プレクストーク ポケット  PTP1(ピー・ティー・ピー・ワン)  取扱説明書 テキスト版 この度はプレクストークポケットをお買い上げいただきありがとうございます。 この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をお聞きのうえ、製品を安全にお使いください。お聞きになった後は、いつでも使えるように大切に保管してください。 ※このテキストファイル版取扱説明書は、墨字版の内容をほぼそのまま標準テキストファイルにしたものです。 ただし、スクリーンリーダを使って読みやすいように、表は読み下してあります。 また、各項目番号の頭には「@」(半角のアットマーク)を付けてあります。 読みたい項目を文字列検索で探すとき、項目番号にこのマークを付けることで、目的の箇所を確実に見つけることができます。 <2ページ> @目次 諸注意 9 安全にお使いいただくために(警告、注意) 9 その他の注意事項 14 使用許諾 15 1章 はじめに 16 1章1 入っているものを確認しましょう 16 1章2 各部の名称と働き 18 1章3 DAISYとは 31 1章4 本製品でできること 32 2章 準備しましょう 33 2章1 バッテリーの入れ方・取り出し方 33 2.1.1 バッテリーの入れ方 34 2.1.2 バッテリーの取り出し方 36 2章2 バッテリーを充電する 38 2章3 バッテリーに関する注意 39 2.3.1 バッテリーの寿命とリサイクル 39 2.3.2 バッテリーの充電について 39 2.3.3 バッテリーでの再生、録音時間の目安 39 2.3.4 長期間使用しない場合について 40 2.3.5 電源を切った状態でのバッテリーの消耗 40 2章4 電源のON/OFF 41 2.4.1 電源を入れる 41 2.4.2 バッテリーの残量の確認方法 42 2.4.3 電源を切る 43 2.4.4 自動電源OFFについて 43 2.4.5 強制電源OFFについて 43 2章5 音量・スピード・トーンの調整 44 2.5.1 音量を調整する 44 2.5.2 スピードおよびトーンの調整 45 2章6 SDカードの準備 46 2.6.1 SDカードの形状 46 2.6.2 使用できるSDカードについて 46 2.6.3 SDカードの入れ方 47 2.6.4 SDカードの取り出し方 48 2.6.5 書き込み禁止スイッチ 49 3章 基本操作編:再生 50 3章1 タイトルキーの使い方 50 3.1.1 読みたい本や音楽を選ぶ 50 3.1.2 USB機器やメモ録に切り替える 52 3章2 PTR2等から本製品のSDカードにデータをバックアップする 54 3章3 DAISY図書を聴く 56 3.3.1 再生・停止する 56 3.3.2 早送り、巻き戻しをする 57 3章4 DAISY図書の便利な頭出し 58 3.4.1 DAISY図書の移動単位 58 3.4.2 上下キーで移動単位を選択 59 3.4.3 見出し移動 60 3.4.4 グループ移動 61 3.4.5 ページ移動 62 3.4.6 フレーズ移動 62 3.4.7 ダイレクト移動:ページに移動する 63 3.4.8 ダイレクト移動:見出しに移動する 64 3.4.9 ダイレクト移動:先頭・最後に移動する 65 3章5 音楽(音声ファイル)を聴く 67 3.5.1 音声ファイルについて 67 3.5.2 音声ファイルの移動単位 67 3.5.3 アルバム移動 68 3.5.4 トラック移動 68 3.5.5 ダイレクト移動:トラックに移動する 69 3.5.6 ダイレクト移動:アルバムに移動する 70 3章6 移動を取り消す(アンドゥ、リドゥ) 71 3.6.1 アンドゥ 71 3.6.2 リドゥ 71 4章 基本操作編:録音 72 4章1 内蔵マイクで録音する 72 4.1.1 録音、一時停止、停止する 72 4.1.2 追加録音する 74 4.1.3 録音準備中に新規タイトルを作成する 75 4章2 メモ録 76 4.2.1 メモ録を録音する 76 4.2.2 メモ録を再生する 77 4.2.3 ダイレクト メモ録移動 78 4.2.4 選択中のメモ録を削除する 79 4.2.5 すべてのメモ録を削除する 80 5章 データをバックアップする 82 5章1 USB機器から本製品のSDカードにデータをバックアップする 84 5.1.1 DAISY図書CD→SDカード 84 5.1.2 音楽CD→SDカード 86 5.1.3 USB接続のカードライターのメディア→SDカード 88 5章2 本製品のSDカードから他の機器にデータをバックアップする 90 5.2.1 SDカード→USB接続のカードライターのメディア 90 5章3 メモ録をSDカードにバックアップする 92 5.3.1 すべてのメモ録→SDカード 92 6章 基本操作編:その他の機能 93 6章1 お休みタイマー 93 6章2 しおり 94 6.2.1 しおりを付ける 95 6.2.2 音声しおりを付ける 96 6.2.3 番号でしおりに移動する 98 6.2.4 前後のしおりに移動する 98 6.2.5 しおりを削除する 99 6.2.6 選択中タイトルのしおりを削除 100 6.2.7 音声しおり再生設定 101 6章3 その他の機能 102 6.3.1 キー説明 102 6.3.2 キーロック 102 6.3.3 ヘルプを聞く 103 7章 パソコンでの応用 104 7章1 データを転送する 104 7.1.1 パソコン→SDカード 104 7.1.2 SDカード→パソコン 106 7章2 テキストファイルを聴く 107 7.2.1テキストファイルについて 107 7.2.2 移動単位について 107 7.2.3 テキストファイル内での移動 108 7.2.4 テキストファイル内でのダイレクト移動 109 7.2.5 テキストファイルの早送り、巻き戻し 109 8章 使いこなし編:録音 110 8章1 録音音量の調整 110 8.1.1 自動音量調整の切り替え 110 8.1.2 録音音量を調整して録音する 111 8.1.3 録音中音量確認 112 8.1.4 録音中音量確認の「あり/なし」 112 8章2 録音設定 113 8.2.1 録音モードと録音音質について 113 8.2.2 録音音質と録音可能時間について 115 8.2.3 録音モードと録音音質の選択 116 8章3 その他の録音設定 117 8.3.1 モニター出力の「あり/なし」 117 8.3.2 録音中の音声ガイドの「あり/なし」 118 8章4 外付けマイクやラインから録音する 119 8.4.1 外付けマイクとライン入力の選択 119 8.4.2 外付けマイクで会議や授業を録音する 120 8.4.3 ラジオやテープの音声を録音する 122 8.4.4 音楽をラインインから録音する 124 9章 使いこなし編:編集 126 9章1 見出しを付ける 126 9.1.1 録音中に見出しを付ける 126 9.1.2 録音後に見出しを付ける 127 9.1.3 録音ポーズ中に見出しを予約する 128 9.1.4 見出しを取り消す 129 9章2 セクション削除 130 10章 使いこなし編:その他の機能 131 10章1 様々な情報を聞く 131 10.1.1 情報を聞く 131 10.1.2 現在の日時を確認する 132 10章2 再生設定 133 10.2.1 DAISY図書とテキストファイルの再生設定 133 10.2.2 音声ファイルの再生設定 134 10章3 メディア管理 135 10.3.1 メディア、タイトル情報 135 10.3.2 SDカード内容全消去(フォーマット) 136 10.3.3 新規タイトル作成 138 10.3.4 タイトル削除 139 10.3.5 編集準備 140 10.3.6 ビルドブック 142 10章4 管理 143 10.4.1 設定の初期化 143 10.4.2 プレクストークの情報 145 10.4.3 ガイド音量の選択 146 10.4.4 テキスト読み上げ音声の選択 147 10.4.5 待ち受け音の選択 148 10.4.6 時計設定 149 10.4.7 テキスト読み上げの設定 151 11章 付録 152 11.1 メニュー階層一覧 152 11.2音声ファイルの連続再生の順序 155 11.3 録音やバックアップで自動的に作られるフォルダ名について 157 11.4 フォルダ選択について 158 12章 用語解説 159 13章 故障かなと思ったら 163 13章1 症状と対応のしかた 163 13章2 よくある質問 Q&A 174 14章 仕様 176 14章1 全般的な仕様 176 14章2 オーディオ特性 177 14章3 主要な機能 178 14章4 バッテリー 179 14章5 カードドライブ仕様 179 15章 動作確認済マイク、動作確認済SDカード及びオプション品 180 16章 保証について 181 17章 お問い合わせについて 183 索引 184 <9ページ> @諸注意 @安全にお使いいただくために(警告、注意) 本機は安全に十分配慮して設計されています。しかし、電気製品はまちがった使い方をすると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。 警告及び注意事項について 【警告】 これらの表示を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負う恐れがあります。 【注意】 これらの表示を無視して誤った取り扱いをすると、傷害を負う恐れ又は物的損害が発生する恐れがあります。 ※以下の警告及び注意事項の中で使われる「本製品」という表現には、PTP1本体のみならず、バッテリーも含まれます。 ※「SDメモリカード」を省略して「SDカード」と呼びます。 <10ページ> @【警告】 @煙が出る、異臭がする等の異常がある場合、そのまま使用すると火災、感電、けが等の原因になります。ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。その際、本体またはバッテリーが高温になっている可能性がありますので、火傷しないように十分注意してください。 A万一、バッテリーから液がもれたら、ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、すぐに火気より遠ざけ、販売店にご連絡ください。漏れた液や気体に引火して発火、破裂の恐れがあります。バッテリー液が目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医師に相談してください。液が皮膚や衣服に付いたときは、水でよく洗い流してください。 B本製品の隙間から金属物などの異物を入れたり、本製品に水や洗浄液等の液体をこぼしたりしないでください。ショートして火災や感電や故障の原因になり、大変危険です。異物や液体が入ってしまった場合は、ただちに電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。 C分解、修理、改造をしないでください。火災・感電・故障の原因になり、大変危険です。修理は弊社「お問い合わせ窓口」にご依頼ください。 Dお風呂や雨の当たる場所、湿気の多い場所での使用はしないでください。感電・火災・故障の原因になります。 E濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。 <11ページ> @【警告】 F付属の電源アダプターや電源コード、弊社指定のバッテリー以外は使用しないでください。また、AC100V 50/60Hz 以外の電源では使用しないでください。火災や感電や故障の原因になります。 G電源プラグについたほこりは定期的に清掃してください。その際、電源プラグをコンセントから抜いた後に清掃してください。また、たこあし配線をしないでください。ほこりがたまったり、たこあし配線をしたりすると、火災や感電の原因になります。 H電源プラグを差し込む際は、プラグ本体を持って根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全だと火災や感電の原因になります。また、電源プラグを抜く際は、必ずプラグを持って抜いてください。電源コードを引っ張ってプラグを抜くと、コードが傷つき、火災や感電の原因になります。 I電源アダプター、電源コードを傷つけないでください。重いものを乗せたり、引っ張ったり、加工したり、傷つけたり、無理に曲げたり、ねじったり、束ねたり、挟んだり、熱器具を近づけたりするとアダプターやコードが傷つき、火災や感電の原因となります。 J自動車・バイク・自転車等の乗り物を運転しながら本製品を使用しないでください。交通事故の原因になります。また、歩きながらの使用に際しては、足元や周囲の交通には十分に注意してください。転倒や交通事故の原因になります。 <12ページ> @【警告】 KSDカードは、乳幼児の手の届く場所に置かないでください。誤飲すると健康に悪影響を及ぼします。誤飲した際は、ただちに医師に相談してください。 L本製品やSDカードを、ほこりの多い場所、直射日光の当たる場所や暖房器具に近い場所、炎天下の車内等に置かないでください。また、携帯電話、オーディオアンプ、電子レンジ、トースター、ヘアドライヤー、その他熱や電波を発生する電気製品の近くに置かないでください。火災や感電、故障の原因になります。 M本製品やSDカードをたたく、踏みつける、重いものを乗せる、落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。また、火の中に入れたり、電子レンジやオーブンなどで加熱したりしないでください。火災や感電、故障の原因になります。 N長期間ご使用にならないときは、電源プラグをコンセントから抜き、バッテリーを本体から取り出しておいてください。 Oお手入れの際は、電源を切ってください。感電の原因になります。汚れを拭き取る場合は、柔らかい清潔な布をご使用ください。水や洗剤などの液体が本製品にかからないようにご注意ください。液体が本製品にかかると、火災や感電や故障の原因になります。 P本体を廃棄する際は、お住まいの自治体の定める廃棄物分別方法に従って処分してください。バッテリーの廃棄は「充電式電池リサイクル協力店」にご持参して廃棄してください。 <13ページ> @【注意】 @本製品は長時間使用すると温かくなることがあります。長時間皮膚の同じ場所に触れていると、熱い・痛いなどの自覚症状がなくても低温やけどのおそれがありますので、長時間皮膚の同じ場所に触れないようにしてください。 A長時間ヘッドホンをご使用になると聴覚へ悪影響を及ぼす恐れがあります。長時間の連続使用は避けてください。 B付属のUSBケーブルの金属端子には、鋭利な部分があります。金属部分に触れる際にはケガをしないよう、十分に注意してください。 CSDカードは正しい向きで入れてください。また、出し入れの際、決して無理な力を加えないでください。間違った向きで入れたり、無理な力を加えて出し入れしたりすると故障の原因になります。本製品のカードスロットはSDカード・SDHCカード専用です。それ以外のカードをカードスロットに差し込まないでください。故障の原因になります。 Dお手入れの際、シンナーやベンジン、アルコールの入った溶剤などを使用しないでください。本製品の表面を痛めてしまいます。 <14ページ> @その他の注意事項 @電波障害自主規制について 本製品はテストを受けた結果、住宅内での設置による電波障害からの保護を目的として定められたFCC規格の15章に従う分類Bデジタル装置向けに設けられた規制に合ったものと認定されました。ただし、どのような装置でも電波妨害がまったく生じないという保証はありません。本製品がテレビやラジオ等の受信障害の原因となっているかは、本製品の電源のON/OFFを切り替えることで確認できます。本製品が原因の場合は次の方法を試してください。 ・受信アンテナの位置、あるいは方向を変える ・本製品と受信機の距離を離す ・本製品と受信機のコンセントを別々にする @バックアップに関する著作権について 本製品によるバックアップは、著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障害者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または刑事上の制裁を受ける場合があります。 @登録商標について ・SDメモリカード、SDHCメモリカードはSDアソシエーション(SD Card Association) の登録商標です。 ・Microsoft、Windows、Windows Vista は、米国 Microsoft Corporationの、米国及びその他の国における登録商標または商標です。 ・コンパクトフラッシュはサンディスク社の登録商標です。 <15ページ> @使用許諾 1. 本取扱説明書(以下「本書」)はシナノケンシ株式会社の著作物です。したがって、定められた場合を除き、本書の一部または全部を無断で複製・複写・転写・転載・改変することは法律で禁止されています。 2. 本書に記載されている内容に関しては、改良のため予告なしに変更することがあります。 3. 本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不明な点あるいは不備な点などがありましたら、弊社までご連絡ください。 4. 本製品及び付属品の使用に起因する損害や逸失利益の請求などにつきましては、上記に関わらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 5. 本製品は「外国為替及び外国貿易法」の規定により戦略物等輸出規制製品に該当する場合があります。国外に持ち出す際は、日本政府の輸出許可申請などの手続きが必要になる場合があります。 6. 本製品は医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器としての使用、またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。これら、設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故障により人身事故、火災事故、社会的損害などが生じても、弊社ではいかなる責任も負いかねます。設備や機器、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計など、安全設計に万全を期されるようご注意ください。 7. 本製品は日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、弊社は一切の責任を負いかねます。また、弊社は本製品に関し、日本国外への技術サポート及びアフターサービス等を行なっておりません。予めご了承ください。 本製品と付属品のライセンスと商標はすべて、弊社その他本製品と付属品の各々の権利者が保持します。 <16ページ> @1章はじめに @1章1 入っているものを確認しましょう 本機をご使用になる前に、まず以下のものがそろっているかお確かめください。万一不足しているものがありましたら、お手数ですが本製品を購入した販売店までご連絡下さい。 お願い:梱包箱や梱包材は、修理などのために本機を安全に輸送する際に必要となることがありますので、大切に保管しておいてください。 プレクストーク ポケット(本体) 1台(SDカード挿入済み) バッテリー 1個 電源アダプター 1個 <17ページ> USBケーブル(長いもの、パソコンとの接続用) 1本 USBケーブル(短いもの、PTR1やPTR2・カードリーダー等との接続用) 1本 イヤホン 1個 キャリングバッグ 1個 取扱説明書墨字版 1冊 クイックガイド 1枚 取扱説明書CD:DAISY版 1枚 基本操作ガイド音楽CD版 1枚 保証書 1枚 動作確認済品一覧 1枚 同梱品一覧表(点字印刷付き) 1枚 <18ページ> @1章2 各部の名称と働き @1.2.1 本体の形状 本製品は、縦11.2センチ、横5.5センチ、厚さ1.6センチの、角に丸みを持った長方形をしています。 本製品を操作するための各種キーが配置されている広い面を「操作面」と呼びます。操作面の中には内蔵スピーカーなどが配置されている網目の部分があります。本製品を操作する際は、網目の部分が上になるようにして持ちます。操作面を正面にして、操作面の上側の面を「上面」、操作面の下側の面を「底面」、右側の側面を「右側面」、左側の側面を「左側面」、操作面の裏側を「背面」と呼びます。 <ポイント> ●操作面上部の網目の右下に、二つの突起があるキーがあります。これが電源キーです。電源キーのすぐ下の右寄りにメニューキーがあります。電源キーを長く押して電源を入れ、 メニューキーを5秒以上押すと、キー説明が始まります。説明を聞きたいキーを押すと、そのキーに関する説明が音声でガイドされます。キー説明を終えたい時は、もう一度メニューキーを5秒以上押すとキー説明が終了します。 <19ページ> @1.2.2 操作面 @内蔵スピーカー 操作面最上部の右側にあります。網目の部分の中に配置されています。再生音や音声ガイドが流れます。 A内蔵マイク 操作面最上部中央にあります。網目の部分の中に配置されています。音声などの録音に使用します。 B電源LED 網目の部分の最下部、中央やや左寄りにあります。電源が入ると緑色に点灯します。録音中は橙色に点灯し、録音準備中または録音ポーズ中は橙色に点滅します。 CバッテリーLED 網目の部分の最下部、中央やや右寄りにあります。バッテリーの充電中は赤色に点灯、または赤色と緑色が交互に点滅し、充電が完了すると緑色に点灯します。バッテリーや電源アダプターが異常なときには、赤色で点滅します。 <20ページ> D電源キー 操作面最上部の網目の部分のすぐ下の右側に電源キーがあります。横長の楕円形をしており、少し窪んだ位置にあります。電源キーには2つの突起があります。 長く押すと電源が入ったり切れたりします。電源が入った状態で短く押すと「お休みタイマー」がはたらきます。 E録音キー 操作面最上部の網目の部分のすぐ下の左側に録音キーがあります。横長の楕円形をしており、少し窪んだ位置にあります。 1回押すと録音準備状態になり、もう1回押すと録音が始まります。録音中に録音キーを押すと、録音がポーズ(一時停止)となり、もう1回押すと、録音が再開されます。再生・停止キーを押すと録音が終了します。 メモ録をする際は、録音キーを押し続けます。音声ガイドの後に開始音が鳴り、録音が始まります。録音キーから指を離すとメモ録が終了します。(メモ録の詳細は「4章2 メモ録」76ページ以降を参照してください。) Fメニューキー 電源キーのすぐ下の右寄りに、縦方向に少し長い形をしたキーがあります。これがメニューキーです。 1回押すとメニューに入り、もう一回押すとメニューから抜けます。 メニューキーを1回押したら、左右キーで大きな項目を選びます。大きな項目には、「編集」「録音設定」「再生設定」「しおり」「メモ録」「メディア管理」「管理」があります。その中から目的の項目を選び、再生・停止キーまたは下キーで決定します。すると、小さな項目が現れますので、左右キーで小さな項目を選び、再生・停止キーまたは下キーで決定します。後は音声ガイドの指示に従って操作します。操作の途中で、ひとつ前の操作に戻りたい時は、上キーを押すと現在の操作がキャンセルされ、ひとつ前の操作に戻ります。操作の途中で全てをキャンセルしたい時は、メニューキーを押すと全てキャンセルされます。 <21ページ> Gタイトルキー メニューキーのすぐ下のキーがタイトルキーです。このキーも縦方向に少し長い形をしています。 メディアやタイトルの変更に使います。 タイトルキーを押すごとに、SDカード、USB、メモ録、SDカード、というような順番でメディアが音声ガイドされますので、目的のメディアが音声ガイドされたら次の操作に移ります。次は左キーまたは右キーを押します。押すたびにタイトルが次々と音声ガイドされますので、聞きたいタイトルのところで止まり、再生・停止キーを押すと、そのタイトルが再生されます。SDカードやUSBの場合は、DAISY図書、音楽、テキストファイル、DAISY図書というような順番でタイトルが音声ガイドされます。 以上のように、まずタイトルキーを何回か押してSDカード、USB、メモ録のいずれかに移動し、次に左右キーを何回か押してタイトルを選び、そして再生・停止キーを押して再生する、という手順になります。 <22ページ> H移動キー 録音キーのすぐ下の左寄りに、縦方向に少し長い形をしたキーがあります。これが移動キーです。 目的のページや見出しなどに、ダイレクトに移動する際に使います。 ページにダイレクトに移動するには、まず移動キーを1回押し、次にページ番号をテンキーで入力し、最後に再生・停止キーまたは下キーを押して決定します。すると、そのページに移動します。見出しに移動するには、移動キーを2回押し、見出し番号をテンキーで入力してから、再生・停止キーまたは下キーで決定します。 音楽の場合も同様です。曲を選んで聴くには、移動キーを1回押して、何番目の曲かをテンキーで入力し、再生・停止キーまたは下キーで決定します。アルバムに移動するには、移動キーを2回押し、番号を入力してから決定します。 Iしおりキー 移動キーのすぐ下のキーがしおりキーです。このキーも縦方向に少し長い形をしています。 しおりを付けたり、しおりへ移動する際に使います。 しおりに移動するには、しおりキーを1回押し、しおり番号をテンキーで入力して、再生・停止キーまたは下キーで決定します。しおりを付けるには、しおりキーを2回押し、しおり番号を入力して、再生・停止キーまたは下キーで決定します。しおりを削除するには、しおりキーを3回押し、しおり番号を入力して、再生・停止キーまたは下キーで決定します。 J再生・停止キー メニューキー・タイトルキー・移動キー・しおりキーの4つのキーに囲まれた中央の位置には、5つのキーがあり、中心の丸く窪んだキーが再生・停止キーです。 再生・停止キーを押すと再生が始まります。もう一度押すと再生が停止します。録音を停止するとき、および録音準備状態や録音ポーズ状態を解除する際にも使います。また、様々な操作を決定する際にも使います。 <23ページ> K上キー 再生・停止キーの周りには、上下左右に細長いキーが4つ配置されており、再生・停止キーの上にある横長のキーが上キーです。 レベル選択や録音音量調整などに使います。また、操作をキャンセルしたり、ひとつ前の操作に戻る際にも使います。 DAISY図書でレベル移動をする際、上キーを押していくと、フレーズ、ページ、グループ、レベル3、レベル2、レベル1のように移動します。録音音量調整に使う際には、まず自動音量調整を解除してから、録音準備中などの時に上キーを押すと録音音量が上がります。 L下キー 再生・停止キーの下にある横長のキーが下キーです。 レベル選択や録音音量調整などに使います。また、操作を決定する際にも使います。 DAISY図書でレベル移動をする際、下キーを押していくと、レベル1、レベル2、レベル3、グループ、ページ、フレーズのように移動します。録音音量調整に使う際には、自動音量調整をOFFにした後、録音準備中などの時に下キーを押すと録音音量が下がります。 <24ページ> M右キー 再生・停止キーの右にある縦長のキーが右キーです。 再生位置を進める際に使います。また、メニューの選択などにも使います。DAISY図書を再生する際、たとえば、上下キーでレベル1を選択して、第1章、第2章、第3章のように先に進みたいときに、右キーを押していくと、ひとつずつ先の章に進みます。上下キーでフレーズを選択している場合は、ひとつずつ先のフレーズに進みます。 また、右キーを長く押すと5秒、10秒・・・と、早送りされます。 N左キー 再生・停止キーの左にある縦長のキーが左キーです。 再生位置を戻す際に使います。また、メニューの選択などにも使います。 DAISY図書を再生する際、たとえば、上下キーでレベル1を選択して、第3章、第2章、第1章のように前に戻りたいときに、左キーを押していくと、ひとつずつ前の章に戻ります。上下キーでフレーズを選択している場合は、ひとつずつ前のフレーズに戻ります。 また、左キーを長く押すと5秒、10秒・・・と、早く巻き戻されます。 Oテンキー 下キーより下には12個のテンキーがあり、電話機のプッシュボタンと同じ並びに配列されています。 番号の入力などに使います。 次のような別の用途もあります。1キーはスピード・トーンの変更に、5キーは情報キーとして、9キーはバックアップに、0キーはヘルプキーとして使います。 1キーを1回押した後に、上キーを押すと再生スピードが上がり、下キーを押すと再生スピードが下がります。1キーを2回押した後に、上キーを押すとトーンが上がり、下キーを押すとトーンが下がります。 5キーを押すと現在のタイトルに関する情報を聞くことができます。さらに5キーを押すと、今聞いている情報の次の情報にスキップします。 9キーは、選択したタイトルを別のメディアにバックアップする際に使います。 <25ページ> 0キーを押して再生・停止キーを押すと、ヘルプを聞くことができます。ヘルプの内容はこの取扱説明書とほぼ同様の内容になっています。ヘルプを終了するには、もう一度0キーを押します。 P*キー(アスタリスクキー) テンキーのうち、一番左下にあるキーをアスタリスクキーと呼びます。 アンドゥ、または操作をキャンセルする際に使います。 Q#キー(シャープキー) テンキーのうち、一番右下にあるキーをシャープキーと呼びます。 リドゥ、または操作を決定する際に使います。 <26ページ> @1.2.3 上面 @外部音声入力端子 操作面を手前にして、上面の左側の丸い穴が外部音声入力端子です。外付けマイクおよびラインインの端子を接続します。ステレオ入力です。 Aヘッドホン出力端子 操作面を手前にして、上面の中央の丸い穴がヘッドホン端子です。ヘッドホンを接続します。ステレオ出力です。 Bストラップ穴 操作面を手前にして、上面の一番左側の四角い穴がストラップ穴です。市販のストラップを通すための穴です。 <27ページ> @1.2.4 底面 @DC入力端子 操作面を手前にして、底面の左端の穴がDC入力端子です。付属の電源アダプターを接続します。 AUSB端子 操作面を手前にして、底面の右端にある横長の四角い穴がUSB端子です。付属のUSBコードを接続します。データ転送に使用します。 <28ページ> @1.2.5 左側面 @ストラップ穴 左側面最上部の角にある2つの穴がストラップ穴です。市販のストラップを通すための穴です。 ASDカードスロット 左側面中央やや上にある、細長い穴がSDカードスロットです。SDカードを入れます。 SDカードの入れ方は「2.6.3 SDカードの入れ方」47ページを参照してください。 <29ページ> @1.2.6 右側面 @音量スイッチ 右側面には二つのスイッチがあり、上にあるのが音量スイッチです。1回上げるごとに音量が上がり、1回下げるごとに音量が下がります。音量は0〜25まで1段階ずつ調整ができます。音声ガイドの音量も合わせて調整されます。 Aキーロックスイッチ 右側面下部にあります。本製品を持ち運ぶ際にキーが誤って押されても誤動作しないようにロックするときに使います。上方向にスライドさせると全てのキーがロックされ、下方向にスライドさせるとロックが解除されます。 電源を入れたり切ったりする際にはキーロックを解除してください。 <30ページ> @1.2.7 背面 @バッテリー蓋 背面中央から下がバッテリー蓋です。この蓋を開けて付属のバッテリーを入れます。 A解除ボタン 背面一番下の中央にあります。バッテリーの蓋を開けるためのボタンです。このボタンを押しながら、蓋を下方にスライドさせると蓋が開きます。 <31ページ> @1章3 DAISYとは ●DAISY図書とは DAISY(デイジー)とは、視覚障害者や普通の印刷物を読むことが困難な人々のために開発されたデジタル録音図書の規格です。DAISY図書とは、この規格にそって制作された図書のことを言います。DAISY図書は、デジタル録音されたデータに、セクションやページ、フレーズなどの印が付けられており、利用者は、その印によって聴きたい箇所にすばやく移動することができます。 ●セクションとは、見出しとは DAISYでは、本の章、節、項などの切れ目となる箇所に、「見出し」と呼ばれる印が付けられます。ある見出しから、次の見出しまでのひとかたまりの音声を「セクション」と呼びます。通常、各セクションの先頭のフレーズが見出しとなります。 ●フレーズとは 音声データは、息継ぎなどで一定時間、無音になった箇所で区切られています。その無音から次の無音までのひとかたまりの音声を「フレーズ」と呼びます。通常、1フレーズは数秒から十数秒程の長さになります。 ●ページとは ページとは、文字どおり本のページごとの区切りを表します。ページ番号が切り替わる箇所のフレーズに付けられています。 ●グループとは グループとは、セクション内に付ける区切りのことです。 <32ページ> @1章4 本製品でできること 本製品では次のようなことができます。 1) DAISY図書を聞く SDカードに記録されたDAISY形式の録音図書を再生します。長時間再生が可能で、読みたい場所がすぐに探せる優れた検索機能があります。 2) 音楽(音声ファイル)を聞く 音楽CDをSDカードへ取り込み、音楽を楽しむことができます。 3)テキストファイルを聞く パソコンなどで使われるテキストファイルを、内蔵のテキストリーダーが読み上げます。 4) 録音する 内蔵マイクや外付けマイク(別売)で授業や会議などを録音できます。また別のオーディオ機器からのライン録音もできます。 5) 便利な機能 @音声で本製品の動作を明確に知らせる音声ガイド機能があります。 Aお休み前にDAISY図書や音楽を聞きたい時など、設定した時間で自動的に電源が切れます。 B音楽CDやDAISY図書をバックアップできます。詳しくは「5章 データをバックアップする」82ページ以降を参照してください。 Cその場ですぐに録音したいときに、メモ録で録音することができます。 D自由な場所にしるしを付けられるしおり機能があります。 E聞き取りやすい音程での再生速度の変更機能があります。 <33ページ> @2章 準備しましょう @2章1 バッテリーの入れ方・取り出し方 <警告> ●バッテリーを交換する際は、必ず電源を切り、電源アダプターを外してください。 ●バッテリーは、異なるタイプのものと交換すると、破裂・火災の危険があります。必ず指定されたバッテリーをご使用ください。 ●バッテリーを誤って落下させると故障の原因になります。取扱いには十分に注意してください。 ●バッテリーを入れる際は、バッテリーの端子の向きを正しく入れてください。 ●万一、バッテリーから液がもれたら、ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、すぐに火気より遠ざけ、販売店にご連絡ください。漏れた液や気体に引火して発火、破裂の恐れがあります。バッテリー液が目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医師に相談してください。液が身体や衣服に付いたときは、水でよく洗い流してください。 <34ページ> @2.1.1 バッテリーの入れ方 手順1 電源を切ります。次に電源アダプターを外します。 手順2 本体で複数のキーがある面が操作面です。バッテリーは裏側の背面から装着をします。まず背面を向くように本体を裏返し、丸く小さな突起が2つある方を上側にして持ちます。 手順3 本体の下側にバッテリー蓋を取り外す四角い小さな解除ボタンがありますので、片方の手の指先でそのボタンを深く押し込んだ状態のまま、もう一方の手で本体中央付近にある2本の線に指を掛け、両手でボタンと線を押さえながら下方向へ5mmほどスライドさせると、蓋が開きます。蓋を取り外します。バッテリーを収納する四角い部分を確認しておきましょう。本体を一旦置きます。 手順4 バッテリーを持ちます。四角い形状をしたバッテリーの面の中で、2箇所の突起がある面を確認します。2箇所の突起が右側面、左側面の下側に別の小さな突起がある方向でバッテリーを持ちます。左手で持つとバッテリーが入れやすくなります。 <35ページ> 手順5 再び本体を裏返した状態で丸く小さな突起が2つある方を上側にして持ち、バッテリーを本体の収納部分に左から右方向にずらしながら入れます。収納部分の右側面にバッテリーが突き当たったら、浮き上がっているバッテリーの左端の部分を優しく上から押し込むとスムーズにバッテリーを収納することができます。右方向から装着しようとすると収納部分の右側面にある突起が邪魔をして正しく装着することができません。 手順6 バッテリー蓋の取り外しの際に押さえた2本の線が上側となる向きで蓋を持ち、本体に蓋が完全に閉まる位置から約5mm下側にずらした状態で蓋を置きます。片側の手で蓋の2本の線を押さえ、もう一方の手で蓋の下側を押さえながら上方向にスライドさせると「カチッ」と音がして蓋が閉まります。蓋の回りをさわって、隙間なく閉まっていることを確認しましょう。 <36ページ> @2.1.2 バッテリーの取り出し方 手順1 電源を切ります。次に電源アダプターを外します。 手順2 本体で複数のキーがある面が操作面です。バッテリーは裏側の背面から装着をします。まず背面を向くように本体を裏返し、丸く小さな突起が2つある方を上側にして持ちます。 手順3 本体の下側にバッテリー蓋を取り外す四角い小さな解除ボタンがありますので、片方の手の指先でそのボタンを深く押し込んだ状態のまま、もう一方の手で本体中央付近にある2本の線に指を掛け、両手でボタンと線を押さえながら下方向へ5mmほどスライドさせると、蓋が開きます。蓋を取り外します。バッテリーを収納する四角い部分を確認しておきましょう。本体を一旦置きます。 <37ページ> 手順4 バッテリーの底辺の左側にバッテリーを取り出すための突起があります。その突起に爪をかけて上側に持ち上げます。 手順5 バッテリー蓋の取り外しの際に押さえた2本の線が上側となる向きで蓋を持ち、本体に蓋が完全に閉まる位置から約5mm下側にずらした状態で蓋を置きます。片側の手で蓋の2本の線を押さえ、もう一方の手で蓋の下側を押さえながら上方向にスライドさせると「カチッ」と音がして蓋が閉まります。蓋の回りをさわって、隙間なく閉まっていることを確認しましょう。 <38ページ> @2章2 バッテリーを充電する 手順1 操作面を手前にして、網目の部分が上になるように持ちます。底面左側のDC入力端子に、電源アダプターを接続します。 手順2 電源プラグをコンセントに差し込みます。 <警告> ●本体と電源アダプター、電源プラグとコンセントは、確実に接続してください。 ●付属品以外の電源アダプターを使用すると故障・火災の原因になります。必ず付属の電源アダプターを使用してください。 ●電源アダプターのジャックは本体上面のヘッドホン端子や外部音声入力端子とほぼ同寸です。電源アダプターのジャックを間違ってヘッドホン端子や外部音声入力端子に差し込まないように注意してください。 <39ページ> @2章3 バッテリーに関する注意 @2.3.1 バッテリーの寿命とリサイクルについて 使用回数を重ね、時間が経過するにつれバッテリーの容量は少しずつ低下します。使用できる時間が大幅に短くなった場合は寿命です。新しいものと交換してください。当バッテリーは本製品独自のものですので、家電量販店などでは販売していません。本製品を購入したお店でご購入ください。 廃棄の際は、使用済みのバッテリーの端子(金属部分)にテープを貼るなどの処理をして、充電式電池リサイクル協力店にご持参して廃棄してください。 @2.3.2 バッテリーの充電について 本製品を初めてご使用になる前には、必ずバッテリーを充電してください。 フル充電には約4時間かかります。(充電時間は、使用条件によって異なります。)充電しながら、使用することができます。バッテリーLEDが、赤色と緑色が交互に点滅している時は充電中、緑色に点灯すると充電完了の状態です。はじめて電源を接続する時や、1ヶ月以上使用しなかったときは、内部の時計IC用バッテリーの充電のため、電源アダプターを接続して電源を入れた状態で24時間以上通電してください。通電中も使用することができます。 @2.3.3 バッテリーでの再生、録音時間の目安 新品のバッテリーでの動作時間は、DAISY図書の再生で約10時間、録音で約8時間です。(動作時間は、使用条件によって異なります。) <40ページ> @2.3.4 長期間使用しない場合について 長期間使用しない場合、バッテリー性能を維持するためには3ヶ月に1回程度、満充電にして本製品でほぼ使いきり、約30分〜1時間充電し、本製品からバッテリーを取り外して、湿度の低い涼しい場所で保管してください。 バッテリーは時間の経過とともに必ず劣化しますが、保管状態によって劣化の度合いが異なってきます。放電し切った状態で保管したり、逆に満充電に近く、なおかつ温度が高い状態で保管したりすると劣化が早くなります。 @2.3.5 電源OFFとバッテリー残量について 電源アダプターを接続せずに電源を切ったまま放置すると、2〜3週間でバッテリー残量がなくなります。長期間放置した後に電源を入れても起動しない場合は、電源アダプターを接続してから電源を入れてください。 <41ページ> @2章4 電源のON/OFF @2.4.1 電源を入れる 手順1 [電源キー] を長く押します。(1秒以上押し続けます。) 手順2 電源LEDが点灯し、電源が入ります。 <ポイント> ●バッテリー装着後に初めて電源を入れた際には、本製品が起動するまでに30秒ほど時間がかかります。 ●本製品は過去に聞いた1000タイトル分の図書の最後に停止した場所を自動的に覚えていますので、電源をON/OFFしても前回停止した場所から再生します。 <42ページ> @2.4.2 バッテリーの残量の確認方法 手順1 電源アダプターが接続されていないことを確認します。 手順2 [情報キー](数字の [5キー])を押します。バッテリーの残量がパーセントで音声ガイドされます。 手順3 引き続き、SDカードなどの情報がガイドされます。再生・停止キーを押すとガイドが終了します。 <43ページ> @2.4.3 電源を切る 手順1 [電源キー] を長く押します。(2秒以上押し続けます。) 手順2 電源LEDが消灯し、電源が切れます。「電源OFF」と音声でガイドされます。 <ポイント> ●電源を切る際、短く押すとお休みタイマーがはたらいてしまいます。電源を切る際は、必ず2秒以上押し続けてください。 @2.4.4 自動電源OFFについて バッテリーのみで駆動させ、録音や再生を停止したまま15分間操作しないと、「自動電源OFF」と音声ガイドがあり、電源が自動的に切れます。 また、バッテリーレベルが低下したときには、「バッテリー不足です。残り1分で電源OFF」と音声ガイドがあり、1分後に自動的に電源が切れます。 @2.4.5 強制電源OFFについて 電源が入っている状態で、どのキーを押しても全く反応が無くなったときは、電源キーを10秒以上押し続けてから指を離してください。強制的に電源が切れます。 <44ページ> @2章5 音量・スピード・トーンの調整 @2.5.1 音量を調整する 本体右側面の [音量スイッチ] を上方向に1回押すと1段階ずつ音量が大きくなり、下方向に1回押すと1段階ずつ音量が小さくなります。音量は、0〜25まで1段階ずつ調整できます。「音量14」「音量15」のように音声ガイドされます。 <ポイント> ●音量スイッチを押し続けると、素早く音量が変化します。 ●再生中に [音量スイッチ] を操作した場合には、音声ガイドはありません。 ●再生音とともに音声ガイドの音量も調整されます。なお、音声ガイドの音量のみを調整したい場合は、「10.4.3 ガイド音量の選択」146ページを参照してください。 ●再生音量をゼロにしても、わずかに音声ガイドが流れます。 <警告> ●ヘッドホンで音声を聴く場合は適度な音量で聴いてください。大きな音量で聴き続けると聴覚を害する恐れがあります。 <45ページ> @2.5.2 スピードおよびトーンの調整 手順1 [1キー] を1回押すと、「スピード」と音声ガイドがあり、[上キー] または [下キー] で再生スピードを変更することができます。[上キー]を押すたびに「スピード +1」「スピード +2」と1段階ずつスピードが上がり、[下キー]を押すとスピードが下がります。-2から+8までの段階で調整できます。 手順2 [1キー] をもう1回押すと、「トーン」と音声ガイドがあり、[上キー] または [下キー] でトーン(音質)を変更することができます。[上キー]を押すたびに「トーン +1」「トーン +2」と1段階ずつトーンが上がり、[下キー]を押すとトーンが下がります。-6から+6までの段階で調整できます。数字が大きくなると高音域が強調され、数字が小さくなると低音域が強調されます。 手順3 [1キー] をさらにもう1回押すとスピードおよびトーンの調整モードから抜けます。 <ポイント> ●再生スピードは、−2から+8までの11段階で調整できます。1段階でスピードが0.25倍増減します。-2が0.5倍速、0が標準速、+4が2倍速、+8が3倍速です。 ●音声ガイドも再生スピードと同様にスピードが変わります。 ●再生中にスピードやトーンの調整を行った場合には、音声ガイドはありません。 ●調整の途中で再生・停止などの操作を行うと、スピード・トーンの調整から抜けることができます。 <46ページ> @2章6 SDカードの準備 @2.6.1 SDカードの形状 SDカードは切手ほどの大きさで四角い板のような形状をしています。滑らかな面が表面で、ギザギザした部分がある面が裏面です。SDカードはサイズが小さいので、紛失しないように注意してください。 @2.6.2 使用できるSDカードについて 本製品はSDカードとSDHCカードに対応していますが、カードによっては、本製品で使用できないものがあります。使用できるカードの一覧が、同梱の「動作確認済品一覧」や弊社ホームページに掲載されていますので、新規に購入する際は、それらを参照してください。 <47ページ> @2.6.3 SDカードの入れ方 注:本製品を購入された際には、すでにSDカードがカードスロットに装着されています。初回時には以下の操作は必要ありません。 手順1 電源を切ります。 手順2 SDカードの滑らかな面を手前に向け、まわりの側面で角が斜めにカットされている部分を右下にして、本製品左側面のSDカードスロットにゆっくりと入れます。奥までしっかりと入れてください。 手順3 カチッと音がして、SDカードが本製品の内部で固定されます。 <ポイント> ●SDカードを入れる際は、電源を切ってから入れてください。 <48ページ> @2.6.4 SDカードの出し方 手順1 電源を切ります。 手順2 SDカードを指先で1mmほど押し込みます。 手順3 カードの固定が解除され、中にあるバネによって本体から5mmほどカードの先端が自然に出てきます。 手順4 カードの先端をつまんで取り出します。 <ポイント> ●SDカードを取り出す際は、電源を切ってから取り出してください。 <49ページ> @2.6.5 書き込み禁止スイッチ SDカードの4つの角には1箇所だけ角が斜めにカットされている部分があります。SDカードの滑らかな面を手前に向け、斜めにカットされている角を右下にして手に持ったとき、SDカードの上側面にくぼみがあります。そのくぼみの右側か左側のどちらかにあるのが「書き込み禁止スイッチ」です。指の腹では動かしにくいので、爪に引っ掛けて動かします。このスイッチを左側にすると書き込み禁止(ロック側)になり、録音、編集、フォーマット、バックアップなどができません。それらを行う場合は、書き込み禁止スイッチを右側つまり解除側にしてください。なお、本製品に付属しているSDカードは工場出荷時には右側の解除側になっています。 <50ページ> @3章 基本操作編:再生 @3章1 タイトルキーの使い方 @3.1.1読みたい本や音楽を選ぶ 本製品ではSDカードに保存されている複数のDAISY図書や音楽(音声ファイル)から目的のタイトルを選択して再生することができます。以下に本製品で最も基本となるタイトルの選択方法を説明します。 手順1 タイトルキーを何回か押して「SDカード」を選択します。「SDカード、DAISY図書、合計○タイトルあります」という音声ガイドが流れます。 手順2 [右キー] または [左キー] で目的のタイトルを選択します。タイトルを移動するたびに、「DAISY図書 1」、「DAISY図書 2」というように音声ガイドが流れます。 手順3 再生・停止キーを押します。DAISY図書や音楽の再生が始まります。 手順4 選択したタイトルを再生した後、別のタイトルに移動するには、手順1から始めてください。 <51ページ> <ポイント> ●DAISY図書の再生については「3章3 DAISY図書を聴く」56ページ以降を参照してください。 ●音楽を聴く場合は手順2で「音楽」を選択します。 ●音楽はアルバムが複数あっても、「音楽」というひとつのタイトルとなります。アルバムごとの選択は「3.5.3 アルバム移動」68ページ、または「3.5.6 ダイレクト移動:アルバムに移動する」70ページを参照してください。 ●SDカードにテキストファイルが保存されている場合も、手順2と同様に [右キー] または [左キー] で選択することが可能です。テキストファイルの再生については「7章2 テキストファイルを聴く」107ページを参照してください。 ●ひとつのテキストファイルが1タイトルになります。 ●SDカードにDAISY図書、音楽(音声ファイル)、テキストファイルの3種類が保存されている場合、[右キー] を押すたびに、「DAISY図書 1」、「DAISY図書 2」、「音楽」、「テキスト 1」、「テキスト 2」、「DAISY図書 1」のような順番でタイトルを選択することができます。[左キー] を押していくと逆の順番で選択することができます。 <52ページ> @3.1.2 USB機器やメモ録に切り替える 本製品ではSDカードに保存されているタイトル以外に、USBで接続されたPTR2などのCDドライブ内のDAISY図書CDや、内蔵メモリ内のメモ録を再生することができます。 タイトルキーを押すたびに、SDカード、USB機器、メモ録と切り替えることができます。 <USB機器の場合> 手順1 タイトルキーを何回か押して「USB機器」を選択します。「USB機器、DAISY図書、合計○タイトルあります」という音声ガイドが流れます。 手順2 [右キー] または [左キー] で目的のタイトルを選択します。タイトルを移動するたびに、「DAISY図書 1」、「DAISY図書 2」というように音声ガイドが流れます。 手順3 再生・停止キーを押します。DAISY図書や音楽の再生が始まります。 手順4 選択したタイトルを再生した後、別のタイトルに移動するには、手順1から始めてください。 <53ページ> <ポイント> ●USBで接続されたCDドライブなどを「USB機器」と呼びます。 ●本製品ではSDカード、USB機器のメディア、メモ録の3つを「メディア」と呼びます。 ●USB機器が接続されていない場合は、「USB機器が接続されていません」と音声ガイドがあります。 ●USBで接続されたCDドライブ内のCDに対して、編集、録音、新規タイトル作成、タイトル削除、編集準備、ビルドブックはできません。また、バックアップ先として指定することはできません。 ●USB接続の記録装置には録音できません。ただし、バックアップは可能です。 <メモ録の場合> 手順1 タイトルキーを何回か押して「メモ録」を選択します。「メモ録」という音声ガイドが流れます。 手順2 [右キー] または [左キー] で目的のメモ録を選択します。タイトルを移動するたびに、「メモ録1」、「メモ録2」というように音声ガイドが流れます。自動的にメモ録の再生が始まります。 <ポイント> ●メモ録がない場合は、「メモ録がありません」と音声ガイドがあります。 <54ページ> @3章2 PTR2等から本製品のSDカードにデータをバックアップする 弊社製品PTR1/PTR2と本製品をUSBケーブルで接続し、PTR1/PTR2のDAISY図書CDのデータを、本製品のSDカードにバックアップすることができます。 手順1 電源を切ります。本製品に付属している短いUSBケーブルをUSB端子に接続します。ACアダプターを接続します。 手順2 PTR2の電源を切ります。PTR2に付属しているUSBケーブルをPTR2の背面のUSBケーブルコネクタに接続します。 手順3 本製品に接続した短いUSBケーブルとPTR2に接続したUSBケーブルを接続し、両方の機器の電源を入れます。 手順4 PTR2にCDを入れます。 手順5 (以下の操作は本製品側で行います。) [タイトルキー] を何回か押して、「USB」を選択します。DAISY図書のタイトル名が自動的に再生されます。 手順6 数字の [9キー] を押します。すると以下の音声ガイドが流れます。 「選択中のタイトルをSDカードへバックアップしますか?」 「再生停止キーまたは下キーで決定、上キーでキャンセル」 <55ページ> 手順7 [再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。 手順8 しばらく後にバックアップが終了します。終了すると「バックアップ 100パーセント 完了しました」というガイドが流れます。 手順9 PTR2からCDを取り出し、両方の機器の電源を切ってケーブルを外します。 <ポイント> ●PTR2の「USB動作の切り替え」を「カードドライブ」に変更している場合は、「CDドライブ」に戻してください。詳しくはPTR2取扱説明書9章7「USB動作の切り替え」を参照してください。PTR1に関してはこのような操作をする必要はありません。 <56ページ> @3章3 DAISY図書を聴く @3.3.1 再生・停止する DAISY図書などの再生・停止の方法は、以下のようになります。 手順1 [再生・停止キー] を押します。再生が始まります。 手順2 再生中に [再生・停止キー] を押すと、再生が停止します。 <ポイント> ●別のタイトルを再生する場合は、タイトル移動を行ってから再生してください。タイトル移動は「3.1.1 読みたい本や音楽を選ぶ」50ページを参照してください。 ●停止の際には「ピロリロン」という音がしますが、この音は操作の終了を表します。 <57ページ> @3.3.2 早送り、巻き戻しをする [右キー] を押し続けると早送りされ、[左キー] を押し続けると巻き戻されます。 手順1 [右キー] または [左キー] を押し続けます。[右キー] を押し続けると早送りされ、[左キー]を押し続けると巻き戻されます。押し続けると、「5秒、10秒、20秒、30秒、1分、5分、10分、20分、30分・・・」と音声ガイドされます。10分単位になると指を離してもそのままの速度で送り、または戻し続けます。 手順2 10分未満の場合は、再生したいところで指を離すと、自動的に再生が始まります。10分を超える場合は、再生したい場所で [再生・停止キー] を押すことで再生が始まります。 <ポイント> ●音声ファイルの場合も、早送り・巻き戻しの方法は同じです。 ●テキストのみのDAISY図書の場合は、「5秒、10秒、・・・」の代わりに「5文、10文、・・・」と早送りされます。止めたいところで指を離すと自動的に再生が始まります。「5文、10文」の「文」とは、句点「。」、疑問符「?」、感嘆符「!」で区切られた「文」を意味します。 <58ページ> @3章4 DAISY図書の便利な頭出し @3.4.1 DAISY図書の移動単位 DAISY図書は、章、節、項、ページなどの単位によって区切られており、ある場所から次の場所へと素早く移動できるようになっています。移動可能な単位は、章、節、項、ページ以外にもあります。以下に本製品で移動可能な単位をまとめました。 レベル1〜6(セクション) DAISY図書の章、節、項などを意味します。たとえば、「レベル1」が章、「レベル2」が節、「レベル3」が項に相当します。また、セクションの冒頭部分を「見出し」と呼びます。 グループ セクション内の任意の一部分をグループと呼びます。グループは、図表説明の先頭・最後などに設定されている場合があります。 ページ 本のページに相当します。 フレーズ 文章を音読すると、文と文の区切り目のところに息つぎの間ができます。 この間から次の間までのひと区切りの音声を、「フレーズ」と呼びます。 しおり 好きな場所につけられる印です。 <ポイント> ●DAISY図書によっては、「グループ」や「ページ」が設定されていない場合があります。 ●しおり単位の移動の方法は「6.2.3 番号でしおりに移動する」「6.2.4 前後のしおりに移動する」98ページを参照してください。 <59ページ> @3.4.2 上下キーで移動単位を選択 DAISY図書の移動単位を選択するには [上キー] または [下キー] を押して選択します。押すたびに移動単位が音声でガイドされます。 手順1 [下キー]を押して、移動単位を変更してみましょう。[下キー]を押すたびに、例えば次のように音声でガイドされます。 「レベル2」、「レベル3」、「グループ」、「ページ」、「フレーズ」、「しおり」、「レベル1」、「レベル2」 このように[下キー]を押すたびに移動単位が切り替わっていきます。ただし、選択したDAISY図書によっては「レベル1」と「フレーズ」以外の移動単位が存在しない場合があります。たとえば、最も単純な構造のDAISY図書には「レベル1」と「フレーズ」しかありません。このような場合は[下キー]を押すたびに、「フレーズ」、「レベル1」、「フレーズ」、「レベル1」と移動単位が切り替わります。 手順2 [上キー]を押していくと、逆方向に移動単位が切り替わっていきます。 <ポイント> ●DAISY図書には「レベル1」と「フレーズ」は必ずありますが、それ以外のものは無い場合があります。 <60ページ> @3.4.3 見出し移動 章、節、項の単位で移動してみましょう。たとえば、「3章2節」に移動してみましょう。 まずレベル1を選択して3章に移動し、次にレベル2を選択して2節に移動します。 手順1 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「レベル1」を選択します。「レベル1」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー]を何回か押して、「3章」まで移動します。[右キー]を押すたびに次のレベル1のセクションに移動し、自動的に再生が始まります。再生音を聞きながら[右キー]を押して、目的の第3章まで移動します。行き過ぎてしまった場合は[左キー]を押して戻ります。 手順3 [下キー] を1回押して、「レベル2」を選択します。「レベル2」と音声ガイドがあります。 手順4 [右キー] を何回か押して、「3章2節」まで移動します。再生音を聞きながら[右キー]を押して、目的の「3章2節」まで移動します。 <ポイント> ●「レベル2」に設定して移動すると、「レベル1」にも止まります。また、「レベル3」に設定して移動すると、「レベル1」と「レベル2」にも止まります。 <61ページ> @3.4.4 グループ移動 上下キーで「グループ」を選択し、左右キーでグループごとに移動できます。 手順1 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「グループ」を選択します。「グループ」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー] を押すたびに、1グループずつ先に移動します。[左キー] を押すと戻ります。 <ポイント> ●グループとグループの間に見出しがあった場合には、見出しにも移動します。 ●グループが設定されていない場合、上下キーでグループを選択することはできません。 <62ページ> @3.4.5 ページ移動 [上キー] または [下キー] で「ページ」を選択し、[左キー] または [右キー]でページごとに移動できます。 手順1 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「ページ」を選択します。「ページ」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー] を押すたびに、1ページずつ先に移動します。[左キー] を押すと戻ります。 <ポイント> ●ページが設定されていない場合、上下キーでページを選択することはできません。 @3.4.6 フレーズ移動 [上キー] または [下キー] で「フレーズ」を選択し、[左キー] または [右キー]でフレーズごとに移動できます。 手順1 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「フレーズ」を選択します。「フレーズ」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー] を押すたびに、1フレーズずつ先に移動します。[左キー] を押すと戻ります。 <63ページ> @3.4.7 ダイレクト移動:ページに移動する 番号を直接指定して移動することを「ダイレクト移動」と呼びます。 20ページに移動するには以下のように操作します。 手順1 [移動キー] を押します。以下のように音声ガイドが流れます。 「移動先のページ番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 手順2 数字の [2キー] [0キー] を順に押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。20ページから再生が始まります。 <ポイント> ●数字を間違って入力した場合、[上キー] または [*キー] を押すと数字の誤入力をクリアできます。また、[上キー] を長く押すと、ダイレクト移動の操作をキャンセルできます。 ●ページ数は6桁までしか入力できません。7桁以上の数字を入力するとクリアされてしまいます。 <64ページ> @3.4.8 ダイレクト移動:見出しに移動する 5番目の見出しに移動するには以下のように操作します。 手順1 [移動キー] を2回押します。以下のように音声ガイドが流れます。 「移動先の見出し番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 「番号なしでタイトル先頭に移動」「番号0でタイトル最後に移動」 手順2 数字の [5キー] を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。5番目の見出しの位置から再生が始まります。 <ポイント> ●見出し番号とは、各タイトルの見出しに対して先頭から順番に振った番号です。 <65ページ> @3.4.9 ダイレクト移動:先頭・最後に移動する 選択中のタイトルの先頭および最後に移動するには次のように操作します。 (最後に移動する方法は次のページにあります。) <先頭に移動する> 手順1 [移動キー] を2回押します。以下のように音声ガイドが流れます。 「移動先の見出し番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 「番号なしでタイトル先頭に移動」「番号0でタイトル最後に移動」 手順2 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。先頭から再生が始まります。 <66ページ> <最後に移動する> 手順1 [移動キー] を2回押します。以下のように音声ガイドが流れます。 「移動先の見出し番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 「番号なしでタイトル先頭に移動」「番号0でタイトル最後に移動」 手順2 [0キー] を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。最後に移動します。 <ポイント> ●図書の最後付近を再生するには、最後に移動してから少し戻ってください。戻らずに [再生・停止キー] を押すと、先頭に移動してしまいます。 ●最後に移動したはずなのに先頭に移動してしまった場合は、再生設定が「タイトルリピート」になっている可能性があります。再生設定の変更方法は「10.2.1 DAISY図書とテキストファイルの再生設定」133ページを参照してください。 <67ページ> @3章5 音楽(音声ファイル)を聴く @3.5.1 音声ファイルについて パソコンやICレコーダーなどを使用して音声を情報化して記録したファイルを音声ファイルと呼びます。本製品で再生できる音声ファイルは以下のものです。 @PCMファイル:音楽CD等に用いられています。非圧縮です。 ADAISY ADPCMファイル:DAISY特有の圧縮形式です。 BMP3ファイル:音楽プレーヤー等に用いられています。 CAMRファイル:一部の携帯電話の音楽配信等に用いられています。 @3.5.2 音声ファイルの移動単位 移動可能な単位を以下にまとめました。 @アルバム:音楽CD1枚に相当するものです。 Aトラック:音楽1曲に相当するものです。 Bしおり:好きな場所につけられる印です。 <ポイント> ●しおり単位の移動については「6.2.3 番号でしおりに移動する」「6.2.4 前後のしおりに移動する」98ページを参照してください。 <68ページ> @3.5.3 アルバム移動 例として、アルバム1、2、3のように3つのアルバムがあるとしましょう。 アルバム2に移動するには以下のように行います。 手順1 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「アルバム」を選択します。「アルバム」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー] または [左キー] を何回か押して、「アルバム2」まで移動します。 <ポイント> ●直前にDAISY図書を再生していた場合は、タイトル移動で「音楽」に移動してからアルバム移動をしてください。タイトルに移動する方法は、「3.1.1 読みたい本や音楽を選ぶ」50ページを参照してください。 @3.5.4 トラック移動 アルバム2のトラック3(3曲目)に移動するには以下のように行います。 「3.5.3 アルバム移動」の操作によって、すでにアルバム2に移動しているものとします。 手順1 [下キー] を押して、「トラック」を選択します。「トラック」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー] または [左キー] を何回か押して、「トラック3」まで移動します。 <69ページ> @3.5.5 ダイレクト移動:トラックに移動する 現在選択中のアルバム内のトラック5に移動するには以下のように操作します。 手順1 [移動キー] を1回押します。以下のように音声ガイドが流れます。 「移動先のトラック番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 「番号なしでアルバムの先頭に移動」 手順2 数字の [5キー] を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。トラック5から再生が始まります。 <ポイント> ●ダイレクトトラック移動は同一アルバム内でしかできません。別のアルバムのトラックに移動するには、先にアルバムを選択してください。 ●数字を間違って入力した場合、[上キー] または [*キー] を押すと数字の誤入力をクリアできます。また、[上キー] を長く押すと、ダイレクト移動の操作をキャンセルできます。 <70ページ> @3.5.6 ダイレクト移動:アルバムに移動する アルバム3に移動するには以下のように操作します。 手順1 [移動キー] を2回押します。以下のように音声ガイドが流れます。 「移動先のアルバム番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 手順2 数字の [3キー] を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。アルバム3から再生が始まります。 <71ページ> @3章6 移動を取り消す(アンドゥ、リドゥ) @3.6.1 アンドゥ 移動する前の再生場所に戻ることを意味します。移動した後に [*キー] (アスタリスクキー)を押すと、移動する前の場所に戻ることができます。 1回分のみ有効です。2回押して2つ前の場所に戻ることはできません。 @3.6.2 リドゥ リドゥとは、アンドゥで元に戻した操作を取り消すことを意味します。アンドゥを行って移動する前の場所に戻った後、そのアンドゥを取り消したい場合に [#キー](シャープキー)を押すと、アンドゥは取り消され、移動先に復帰します。 1回分のみ有効です。2回押して2回分の操作を取り消すことはできません。 <72ページ> @4章 基本操作編:録音 @4章1 内蔵マイクで録音する 内蔵マイクに入る音をSDカードに録音し、再生してみましょう。SDカードが入っているか確認してください。 @4.1.1 録音、一時停止、停止する 録音、一時停止、録音再開、停止の順に操作していきます。 手順1 [録音キー] を押します。録音準備状態に入ります。 (※この時点では、まだ録音は開始しません。) 以下のような音声ガイドが流れます。 「新規タイトル」 「録音キーで録音開始。右キーまたは左キーで録音するタイトルを選択」 「音量確認」 手順2 [録音キー] を押します。録音が開始します。 手順3 録音中に[録音キー] を押すと、録音が一時停止します。「ポーズ」と音声ガイドされます。 手順4 [録音キー] を押し、録音を再開します。 手順5 [再生・停止キー] を押し、録音を停止します。 <73ページ> <ポイント> ●録音準備中に録音をキャンセルしたい場合は、[再生・停止キー] を押してください。 ●本製品でSDカードに録音したものは、すべてDAISY図書の1タイトルとして記録されます。 ●USB接続の記録装置には録音できません。ただし、バックアップは可能です。バックアップについては、「5章 データをバックアップする」82ページ以降を参照してください。 ●録音中は電源LEDが橙色に点灯し、録音準備中または録音ポーズ中は橙色で点滅します。 ●手順1)の状態を「録音準備状態」あるいは「録音準備中」、手順2)と手順4)の状態を「録音状態」あるいは「録音中」、手順3)の状態を「録音ポーズ状態」あるいは「録音ポーズ中」と呼びます。 ●工場出荷時の録音音質は「MP3 128kステレオ」に設定されています。 <74ページ> @4.1.2 追加録音する 追加録音とは、すでに録音されたタイトルの最後に追加して録音することです。 手順1 追加録音したいタイトルを選択します。 手順2 [録音キー] を押し、録音準備状態に入ります。以下のような音声ガイドが流れます。 「DAISY図書1」 「録音キーで録音開始。右キーまたは左キーで録音するタイトルを選択」 「音量確認」 手順3 [録音キー] を押します。録音が開始されます。 手順4 [再生・停止キー] を押し、録音を停止します。 <ポイント> ●追加録音できないタイトルは、編集準備を行うことで追加録音可能になる場合があります。編集準備の詳細は「10.3.5 編集準備」140ページを参照してください。 ●録音を開始すると追加録音の冒頭部に自動的に見出しを設定します。 ●本製品では、挿入録音やパンチイン録音はできません。 <75ページ> @4.1.3 録音準備中に新規タイトルを作成する 録音準備中に新規タイトルを作成することができます。 手順1 [録音キー] を押し、録音準備状態に入ります。以下のような音声ガイドが流れます。 「DAISY図書1」 「録音キーで録音開始。右キーまたは左キーで録音するタイトルを選択」 「音量確認」 手順2 [右キー] を何回か押すことで新規タイトルを選択します。「新規タイトル」と音声ガイドが流れます。 手順3 [録音キー] を押します。録音が開始されます。 手順4 [再生・停止キー] を押し、録音を停止します。 <ポイント> ●新規タイトルは右キーを押すことで最後に選択できます。 ●新規タイトル以外に、[右キー] または [左キー] で追加録音するタイトルを変更することもできます。追加録音できないタイトルは音声ガイドされません。 ●録音キーを押す前に新しいタイトルを作成することもできます。詳しくは「10.3.3 新規タイトル作成」138ページを参照してください。 <76ページ> @4章2 メモ録 メモなどの短い文を簡単に録音できます。メモ録は、本製品の内蔵メモリに録音されます。 メモ録は選択されているメディアにかかわらず、録音キーを長く押し続けることで録音できます。 @4.2.1 メモ録を録音する 明日のスケジュールをメモ録に録音するには以下のように行います。 手順1 [録音キー] を押したまま、メモを録音します。音声ガイドが「メモ録」と言ってから録音を開始してください。 例:「明日は友人と食事をする」 手順2 [録音キー] から指を離すと、メモ録が終了します。 手順3 今、録音した内容が再生されます。 <77ページ> <ポイント> ●メモ録1回の録音時間は最大1分です。 ●メモ録で録音できるのは最大200個、総時間は30分までです。 ●メモ録には、録音した日付情報が付きます。 ●メモ録が最大数または総時間を超えると、その旨を伝える音声ガイドがありますので、不要なメモ録を削除してください。削除方法は「4.2.4 選択中のメモ録を削除する」79ページを参照してください。 ●すべてのメモ録をSDカードに保存することができます。「5.3.1 すべてのメモ録からSDカードへ」92ページを参照してください。 ●メモ録の録音音量は自動調整されます。手動で録音音量を設定することはできません。 ●メモ録の音質は MP3 32kモノラルです。音質を変更することはできません。 ●メモ録にはしおりを付けることができません。 ●弊社製品PTR2のようにメモリ配分を設定する必要はありません。 @4.2.2 メモ録を再生する メモ録を再生するには以下のように行います。 手順1 [タイトルキー] を何回か押すことで「メモ録」に移動します。 手順2 [再生・停止キー] を押すと、メモ録が再生されます。 手順3 [右キー] または [左キー] を押すと、次のメモ録または前のメモ録が再生されます。 <78ページ> @4.2.3 ダイレクト メモ録移動 5番目のメモ録に移動するには以下のように操作します。 手順1 [タイトルキー] を何回か押して「メモ録」に移動します。 手順2 [移動キー] を押します。以下のような音声ガイドが流れます。 「移動先のメモ録番号を入力」 「再生停止キーまたは下キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 「番号0で最後のメモ録に移動」 手順3 数字の [5キー] を押します。 手順4 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。5番目のメモ録の再生が始まります。 <79ページ> @4.2.4 選択中のメモ録を削除する 選択中のメモ録を削除するには以下のように操作します。 手順1 削除したいメモ録を選択(再生)します。 手順2 [メニューキー] を押します。[右キー] または [左キー] で「メモ録」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「選択中のメモ録を削除」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「選択中のメモ録を削除しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。「削除しました」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●削除したいメモ録を選択(再生)する方法は、「4.2.2 メモ録を再生する」77ページ、または「4.2.3 ダイレクト メモ録移動」78ページを参照してください。 ●メニューに入った後、[上キー] を1回押すとひとつ前の操作に戻ることができます。[上キー] を長く押すか、または [メニューキー] を押すと、メニューを抜けることができます。 ●メモ録を削除すると、その番号以降の番号がひとつずつ繰り上がります。 <80ページ> @4.2.5 すべてのメモ録を削除する すべてのメモ録を一度に削除するには以下のように操作します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「メモ録」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「すべてのメモ録を削除」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 「すべてのメモ録を削除しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。「削除しました」と音声ガイドがあります。 <81ページ> <82ページ> @5章 データをバックアップする 本製品では、本体底面のUSB端子を使用することでDAISY図書、音楽CD、音声ファイル、テキストファイルなどをバックアップ(コピー)することが可能です。DAISY図書CDや音楽CDを本製品に装着されたSDカードに取り込んだり、逆に、本製品のSDカードに録音したものを、USBのカードリーダーライターを用いてCFカードなどに取り出すことができます。 DAISY図書CDから本製品のSDカードにバックアップする場合、前者を「バックアップ元」、後者を「バックアップ先」と呼びます。 <注意> ●本製品は著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障害者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または、刑事上の制裁を受ける場合があります。 ●音楽CD等のコピーは個人として楽しむ他は、著作権法上、権利者に無断で使用できません。 ●付属のUSBケーブルの金属端子には、鋭利な部分があります。金属部分に触れる際にはケガをしないよう、十分に注意してください。 <83ページ> <ポイント> ●メディアの種類やカードリーダーライター、CDドライブの機種等によってはバックアップができない場合があります。 ●本製品同士を接続してバックアップを行うことはできません。SDカードからSDカードへデータを転送する際は、カードリーダーライターやパソコンを用いて転送してください。 ●バックアップ先の容量が足りない場合は、バックアップを開始する際に、その旨を音声ガイドします。 ●現在のメディアの使用容量・空き容量と現在のタイトルの使用容量は、「メディア管理」の「メディア・タイトル情報」で確認することができます。詳しい操作方法は「10.3.1 メディア・タイトル情報」135ページを参照してください。 ●バックアップの進捗状況を知るには、バックアップ中に [上キー] 以外のキーを押してください。バックアップの進捗状況をパーセントで音声ガイドします。 ●バックアップをキャンセルするには、バックアップ中に [上キー] を押してください。(確認の音声ガイドが流れます。) ●バックアップ中にUSBケーブルやメディアを抜いたり、本製品の電源や接続中のUSB機器の電源を切ったりしないでください。データが失われる可能性があります。バックアップを途中でキャンセルするには、[上キー] を押してください。 ●バックアップの際は電源アダプターの使用をお薦めします。バッテリー駆動でバックアップを行うと、バックアップ中にバッテリーがなくなる場合があります。この場合、バックアップが強制的に中断され、不完全なデータがバックアップ先のメディアに残ってしまいます。 <84ページ> @5章1 USB機器から本製品のSDカードにデータをバックアップする @5.1.1 DAISY図書CDからSDカードへ USB接続の外付けCDドライブに入っているDAISY図書CDを、本製品に装着されているSDカードにバックアップすることができます。 手順1 本製品の電源を切り、本製品にSDカードを入れます。 手順2 外付けCDドライブと本製品を付属の短いUSBケーブル等で接続します。 手順3 外付けCDドライブの電源を入れてCDをセットし、次に本製品の電源を入れます。 手順4 [タイトルキー] で「USB機器」を選択します。 手順5 バックアップするタイトルを [右キー] または [左キー] で選択します。タイトルがひとつしかない場合は自動的にそのタイトルが選択されます。 手順6 数字の [9キー] を押します。次のような音声ガイドが流れます。 「選択中のタイトルをSDカードへバックアップしますか?」 「再生停止キーまたは下キーで決定、上キーでキャンセル」 <85ページ> 手順7 [再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。バックアップが始まります。 <ポイント> ●外付けCDドライブの種類によってはバックアップができない場合があります。 ●バックアップ元がマルチタイトルの場合、1度に複数のタイトルをバックアップすることはできません。1タイトルずつバックアップしてください。 ●約600MBのDAISY図書CDをSDカードにバックアップするには、約80分ほどの時間が必要です。(PTR2を使用しての時間です。)ただし、DAISY図書の見出し数、使用するドライブの種類によってはバックアップに時間がかかる場合があります。 ●弊社製品PTR2を外付けCDドライブとして使用する際、PTR2の「USB動作の切り替え」を「カードドライブ」に変更している場合は、「CDドライブ」に戻してください。詳しくはPTR2取扱説明書9章7「USB動作の切り替え」を参照してください。PTR1に関してはこのような操作をする必要はありません。 <86ページ> @5.1.2 音楽CDからSDカードへ USB接続のCDドライブに入っている音楽CDを、本製品に装着されているSDカードにバックアップすることができます。 手順1 本製品の電源を切り、本製品にSDカードを入れます。 手順2 外付けCDドライブと本製品を付属の短いUSBケーブル等で接続します。 手順3 外付けCDドライブの電源を入れてCDをセットし、次に本製品の電源を入れます。 手順4 [タイトルキー] で「USB機器」を選択します。 手順5 数字の [9キー] を押します。 「音楽CDのバックアップ音質を選択」と音声ガイドがあります。 手順6 [右キー] または [左キー] で音質を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。 手順7 「選択中のタイトルをSDカードへバックアップしますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。バックアップが始まります。 <87ページ> <ポイント> ●外付けCDドライブやCDの種類によってはバックアップができない場合があります。 ●トラック(曲)単位でバックアップすることはできません。アルバム全体がバックアップされます。 ●1枚のSDカードの中に、音楽CDは最大100枚分までバックアップが可能です。ただし、SDカードの空き容量が不足している場合は、それ以上バックアップすることはできません。 ●選択可能な音質はPCMステレオ、MP3 256kステレオ、MP3 128kステレオの3種類です。 ●演奏時間約70分の音楽CDをSDカードにバックアップするには、PCMステレオの場合、約80分、MP3 256kステレオの場合、約80分、MP3 128kステレオの場合、約70分必要となります。(PTR2を使用しての時間です。)ただし、音楽CDのトラック数、使用するドライブの種類によってはバックアップに時間がかかる場合があります。 ●弊社製品PTR2を外付けCDドライブとして使用する際、PTR2の「USB動作の切り替え」を「カードドライブ」に変更している場合は、「CDドライブ」に戻してください。詳しくはPTR2取扱説明書9章7「USB動作の切り替え」を参照してください。PTR1に関してはこのような操作をする必要はありません。 <88ページ> @5.1.3 USB接続のカードライターのメディアからSDカードへ USB接続のメディアに入っているDAISY図書や音声ファイルやテキストファイルを、本製品に装着されているSDカードにバックアップすることができます。 手順1 本製品の電源を切り、本製品にSDカードを入れます。 手順2 外付けUSB機器と本製品を付属の短いUSBケーブル等で接続します。 手順3 外付けUSB接続の記録装置に電源がある場合は電源を入れ、次に本製品の電源を入れます。 手順4 [タイトルキー] で「USB機器」を選択します。 手順5 バックアップするタイトルを [右キー] または [左キー] で選択します。タイトルがひとつしかない場合は自動的にそのタイトルが選択されます。 手順6 数字の [9キー] を押します。 手順7 「選択中のタイトルをSDカードへバックアップしますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。バックアップが始まります。 <89ページ> <ポイント> ●外付けUSB機器やメディアの種類によってはバックアップができない場合があります。 ●カードリーダーライターにメディアを差し込む際は、1枚だけにしてください。同時に何枚も差し込まないでください。 ●バックアップ元にタイトルが2つ以上ある場合、1度に複数のタイトルをバックアップすることはできません。1タイトルずつバックアップしてください。 ●弊社製品PTR2を外付けCFカードドライブとして使用する際、PTR2の「USB動作の切り替え」を工場出荷時の「CDドライブ」にしている場合は、「カードドライブ」に変更してください。詳しくはPTR2取扱説明書9章7「USB動作の切り替え」を参照してください。 ●弊社製品PTR1はカードドライブとして使用することはできません。 <90ページ> @5章2 本製品のSDカードから他の機器にデータをバックアップする @5.2.1 SDカードからUSB接続のカードライターのメディアへ 本製品に装着されているSDカードに録音した内容を、USB接続のカードライターのメディアにバックアップすることができます。 手順1 本製品の電源を切り、本製品にSDカードを入れます。 手順2 外付けUSB接続のカードライターと本製品を付属の短いUSBケーブル等で接続します。 手順3 本製品の電源を入れます。 手順4 [タイトルキー] で「SDカード」を選択します。 手順5 バックアップするタイトルを [右キー] または [左キー] で選択します。タイトルがひとつしかない場合は自動的にそのタイトルが選択されます。 手順6 数字の [9キー] を押します。 <91ページ> 手順7 「選択中のタイトルをUSB機器のメディアへ バックアップ しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。バックアップが始まります。 <ポイント> ●バックアップ先としてCD/DVDドライブを選択することはできません。 ●USB接続のカードライターやメディアの種類によってはバックアップができない場合があります。 ●カードライターにメディアを差し込む際は、1枚だけにしてください。同時に何枚も差し込まないでください。 ●バックアップ元にタイトルが2つ以上ある場合、1度に複数のタイトルをバックアップすることはできません。1タイトルずつバックアップしてください。音楽の場合はアルバム単位でバックアップされます。 ●弊社製品PTR2を外付けCFカードドライブとして使用する際、PTR2の「USB動作の切り替え」を工場出荷時の「CDドライブ」にしている場合は、「カードドライブ」に変更してください。詳しくはPTR2取扱説明書9章7「USB動作の切り替え」を参照してください。 ●弊社製品PTR1はカードドライブとして使用することはできません。 <92ページ> @5章3 メモ録をSDカードにバックアップする @5.3.1 すべてのメモ録からSDカードへ 録音したメモ録はSDカードに保存することができます。 手順1 SDカードを本製品に入れてから電源を入れます。 手順2 [タイトルキー] を何回か押して「メモ録」に移動します。 手順3 [9キー] を押します。 手順4 「選択中のタイトルをSDカードへバックアップしますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。バックアップが始まります。 <ポイント> ●メモ録からSDカードにバックアップが終了しても、メモ録側の内容が自動的に削除されたりはしません。メモ録側の内容を削除する場合は「4.2.5 すべてのメモ録を削除する」80ページを参照してください。 ●SDカードに保存されたメモ録は編集することができます。 ●SDカードに保存されたメモ録には、レベル1の見出しがつきます。 ●メモ録はSDカードにしかバックアップできません。 <93ページ> @6章 基本操作編:その他の機能 @6章1 お休みタイマー 設定した時間で電源を自動的にOFFにします。お休み前にDAISY図書などを聞きながら眠りたいときに設定しておくと便利です。お休みタイマーの時間は以下のように設定します。 手順1 電源ONの状態で[電源キー]を短く押します。1回押すと「15分」に設定されます。 次のように音声ガイドがながれます。 「お休みタイマー15分」「設定しました」 手順2 音声ガイドが流れている間に、もう1回押すと「30分」に再設定されます。 手順3 音声ガイドが流れている間に、[電源キー] を短く押していくと、「45分」、「1時間」「1時間30分」、「2時間」、「OFF」と再設定されます。 <ポイント> ●設定後,、6秒以上経過してから[電源キー]を短く押すと、お休みタイマーの残り時間が音声ガイドされます。 ●設定後にお休みタイマーを取り消すには、「OFF」に再設定します。 <94ページ> @6章2 しおり あとで読み返す際の目印として、好きなところに「しおり」を付けることができます。しおりには、以下の2種類があります。 @しおり:1から65,000までの番号を付けることができます。 A音声しおり:しおりと一緒に音声を録音することができます。 <ポイント> ●しおりの数は、音声しおりも含めて本製品では合計10,000個まで付けることができます。これを超えた場合は、最近使われていないしおりから自動的に削除されます。 ●しおりは本製品の内蔵メモリに記録するものです。見出し等のようにDAISY図書のファイルに付けるものではありません。したがって、しおりは、ご利用の本製品でのみ使用できます。 <95ページ> @6.2.1 しおりを付ける 番号を指定してしおりを付けます。「しおり1」を付けてみましょう。 手順1 しおりを付けたい場所に移動します。 手順2 [しおりキー] を2回押します。次のような音声ガイドが流れます。 「設定するしおり番号を入力」 「再生停止キーまたは#キーで決定、録音キーで音声しおりの録音準備、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 手順3 しおりの番号の [1キー] を押します。 手順4 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。「しおり1 設定しました」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●メモ録にはしおりを付けることができません。 ●しおりの番号はタイトルごとに付けられます。 <96ページ> @6.2.2 音声しおりを付ける しおりに音声でメモを付けたいときに使います。3番のしおりに「先生に質問」という声のメモを付けるには、以下のように操作します。 手順1 しおりを付けたい場所に移動します。 手順2 [しおりキー] を2回押します。次のような音声ガイドが流れます。 「設定するしおり番号を入力」 「再生停止キーまたは#キーで決定、録音キーで音声しおりの録音準備、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 手順3 しおりの番号の [3キー] を押します。 手順4 [録音キー] を押し、録音準備状態にします。次のような音声ガイドが流れます。 「決定」 「録音キーを押している間、録音されます」 「音量確認」 手順5 [録音キー] を押し続けながら、メモの内容を録音します。 「先生に質問」 と言ってから指を離します。「しおり3 設定しました」と音声ガイドがあります。 手順6 録音した内容が再生されます。 <97ページ> <ポイント> ●1つの音声しおりに録音できる時間は1分以内です。 ●音声しおりの合計録音時間は30分です。合計時間を超えた場合は、最近使われていない音声しおりから自動的に削除されます。 ●弊社製品PTR2のようにメモリ配分を設定する必要はありません。 ●録音準備中に情報キー(数字の[5キー])を何回か押すと録音可能時間がガイドされます。 ●音声しおりの音質は MP3 32kモノラルです。 ●再生中に音声しおりを再生するかしないかの切り替えは「6.2.7 音声しおり再生設定」101ページを参照してください。 ●音声しおりが付けられたタイトルを再生すると、音声しおりが付けられた場所に来た際に、音声しおりが自動再生されます。音声しおりの自動再生を停止するには「6.2.7 音声しおり再生設定」101ページを参照してください。 <98ページ> @6.2.3 番号でしおりに移動する 3番のしおりに移動するには以下のように操作します。 手順1 [しおりキー] を1回押します。 手順2 しおりの番号の [3キー] を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。しおり3 の位置から再生されます。 @6.2.4 前後のしおりに移動する 手順1 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「しおり」を選択します。「しおり」と音声ガイドがあります。 手順2 [右キー] を押すと次の番号のしおりに移動し、[左キー] を押すと前の番号のしおりに戻ります。 移動した位置から再生が始まります。 <ポイント> ●しおりをひとつも付けていないと、手順1で「しおり」を選択することはできません。 ●音声しおりの移動方法も同じです。 <99ページ> @6.2.5 しおりを削除する 4番のしおりを削除するには以下のように操作します。 手順1 [しおりキー] を3回押します。次のような音声ガイドがながれます。 「削除するしおり番号を入力」「再生停止キーまたは#キーで決定、上キーまたはアスタリスクキーでキャンセル」 手順2 しおりの番号の [4キー] を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 「決定」「しおり4削除しました」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●音声しおりも削除の方法は同じです。 <100ページ> @6.2.6 選択中タイトルのしおりを削除 現在聞いているタイトルに付けたしおりを、まとめて削除できます。音楽に付けたしおりは、この操作ですべて削除されます。 手順1 [メニューキー] を押し、左右キーで「しおり」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「選択中のタイトルのしおりを削除」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 「選択中タイトルのしおりを削除しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 「決定」「削除しました」と音声ガイドがあります。 <101ページ> @6.2.7 音声しおり再生設定 再生中に、音声しおりを「再生する」「再生しない」の切り替えができます。工場出荷時の設定は、「再生する」です。 手順1 [メニューキー] を押し、左右キーで「しおり」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「音声しおり再生設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「再生する」または「再生しない」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 「決定」「設定しました」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●「再生しない」に設定しても、[右キー] または [左キー] でのしおり移動や、番号指定でしおりに移動した際には、音声しおりは再生されます。 <102ページ> @6章3 その他の機能 @6.3.1 キー説明 [メニューキー] の長押しで、キーの名称と説明を音声ガイドします。 手順1 [メニューキー] を5秒以上長く押すとキー説明モードに入ります。「キー説明開始」と音声ガイドがあります。 手順2 説明を聞きたいキーを短く押すと、そのキーに関する説明がガイドされます。 手順3 [メニューキー] を5秒以上長く押すと、キー説明が終了します。「キー説明終了」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●キー説明の最中に [電源キー] を押すと、 [電源キー] についての説明が音声ガイドされるだけで、電源は切れません。電源を切る場合は、キー説明を終了してから電源を切ってください。 @6.3.2 キーロック 本体右側面にあるキーロックスイッチを上方向にスライドさせると、キーロックが有効になります。「キーロック有効」と音声ガイドがあります。キーロックは本製品を持ち運ぶ際にキーが誤って押されても動作しないようするために使用します。キーロックスイッチを下方向にスライドさせるとキーロックが無効になります。「キーロック無効」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●電源をON/OFFする際にはキーロックを無効にしてください。 ●再生中や録音中でもキーをロックすることができます。 <103ページ> @6.3.3 ヘルプを聞く 本取扱説明書の内容を音声ガイドで聞くことができます。 手順1 [0キー] を押します。「ヘルプ開始」と音声ガイドがあります。 手順2 DAISY図書の再生方法と同じ方法でヘルプを聞くことができます。 手順3 もう一度 [0キー] を押すとヘルプが終了します。「ヘルプ終了」と音声ガイドがあります。 <ポイント> ●DAISY図書の再生方法は「3章3 DAISY図書を聴く」56ページ以降を参照してください。 <104ページ> @7章 パソコンでの応用 @7章1 データを転送する @7.1.1 パソコンからSDカードへ 本製品をパソコンと接続すると、本製品は外付けドライブとして認識されます。パソコンのCDドライブやハードディスクから本製品のSDカードにDAISY図書や音声ファイル、テキストファイルを転送したり、本製品のSDカード内のファイルを削除したりすることができます。 付属の長いUSBケーブルでパソコンと接続すると、本製品のSDカードはリムーバブルディスクとして認識され、パソコンからSDカードにデータを書き込んだり、SDカードの内容をパソコンに読み込んだりすることが可能になります。対応OSは、Windows 2000、XP、Windows Vista です。 ●パソコンと本製品を接続します。 手順1 本製品にACアダプターを接続します。本製品にSDカードが入っていることを確認し、本製品とパソコンの電源を入れます。 手順2 本製品とパソコンが起動してから、付属のUSBケーブル(長)で直接接続します。(途中にUSBハブなどを経由しないでください。) 手順3 パソコンのマイコンピュータ(エクスプローラ)で、本製品のSDカードがリムーバブルディスクとして認識されます。 ●データを転送します。 パソコンのマイコンピュータ(エクスプローラ)上でDAISY図書、音声ファイル、テキストファイルをSDカードにコピー&ペーストすることでパソコンのファイルを本製品のSDカードに取り込むことができます。 <105ページ> なお、DAISY図書のファイルを転送する場合は、フォルダごと転送するか、または、新しいフォルダを作って、その中に転送してください。 ●パソコンから本製品を取り外します。以下の2つの方法があります。 <方法1> 手順1 パソコンの画面右下のタスクトレイにある「ハードウェアの(安全な)取り外し」を左クリックします。 手順2 「USB大容量記憶装置デバイス・・の停止(停止します)」あるいは、「USB大容量記憶装置デバイス・・安全に取り外します」を左クリックします。 手順3 「USB大容量記憶装置デバイス・・安全に取り外すことができます」とのダイアログまたはバルーンを閉じます。 手順4 本製品が再起動する前にUSBケーブルを外します。 <方法2> 手順1 パソコンと本製品の電源を切ります。 手順2 USBケーブルを外します <ポイント> ●対応OSは、Windows 2000、XP、Windows Vista です。これらのOS以外での動作は保証いたしません。 ●本製品がパソコンに接続されている時に、本製品の電源を切ったり、USBケーブルやSDカードを抜いたりしないでください。 ●DAISY図書のファイルをコピーする場合は、フォルダごと転送するか、または、新しいフォルダを作って、その中に転送してください。SDカードのルートフォルダにはDAISY図書のファイルを転送しないでください。SDカードのルートフォルダにDAISY図書のファイルを転送すると、再生以外の操作ができなくなります。 <106ページ> @7.1.2 SDカードからパソコンへ 付属の長いUSBケーブルでパソコンと接続することで、本製品のSDカードはリムーバブルディスクとして認識され、SDカードの内容をパソコンに読み込むことが可能になります。対応OSは、Windows 2000、XP、Windows Vista です。 ●パソコンと本製品を接続します。詳しくは「7.1.1 パソコンからSDカードへ」104ページを参照してください。 ●データを転送します。 パソコンのマイコンピュータ(エクスプローラ)上でDAISY図書、音声ファイル、テキストファイルをSDカードからコピー&ペーストすることでSDカードに記録されているファイルをパソコンに転送することができます。詳しくはパソコンの操作方法に関する説明書を参照してください。 ●パソコンから本製品を取り外します。詳しくは「7.1.1 パソコンからSDカードへ」105ページを参照してください。 <ポイント> ●対応OSは、Windows 2000、XP、Windows Vista です。これらのOS以外での動作は保証いたしません。 ●本製品がカードドライブとしてパソコンに接続されている時に、本製品の電源を切ったり、USBケーブルやSDカードを抜いたりしないでください。 <107ページ> @7章2 テキストファイルを聴く @7.2.1 テキストファイルについて テキストファイルとは文字データから作られたファイルを表します。本製品ではテキストリーダーによってテキスト形式とHTML形式のファイルを読み上げることが可能です。 @7.2.2 移動単位について テキストファイル内を以下のような単位で移動することができます。 1.レベル(HTML形式のみ) : HTMLファイル内にはレベル1からレベル6までの見出しが付けられており、それらは<h1>から<h6>までのタグと呼ばれています。 2.段落:空白の行で区切られた文です。 3.文:句点、疑問符、感嘆符で区切られた一文です。 4.しおり:ユーザーの好きな場所につけられる印です。 <ポイント> ●しおり単位の移動については「6.2.3 番号でしおりに移動する」「6.2.4 前後のしおりに移動する」98ページを参照してください。 ●読み上げ可能なファイルサイズは最大6MBまでです。 <108ページ> @7.2.3 テキストファイル内での移動 ひとつのテキストファイル内で移動する方法を説明します。たとえば3段落目の2つ目の文に移動するには以下のように操作します。 手順1 まず、再生するテキストファイルに移動しておきます。 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「段落」を選択します。 手順2 [右キー] を何回か押して、3つ目の段落まで移動します。 手順3 [上キー] または [下キー] を何回か押して、「文」を選択します。 手順4 [右キー] を何回か押して、2つ目の文まで移動します。3段落目の2つ目の文が再生されます。 <ポイント> ●直前に別のタイトルを再生していた場合は、タイトル移動で目的のテキストファイルに移動してください。タイトルに移動する方法は、「3.1.1 読みたい本や音楽を選ぶ」50ページを参照してください。 <109ページ> @7.2.4 テキストファイル内でのダイレクト移動 テキストファイル内の位置を%で指定して移動できます。たとえば、50%と指定して移動してみましょう。以下の操作により、テキストファイルの全文字数の50%の位置にある文の、次の文の冒頭に移動することができます。 手順1 [移動キー] を1回押します。音声で「移動先の位置をパーセントで入力」とガイドされます。 手順2 数字キーの5と0を押します。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] を押して決定します。50%の位置の、次の文の冒頭から再生が始まります。 @7.2.5 テキストファイルの早送り、巻き戻し [右キー] を押し続けると早送りされ、[左キー] を押し続けると巻き戻されます。 手順1 [右キー] または [左キー] を押し続けます。[右キー] を押し続けると、文を5つずつ早送りし、[左キー]を押し続けると5つずつ巻き戻します。[右キー] を押し続けると、5文、10文、15文、20文、25文、30文・・・と送られていきます。 手順2 再生したいところで指を離すと、自動的に再生が始まります。 <110ページ> @8章 使いこなし編:録音 @8章1 録音音量の調整 @8.1.1 自動音量調整の切り替え 本製品には、自動的に録音音量を調整する機能があり、工場出荷時の設定は「自動音量調整あり」です。自動音量調整を「なし」にすることもできます。その場合には以下のように設定します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「録音設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「自動音量調整の切り替え」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「自動音量調整なし」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <111ページ> @8.1.2 録音音量を調整して録音する 自動音量調整を「なし」にすると録音音量を手動で調整することができます。調整の手順は以下のようになります。 手順1 自動音量調整が「あり」になっている場合は、「8.1.1 自動音量調整の切り替え」110ページの方法で自動音量調整を「なし」に設定します。 手順2 [録音キー] を押します。録音準備状態に入り、音声ガイドが流れます。 手順3 [上キー] または [下キー] で音量を調整します。適切な音量より小さかったり、大きかったりすると、「小さい」あるいは「大きい」という音声ガイドが流れます。適した音量になると「良い」という音声ガイドが流れます。 手順4 [録音キー] を押します。録音が開始されます。 手順5 [再生・停止キー] を押し、録音を停止します。 <ポイント> ●内蔵マイクの録音音量も調整することができます。 ●録音音量は、0から20まで1段階ずつ調整できます。 <112ページ> @8.1.3 録音中音量確認 適切な音量よりも録音音量が小さければ、本製品は「小さい」と音声でガイドします。このような音声ガイドによる音量確認のことを「録音中音量確認」と言います。音量確認の音声ガイドの種類は以下のとおりです。 自動音量調整が「あり」の場合、音声で「自動」とガイドされます。 自動音量調整が「なし」で、録音音量が適量の場合、音声で「良い」とガイドされます。 自動音量調整が「なし」で、録音音量が小さい場合、音声で「小さい」とガイドされます。 自動音量調整が「なし」で、録音音量が大きい場合、音声で「大きい」とガイドされます。 <ポイント> ●録音中の音声ガイドが「ガイドなし」に設定されている場合は、録音中の音量確認はできません。音声ガイドの有無については、「8.3.2 録音中の音声ガイドの「あり/なし」」118ページを参照してください。 @8.1.4 録音中音量確認の「あり/なし」 [タイトルキー] を押すことによって録音中音量確認の「あり」か「なし」かを切り替えることができます。録音準備中などに [タイトルキー] を1回押すと録音中音量確認が「あり」になり、もう1回押すと録音中音量確認が「なし」になります。 手順1 録音準備中、録音ポーズ中、または録音中に [タイトルキー]を押します。録音中音量確認ができるようになり、音声で「録音中音量確認あり」とガイドされます。 手順2 もう一度[タイトルキー]を押します。録音中音量確認ができなくなり、音声で「録音中音量確認なし」とガイドされます。 <113ページ> @8章2 録音設定 @8.2.1 録音モードと録音音質について 録音モードには以下の6種類があります。 ・標準:周囲の雑音がやや少ない時に用います。 ・会議:会議や講義などのように、周囲の雑音がやや多い時に用います。 ・音楽:CDプレーヤーのような機器からライン録音する時に用います。 ・テープ:テープレコーダーからライン録音する時に用います。 ・ラジオ:ラジオからライン録音する時に用います。 ・カスタム:以下の項目について、個別に調整が可能です。 @自動見出し設定:設定した秒数以上の無音が続いたときに自動的にセクションを分割します。 A録音の自動停止時間:設定した時間以上の無音が続いた場合、録音を自動的に停止します。 B録音開始タイミング:「録音キー操作時」は[録音キー]を押した時点で録音が開始されます。「音声検知時」は[録音キー]を押しても、録音はすぐには開始されません。音声を検知したときに録音を開始します。 C入力音のノイズ量:入力音のノイズとは、たとえばテープから音を入力する場合のヒスノイズなどです。家庭で録音する場合は「標準」を、静かな場所で録音する場合は「少ない」を選択してください。 <ポイント> ●弊社製品PTR2の図書制作モードにある「倍速録音設定」や「フレーズの自動分割」の設定は本製品にはありません。 <114ページ> 録音モードの設定値は以下のようになります。カスタムモード以外のモードは、以下の設定値に固定されています。カスタムモードの場合は項目の中から選択できます。 録音モードごとの設定 @標準 自動見出し設定:しない 録音の自動停止時間:自動停止しない 録音開始タイミング:録音キー操作時 入力音のノイズ量:標準(−28dB) A会議 自動見出し設定:しない 録音の自動停止時間:自動停止しない 録音開始タイミング:録音キー操作時 入力音のノイズ量:多い(−20dB) B音楽 自動見出し設定:2秒 録音の自動停止時間:1分 録音開始タイミング:録音キー操作時 入力音のノイズ量:少ない(−40dB) Cテープ 自動見出し設定:4秒 録音の自動停止時間:1分 録音開始タイミング:音声検知時 入力音のノイズ量:標準(−28dB) Dラジオ 自動見出し設定:しない 録音の自動停止時間:1分 録音開始タイミング:音声検知時 入力音のノイズ量:標準(−28dB) Eカスタム 自動見出し設定:しない、1秒、2秒、3秒、4秒、5秒、から選択 録音の自動停止時間:自動停止しない、30秒、1分、2分、3分、4分、5分、から選択 録音開始タイミング:録音キー操作時、音声検知時、から選択 入力音のノイズ量:少ない(−40dB)、標準(−28dB)、多い(−20dB)から選択 録音設定では録音モードと録音音質の両方を選ぶことができます。録音音質はPCMステレオ、PCMモノラル、MP3 256kステレオ、MP3 128kステレオ、MP3 64kモノラル、MP3 32kモノラルの6種類から選ぶことができます。工場出荷時の録音モードは「標準」、録音音質は「MP3 128kステレオ」に設定されています。 <115ページ> @8.2.2 録音音質と録音可能時間について 選択した録音音質とともに録音可能時間も変わります。良い音質ほど録音に必要なデータ量が多くなるため録音可能時間は短くなります。以下にSDカードの容量と録音可能時間をまとめました。(SDカード購入の際には、別紙の「動作確認済品一覧」をご覧ください。) SDカードの容量と、録音可能時間 @1GBの場合 PCMステレオ(44.1kHz)で録音:録音可能時間約90分 PCMモノラル(22.05kHz):約6時間 MP3 256k ステレオ(44.1kHz):約7.5時間 MP3 128k ステレオ(44.1kHz):約15時間 MP3 64k モノラル(44.1kHz):約30時間 MP3 32k モノラル(22.05kHz):約60時間 A2GBの場合 PCMステレオ(44.1kHz)で録音:録音可能時間約3時間 PCMモノラル(22.05kHz):約12時間 MP3 256k ステレオ(44.1kHz):約15時間 MP3 128k ステレオ(44.1kHz):約30時間 MP3 64k モノラル(44.1kHz):約60時間 MP3 32k モノラル(22.05kHz):約120時間 B4GBの場合 PCMステレオ(44.1kHz)で録音:録音可能時間約6時間 PCMモノラル(22.05kHz):約24時間 MP3 256k ステレオ(44.1kHz):約30時間 MP3 128k ステレオ(44.1kHz):約60時間 MP3 64k モノラル(44.1kHz):約120時間 MP3 32k モノラル(22.05kHz):約240時間 C8GBの場合 PCMステレオ(44.1kHz)で録音:録音可能時間約12時間 PCMモノラル(22.05kHz):約48時間 MP3 256k ステレオ(44.1kHz):約60時間 MP3 128k ステレオ(44.1kHz):約120時間 MP3 64k モノラル(44.1kHz):約240時間 MP3 32k モノラル(22.05kHz):約480時間 <ポイント> ●SDカードに実際に記録できるデータ容量は、カードに表示されているデータ容量よりも少ない場合があります。 <116ページ> @8.2.3 録音モードと録音音質の選択 録音モードを「標準」から「テープ」に変更し、音質をMP3 64kモノラルに変更するには以下のように設定します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「録音設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「録音モードの選択」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「テープ」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「音質を選択」と音声ガイドがありますので、[右キー] または [左キー] で「MP3 64キロ モノラル」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <ポイント> ●録音準備中に [メニューキー] を押すと直接「録音設定」に入ることができます。 <117ページ> @8章3 その他の録音設定 @8.3.1 モニター出力の「あり/なし」 録音準備中や録音中に、しおりキーでモニター出力を「あり」または「なし」にすることができます。工場出荷時の設定は「モニター出力あり」です。 マイクで録音する場合、内蔵スピーカーでのモニターはハウリングの原因になりますので、モニター出力は自動的に「なし」になります。しかし、この場合でもヘッドホンでは音声を聞くことができます。録音準備中にモニター出力を「あり」または「なし」にするには以下のように設定します。 手順1 外部音声入力端子に録音用接続ケーブルを接続します。 手順2 [録音キー] を押し、録音準備状態に入ります。 手順3 [しおりキー] を押すたびに、モニター出力が入ったり切れたりします。 手順4 [録音キー] を押して、録音を開始します。 <ポイント> ●録音モニターは録音準備状態に入る毎に「あり」になりますので、「録音モニターなし」に設定する際は、その都度、設定を行ってください。 ●マイクで録音する際に録音モニターを「あり」にすると、ハウリングが発生する場合があります。その際はヘッドホンを使用してください。 <118ページ> @8.3.2 録音中の音声ガイドの「あり/なし」 マイクから録音する際、音声ガイドが録音されないようにするために設定します。工場出荷時の設定は、「ガイドあり」です。録音中の音声ガイドを「ガイドなし」にするには以下のように設定します。 手順1 [メニューキー] を押し、左右キーで「録音設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「録音中の音声ガイド切り替え」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「ガイドなし」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <ポイント> ●音声ガイドが録音されないようにするためには、この方法の他に、ヘッドホンを接続するという方法もあります。ヘッドホンを接続すると、音声ガイドがヘッドホンに流れるので、音声ガイドが録音されることはありません。 <119ページ> @8章4 外付けマイクやラインから録音する @8.4.1 外付けマイクとライン入力の選択 外部音声入力端子に外付けマイクやラインインのジャックを差し込むと、「マイク使用モード」あるいは「ラインイン使用モード」と音声ガイドされます。工場出荷時の設定は「マイク使用モード」です。ラインインのジャックを差し込んだ時に「マイク使用モード」とガイドされた場合は、以下の手順で「ラインイン使用モード」に変更します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「録音設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「外部音声入力端子の切り替え」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「ラインイン使用モード」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <120ページ> @8.4.2 外付けマイクで会議や授業を録音する 授業や会議を録音する場合は録音モードを「会議」に設定して録音すると、 「標準」に比べてフレーズの自動分割が上手くできます。また、自動音量調整は「あり」にした方が、授業や会議を録音する場合には適しています。 手順1 SDカードが入っているか確認します。外付けマイク(別売)を用意し、本製品の外部音声入力端子に接続します。 手順2 録音モードを「会議」に設定します。 手順3 自動音量調整を「あり」に設定します。 手順4 [録音キー] を押します。録音準備状態に入ります。 手順5 会議が始まるタイミングで[録音キー]を押します。 手順6 録音を終了するときは、[再生・停止キー]を押します。 <121ページ> <ポイント> ●手順1で、外付けマイクを接続した際に「ラインイン使用モード」とガイドされた場合は、「マイク使用モード」に変更してください。詳しくは「8.4.1 外付けマイクとライン入力の選択」119ページを参照してください。 ●手順2で、録音モードを設定する方法は「8.2.3 録音モードと録音音質の選択」116ページを参照してください。 ●手順3で、自動音量調整を設定する方法は「8.1.1 自動音量調整の切り替え」110ページを参照してください。 ●録音中に[移動キー]を押すと、新たに見出しが付きます。詳しくは「9.1.1 録音中に見出しを付ける」126ページを参照してください。 ●録音準備中などに録音に関する情報を聞くことができます。詳しくは「10.1.1 情報を聞く」132ページを参照してください。 <122ページ> @8.4.3 ラジオやテープの音声を録音する ラジオ(テレビ)を録音する場合は録音モードを「ラジオ」に設定して録音すると便利です。「ラジオ」の設定で録音すると、録音は音声を検知してから始まりますので、録音の先頭に無音が入りにくくなります。また、音声が1分以上途切れると自動的に録音を停止しますので、ラジオ側でON、OFFの予約をしておけば、ラジオがONの間だけ録音をすることができます。 テープの内容を録音する場合は、録音モードを「テープ」に設定して録音すると便利です。「テープ」の設定で録音すると、テープからの音声を検知してから録音が始まります。また、音声が4秒以上途切れると、自動的に見出しを設定し、1分以上途切れると自動的に録音を停止します。 手順1 SDカードが入っているか確認します。ラジオまたはテープレコーダーのヘッドホンジャックに、録音用ケーブル(別売)を接続します。ケーブルの反対側の端子を本製品の外部音声入力端子に接続します。 手順2 録音モードを「ラジオ」または「テープ」に設定します。 手順3 自動音量調整を「あり」に設定します。 手順4 [録音キー] を押します。 手順5 ラジオまたはテープが始まるタイミングで[録音キー]を押します。 <123ページ> 手順6 録音を終了するときは、[再生・停止キー]を押します。なお、[再生・停止キー]を押さなくても1分以上音声が入力されないと、自動的に録音を停止します。 <ポイント> ●手順1で、録音用ケーブルを接続した際に「マイク使用モード」とガイドされたら、「ラインイン使用モード」に変更してください。詳しくは「8.4.1外付けマイクとライン入力の選択」119ページを参照してください。 ●手順2で、録音モードを設定する方法は「8.2.3録音モードと録音音質の選択」116ページを参照してください。 ●手順3で、自動音量調整を設定する方法は「8.1.1自動音量調整の切り替え」110ページを参照してください。 ●ラジオ・テレビ・テープレコーダーのラインアウトと本製品の外部音声入力端子を接続した場合、音が歪むことがあります。その際には、ラインアウトではなく、ラジオ等のヘッドホン出力端子をお使いください。 <124ページ> @8.4.4 音楽をラインインから録音する 音楽を録音する場合は、録音モードを「音楽」に設定して録音すると便利です。「音楽」の設定で録音すると、録音は[録音キー]を押すと直ぐに開始されます。曲と曲との間など無音が2秒続くと自動的に見出しを設定しますので、録音後にレベル1で曲間を移動できます。また、音が1分以上途切れると自動的に録音を停止します。 ラインインに接続してカセットプレーヤ、CDプレーヤなどの音楽プレーヤーで再生する音楽を録音する場合の一連の操作方法について説明します。自動音量調整はOFFにして音量を調整します。 手順1 SDカードが入っているか確認します。 ラジオまたはテープレコーダーのヘッドホンジャックに、録音用ケーブル(別売)を接続します。ケーブルの反対側の端子を本製品の外部音声入力端子に接続します。 手順2 録音モードを「音楽」に設定します。 手順3 自動音量調整を「なし」に設定します。 手順4 [録音キー] を押します。 手順5 録音音量を調整するため、音楽プレーヤーを再生します。[上キー] または [下キー] で音量を調整します。音量が適量でないと「小さい」または「大きい」と音声ガイドされます。大きめの音が流れている時に「良い」と音声ガイドされるように調整してください。 <125ページ> 手順6 音楽プレーヤーを録音開始したい場所まで戻して再生し、同時に[録音キー]を押します。録音が開始されます。 手順7 録音を終了するときは、[再生・停止キー]を押します。なお、[再生・停止キー]を押さなくても1分以上音楽が途切れた場合は自動的に録音を停止します。 <ポイント> ●手順1で、録音用ケーブルを接続した際に「マイク使用モード」とガイドされたら、「ラインイン使用モード」に変更してください。詳しくは「8.4.1外付けマイクとライン入力の選択」119ページを参照してください。 ●手順2で、録音モードを設定する方法は「8.2.3録音モードと録音音質の選択」116ページを参照してください。 ●手順3で、自動音量調整を設定する方法は「8.1.1自動音量調整の切り替え」110ページを参照してください。 ●音楽プレーヤーのラインアウトと本製品の外部音声入力端子を接続した場合、音が歪むことがあります。その際には、ラインアウトではなく、音楽プレーヤーのヘッドホン出力端子をお使いください。 <126ページ> @9章 使いこなし編:編集 @9章1 見出しを付ける @9.1.1 録音中に見出しを付ける 録音中に [移動キー] を押すことで、録音中でも見出しを付けることができます。たとえば、「あいうえお」「かきくけこ」と読んで録音し、「か行」の先頭に見出しを付けてみましょう。 手順1 [録音キー] を押し、録音準備状態に入ります。 手順2 [録音キー] を押し、録音を開始します。 「あ行」を読んだ後、[移動キー] を押して見出しを付けます。続いて「か行」を読みます。 [再生・停止キー]を押し、録音を停止します。 <ポイント> ●見出しは停止中でも再生中でも付けることができます。 ●録音開始部分には自動的に見出しが付きます。 ●内蔵マイクを使用して録音すると、録音中の音声ガイド「見出し○○」なども録音されてしまいますが、ヘッドホンを接続するか、メニューの「録音設定」から「録音中の音声ガイド切り替え」で「なし」に設定することで、音声ガイドが出なくなります。詳しくは、「8.3.2 録音中の音声ガイドの「あり/なし」」118ページを参照してください。 <127ページ> @9.1.2 録音後に見出しを付ける 録音中は、キーを押したタイミングで見出しが付きますので、意図したところと若干違った場所に見出しが付いてしまう場合があります。録音後に編集すると、より正確な位置に見出しを付けることができます。 「さしすせそ」と「たちつてと」を続けて読んで録音し、「た行」の冒頭の正確な位置に見出しを付けるには、以下のように操作します。 手順1 「さしすせそ」、「たちつてと」と録音します。 手順2 [再生・停止キー]を押し、「た」が再生された瞬間に[再生・停止キー]を押して停止します。 手順3 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「編集」を選択し、 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 [右キー] または [左キー] で「見出し設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順5 「見出し○を設定しますか」「右キーまたは左キーで設定する位置を微調整」と音声ガイドがあります。設定位置を調整する場合は、[左キー]または[右キー]を押すことで前後に0.1秒ずつ移動します。[左キー]を数回押して「た」が再生される場所まで移動します。 手順6 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。見出しが設定されます。 <128ページ> @9.1.3 録音ポーズ中に見出しを予約する 録音ポーズ中に [移動キー] を押すことで、録音再開時に見出しを付ける予約をすることができます。 手順1 録音中に [録音キー] を押して、録音ポーズ状態に入ります。 手順2 [移動キー] を押して見出しを付ける予約をします。 手順3 [録音キー] を押して、録音を再開します。 再開した箇所に見出しが付きます。 <ポイント> ●手順2の後で、もう一度 [移動キー] を押すと、予約を取り消すことができます。 <129ページ> @9.1.4 見出しを取り消す 先ほど「た行」に設定した見出しを取り消すには以下のように操作します。 手順1 [上キー] または [下キー] でレベル1を選択します。 手順2 [左キー] を押して「た行」に移動し、[再生・停止キー] を押して停止します。 手順3 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「編集」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 [右キー] または [左キー] で「見出し取り消し」を選択し、 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順5 「見出し○を取り消しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。見出しが取り消されます。 <ポイント> ●新たに見出しを付け足したり取り消したりすると、見出し番号は自動的にタイトルの先頭から振り直されます。 <130ページ> @9章2 セクション削除 不要なセクションを削除することができます。たとえば、第2章の先頭から第4章の最後までを削除するには以下のように操作します。 手順1 第2章に移動します。 手順2 [メニューキー]を押します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「編集」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 [右キー] または [左キー] で「セクション削除」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順5 「削除したい範囲の先頭のセクションを選択」と音声ガイドがありますので、[右キー] または [左キー] で削除する先頭のセクション(第2章)を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順6 「削除したい範囲の最後のセクションを選択」と音声ガイドがありますので、[右キー]で削除する最後のセクション(第4章)まで進み、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順7 「セクション削除を実行しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。セクションが削除されます。 <ポイント> ●第2章のみを削除する場合は、先頭のセクションで第2章を選び、最後のセクションでも第2章を選んでください。 <131ページ> @10章 使いこなし編:その他の機能 @10章1 様々な情報を聞く @10.1.1 情報を聞く <再生中・停止中> SDカード等に保存されているDAISY図書等に関する情報を音声ガイドで聞くことができます。 手順1 再生中または停止中に [情報キー] (数字の[5キー]) を押します。様々な情報が順番にガイドされます。 手順2 [5キー] を押すごとに、次の内容にスキップできます。 以下のような情報が音声ガイドされます。 @DAISY図書の場合:電源、時間、ページ、見出し、しおり、タイトル、録音された日時、再生設定 A音声ファイルの場合:電源、時間、トラック、アルバム、しおり、タイトル、再生設定 Bテキストファイルの場合:電源、進捗、しおり、タイトル、更新された日時、再生設定 Cメモ録の場合:電源、メモ録、メモ録時間、録音された日時 Dヘルプの場合:電源、ページ、見出し、しおり、再生設定 <132ページ> <録音中など> 録音中などにもDAISY図書に関する情報を音声ガイドで聞くことができます。方法は前ページと同様に[情報キー] (数字の[5キー]) を押します。 @録音準備中の場合:電源、録音、音声しおり、タイトル、録音設定 A録音中の場合:電源、録音 B録音ポーズ中の場合:電源、録音、録音設定 <ポイント> ●情報を聞くことを途中で止めたい場合は [上キー] を押してください。 @10.1.2 現在の日時を確認する 現在の日時を確認するには以下のように行います。 手順1 [情報キー](数字の[5キー]) を長押しします。現在の時刻と日付が音声ガイドされます。 <ポイント>●現在の日時を設定する方法は、「10.4.5 時計設定」148ページを参照してください。 <133ページ> @10章2 再生設定 @10.2.1 DAISY図書とテキストファイルの再生設定 DAISY図書とテキストファイルでは、次のような再生設定ができます。 @通常再生:通常の再生を行います。(工場出荷時の設定) Aタイトルリピート:選択されたタイトルを繰り返し再生します。 <設定方法> 再生設定を「タイトルリピート」にするには以下のように設定します。 手順1 [タイトルキー] でDAISY図書またはテキストファイルを選択します。 手順2 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「再生設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 「再生方法を選択」と音声ガイドが流れるので、[右キー] または [左キー] で「タイトルリピート」を選択します。 手順4 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <ポイント> ●DAISY図書、音声ファイル、テキストファイル、それぞれ別個の設定をすることができます。 ●現在の再生設定は [情報キー] (数字の[5キー]) で確認できます。 <134ページ> @10.2.2 音声ファイルの再生設定 音声ファイルでは、次のような再生設定ができます。 @通常再生:通常の再生を行います。(工場出荷時の設定) Aトラックリピート:選択されたトラック(曲)を繰り返し再生します。 Bアルバムリピート:選択されたアルバムを繰り返し再生します。 Cオールアルバムリピート:全てのアルバムを繰り返し再生します。 Dシャッフルリピート:全てのアルバム内のトラックをシャッフルして再生します。 <ポイント> ●USB接続のCDドライブで音楽CDを再生する場合、「オールアルバムリピート」は「アルバムリピート」になります。 <設定方法> 再生設定を「トラックリピート」にするには以下のように設定します。 手順1 [タイトルキー]で音楽を選択します。 手順2 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「再生設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 「再生方法を選択」と音声ガイドが流れるので、[右キー] または [左キー] で「トラックリピート」を選択します。 手順4 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <135ページ> @10章3 メディア管理 @10.3.1 メディア、タイトル情報 選択中のメディアやタイトルに関する情報を音声ガイドします。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「メディア管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「メディア、タイトル情報」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 メディアの種類、メディアの空き容量、メディアの使用容量、メディアの総容量、タイトル情報、タイトルの詳細な情報、タイトルの使用容量が繰り返しガイドされます。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] で終了します。 <ポイント> ●「メディアの使用容量」に関しては、メモ録と外付けCDに関してのみ音声ガイドされます。 ●メディアによって音声ガイドされる内容が異なります。 <136ページ> @10.3.2 SDカード内容全消去(フォーマット) SDカードは、カード内容全消去を行うことで新しいカードとして使用できます。カード内容全消去を行うには以下のように操作します。 手順1 電源を切り、SDカードをセットします。 手順2 DC入力端子に、付属の電源アダプターを接続して電源を入れます。 手順3 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「メディア管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 [右キー] または [左キー] で「SDカード内容全消去」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順5 「SDカード内容全消去を実行しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。カード内容全消去が行われます。 <ポイント> ●USB機器のメディアの内容全消去(フォーマット)はできません。 <137ページ> <ポイント> ●カード内容全消去を行うと全てのデータが消去されます。必要なデータは必ず別のカード等に保存(バックアップ)してからカード内容全消去を行ってください。 ●カード内容全消去中は絶対に電源を切らないでください。電源を切るとカード等の記録装置が使用できなくなる場合があります。 ●カード内容全消去には長時間が必要となる場合がありますので、必ず電源アダプターを接続して行ってください。 ●SDカードの書き込み禁止スイッチが禁止側になっているとカード内容全消去を実行できません。書き込み禁止スイッチを解除側にしてください。詳しくは「2.6.5 書き込み禁止スイッチ」49ページを参照してください。 <138ページ> @10.3.3 新規タイトル作成 1枚のSDカードに複数のタイトルを作成することができます。新規タイトル作成を行うには以下のように操作します。 手順1 [タイトルキー] でSDカードを選択します。 手順2 [メニューキー]を押し、[右キー] または [左キー] で「メディア管理」を選択し、 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「新規タイトル作成」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「新規タイトルをSDカードに作成しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。新規タイトルが作成されます。 <ポイント> ●録音準備中にも新規タイトルを作成することができます。詳しくは「4.1.3 録音準備中に新規タイトルを作成する」75ページを参照してください。 <139ページ> @10.3.4 タイトル削除 選択中のタイトルを削除するには以下のように操作します。 手順1 削除したいタイトルに移動します。 手順2 [メニューキー]を押し、[右キー] または [左キー] で「メディア管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「タイトル削除」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「選択中のタイトルを削除しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。選択中のタイトルが削除されます。 <ポイント> ●音楽の場合は「アルバム削除」になります。 ●USB接続のCDドライブ内のCDのタイトルを削除することはできません。 ●タイトルに移動する方法は「3.1.1 読みたい本や音楽を選ぶ」50ページを参照してください。 <140ページ> @10.3.5 編集準備 編集準備をすると、DAISY図書のタイトルへ追加録音や、見出しの設定、取り消しなどの編集を行えるようになります。 手順1 編集準備をするタイトルに移動します。 手順2 [メニューキー]を押し、[右キー] または [左キー] で「メディア管理」を選択し、 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「編集準備」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「編集準備を実行しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。編集準備が実行されます。 <141ページ> <ポイント> ●編集準備が可能なタイトルは、本製品を含むプレクストーク製品で録音されたものに限ります。 ●本製品で録音したDAISY図書のタイトルに対しては、編集準備をする必要はありません。ただし、ビルドブックをしたタイトルを編集する場合は編集準備をする必要があります。 ●編集準備はSDカードのタイトルに対してのみ実行可能です。音楽(音声ファイル)やテキストファイルは、編集準備をすることはできません。 ●編集準備には長時間かかる場合があります。 ●編集準備の実行中に [上キー] を押すと編集準備がキャンセルされます。 ●編集準備の実行中に [上キー] 以外のキーを押すと「○○%完了、残り○○時間○○分」と進捗状況がガイドされます。 <142ページ> @10.3.6 ビルドブック 本製品で録音した図書を、他社製のDAISY編集再生ソフトで取り扱う場合には、ビルドブックが必要になります。ビルドブックを行うことで、一般的なDAISY形式ファイルが作られます。 手順1 ビルドブックをするタイトルに移動します。 手順2 [メニューキー]を押し、[右キー] または [左キー] で「メディア管理」を選択し、 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「ビルドブック」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「ビルドブックを実行しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。ビルドブックが実行されます。 <ポイント> ●ビルドブックはSDカードのタイトルに対してのみ実行可能です。 ●ビルドブックした図書には追加録音や編集ができません。その図書に追加録音や編集をしたい場合は「編集準備」を行ってください。 ●ビルドブックには長時間かかる場合があります。 ●ビルドブックの実行中に [上キー] を押すとビルドブックがキャンセルされます。 ●ビルドブックの実行中に [上キー] 以外のキーを押すと「○○%完了、残り○○時間○○分」と進捗状況がガイドされます。 <143ページ> @10章4 管理 @10.4.1 設定の初期化 設定を初期化すると、次の各種設定項目が全て工場出荷時の状態に戻ります。また、本製品の内蔵メモリに記憶していた音声しおりなどが全て削除されます。以下の一覧が、工場出荷時の状態になります。 @音量、ガイド音量:標準 Aスピード:標準 Bトーン:標準 Cメモ録:そのまま保持されます Dしおり、音声しおり過去に聞いたタイトルの停止位置:全て削除されます E音声しおり再生設定:再生する F再生設定:通常再生 G録音設定:標準 H録音中の音声ガイド:ガイドあり I自動音量調整:あり J外部音声入力切り替え:マイク使用モード K待ち受け音:待ち受け音1 L音声ガイド:音声ガイド1 <144ページ> 設定を初期化するには以下のように操作します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「設定を初期化」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 「工場出荷時の設定に戻ります」「設定の初期化を実行しますか?」と音声ガイドがありますので、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。設定の初期化が実行されます。 <ポイント> ●設定を初期化すると、音声しおりなどは削除されてしまいます。 <145ページ> @10.4.2 プレクストークの情報 本製品のバージョン番号とシリアル番号(製造番号)を確認できます。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「プレクストークの情報」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。「プレクストークバージョン」「シリアル番号」を繰り返し音声ガイドします。 手順3 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して終了します。 <146ページ> @10.4.3 ガイド音量の選択 音声ガイドの音量だけを調整するには以下のように操作します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、 [再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「ガイド音量の選択」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] を押して音量を調整し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <ポイント> ●ガイド音量の選択とは、DAISY図書や音声ファイル等の再生音量に比べて、どの程度大きい(小さい)音でガイドするかを設定するものです。−5から+5までの範囲で設定できます。ガイド音量の変更を行った後、音量スイッチで再生音量を増減させると、設定された範囲でガイド音量も一緒に増減します。 <147ページ> @10.4.4 テキスト読み上げ音声の選択 テキスト読み上げ音声を選択することができます。以下の手順で、日本語のテキストを読ませる場合は「日本語、キョウコ」を、英語の場合は「US English Samantha」を選択してください。工場出荷時の設定は「日本語、キョウコ」です。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「テキスト読み上げ音声の選択」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「日本語、キョウコ」「US English Samantha」から選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <148ページ> @10.4.5 待ち受け音の選択 各種処理を実行している間に流れる音楽を「待ち受け音1」「待ち受け音2」「待ち受け音なし」から選択することができます。工場出荷時は、「待ち受け音1」に設定されています。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「待ち受け音の選択」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 [右キー] または [左キー] で「待ち受け音1」「待ち受け音2」「待ち受け音なし」から選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <149ページ> @10.4.6 時計設定 たとえば時計を2008年12月7日午後3時10分に設定する場合には以下のように操作します。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「時計設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します 手順3 「年を入力」と音声ガイドがありますので、[2キー]、[0キー]、[0キー]、[8キー] と押し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順4 「月を入力」と音声ガイドがありますので、[1キー]、[2キー] と押し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順5 「日を入力」と音声ガイドがありますので、[7キー]を押し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 <150ページ> 手順6 「時刻を4桁で入力」「左または右キーで午前午後を変更」と音声ガイドがありますので、[右キー] または [左キー] で「午後」を選択します。 手順7 [3キー]、[1キー]、[0キー] と押し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。時計が設定されます。 <ポイント> ●途中で [上キー] を押すとひとつ前の手順に戻ります。時計設定を中止する場合は [上キー] を長く押すとキャンセルできます。 ●月、日を2桁で入力する際、1(01) から 9(09)では、始めの「0」は省略して入力できます。 ●「午前・午後」の時刻の入力は、基本的に0:00から11:59 ですが、15:00のように入力した場合、午後3:00に設定されます。 ●年、月、日など音声ガイドの内容が合っていれば、テンキーでの入力は必要ありません。[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定してください。 ●現在の日時を確認する方法は、「10.1.2 現在の日時を確認する」132ページを参照してください。 <151ページ> @10.4.7 テキスト読み上げの設定 テキストファイルを読み上げる際に、音程を高めに読むか、低めに読むかを設定することができます。音程を高くするにはピッチを上げてください。 手順1 [メニューキー] を押し、[右キー] または [左キー] で「管理」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順2 [右キー] または [左キー] で「テキスト読み上げの設定」を選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。 手順3 「ピッチの設定」と音声ガイドがありますので、[右キー] または [左キー] で「ピッチ」の長さをー5から+5の範囲で選択し、[再生・停止キー] または [下キー] または [#キー] を押して決定します。ピッチが設定されます。 <152ページ> @11章 付録 @11章1 メニュー階層一覧 ここでは、メニューの階層を一覧形式で紹介します。 挿入されているメディア、接続されている機器などの条件により、選択できるメニューが変わります。 メニューの階層は、便宜上、番号を付けて説明します。 1「編集」 1の1「見出し設定」 1の2「見出し取り消し」 1の3「セクション削除」 2「録音設定」 2の1「録音モードの選択」 2の1の1「標準」 2の1の2「会議」 2の1の3「音楽」 2の1の4「テープ」 2の1の5「ラジオ」 2の1の6「カスタム」 それぞれの録音モードの選択をした後、以下の6種類から音質を選択します。 1「PCM 44.1kHzステレオ」 2「PCM 22.05kHzモノラル」 3「MP3 256K ステレオ」 4「MP3 128K ステレオ」 5「MP3 64K モノラル」 6「MP3 32K モノラル」 2の2「録音中の音声ガイド切り替え」 2の3「外部音声入力端子の切り替え」 2の3の1「マイク使用モード」 2の3の2「ラインイン使用モード」 2の4「自動音量調整の切り替え」 <153ページ> 3「再生設定」(DAISY図書とテキストファイルの場合) 3の1「通常再生」 3の2「タイトルリピート」 3「再生設定」(音楽の場合) 3の1「通常再生」 3の2「トラックリピート」 3の3「アルバムリピート」 3の4「オールアルバムリピート」 3の5「シャッフルリピート」 4「しおり」 4の1「音声しおり再生設定」 4の2「選択中タイトルのしおりを削除」 5「メモ録」 5の1「選択中のメモ録を削除」 5の2「全てのメモ録を削除」 <154ページ> 6「メディア管理」 6の1「メディア、タイトル情報」 6の2「SDカード内容全消去」 6の3「新規タイトル作成」 6の4「タイトル(アルバム) 削除」 6の5「編集準備」 6の6「ビルドブック」 7「管理」 7の1「設定を初期化」 7の2「プレクストークの情報」 7の3「ガイド音量の選択」 7の4「待ち受け音の選択」 7の5「時計設定」 7の6「テキスト読み上げの設定」 7の6の1「ピッチ設定」 <155ページ> @11章2 音声ファイルの連続再生の順序 ひとつのフォルダ内での連続再生の順序 フォルダ内に「プレイリスト」と呼ばれるテキスト形式のファイルが存在する場合には、そこに再生順序が記されており、その記述に従った順序でファイルが再生されます。プレイリストが存在しない場合、ひとつのフォルダ内ではファイル名の順(abc順)に再生されます。 フォルダが複数ある場合の連続再生の順序 フォルダが複数存在する場合、音声ファイルの連続再生の順序は以下のようになります。 例: ルートフォルダには、「フォルダA」「フォルダB」があり、「フォルダA」の中には「フォルダAの1」「フォルダAの2」があります。「フォルダAの1」の中には「ファイル1」「ファイル2」が、「フォルダAの2」の中には「ファイル3」「ファイル4」が入っています。また、「フォルダB」には、「ファイル5」「ファイル6」が入っています。 この場合の音声ファイルの再生順序は、ファイル1、ファイル2、ファイル3、ファイル4、ファイル5、ファイル6となります。 <156ページ> <ポイント> ●基本的にフォルダがアルバムとなります。ただし、フォルダ内に音声ファイルが無い場合は、アルバムとはなりません。前ページの例では、フォルダAの1がアルバム1、Aの2がアルバム2、フォルダBがアルバム3となります。フォルダAはアルバムではありません。 ●1つのフォルダに含まれるファイルは1024個までしか認識しません。フォルダに関してはルートフォルダを含め8階層、1024個のフォルダまで認識します。それ以上のフォルダは認識しません。1つのメディアに含まれるファイルは6000個までしか認識しません。 ●フォルダ数やファイル数が多いと、音声ファイルやカード情報の読み出しにかかる時間が長くなります。 <157ページ> @11章3 録音やバックアップで自動的に作られるフォルダ名について <録音の場合> 空のSDカードに録音を開始すると、SDカードのルートフォルダに「PlexRecording」という名前のフォルダが作られます。さらにその下に「BookDir0」という名前のタイトルが自動的に作られます。同様に新規タイトルで録音すると、「BookDir1」、「BookDir2」という名前のタイトルが作られていきます。 <バックアップの場合> 空のSDカードにバックアップを行うと、SDカードのルートフォルダに「PlexBackUp」という名前のフォルダが作られます。 DAISY図書の場合は、「PlexBackUp」の下にバックアップ元と同じ名前のフォルダ名でタイトルがバックアップされます。音楽CDの場合は、「PlexBackUp」の下に「AudioCD」という名前のフォルダが作られ、その中にバックアップされます。2枚目、3枚目の音楽CDの場合は、それぞれ「AudioCD_01」、「AudioCD_02」という名前のフォルダ名でバックアップされます。メモ録の場合は、「PlexBackUp」の下に「VoiceMemo_ (バックアップした年月日)」という名前のフォルダが作られ、その中にバックアップされます。同じ日にメモ録のバックアップを2回以上行うと日付の後に_01、_02という番号が付きます。 <158ページ> @11章4 フォルダ選択について タイトルキーを押してSDカードを選択した後、上キーを押すと「フォルダ選択」とガイドされます。その後、右キーまたは左キーでフォルダを移動することができます。ルートフォルダに「PlexBackUp」と「PlexRecording」というフォルダがある場合、右キーまたは左キーでフォルダを選択し、次に下キーを押すと「タイトル選択」とガイドされますので、右キーまたは左キーでタイトルを選択します。そうすることで、目的のタイトルに素早く移動できます。 <159ページ> @12章 用語解説 本書で使われている用語を解説します。 (1)AMR 音声圧縮形式の一種です。圧縮率が高く、一部の携帯電話の音楽配信等に用いられています。 (2)DAISY図書 DAISY(Digital Accessible Information System)は、視覚障害者や普通の印刷物を読むことが困難な人々のために、カセットに代わるデジタル録音図書の国際標準規格として、12カ国の正規会員団体で構成するDAISYコンソーシアム(本部スイス)により開発と維持が行なわれている情報システムを表しています。DAISY図書は、音声情報が見出しで区切られ、その見出しを階層的に組むことができます。たとえば、いちばん大きな章をレベル1、その下の節はレベル2となります。また、ページ数の情報なども埋め込むことができますので、検索性に優れています。DAISY規格にはDAISY2.0、DAISY2.02、ANSI/NISO Z39.86/DAISY3.0などがあります。 (3)DAISY ADPCM2 ファイル DAISY図書で用いられる音声ファイルの一種です。PCMの4分の1のサイズに圧縮されます。 (4)dB(デシベル) 音の強さを表わす単位です。 <160ページ> (5)MP3 「MPEG Audio Layer-3」の略称で、高圧縮率で高品質な音声圧縮技術、もしくはそれを使って圧縮された音声データのことです。CD品質の音声データをMP3(128kbps)に変換すると、多少音質は低下しますが、約10分の1のサイズに圧縮することができます。 (6)PCM 音声などのアナログ信号をデジタル信号に変換する形式の一種です。音楽CDなどに用いられています。非圧縮のため音質は良いのですが、ファイルサイズが大きくなってしまいます。 (7)SDカード フラッシュメモリの一種です。切手ほどのサイズに加え、厚さが1mmほどしかなく、そのコンパクトさが特徴です。 「SDカード」は「SDメモリカード」の略称です。 (8)SDHCカード SDカードの一種で、その容量の大きさが特徴です。寸法はSDカードと同じです。 本製品はSDカードとSDHCカードの両方に対応しています。 (9)USB USB(Universal Serial Bus)は、パソコンの周辺装置を接続するための規格のひとつです。この規格のケーブルで接続された機器をUSB機器と呼びます。 (10)アルバム ここでは、音声ファイルが入っているひとつのフォルダを「アルバム」と呼びます。 (11)グループ グループとは、セクション内に付ける区切りのことです。 <161ページ> (12)セクション DAISY図書の章、節、項などで分けられた録音内容を本書ではセクションと表現しています。 (13)タイトル タイトルとは、録音図書自身のことであり、1つの器のようなものです。このタイトルという器の中に、音声データや、見出し情報等が入っています。 (14)テキストオンリーDAISY 音声ファイルが無く、テキストファイルのみで構成されるDAISY図書のことです。 (15)特殊ページ 特殊ページは、図書の途中や最後に付けられた特別なページのことです。図表や付録などに付けられます。[上キー]または[下キー]で「ページ」を選択し、[右キー]または[左キー]で移動できます。 (16)トラック ひとつの音声ファイルを「トラック」と呼びます。音楽の1曲に相当します。 (17)ファイル 文字や音楽などのデータをパソコンやメモリカードなどに格納する際の、データのかたまりを表します。 (18)フォルダ ファイルを入れる「箱」に相当します。 (19)フレーズ 音声データは、息継ぎなどで一定時間、無音になった箇所で区切られています。その無音から次の無音までのひとかたまりの音声を「フレーズ」と呼びます。通常、1フレーズは数秒から十数秒程の長さになります。 (20)プレイリスト プレイリストは、ファイルの拡張子名を「m3u」とし、音声ファイル名を再生したい順番に1行ずつ区切って記述したものです。 <162ページ> (21)前付けページ 前付けページは、図書の最初に本文の前に付けられたページのことです。[上キー] または[下キー]で「ページ」を選択し、[右キー] または[左キー]で移動できます。 (22)マルチタイトル 1枚のCDやカードの中に複数のタイトルが収録されている録音図書のことです。 (23)見出し セクションの一番先頭のフレーズと、セクションが変わる位置を本書では見出しと表現しています。たとえば本取扱説明書の「1章はじめに」のフレーズ自体と、始まる位置を見出しと呼びます。 (24)メディア 情報を記録するものの総称。本製品で扱えるメディアは、SDカードの他、USBカードリーダーで読み込めるカード(CFカードなど)です。 (25)レベル (DAISY) 通常、本はいくつかの章から成り立っています。また、それぞれの章の下には節、そして節の下には項があります。章がレベル1に相当し、節はレベル2、項はレベル3・・というように、本を検索していく際の単位をレベルと表しています。 <163ページ> @13章 故障かなと思ったら 故障かなと思ったら、下記の方法で症状を確かめてください。 注1:以下の文中に「本製品をリセットする」という記述があります。リセットをするには、以下のいずれかの方法を行ってください。 ・リセットの方法1 電源が入っている状態でキーロックをオン(有効)にします。電源キーを10秒以上押し続けた後、手を離すと電源が切れます。キーロックをオフ(無効)にして、電源を入れます。 ・リセットの方法2 リセットの方法1ができない場合は、以下の方法で行います。電源を切ります。電源アダプターを外して、バッテリーをいったん取り出します。再びバッテリーを取付け、電源を入れます。 注2:リセット後には、本製品の起動に30秒ほど時間がかかります。 @13章1 症状と対応の仕方 @症状と対応の仕方(全般) 1.電源が入らない。 対応の仕方1、キーロックを確認し、キーロックがON(有効)になっていたらOFF(無効)にしてください。 対応の仕方2、ヘッドホンが接続されていたり、音量がゼロになっていたりして、電源が入ったかどうかが分かりずらい状態になっていないか確認してください。 <164ページ> 対応の仕方3、電源アダプターを接続して電源を入れてください。 対応の仕方4、上記の方法で改善されない場合は、電源アダプターを外して、バッテリーをいったん取り出します。再びバッテリーを取付け、電源アダプターを接続して電源を入れてください。 2.電源アダプターを接続すると電源が入るが、バッテリーだけでは電源が入らない。。 対応の仕方1、数日間使わなかったような場合、バッテリー残量が少なくなっている可能性があります。電源アダプターを接続して十分に充電してください。 対応の仕方2、上記の方法で改善されない場合は、バッテリーをいったん取り出します。再びバッテリーを取付け、電源を入れてください。 3.電源が切れない。(全てのキーが反応しなくなった。) 対応の仕方1、キーロックを確認し、キーロックがON(有効)になっていたらOFF(無効)にしてください。 対応の仕方2、電源アダプターとバッテリーを取り外し、もう一度取り付けて、電源をON/OFFしてください。 4.待ち受け音が鳴ったまま、反応がない。 対応の仕方、本製品をリセットしてください。 5.音声ガイドが出ない。 対応の仕方1、電源を入れてください。 対応の仕方2、ヘッドホンを抜き、音量スイッチで音量を上げてください。 対応の仕方3、ガイド音量を確認してください。確認の方法は、メニュー→管理→ガイド音量選択です。低く設定されていたら、ガイド音量を上げてください。 <165ページ> 6.録音中に音声ガイドが出なくなる。 対応の仕方、録音中の音声ガイドが「なし」になっているか確認し、「なし」になっていたら、ガイド「あり」に変更してください。設定は次のように行います。 メニュー→録音設定→録音中の音声ガイド切り替え→ガイドあり 7.SDカードが再生できない。 対応の仕方1、SDカードを差し込む向きが正しいか、または、しっかりと差し込まれているかを確認してください。 対応の仕方2、動作確認済SDカードを使用してください。 対応の仕方3、「SDカードに再生可能なデータがありません」とガイドがあった場合は、録音などをしてから再生してください。または、何か記録されているSDカードを入れてください。 対応の仕方4、本製品が対応していない方式で書き込まれたSDカードは再生できません。そのカードを使う場合はカード内容全消去を行ってから使用してください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 8.SDカードに録音できない。 対応の仕方1、SDカードが書き込み禁止になっているかを確認し、書き込み禁止になっていたら、書き込み禁止を解除してください。 対応の仕方2、SDカードを差し込む向きが正しいか、または、しっかりと差し込まれているかを確認してください。 対応の仕方3、動作確認済SDカードを使用してください。 <166ページ> 対応の仕方4、本製品が対応していない方式でフォーマットされたSDカードには録音できません。そのカードを使う場合はカード内容全消去を行ってから使用してください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 対応の仕方5、SDカードの空き容量がない場合は、不要なデータを削除して空き容量を確保してください。または、十分な空き容量のあるSDカードに交換してください。 9.録音音量が調節できない。 対応の仕方、自動音量調整が「あり」に設定されていると、録音音量を手動で調節することができません。メニュー→録音設定→自動音量調整→「なし」を選択し、自動音量調整を「なし」に設定ください 10.パソコンに接続しても、本製品がパソコンに認識されない。 対応の仕方1、パソコンのOSがWindowsR 2000、XP、Windows VistaRであることを確認してください。 対応の仕方2、ACアダプターを接続してください。 対応の仕方3、USBケーブルを差し直してください。その際、パソコンと本製品の間にUSBハブ(USB分配器)が接続されている場合は、それを取り外し、付属のUSBケーブル(長いもの)でパソコンと本製品を直結してください。 対応の仕方4、パソコンのUSB差込み口を変更してください。 対応の仕方5、上記の方法で改善されない場合は、本製品をリセットした後、再度パソコンに接続してください。 <167ページ> 12.パソコンからの書き込みができない。 対応の仕方1、SDカードが書き込み禁止になっているかを確認し、書き込み禁止になっていたら、書き込み禁止を解除してください。 対応の仕方2、動作確認済SDカードを使用してください。 13.PTR2をCFカードドライブとして本製品に接続すると、「このUSB機器には対応していません。」とガイドされてしまう。 対応の仕方、CFカードが特殊な形式でフォーマットされている可能性があります。パソコンを使ってCFカードをFAT32形式でフォーマットしてください。フォーマットすると記録されていた内容が消去されてしまいますので、削除したくないタイトルは前もってCDにバックアップしておいてください。 14.PTR2のCFカードから本製品のSDカードにバックアップできない。 対応の仕方1、電源を入れた状態でUSBケーブルを繋ぎ直してください。 対応の仕方2、PTR2のドライブ設定が「カードドライブ」になっているか確認し、「CDドライブ」になっていたら、「カードドライブ」に変更してください。 対応の仕方3、本製品をリセットしてください。 15.PTR1やPTR2のCDから本製品のSDカードにバックアップできない 対応の仕方1、電源を入れた状態でUSBケーブルを繋ぎ直してください。 対応の仕方2、PTR2のドライブ設定が「カードドライブ」になっていたら「CDドライブ」に変更してください。 対応の仕方3、CDがファイナライズされていない場合は、PTR1やPTR2でファイナライズしてください。 対応の仕方4、本製品をリセットしてください。 <168ページ> 16.外付けのCDドライブから本製品のSDカードにバックアップすると、途中で失敗してしまう。 対応の仕方、バックアップ元のCDに傷や汚れが付着している場合、バックアップが中断される場合があります。CDの記録面に傷や汚れがないかを確認してください。 17.本製品のSDカード内のDAISY図書を、PTR2のCFカード(またはカードリーダーのCFカード)へバックアップしたが、それをPTR2で再生することができない。または、音声ファイル(MP3)として再生されてしまう。 対応の仕方、本製品のSDカード内のDAISY図書に対して、メディア管理メニューの「編集準備」を実行してください。 18.パソコンのメディアプレーヤーを使って音声ファイルを作ったが、それをSDカードに保存したものを本製品で再生しようとしても再生できない。 対応の仕方、作成した音声ファイルがWMA形式になっていないか確認してください。本製品はWMA形式に対応していません。MP3形式で音声ファイルを作成し直してください。 <169ページ> @音声ガイドと対応のしかた (再生) 1.「サポート外のカードです」「サポート外のUSBデバイスです」 原因1、SDカードがフォーマットされていない。 SDカード内容全消去を行ってください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 原因2、SDカード(USBメディア)が本製品に対応していない。 動作確認済SDカード(USBメディア)を使用してください。 2.「タイトルが選ばれていません」 原因1、SDカードなどに何も記録されていない。 新しく図書などを記録してください。あるいは図書が記録されているSDカードを入れてください。 原因2、SDカードが入っていない。またはUSB機器が接続されていない。 SDカードを入れてください。またはUSB機器を接続してください。 原因3、現在選択中のタイトルを削除した。 別のタイトルを選択してください。または、別のSDカードを入れてください。 3.見出しまたはページに移動する時、「移動先の番号○が見つかりません」 原因、指定した番号の見出し、またはページがない。 そのDAISY図書に存在する見出しまたはページを指定してください。または、別の見出しやページに移動してください。 <170ページ> 4.アルバムまたはトラックに移動する時、「移動先の番号○が見つかりません」 原因、指定した番号のアルバム、またはトラックがない。 その音声ファイルに存在するアルバムまたはトラックを指定してください。または、別のアルバムやトラックに移動してください。 5.「読み込みエラーです」 原因、本製品が対応していない方式でフォーマットされたメディアである。 カード内容全消去を行ってから使用してください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 @音声ガイドと対応のしかた (録音) 1.「SDカードがありません」 原因、SDカードが入っていない。 SDカードを入れてください。 2.「USBがありません」 原因、USB機器が接続されていない。 USB機器を接続してください。 3.「録音できないメディアです」 原因1、録音先がSDカードになっていない。 録音先をSDカードにしてください。 原因2、本製品が対応していない方式でフォーマットされたSDカードが入っている。 カード内容全消去を行ってから使用してください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されます。 原因3、動作確認済SDカード以外のSDカードが入っている。 動作確認済SDカードを使用してください。(同梱の「動作確認済品一覧」を参照) <171ページ> 4.「SDカードがロックされています」 原因、書き込み禁止になっている。 SDカードの書き込み禁止を解除してください。 5.「SDカードの空き容量が不足しています」 原因、録音先のメディアの空き容量がない。 新しいメディアに録音してください。 6.「書き込みエラーです」 原因1、動作確認済メディアを使用していない。 動作確認済メディアを使用してください。(同梱の「動作確認済品一覧」を参照) 原因2、録音中にSDカードを抜いた。 録音中にはSDカードを抜かないでください。 @音声ガイドと対応のしかた (メモ録) 1.「移動先の番号○が見つかりません」 原因、指定した番号のメモ録がない。 そのメモ録に存在する番号を指定してください。または、別のメモ録に移動してください。 2.「空き容量がありません」 原因、本製品内蔵メモリの空き容量がない。 不要なメモ録を削除してください。 <172ページ> @音声ガイドと対応のしかた (バックアップ) 1.「書き込み禁止メディアです」 原因、バックアップ先のSDカードまたはUSB機器が書き込み禁止になっている。 SDカードやUSB機器の書き込み禁止を解除してください。 2.「メディアの空き容量が不足しています」 原因、バックアップ先のメディアの空き容量が足りない。 十分な容量のあるメディアに交換してください。 @音声ガイドと対応のしかた (しおり) 1.「現在の場所にはしおりを設定できません」 原因、先頭(最後)にはしおりは設定できません。 少し再生した位置(最後からは少し戻した位置)にしおりを設定してください。 2.「このタイトルにはしおりを設定できません」 原因、メモ録にはしおりを設定できません。 本製品の仕様上、メモ録にはしおりを設定できません。 <173ページ> @音声ガイドと対応のしかた (その他) 1.「このタイトルは編集できません」 原因1、音声ファイルを編集しようとしている。 編集できません。編集可能なメディア・タイトルで行ってください。 原因2、図書館で借りたDAISY図書を編集しようとしている。 編集できません。編集可能なメディア・タイトルで行ってください。 2.「アダプター異常です」 原因、電源アダプターに異常が起きた可能性がある。 「アダプター異常です」という音声ガイドの後、自動的に電源が切れます。電源を入れ、再び「アダプター異常です」という音声ガイドがある場合には、弊社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 3.「バッテリー異常です」 原因1、バッテリーに異常が起きた可能性がある。 バッテリーを交換してください。 原因2、仕様に定められた範囲外の高温・低温環境下で使用された。 仕様に定められた範囲内の温度環境下で使用してください。 4.「不明なエラーです」 原因、原因不明です。 繰り返し発生する場合は、弊社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 <174ページ> @13章2 よくある質問 Q&A Q1.DAISY図書をバックアップする時に音質などを設定する必要がありますか? A. 設定の必要はありません。DAISY図書の音声は元のデータと同じ音質でバックアップされます。 Q2. 本製品からPTR2のCDにバックアップできますか? A. 本製品からPTR2などの外付けCD/DVDドライブのCDにバックアップすることはできません。 Q3. 複数のタイトルを一度にバックアップできますか? A. できません。ひとつずつタイトルを選択してバックアップしてください。 Q4. しばらく使わずにいたらバッテリーが減っていたのですが、これは故障ですか? A. 故障ではありません。本製品は使わない場合でも少しずつ電力を消費します。 Q5. PTR2のDAISY図書CDから本製品にバックアップする際に、PTR2で2番目のタイトルを選んでから接続してバックアップすると、2番目のタイトルとは別のタイトルがバックアップされてしまうのですが、これは故障ですか? A. 故障ではありません。タイトルの選択はPTR2で行うのではなく、本製品でタイトルを選択してからバックアップしてください。 <175ページ> Q6. PTR1のCFカードから本製品のSDカードにバックアップすることはできないのでしょうか? A. PTR1はカードドライブとしての機能がありませんので、本製品と接続してもPTR1のCFカードのデータを読込むことはできません。市販のカードリーダーにCFカードを入れて本製品に接続すればバックアップは可能になります。 Q7. DAISY図書をバックアップした際、バックアップした順番にタイトルが並んでくれないのですが、タイトルを並びかえるにはどうしたら良いのですか? A. 本製品は基本的にはフォルダ名で再生順を決める仕様になっています。パソコンでフォルダ名をABC順(辞書順)に変更してください。ただし、名前順に再生されない場合もあります。 Q8. インターネットでダウンロードしたDAISY図書をPTP1で再生するにはどうしたらよいのですか? A. パソコンでフォルダごとSDカードにコピーし、SDカードを本製品にセットして再生してください。 <176ページ> @14章 仕様 注意:仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。   :時間に関する数値はすべておおまかな数値です。   :充電時間、使用時間は、周囲の温度や使用条件によって異なります。 製品名:プレクストークポータブルレコーダー 型番:PTP1 @14章1 全般的な仕様 @SDカードスロット SD/SDHC専用 A再生可能コンテンツ DAISY2.0、DAISY2.02、ANSI/NISO Z39.86/DAISY3.0規格準拠のDAISY図書、MP3、AMR-WB+、WAVE(PCM)、CD-DA(外付けUSB接続のCD/DVDドライブ) BDAISY図書の再生可能音声ファイル MP3、AMR-WB+、DAISY ADPCM2、PCM C録音方式 DAISY2.02 D録音音声フォーマット PCM 44.1kHz ステレオ PCM 22.05kHz モノラル MP3 256kbps ステレオ MP3 128kbps ステレオ MP3 64kbps モノラル MP3 32kbps モノラル Eメモ録 録音音声フォーマット MP3 32kbps モノラル F音声入力 外部音声入力端子(外付けマイクおよびラインイン)(ステレオ) 内蔵マイク(モノラル) <177ページ> G音声出力 内蔵スピーカー(モノラル) ヘッドホン出力端子(ステレオ) H外部インターフェイス USB 2.0 USB OTG (USB bus power) I時計精度 月差 ±約60秒 J電源アダプター AC 100 V〜240 V、50/60 Hz K寸法 縦 112 mm、横 55 mm、厚さ 16 mm L重量 約 110g M消費電力(最大) 20W N動作温度/湿度 5℃〜40℃ / 20〜80% ただし結露しないこと @14章2 オーディオ特性 @ヘッドホン出力端子(ライン出力) 適合インピーダンス 32Ω不平衡 ジャック 直径3.5mmステレオミニジャック A外付けマイク入力端子(プラグインパワー) 入力インピーダンス 2.2kΩ不平衡 ジャック 直径3.5mmステレオミニジャック Bライン入力端子 入力インピーダンス 20kΩ不平衡 ジャック 直径3.5mmステレオミニジャック C内蔵スピーカー 出力インピーダンス 8Ω 出力 150 mW D内蔵マイク 方式 コンデンサマイク <178ページ> @14章3 主要な機能 @音声ガイド 操作を音声でガイド キー説明モードでのキー説明 メニュー説明 5キーを押した時に情報をガイド A検索機能 見出し、グループ、ページ、フレーズ、しおり、アルバム、トラック、レベル、段落、文、文字 B再生音量調整 0〜25 Cガイド音量調整 −5〜+5 D再生スピード調整 −2〜+8(11段階) Eトーン調整 −6〜+6(13段階) F録音可能時間(SDカード、2GB) DAISY形式 PCM 44.1kHz ステレオ 3時間 DAISY形式 PCM 22.05kHz モノラル 12時間 DAISY形式 MP3 256kbps ステレオ 15時間 DAISY形式 MP3 128kbps ステレオ 30時間 DAISY形式 MP3 64kbps モノラル 60時間 DAISY形式 MP3 32kbps モノラル 120時間 G録音音量調整 自動音量調整 手動調整:0〜20 Hメモリ機能 しおり、音声しおり:最大10,000個 音声しおり:最大30分 メモ録:最大30分、最大200個 <179ページ> @14章4 バッテリー @種類 リチウムポリマー A寸法 縦 53 mm、横 39 mm、厚さ 9 mm B容量 1500 mAh C充電時間 約4時間 D使用可能時間 DAISY、MP3 録音:約8時間 DAISY、MP3 再生:約10時間 @14章5 カードドライブ仕様 @USB転送レート 280 Mbps AOS Windows 2000, XP, Vista Bカードタイプ SD/SDHCカード Cファイルシステム FAT-32/16 <180ページ> @15章 動作確認済マイク、動作確認済SDカード及びオプション品 本製品に同梱されている「動作確認済品一覧」に、動作確認済マイク、動作確認済SDカード及びオプション品に関する記載がありますので、そちらをご覧ください。 また、最新の情報は、プレクストークのホームページ http://www.plextalk.com/jp/ をご覧になるか、または、プレクストークお問い合わせ窓口までご連絡ください。 <181ページ> @16章 保証について シナノケンシ株式会社は、本製品のお買い上げ日から1年間(以下「保証期間」といいます)に本製品に不具合が認められた場合には、本製品が添付の取扱説明書に従ってご使用されている場合に限り、不具合の内容や程度等を考慮して、無償にて修理あるいは交換などの対応をいたします。但し、次のような場合は、保証期間を問わず、保証の対象にはなりません。あらかじめご了承ください。 ・ 取扱説明書に記載された警告、注意事項その他使用条件・方法と異なる使用をした場合。 ・ バッテリー、電源アダプターなど、付属品以外のものを使用して破損した場合。 ・ フロントパネル等の外面の損傷など。 ・ 不具合の原因が不適当と思われるご使用方法である場合。 ・ 不具合の原因が落下等の過大な衝撃である場合。 ・ 不具合の原因が部品等の自然劣化・消耗である場合。 ・ 不具合の原因が落雷、風水害、地震、火災、塩害、その他天災地変である場合。 ・ 不具合の原因が光ピックアップ等の部品等の自然劣化・消耗の場合。※ ・ バッテリーの寿命による動作不良、停止。※ ・ 不具合の原因が本製品に接続した他の機器である場合。 ・ 弊社又は弊社が指定した者以外の者(個人、事業者を含みます)により改造、修理された場合。 ・ 本製品を第三者に譲渡した場合。 ・ 本製品より取り外した部品の修理。 ・ 修理等のご依頼の際に保証書のご提示がない場合。 <182ページ> ・ 保証書に必要事項の記載がない場合、または保証書の文言が書き換えられている場合。 ・ 本製品を日本国外で使用する場合。 注 ※については、お買い上げ頂いた機種により適用対象外となります。 弊社は、いかなる場合においても、お客様の逸失利益、特別損害、付随的損害又はその他の結果的損害について、一切の責任を負うものではありません。また、弊社の責に帰すべき理由により、お客様に損害が発生した場合であっても、弊社は直接かつ通常の損害についてのみ補償し、その金額は、本製品の購入価格を上限とさせていただきます。 @SDカード等のデータについて SDカード等のデータの破損・消失については、弊社は一切の責任を負うものではありません。あらかじめご了承ください。 <183ページ> @17章 お問い合わせについて 本製品を操作している時にトラブルが発生した場合は、まず「13章 故障かなと思ったら」163ページを参考にしながら対処してください。それでも、解決できない場合は、弊社までお問い合わせください。 お問い合わせ先 〒386−0012 長野県上田市中央6−15−26 シナノケンシ株式会社 プレクストークお問い合わせ窓口 電話 0570−064177 なお、IP電話、光電話をご利用の方は 0268−21−7614 までご連絡ください。 月〜金 9:30〜12:00 13:00〜17:00 土・日・祝・祭日は休業 ファクシミリやE―mailは常時受け付けております。 FAX:0268−21−7611 E―mail:plextalk@skcj.co.jp ホームページ:http://www.plextalk.com/jp/ プレクストークホームページについて プレクストークホームページでは、よくある質問やプレクストーク製品に関する最新の情報を提供しております。プレクストーク専用ホームページ http://www.plextalk.com/jp/ をご利用ください。 <184ページ> @索引 <記号、数字、AからZ> *キー(アスタリスクキー)・・・・・・・・25 #キー(シャープキー)・・・・・・・・・・25 1キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24, 45 5キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24, 131-132 9キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24, 84-92 0キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25, 103 AMR・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67, 159 DAISY図書・・・・・・・・・・・・・・・・・31, 58, 159 DC入力端子・・・・・・・・・・・・・・・・27 MP3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67, 160 PCM・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67, 160 SDカード・・・・・・・・・・・・・・・・・28, 46-49  SDカード内容全消去(フォーマット)・・・・136-137 USB・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27, 52 <あ行> 空き容量・・・・・・・・・・・・・・・・・135 アルバム・・・・・・・・・・・・・・・・・67  アルバム移動・・・・・・・・・・・・・・68, 70 アンドゥ・・・・・・・・・・・・・・・・・71 移動キー・・・・・・・・・・・・・・・・・22 上キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 お休みタイマー・・・・・・・・・・・・・・93 音質(トーン)・・・・・・・・・・・・・・45 <185ページ> 音質と録音時間・・・・・・・・・・・・・・115 音声ガイド・・・・・・・・・・・・・・・・44, 45, 118, 146 音声しおり・・・・・・・・・・・・・・・・94, 96-101 音声ファイル・・・・・・・・・・・・・・・67-70 音量  音量スイッチ・・・・・・・・・・・・・・29  再生音量の調整・・・・・・・・・・・・・44  録音音量の調整・・・・・・・・・・・・・110, 111 <か行> ガイド音量・・・・・・・・・・・・・・・・44, 146 外部音声入力端子・・・・・・・・・・・・・26, 119 キー説明・・・・・・・・・・・・・・・・・102 キーロック・・・・・・・・・・・・・・・・29, 102 グループ・・・・・・・・・・・・・・・・・58  グループ移動・・・・・・・・・・・・・・61 <さ行> 再生音量の調整・・・・・・・・・・・・・・44 再生/停止・・・・・・・・・・・・・・・・56 再生/停止キー・・・・・・・・・・・・・・22 再生設定・・・・・・・・・・・・・・・・・133-134 最後に移動・・・・・・・・・・・・・・・・66 しおり・・・・・・・・・・・・・・・・・・22, 94-101 しおりに移動する・・・・・・・・・・・・・98 しおりを削除する・・・・・・・・・・・・・99-100 しおりを付ける・・・・・・・・・・・・・・95 下キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 自動音量調整・・・・・・・・・・・・・・・110 自動電源OFF・・・・・・・・・・・・・・・・43 <186ページ> 情報キー(5キー)・・・・・・・・・・・・24, 131-132 スピード(再生スピード)・・・・・・・・・45 セクション・・・・・・・・・・・・・・・・58  セクション削除・・・・・・・・・・・・・130 設定の初期化・・・・・・・・・・・・・・・143-144 先頭に移動・・・・・・・・・・・・・・・・65 外付けマイク・・・・・・・・・・・・・・・26, 119-121 <た行> タイトル タイトル移動・・・・・・・・・・・・・・・50-51  タイトルキー・・・・・・・・・・・・・・21, 50  タイトルの作成・・・・・・・・・・・・・138  タイトルの削除・・・・・・・・・・・・・139  録音準備中のタイトル作成・・・・・・・・75 ダイレクト移動  アルバムにダイレクト移動・・・・・・・・70  先頭・最後にダイレクト移動・・・・・・・65-66  テキストファイル内のダイレクト移動・・・109  トラックにダイレクト移動・・・・・・・・69  ページにダイレクト移動・・・・・・・・・63  見出しにダイレクト移動・・・・・・・・・64  メモ録にダイレクト移動・・・・・・・・・78 追加録音・・・・・・・・・・・・・・・・・74 テキストファイル・・・・・・・・・・・・・107  テキストファイル内の移動・・・・・・・・108-109 テキスト読み上げ音声の選択・・・・・・・・147 テキスト読み上げの設定・・・・・・・・・・151 テンキー・・・・・・・・・・・・・・・・・24-25 <187ページ> 電源アダプター・・・・・・・・・・・・・・38 電源キー・・・・・・・・・・・・・・・・・20, 41, 43 トーン(音質)・・・・・・・・・・・・・・・45 時計設定・・・・・・・・・・・・・・・・・149-150 トラック・・・・・・・・・・・・・・・・・67  トラック移動・・・・・・・・・・・・・・68-69 <な行> 日時の確認・・・・・・・・・・・・・・・・132 <は行> パソコンと接続・・・・・・・・・・・・・・104-106 バックアップ・・・・・・・・・・・・・・・82-92 バッテリー・・・・・・・・・・・・・・・・33-40 早送り・巻き戻し・・・・・・・・・・・・・57 左キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 ビルドブック・・・・・・・・・・・・・・・142 フォーマット(カード内容全消去)・・・・・136-137 フォルダ選択・・・・・・・・・・・・・・・157 フレーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・58  フレーズ移動・・・・・・・・・・・・・・62 プレクストークの情報・・・・・・・・・・・145 ページ・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 ページ移動・・・・・・・・・・・・・・・ 62, 63 ヘッドホン出力端子・・・・・・・・・・・・26 ヘルプ・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 編集準備・・・・・・・・・・・・・・・・・140-141 <ま行> 待ち受け音の選択・・・・・・・・・・・・・148 右キー・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 <188ページ> 見出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・58  見出しに移動・・・・・・・・・・・・・・60, 64  見出しを付ける・・・・・・・・・・・・・126-128  見出しを取り消す・・・・・・・・・・・・129 メディア・・・・・・・・・・・・・・・・・53 メディア・タイトル情報・・・・・・・・・・135 メニューキー・・・・・・・・・・・・・・・20 メニュー階層一覧・・・・・・・・・・・・・152-154 メモ録・・・・・・・・・・・・・・・・・・76-80 <ら行> ラインイン・・・・・・・・・・・・・・・・26, 119, 122-125 リドゥ・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 レベル・・・・・・・・・・・・・・・・・・58-60 録音  録音音質・・・・・・・・・・・・・・・・113-116  録音音量・・・・・・・・・・・・・・・・110-112  録音可能時間・・・・・・・・・・・・・・115  録音キー・・・・・・・・・・・・・・・・20  録音設定・・・・・・・・・・・・・・・・113-118  録音中音量確認・・・・・・・・・・・・・112  録音中の音声ガイド・・・・・・・・・・・118  録音の方法・・・・・・・・・・・・・・・72-75  録音モード・・・・・・・・・・・・・・・113-114, 116  録音モニタ・・・・・・・・・・・・・・・117 <189ページ> <190ページ> @お問い合わせ先 〒386−0012 長野県上田市中央6−15−26 シナノケンシ株式会社 プレクストークお問い合わせ窓口 電話 0570−064177 なお、IP電話、光電話をご利用の方は 0268−21−7614 までご連絡ください。 月〜金 9:30〜12:00 13:00〜17:00 土・日・祝・祭日は休業 ファクシミリやE―mailは常時受け付けております。 FAX:0268−21−7611 E―mail:plextalk@skcj.co.jp ホームページ:http://www.plextalk.com/jp/