CD版)でのご説明に加え、便利な機能やより詳細な使い方をご説明しており、内容は音声にてお聴きいただくことができます。 <ヘルプの聞き方>。 手順1. ヘルプを開始するには[0キー]を押します。取扱説明書(DAISY版)の内容を聞くことができます。再生方法はDAISY図書と同じです。 手順2. ヘルプを終了するには、再度[0キー]を押します。 <ポイント>。 [0キー]を長押しすると「キー説明モード」が開始します。「キー説明モード」を終了するには[0キー]を長押しします。 4章 : 各部の名称と働き。 4章1 : 本体の形状。 本製品を操作するための各種キーが配置されている広い面を「操作面」と呼びます。操作面手前側に手で握れる大きさのバーがあり、そこがハンドルとなります。ハンドルが手前になるように本体を置きます。背後の面を「背面」、右側の側面を「右側面」、左側の側面を「左側面」、本体下側を「底面」と呼びます。 これから各キーの操作方法を簡単に説明します。詳しくは次章以降を参照してください。 4章2 : 操作面 (すっきりカバー装着時) すっきりカバー装着時に使用できるキーやその特徴から説明します。操作面を奥側、中央、手前に分けてご説明します。 4章2節1 : 操作面 奥側のキー。 操作面奥側には、電源や音量を操作するキーがあります。 1.電源キー。 操作面で一番左奥にある丸く大きなキーです。キーの左側には横長の溝があり位置が確認できます。キーを長押しすることで電源を「オン」、「オフ」します。電源オン時は緑色に点灯します。 2.充電LED。 電源キーの上に充電LEDがあります。バッテリーの充電中は赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。バッテリーや電源アダプターに異常がある際は赤色で点滅します。 3.おやすみタイマーキー。 電源キーの右側にある小さな丸いキーです。おやすみタイマーを設定します。音声ガイドが流れている間にキーを押すことにより15分、30分、45分、1時間、1時間30分、2時間、オフを切り替えて設定できます。 4.トーンキー。 おやすみタイマーキーの右側にある3つ並んだ縦長のキーの左側のキーです。上がトーンアップキー、下がトーンダウンキーとなります。トーンアップキーを押すと高音が強調され、トーンダウンキーを押すと低音が強調されます。キーを長押しすることでトーン設定を素早く変更できます。トーンアップキーとトーンダウンキーを同時に押すとトーンが標準設定値に戻ります。 5.音量キー。 3つ並んだ縦長のキーの真ん中のキーです。内蔵スピーカーの再生音量とヘッドホン出力の再生音量は、別々に設定します。上が音量アップキー、下が音量ダウンキーとなります。音量アップキーを押すと音量が大きくなり、音量ダウンキーを押すと音量が小さくなります。キーを長押しすることで音量設定を素早く変更できます。音量アップキーと音量ダウンキーを同時に押すと、音量が13に戻ります。 6.スピードキー。 3つ並んだ縦長のキーの右側のキーです。上がスピードアップキー、下がスピードダウンキーとなります。スピードアップキーを押すと再生スピードが速くなり、スピードダウンキーを押すと再生スピードが遅くなります。キーを長押しすることでスピード設定を素早く変更できます。スピードアップキーとスピードダウンキーを同時に押すとスピードが標準設定値に戻ります。 7.内蔵スピーカー。 操作面の右奥にあり、多くの穴が開いています。再生音や音声ガイドが流れます。 4章2節2 : 操作面 中央のキー。 操作面中央にはタイトルの選択、移動、情報を確認するキーがあります。 8. テンキー。 操作面中央にある12個のキーです。電話のプッシュボタンと同じ配列です。ただし、すっきりカバー装着時は2、4、5、6、8キーのみ操作できます。5キーには位置を示すために小さな突起が付いています。2、4、6、8キーはタイトル選択中にタイトルを選択する際に使用し、十字キーの役割をします。2、8キーは再生中に押すことにより移動単位の切り替えに使用します。4、6キーは再生中に押すことにより再生位置の戻し、送りに使用します。5キーを短く押すことにより情報確認や次の情報にジャンプすることができ、5キーを長く押すことにより現在の日時を確認することができます。 9. タイトルキー。 6キーの右側にあるキーです。タイトル選択を開始します。開始後は2、4、6、8キーを使って、メディア、カテゴリー、タイトル、ファイルを選択します。もう一度タイトルキーを押すとタイトル選択をキャンセルし、タイトル選択開始前に再生されていたタイトルの停止状態に戻ります。 4章2節3 : 操作面 手前のキー。 操作面手前には再生やCDの取り出しに使用するキーがあります。 10. 戻しキー。 操作面手前にある横に3つ並んだキーの一番左側のキーです。再生位置を巻き戻す際に使用します。キーを長押しすることで早戻しすることができます。 11. 再生・停止キー。 操作面手前にある横に3つ並んだキーの真ん中のキーです。「再生・停止キー」を押すと再生が始まります。もう一度押すと再生が停止します。キーを長押しすることで経過時間情報を確認することができます。 12. 送りキー。 操作面手前にある横に3つ並んだキーの右側のキーです。再生位置を送る際に使用します。キーを長押しすることで早送りすることができます。 13. イジェクトキー。 操作面で一番右手前にあるキーです。少しくぼんだ位置にあります。CDを取り出す際に使用します。 4章3 : 操作面(すっきりカバー未装着時)。 次にすっきりカバーが装着されていない状態で使用できるキーを説明します。 <すっきりカバーの特徴>。 本体中央部分にある一段盛り上がった部分がすっきりカバーです。テンキーなどの一部のキーを隠すように装着されています。すっきりカバーは左側のツメ2か所、右側のツメ1か所で本体に固定されています。そのツメを本体から外すことでカバーを外すことができます。カバー取り外し後は装着されていた部分が一段下がった状態となります。取り外したカバーは大切に保管してください。 <すっきりカバーの取り外し方>。 手順1. 再生・停止キーのすぐ上にくぼみがあるので、そのくぼみに親指の腹を引っかけます。 手順2. 中指で5キーあたりを押さえながら、親指でカバーを上方向に持ち上げると外せます。 <注意>。 注意1. カバーを外す際、力を入れ過ぎるとカバーが破損するおそれがあります。また、カバーを押さえながら外さないでください。 注意2. カバーを外す際にカバーが飛んでしまわないようご注意ください。 <すっきりカバーの取り付け方>。 手順1. 左側の2か所のツメを、本体装着部の2か所の穴に差し込みます。 手順2. 左側のツメが入った状態で、右側のツメ部を下方向に押し込みます。 手順3. 装着後は、カバーの4隅が本体から浮いていないことを確認してください。 <ポイント>。 ポイント1. 左側のツメを入れる際は、左奥のツメをすっきりカバー装着部の段差に突き当てながら左側に移動すると簡単にツメを入れることができます。 ポイント2. 右側のツメを入れる際は、カバーの右側中央部分を少し本体中央向きに押しながら下方向に押し込むと簡単にツメを入れることができます。 次にすっきりカバーが装着されていない状態で使用できるキーを簡単に説明します。 14. テンキー。 操作面中央にある12個のキーです。電話のプッシュボタンと同じ配列です。すっきりカバー装着時にも押すことができる2、4、5、6、8キーもテンキーに含まれます。5キーには位置を示すために小さな突起が付いています。2、4、5、6、8キーはほかのテンキーよりもキーの高さが高くなっています。テンキーは主に番号の入力に使用します。また、次のような用途もあります。3キーを再生中に押すことによりリピート設定を切り替えることができます。7キーをタイトル選択中または再生中に押すことによりタイトルを削除することができます。9キーをタイトル選択中または再生中に押すことによりタイトルをバックアップすることができます。0キーを短く押すことにより取扱説明書(DAISY版)を聴くことができ、0キーを長く押すことによりキー説明の開始と終了の操作を行うことができます。アスタリスクキーは操作のキャンセルや直前の操作を取り消すアンドゥの操作に使用します。シャープキーは操作の決定やアンドゥの操作を取り消すためのリドゥ操作に使用します。 15. 移動キー。 1キーの左側にある縦に2つ並んだキーの上側のキーです。テンキーと組み合わせて、目的のページや見出しなどに直接移動するときに使用します。 タイトル選択中は、入力した番号のタイトルへ直接移動できます。 再生中は、入力した番号の再生位置へ直接移動できます。このとき、移動キーを押す回数により、移動する単位を選択することができます。移動単位は、DAISY図書では、ページ、見出し、パーセント、音楽では、トラック、アルバムとなります。 16. しおりキー。 移動キーのすぐ下側にあるキーです。しおりを付けたり、しおりに移動する際に使用します。再生中は押す回数により、しおりへの移動、しおりの設定、しおりの削除を行うことができます。音楽再生中の場合には、お気に入りへの追加、削除する操作にも使用します。タイトル選択中に押すことによりタイトルの選択方法を変更します。タイトルの選択方法には、全タイトル一覧、履歴タイトル、最近追加したタイトル、バックアップしたタイトルがあります。 17. ホームキー。 しおりキーから3cmほど下側にある丸く大きなキーです。このキーを押すと、操作や選択途中のメニューをキャンセルしていったん停止します。操作をしていて、どのような状態かわからなくなった際にご使用ください。 18. メニューキー。 3キーの右側で、縦に2つ並んだキーの上側のキーです。メニューの選択方法は2、4、6、8キー、アスタリスクキー、シャープキーを使用して選択・決定・キャンセルします。操作の途中ですべてをキャンセルしたい時は、メニューキーを押すとすべてキャンセルされます。メニュー構成は「17章 : メニューから機器の設定を行う」 84ページを参照ください。 4章4 : 背面。 1. 電源入力端子。 背面には電源入力端子があります。付属の電源アダプターを接続します。 4章5 : 底面。 1. バッテリー蓋。 底面の奥側中央にバッテリー蓋があります。出荷時にはバッテリーが装着されています。 4章6 : 右側面。 1.CDドライブ。 CDドライブがあります。操作面のイジェクトキーを押すとトレイが少し排出されます。トレイを完全に引き出すと、トレイ中央にはCDをセットする丸い突起部分がありますので、そこへCD中央の穴位置を合わせしっかりとセットしてください。 <注意>。 注意1. 本体から排出されたトレイ右手前部分にはCDを読み込むために重要な光ピックアップがあります。光ピックアップに指紋などが付着した場合はCDを読み込めなくなる可能性がありますので、CDをセットする際は光ピックアップに触れないようご注意ください。 注意2. 光ピックアップは埃などの付着で読み込み性能が悪化します。トレイを開けたままでの放置はおやめください。 注意3. 光ピックアップは有寿命部品です。寿命が近づくとCDが読み込みづらくなります。そのような症状が頻繁に発生するような際は「プレクストークお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。交換時期については、使用環境や状況により異なりますが、長時間連続使用等、ご使用状態によっては早期にあるいは製品の保証期間内であっても部品交換(有料)が必要となる場合があります。 注意4. 長時間CDを再生すると製品内部が熱くなっていることがありますので、製品内部の温度と同様に取り出したCDも熱くなっていることがあります。 2.イジェクトボタン。 内蔵CDドライブ自体に付いているイジェクトボタンです。このボタンでもCDを取り出すことができます。 4章7 : 左側面。 1. ヘッドホン出力端子。 左側面一番手前の丸い穴がヘッドホン出力端子です。端子の上には溝があり、位置が確認できます。ヘッドホンや外部スピーカーを接続します。ステレオ出力です。 <ポイント>。 ヘッドホン出力端子から再生される音量は、内蔵スピーカーから再生される音量とは異なります。ヘッドホン出力の音量は、内蔵スピーカーの音量とは別に設定します。 2. SDカードスロット。 左側面手前から2番目の少しくぼんだ細長い穴がSDカードスロットです。SDメモリカード、SDHCメモリカード、およびSDXCメモリカードに対応しています。 3. USB タイプA端子。 左側面手前から3番目の長方形の穴がUSBスタンダードタイプA端子です。USBメモリやUSBカードリーダーライターを接続します。 4. USB タイプB端子。 左側面一番奥の正方形の穴がUSBスタンダードタイプB端子です。パソコンと接続し、本製品をリムーバブルディスクとして使用することができます。 5章 : 基本操作。 5章1 : 電源アダプターを接続する。 手順1. 本製品を机・台などの平らで硬いものの上に置きます。 手順2. 背面にある電源入力端子に、電源アダプターを接続します。 手順3. 電源アダプターの電源プラグをコンセントに差し込みます。 <警告>。 警告1. 付属品以外の電源アダプターを使用すると故障・火災の原因になります。必ず付属の電源アダプターを使用してください。 警告2. 本体と電源アダプター、電源プラグとコンセントは、しっかりと接続してください。 <ポイント>。 ポイント1. 本製品は電源アダプターを接続すると電源オフの状態にあっても接続音が本体より流れます。この接続音により確実に電源アダプターが接続されたことを確認してください。 ポイント2. 本製品にはバッテリーが内蔵されていますので、バッテリーが充電されていれば電源アダプターを接続しなくても電源をオンできます。 ポイント3. 本製品はバッテリーを外して電源アダプターだけでもご利用いただけます。 5章2 : 電源を「オン」、「オフ」する。 [電源キー]を2秒以上、長く押すことで電源を「オン」、「オフ」できます。 電源がオフの状態で電源キーを長く押すと、「しばらくお待ちください」と音声ガイドされ、電源がオンします。 電源がオンの状態で電源キーを長く押すと、「電源オフ」と音声ガイドされ、電源がオフします。 <ポイント>。 [電源キー]を受け付けると、電源オン時は「しばらくお待ちください」、電源オフ時は「電源オフ」という音声ガイドがあります。音声ガイドを聴いてから指を離してください。 5章3 : CDを聴く。 CDを入れると自動で再生が始まります。次のキーで操作します。 1.再生・停止。 [再生・停止キー]を使用します。 2.次へ移動。 [送りキー]または[6キー]を使用します。 3.前へ移動。 [戻しキー]または[4キー]を使用します。 CDの取り扱い方法に関しては、「6章1 : CDについて」 32ページを参照ください。 5章4 : CDをバックアップする。 CDを他のメディアにバックアップして聴くことができます。次のキーで操作します。 1.バックアップの開始。 [9キー]を使用します。 ※すっきりカバー装着時は[9キー]を使用できません。すっきりカバーを外すには「すっきりカバーの取り外し方」 23ページを参照ください。 各種メディアの取り扱い方法は「6章 : 各種メディアの取り扱い方法」 32ページを参照ください。また、バックアップ操作の詳細は「14章 : 図書や音楽などをバックアップする」 72ページを参照ください。 <ポイント>。 ポイント1. CDドライブは有寿命部品のため使い続けることで徐々に摩耗/劣化します。同じCDを繰り返し聴くような場合は他のメディアにバックアップしてから聴くことでCDドライブの摩耗/劣化を抑えることができます。 ポイント2. CDは再生時に動作音がします。動作音が気になる場合は他のメディアにバックアップしてから聴いてください。他のメディアは動作音がしません。 ポイント3. CDのバックアップは数分から数十分で完了します。 5章5 : バックアップしたものを聴く。 次のキーで操作します。 1.タイトル選択の開始。 [タイトルキー]を使用します。 2.タイトルの選択。 [4キー]または[6キー]を使用します。 3.タイトルの決定。 [再生停止キー]または[シャープキー]を使用します。 バックアップしたものを選択して聴く操作の詳細は「7章3 : タイトルを選択して聴く」 46ページを参照ください。 <ポイント>。 タイトル選択中に「しおりキー」を押してタイトルの並び順を「バックアップしたタイトル」に変更することで、バックアップしたタイトルだけが選択可能になります。操作の詳細は「7章3節5 : タイトルの並び順の切り替え」 51ページを参照してください。 6章 : 各種メディアの取り扱い方法。 本製品はCD・SDカード・USB機器に記録されたDAISY図書や音楽なども再生することができます。CD・SDカード・USB機器を総称して「メディア」と呼びます。本章ではそれぞれのメディアの取り扱い方法を説明します。 6章1 : CDについて。 6章1節1 : CDの取り扱いについて。 CDは円盤の形をしており、直径は12cmです。ドーナッツのように中心に丸い穴が開いており、穴の大きさは、ちょうど人差し指を挿しこむことが出来るくらいの大きさです。記録面には、CD中央の穴のフチから1cm外側に同心円状のでっぱりがあります。CDを持つときは、記録面を下に向けた状態で、上側から人差し指を真ん中の穴に入れ、親指を外側のフチに当て、つまむように持ちます。 <注意>。 CDの記録面は指紋・傷・汚れが付くと正しく読み取れなくなります。なるべく記録面には触れないよう、CDのフチを持ってください。 6章1節2 : 再生できるCD。 本製品では次の種類のCDを再生することができます。 1.DAISY図書CD。DAISY図書を収録したCDです。 2.音楽CD。市販の音楽CDです。 3.音声ファイルCD。音声ファイルを収録したCDです。 4.テキストファイルCD。テキストファイルを収録したCDです。 <ポイント>。 ポイント1. 著作権保護技術付きCDは再生できない場合があります。 ポイント2. 「名刺型などの特殊な形状のCD」や「ラベルやシールを貼ったCD」は使用しないでください。無理に使うと故障の原因になります。 6章1節3 : CDを入れる、取り出す。 本製品のCDドライブは右側面に配置されています。操作面右手前にある[イジェクトキー]を押すと右方向にトレイが出てきます。CDの出し入れの際は、「CDをセットする」 34ページ、または「CDを取り外す」 35ページを参照してください。 ■CDドライブについて。 CDドライブのトレイの構造や取り扱い上の注意点を説明します。 ・光ピックアップ。 トレイにはCDを読み込むために非常に重要な「光ピックアップ」がついています。指紋やゴミなどが付着すると読み込み性能が悪化し、最悪の場合は故障してしまいますので絶対に触らないでください。「光ピックアップ」はトレイの右手前に配置されています。具体的には右側面から2〜3cm、手前側から3〜5cmほど内側の位置にあります。 ・CD着脱機構。 CDをセットするための機構がトレイ中央にあります。直径1.5cmほどの丸い突起部分です。ここにCDの中心にある丸い穴の位置を合わせ取り付けます。本体操作面と右側面との角に少しくぼんだ部分があり、そこから右方向に6cmほど指を移動すると突起部分を確認することができます。 <注意>。 注意1. トレイが開いた状態で長時間放置すると光ピックアップに埃などが付着しますので、長時間使用しない場合はトレイを閉めてください。 注意2. トレイ右手前側には重要な部品があるため、トレイの構造などを確認する際は「トレイ左側(本体側)」または「トレイ奥側」から確認してください。 ■CDをセットする。 CDをセットする際は、トレイが止まるまで右方向に引き出してからセットしてください。 手順1. 操作面右手前にある[イジェクトキー]を押します。トレイが右方向に5cmほど開きます。 手順2. トレイの蓋の奥側をつまんで、右方向に止まるまで引き出します。トレイを止まるまで引き出さないと、CDをセットできませんので、ご注意ください。 手順3. CDを左側に傾けながら、CDの穴をトレイ中央部の丸い突起に合わせます。 手順4. 穴の周りを複数の指を使って、「カチッ」という音がするまで押し込んでセットします。 手順5. CDがセットできたら、トレイの蓋の中央付近に手を添えて、左方向に奥まで押し込みます。 <注意>。 注意1. CDは本体右側に排出されます。排出前に本体右側に物が置かれていないか確認してください。 注意2. CDをセットする際は、くれぐれも光ピックアップに触れないようご注意ください。 注意3. CDをセットする際は、トレイが机などの広い面の上にあるか確認してください。トレイが机からはみ出ている状態でセットすると、トレイが割れるまたは本体が落ちるなど故障の原因となります。 注意4. CDが正確にセットされていれば、トレイは本体にスムーズに入れることができます。トレイを入れるのに力が必要な場合はCDが正確にセットされていない可能性があります。CDがきちんとセットされているか確認してください。無理にトレイを入れようとするとCDが傷つくおそれがあり、最悪の場合は故障の原因となります。 <ポイント>。 ポイント1. CDを持つ際は、記録面を下に向けた状態で、CDの上側から人差し指を真ん中の穴に入れ、親指を外側のフチに当て、つまむように持ってください。 ポイント2. トレイはしっかりと引き出した状態でCDを入れてください。 ポイント3. CDをセットする際は、トレイ左半分の広い部分にCDの左端をすこし押し付けながら左方向に手を移動すると、CDがトレイに突き当たります。突き当たるとCDの穴位置とトレイ中央の突起の位置がだいたいあいます。 ■CDを取り外す。 CDを取り外す際は、トレイが止まるまで右方向に引き出してから操作してください。 手順1. 操作面右手前にある[イジェクトキー]を押します。トレイが右方向に5cmほど開きます。 手順2. トレイの蓋の奥側をつまんで、右方向に止まるまで引き出します。 手順3. 親指でトレイ中央部の丸い突起を押さえ、人差し指または中指でCDの奥側のふちを持ちあげます。「カチッ」と音がしてCDが丸い突起から外れます。 手順4. CDをトレイから取り出してください。 <注意>。 注意1. CDを取り外した後は長時間トレイを開けた状態にしないでください。長時間放置すると光ピックアップに埃が付着し、故障の原因となります。 注意2. 内蔵CDドライブのトレイの蓋中央付近に付いているイジェクトボタンでもCDトレイを開くことができます。 6章2 : SDカードについて。 6章2節1 : 利用可能なSDカード。 本製品では次の種類のSDカードを使用することができます。 1.SDカード。 2.SDHCカード。 3.SDXCカード。 なお、本製品にはSDカードが付属されていませんので、あらかじめご了承ください。動作確認済品は当社ホームページからご確認いただけます。 6章2節2 : SDカードの形状。 SDカードは切手ほどの大きさで四角い板のような形状をしています。滑らかな面が表面で、ギザギザした部分がある面が裏面です。SDカードはサイズが小さいので、紛失しないように注意してください。 <ポイント>。 SDカードケースが市販されています。ケースに保管するなどして紛失しないようご注意ください。 6章2節3 : SDカードの入れ方。 左側面手前から2番目の少しくぼんだ細長い穴がSDカードスロットです。SDカードを使用する際は、このスロットにSDカードを挿してください。 手順1. SDカードの滑らかな面を上に向けて持ちます。 手順2. 側面で角が斜めにカットされている部分が右手前に来るように持ちます。 手順3. SDカードスロットにゆっくりと入れます。奥までしっかりと入れてください。 手順4. 「カチッ」と音がして、SDカードが本製品に固定されます。 <ポイント>。 ポイント1. SDカードには向きがあります。入らない場合はSDカードの向きを確認してください。 ポイント2. SDカードの接続は、本製品の電源が入った状態でも接続できます。 ポイント3. 再生中にSDカードを接続すると、再生を停止し、SDカード内のタイトルの再生準備が始まります。タイトル名をお知らせしたあと自動的に停止します。 6章2節4 : SDカードの取り出し方。 手順1. SDカードを指先で「カチッ」と音がするまで押し込みます。 手順2. SDカードの固定が解除され、指を離すと5mmほど本体から出てきます。 手順3. カードの先端をつまんで取り出します。 <注意>。 電源が入った状態でもSDカードを取り外すことができます。ただし、バックアップなどでSDカードに書き込み中の状態で取り外すとデータが壊れる可能性がありますのでご注意ください。 6章2節5 : 書き込み禁止スイッチ。 SDカードには「書き込み禁止スイッチ」があります。このスイッチを左側にすると「書き込み禁止」、右側にすると「解除」となります。書き込み禁止状態ではSDカード内のデータを消したり、他のメディアからデータをバックアップしたりすることができません。大切なデータをSDカードで保管したい場合などに使用ください。書き込み禁止状態でもDAISY図書や音楽の再生ができます。「書き込み禁止スイッチ」を操作するには、次のように操作します。 手順1. SDカードの滑らかな面を上に向けて持ちます。 手順2. 側面で角が斜めにカットされている部分が右手前に来るように持ちます。SDカードの奥側の面にくぼみがあり、そこにスイッチがあります。 手順3. スイッチを左側に動かします。「書き込み禁止」状態になります。 手順4. スイッチを右側に動かします。「解除」状態になります。 <ポイント>。 スイッチは指の腹では動かしにくいため、爪に引っかけて動かすと簡単に動かすことができます。 6章3 : USB機器について。 USBメモリやUSBカードリーダーライターなどのUSBコネクタ(スタンダード Aタイプ)を使用して、本製品に接続されるメディアを「USB機器」と呼びます。 6章3節1 : 利用可能なUSB機器。 本製品では次の種類のUSB機器を使用することができます。 1.USBメモリ。 2.USBカードリーダーライター。 3.USB外付けハードディスクドライブ。 4.当社製品「PTR2」。※PTR2は、CFカードリーダーとして使用できます。 5.当社製品「プレクストークポケット」。 6.当社製品「プレクストークリンクポケット」。※プレクストークリンクポケットは、SDカードリーダーとして使用できます。 本製品では、USB外付けCD/DVDドライブは、使用することができません。 当社製品「プレクストークリンクポケット」の内蔵メモリとはUSB タイプA端子では接続できません。「プレクストークリンクポケット」の内蔵メモリとはUSBタイプB端子を使用して接続し、リンクポケットから操作します。「16章2 : 本製品とプレクストークポケット・プレクストークリンクポケットを接続する」 82ページをご覧ください。 <ポイント>。 ポイント1. USBメモリ、カードリーダーライター、ハードディスクの種類によっては、本製品で使用することができない場合があります。動作確認済品は当社ホームページからご確認いただけます。 ポイント2. USB外付けハードディスクドライブのファイルシステムがNTFSの場合、本製品では認識できません。メニューの「メディア管理」から「USB機器のメディア内容全消去」を実行することで認識できるようになります。 ポイント3. PTR2を本製品に接続する際は、PTR2の管理メニューから「USB動作の切り替え」を「カードドライブ」に設定してください。「CDドライブ」に設定されていると接続できません。 ポイント4. PTR1やPTR2で録音したCFカードを再生するためには、CFカードを接続可能なカードリーダーライターまたはPTR2を本製品に接続してください。 ポイント5. 本製品にはUSB接続ケーブルは付属されていません。 6章3節2 : USB機器の接続方法。 左側面にある手前側から三つ目の長方形の穴がUSB端子(スタンダード Aタイプ)です。本製品にUSB機器を接続する際は、この端子を使用します。 1.USBメモリの場合。直接USB端子に接続します。 2.その他のUSB機器の場合。USB接続ケーブルを使用して接続します。 <ポイント>。 ポイント1. USB端子には向きがあります。入らない場合はUSB端子の向きを表裏逆にしてお試しください。 ポイント2. USB接続ケーブルを使ってカードリーダーライターなどを接続する際は、接続ケーブルの平たい端子側(A端子)を本製品に接続し、ケーブルの反対側の端子をカードリーダーライターなどに接続します。 ポイント3. USB機器の接続は、本製品の電源が入った状態でも接続できます。 ポイント4. 再生中にUSB機器を接続すると、再生を停止し、USB機器内のタイトル停止中の状態になります。 6章3節3 : USB機器の取り外し方。 取り外す際は、接続中のUSB機器の端子付近をつかみ、左方向に取り出してください。 <注意>。 電源が入った状態でもUSB機器を取り外すことができます。ただし、バックアップなどでUSB機器に書き込み中の状態で取り外すとデータが壊れる可能性がありますのでご注意ください。 7章 : DAISY図書を聴く。 7章1 : CDからDAISY図書を聴く。 7章1節1 : 再生・停止する。 CDを入れるとタイトルを読み上げた後、自動で再生が始まります。停止したい時や、再生を再開したい時は[再生・停止キー]を使用します。再生・停止の方法は音楽なども同じです。 手順1. CDを入れると自動で再生が始まります。 手順2. [再生・停止キー]を押すと、再生が停止します。 手順3. [再生・停止キー]を押すと、再生が再開します。 <ポイント>。 本製品は、過去に聴いたタイトルの最後に停止した位置を自動的に記憶します。電源をオフしても次回電源オン時には前回停止した位置から再生を再開できます。1000タイトルまで記憶します。 7章1節2 : 送りキー・戻しキーを利用する。 [送りキー]または[戻しキー]を1回押すと1フレーズずつ前後へ移動します。 手順1. [送りキー]を1回押します。次のフレーズへ移動します。 手順2. [戻しキー]を1回押します。前のフレーズへ移動します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽ではトラック単位、テキストでは段落単位で前後へ移動できます。 ポイント2. [送りキー]または[戻しキー]を押し続けると、5秒、10秒、20秒、30秒、1分、2分、3分・・・と早送り、早戻しができます。2分を超えると指を離しても早送り、早戻しを続けますので、再生したい場所で[再生・停止キー]を押してください。 ポイント3. テキストのみのDAISY図書の場合に押し続けると、「5フレーズ、10フレーズ・・・」と早送り、早戻しされます。指を離すと自動的に再生が始まります。 7章2 : DAISY図書を便利に聴く。 7章2節1 : 前後に移動して聴きたい場所を聴く。 DAISY図書は、章、節、項、ページなどの単位によって区切られており、ある場所から次の場所へと素早く移動できるようになっています。 ■DAISY図書の移動単位。 DAISY図書再生中は次の単位で移動できます。 1.レベル。 レベル単位では、レベルごとに移動できます。 レベルとは、文章の章、節、項などを意味します。1〜6まで指定できます。 例えば、「レベル1」が章、「レベル2」が節、「レベル3」が項に相当します。 頭出しされる冒頭部分を見出しと呼びます。 2.グループ。 グループ単位では、あらかじめ設定されたグループごとに移動できます。 グループとは、レベルとは別に設定されている移動単位です。図表説明などの先頭・最後などに設定されていることがあります。 3.ページ。 ページ単位では、本のページごとに移動できます。 4.フレーズ。 フレーズ単位では、文と文の区切り目ごとに移動できます。 文章を音読すると、文と文の区切り目のところにに息つぎの間ができます。この間から、次の間までのひと区切りの音声を「フレーズ」と呼びます。 5.10分。 10分単位では、10分ごとに移動します。 6.30秒。 30秒単位では、30秒ごとに移動します。 7.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 <ポイント>。 ポイント1. DAISY図書によっては、「グループ」や「ページ」が設定されていない場合があります。 ポイント2. テキストのみのDAISYの場合、「10分」「30秒」とは別に、テキストの移動単位である「40行」「段落」「1行」「文」「文字」を使用できます。 ■移動単位を選択する。 移動単位を選択するには再生中に[2キー]または[8キー]を使用します。次のように操作します。 ・DAISY図書の場合。 手順1. 8キーを押して、下方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「レベル1」「レベル2」「レベル3」「レベル4」「レベル5」「レベル6」「グループ」「ページ」「フレーズ」「10分」「30秒」「しおり」。 手順2. 2キーを押して、上方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「しおり」「30秒」「10分」「フレーズ」「ページ」「グループ」「レベル6」「レベル5」「レベル4」「レベル3」「レベル2」「レベル1」。 ・テキストのみのDAISY図書の場合。 手順1. 8キーを押して、下方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「レベル1」「レベル2」「レベル3」「レベル4」「レベル5」「レベル6」「グループ」「ページ」「フレーズ」「40行」「段落」「行」「文」「文字」「しおり」。 手順2. 2キーを押して、上方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「しおり」「文字」「文」「行」「段落」「40行」「フレーズ」「ページ」「グループ」「レベル6」「レベル5」「レベル4」「レベル3」「レベル2」「レベル1」。 <ポイント>。 ポイント1. 初めて移動単位を選択する際は、存在する最も低いレベルから始まります。上記例の場合はレベル6から始まります。 ポイント2. DAISY図書によっては移動単位の中に存在しないものがあります。存在しない移動単位はガイドされません。 ポイント3. [2キー][8キー]を最初に押した際は、現在の移動単位が音声ガイドされます。 ■前後に移動する。 [2キー]または[8キー]で移動単位を選択します。移動単位を選択し、[4キー]を押すと前へ移動、[6キー]で次へ移動することができます。 例):「3章2節」に移動するには次のように操作します。 手順1. [2キー]または[8キー]を押して、「レベル1」を選択します。 手順2. [6キー]を繰り返し押して、「3章」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 手順3. [8キー]を押して、「レベル2」を選択します。 手順4. [6キー]を繰り返し押して、「3章2節」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 <移動時のポイント>。 ポイント1. 移動後は自動的に再生が始まります。 ポイント2. 移動単位が存在しないときは、ガイドされません。 <レベル移動のポイント>。 「レベル2」で移動すると、「レベル1」にも移動できます。「レベル3」で移動すると、「レベル1」と「レベル2」にも移動できます。 <グループ移動のポイント>。 「グループ」と「グループ」の間に「レベル1〜6」があった場合は、「レベル」にも移動します。 7章2節2 : DAISY図書を繰り返し聴く。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 DAISY図書を再生中に[3キー]を押すたびにシャッフル・リピート設定を切り替えることができます。次のような設定ができます。 1.通常再生。 タイトルの最後まで一度だけ再生します。(工場出荷時の設定)。 2.タイトルリピート。 「選択されたタイトル」を繰り返し再生します。 <ポイント>。 メニューからもシャッフル・リピート設定を切り替えることができます。 7章2節3 : ダイレクト移動。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 番号を直接指定して移動することを「ダイレクト」移動と呼びます。「ページ」「見出し」「図書の先頭・最後」「特定の位置(パーセント指定)」に直接移動することができます。 ■ページに移動する。 例):「20ページ」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を押します。 手順2. 数字の[2キー][0キー] を押します。 手順3. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。20ページから再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 数字を間違って入力した場合、[アスタリスクキー]を押すと数字の誤入力をクリアできます。また、[アスタリスクキー]を長く押すと、ダイレクト移動の操作をキャンセルできます。 ポイント2. ページ数は6桁までしか入力できません。7桁以上の数字を入力するとクリアされます。 ■見出し・先頭・最後に移動する。 例):「5番目の見出し」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を2回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先の見出し番号を入力」、「再生停止キーまたはシャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」、「番号なしでタイトルの先頭に移動」、「番号0でタイトル最後に移動」。 手順2. 数字の[5キー]を押します。 手順3. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。5番目の見出しから再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 見出し番号とは、各タイトルの見出しに対して先頭から順番に振った番号です。 ポイント2. 図書の先頭に移動する際は、数字を何も入力せず[再生・停止キー]または [シャープキー]を押します。 ポイント3. 図書の最後に移動する際は、「0」を入力してから[再生・停止キー]または [シャープキー]を押します。 ポイント4. 図書の最後付近を再生するには、最後に移動してから少し戻ってください。戻らずに[再生・停止キー]を押すと先頭に移動してしまいます。 ポイント5. 最後に移動したはずなのに先頭に移動してしまった場合は、シャッフル・リピート設定が「タイトルリピート」になっている可能性があります。 ■パーセント移動。 DAISY図書内の位置をパーセントで指定して移動できます。 例):「50%の位置」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を3回押します。次のような音声ガイドがあります。 「移動先の位置をパーセントで入力」、「再生停止キーまたはシャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」。 手順2. 数字の[5キー][0キー]を押します。 手順3. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。50%の位置から再生が始まります。 7章2節4 : 移動を取り消す。 <アンドゥ>。 移動する前の再生位置に戻ることを意味します。移動した後に[アスタリスクキー]を押すと、移動する前の位置に戻ることができます。1回分のみ有効です。2回押して二つ前の位置に戻ることはできません。 <リドゥ>。 リドゥとは、アンドゥで元に戻した操作を取り消すことを意味します。アンドゥを行って移動する前の位置に戻った後、そのアンドゥを取り消したい場合に [シャープキー]を押すと、アンドゥは取り消され、移動先の位置に復帰します。1回分のみ有効です。2回押して2回分の操作を取り消すことはできません。 7章3 : タイトルを選択して聴く。 本製品はタイトルの選択方法を次の二つの設定から選べます。 設定の種類。 1.すべてのメディアから選択。(工場出荷時の設定) タイトル選択を開始後は、[4キー][6キー]だけで本製品に接続されたメディア内のすべてのタイトルを選択できるため、単純な操作で聴きたいタイトルを探すことができます。 2.メディアごとに選択。 タイトル選択を開始後に、聴きたいタイトルが入っているメディアを選択し、そのメディアの中から[4キー][6キー]で聴きたいタイトルを探します。メディアごとにタイトルを管理している場合に便利です。 本節では、はじめに「すべてのメディアから選択」の設定でタイトルを選択して聴く方法を説明します。 7章3節1 : タイトル選択を開始する。 複数のDAISY図書が保存されたCD、SDカードまたはUSB機器から聴きたいタイトルを選択して再生する場合は[タイトルキー]を使用します。 手順1. [タイトルキー]を押すと、タイトル選択を開始します。 手順2. [タイトルキー]を押すと、タイトル選択をキャンセルします。 7章3節2 : タイトルを簡単に選択する。 タイトル選択中は[4キー]で一つ前のタイトル、[6キー]で次のタイトルを選択できます。片方のキーのみを繰り返し押すことで本製品に接続されているメディア内にあるすべてのタイトルを探すことができます。 手順1. [タイトルキー]を押して、タイトル選択を開始します。 手順2. [4キー]を押すと一つ前のタイトルを、[6キー]を押すと次のタイトルを選択できます。 手順3. [4キー]または[6キー]を繰り返し押して、再生したいタイトルを選びます。 手順4. 「再生したいタイトル名」がガイドされたら、[再生・停止キー]または[シャープキー]で決定すると再生を開始します。 <ポイント>。 ポイント1. 選択中に[タイトルキー]または[アスタリスクキー]を押すと、タイトル選択がキャンセルされ、タイトル選択開始前に再生していたタイトルに戻ります。 ポイント2. [4キー][6キー]を長押しすると、10タイトルずつ移動することもできます。 ポイント3. [4キー]の代わりに[戻しキー]、[6キー]の代わりに[送りキー]で操作することもできます。 ポイント4. 一つのメディアに入れることができるタイトル数の上限は10,000個です。 7章3節3 : タイトルを効率よく選択する。 本製品ではメディアごとに、タイトルをカテゴリーに分けて管理しています。探しているタイトルが入っているメディアやそのカテゴリーが分かっている場合は、はじめにその条件で絞り込むことで、より早く便利にタイトルを探すことができます。[2キー][4キー][6キー][8キー]を使用します。 ■タイトル選択のレベル。 タイトル選択中は[2キー]または[8キー]でタイトル選択のレベルを選ぶことができます。 手順1. 8キーを押して、下方向に選択単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「メディア選択」「カテゴリー選択」「タイトル選択」「ファイル選択」。 手順2. 2キーを押して、上方向に選択単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「ファイル選択」「タイトル選択」「カテゴリー選択」「メディア選択」。 <ポイント>。 ポイント1. タイトル選択開始時は「タイトル選択」のレベルが選ばれています。 ポイント2. 「ファイル選択」は、カテゴリーが「音楽」、または「オーディオブック」の場合のみ選択が可能となります。 次に各レベルを選択中に[4キー]または[6キー]で選択できる項目を説明します。 ■メディア選択。 メディア選択中は[4キー]または[6キー]で、「SDカード」⇔「USB機器」⇔「ディスク」が順番に選択できます。 <ポイント>。 メディア選択は、本製品に接続されていないメディアは選べません。 ■カテゴリー選択。 カテゴリー選択中は[4キー]または[6キー]で各メディアに保存されている「図書」、「録音したDAISY」、「音楽」、「テキスト」、「オーディオブック」が順番に選択できます。 <ポイント>。 ポイント1. カテゴリー選択は、メディアに収録されていないカテゴリーは選べません。 ポイント2. 選択中のメディアの先頭のカテゴリーで[4キー]を押すと、一つ前のメディアの最後のカテゴリーに移動します。また、最後のカテゴリーで[6キー]を押すと、次のメディアの先頭のカテゴリーに移動します。 各カテゴリーに含まれるタイトルは次のとおりです。 1.「図書」に含まれるタイトル。 DAISY形式とEPUB形式の図書です。 2.「録音したDAISY」に含まれるタイトル。 「PlexRecording」フォルダに保存されたDAISY図書。※当社製品によりDAISY形式で録音したデータです。 3.「音楽」に含まれるタイトル。 MP3、WAV、AACなどの音声ファイルです。 4.「テキスト」に含まれるタイトル。 拡張子が txt、htmlなどの文書ファイルです。 5.「オーディオブック」に含まれるタイトル。 「PlexAudioBook」という名前のフォルダに保存された再生可能な音声ファイルです。 ■タイトル選択。 タイトル選択中は[4キー]または[6キー]で、カテゴリーごとのタイトルを選択することができます。 <ポイント>。 ポイント1. タイトル選択では選んだメディアやカテゴリーを超えて、タイトルを選択できます。 例):SDカードの最後のタイトルを選択中に[6キー]を押すと、USB機器の最初のタイトルに移動します。 ポイント2. 選択中メディアのカテゴリーに10タイトル以上のタイトルがあるとき、[4キー]または[6キー]を長押しすると、10タイトルずつスキップすることができます。 ■ファイル選択。 ファイル選択中は[4キー]または[6キー]で音楽のトラック(曲)、またはオーディオブックの音声ファイルを選択することができます。 <ポイント>。 ファイル選択中は最後のファイルを選択中に[6キー]を押しても次のアルバムに移動できません。 ■タイトル選択操作の例。 タイトルを実際に選択してみましょう。 例):SDカード内の4番目のDAISY図書を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押し、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を何回か押し、「SDカード」を選択します。 手順4. [8キー]を押し、「カテゴリー選択」を選択します。 手順5. [4キー]または[6キー]を押し、「図書」を選択します。 手順6. [8キー]を押し、[タイトル選択]を選択します。 手順7. [4キー]または[6キー]を何回か押し、4番目のDAISY図書を選択します。 手順8. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。 7章3節4 : タイトルを直接選択する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 順番に並んだタイトルの番号を入力し、直接タイトルを選択することができます。 例):USB機器内の7番目の図書を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押し、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を何回か押し、「USB機器」を選択します。 手順4. [8キー]を押し、「カテゴリー選択」を選択します。 手順5. [4キー]または[6キー]を押し、「図書」を選択します。 手順6. [移動キー]を押します。「移動先のタイトル番号」を入力します。[再生・停止キー]または「シャープキー」で決定、「アスタリスクキー」でキャンセルできます。 手順7. 数字の[7キー]を押します。 手順8. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 現在選択中のメディアを知りたい場合は[5キー]を押して情報を確認してください。 ポイント2. 音楽やテキストなども操作方法は同じです。カテゴリー選択で「音楽」や「テキスト」などを選んでください。 ポイント3. 数字を間違って入力した場合、[アスタリスクキー]を押すと数字の誤入力をクリアできます。 7章3節5 : タイトルの並び順の切り替え。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 タイトル選択中は[しおりキー]で下記順にタイトルを並び替えることができます。 1.全タイトル一覧。 すべてのタイトルやトラックがカテゴリーごとに名前の順番に並びます。 2.履歴タイトル。 メディアやカテゴリーに関係なく、最近聴いたタイトルが順番に並びます。100タイトルまで記憶します。 3.最近追加したタイトル。 選択中のメディアの最近追加したタイトルがカテゴリーに関係なく順番に並びます。 (日付が新しい順番に並びます。)100タイトルまで記憶します。 4.バックアップしたタイトル。 選択中のメディアのバックアップされたタイトルが日付の新しい順番に並びます。1000タイトルまで記憶します。 ※「オーディオブック」のタイトルは対象外となります。 <ポイント>。 選択中のメディアによっては、選択できない並び順があります。 例):USB機器の「最近追加したタイトル」を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押し、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を何回か押し、「USB機器」を選択します。 手順4. [しおりキー]を2回押します。 次のような音声ガイドがあります。「最近追加したタイトル +(番号) +(タイトル名)」。 手順5. [4キー]または[6キー]でタイトルを選択します。 次のような音声ガイドがあります。「(番号) +(タイトル名)」。 手順6. [再生・停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 「履歴タイトル」は最近聴いたタイトルが順番に並ぶため、本製品に接続されていないメディアのタイトルや、既に削除されているタイトルも記憶されています。ただし、それらのタイトルは選択しても再生ができません。 ポイント2. [4キー]または[6キー]を押し続けることで10タイトルずつ前や次のタイトルに移動します。 ポイント3. 「移動キー」で番号を指定してタイトルを選択することもできます。 ポイント4. 「最近追加したタイトル」とは、「パソコンから転送して追加したタイトル」と「バックアップしたタイトル」のことです。 7章3節6 : タイトルの選択方法を変更して聴く。 本項では、設定を「メディアごとに選択」に変更してタイトルを聴く方法を説明します。 ■タイトルの選択方法の変更。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 タイトルの選択方法を変更するには次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押し、[4キー]または[6キー]で「タイトル管理」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [4キー]または[6キー]で「タイトル選択」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [4キー]または[6キー]で「タイトル選択方法の切り替え」を選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 手順7. [4キー]または[6キー]で「メディアごとに選択」を選択します。 手順8. [シャープキー]を押して決定します。 ■メディアごとに選択して聴く。 「メディアごとに選択」でタイトルを選択する際は、[タイトルキー]でタイトル選択を開始し、[タイトルキー]を繰り返し押して、タイトルを探すメディアを選択してからタイトルを選択します。それ以外のタイトル選択の操作は「すべてのメディアから選択」と同じです。 「メディアごとに選択」でタイトルを選択時に使用するのは次のキーです。 1.タイトル選択の開始。 [タイトルキー]を使用します。 2.タイトルを探すメディアの切り替え。 タイトル選択を開始後に、[タイトルキー]を使用します。 3.タイトルの選択。 [2キー]、[4キー]、[6キー]、[8キー]を使用します。 4.タイトル選択のキャンセル。 [アスタリスクキー]を使用します。また、[タイトルキー]を繰り返し押し、メディアが一回りしてもキャンセルされます。 例):SDカードのタイトルを再生中にUSB機器の4番目の図書を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [タイトルキー]を1回押し、「USB機器」を選択します。 手順3. [2キー]を押し、「カテゴリー選択」を選択します。 手順4. [4キー]または[6キー]を押し、「図書」を選択します。 手順5. [8キー]を押し、[タイトル選択]を選択します。 手順6. [4キー]または[6キー]を何回か押し、4番目の図書を選択します。 手順7. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 「メディアごとに選択」では、本製品に接続されていないメディアもすべて[タイトルキー]で選択が可能です。はじめに選択されるメディアは再生していたタイトルによって都度変わりますが、選択できるメディアとメディアの並び順は毎回同じです。 ■タイトル選択設定による主な相違点。 タイトル選択設定によるタイトル選択方法の主な相違点は次の通りです。 1.タイトル選択のキャンセル方法。 「すべてのメディアから選択」では、タイトル選択中に[タイトルキー]または[アスタリスクキー]でキャンセルできます。 「メディアごとに選択」では、[タイトルキー]を繰り返し押し、メディアがひと回りする、または[アスタリスクキー]でキャンセルできます。 2.メディアの選択方法。 「すべてのメディアから選択」では、[2キー]でメディア選択レベルを選択し、[4キー]または[6キー]で選択します。 「メディアごとに選択」では、[タイトルキー]を繰り返し押して選択します。 3.SDカード、USB機器、ディスクのメディア表示方法。 「すべてのメディアから選択」では、本製品に接続されているメディアのみ選択が可能です。 「メディアごとに選択」では、本製品に接続されていないメディアもすべて選択可能です。 4.[4キー]または[6キー]で選択可能なタイトル。 「すべてのメディアから選択」では、本製品に接続されたすべてのメディア内のタイトルが選択できます。 「メディアごとに選択」では、選択中のメディア内のタイトルのみが選択できます。 5.履歴タイトル。 「すべてのメディアから選択」では、メディアに関係なく最近聴いた100個のタイトルです。 「メディアごとに選択」では、選択されているメディアの最近聴いた100個のタイトルです。 8章 : 音楽を聴く。 本製品では音楽CDや音声ファイルを聴くことができます。次の音声ファイル形式に対応しています。 ・音楽CD。 ・MP3ファイル。 ・WAVファイル。 ・AACファイル。 ・PCMファイル。 ・MP4/m4aファイル。 8章1 : 音楽CDを聴く。 音楽CDを入れると自動で再生が始まります。再生・停止・早送り・早戻しの操作方法はDAISY図書と同じです。 8章1節1 : 前後に移動する。 [送りキー]または[戻しキー]を押すことで、前後のトラックに移動することができます。 例):3曲目の「トラック3」を再生するには次のように操作します。 手順1. [送りキー]または[戻しキー]を何回か押して、「トラック3」を選択します。自動的に再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 先頭の曲を選択中に[戻しキー]を押すと「コン」という音の後に「先頭です」とガイドされます。 ポイント2. 最後の曲を選択中に[送りキー]を押すと「コン」という音の後に「最後です」とガイドされ、再生が止まります。 ポイント3. [送りキー]または[戻しキー]を押し続けると、5秒、10秒、20秒、30秒、1分、2分、3分・・・と早送り、早戻しができます。2分を超えると指を離しても早送り、早戻しを続けますので、再生したい場所で[再生・停止キー]を押してください。 8章2 : 音楽(音声ファイル)を聴く。 SDカードや、USBメモリに入っている音声ファイルを聴くことができます。音楽を聴く場合もDAISY図書と同様にタイトルを選択して再生を開始します。操作方法は「7章3 : タイトルを選択して聴く」 46ページを参照ください。 再生・停止・早送り・早戻しの操作は音楽CDと同じです。音楽(音声ファイル)の再生では、再生を開始した後はメディア内にあるすべての音声ファイルを順番に再生します。 本項では、アルバムやトラックを変更して聴く方法、再生する範囲や順番を変更する「シャッフル・リピート設定」と、「お気に入り」に追加して聴きたい曲だけを聴く使い方について説明します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽のタイトル選択中の各レベルは、「タイトル選択」がアルバム単位、「ファイル選択」がトラック単位に相当します。 ポイント2. 一つのメディアに入れることができるタイトル数の上限は10,000個です。 8章2節1 : 前後のアルバムやトラックなどに移動する。 [2キー]または[8キー]で移動単位を選択し、[4キー]を押すと前へ移動、[6キー]を押すと次へ移動することができます。また、トラックやアルバムの番号を指定して直接移動することもできます。 <音楽の移動単位>。 音楽を再生中は次の単位で移動できます。 1.アルバム。 アルバム単位では、音楽CD1枚ごとに移動できます。 2.トラック。 トラック単位では、音楽1曲ごとに移動できます。 3.10分。 10分単位では、10分ごとに移動できます。 4.30秒。 30秒単位では、30秒ごとに移動できます。 5.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 <ポイント>。 音楽CDを再生中にはアルバム移動は使えません。 ■聴きたい「トラック」「アルバム」に移動する。 例):「3つ目のアルバムの5曲目」に移動するには次のように操作します。 手順1. [2キー]または[8キー]を押して、「アルバム」を選択します。 手順2. [6キー]を押して、「3つ目のアルバム」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 手順3. [2キー]または[8キー]を押して、「トラック」を選択します。 手順4. [6キー]を押して、「5曲目」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 ■時間で移動する。 移動単位の「10分」「30秒」を選択して、10分または30秒ごとに移動することができます。 手順1. [2キー]または[8キー]を押して、「10分」を選択します。 手順2. [6キー]を押すごとに10分ずつ先に移動します。[4キー]を押すごとに10分ずつ前に戻ります。 手順3. [2キー]または[8キー]を押して、「30秒」を選択します。 手順4. [6キー]を押すごとに30秒ずつ先に移動します。[4キー]を押すごとに30秒ずつ前に戻ります。 8章2節2 : トラックやアルバムを番号で指定して移動する。 ■トラックの番号を指定して移動する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 例):トラック番号を指定して2番目のトラックに移動するには、次のように操作します。 手順1. [移動キー]を1回押します。 手順2. 数字の[2キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。2番目のトラックから再生が始まります。 ■アルバムの番号を指定して移動する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 例):アルバム番号を指定して5番目のアルバムに移動するには、次のように操作します。 手順1. [移動キー]を2回押します。 手順2. 数字の[5キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。5番目のアルバムから再生が始まります。 8章2節3 : 再生方法を変更する(シャッフル・リピート設定)。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 音声ファイルを再生中は、基本的には同一メディア内にある音声ファイルすべてが再生対象となります。「シャッフル・リピート設定」で再生範囲の変更ができます。[3キー]を押すたびに次の設定ができます。 1.通常再生設定。 通常再生は、同一メディア内にあるすべての曲を最初から最後まで一度だけ再生します。(工場出荷時の設定です。) 2.トラックリピート設定。 トラックリピートは、再生中のトラック(曲)を繰り返し再生します。 3.アルバムリピート設定。 アルバムリピートは、再生中のアルバムのすべての曲を繰り返し再生します。 4.オールアルバムリピート設定。 オールアルバムリピートは、再生中のメディアのすべてのアルバムを繰り返し再生します。 5.シャッフルリピート設定。 シャッフルリピートは、再生中のメディアのすべての曲をシャッフルして、繰り返し再生します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽CDを再生中にはオールアルバムリピートはありません。 ポイント2. 一つのメディアに入れることができるタイトル数の上限は10,000個です。 8章2節4 : お気に入りに登録して聴く。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品は同一メディア内(CD除く)の音声ファイル(トラック)をお気に入りに追加して、聴きたい曲だけを聴くことができます。メディア毎に一つのお気に入りリストが作成できます。 次にお気に入りの操作方法を説明します。 ■お気に入りに登録する。 音楽再生中に[しおりキー]を押すと再生中のトラックをお気に入りに登録できます。 例):アルバム1の3曲目をお気に入りに登録するには、次のように操作します 手順1. 3曲目まで、再生または移動します。 手順2. [しおりキー]を1回押します。 次のような音声ガイドがあります。お気に入りに追加、現在のトラックをお気に入りに追加しますか? 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]または[8キー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. お気に入りは1,000件まで登録できます。 ポイント2. 再生中のメディアが書き込み禁止になっていると、お気に入りに登録できません。 ポイント3. すでにお気に入りに登録されているトラックは登録できません。 ポイント4. 音楽CDやDAISY図書などはお気に入り登録できません。 ポイント5. お気に入りに登録すると「最近追加したタイトル」に登録されます。 ■お気に入りを聴く。 お気に入りを登録した後は、タイトル選択中に音楽カテゴリーで「お気に入り」が選択可能になります。「お気に入り」は常に音楽カテゴリーの1番目のアルバムとなります。準備が出来たらお気に入りを聴いてみましょう。 例):USB機器に登録した「お気に入り」を聴くためには次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押して、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押して、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を押して、「USB機器」を選択します。 手順4. [8キー]を1回押して、「カテゴリー選択」を選択します。 手順5. [4キー]または[6キー]を押して、「音楽」を選択します。 手順6. [8キー]を1回押して、「タイトル選択」を選択します。 手順7. [4キー]または[6キー]を押して、「お気に入り」を選択します。 手順8. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して、決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 「お気に入り」の並び順は、登録順になります。1曲目は最初に登録したトラックで、最後の曲は一番最近登録したトラックになります。 ポイント2. 「お気に入り」はバックアップできません。 ポイント3. 「お気に入り」を選択中に[8キー]を押しても、「ファイル選択」には移動しません。 ポイント4. 「お気に入り」には「しおり」を付けることはできません。 ■お気に入りから削除する。 お気に入りに登録したトラックをお気に入りから削除するには、次のように操作します。 例):お気に入りの4曲目を削除するには、次のように操作します。 手順1. 「お気に入り」を選んで、再生します。 手順2. 4曲目まで、再生または移動します。 手順3. [しおりキー]を押します。 手順4. [再生停止キー]または [シャープキー]または[8キー]を押して決定します。 例):お気に入りをすべて削除するには、次のように操作します。 手順1. タイトル選択で「お気に入り」を選択します。 手順2. [7キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]または[8キー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 選択中のメディアが書き込み禁止になっていると、お気に入りから削除できません。 ポイント2. 削除しても「お気に入り」の再生リストから削除されるだけで、ファイル自体の削除はされません。 9章 : テキストを聴く。 テキストの再生・停止・早送り・早戻しの操作はDAISY図書と同じです。本製品は次のテキストファイル形式に対応しています。・テキスト形式ファイル。 ・HTML形式ファイル。 <ポイント>。 ポイント1. テキストの場合は、[送りキー]または[戻しキー]を押し続けると、「5文、10文、15文、・・・」と早送り、早戻しされます。指を離すと自動的に再生が始まります。 ポイント2. 読み上げ可能なファイルサイズは最大9MBまでです。 9章1 : テキスト内を移動して聴く。 9章1節1 : テキストファイル内を前後に移動して聴く。 テキストファイル内を次のような単位で移動することができます。移動単位はDAISY図書とは異なりますが、移動時の操作方法は基本的にDAISY図書再生時と同じです。 ■テキストの移動単位。 テキスト再生中は次の単位で移動できます。 1.レベル。 レベル単位では、HTML形式ファイル内のレベル1からレベル6までの見出しに移動できます。 2.40行。 40行単位では、40行をひとかたまりと見なして、40行ごとに移動できます。 3.段落。 段落単位では、空白の行で区切られた段落ごとに移動できます。 4.行。 行単位では、テキストファイルに書かれている1行ずつ移動できます。 5.文。 文単位では、句点「。」、疑問符「?」、感嘆符「!」で区切られた文ごとに移動できます。 6.文字。 文字単位では、1文字ずつ移動できます。 7.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 ■テキストファイル内の移動。 テキストファイル内で移動する方法を説明します。 例):3段落目の2つ目の文を読ませるには次のように操作します。 手順1. [2キー]または[8キー]で「段落」を選択します。 手順2. [6キー]で「3つ目の段落」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 手順3. [2キー]または[8キー]で「文」を選択します。 手順4. [6キー]を押して、「2つ目の文」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 9章1節2 : ダイレクト移動:パーセント移動。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 ダイレクト移動には[移動キー]を使用します。テキストファイル内の位置をパーセントで指定して移動できます。 例):「50%の位置」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を1回押します。 手順2. 数字の[5キー][0キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。50%の位置から再生が始まります。 9章1節3 : テキストファイルを繰り返し聴く。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 テキストファイルを再生中は[3キー]を押すたびにシャッフル・リピート設定を切り替えることができます。次のような設定ができます。 1.通常再生設定。 通常再生は、タイトルの最後まで一度だけ再生します。(工場出荷時の設定)。 2.タイトルリピート設定。 タイトルリピートは、選択されたタイトルを繰り返し再生します。 10章 : オーディオブックを聴く。 本製品ではオーディオブックを聴くことができます。オーディオブックとは書籍などを音声化したものです。DAISY図書とは異なる形式で収録されています。再生・停止・早送り・早戻しの操作方法は音楽と同じです。 <ポイント>。 ポイント1. パソコンで「PlexAudioBook」(すべて半角文字)というフォルダをメディアのルートフォルダに作り、さらにタイトルごとのフォルダを作って、そこに保存してください。ひとつひとつのフォルダが「オーディオブック」のタイトルとして認識されます。 ポイント2. 「PlexAudioBook」以外の場所に保存すると「音楽」に分類されます。 ポイント3. 英会話や落語などの音声ファイルを「音楽」として再生させたくない場合は、「PlexAudioBook」フォルダの中に保存してください。 10章1 : オーディオブックの移動単位。 10章1節1 : 前後に見出しや時間で移動する。 DAISY図書と同様の操作方法で、オーディオブックでも[2キー]または[8キー]で移動単位を選択し、[4キー]で前へ、[6キー]で次へ移動することができます。 オーディオブック内では次の単位で移動することができます。 1.見出し。 見出し単位では、個々の音声ファイルで移動します。 2.10分。 10分単位では、10分ごとに移動します。 3.30秒。 30秒単位では、30秒ごとに移動します。 4.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 10章1節2 : ダイレクト移動する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 オーディオブックでは見出し番号やパーセントを指定して移動できます。「移動キー」を1回押すと「見出し」で、2回押すと「パーセント」を指定して直接移動することができます。 11章 : おやすみタイマー。 設定した時間で電源を自動的にオフにします。DAISY図書などを聴きながらおやすみになりたいときに設定しておくと便利です。おやすみタイマーの時間は次のように設定します。 手順1. [おやすみタイマーキー]を押します。1回押すと「15分」に設定されます。 手順2. 音声ガイドが流れている間に、もう1回押すと「30分」に再設定されます。 手順3. 音声ガイドが流れている間に、[おやすみタイマーキー] を押していくと、「45分」、「1時間」、「1時間30分」、「2時間」、「オフ」、と再設定されます。 <ポイント>。 ポイント1. 設定後、数秒間経過してから[おやすみタイマーキー]を押すと、おやすみタイマーの残り時間が音声でガイドされます。 ポイント2. 設定後におやすみタイマーを取り消すには、おやすみタイマーの残り時間が音声ガイドされている間に、手順3の方法で「オフ」に設定します。 12章 : 機器の現在の情報を聞く。 12章1 : 情報を聞く。 選択中のDAISY図書や音楽などに関する情報を音声ガイドで聴くことができます。 手順1. [5キー]を押します。様々な情報が順番にガイドされます。 手順2. [5キー]または[6キー]を押すごとに次の項目にスキップできます。前の項目を聞き直したいときは[4キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]を押すと情報のガイドが終了します。 次のような情報が音声でガイドされます。 1.DAISY図書の場合。 電源、時間、ページ、見出し、しおり、再生方法、プレクストーク情報、の順にガイドされます。 2.音楽ファイルの場合。 電源、時間、トラック、アルバム、しおり、再生方法、プレクストーク情報、の順にガイドされます。 3.ヘルプの場合。 電源、ページ、見出し、しおり、再生方法、プレクストーク情報、の順にガイドされます。 4.オーディオブックの場合。 電源、時間、見出し、しおり、再生方法、プレクストーク情報、の順にガイドされます。 5.テキストファイルの場合。 電源、進捗情報、しおり、再生方法、プレクストーク情報の順にガイドされます。 6.メニュー選択中の場合。 現在選択中のメニューがガイドされます。 <ポイント>。 DAISY図書や音楽などの種類によっては、音声ガイドされない項目があります。 12章2 : 現在の日時を確認する。 現在の日時を確認するには5キーを長押しします。 <ポイント>。 現在の日時を設定する方法は、「17章6節6 : 時計設定」 92ページを参照してください。 13章 : しおりを利用する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品では、DAISY図書、音楽、オーディオブック、テキストの好きなところに、あとで読み返す、または聴き返す際の目印として、「しおり」を付けることができます。 13章1 : しおりを付ける。 今聴いているタイトルの好きなところに「しおり」を付けることができます。 これから、その「しおり」を付ける方法を説明します。 手順1. しおりを付けたい位置に移動します。 手順2. [しおりキー]を2回押します。次のような音声ガイドがあります。 設定するしおり番号を入力、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定、[アスタリスクキー]でキャンセル。 手順3. 付けたいしおりの番号を押します。ここでは[3キー]を押してみましょう。 手順4. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。しおりが付きます。 <ポイント>。 ポイント1.選択中タイトルが音楽の場合は、[しおりキー]を3回押します。 ポイント2. 手順3を省略して手順4を行うと、「しおり」の番号として、現在使われていない番号のうちの最も小さな番号が自動的に割り付けられます。また、手順3で番号「0」を入力した場合も、自動的に番号が割り付けられます。 ポイント3. 「しおり」の番号はタイトルごとに付けられます。 ■しおりの保存先。 「しおり」を付けたとき、「しおり」はそのタイトルのあるメディア内に保存されます。 また、タイトルと一緒に「しおり」もバックアップされます。「しおり」もタイトルと一緒に持ち運びできるので、他のPTN3で聴くときなどに便利です。このしおりは、PTN3やPTR3でご使用いただけます。 <ポイント>。 ポイント1. CDの場合には、本製品内に保存されます。 ポイント2. メディアが書き込み禁止となっている場合には、そのメディア内のタイトルに「しおり」を付けることはできません。 ポイント3. PTN3で付けたしおりは、当社製品「PTR2」「PTN2」「プレクストークポケット」「プレクストークリンクポケット」を含む、2016年以前発売の製品では使用できません。 ■設定できるしおりの数。 一つのタイトルに付けることができる「しおり」の数は、最大1,000個までとなります。「しおり」を付けることができるメディア内のタイトル数は、最大1,000タイトルまでとなります。ただし、保存しているメディアの容量などにより変わる場合があります。 <ポイント>。 しおりを付けることができない場合には、不要なしおりを削除してください。 13章2 : しおりの位置に移動する。 今聴いているタイトルに付けた「しおり」に移動することができます。 13章2節1 : 前後のしおりの位置に移動する。 今聴いている位置から前後にある「しおり」に移動する方法です。 手順1. [2キー]または[8キー]を何回か押して、「しおり」を選択します。 手順2. [6キー]を押すと次の番号の「しおり」、[4キー]を押すと前の番号の「しおり」に移動します。 <ポイント>。 「しおり」が1つも付いていない場合には、手順1で「しおり」を選択することができません。 13章2節2 : 番号を指定して移動する。 例):しおり番号を指定して、3番のしおりに移動するには、次のように操作します。 手順1. [しおりキー]を1回押します。次のような音声ガイドがあります。 移動先のしおり番号を入力。 手順2. 移動したい「しおり」番号を押します。ここでは[3キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。「しおり番号」3の位置から再生されます。 <ポイント>。 選択中タイトルが音楽の場合は、しおりキーを2回押します。 13章3 : しおりを削除する。 今聴いているタイトルに付けた「しおり」が不要になった場合、「しおり」を削除することができます。 13章3節1 : しおりを削除する。 例):しおり番号4のしおりを削除するには、次のように操作します。 手順1. [しおりキー]を3回押します。次のような音声ガイドがあります。 「削除するしおり番号を入力」。 手順2. 削除したい「しおり」の番号を押します。ここでは[4キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。しおりが削除されます。 <ポイント>。 選択中タイトルが音楽の場合は、しおりキーを4回押します。 13章3節2 : 選択中のタイトルのしおりを削除する。 今聴いているタイトルに付けたすべての「しおり」を削除する方法です。 手順1. [メニューキー]を押し、[4キー]または[6キー]で「タイトル管理」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [4キー]または[6キー]で「しおり」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [4キー]または[6キー]で「選択中タイトルのしおりを削除」を選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。次のような音声ガイドがあります。 「決定、選択中タイトルのしおりを削除しますか?」 手順7. [シャープキー]を押して決定します。次のような音声ガイドがあります。 「決定、削除しました。」 14章 : 図書や音楽などをバックアップする。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 14章1 : 「バックアップ」について。 本製品では、DAISY図書CDや音楽CDなどをバックアップすることができます。 CDをSDカードにバックアップする場合、CDに収録されているタイトルを「バックアップ元」、SDカードを「バックアップ先」と呼びます。 <注意>。 注意1. 本製品は著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障がい者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または、刑事上の制裁を受ける場合があります。 注意2. 音楽CD等のコピーは個人として楽しむ他は、著作権法上、権利者に無断で使用できません。 注意3. バックアップ中にSDカードやUSB機器を抜いたり、本製品の電源を切ったりしないでください。データが失われる可能性があります。 <ポイント>。 ポイント1. バックアップは、電源アダプターを接続して行ってください。バッテリーのみで行うと、バッテリーが不足して、バックアップが強制的に終了してしまう場合があります。 ポイント2. バックアップ先の容量が足りない場合は、バックアップを開始する際に、その旨を音声ガイドします。現在のメディアの使用容量・空き容量は、[メニューキー]を押して[メディア管理]→[メディア情報]で確認することができます。 14章2 : DAISY図書をバックアップする。 14章2節1 : DAISY図書をバックアップする。 DAISY図書CDをSDカードまたはUSB機器にバックアップすることができます。 手順1. SDカードやUSB機器を本製品に接続します。 手順2. DAISY図書CDを入れます。 手順3. 数字の[9キー]を押します。 手順4. [4キー]または[6キー]でバックアップ先メディアを選択して、[シャープキー]で決定します。 手順5. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順6. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. 手順2でDAISY図書CDに複数のタイトルがある場合、[タイトルキー]を押し、[4キー]または[6キー]でバックアップしたいタイトルを選択してください。 ポイント2. SDカードまたはUSB機器のどちらか一方のみが接続されている場合は、手順4の確認はありません。バックアップ先は自動的に接続されているメディアになります。 ポイント3. 手順4でバックアップ先メディアとして選択できるメディアはSDカード、USB機器です。本体に接続されていないメディアは選択できません。 ポイント4. USB機器にDAISY図書をバックアップする場合のみ、手順4の後にPTR2で再生できる形式でバックアップするか確認があります。バックアップしたものをPTR2で再生する場合は「編集準備を実行する」を選択してください。 ポイント5. 見出しが1,000個以上あるDAISY図書はバックアップできません。 ポイント6. タイトルの一部分のみをバックアップすることはできません。選択したタイトルのすべてがバックアップされます。 ポイント7. バックアップ元に複数のタイトルがある場合、1度に複数のタイトルをバックアップすることはできません。1タイトルずつバックアップしてください。 ポイント8. タイトルに「しおり」がある場合、「しおり」も一緒にバックアップします。 ポイント9. バックアップ中は[5キー]で、進捗状況を確認できます。 ポイント10. バックアップをキャンセルするには、[2キー] または [アスタリスクキー] を押してください。 ポイント11. [メニュー]の[タイトル管理]からもバックアップができます。 14章2節2 : PTR2で再生できる形式でバックアップする。 バックアップしたDAISY図書をPTR2で再生するためには、バックアップ先メディアとしてUSB機器を選択し、バックアップの際に編集準備を実行してください。SDカードを選択した場合は、編集準備は実行できません。 例):編集準備を実行してバックアップするには、次のように操作します。 手順1. バックアップしたいDAISY図書を選択し、数字の[9キー]を押します。 手順2. [4キー]または[6キー]で「USB機器」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順3. 編集準備を実行するか確認のガイドがあります。[4キー]または[6キー]で「編集準備を実行する」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順4. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順5. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 編集準備を実行してバックアップしたタイトルはPTN3でも再生できます。 14章3 : 音楽をバックアップする。 音楽では、アルバム内のすべてのトラックを別メディアにバックアップしたり、好みのトラックだけを選択してマイベストアルバムにバックアップしたりすることができます。 14章3節1 : アルバムをバックアップする。 例):音楽CDをSDカードにバックアップするには、次のように操作します。 手順1. 音楽CDを入れます。 手順2. 数字の[9キー]を押します。 手順3. [4キー]または[6キー]で「アルバムをバックアップ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. [4キー]または[6キー]で「SDカード」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順5. [4キー]または[6キー]でバックアップ音質を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. [4キー]または[6キー]でカテゴリーを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順8. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. 一度に複数のアルバムをバックアップすることはできません。 ポイント2. SDカードまたはUSB機器のどちらか一方のみが接続されている場合は、手順4の確認はありません。バックアップ先は自動的に接続されているメディアになります。 ポイント3. 選択可能な音質は、音質が良い順番に、PCM 44.1kHzステレオ、MP3 256キロ ステレオ、MP3 128キロ ステレオの3種類です。バックアップ音質が良いほどバックアップ先に多くの容量が必要になります。 ポイント4. 選択可能なカテゴリーは、「音楽」と「オーディオブック」です。落語や英会話などのCDを「音楽」のカテゴリーと区別してバックアップしたい場合は、バックアップ先のカテゴリー選択で「オーディオブック」を選択してください。 ポイント5. バックアップ音質とカテゴリーは、音楽CDからバックアップする場合のみ選択できます。 14章3節2 : トラックを選択してバックアップする。 お気に入りの曲だけを選択して一つのアルバムにまとめることもできます。バックアップ先アルバムとして選択できるのは「マイベスト01」から「マイベスト10」の10個のアルバムです。マイベストアルバムは「トラックを選択してバックアップ」を実行すると自動的に作成されます。 例):SDカード内のアルバムの2番目と4番目のトラックを選択してSDカード内の「マイベスト01」にバックアップするには、次のように操作します。 手順1. SDカード内のアルバムを選択し、数字の[9キー]を押します。 手順2. [4キー]または[6キー]で「トラックを選択してバックアップ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. [4キー]または[6キー]で2番目のトラックを選択して、[しおりキー]でバックアップを予約します。 手順4. [4キー]または[6キー]で4番目のトラックを選択して、[しおりキー]でバックアップを予約します。 手順5. [シャープキー]でバックアップするトラックを決定します。 手順6. [4キー]または[6キー]でバックアップ先メディアに「SDカード」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順7. [4キー]または[6キー]で保存先のアルバムに「マイベスト01」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順8. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順9. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. バックアップ予約を取り消すには、バックアップ予約されたトラックを選択して、再度[しおりキー]を押してください。 ポイント2. [しおりキー]を長押しすると、すべてのトラックがバックアップ予約され、もう一度[しおりキー]を長押しすると、バックアップ予約がすべて取り消されます。 ポイント3. 複数のトラックをバックアップした場合の並び順は、バックアップ元のアルバムに並んでいた順番になります。[しおりキー]でバックアップ予約を付けた順番ではありません。 ポイント4. バックアップ先のアルバムにすでにトラックが入っている場合は、アルバムの最後に新しいトラックが追加されます。 ポイント5. マイベストアルバムには、最大999トラックをバックアップすることができます。 ポイント6. マイベストアルバムの名前を変更するには、SDカードやUSB機器をパソコンなどに接続してフォルダ名を変更してください。その際、保存されているフォルダの階層は変更しないでください。 ポイント7. マイベストアルバムの名前を変更した場合も、そのアルバムに「トラックを選択してバックアップ」で追加することが可能です。 ポイント8. マイベストアルバムは各メディアの以下のフォルダに作られます。 「PlexBackup」フォルダ内の、「Music」フォルダ内の、「MyBest」フォルダ内です。 ポイント9. 「マイベスト01」から「マイベスト10」は一度削除したり、名前を変更したりしても、「トラックを選択してバックアップ」を実行すると空のアルバムが再度作成されます。 14章3節3 : マイベストアルバムを聴く。 作成したマイベストアルバムは、各メディアの音楽カテゴリーから聴くことができます。タイトル選択中は次のような順で並びます。聴きたいマイベストアルバムを選択して聴くことができます。 音楽カテゴリー内に「1.お気に入り」、「2.マイベスト01からマイベスト10」、「3.既存のアルバム」の順で並びます。 <ポイント>。 ポイント1. トラックが入っていないマイベストアルバムは選択できません。 ポイント2. お気に入りが登録されていない場合は「お気に入り」は選択できません。 14章4 : バックアップ先に作られるフォルダ名。 バックアップしたタイトルはカテゴリーごとに各メディアの次のフォルダの中に保存されます。 1.図書の場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Book」フォルダです。 2.録音したDAISYの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Recording」フォルダです。 3.音楽ファイルの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Music」フォルダです。 4.テキストファイルの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Text」フォルダです。 5.オーディオブックの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexAudioBook」フォルダ内のバックアップフォルダです。 保存されるフォルダ名は次の通りです。 1.図書の場合。 「西暦年月日_時分_元のタイトル名」です。 2.音楽(音楽CD)の場合。 「西暦年月日_時分_AudioCD」です。 3.音楽(音楽CD以外)の場合。 「元のフォルダ名」です。 15章 : タイトル・ファイルを削除する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 選択中のタイトルやファイルを削除するには次のように操作します。 手順1. 削除したいタイトルやファイルを選択します。 手順2. タイトルを削除する場合は、[7キー]を1回押します。 ファイルを削除する場合は、[7キー]を2回押します。 手順3. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽を選択している場合は「アルバム削除」になります。 ポイント2. DAISY図書およびテキストではファイル削除はできません。 ポイント3. サブフォルダを含むアルバム構成の場合、選択中アルバムの音声ファイルを削除しますが、サブフォルダに含まれる音声ファイルは削除しません。 ポイント4. [メニュー]の[タイトル管理]からもタイトル削除やファイル削除ができます。 16章 : パソコンと接続する。 16章1 : 本製品とパソコンをUSBケーブルで接続する。 本製品をパソコンと接続すると、本製品はリムーバブルディスク(USBドライブ)として認識され、パソコンから本製品のSDカードのファイルを読み書きすることができます。 16章1節1 : パソコンの動作環境。 対応OSは、Windows10、11です。これらのOS以外での動作は保証いたしません。 16章1節2 : 使用できるUSBケーブル。 本製品をパソコンと接続するためには、一方がスタンダードAタイプ、もう一方がスタンダードBタイプのコネクタをもつUSBケーブル(スタンダード)が必要です。本製品にはUSBケーブルは付属しておりませんので、別途ご用意ください。 16章1節3 : パソコンと接続する。 手順1. 本製品に電源アダプターを接続します。 手順2. パソコンのUSBポートに、USBケーブルのUSB タイプAコネクタ側を接続します。 手順3. 本製品にUSBケーブルのタイプBコネクタ側を接続します。接続する端子は本製品左側面の一番奥です。 手順4. パソコンのコンピューター(エクスプローラー)上で、本製品のSDカードがリムーバブルディスクとして認識されます。 <ポイント>。 本製品のCDドライブおよび本製品に接続しているUSB機器は、パソコンから認識されません。 16章1節4 : データの転送。 パソコン内のフォルダやファイルを本製品のSDカードに転送することができます。また、本製品のSDカード内のフォルダやファイルをパソコンに転送することもできます。 <ポイント>。 ポイント1. データの転送中は、本製品の電源を切ったり、USBケーブルやSDカードを抜いたりしないでください。データが壊れる場合があります。 ポイント2. DAISY図書のファイルを転送する場合は、フォルダごとコピーするか、または、新しいフォルダを作って、その中にコピーしてください。 ポイント3. DAISY図書のフォルダ内のファイルをルートフォルダに転送すると、そのDAISY図書しか認識できなくなりますので、ご注意ください。 16章1節5 : パソコンから取り外す。 本製品をパソコンから取り外す際は、以下の手順をおこなってから取り外してください。 <方法1>。 手順1. パソコンの画面右下のタスクトレイにある「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」を左クリックします。 手順2. 「PlextalkPTN3の取り出し」を左クリックします。 手順3. 「USB大容量記憶装置はコンピューターから安全に取り外すことができます」などと表示されたダイアログまたはバルーンを閉じます。 手順4. 本製品からUSBケーブルを外します。 <方法2>。 手順1. パソコンを終了し、本製品の電源を切ります。 手順2. USBケーブルを外します。 16章2 : 本製品とプレクストークポケット・プレクストークリンクポケットを接続する。 本製品を当社製品「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」と接続すると、本製品は「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」からUSB機器として操作できます。 16章2節1 : 使用するUSBケーブル。 「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」と接続するためには、次の2本のケーブルが必要です。本製品には付属しておりませんので、別途ご用意ください。 1.USBケーブル(短)。 「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」に付属しています。一方がUSB ミニBのコネクタで、もう一方がUSBスタンダード タイプA メス コネクタをもつUSBケーブルです。 2.USBケーブル(スタンダード)。 本製品をパソコンと接続するときにも使用するケーブルです。一方がスタンダード タイプA、もう一方がスタンダード タイプBのコネクタをもつUSBケーブルです。 16章2節2 : 接続する。 本製品を「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」と接続する方法をご説明します。「プレクストークリンクポケット」との接続を例にご説明します。 手順1. 本製品と「プレクストークリンクポケット」に電源アダプターを接続します。 手順2. 本製品と「プレクストークリンクポケット」を電源オンします。 手順3. 本製品にSDカードが入っていることを確認します。 手順4. 「プレクストークリンクポケット」のUSBポートに、USBケーブル(短)のUSB ミニBコネクタ側を接続します。 手順5. 「プレクストークリンクポケット」に接続したUSBケーブル(短)のタイプA メスコネクタに、USBケーブル(スタンダード)のタイプAコネクタ側を接続します。 手順6. 本製品にUSBケーブル(スタンダード)のタイプBコネクタ側を接続します。接続する端子は本製品左側面の一番奥です。 手順7. 接続すると本製品では「SDカード」と、「プレクストークリンクポケット」では「USB機器」と音声ガイドされます。これで接続が完了します。 16章2節3 : 接続してできること。 本製品を「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」にUSB機器として接続することで、「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」からはUSB機器に対してできるすべての操作を行うことができます。 個々の操作方法は「プレクストークポケット」または「プレクストークリンクポケット」の取扱説明書をご確認ください。 16章2節4 : 取り外す。 本製品を「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」から取り外す方法をご説明します。ここでは「プレクストークリンクポケット」との接続を例にご説明します。 手順1. 「プレクストークリンクポケット」でバックアップなどの操作が完了していることを確認します。 手順2. 「プレクストークリンクポケット」の電源をオフにします。 手順3. 本製品と「プレクストークリンクポケット」からUSBケーブルを抜き取ります。 17章 : メニューから機器の設定を行う。 17章1 : メニュー 階層一覧。 メニューの階層を一覧形式で紹介します。 ※メディアやタイトルによっては選択できないメニューがあります。 メニューの階層は、説明のため、番号を付けて説明します。 1「タイトル管理」。 1の1「バックアップ」。 1の2「タイトル情報」。 1の3「タイトル選択」。 1の3の1「タイトル選択方法の切り替え」。 1の3の2「履歴タイトル一覧の消去」。 1の4「しおり」。 1の4の1「選択中タイトルのしおりを削除」。 1の5「タイトル・アルバム削除」。 1の6「ファイル削除」。 2「再生設定」。 2の1「シャッフル・リピート設定」。 2の2「マルチメディア図書再生設定」。 2の3「飛ばし読み」。 3「メディア管理」。 3の1「メディア情報」。 3の2「SDカード内容全消去」。 3の3「USB機器のメディア内容全消去」。 4「システム設定」。 4の1「ガイド音量の選択」。 4の2「ガイドスピードの選択」。 4の3「テキスト読み上げ音声の選択」。 4の4「待ち受け音の選択」。 4の5「キー受付音の選択」。 4の6「時計設定」。 4の7「テキスト読み上げの設定」。 4の8「バッテリーいたわりモード」。 4の9「バッテリーリフレッシュ」。 4の9の1「バッテリーリフレッシュの実行」。 4の9の2「前回の実行結果」。 4の9の3「完了後の電源状態」。 4の9の4「補正結果の初期化」。 4の10「設定の初期化」。 5「バージョン管理」。 5の1「プレクストークの情報」。 17章2 : メニューの操作方法。 メニューの開始・終了やメニュー項目の選択・決定・キャンセルは次のように操作します。 ■メニューの開始、終了。 1.メニューの開始。 [メニューキー]でメニューを開始します。 2.メニューの終了。 [メニューキー]でメニューを終了します。メニューのどの場所からでも、メニューを終了できます。 ■メニュー項目の選択・決定・キャンセル。 1.項目の選択。 [4キー]または[6キー]を使用します。[5キー]で選択中の項目名を確認できます。 2.決定の操作。 [再生停止キー]または[8キー]または[シャープキー]を使用します。 3.キャンセル、または一つ上の項目に戻る。 [2キー]または[アスタリスクキー]を使用します。1階層目でキャンセルすると、メニューを終了します。 17章3 : タイトル管理。 17章3節1 : バックアップ。 DAISY図書CDや音楽CDなどをSDカードなどにバックアップすることができます。 操作方法は「14章 : 図書や音楽などをバックアップする」 72ページを参照してください。 17章3節2 : タイトル情報。 選択中のタイトルに関する情報を聴くことができます。 音声ガイドされる内容。 カテゴリー、タイトルの使用容量、タイトルが録音された日時。 <ポイント>。 選択中のタイトルによって、音声ガイドされる内容が異なります。 17章3節3 : タイトル選択。 ■タイトル選択方法の切り替え。 タイトルの選択方法を切り替えることができます。設定によるタイトルの選択方法は「7章3 : タイトルを選択して聴く」 46ページを参照してください。 <設定の種類> 1.すべてのメディアから選択。※工場出荷時の設定です。 本製品に接続されたメディア内のすべてのタイトルを[4キー]または[6キー]だけで選択できます。 2.メディアごとに選択。 [タイトルキー]でメディアを選択し、[4キー]または[6キー]でメディア内にあるタイトルのみを選択できます。 ■履歴タイトル一覧の消去。 履歴タイトル一覧をすべて消去することができます。履歴タイトル一覧からタイトルを選択する方法は、「7章3 : タイトルを選択して聴く」 46ページを参照してください。 17章3節4 : しおり。 ■選択中タイトルのしおりを削除。 選択中のタイトルに付けたすべての「しおり」を削除することができます。「13章3 : しおりを削除する」 70ページを参照してください。 17章3節5 : タイトル・アルバム削除。 選択中のタイトルまたはアルバムを削除することができます。「15章 : タイトル・ファイルを削除する」 79ページを参照してください。 17章3節6 : ファイル削除。 選択中のファイルを削除することができます。「15章 : タイトル・ファイルを削除する」 79ページを参照してください 17章4 : 再生設定。 17章4節1 : シャッフル・リピート設定。 タイトルを繰り返して聴くなどの設定ができます。 設定の種類。 1.通常再生の場合。※工場出荷時の設定です。 先頭から最後まで再生して停止します。全カテゴリーで設定可能です。 2.タイトルリピートの場合。 選択されたタイトルを、繰り返し再生します。図書、録音したDAISY、テキスト、オーディオブックで設定可能です。 3.トラックリピートの場合。 選択されたトラック(曲)を、繰り返し再生します。音楽で設定可能です。 4.アルバムリピートの場合。 選択されたアルバムを、繰り返し再生します。音楽で設定可能です。 5.オールアルバムリピートの場合。 再生中メディアのすべてのアルバムを、繰り返し再生します。音楽で設定可能です。 6.シャッフルリピートの場合。 再生中メディアのすべてのトラックを、シャッフルして再生します。音楽で設定可能です。 <ポイント>。 ポイント1. カテゴリーごとに別々の設定をすることができます。 ポイント2. 現在のシャッフル・リピート設定は[5キー]で確認できます。 ポイント3. 音楽CDを再生する場合、「オールアルバムリピート」はありません。 17章4節2 : マルチメディア図書再生設定。 音声とテキストが両方含まれているDAISY図書やEPUBを「マルチメディア図書」と呼びます。本製品ではマルチメディア図書を聴くときに、音声とテキストのどちらを再生するかを設定することができます。工場出荷時の設定は「自動」です。 設定の種類。 1.自動。※工場出荷時の設定です。 音声を優先的に再生します。音声が含まれていないときはテキストを再生します。 2.音声。 音声を選択して再生します。 3.テキスト。 テキストのみを選択して再生します。 17章4節3 : 飛ばし読み。 注釈などの項目を「飛ばし読み」ができるように製作されたDAISY図書を再生する際の各種の注釈に対して、「再生する」または「飛ばし読みする」かを設定することができます。この機能はスキッパブルとも呼ばれ、「飛ばし読み」の設定がされているDAISY図書のみに利用することができます。工場出荷時の設定は、すべての設定項目が「再生する」に設定されています。 設定する項目と内容。 1.ページ番号。 本文中に収録されているページ番号を表します。 2.注釈。 注番号が付けられた語句に対する説明文を表します。 3.注釈の注番号。 説明が必要な語句に対して付けられた注番号を表します。語句の右肩に付けられた数字や米印などのことです。 4.アノテーション。 「注釈」と「サイドバー」に分類できない注や説明文を表します。 5.行番号。 本文に添えられている行番号を表します。 6.サイドバー。 見開きのページの左側または右側に書かれている補足説明の文を表します。 7.制作者注。 DAISY図書の制作者が付けた説明文を表します。 設定する方法。 「ページ番号」「注釈」「注釈の注番号」「アノテーション」「行番号」「サイドバー」「制作者注」の順番で設定し、これらすべての設定が終わると、飛ばし読み設定メニューに戻ります。 17章5 : メディア管理。 17章5節1 : メディア情報。 選択中のメディアに関する情報を音声でガイドします。 音声ガイドされる内容。 メディア名、ロックの状態、メディアの空き容量、メディアの総容量。 <ポイント>。 選択中のメディアによって、音声ガイドされる内容が異なります。 17章5節2 : メディアを全消去する。 SDカードやUSBメモリなどのメディアは、全消去を行うことで新しいメディアとして使用できます。 <全消去できるメディア>。 SDカード、USB機器のメディア。 <全消去する方法>。 手順1. 電源入力端子に、電源アダプターを接続します。 手順2. USBカードリーダーに接続したメディアを全消去する場合は、あらかじめメディアをUSBカードリーダーに接続します。 手順3. 全消去するSDカードまたはUSB機器を本製品にセットします。 手順4. [メニューキー]を押し「メディア管理」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順5. 「SDカード内容全消去」または「USB機器のメディア内容全消去」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 全消去を実行するか確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]で決定します。 <注意>。 SDカードやUSB機器の内容全消去中にメディアを抜いたり、本製品の電源や接続中のUSB機器の電源を切ったりしないでください。SDカードやUSB機器が使用できなくなる場合があります。 <ポイント>。 ポイント1. 選択したメディアのデータはすべて消去されます。必要なデータは必ず別のメディアに保存(バックアップ)してから、メディア内容の全消去を行ってください。 ポイント2. カード内容全消去には長時間が必要となる場合がありますので、必ず電源アダプターを接続して行ってください。 ポイント3. SDカードの書き込み禁止スイッチが禁止側になっているとカード内容全消去を実行できません。書き込み禁止スイッチを解除側にしてください。詳しくは「6章2 : SDカードについて」 35ページを参照してください。 ポイント4. USBメモリには書込み禁止スイッチが搭載されたものがあります。このスイッチが禁止側になっているとメディア内容全消去を実行できません。書き込み禁止スイッチを解除側にしてください。 17章6 : システム設定。 17章6節1 : ガイド音量の選択。 DAISY図書や音楽等の再生音量に比べて、どの程度大きい、または小さい音でガイドするかを設定することができます。 <設定できる範囲>。 -5から+5の11段階。 <ポイント>。 音量キーで再生音量を増減させると、設定された範囲でガイド音量も一緒に増減します。 17章6節2 : ガイドスピードの選択。 音声ガイドの再生スピードを設定することができます。 <設定できる範囲>。 0.5倍から3倍、0.1倍刻みで26段階。 <ポイント>。 再生スピードとガイドスピードは別々に設定することができます。 17章6節3 : テキスト読み上げ音声の選択。 本製品には日本語と英語の合成音声が搭載されており、テキストを再生する際には合成音声を用いてテキストを読み上げます。日本語のテキストファイルを読ませる場合は「日本語、さやか」を、英語の場合は「English、Julie」を選択してください。工場出荷時の設定は「日本語、さやか」です。 <選択できる値>。 1.日本語 :さやか。※工場出荷時の設定です。 2.English : Julie。 17章6節4 : まちうけおんの選択。 各種処理を実行している間に流れる音楽を「待ち受け音 : 1」「待ち受け音 : 2」「待ち受け音 : なし」から選択することができます。工場出荷時の設定は「待ち受け音 : 1」です。 <選択できる値>。 1.待ち受け音 : 1。※工場出荷時の設定です。 2.待ち受け音 : 2。 3.待ち受け音 : なし。 17章6節5 : キー受付音の選択。 キーを押した時に鳴る音(キー受付音)を消すことができます。工場出荷時は、キー受付音が鳴るように設定されています。 <選択できる値>。 1.キー受付音 : あり。※工場出荷時の設定です。 2.キー受付音 : なし。 17章6節6 : 時計設定。 例):時計を2017年9月13日午後3時10分に設定する場合には次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して[システム設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「時計設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「年を入力」とガイドされたら、[2キー][0キー][1キー][7キー]と押し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 「月を入力」とガイドされたら、[9キー]を押し、[シャープキー]で決定します。 手順5. 「日を入力」とガイドされたら、[1キー][3キー]を押し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 「時刻を4桁で入力」「送りキーまたは戻しキーで午前午後を変更」とガイドされたら、[送りキー]または[戻しキー]で「午後」を選択します。 手順7. 3時10分をあらわす数字、[3キー][1キー][0キー]と押し、[シャープキー]で決定します。「午後3時10分 2017年9月13日 土曜日」、「設定しました」とガイドされます。 <ポイント>。 ポイント1. 入力した数字をクリアするには[アスタリスクキー]を押します。もう一度[アスタリスクキー]を押すと、ひとつ前の手順に戻ります。時計設定を中止する場合は[メニューキー]を押します。 ポイント2. 月、日を2桁で入力する際、1から9までの数字を入力する場合、01から09と入力することも、始めの「0」を省略して入力することもできます。 ポイント3. 「午前・午後」の時刻の入力は、基本的に0:00から11:59ですが、15:00のように入力した場合、午後3:00に設定されます。 ポイント4. 年、月、日など音声ガイドの内容が合っていて変更する必要がない場合は、数字を入力せずに[再生・停止キー]または[シャープキー]で決定することも可能です。 ポイント5. 時計設定をした後に、日時を確認するには、数字の[5キー]を長く押してください。日時と年月日が音声でガイドされます。 ポイント6. 長期間使用しなかった際には、時計設定が必要になる場合があります。 17章6節7 : テキスト読み上げの設定。 テキストファイルを読み上げる際に、音程を高めに読むか、低めに読むかを設定することができます。音程を高くするにはピッチをプラス側に、音程を低くするにはピッチをマイナス側に設定してください。 <設定できる範囲>。 -5から+5の11段階。 17章6節8 : バッテリーいたわりモード。 バッテリーは消耗品です。バッテリーの劣化を抑えるため工場出荷時はバッテリーいたわりモードが「オン」に設定されています。設定を「オフ」に変更することで、バッテリーの劣化は早くなりますが、満充電一回あたりの動作時間を長くできます。 17章6節9 : バッテリーリフレッシュ。 バッテリーは消耗品です。長期間使用しない場合や、使用頻度・使用量により消耗、劣化が進行します。そのような状態で使用を続けると動作時間が短くなる、バッテリーの残量ガイドが不正確になる等の症状が発生します。このような症状が発生した場合はバッテリーリフレッシュをお試しください。症状が回復する場合があります。 ただし、連続したバッテリーリフレッシュ操作は効果がなく、バッテリーが消耗するため避けてください。 ■バッテリーリフレッシュの実行。 バッテリーリフレッシュを実行するには、次のように操作します。 手順1. 電源アダプターを接続します。 手順2. [メニューキー]を押して「システム設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「バッテリーリフレッシュ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 「バッテリーリフレッシュの実行」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順5. バッテリーリフレッシュの実行を確認する音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すと実行されます。 <ポイント> ポイント1. 実行中は完了するまで電源アダプターを抜かないでください。抜いてしまうとバッテリーリフレッシュが中止されます。 ポイント2. バッテリーリフレッシュは完了までに約16時間、バッテリーの状態により最長で24時間かかります。 ポイント3. バッテリーリフレッシュ実行後は[5キー]で、途中経過や結果を確認できます。 ポイント4. バッテリーリフレッシュを中止したい場合は、[電源キー]で電源をオフしてください。 ポイント5. バッテリーリフレッシュを効率よく行うために涼しい場所で実行してください。 ■前回の実行結果。 前回のバッテリーリフレッシュの結果が確認できます。 ■完了後の電源状態。 バッテリーリフレッシュが完了した後の電源の状態を設定できます。 <設定の種類>。 1.電源オンのまま待機。※工場出荷時の設定です。 バッテリーリフレッシュが完了後、電源をオンさせた状態で待機します。いずれかのキーを押すとすぐに結果が確認できます。結果を確認したら電源をオフしてください。 2.自動的に電源オフ。 バッテリーリフレッシュが完了後、自動的に電源がオフします。次回起動時に結果が音声ガイドされます。 ■補正結果の初期化。 バッテリーリフレッシュを行うと、バッテリーリフレッシュを実行した際に使われていたバッテリーの状態に合わせて機器が補正されています。新品のバッテリーに交換する際は、本メニューを実行してください。しない場合は、バッテリーの残量ガイドが不正確になる場合があります。 17章6節10 : 設定の初期化。 設定の初期化を実行した際に設定される項目は次のようになります。 <初期化される項目と初期化後の設定>。 1.音量とガイド音量。 標準。 2.再生スピードと音声ガイドスピード。 標準。 3.トーン。 標準。 4.シャッフル・リピート設定。 通常再生。 5.マルチメディア図書再生設定。 自動。 6.飛ばし読み。 再生する。 7.タイトル選択方法の切り替え。 すべてのメディアから選択。 8.テキスト読み上げ音声。 日本語。 9.待ち受け音。 待ち受け音 : 1。 10.メニューのショートカット。 削除されます。 11.キー受付音。 あり。 12.バッテリーいたわりモード。 オン。 13.完了後の電源状態。 電源オンのまま待機。 <初期化されない項目>。 1.時計設定。 2.SDカード、USB機器の内容。 3.しおり。 4.バッテリーリフレッシュの結果。 これらの項目は初期化されません。 <ポイント>。 新品のバッテリーに交換する際など、バッテリーリフレッシュの結果を削除したい場合は、「バッテリーリフレッシュ」のメニューから「補正結果の初期化」を行ってください。 17章7 : メニューのショートカット。 [0キー]から[9キー]にメニュー項目を割り当て、素早くメニュー項目に移動することができます。 17章7節1 : 数字にメニュー項目を割り当てる。 例):[1キー]に「バージョン管理」の中の「プレクストークの情報」を割り当てるには次のように操作します。 手順1. 「メニュー」から、「プレクストークの情報」を選択します。 手順2. [メニューキー]を押しながら、[1キー]を長く押します。「ショートカットを設定しました」という音声ガイドが流れたら、指を離してください。 手順3. [メニューキー]を押して終了します。 <ポイント>。 手順2で、既に[1キー]に別のメニュー項目が割り当てられていた場合、「変更しますか?」という音声ガイドが流れますので、[シャープキー]を押して決定してください。キャンセルする場合は[アスタリスクキー]を押してキャンセルしてください。 17章7節2 : ショートカットを呼び出す。 ショートカットを利用して、メニュー項目に直接移動することができます。 例):「プレクストークの情報」に直接移動するには、次のように操作します。前もって「プレクストークの情報」に「1キー」が割り当てられているものとします。 手順1、 [メニューキー]を押しながら、[1キー]を短く押します。「プレクストークの情報」と音声でガイドされます。 18章 : バッテリー。 本章ではバッテリーの交換方法や充電などについてご説明します。 18章1 : バッテリー交換方法。 <警告>。 警告1. 「2章1 : 安全にお使いいただくために (警告、注意)」 10ページをご覧のうえ、バッテリーを使用してください。 警告2. バッテリーを交換する際は、必ず電源をオフにし、電源アダプターを取り外してください。 警告3. バッテリーの取り扱いには特にご注意ください。落下などの衝撃によりケースや内部の電池が破損する可能性があります。 警告4. バッテリーを挿入する際は、バッテリー端子の向きを正しく入れてください。本体側端子が破損する可能性があります。 警告5. バッテリーケース内部にはバッテリー端子があります。接触不良の原因となりますので、ケース内部に触らないでください。 手順1. 電源をオフにし、電源アダプターを取り外します。 手順2. 本体をハンドルが手前にくるように裏返し、机などの上にゆっくりと置いてください。本体底面は上に向いています。 手順3. 底面中央付近のくぼみにバッテリー蓋を取り外すツメがあります。片方の手で本体を押さえながら、もう一方の手でバッテリー蓋のツメを本体背面側に押し込みながら持ち上げると、バッテリー蓋が本体から外れ、バッテリーがあらわれます。 手順4. 本体背面側からバッテリー表面に手を添わすと、突起があります。この突起に指をかけ、ハンドル側に持ち上げるとバッテリーを取り外すことができます。 手順5. 交換するバッテリーの突起の位置を確認し、突起が上面奥側となるように持ちます。このとき、手前の面、下側中央にあるでこぼこがバッテリー端子です。 手順6. バッテリー端子側を下にして、背面側からバッテリーケースに入れます。 手順7. バッテリーの突起を本体背面に向けて押すと、バッテリーを挿入することができます。挿入したバッテリーが、本体底面に対して飛び出していないことを確認します。 手順8. バッテリー蓋を、平らな面を上に、ツメが手前にくるように持ちます。 手順9. バッテリー蓋と本体背面の間に指を挟まないように気を付けながら、バッテリー蓋を本体手前から背面に向かって、挿入したバッテリーの上を滑らせると、蓋が止まります。 手順10. バッテリー蓋のツメを下に押すと、「カチッ」とバッテリー蓋が閉じます。 <ポイント>。 新品のバッテリーに交換する際は、「バッテリーリフレッシュ」のメニューから「補正結果の初期化」を行ってください。 18章2 : バッテリーで動作させる。 本製品は電源アダプターを取り外して、バッテリーのみで使用することもできます。電源アダプターを取り外す前に、十分にバッテリーを充電してください。 ■充電時間について。 本製品の電源のオン/オフにかかわらず、電源アダプターを接続すると充電が始まります。バッテリーが満充電になるまで約3時間かかります。また、充電中はバッテリーが発熱して、本体表面の温度が最大20℃〜30℃程度上昇しますが異常ではありません。 ■動作時間について。 電源アダプターを取り外し、バッテリーのみで動作させる場合、新品バッテリーの場合でDAISY図書CDを再生できる時間は約3時間、音楽CDを再生できる時間は約2時間です。ただし、動作時間は、使用条件によって異なります。また、バッテリーの消耗により再生時間は徐々に短くなります。 ■バッテリーの残量の確認方法。 バッテリーが「あと何パーセント残っているか」を確認するには、次のように操作します。 手順1. 電源アダプターが接続されていない状態で、[5キー]を押すと、バッテリーの残量が音声でガイドされます。 手順2. [再生停止キー]を押すと音声ガイドが終了します。 <ポイント>。 バッテリーの性質上、充電中に電源アダプターを取り外した直後には、正しい残量を音声ガイドできません。3分程度お待ちいただいたのちに再度ご確認ください。 ■自動電源オフについて。 バッテリーのみで使用しているとき、再生停止状態で操作することなく15分間経過すると、節電のため電源が自動的に切れます。 また、バッテリーレベルが低下したときには、「バッテリー不足です。残り1分で電源オフ」と音声ガイドがあり、1分後に自動的に電源が切れます。 18章3 : バッテリーに関する注意。 ■バッテリーの消耗について。 バッテリーは消耗品です。使用回数を重ね、時間が経過するにつれバッテリーの容量は徐々に消耗します。当バッテリーは本製品独自のものですので、家電量販店などでは販売していません。新しいバッテリーの購入をご希望の際は、本製品を購入したお店でご購入ください。 ■バッテリーを長持ちさせるポイント。 バッテリーの消耗を抑え、長持ちさせるためには次のことに注意してご使用ください。 1.バッテリーは充電/放電を繰り返すと消耗します。なるべく電源に接続して、バッテリーは必要な場合のみ使用してください。 2.バッテリーを空の状態まで使い切ると消耗します。バッテリーは、空になるまで使い切らず早めに充電してください。 3.バッテリーは使用環境によって消耗します。温度が高い場所や、絨毯の上などの熱がこもる場所は避け、涼しい場所で使用してください。 4.バッテリーは時間経過、保存状態によっても消耗します。常時電源に接続して、まったくバッテリーで使用しない場合は、充電してからバッテリーを取り外し、湿度の低い涼しい場所に保管してください。 ■バッテリーの廃棄について。 廃棄の際は、使用済みのバッテリーの端子(金属部分)が露出しないように、テープを貼るなどの処理をして、自治体の指示に従って廃棄いただくか、充電式電池リサイクル協力店にご持参して廃棄してください。 ■バッテリーの充電について。 満充電には約3時間かかります。充電時間は、使用条件によって異なります。充電しながら、使用することができます。充電を開始すると充電LEDが赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。 初めて電源を接続する時や、1か月以上使用しなかった時は、内部の時計用バッテリーも充電するため、電源アダプターを接続して24時間以上通電してください。通電中も使用することができます。 ■長期間使用しない場合について。 長期間使用しない場合、バッテリーの消耗を抑えるため3ヶ月に1回程度、満充電にして本製品でほぼ使いきり、約30分〜1時間充電し、本製品からバッテリーを取り外して、湿度の低い涼しい場所で保管してください。 バッテリーは時間の経過とともに必ず消耗し、さらに高温となる場所での保管は消耗を早める原因になります。放電し切った状態での保管や、高温となる場所での保管はしないでください。 19章 : ファームウェアを更新する ファームウェアを最新のバージョンに更新することにより、新機能をご利用いただけるようになったり、不具合が改善されたりします。ファームウェアを更新するためには、パソコンを使用してプレクストークのホームページから最新のファームウェアをダウンロードしてください。詳しい手順は、プレクストークホームページを参照してください。 http://www.plextalk.com/jp/products/ptn3/download/ <ポイント> ポイント1. ファームウェアの更新には時間がかかります。更新する場合には、必ず本製品に電源アダプターを接続してください。 ポイント2. 更新中は本製品の電源を切ったり、バッテリーを取り外したりしないでください。本製品が正常に動作しなくなる可能性があります。 ポイント3. 最新のバージョンに更新後は、古いバージョンに戻すことはできません。 ポイント4. 使用中のバージョンは[メニュー]の[プレクストークの情報]から確認できます。 20章 : 用語。 20章1 : キーワード。 ここでは、本製品を操作する上で、特に重要となる用語を解説します。 ■タイトル。 本製品で再生可能な個々のものを「タイトル」と呼びます。例えばひとつのDAISY図書やひとつの音楽アルバムやひとつのテキストファイルなどを「タイトル」と呼びます。 ■カテゴリー。 本製品は、タイトルを選択するときに、タイトルを種類ごとに分類しています。これらの種類を「カテゴリー」と呼びます。 ■メディア。 「メディア」とは、本製品で再生可能なタイトルが保存されている「入れ物」を表します。 ■ファイルとフォルダ。 ファイルとは、パソコンなどで取り扱う、ひとかたまりのデータを表します。例えば、音声ファイルは音声をひとつのかたまりとしてまとめたものであり、テキストファイルは文字データをまとめたものです。 フォルダとは、これらのファイルを保存する「名前付きの場所」を表します。 ■アルバム。 アルバムとは、音楽CD1枚に相当するものです。SDカードやUSB機器の場合は、音声ファイルが入っているひとつのフォルダが相当します。 20章2 : カテゴリー。 本製品は様々なタイトルを次の5種類の「カテゴリー」に分類します。 ■図書。 「録音したDAISY」以外のDAISY図書やEPUBは「図書」に分類されます。 ■録音したDAISY。 「PlexRecording」フォルダに保存されたDAISY図書を「録音したDAISY」と呼びます。当社製品「PTR3」「プレクストークポケット」「プレクストークリンクポケット」などで録音したDAISY図書は「録音したDAISY」に分類されます。ただし、PTN3では録音できません。 ■音楽。 「DAISY図書」「録音したDAISY」以外の再生可能な音声ファイルを「音楽」と呼びます。 ■オーディオブック。 一般的には、MP3などのファイル形式の朗読図書などを「オーディオブック」と呼びますが、本製品では、CD、SDカード、USB機器内の「PlexAudioBook」という名前のフォルダに保存された再生可能な音声ファイルを「オーディオブック」に分類します。 ■テキスト。 本製品では、文書ファイルを合成音声を用いて再生することができます。それらの文書ファイルは「テキスト」に分類されます。 20章3 : メディア。 本製品では次の3種類のメディアを扱うことができます。 ■CD。 音楽やデータを記録するためのメディアの一種です。コンパクトディスク(Compact Disc)を省略してCDと呼びます。レーザー光線を当ててデータを読み取ります。本製品ではCDからの読込みのみに対応します。 ■SDカード。 本製品はSDカード、SDHCカードおよびSDXCカードに対応しています。本書では、これらのカードを「SDカード」と呼びます。DAISY図書や音声ファイル、テキストファイルを保存することができます。 ■USB機器。 本製品は、USBメモリ、USBカードリーダーライター、外付けハードディスクドライブに対応しています。本書では、これらの製品を「USB機器」と呼びます。DAISY図書や音声ファイルなどを扱うことができます。 20章4 : DAISY。 ■DAISY図書。 DAISY(デイジー)とは、視覚障がい者や普通の印刷物を読むことが困難な人々のために開発されたデジタル録音図書の規格です。DAISY図書とは、この規格にそって製作された図書のことを言います。DAISY図書は、デジタル録音されたデータに、セクションやページ、フレーズなどの印が付けられており、利用者は、その印によって聴きたい箇所にすばやく移動することができます。 ■セクションと見出し。 DAISYでは、本の章、節、項などの切れ目となる箇所に、「見出し」と呼ばれる印が付けられます。ある見出しから、次の見出しまでのひとかたまりの音声を「セクション」と呼びます。通常、各セクションの先頭のフレーズが見出しとなります。 ■フレーズ。 音声データは、息継ぎなどで一定時間、無音になった箇所で区切られています。その無音から次の無音までのひとかたまりの音声を「フレーズ」と呼びます。通常、1フレーズは数秒から十数秒程の長さになります。 ■ページ。 ページとは、文字どおり本のページごとの区切りを表します。ページ番号が切り替わる箇所のフレーズに付けられています。 ■グループ。 グループとは、セクション内に付けられた区切りです。図表や脚注など本文とは異なる説明箇所などに特別に付けられていることがあります。 ■音声DAISY、テキストDAISY、マルチメディアDAISY。 本製品では、音声のみで製作したDAISY図書を「音声DAISY」と呼び、テキストのみで製作したDAISY図書を「テキストDAISY」と呼びます。また、音声とテキストの両方で製作したDAISY図書を「マルチメディアDAISY」と呼びます。 20章5 : その他 用語解説。 本書で使われている用語および関連する用語を解説します。 1.AAC。 音声圧縮形式の一種です。DAISY3規格の音声ファイルフォーマットの一つとして採用されています。 2.DAISY-ADPCM2ファイル。 DAISY図書で用いられる音声ファイルの一種です。PCMの4分の1のサイズに圧縮されます。 3.EPUB。 電子書籍の国際規格で、EPUB3はDAISY規格の配布フォーマットとして採用されています。 4.MP3。 高圧縮率で高品質な音声圧縮技術、もしくはそれを使って圧縮された音声データのことです。CD品質の音声データをMP3(128キロ)に変換すると、多少音質は低下しますが、約10分の1のサイズに圧縮することができます。 5.PCM。 音声などのアナログ信号をデジタル信号に変換する形式の一種です。音楽CDなどに用いられています。非圧縮のため音質は良いのですが、ファイルサイズが大きくなります。 6.SDカード。 フラッシュメモリの一種です。切手ほどのサイズに加え、厚さが1mmほどしかなく、そのコンパクトさが特徴です。「SDカード」は「SDメモリカード」の略称です。 7.SDHCカード。 SDカードの一種で、容量が32GBまで対応しています。寸法はSDカードと同じです。 8.SDXCカード。 SDカードの一種で、容量が2TBまで対応しています。寸法はSDカードと同じです。 9.USB。 USBは、パソコンの周辺装置を接続するための規格のひとつです。この規格のケーブルで接続された機器をUSB機器と呼びます。10.オーディオブック。 書籍などを読み上げて録音した録音図書ですが、DAISY図書とは保存形式が異なり、移動単位も異なります。 11.テキストDAISY。 音声ファイルが無く、テキストファイルのみで構成されるDAISY図書のことです。 12.特殊ページ。 特殊ページは、図書の途中や最後に付けられた特別なページのことです。図表や付録などに付けられます。 13.プレイリスト。 拡張子名が「m3u」のファイルで、音声ファイル名を、再生したい順番に、1行ずつ区切って記述したものです。 14.前付けページ。 前付けページは、本文の前に付けられたページのことです。 15.レベル(DAISY)。 DAISY録音図書の検索時に利用するためにセクションに付ける属性のことを「レベル」と呼びます。通常、本はいくつかの章から成り立っています。また、それぞれの章の下には節、そして節の下には項があります。章がレベル1に相当し、節はレベル2、項はレベル3・・というように、本を検索していく際の単位をレベルと表しています。レベルは1から6まで指定できます。 21章 : 故障かなと思ったら。 故障かなと思ったら、本章に記された方法で症状を確かめてください。 21章1 : 症状と対応のしかた。 <症状と対応のしかた(全般)>。 ■症状1.電源が入らない。 原因1、バッテリーが切れている。または、バッテリー残量が少ない。 対応のしかた、電源アダプターを接続して電源が入るか確認してください。 原因2、バッテリーが外されている。 対応のしかた、バッテリーを取り付ける、あるいは、電源アダプターを接続して電源が入るか確認してください。 原因3、音量が「0」のため、電源が入ったか分かりづらい。 対応のしかた、音量キーで音量を上げてから、電源オン/オフを確認してください。 原因4、ヘッドホンが接続されていて、スピーカーから音が出ない。 対応のしかた、ヘッドホンプラグを抜いて、電源オン/オフを確認してください。 ■症状2.電源が入ってもすぐに切れる。 原因、バッテリー残量が少なくなっている。 対応のしかた、電源アダプターを接続して電源が入るか確認してください。 ■症状3.電源が切れない。(すべてのキーが反応しなくなった。) 原因、何らかの原因により操作不能の状態に陥っている。 対応のしかた、電源キーとおやすみタイマーキーを、同時に10秒以上押し続けてから離すと電源が切れます。 ■症状4.バッテリーでの動作時間が短くなった。 原因、バッテリーが消耗している。 対応のしかた、バッテリーリフレッシュをお試しください。症状が改善する場合があります。 ■症状5.バッテリー残量の音声ガイドが不正確になった。 原因、バッテリーが消耗している。 対応のしかた、バッテリーリフレッシュをお試しください。症状が改善する場合があります。 ■症状6.音声ガイドがでない。 原因1、電源が入っていない。 対応のしかた、電源を入れてください。 原因2、ヘッドホンが接続されている。 対応のしかた、ヘッドホンプラグを抜いてください。 原因3、音量が「0」になっている。 対応のしかた、音量キーで音量を上げてください。 ■症状7.CDを入れることができない。 原因、電源が入っていない。 対応のしかた、電源を入れてからCDを入れてください。 ■症状8.CDを取り出すことができない。 原因1、電源が入っていない。 対応のしかた、電源が入っているか確認してください。 原因2、CDが正しく装着されておらず、CDが引っ掛かっている。 対応のしかた、CDの強制排出方法をお試しください。強制排出方法は本取扱説明書の見開きのページを参照ください。 ■症状9.SDカードを入れることができない。 原因1、SDカードを差し込む向きが間違っている。 対応のしかた、SDカードを正しい方向で差し込んでください。 原因2、既に別のSDカードが入っている。 対応のしかた、入っているSDカードを取り出してください。 原因3、SDカード以外のカードを入れようとしている。 対応のしかた、SDカード以外のカードを本製品のカードスロットに入れることはできません。 ■症状10.SDカードを取り出すことができない。 原因、無理に引っ張って取り出そうとしている。 対応のしかた、SDカードを奥に押し込むと、数ミリほど出て来ますので、つまんで取り出してください。 ■症状11.CDを再生できない。 原因1、CDの裏表が反対になっている。 対応のしかた、「ディスクの読み込みができません」とガイドされます。CDを裏返して入れ直してください。 原因2、空のCDを入れている。 対応のしかた、「ディスクの読み込みができません」とガイドされたら、そのCDには何も記録されていません。別のCDに入れ替えてください。 原因3、光ピックアップが劣化・消耗している。 対応のしかた、読み取り時間としておよそ2000時間が寿命の目安となります。CDを読み込みにくい症状が頻繁に発生する場合は「プレクストークお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。 原因4、PTR1やPTR2で録音したCDである。 対応のしかた、PTR1やPTR2でCDファイナライズを実行してください。 ■症状12.USB機器を接続できない。 原因、USBプラグの向きが間違っている。 対応のしかた、上下を逆にして入れ直してください。 ■症状13.SDカード、USB機器などのメディアから再生できない。 原因1、対象メディアが入っていない。 対応のしかた、対象メディアを入れてください。 原因2、対象メディアがしっかりと差し込まれていない。 対応のしかた、対象メディアを奥までしっかりと差し込んでください。 原因3、対象メディアに再生可能なタイトルがない。 対応のしかた、DAISY図書などが記録されているメディアを入れてください。 原因4、本製品が対応していない方式で書き込まれたメディアが接続されている。 対応のしかた、そのメディアを本製品で使う場合は対象メディアの「内容全消去」をおこなってから使用してください。ただし、メディアに記録されていた内容はすべて消去されます。 原因5、対象メディアが本製品に対応していない。 対応のしかた、動作確認済メディアを使用してください。 ■症状14.しおりを設定できない。 原因、現在の位置が先頭位置あるいは最後位置の場合、しおりは設定できない。 対応のしかた、最初から少し再生した位置、または最後から少し戻した位置にしおりを設定してください。 ■症状15.対象メディアにバックアップできない。 原因1、対象メディアが書き込み禁止になっている。 対応のしかた、書き込み禁止を解除してください。 原因2、対象メディアの空き容量が足りない。 対応のしかた、十分な空き容量のあるメディアに交換してください。 ■症状16.PTR2とUSBケーブルで接続した際、PTR2に入れたCFカードを認識できない。 原因1、PTR2のUSB動作が「CDドライブ」になっている。 対応のしかた、PTR2の「USB動作の切り替え」から「カードドライブ」に設定してください。 原因2、正しく接続されていない。 対応のしかた、本製品とPTR2とのUSB接続ケーブルを接続し直してください。 ■症状17.本製品内のDAISY図書を、CFカードへバックアップしたものが、PTR1やPTR2で再生できない、あるいは音楽(MP3)として再生されてしまう。 原因、PTR1やPTR2で再生できるような形でバックアップができていない。 対応のしかた、USB機器にバックアップを実行する際に、「編集準備を実行する」を選択して、バックアップしてください。 ■症状18.パソコンに接続しても、本製品がパソコンに認識されない。 原因1、パソコンのOSが未対応である。 対応のしかた、パソコンのOSが「Windows10、11」であるか確認してください。それ以外のOSには対応していません。 原因2、本製品もしくはパソコンの電源が入っていない。 対応のしかた、本製品とパソコン両方の電源が入っている状態で接続してください。 原因3、USBハブを経由して接続されている。 対応のしかた、USBハブを経由せず、パソコンと直接接続してください。 原因4、パソコンのUSB端子が壊れている可能性がある。 対応のしかた、パソコンにUSB端子が複数ある場合には、別のUSB端子に接続すると認識される場合があります。 原因5、USBケーブルが長すぎる。 対応のしかた、短いUSBケーブルを使用することで認識される場合があります。 <バックアップ時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「書き込み禁止メディアです」。 原因、バックアップ先のSDカードまたはUSB機器が「書き込み禁止」になっている。 対応のしかた、SDカードやUSB機器の「書き込み禁止」を解除してください。 ■音声ガイド2.「メディアの空き容量が不足しています」。 原因、バックアップ先のメディアの空き容量が足りない。 対応のしかた、不要なデータを削除してバックアップ先の空き容量を増やす、または新しいメディアに交換してください。 <再生時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「タイトルが選ばれていません」。 原因、SDカードやUSB機器に何も記録されていない。 対応のしかた、DAISY図書などが記録されているSDカード、USB機器を接続してください。 ■音声ガイド2.「このSDカードには対応していません」、「このUSB機器に対応していません」。 原因、本製品が対応していない形式でフォーマットされている。 対応のしかた、内容全消去をおこなってから使用してください。ただし、記録されていた内容はすべて消去されます。 <その他の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「アダプター異常です」。 原因、電源アダプターに異常が起きた可能性がある。 対応のしかた、「アダプター異常です」という音声ガイドの後、自動的に電源が切れます。電源を入れ、繰り返し発生する際は、当社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 ■音声ガイド2.「バッテリーの充電に失敗しました。アダプターをとりはずし、再度取り付けてください」。 原因、バッテリーに充電中に異常が起きた可能性がある。 対応のしかた、電源アダプターを接続し直す、または、バッテリーを入れ直してください。繰り返し発生する際は、当社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 ■音声ガイド3.「書き込みエラーです。番号、マイナス 1000番台」、「読み込みエラーです。番号、マイナス 2100番台」。 原因、SDカードの読み書き時のエラーです。再び同じ操作をしてもエラーが起きる場合には、いったん本製品の電源を入れ直してください。それでも改善されない場合には、最終手段としてSDカード内容全消去を行ってください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されますので、必要なデータはあらかじめパソコンにコピーした上で実行してください。 ■音声ガイド4.「書き込みエラーです。番号、マイナス 1100番台」、「読み込みエラーです。番号、マイナス 2200番台」。 原因、USB機器の読み書き時のエラーです。再び同じ操作をしてもエラーが起きる場合には、いったん本製品の電源を入れ直してください。それでも改善されない場合には、最終手段としてパソコン上でUSB機器をフォーマットしてください。ただし、USB機器に記録されていた内容はすべて消去されますので、必要なデータはあらかじめパソコンにコピーした上で実行してください。 21章2 : よくある質問 Q&A。 質問1.本製品からPTR1やPTR2のCDにバックアップできますか? 答え、本製品からPTR1やPTR2などの外付けCDドライブのCDにバックアップすることはできません。 質問2.複数のタイトルを一度にバックアップできますか? 答え、できません。ひとつずつタイトルを選択してバックアップしてください。 質問3.本製品とPTR1やPTR2をUSBケーブルで接続した際に、入れたCDが認識されません。 答え、CDドライブは認識できません。PTR2はカードドライブとしてご利用いただけます。 質問4.本製品をパソコンとUSBケーブルで接続した際に、リムーバブルディスクとして認識されません。 答え、次の点を確認してください。 ・本製品が対応しているOSは、「Windows10、11」です。それ以外のOSには対応していません。 さらに、次を試してください。 ・パソコンと本製品の両方の電源が入っている状態で、USB接続します。 ・USBハブを経由して接続されている場合は、パソコンのUSB端子に直接接続します。 質問5.DAISY図書をバックアップする時に音質などを設定する必要がありますか? 答え、設定の必要はありません。DAISY図書の音声は元のデータと同じ音質でバックアップされます。 質問6.しばらく使わずにいたらバッテリーが減っていたのですが、これは故障ですか? 答え、故障ではありません。本製品に入れたままにしておくと少しずつ電力を消費します。長時間使わない場合は本体から外して保管してください。 質問7.DAISY図書をバックアップした際、バックアップした順番にタイトルが並んでくれないのですが、タイトルを並びかえるにはどうしたら良いのですか? 答え、本製品は基本的にはフォルダ名で再生順を決める仕様になっています。パソコンでフォルダ名をABC順(辞書順)に変更してください。ただし、名前順に再生されない場合もあります。 質問8.PTR1やPTR2で記録したCFカードを再生することはできますか? 答え、カードリーダーにCFカードをセットしてUSBで接続すると、本製品でCFカードの内容を再生することができます。ただし、カードリーダーやCFカードの種類によっては本製品で使えない場合があります。 質問9.PTR1のCFカードから本製品のSDカードにバックアップすることはできないのでしょうか? 答え、PTR1はカードドライブとしての機能がありませんので、本製品と接続してもPTR1のCFカードのデータを読み込むことはできません。市販のカードリーダーにCFカードを入れて本製品に接続すればバックアップは可能になります。 質問10.パソコン用編集ソフト「PLEXTALK Recording Software」は付属しますか? 答え、付属しません。 22章 : 仕様。 注意。 注意1. 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 注意2. 時間に関する数値はすべておおまかな数値です。 注意3. 充電時間、使用時間は、周囲の温度や使用条件によって異なります。 ■全般的な仕様。 1.CDのローディング方式。 トレイ式。 2.対応CD。 プレスCD/CD-R/CD-RW ※円形のみ。 3.対応SDカード。 SD/SDHC/SDXC規格対応 4.対応DAISYフォーマット。 DAISY2.0、DAISY2.02、DAISY3、EPUB3、プレクストークプロジェクトファイル (当社製品にてDAISY形式で録音またはバックアップしたデータ)。 5.DAISY図書、(再生可能データ)。 PCM、DAISY-ADPCM2、MP3、AAC、TEXT。 6.その他対応フォーマット。 MP3、WAV(PCM)、AAC、MP4/m4a、テキスト、HTML。 7、音声出力。 内蔵スピーカー(モノラル)、ヘッドホン出力端子(ステレオ)。 8、外部インターフェイス。 USB2.0( タイプA、タイプB各1ポート )。 9、電源アダプター。 AC 100V、50Hz / 60Hz。 10.寸法。 奥行 245mm、幅 200mm、高さ 48mm 11.重量。 約1200g。 12.消費電力。 最大30W。 13.動作温度/湿度。 動作温度 : 5℃から35℃。動作湿度 : 20%から80%。ただし結露しないこと。 ■オーディオ特性。 1.ヘッドホン出力端子(ライン出力)。 適合インピーダンス : 32オーム、不平衡。 ジャック形状 : 直径3.5mmステレオミニジャック。 2.内蔵スピーカー。 出力インピーダンス : 4オーム。 出力 : 1.6W。 ■主要な機能。 1.音声ガイド。 操作を音声や音でガイド、キー説明モードでのキー説明、メニュー説明、5キーを押した時に情報をガイド。 2.音声デイジーの移動単位。 見出し、グループ、ページ、フレーズ、10分、30秒、しおり。 3.テキストデイジーの移動単位。 見出し、グループ、ページ、フレーズ、段落、40行、1行、文、文字、しおり。 4.音楽の移動単位。 アルバム、トラック、10分、30秒、しおり。 5.テキストファイルの移動単位。 レベル、段落、40行、1行、文、文字、しおり。 6.再生音量調整。 0から25の26段階。 7.ガイド音量調整。 -5から+5の11段階。 8.再生スピード調整。 0.5倍速から3倍速、(0.1倍刻みで26段階)。 9.トーン調整。 -6から+6の13段階。 10.メモリ機能。 しおり、1タイトルあたり最大1,000個。 11.お気に入り登録。 最大1,000件。※音楽タイトルのみ。 ■バッテリー。 1.種類。 ニッケル水素電池。 2.寸法。 奥行 : 54mm、幅 : 57mm、高さ : 29mm。 3.容量。 1900ミリアンペアアワー。 4.充電時間。 約3時間。 5.使用可能時間。※周囲条件、使用条件より異なります。 DAISY図書CD再生 : 約3時間。 音楽CD再生 : 約2時間。 DAISY図書SDカード再生 : 約3時間。 ■カードリーダーライター仕様。 1.対応OS。 Windows10、11。 2.カードタイプ。 SD、SDHC、SDXC。 3.ファイルシステム。 FAT16、FAT32、exFAT。 23章 : 動作確認済メディア。 本製品の動作確認済メディアおよびオプション品に関する情報は、プレクストークのホームページ「 http://www.plextalk.com/jp/products/ptn3/option/ 」をご覧になるか、または、プレクストークお問い合わせ窓口までご連絡ください。 24章 : 索引。 <あ行の索引> 空き容量 : 89ページ。 アスタリスクキー : 24ページ。 アルバム : 56, 102ページ。 アルバム削除 : 79ページ。 アルバムリピート : 58, 87ページ。 アンドゥ : 45ページ。 イジェクトキー : 22ページ。 移動キー : 25ページ。 移動単位 : 112ページ。※この索引には、次の4つの関連する項目があります。 1.オーディオブック : 64ページ。 2.音楽 : 56ページ。 3.DAISY図書 : 41ページ。 4.テキスト : 62ページ。 移動を取り消す : 45ページ。 SDカード : 35, 103, 105, 111ページ。 SDカードの取り出し方 : 36ページ。 SDカードスロット : 28ページ。 SDカードの入れ方 : 36ページ。 オーディオブック : 49, 64, 103, 105ページ。 オーディオブックを聴く : 64ページ。 オールアルバムリピート : 58, 87ページ。 お気に入り : 59, 112ページ。 送りキー : 22ページ。 おやすみタイマー : 65ページ。 おやすみタイマーキー : 20ページ。 音楽 : 49, 103ページ。 音楽を聴く : 55ページ。 音声ガイドされる情報一覧 : 66ページ。 音量キー : 21ページ。 <か行の索引> ガイド音量 : 90, 112ページ。 ガイドスピード : 91ページ。 書き込み禁止スイッチ : 37ページ。 カテゴリー : 102ページ。 カテゴリー選択 : 48ページ。 キー受付音 : 92ページ。 キー説明モード : 18ページ。 機器の情報 : 66ページ。 基本操作ガイド音楽CD版 : 18ページ。 行 : 42, 62ページ。 グループ : 41, 104ページ。 現在の日時 : 67ページ。 <さ行の索引> 再生・停止キー : 22ページ。 再生音量 : 112ページ。 再生設定 : 87ページ。 残量ガイド : 93, 99ページ。 CD : 32, 103, 111ページ。 CDドライブ : 27, 33ページ。 CDのセット : 34ページ。 CDの取り出し : 35ページ。 CDを聴く : 30ページ。 しおり : 56, 64, 68, 86ページ。 しおりキー : 25, 68, 76ページ。 システム設定 : 90ページ。 自動電源オフ : 99ページ。 シャープキー : 24ページ。 シャッフルリピート : 58, 87ページ。 充電時間 : 98, 100ページ。 ショートカット : 96ページ。 スキッパブル : 88ページ。 すっきりカバー : 23ページ。 スピードキー : 21ページ。 セクション : 104ページ。 接続音 : 29ページ。 設定の初期化 : 95ページ。 <た行の索引> 対応フォーマット : 111ページ。 タイトル : 102ページ。 タイトル管理 : 85ページ。 タイトルキー : 21ページ。 タイトル削除 : 79, 86ページ。 タイトル情報 : 85ページ。 タイトル選択 : 46, 49, 86ページ。※この索引には、次の2つの関連する項目があります。 1.すべてのメディアから選択 : 46ページ。 2.メディアごとに選択 : 46ページ。 タイトル選択方法の変更 : 52ページ。 タイトルの並び順 : 51ページ。 タイトルリピート : 43, 87ページ。 タイトルを直接選択 : 50ページ。 ダイレクト移動 : 44, 63, 64ページ。 段落 : 42, 62ページ。 通常再生 : 43, 58ページ。 DAISY図書 : 40, 103ページ。 DAISY図書を聴く : 40ページ。 データの転送 : 81ページ。 テキスト : 49, 62, 103ページ。 テキスト読み上げ音声 : 91ページ。 テキスト読み上げの設定 : 93ページ。 テキストを聴く : 62ページ。 テンキー : 21, 24ページ。 電源アダプター : 29ページ。 電源オン/オフ : 29ページ。 電源キー : 20, 29ページ。 電源入力端子 : 26ページ。 動作確認済みメディア : 114ページ。 動作時間 : 99, 113ページ。 トーンキー : 20ページ。 特徴 : 9ページ。 時計設定 : 92ページ。 飛ばし読み : 88ページ。 トラック : 56ページ。 トラックリピート : 58, 87ページ。 取扱説明書 : 18ページ。 取扱説明書DAISY版 : 18ページ。 トレイ : 33ページ。 <な行の索引> 内蔵スピーカー : 21, 112ページ。 <は行の索引> バージョンアップ : 101ページ。 パーセント移動 : 45ページ。 パソコンと接続 : 80ページ。 バックアップ : 16, 24, 30, 72, 85ページ。 バックアップ先のフォルダ名 : 78ページ。 バッテリー : 26, 97, 113ページ。 バッテリーいたわりモード : 93ページ。 バッテリー蓋 : 26ページ。 バッテリーリフレッシュ : 93ページ。※この索引には、次の関連する項目があります。 1.補正結果の初期化 : 95ページ。 PTR2で再生できる形式 : 74ページ。 ファイル削除 : 79, 86ページ。 ファイルシステム : 38, 113ページ。 ファイル選択 : 49ページ。 付属品 : 17ページ。 フレーズ : 41, 104ページ。 文 : 42, 62ページ。 ページ : 41, 104ページ。 ヘッドホン出力端子 : 28, 112ページ。 ホームキー : 25ページ。 <ま行の索引> マイベストアルバム : 76ページ。 待ち受け音 : 91ページ。 マルチメディア図書再生設定 : 87ページ。 見出し : 41, 62, 64, 104ページ。 メディア : 32, 102, 103ページ。 メディア管理 : 89ページ。 メディアごとに選択 : 52, 53ページ。 メディア情報 : 89ページ。 メディア全消去 : 89ページ。 メディア選択 : 48, 53ページ。 メニュー : 84ページ。 メニューキー : 25ページ。 文字 : 42, 62ページ。 戻しキー : 22ページ。 <や行の索引> USB機器 : 38, 103ページ。 USBケーブル : 80, 81, 82ページ。 USBタイプA端子 : 28, 39ページ。 USBタイプB端子 : 28ページ。 USBメモリ : 38ページ。 <ら行の索引> リドゥ : 45ページ。 利用可能なUSB機器 : 38ページ。 レベル : 41, 62, 105ページ。 録音したDAISY : 49, 102ページ。 25章 : 保証について。 シナノケンシ株式会社は、本製品のお買い上げ日から1年間(以下「保証期間」といいます)に本製品に不具合が認められた場合には、本製品が添付の取扱説明書に従ってご使用されている場合に限り、不具合の内容や程度等を考慮して、無償にて修理あるいは交換などの対応をいたします。但し、次のような場合は、保証期間を問わず、保証の対象にはなりません。あらかじめご了承ください。 1.取扱説明書に記載された警告、注意事項を守らずに使用をした場合。 2.取扱説明書に記載された使用条件・方法と異なる使用をした場合。 3.バッテリー、電源アダプターなど、付属品以外のものを使用して破損した場合。 4.フロントパネル等の外面の損傷など。 5.不具合の原因が不適当と思われるご使用方法である場合。 6.不具合の原因が落下等の過大な衝撃である場合。 7.不具合の原因が部品等の自然劣化・消耗である場合。 8.不具合の原因が落雷、風水害、地震、火災、塩害、その他天災地変である場合。 9.不具合の原因が本製品に接続した他の機器である場合。 10.当社又は当社が指定した者以外の者(個人、事業者を含む)により、改造・修理された場合。 11.本製品を第三者に譲渡した場合。 12.本製品より取り外した部品の修理。 13.修理等のご依頼の際に保証書のご提示がない場合。 14.保証書に必要事項の記載がない場合、又は保証書の文言が修正されている場合。 15.本製品を日本国外で使用する、又は使用した場合。 16.不具合の原因が光ピックアップ等の部品の自然劣化、消耗の場合。 17.バッテリーが原因の動作不良の場合。※バッテリーは保証対象外です。ただし、初期不良の場合は交換などの対応をいたします。 当社は、いかなる場合においても、お客様の逸失利益、特別損害、付随的損害又はその他の結果的損害について、一切の責任を負うものではありません。また、当社の責に帰すべき理由により、お客様に損害が発生した場合であっても、当社は直接かつ通常の損害についてのみ補償し、その金額は、本製品の購入価格を上限とさせていただきます。ご記載頂いたお客様の個人情報は、製品の保証・修理および履歴管理の目的以外には一切使用いたしません。 <注意> ・本章の記述は本製品に付属の保証書の内容に従っています。当社が保証書の文言を変更した場合は、本章の記述よりも保証書の記述が優先されます。 ■メディア内のデータについて。 CD、SDカード、USBメディア等に記録されたデータの破損・消失については、当社は一切の責任を負うものではありません。あらかじめご了承ください。 大切なデータ(ファイル)は、他のメディアなどにバックアップすることをお薦めします。 ■点検・修理サービス利用規約。 第1条 : 規約の適用。 本規約は、シナノケンシ株式会社(以下「当社」といいます)が提供する点検・修理に関する各種サービス(以下「本サービス」といいます)に適用される基本的な条件を定めるものです。当社は、本規約に従ってお客様に本サービスを提供させていただきますので、あらかじめ本規約にご同意いただいた上で、本サービスのご利用をお願いします。 第2条 : 本サービスの対象。 1. 日本国内に居住または滞在中のお客様のみを対象として、日本国内においてのみ本サービスを提供します。 2. シナノケンシ製プレクストーク製品及び補聴器の内、以下の機種(以下「対象機種」といいます)を対象とします。 機種名:PTR3、PTP1/LINK、PTN3、PTP1、DR-1、PH-200 第3条 : 契約成立。 本規約に基づく契約は、お客様が点検・修理をご依頼になる製品(以下、「依頼品」といいます)について当社修理サポート窓口に第5条記載のサービスをお申込みになり、当社において必要事項および当該サービス提供の可否等を確認の後、当社がお客様のご依頼を承諾することをもって成立するものとします。 第4条 : 本サービスの目的。 本サービスは、お客様が日本国内で使用する対象機種が故障した際、その箇所の機能・性能を修復することを目的として当社が提供するものであり、対象機種の保守を目的とするものではありません。 第5条 : 本サービスの内容。 本サービスには、点検サービスと修理サービスがあります。 (1) 点検サービス。 依頼品の故障・その他の状態の確認をします。また、修理サービスの提供の為に必要なサービスとなります。 (2) 修理サービス。 点検サービスの結果に基づき、依頼品に生じた故障箇所、その他故障箇所に関連すると思われる箇所の修理・交換を行います。 第6条 : 本サービスの手続き。 1. お客様が、当社修理サポート窓口に点検サービスの利用を申し込み、当社が承諾することにより、点検サービスを開始します。 2. お客様から当社指定工場に依頼品を送付してください。 (1) 保証期間内で修理を依頼される場合は、「購入日、販売店名が記載された保証書」または「レシートなど購入日を証明できるもの」を依頼品に添付して、当社まで送付してください。(※上記のいずれも添付されていない場合、保証期間内であっても有償となります。) (2) 不具合の原因が付属品などに起因している場合がありますので、点検・修理を依頼される場合には付属品を必ず同梱してください。 (3) 依頼品をお送りいただく際は、製品に傷や破損などが発生しないように、しっかり梱包してください。不十分な梱包により、輸送中に製品が紛失あるいは破損したと考えられる場合は、依頼をお断り又は、点検・修理が出来ない事があります。 3. 点検サービス後に、当社より修理サービス料の見積り金額をご連絡します。 見積りに承諾いただいた時点で修理サービスを開始します。但し、申し込み時に点検サービス後の見積り連絡が不要とご要望があった場合は、直ちに修理サービスを開始します。 4. 修理サービス後に当社から依頼品を返送します。 第7条 : 費用。 1. 本サービスの提供にあたり、お客様にはサービス内容に応じた以下の費用をお支払いいただきます。金額の目安については、別表をご参照ください。 (1) 点検サービスのみ実施する場合。(点検の結果、故障が確認できなかった場合、修理が不可能な場合を含みます) ア.点検サービス料。 イ.送料(往復)。 ウ.代引き手数料。 (2) 点検サービスと修理サービスを実施する場合。(修理サービスを実施する場合は、点検サービス料は無償です) ア.修理サービス料。 イ.送料(往復)。 ウ.代引き手数料。 2. 前項にも関わらず、第9条により無償修理の対象となる場合または、第10条により修理保証の対象となる場合には、対象となった箇所に限り無償となります。ただし、第9条及び10条の保証期間内であっても、保証対象外であることが明らかとなった場合には、前項各号申し込みサービスに該当する費用をお支払いいただきます。 3. 前各項にも関わらず、当社で依頼品を廃棄する場合には、第1項各号の費用に加えて、廃棄料をお支払いいただきます。 4. 本サービスを複数台ご依頼の場合は台数分の費用をお支払いいただきます。 5. 貸出機を貸し出す場合の費用については、第16条をご確認ください。 6. 修理サービス申し込み後のキャンセルについては、第11条をご確認ください。 第8条 : 支払い方法。 依頼品は代金引換便にて返送します。第7条記載の費用等の支払いは、依頼品の受領時に、宅配業者にお支払いください。 第9条 : 無償修理。 当社が発行する製品付属の保証書の適用対象となる場合は、保証書等の規定が本規約に優先して適用されます。当社は、依頼品が保証書等の規定により無償保証の対象となる場合には、保証書等の規定に従い依頼品を無償で修理等の対応をいたします。ただし、保証期間内でも、無償修理の対象とならない場合がありますので、保証書等の規定を予めよくご確認ください。また、カスタム修理サービスは無償修理の対象となりません。保証書等の無償修理の対象とならない場合は、当社は本規約に基づき有償で修理をいたします。 無償修理、有償修理の判断は、依頼品が当社に到着した日付と、依頼品の保証期間、修理内容を照らし合わせて当社で判断いたします。 第10条 : 修理保証。 1. 当社がおこなった修理において、以下の(1)から(3)全ての条件にあてはまる場合、無償で再修理等をおこないます。 (1) 修理完了日(当社所定の修理が完了し、依頼品をお客様にお届けした日)から6ヶ月以内に依頼品の同一部品、同一箇所の故障が生じ、同期間内に再修理の依頼があった場合(修理保証期間の6ヶ月以内に依頼品が故障しても、同一部品、同一箇所の故障でない場合は別修理となり、有償になります。) (2)再修理を要すると当社が判断した場合 (3)使用条件や故障の原因等が、当社が発行する製品付属の保証書等の規定により保証の対象外とされていないこと 2. 前項にもかかわらず、長期使用品(当社または当社の販売店から依頼品を購入された日から起算して10年を経過した製品を指し、以下「長期使用品」といいます)は、本条の修理保証の対象にはなりません。 第11条 : キャンセル等の取扱い。 1. 本サービス申し込み後のキャンセル(本サービス申し込み後に9条及び10条の保証対象外であることが明らかになり、キャンセルする場合を含む)は、該当する各種サービスの料金を全額お支払いいただきます。 2. 依頼品をお預かり後、お客様と連絡が取れない場合、見積りに対する回答が無いまま1ヶ月を経過した場合は、修理を行わず依頼品を返却します。この際は、点検料、送料、代引き手数料をお支払いいただきます。 3. 本サービスの料金をお支払いただけない場合、お客様が依頼品のお受取拒否をされた場合など、お客様の都合により返却出来ないと当社が判断した場合は、依頼品の所有権を放棄したとみなし、当社にて処分できるものとします。その際に掛かった費用として、依頼品の点検料または修理料、送料、廃棄料、その他当社が負担した費用を請求します。また、次回より修理を含めたすべてのサービスをご提供できなくなります。 第12条 : 点検・修理条件。 1. 依頼品の状態・状況、依頼内容、補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)の在庫状況等によっては修理等ができない場合があります。 2. 標準付属品(ACアダプタ、バッテリー等)の修理はできません。交換対応のみとなります。 3. 製品の安全や機能を確保するために、最低限必要な箇所については、依頼内容にかかわらず、自社の判断で修理する場合があります。 4. 修理は電源装置や基板類などの部品単位での交換となり、電源装置や基板類などの部品に搭載されるチップやコンデンサーなど一部を除き個別に修理するものではありません。 5. 点検・修理の都合により、依頼品において各種設定の初期化や、他の製品・サービスとの連携の解除を行う場合があります。 6. 点検・修理の際は原則として、システムソフトウェアは最新版に更新します。 7. 修理の都合により、依頼品を交換、あるいは製造番号を変更する場合があります。 8. 依頼品の仕様上の品質基準を上回るご依頼には対応できません。 9. 点検・修理は当社製品の機器間及び他メーカー製機器との互換性を保証するものではありません。また、互換性の保証作業はお受けできません。 10. 出張修理のご依頼は受け付けていません。 11. お客様ご自身で貼られたシールやラベル等の原状復帰できません。ケース等、外筐部品の交換の際にこれらのシール、ラベル類は修理部品として新しく用意できません。外筐部品交換後は、原則として工場出荷時の状態での返却となります。 12. お客様にて分解・改造された機器の修理・修復についてはお受けできません。 第13条 : データの取扱い。 お客様にてインストールされたアプリケーションや作成されたデータなどは、保存されている媒体を問わず、いかなる場合でも保証いたしません。また、点検・修理の内容によっては保存データを消去させていただく場合もありますので、点検・修理を依頼される前にお客様ご自身でのバックアップをお願いします。 第14条 : 修理部品等の取扱い。 本サービスを長期かつ安定して提供し、環境保護等を推進するため、当社の判断により、再生部品や改良部品を使用する場合があります。また、修理用部品の単体販売及び修理用部品の持ち込みによる修理はお受けできません。なお、修理の有償無償を問わず、修理により交換した依頼品の既存部品で修理後当社が占有する修理用部品の所有権は、修理をもって当社に移転するものとします。 第15条 : 部品保有期間。 当社では依頼品の補修用性能部品の保有期間を製品ごとに定めています。この補修用性能部品の保有期間を、依頼品の本サービスの提供可能な期間とします。 また、保有期間内であっても補修用性能部品の在庫状況によっては修理できない場合があります。 第16条 : 貸出機の提供。 お客様より依頼品をお預かりしている間に限り、以下の条件の下、送料・代引き手数料をお支払いいただくことで、当社の判断において貸出機を貸し出す場合があります。但し、当社は貸出機の提供の義務を負うものではありません。 (1) 貸出機に関して、当社はその品質、性能を保証するものではなく、また貸出機故障により生じたいかなる損失も補償できません。 (2) 貸出機は当社指定期日までに返却をお願いします。 (3) お客様が貸出機の貸与期間中に破損、損傷させた場合、当該貸出機の点検・修理にかかる費用または、貸出機の新規購入代金相当額をお支払いいただきます。 (4) 貸出機の盗難・紛失の場合には、当該貸出機の新規購入代金相当額をお支払いいただきます。 (5) 貸出機を当社指定期日までに当社指定返却場所に返送いただけない場合は、貸出期間超過金として1,000円/日 をお支払いいただきます。なお、該当貸出機の通常販売価格を上限とします。 第17条 : 個人情報取扱い。 当社は本サービスの提供の過程で取得したお客様の個人情報について、当社ホームページ記載のプライバシーポリシー及び以下の各号の利用目的に従い、適切に個人情報を取扱い管理します。 (1) 修理履歴の登録。 (2) 依頼品やご注文された製品のお届け及びお支払確認のため。 (3) 当社がお客様に有益と思われる企業・製品・サービス・イベントの情報をお届けするため。 (4) 調査のご協力のご案内、並びにその結果を報告するため。 (5) 市場情報の分析のため。 (6) カスタマーサポートサービス提供のため。 (7) その他、当社の規約等の規定に基づき利用するため。 第18条 : 損害賠償。 当社が本サービスの提供について負う責任は、当社の故意・重過失の場合を除き本規約に定める事項・内容に限られるものとし、特別な事情からお客様に生じた損害、お客様の逸失利益、第三者からお客様になされた賠償請求に基づく損害、その他お客様が依頼品または交換品の故障・不具合等により当該製品を使用できなかったことによる損害については一切の責任を負わないものとします。なお、当社が依頼品をお預かりしている期間に、汚損、破損等が生じた場合であっても、当社は原則として修理をもって対応します。 本サービスの提供に関し、当社がお客様に対して損害賠償責任を負う場合であっても、当社の故意・重過失の場合を除き、当社の責任は依頼品の価値に相当する金額を上限とします。なお、依頼品の価値は、減価償却後の残存価値、または損害発生時に市場で販売されている同等の性能の商品の価格を基準として算出するものとします。 第19条:本サービス提供の中断。 当社は、以下の各号のいずれかに該当する場合、予告なく本サービスの提供の一部または全て中断させていただくことがあります。なお、本条に基づく中断により、本サービスの提供が十分になされなかった場合でも、サービスの保証期間は延長されないものとします。 (1) 火災、天災、停電その他不可抗力による緊急事態が発生した場合、または発生すると予測される場合。 (2) 本サービス提供のための設備、システムに不具合があった場合。 (3) 本サービスを提供するために必要な人員の確保、調整ができなくなった場合。 (4) 本サービスの運用上または技術上必要と当社が判断する場合。 (5) 法令または行政からの要請にもとづく場合。 (6) その他やむを得ない事由が生じ当社が判断した場合。 第20条:本サービス対象外の事項および提供の中止。 1. お客様のお問い合わせが以下の各号に該当すると当社が判断した場合、本サービスの提供をお断りし、または提供を中止する場合があります。また、本条により本サービスの提供を中止した場合でも、本サービスがすでに提供されたものと当社が判断した場合には、本サービスをご利用いただいたものとして、本サービスが有償の場合、当該サービスにかかる料金が発生します。 (1) 当社製品に関する過剰な改善等の要望や要求。 (2) 当社製品以外に関するお問い合わせ。 (3) 当社製品の分解または改造を行ったことによるお問い合わせ。 (4) 当社が想定していない使用方法に関するお問い合わせ。 (5) 当社の別途規定する使用条件、動作環境を守らなかったことに起因する不具合についてのお問い合わせ。 (6) 第三者の財産、プライバシー等を害する、または害する恐れのある行為や言動。 (7) 本サービスを提供している従事者に対する誹謗中傷、または脅迫的な行為や言動。 (8) 虚偽の内容が含まれるお問い合わせ。 (9) 法律、法令または条令に違反する、または、違反する恐れのある行為や言動。 (10) 本サービスの提供および運営を妨げると当社が判断した行為や言動。 (11) その他当社が不適切と判断した行為や言動。 2. お客様が以下の各号のいずれかに該当すると当社が判断した場合、前項と同様とします。  (1) 本サービスに関して未払いの代金がある場合、または本サービスに関する代金をお支払いいただけないと判断した場合。 (2) 合理的な理由無く、当社の指示する作業にご協力いただけない場合。 (3) 当社および当社の関連会社とお客様が本サービスまたは当社製品に関して係争中の場合。 (4) お客様が当社製品の所有権、使用権その他の権利を有していない場合。 第21条 : 反社会的勢力との関係排除。 お客様が反社会的勢力(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(以下「暴対法」という)第2条第2号に定義される暴力団、暴対法第2条第6号に定義される暴力団員、暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、暴力団密接関係者およびその他の暴力的な要求行為もしくは法的な責任を超えた不当要求を行う集団または個人)であることが判明した場合には、当社はかかる事由が生じた時点以降いつ何時においても、何等の催告を要することなく、本サービスに関する契約の全部または一部を解除できるものとします。 第22条 : 規約変更。 お客様に予告なく当社の判断で本規約を変更させていただくことがあります。ご依頼の時点で当社ホームページ上に表示された最新の「点検・修理サービス利用規約」が適用となりますので、本サービスをご依頼いただく場合には、必ずその時点で適用される本規約を事前にご確認ください。 本規約の変更後においても、本規約の変更前にご依頼いただいた本サービスの提供については、変更前の本規約が適用されます。 別表1.料金表(参考)。 料金表につきましては、以下のURLをご覧になるか、または、プレクストークお問い合わせ窓口にご確認ください。 http://www.plextalk.com/jp/support/repair-kiyaku/ お問い合わせについて。 本製品を操作している時にトラブルが発生した場合は、まず「21章 故障かなと思ったら」を参考にしながら対処してください。それでも、解決できない場合は、プレクストークお問い合わせ窓口までお問い合わせください。 郵便番号386-0498 長野県上田市上丸子1078。 シナノケンシ株式会社。 プレクストークお問い合わせ窓口。 電話番号:050-5801-1177。 受付時間:月曜日〜金曜日 9時30分〜12時、13時〜17時。(土曜・日曜・祝日は休業)。 ※ 通話料金はお客様のご負担となります。あらかじめご了承ください。 FAXやEメールは、常時受け付けております。 FAX、0268-41-1961。 Eメール、plextalk@aspina-group.com ホームページ、http://www.plextalk.com/jp/ プレクストークホームページについて。 プレクストーク、ホームページでは、よくある質問やプレクストーク製品に関する最新の情報を提供しております。プレクストーク専用ホームページ「 http://www.plextalk.com/jp/ 」をご利用ください。 当社は、地球環境と調和した事業活動を行うことを目標に、環境負荷の少ない製品開発に取り組んでいます。本製品には、当社品質基準に適合したリサイクル部品を使用しています。