プレクストークポータブルレコーダー PTR3 取扱説明書 テキスト版。 第5版 このたびは、プレクストークをお買い上げいただきありがとうございます。この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱い方が記されています。この取扱説明書をお読みの上、製品を安全にお使いください。 ※この取扱説明書テキストファイル版は、墨字版の内容をほぼそのまま収録したものです。ただし、スクリーンリーダを使って読みやすいように一部表現を変えてあります。 【ご注意】 : 指紋・傷・汚れのあるCDは読み取りが悪化します。 ・指紋、傷、汚れが付いたCDは、正しく読み取れない場合があります。 ・特にCD-RWでは読み取りできない場合が多くあります。 ・CDの記録面に指紋、傷、汚れを付けないよう、取り扱いにはご注意ください。 CDの持ち方。 ・CDを持つときは、記録面には触れないよう、上側から人差し指を中心にある穴に入れ、親指を外側のフチに当て、つまむように持ってください。 ・記録面には、CD中央の穴のフチから1cm外側に同心円状のでっぱりがあります。 CDを機器に装着する際の注意。 ・CDドライブのトレイは、右方向に止まるまで完全に引き出してください。 ・CDの中心をトレイ中央の突起に合わせます。 ・CDの中心の穴を挟むように2本の指を当てます。「カチッ」という音がするまで押し込みます。 ・CDがスムーズに回転することで、正しく装着されたことを確認してください。 ※トレイ中央の丸い突起から右下方向に2cmの位置にある光ピックアップは触らないでください。 CDの強制排出方法。 ・本体の電源を切ってください。 ・トレイのイジェクトボタンの奥側にある1.5mmの穴に付属のピンを、1cm程度まっすぐに差し込んでください。 ・ロックが解除されたら、トレイを引き出してください。 ※トレイが出ない場合などは、プレクストークお問い合わせ窓口までお問い合わせください。 目次。 目次 : 4ページ。 1章 本製品の特徴 : 14ページ。 2章 お使いいただくための注意事項 : 15ページ。 2章1 安全にお使いいただくために (警告、注意) : 15ページ。 2章2 使用許諾 : 19ページ。 2章3 その他注意事項 : 19ページ。 3章 はじめに : 21ページ。 3章1 入っているものを確認しましょう : 21ページ。 3章2 取扱説明書を開く : 22ページ。 4章 各部の名称と働き : 23ページ。 4章1 本体の形状 : 23ページ。 4章2 操作面(すっきりカバー装着時) : 24ページ。 4章2節1 操作面 奥側のキー : 24ページ。 4章2節2 操作面 中央のキー : 25ページ。 4章2節3 操作面 手前のキー : 26ページ。 4章3 操作面(すっきりカバー未装着時) : 27ページ。 4章4 背面 : 30ページ。 4章5 底面 : 30ページ。 4章6 右側面 : 31ページ。 4章7 左側面 : 32ページ。 5章 基本操作 : 33ページ。 5章1 電源アダプターを接続する : 33ページ。 5章2 電源を「オン」、「オフ」する : 33ページ。 5章3 CDを聴く : 34ページ。 5章4 CDをバックアップする : 34ページ。 5章5 バックアップしたものを聴く : 35ページ。 5章6 録音する : 35ページ。 6章 インターネット接続の準備 : 36ページ。 6章1 接続の概略 : 36ページ。 6章2 接続の準備 : 37ページ。 6章2節1 インターネットを使用するには : 37ページ。 6章2節2 ルーターとLANケーブルで接続する : 37ページ。 6章2節3 無線LAN親機とワイヤレスネットワークで接続する : 37ページ。 7章 各種メディアの取り扱い方法 : 39ページ。 7章1 CDについて : 39ページ。 7章1節1 CDの取り扱いについて : 39ページ。 7章1節2 再生できるCD : 39ページ。 7章1節3 CDを入れる・取り出す : 40ページ。 7章2 SDカードについて : 42ページ。 7章2節1 利用可能なSDカード : 42ページ。 7章2節2 SDカードの形状 : 42ページ。 7章2節3 SDカードの入れ方 : 43ページ。 7章2節4 SDカードの取り出し方 : 43ページ。 7章2節5 書き込み禁止スイッチ : 44ページ。 7章3 USB機器について : 45ページ。 7章3節1 利用可能なUSB機器 : 45ページ。 7章3節2 USB機器の接続方法 : 46ページ。 7章3節3 USB機器の取り外し方 : 46ページ。 8章 DAISY図書を聴く : 47ページ。 8章1 CDからDAISY図書を聴く : 47ページ。 8章1節1 再生・停止する : 47ページ。 8章1節2 送りキー・戻しキーを利用する : 47ページ。 8章2 DAISY図書を便利に聴く : 48ページ。 8章2節1 前後に移動して聴きたい場所を聴く : 48ページ。 8章2節2 DAISY図書を繰り返し聴く : 50ページ。 8章2節3 ダイレクト移動 : 51ページ。 8章2節4 移動を取り消す : 52ページ。 8章3 タイトルを選択して聴く : 53ページ。 8章3節1 タイトル選択を開始する : 53ページ。 8章3節2 タイトルを簡単に選択する : 53ページ。 8章3節3 タイトルを効率よく選択する : 54ページ。 8章3節4 タイトルを直接選択する : 58ページ。 8章3節5 タイトルの並び順の切り替え : 59ページ。 8章3節6 タイトルの選択方法を変更して聴く : 60ページ。 9章 サピエのDAISYオンラインサービスを利用する : 63ページ。 9章1 はじめに : 63ページ。 9章1節1 「サピエ」について : 63ページ。 9章1節2 「サピエ」を利用するには : 63ページ。 9章1節3 「オンラインサービス」メディアについて : 64ページ。 9章1節4 「ネット閲覧室」について : 64ページ。 9章1節5 再生とダウンロードについて : 64ページ。 9章1節6 蔵書検索について : 65ページ。 9章1節7 お知らせについて : 65ページ。 9章1節8 他のDAISYオンライン対応機器との併用について : 65ページ。 9章2 サピエのユーザーIDとパスワードを設定する : 65ページ。 9章3 蔵書検索 : 66ページ。 9章3節1 蔵書検索を開始する : 66ページ。 9章3節2 蔵書検索メニューを選択・決定・キャンセルする : 67ページ。 9章3節3 蔵書検索を終了する : 67ページ。 9章3節4 図書を検索する : 68ページ。 9章3節5 検索結果の利用 : 70ページ。 9章3節6 文字を入力して図書を検索 : 73ページ。 9章4 雑誌の検索および定期配信 : 76ページ。 9章4節1 新着の雑誌の検索 : 76ページ。 9章4節2 月刊誌・週刊誌・その他で検索 : 76ページ。 9章4節3 雑誌名で検索 : 77ページ。 9章4節4 雑誌の定期配信 : 78ページ。 9章5 タイトル削除依頼 : 78ページ。 9章6 蔵書検索メニュー階層一覧 : 79ページ。 9章7 ネット閲覧室 : 79ページ。 9章7節1 ネット閲覧室のグループ : 79ページ。 9章7節2 ネット閲覧室のタイトルを聴く : 80ページ。 9章7節3 新着リストのタイトルをまとめて閲覧リストに登録する : 81ページ。 9章7節4 ネット閲覧室のタイトルをダウンロードする : 82ページ。 9章7節5 ダウンロードをキャンセルする : 83ページ。 9章7節6 閲覧リストのタイトルを削除する : 83ページ。 9章7節7 閲覧リストのタイトルをまとめて削除する : 84ページ。 9章7節8 ネット閲覧室のタイトルの詳細情報を確認する : 85ページ。 9章8 お知らせ : 85ページ。 9章8節1 お知らせの種類 : 85ページ。 9章8節2 お知らせを聴く : 86ページ。 9章8節3 お知らせを削除する : 87ページ。 9章8節4 複数のお知らせをまとめて削除する : 87ページ。 10章 音楽を聴く : 89ページ。 10章1 音楽CDを聴く : 89ページ。 10章1節1 前後に移動する : 89ページ。 10章2 音楽(音声ファイル)を聴く : 90ページ。 10章2節1 前後のアルバムやトラックなどに移動する : 90ページ。 10章2節2 トラックやアルバムを番号で指定して移動する : 91ページ。 10章2節3 再生方法を変更する(シャッフル・リピート設定) : 92ページ。 10章2節4 お気に入りに登録して聴く : 93ページ。 11章 テキストを聴く : 96ページ。 11章1 テキスト内を移動して聴く : 96ページ。 11章1節1 テキストファイル内を前後に移動して聴く : 96ページ。 11章1節2 ダイレクト移動:パーセント移動 : 97ページ。 11章1節3 テキストファイルを繰り返し聴く : 97ページ。 12章 オーディオブックを聴く : 98ページ。 12章1 オーディオブックの移動単位 : 98ページ。 12章1節1 <前後に見出しや時間で移動する> : 98ページ。 12章1節2 <ダイレクト移動する> : 98ページ。 13章 おやすみタイマー : 99ページ。 14章 機器の現在の情報を聴く : 100ページ。 14章1 情報を聴く : 100ページ。 14章2 現在の日時を確認する : 101ページ。 15章 しおりを利用する : 102ページ。 15章1 しおりを付ける : 102ページ。 15章2 しおりの位置に移動する : 104ページ。 15章2節1 前後のしおりの位置に移動する : 104ページ。 15章2節2 番号を指定して移動する : 104ページ。 15章3 しおりを削除する : 105ページ。 15章3節1 しおりを削除する : 105ページ。 15章3節2 選択中のタイトルのしおりを削除する : 105ページ。 16章 DAISY図書の製作に便利な機能(図書製作モード) : 106ページ。 16章1 ノーマルモードと図書製作モードの違い : 106ページ。 17章 DAISY図書を録音する : 107ページ。 17章1 録音の基本操作 : 107ページ。 17章1節1 新規タイトルを録音する : 107ページ。 17章1節2 追加録音する : 108ページ。 17章2 録音音量の調整 : 109ページ。 17章2節1 自動音量調整の切り替え : 109ページ。 17章2節2 録音音量を調整して録音する : 109ページ。 17章2節3 録音中に音量を確認する : 110ページ。 17章3 録音設定 : 111ページ。 17章3節1 録音音質 : 111ページ。 17章3節2 録音音質の設定 : 111ページ。 17章3節3 録音モードの設定項目 : 112ページ。 17章3節4 録音モードの種類 : 113ページ。 17章3節5 録音モードの設定 : 113ページ。 17章4 録音中に音声を聴く : 114ページ。 17章4節1 モニター出力の「あり/なし」 : 114ページ。 17章4節2 録音中の音声ガイド切り替え : 115ページ。 17章5 外付けマイクやラインから録音する : 115ページ。 17章5節1 外付けマイクとライン入力 : 115ページ。 17章5節2 外付けマイクで会議や授業を録音する : 115ページ。 17章5節3 ラジオやテープの音声を録音する : 116ページ。 17章5節4 音楽をラインから録音する : 117ページ。 17章6 図書製作モードで使用できる録音操作 : 118ページ。 17章6節1 録音方法の切り替え : 118ページ。 17章6節2 追加録音 : 118ページ。 17章6節3 挿入録音 : 118ページ。 17章6節4 パンチイン録音 : 119ページ。 17章6節5 上書き録音 : 120ページ。 18章 DAISY図書を編集する : 122ページ。 18章1 録音中に編集する : 122ページ。 18章1節1 録音開始時に見出しを付ける予約をする : 122ページ。 18章1節2 録音中に見出しを付ける : 122ページ。 18章1節3 録音再開時に見出しを付ける予約をする : 123ページ。 18章1節4 録音開始時にページを付ける予約をする : 123ページ。 18章1節5 録音中にページを付ける : 124ページ。 18章1節6 録音再開時にページを付ける予約をする : 124ページ。 18章1節7 録音開始時にグループを付ける予約をする : 125ページ。 18章1節8 録音中にグループを付ける : 125ページ。 18章1節9 録音再開時にグループを付ける予約をする : 125ページ。 18章2 録音後に編集する : 126ページ。 18章2節1 フレーズ編集 : 126ページ。 18章2節2 セクション編集 : 130ページ。 18章2節3 見出し編集 : 133ページ。 18章2節4 ページ編集 : 135ページ。 18章2節5 グループ編集 : 136ページ。 18章3 編集を取り消す : 137ページ。 18章3節1 直前編集取り消し : 137ページ。 18章4 録音・編集可能な図書からDAISY図書に変換する : 138ページ。 18章4節1 ビルドブック : 138ページ。 18章5 DAISY図書から録音・編集可能な図書に変換する : 139ページ。 18章5節1 編集準備 : 139ページ。 19章 メモ録 : 140ページ。 19章1 メモ録を録音する : 140ページ。 19章2 メモ録を再生する : 141ページ。 19章3 メモ録を直接選択する : 141ページ。 19章4 選択中のメモ録を削除する : 142ページ。 19章5 すべてのメモ録を削除する : 142ページ。 20章 図書や音楽などをバックアップする : 144ページ。 20章1 「バックアップ」について : 144ページ。 20章2 DAISY図書をバックアップする : 145ページ。 20章2節1 DAISY図書をバックアップする : 145ページ。 20章2節2 PTR2で再生できる形式でバックアップする : 146ページ。 20章3 音楽をバックアップする : 146ページ。 20章3節1 アルバムをバックアップする : 146ページ。 20章3節2 トラックを選択してバックアップする : 147ページ。 20章3節3 マイベストアルバムを聴く : 149ページ。 20章4 メモ録をバックアップする : 149ページ。 20章5 バックアップ先に作られるフォルダ名 : 150ページ。 21章 タイトル・ファイルを削除する : 151ページ。 22章 パソコンと接続する : 152ページ。 22章1 本製品とパソコンをUSBケーブルで接続する : 152ページ。 22章1節1 パソコンの動作環境 : 152ページ。 22章1節2 使用するUSBケーブル : 152ページ。 22章1節3 パソコンと接続する : 152ページ。 22章1節4 内蔵メモリとSDカードの切り替え : 153ページ。 22章1節5 データの転送 : 153ページ。 22章1節6 パソコンから取り外す : 153ページ。 22章2 本製品とプレクストークポケット・プレクストークリンクポケットを接続する : 154ページ。 22章2節1 使用するUSBケーブル : 154ページ。 22章2節2 接続する : 154ページ。 22章2節3 接続してできること : 155ページ。 22章2節4 取り外す : 155ページ。 22章3 プレクストークレコーディングソフトウェアをインストールする : 156ページ。 23章 文字を入力する : 157ページ。 23章1 操作方法 : 157ページ。 23章2 キーの割り当て : 158ページ。 23章2節1 かな文字入力の場合 : 158ページ。 23章2節2 ABC入力の場合 : 159ページ。 23章2節3 数字入力の場合 : 159ページ。 23章2節4 記号一覧の場合 : 160ページ。 23章2節5 文字の確定 : 160ページ。 23章2節6 入力操作の例 : 161ページ。 24章 メニューから機器の設定を行う : 162ページ。 24章1 メニュー 階層一覧 : 162ページ。 24章2 メニューの操作方法 : 164ページ。 24章3 蔵書検索 : 164ページ。 24章4 タイトル管理 : 165ページ。 24章4節1 バックアップ : 165ページ。 24章4節2 タイトル情報 : 165ページ。 24章4節3 タイトル選択 : 165ページ。 24章4節4 しおり : 166ページ。 24章4節5 新規タイトル作成 : 166ページ。 24章4節6 タイトル・アルバム削除/すべてのメモ録を削除 : 166ページ。 24章4節7 ファイル削除/選択中のメモ録を削除 : 166ページ。 24章5 編集 : 167ページ。 24章5節1 フレーズ編集 : 167ページ。 24章5節2 セクション編集 : 167ページ。 24章5節3 見出し編集 : 168ページ。 24章5節4 ページ編集 : 168ページ。 24章5節5 グループ編集 : 169ページ。 24章5節6 直前編集取り消し : 169ページ。 24章5節7 不要音声ファイル削除 : 169ページ。 24章5節8 ビルドブック : 169ページ。 24章5節9 編集準備 : 170ページ。 24章6 再生設定 : 170ページ。 24章6節1 シャッフル・リピート設定 : 170ページ。 24章6節2 マルチメディア図書再生設定 : 171ページ。 24章6節3 飛ばし読み : 171ページ。 24章7 録音設定 : 172ページ。 24章7節1 録音音質の選択 : 172ページ。 24章7節2 録音モードの選択 : 172ページ。 24章7節3 録音中の音声ガイド切り替え : 172ページ。 24章7節4 自動音量調整の切り替え : 172ページ。 24章8 メディア管理 : 173ページ。 24章8節1 メディア情報 : 173ページ。 24章8節2 メディアを全消去する : 173ページ。 24章9 ネットワーク設定 : 174ページ。 24章9節1 ワイヤレスネットワーク接続設定 : 174ページ。 24章9節2 有線ネットワーク接続設定 : 180ページ。 24章9節3 設定の読み込み : 180ページ。 24章9節4 設定の保存 : 181ページ。 24章9節5 ネットワーク情報確認 : 182ページ。 24章9節6 ネットワーク設定の初期化 : 183ページ。 24章10 オンラインサービス管理 : 183ページ。 24章10節1 ネット閲覧室・お知らせ更新 : 183ページ。 24章10節2 オンラインサービス設定 : 184ページ。 24章11 システム設定 : 187ページ。 24章11節1 ガイド音量の選択 : 187ページ。 24章11節2 ガイドスピードの選択 : 187ページ。 24章11節3 テキスト読み上げ音声の選択 : 187ページ。 24章11節4 待ち受け音の選択 : 188ページ。 24章11節5 キー受付音の選択 : 188ページ。 24章11節6 時計設定 : 188ページ。 24章11節7 動作モードの選択 : 189ページ。 24章11節8 USB動作の切り替え : 190ページ。 24章11節9 テキスト読み上げの設定 : 190ページ。 24章11節10 バッテリーいたわりモード : 190ページ。 24章11節11 バッテリーリフレッシュ : 190ページ。 24章11節12 設定の初期化 : 192ページ。 24章12 バージョン管理 : 193ページ。 24章12節1 プレクストークの情報 : 193ページ。 24章12節2 ネットワークバージョンアップ : 193ページ。 24章13 メニューのショートカット : 194ページ。 24章13節1 数字にメニュー項目を割り当てる : 194ページ。 24章13節2 ショートカットを呼び出す : 194ページ。 25章 バッテリー : 195ページ。 25章1 バッテリー交換方法 : 195ページ。 25章2 バッテリーで動作させる : 196ページ。 25章3 バッテリーに関する注意 : 197ページ。 26章 ファームウェアを更新する : 199ページ。 26章1 インターネット経由でファームウェアを更新する : 199ページ。 26章1節1 本製品の電源オン時にファームウェアを更新する : 199ページ。 26章1節2 ネットワークバージョンアップメニューでファームウェアを更新する : 200ページ。 26章2 プレクストークのホームページからファームウェアをダウンロードして更新する : 200ページ。 27章 用語 : 201ページ。 27章1 キーワード : 201ページ。 27章2 カテゴリー : 201ページ。 27章3 メディア : 202ページ。 27章4 DAISY : 202ページ。 27章5 その他 用語解説 : 203ページ。 28章 故障かなと思ったら : 206ページ。 28章1 症状と対応のしかた : 206ページ。 28章2 よくある質問 Q&A : 213ページ。 29章 仕様 : 214ページ。 30章 動作確認済メディア : 217ページ。 31章 索引 : 218ページ。 32章 保証について : 225ページ。 お問い合わせについて : 232ページ。 プレクストークホームページについて : 232ページ。 1章 : 本製品の特徴。 1)、DAISY図書を聴く。 DAISY形式の録音図書を再生することができます。 DAISY図書は、見出しやページなどのしるしが付けられており、本製品は、そのしるしによって聴きたい箇所に素早く移動することができます。 2)、インターネット経由でサピエ図書館を利用する。 本製品をインターネットに接続することで、サピエのDAISYオンラインサービスを利用して図書などを聴くことができます。 3)、音楽を聴く。 音楽を「繰り返し再生」や「シャッフル再生」などの再生方法で楽しめます。 4)、録音する。 授業や会議などを内蔵メモリやSDカードに録音できます。 また、図書製作モードを使用することで録音図書の製作もより便利にご利用いただけます。 5)、すっきりカバー。 すっきりカバーを標準付属しており、装着時は再生に必要なキーだけ使えて、初心者でも安心して利用することができます。 操作に慣れ、より便利な検索機能などを使いたい際には、すっきりカバーを取り外してすべての機能をご利用ください。 6)、便利な機能。 さらに、次のような便利な機能があります。 1.音声で本製品の動作を明確に知らせる「音声ガイド」機能。 2.設定した時間になると自動的に電源が切れる「おやすみタイマー」機能。 3.再生のスピードを聴き取りやすい速度に変えられる機能。 4.自由な場所にしるしを付けられる「しおり」機能。 5.DAISY図書や音楽CDを内蔵メモリやSDカードなどに保存する「バックアップ」機能。 6.その場ですぐに録音可能な「メモ録」機能。 7.録音した内容を編集できる「編集」機能。 8.無線LAN親機に簡単に接続できる「自動登録」機能。 2章 : お使いいただくための注意事項。 2章1 : 安全にお使いいただくために(警告、注意)。 本製品は安全に十分配慮して設計されています。しかし、電気製品は間違った使い方をすると、火災や感電などにより人身事故になることがあり危険です。事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。 警告、および注意事項について。 「警告」 : これらの表示を無視して誤った取り扱いをすると、死亡または重傷を負うおそれがあります。 「注意」 : これらの表示を無視して誤った取り扱いをすると、障害を負うおそれ、または物的損害が発生するおそれがあります。 ※以下の警告および注意事項の中で使われる「本製品」という表現には、プレクストーク本体のみならず、バッテリーも含まれます。 ※「SDメモリカード」を省略して「SDカード」と表記します。 警告。 警告1. 本製品から煙が出る、異臭がする等の異常がある場合、そのまま使用すると火災・感電・けが等の原因になります。ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。その際、本体またはバッテリーが高温になっている可能性がありますので、火傷しないように十分注意してください。 警告2. 万一、バッテリーから液がもれたら、ただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから抜き、すぐに火気より遠ざけ、販売店にご連絡ください。漏れた液や気体に引火して発火・破裂のおそれがあります。バッテリー液が目に入った場合は、きれいな水で洗った後、ただちに医師に相談してください。液が皮膚や衣服に付いたときは、水でよく洗い流してください。 警告3. 本製品の隙間から金属物などの異物を入れたり、本製品に水や洗浄液等の液体をこぼしたりしないでください。ショートして火災・感電・故障の原因になり、大変危険です。異物や液体が入ってしまった場合は、ただちに電源プラグをコンセントから抜き、本体からバッテリーを取り出し、販売店にご連絡ください。 警告4. 本製品を開けて勝手に修理しないでください。カバーを取ると電流やレーザー光線が放射されることがあり危険です。火災・感電・故障の原因になります。安全のため、修理は「プレクストークお問い合わせ窓口」にご依頼ください。 警告5. CD読み取り用の光ピックアップから放射されるレーザー光線は目など人体に有害です。トレイを開いた時はレーザーが発光されない仕組みですが、光ピックアップを正面から注視しないでください。 警告6. お風呂や雨の当たる場所、湿気の多い場所での使用はしないでください。感電・火災・故障の原因になります。 警告7. 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。 警告8. 付属の電源アダプターや電源コード、当社指定のバッテリー以外は使用しないでください。また、AC100V 50/60Hz 以外の電源では使用しないでください。火災・感電・故障の原因になります。 警告9. 電源プラグについた埃は定期的に清掃してください。その際、電源プラグをコンセントから抜いた後に清掃してください。また、たこあし配線をしないでください。埃やたこあし配線は、火災・感電の原因になります。 警告10. 電源プラグを差し込む際は、プラグ本体を持って根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全だと火災や感電の原因になります。また、電源プラグを抜く際は、必ずプラグを持って抜いてください。電源コードを引っ張ってプラグを抜くと、コードが傷つき、火災・感電の原因になります。 警告11. 電源アダプター、電源コードを傷つけないでください。重いものを乗せたり、引っ張ったり、加工したり、傷つけたり、無理に曲げたり、ねじったり、束ねたり、挟んだり、熱器具を近づけたりするとアダプターやコードが傷つき、火災や感電の原因となります。 警告12. 自動車・バイク・自転車などの乗り物を運転しながら本製品を使用しないでください。交通事故の原因になります。また、歩きながらの使用も大変危険ですのでおやめください。交通事故の原因・故障の原因になります。 警告13. 本製品で利用可能なSDカードやUSBメモリなどのサイズの小さなメディアは、乳幼児の手の届く場所に置かないでください。誤飲すると健康に悪影響を及ぼします。誤飲した際は、ただちに医師に相談してください。 警告14. 本製品やメディアを、埃の多い場所、直射日光の当たる場所、暖房器具に近い場所、炎天下の車内などに置かないでください。また、携帯電話・オーディオアンプ・電子レンジ・トースター・ヘアドライヤー・その他熱や電波を発生する電気製品の近くに置かないでください。火災・感電・故障の原因になります。 警告15. 本製品に対して、たたく、踏みつける、重いものを乗せる、落下させるなどの強い衝撃を与えないでください。また、火の中に入れたり、電子レンジ・オーブンなどで加熱したりしないでください。火災・感電・故障の原因になります。 警告16. 長期間使用しないときは、電源プラグをコンセントから抜き、バッテリーを本体から取り出しておいてください。 警告17. 本体を廃棄する際は、お住まいの自治体の定める廃棄物分別方法に従って処分してください。バッテリーの廃棄は「充電式電池リサイクル協力店」にご持参して廃棄してください。 警告18. お手入れの際は、電源プラグをコンセントから抜き、電源を切ってください。感電の原因になります。水や洗剤液を直接かけたり、霧吹きで吹き付けたりしないでください。液体が本製品にかかると、火災・感電・故障の原因になります。 警告19. バッテリーを誤って落下させると故障の原因になります。取り扱いには十分に注意してください。 警告20. 航空機や病院など使用制限のある場所では、その場の指示に従ってください。ワイヤレスネットワークや音楽プレーヤー等の使用が禁止されている場所では本製品を使用しないでください。 警告21. 雷が鳴っている時、または落雷がありそうな時は、電源プラグをコンセントから抜き、バッテリー駆動で使用してください。電源アダプターを接続した状態で雷が落ちると、火災・感電・故障の原因になります。 警告22. 本製品や付属品が故障した場合、電源を切って使用を中止し、プレクストークお問い合わせ窓口、または販売店に相談してください。故障したまま使用を続けると、火災・感電の原因になります。 警告23. 本製品並びに電源アダプター内部の部品は経年変化により、劣化する場合があります。長期間ご使用された本製品や電源アダプターに異常な発熱やこげくさい臭いがするなどの異常が見られましたら、ただちに使用を中止し、プレクストークお問い合わせ窓口、または販売店にご相談してください。 注意。 注意1. 本製品は使用中または充電中に温度が上がる場合があります。長時間皮膚の同じ場所に触れていると、熱い・痛いなどの自覚症状がなくても低温やけどのおそれがあります。長時間皮膚の同じ場所に触れないようにしてください。 注意2. 長時間ヘッドホンを使用すると、聴覚へ悪影響を及ぼすおそれがあります。長時間の連続使用は避けてください。また、大き過ぎる音量で聴くことも避けてください。 注意3. 本製品は傾いた場所や不安定な場所を避け、必ず水平な状態で使用してください。立てた状態で使用したり、保管したりすると倒れるおそれがあります。故障・不具合の原因になります。 注意4. ラベルやシールを貼ったCDは使用しないでください。「CDの取り出しができない」「CDの記録面に傷がつく」「再生ができない」など故障・不具合の原因になります。 注意5. SDカードは正しい向きで入れてください。また、出し入れの際、決して無理な力を加えないでください。間違った向きで入れたり、無理な力を加えて出し入れしたりすると故障の原因になります。本製品のカードスロットはSDカード、SDHCカードおよびSDXCカード専用です。それ以外のカードをカードスロットに差し込まないでください。故障の原因になります。 注意6. ヘッドホン出力端子やUSB端子に接続する際は、無理な力で挿しこまないでください。また、接続された状態で無理な力をかけないようにご注意ください。故障の原因になります。 注意7. 本製品の中にメディアを入れた状態および電源アダプターを付けたままでの持ち歩き、移動・運搬はおやめください。故障の原因となります。 注意8. お手入れの際は中性洗剤を少しだけ布にしめらせて汚れを取り、乾いた布でふいてください。中性ではない洗剤を使用したり、シンナー・アルコールなどで拭いたりしないでください。本製品の表面を痛めてしまいます。 注意9. 電源ケーブルにつまずいて転倒しないように注意してください。けがの原因となります。また、つまずいた際に、本製品が落下して故障する可能性があります。十分に注意してください。 注意10. 本製品には、市販のCDレンズクリーナーは使用しないでください。 注意11. 本製品の隙間から虫(ゴキブリなど)が入ると、故障の原因となる場合があります。 注意12. 本製品の上に物をかぶせたり、布団などのやわらかい物の上で長時間使用したりすると、熱がこもり高温になる場合があります。このような状態での使用は避けてください。故障・不具合の原因になります。 2章2 : 使用許諾。 1.本取扱説明書(以下「本書」)はシナノケンシ株式会社の著作物です。したがって、定められた場合を除き、本書の一部または全部を無断で複製・複写・転写・転載・改変することは法律で禁止されています。 2.本書に記載されている内容に関しては、改良のため予告なしに変更することがあります。 3.本書の内容に関しては万全を期して作成していますが、万一ご不明な点あるいは不備な点などがありましたら、当社までご連絡ください。 4.本製品及び付属品の使用に起因する損害や逸失利益の請求などにつきましては、上記に関わらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。 5.本製品は「外国為替及び外国貿易法」の規定により戦略物等輸出規制製品に該当する場合があります。国外に持ち出す際は、日本政府の輸出許可申請などの手続きが必要になる場合があります。 6.本製品は医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器としての使用、またはこれらに組み込んでの使用は意図されておりません。これらの設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故障により人身事故、火災事故、社会的損害などが生じても、当社ではいかなる責任も負いかねます。設備や機器、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計など、安全設計に万全を期されるようご注意ください。 7.本製品は日本国内仕様です。本製品を日本国外で使用された場合、当社は一切の責任を負いかねます。また、当社は本製品に関し、日本国外への技術サポート及びアフターサービス等を行なっておりません。予めご了承ください。 本製品と付属品のライセンスと商標はすべて、当社その他本製品と付属品の各々の権利者が保持します。 登録商標について。 ・Microsoft、Windows 10、Windows 11、Windows Embedded Compact 7は、米国 Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。 2章3 : その他注意事項。 電波障害自主規制について。 本製品(電源アダプターを含む)は家庭環境で使用することを目的にしておりますが、ラジオ、テレビ等に接近して使用すると、電波障害の原因となることがあります。本製品がテレビやラジオ等の受信障害の原因となっているかは本製品の電源の「オン」、「オフ」を切り替えることでご確認いただけます。本製品が原因の場合は次の方法をお試しください。 ・受信アンテナの位置、あるいは方向を変える。 ・本製品と受信機の距離を離す。 ・本製品と受信機のコンセントを別々にする。 バックアップに関する著作権について。 本製品によるバックアップは、著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障がい者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または刑事上の制裁を受ける場合があります。 有寿命部品について。 本製品には、有寿命部品(CDドライブ、ラバーキー等)が含まれています。使用頻度、経過時間、使用環境によって摩耗/劣化が進行し、交換が必要となる部品です。本体の保証期間内であっても部品交換が有償となる場合があります。 ・CDドライブの光ピックアップは、製造からの時間経過とともに徐々に摩耗/劣化し、読み取り時間としておよそ2000時間が寿命の目安となります。なお、使用頻度、使用環境によっては早期に摩耗、劣化する場合があります。CDを読み込みにくい症状が頻繁に発生する場合は「プレクストークお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。 消耗品について。 本製品には、消耗品(バッテリー、時計用電池等)が含まれています。使用頻度や使用量により消耗します。初期不良の場合を除き、本体の保証期間内であっても有償となります。 ・バッテリーは充電/放電の繰り返しや、製造から時間が経過することで電池容量が消耗します。消耗の進み方は使用頻度や使用環境により異なります。バッテリー残量がゼロパーセントの状態で長期間放置する、バッテリーを使い切ってから充電する、温度が高い場所で使用する、熱がこもる場所で使用するなどのご使用を極端に繰り返すと、バッテリーが早期に消耗しますのでご注意ください。 ・時計用電池の消耗を防ぐため、少なくとも3か月に1回は電源アダプターを接続し、24時間以上充電を行ってください。長期間電源アダプターを接続しない状態が続くと、電池が放電し、時計が時刻を保持することができなくなります。また、このような状態で長期間経過すると、時計用電池の消耗が急速に進み、時計の保持期間が短くなります。 他社電源アダプターの使用。 本製品の付属品以外の電源アダプターは、本製品の破損や誤動作等、予期せぬ不具合または故障の原因となりますので、使用することはできません。 その他。 ・本製品は水平な机上など安定した場所に、操作面を上にして使用してください。本製品を側面や背面を下側にし、立てた状態での使用はお控えください。故障の原因となります。 ・動作中、充電中には電力を消費するため、本体やバッテリー表面温度が上昇しますが異常ではありません。 3章 : はじめに。 3章1 : 入っているものを確認しましょう。 本製品をご使用になる前に、まず次のものがそろっているか□にチェックしながらお確かめください。万一不足しているものがありましたら、お手数ですが本製品を購入した販売店までご連絡ください。 お願い:梱包箱や梱包材は、修理などのために本製品を安全に輸送する際に必要となることがありますので、大切に保管しておいてください。 プレクストークポータブルレコーダー、 PTR3 : 1台。 ※バッテリーは本体に装着された状態で同梱されています。 すっきりカバー(本体に装着済) : 1個。 電源アダプター : 1個。 ※電源コードは電源アダプターと接続した状態で同梱されています。 取扱説明書(墨字版) : 1冊。 基本操作ガイド(音楽CD版) : 1枚。 保証書 : 1枚。 同梱品一覧票(点字) : 1枚。 プレクストークお客様登録用紙 : 1枚。 返信用封筒 : 1枚。 3章2 : 取扱説明書を開く。 本製品には取扱説明書(墨字版)に加え、音声マニュアルおよび電子マニュアルが付属します。本章では、これらの取扱説明書の概要および開き方をご説明します。 1.取扱説明書(墨字版)。 この説明書では、基本操作ガイド音楽CD版でのご説明に加え、便利な機能やより詳細な使い方をご説明しています。音声で取扱説明書をご確認いただくには、本製品内蔵の取扱説明書DAISY版をご利用ください。 2.基本操作ガイド(音楽CD版)。 基本操作ガイド(音楽CD版)は、本製品や音楽CDプレーヤーで再生することができます。このCDでは、本製品の基本的な操作方法についてご説明しています。 3.取扱説明書(DAISY版)。 取扱説明書(DAISY版)は、本製品にヘルプとして内蔵しており、すっきりカバーを外した状態にて使用することができます。この説明書では、基本操作ガイド(音楽CD版)でのご説明に加え、便利な機能やより詳細な使い方をご説明しており、内容は音声にてお聴きいただくことができます。 <ヘルプの聞き方>。 手順1. ヘルプを開始するには[0キー]を押します。取扱説明書(DAISY版)の内容を聞くことができます。再生方法はDAISY図書と同じです。 手順2. ヘルプを終了するには、再度[0キー]を押します。 <ポイント>。 [0キー]を長押しすると「キー説明モード」が開始します。「キー説明モード」を終了するには[0キー]を長押しします。 4章 : 各部の名称と働き。 4章1 : 本体の形状。 本製品を操作するための各種キーが配置されている広い面を「操作面」と呼びます。操作面手前側に手で握れる大きさのバーがあり、そこがハンドルとなります。ハンドルが手前になるように本体を置きます。背後の面を「背面」、右側の側面を「右側面」、左側の側面を「左側面」、本体下側を「底面」と呼びます。 これから各キーの操作方法を簡単に説明します。詳しくは次章以降を参照してください。 4章2 : 操作面 (すっきりカバー装着時)。 すっきりカバー装着時に使用できるキーやその特徴から説明します。操作面を奥側、中央、手前に分けてご説明します。 4章2節1 : 操作面 奥側のキー。 操作面奥側には、電源や音量を操作するキーがあります。 1.電源キー。 操作面で一番左奥にある丸く大きなキーです。キーの左側には横長の溝があり位置が確認できます。キーを長押しすることで電源を「オン」、「オフ」します。電源オン時は緑色に点灯します。 2.充電LED。 電源キーの上に充電LEDがあります。バッテリーの充電中は赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。バッテリーや電源アダプターに異常がある際は赤色で点滅します。 3.おやすみタイマーキー。 電源キーの右側にある小さな丸いキーです。おやすみタイマーを設定します。音声ガイドが流れている間にキーを押すことにより15分、30分、45分、1時間、1時間30分、2時間、オフを切り替えて設定できます。 4.トーンキー。 おやすみタイマーキーの右側にある3つ並んだ縦長のキーの左側のキーです。上がトーンアップキー、下がトーンダウンキーとなります。トーンアップキーを押すと高音が強調され、トーンダウンキーを押すと低音が強調されます。キーを長押しすることでトーン設定を素早く変更できます。トーンアップキーとトーンダウンキーを同時に押すとトーンが標準設定値に戻ります。 5.音量キー。 3つ並んだ縦長のキーの真ん中のキーです。内蔵スピーカーの再生音量とヘッドホン出力の再生音量は、別々に設定します。上が音量アップキー、下が音量ダウンキーとなります。音量アップキーを押すと音量が大きくなり、音量ダウンキーを押すと音量が小さくなります。キーを長押しすることで音量設定を素早く変更できます。音量アップキーと音量ダウンキーを同時に押すと、音量が13に戻ります。 6.スピードキー。 3つ並んだ縦長のキーの右側のキーです。上がスピードアップキー、下がスピードダウンキーとなります。スピードアップキーを押すと再生スピードが速くなり、スピードダウンキーを押すと再生スピードが遅くなります。キーを長押しすることでスピード設定を素早く変更できます。スピードアップキーとスピードダウンキーを同時に押すとスピードが標準設定値に戻ります。 7.内蔵スピーカー。 操作面の右奥にあり、多くの穴が開いています。再生音や音声ガイドが流れます。 8.内蔵マイク。 操作面の中央奥側にあり、6つの穴が開いています。録音に使用します。 4章2節2 : 操作面 中央のキー。 操作面中央にはタイトルの選択、移動、情報を確認するキーがあります。 9.テンキー。 操作面中央にある12個のキーです。電話のプッシュボタンと同じ配列です。ただし、すっきりカバー装着時は2、4、5、6、8キーのみ操作できます。5キーには位置を示すために小さな突起が付いています。2、4、6、8キーはタイトル選択中にタイトルを選択する際に使用し、十字キーの役割をします。2、8キーは再生中に押すことにより移動単位の切り替えに使用します。4、6キーは再生中に押すことにより再生位置の戻し、送りに使用します。5キーを短く押すことにより情報確認や次の情報にジャンプすることができ、5キーを長く押すことにより現在の日時を確認することができます。 10.タイトルキー。 6キーの右側にあるキーです。タイトル選択を開始します。開始後は2、4、6、8キーを使って、メディア、カテゴリー、タイトル、ファイルを選択します。もう一度タイトルキーを押すとタイトル選択をキャンセルし、タイトル選択開始前に再生されていたタイトルの停止状態に戻ります。 4章2節3 : 操作面 手前のキー。 操作面手前には再生やCDの取り出しに使用するキーがあります。 11.戻しキー。 操作面手前にある横に3つ並んだキーの一番左側のキーです。再生位置を巻き戻す際に使用します。キーを長押しすることで早戻しすることができます。 12.再生・停止キー。 操作面手前にある横に3つ並んだキーの真ん中のキーです。「再生・停止キー」を押すと再生が始まります。もう一度押すと再生が停止します。キーを長押しすることで経過時間情報を確認することができます。 13.送りキー。 操作面手前にある横に3つ並んだキーの右側のキーです。再生位置を送る際に使用します。キーを長押しすることで早送りすることができます。 14.イジェクトキー。 操作面で一番右手前にあるキーです。少しくぼんだ位置にあります。CDを取り出す際に使用します。 4章3 : 操作面(すっきりカバー未装着時)。 次にすっきりカバーが装着されていない状態で使用できるキーを説明します。 <すっきりカバーの特徴>。 本体中央部分にある一段盛り上がった部分がすっきりカバーです。テンキーなどの一部のキーを隠すように装着されています。すっきりカバーは左側のツメ2か所、右側のツメ1か所で本体に固定されています。そのツメを本体から外すことでカバーを外すことができます。カバー取り外し後は装着されていた部分が一段下がった状態となります。取り外したカバーは大切に保管してください。 <すっきりカバーの取り外し方>。 手順1. 再生・停止キーのすぐ上にくぼみがあるので、そのくぼみに親指の腹を引っかけます。 手順2. 中指で5キーあたりを押さえながら、親指でカバーを上方向に持ち上げると外せます。 <注意>。 注意1. カバーを外す際、力を入れ過ぎるとカバーが破損するおそれがあります。また、カバーを押さえながら外さないでください。 注意2. カバーを外す際にカバーが飛んでしまわないようご注意ください。 <すっきりカバーの取り付け方>。 手順1. 左側の2か所のツメを、本体装着部の2か所の穴に差し込みます。 手順2. 左側のツメが入った状態で、右側のツメ部を下方向に押し込みます。 手順3. 装着後は、カバーの4隅が本体から浮いていないことを確認してください。 <ポイント>。 ポイント1. 左側のツメを入れる際は、左奥のツメをすっきりカバー装着部の段差に突き当てながら左側に移動すると簡単にツメを入れることができます。 ポイント2. 右側のツメを入れる際は、カバーの右側中央部分を少し本体中央向きに押しながら下方向に押し込むと簡単にツメを入れることができます。 次にすっきりカバーが装着されていない状態で使用できるキーを簡単に説明します。 15.テンキー。 操作面中央にある12個のキーです。電話のプッシュボタンと同じ配列です。すっきりカバー装着時にも押すことができる2、4、5、6、8キーもテンキーに含まれます。5キーには位置を示すために小さな突起が付いています。2、4、5、6、8キーはほかのテンキーよりもキーの高さが高くなっています。テンキーは主に番号の入力に使用します。また、次のような用途もあります。3キーを再生中に押すことによりリピート設定を切り替えることができます。7キーをタイトル選択中または再生中に押すことによりタイトルを削除することができます。9キーをタイトル選択中または再生中に押すことによりタイトルをバックアップすることができます。0キーを短く押すことにより取扱説明書(DAISY版)を聴くことができ、0キーを長く押すことによりキー説明の開始と終了の操作を行うことができます。アスタリスクキーは操作のキャンセルや直前の操作を取り消すアンドゥの操作に使用します。シャープキーは操作の決定やアンドゥの操作を取り消すためのリドゥ操作に使用します。 16.移動キー。 1キーの左側にある縦に2つ並んだキーの上側のキーです。テンキーと組み合わせて、目的のページや見出しなどに直接移動するときに使用します。 タイトル選択中は、入力した番号のタイトルへ直接移動できます。 再生中は、入力した番号の再生位置へ直接移動できます。このとき、移動キーを押す回数により、移動する単位を選択することができます。移動単位は、DAISY図書では、ページ、見出し、パーセント、音楽では、トラック、アルバムとなります。 17.しおりキー。 移動キーのすぐ下側にあるキーです。しおりを付けたり、しおりに移動する際に使用します。再生中は押す回数により、しおりへの移動、しおりの設定、しおりの削除を行うことができます。音楽再生中の場合には、お気に入りへの追加、削除する操作にも使用します。タイトル選択中に押すことによりタイトルの選択方法を変更します。タイトルの選択方法には、全タイトル一覧、履歴タイトル、最近追加したタイトル、バックアップしたタイトル、ダウンロードしたタイトルがあります。 18.録音キー。 しおりキーから3cmほど下側にある丸く大きなキーです。録音をする際に使用します。キーを長押しすることで「メモ録」ができます。 19.メニューキー。 3キーの右側で、縦に2つ並んだキーの上側のキーです。メニューの選択方法は2、4、6、8キー、シャープキー、アスタリスクキーを使用して選択、決定、キャンセルします。操作の途中ですべてをキャンセルしたい時は、メニューキーを押すとすべてキャンセルされます。メニュー構成は「24章 メニューから機器の設定を行う」、162ページを参照してください。 4章4 : 背面。 1.電源入力端子。 背面には二つ穴があり、左側面側から2番目の縦長の穴が電源入力端子です。付属の電源アダプターを接続します。 2.有線LAN端子。 左側面側から1番目の大きめの穴が有線LAN端子です。LANケーブルを接続し、インターネットに接続が可能です。 4章5 : 底面。 1.バッテリー蓋。 底面の奥側中央にバッテリー蓋があります。出荷時にはバッテリーが装着されています。 4章6 : 右側面。 1.CDドライブ。 CDドライブがあります。操作面のイジェクトキーを押すとトレイが少し排出されます。トレイを完全に引き出すと、トレイ中央にはCDをセットする丸い突起部分がありますので、そこへCD中央の穴位置を合わせしっかりとセットしてください。 <注意>。 注意1. 本体から排出されたトレイ右手前部分にはCDを読み込むために重要な光ピックアップがあります。光ピックアップに指紋などが付着した場合はCDを読み込めなくなる可能性がありますので、CDをセットする際は光ピックアップに触れないようご注意ください。 注意2. 光ピックアップは埃などの付着で読み込み性能が悪化します。トレイを開けたままでの放置はおやめください。 注意3. 光ピックアップは有寿命部品です。寿命が近づくとCDが読み込みづらくなります。そのような症状が頻繁に発生するような際は「プレクストークお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。交換時期については、使用環境や状況により異なりますが、長時間連続使用等、ご使用状態によっては早期にあるいは製品の保証期間内であっても部品交換(有料)が必要となる場合があります。 注意4. 長時間CDを再生すると製品内部が熱くなっていることがありますので、製品内部の温度と同様に取り出したCDも熱くなっていることがあります。 2.イジェクトボタン。 内蔵CDドライブ自体に付いているイジェクトボタンです。このボタンでもCDを取り出すことができます。 4章7 : 左側面。 1.ヘッドホン出力端子。 左側面一番手前の丸い穴がヘッドホン出力端子です。端子の上には溝があり、位置が確認できます。ヘッドホンや外部スピーカーを接続します。ステレオ出力です。 <ポイント>。 ヘッドホン出力端子から再生される音量は、内蔵スピーカーから再生される音量とは異なります。ヘッドホン出力の音量は、内蔵スピーカーの音量とは別に設定します。 2.外付けマイク端子。 左側面手前から2番目の丸い穴が外付けマイク端子です。外付けマイクを接続します。ステレオ入力です。 3.外部音声入力端子。 左側面手前から3番目の丸い穴が外部音声入力端子です。ラインインの端子を接続します。ステレオ入力です。 4.SDカードスロット。 左側面手前から4番目の少しくぼんだ細長い穴がSDカードスロットです。SDメモリカード、SDHCメモリカード、およびSDXCメモリカードに対応しています。 5.USB タイプA端子。 左側面手前から5番目の長方形の穴がUSBスタンダードタイプA端子です。USBメモリやUSBカードリーダーライターを接続します。 6.USB タイプB端子。 左側面一番奥の正方形の穴がUSBスタンダードタイプB端子です。パソコンと接続し、本製品をリムーバブルディスクとして使用することができます。 5章 : 基本操作。 5章1 : 電源アダプターを接続する。 手順1. 本製品を机・台などの平らで硬いものの上に置きます。 手順2. 背面にある電源入力端子に、電源アダプターを接続します。 手順3. 電源アダプターの電源プラグをコンセントに差し込みます。 <警告>。 警告1. 付属品以外の電源アダプターを使用すると故障・火災の原因になります。必ず付属の電源アダプターを使用してください。 警告2. 本体と電源アダプター、電源プラグとコンセントは、しっかりと接続してください。 <ポイント>。 ポイント1. 本製品は電源アダプターを接続すると電源オフの状態にあっても接続音が本体より流れます。この接続音により確実に電源アダプターが接続されたことを確認してください。 ポイント2. 本製品にはバッテリーが内蔵されていますので、バッテリーが充電されていれば電源アダプターを接続しなくても電源をオンできます。 ポイント3. 背面には二つ端子があります。左側面から1番目の端子は有線LAN端子ですので、電源アダプターを接続しないようにご注意ください。 ポイント4. 本製品はバッテリーを外して電源アダプターだけでもご利用いただけます。 5章2 : 電源を「オン」、「オフ」する。 [電源キー]を2秒以上、長く押すことで電源を「オン」、「オフ」できます。 電源がオフの状態で電源キーを長く押すと、「しばらくお待ちください」と音声ガイドされ、電源がオンします。 電源がオンの状態で電源キーを長く押すと、「電源オフ」と音声ガイドされ、電源がオフします。 <ポイント>。 [電源キー]を受け付けると、電源オン時は「しばらくお待ちください」、電源オフ時は「電源オフ」という音声ガイドがあります。音声ガイドを聴いてから指を離してください。 5章3 : CDを聴く。 CDを入れると自動で再生が始まります。次のキーで操作します。 1.再生・停止。 [再生・停止キー]を使用します。 2.次へ移動。 [送りキー]または[6キー]を使用します。 3.前へ移動。 [戻しキー]または[4キー]を使用します。 CDの取り扱い方法に関しては「7章1 CDについて」39ページを参照ください。 5章4 : CDをバックアップする。 CDを他のメディアにバックアップして聴くことができます。次のキーで操作します。 1.バックアップの開始。 [9キー]を使用します。 ※すっきりカバー装着時は[9キー]を使用できません。すっきりカバーを外すには「すっきりカバーの取り外し方」27ページを参照ください。 各種メディアの取り扱い方法は「7章 各種メディアの取り扱い方法」39ページを参照ください。また、バックアップ操作の詳細は「20章 図書や音楽などをバックアップする」144ページを参照ください。 <ポイント>。 ポイント1. CDドライブは有寿命部品のため使い続けることで徐々に摩耗/劣化します。同じCDを繰り返し聴くような場合は他のメディアにバックアップしてから聴くことでCDドライブの摩耗/劣化を抑えることができます。 ポイント2. CDは再生時に動作音がします。動作音が気になる場合は他のメディアにバックアップしてから聴いてください。他のメディアは動作音がしません。 ポイント3. CDのバックアップは数分から数十分で完了します。 5章5 : バックアップしたものを聴く。 次のキーで操作します。 1.タイトル選択の開始。 [タイトルキー]を使用します。 2.タイトルの選択。 [4キー]または[6キー]を使用します。 3.タイトルの決定。 [再生停止キー]または[シャープキー]を使用します。 バックアップしたものを選択して聴く操作の詳細は「8章3 タイトルを選択して聴く」53ページを参照ください。 <ポイント>。 タイトル選択中に「しおりキー」を押してタイトルの並び順を「バックアップしたタイトル」に変更することで、バックアップしたタイトルだけが選択可能になります。操作の詳細は「8章3節5 : タイトルの並び順の切り替え」59ページを参照してください。 5章6 : 録音する。 本製品はマイクが内蔵されています。そのマイクを使って録音ができます。次のキーで操作します。 1.録音の開始。 [録音キー]を使用します。 ※すっきりカバー装着時は[録音キー]を使用できません。すっきりカバーを外すには「すっきりカバーの取り外し方」27ページを参照ください。 2.録音の停止。 [再生・停止キー]を使用します。 録音操作の詳細は「17章 DAISY図書を録音する」107ページを参照ください。 <ポイント>。 ポイント1. [録音キー]を押すと「録音準備状態」になります。この状態ではまだ録音は開始されていません。再度[録音キー]を押すことで録音が開始されます。 ポイント2. 録音を一時停止したい場合は、[録音キー]を押します。再度[録音キー]を押すと録音が再開されます。 6章 : インターネット接続の準備。 6章1 : 接続の概略。 本製品でインターネットに接続するには、次のようなステップが必要となります。 手順1. インターネットサービスプロバイダーと契約し、インターネット回線を「モデム」、「ONU」(光回線終端装置)、または「CTU」(加入者網終端装置)に接続します。 手順2. ルーターまたは無線LAN親機とモデム、または「ONU」(光回線終端装置)、「CTU」(加入者網終端装置)を接続します。 手順3. 本製品とルーターをLANケーブルで接続する、または本製品と無線LAN親機をワイヤレスネットワークで接続します。 <ポイント>。 ポイント1. ルーターと無線LAN親機が一体型になっている機種もあります。 ポイント2. インターネットに接続しなくても、CD、内蔵メモリ、SDカードなどから図書や音楽の再生は可能です。 6章2 : 接続の準備。 6章2節1 : インターネットを使用するには。 ご自宅で本製品をインターネットに接続して使用する場合、インターネットサービスプロバイダーと契約し、インターネット回線を設置する必要があります。すでにプロバイダーと契約し、インターネット回線がご自宅まで来ている場合は、その必要はありません。 プロバイダーと契約後、インターネット回線を「モデム」、「ONU」、 または「CTU」と呼ばれる機器に接続します。 その後、家電量販店などで購入したルーターまたは無線LAN親機を「モデム」、「ONU」、 または「CTU」と接続します。なお「モデム」、「ONU」、 または「CTU」とルーター、または無線LAN親機が一体型になっている機種もあります。 詳しくは、プロバイダーから送付される接続手順書等を参照してください。 6章2節2 : ルーターとLANケーブルで接続する。 手順1. 本製品背面の有線LAN端子にLANケーブルを差し込みます。LANケーブルの端子は爪のある部分を上にして、「カチッ」と音がするまで確実に差し込んでください。 手順2. 「手順1」で接続したLANケーブルの反対側の端子を、ルーターのLAN端子に差し込みます。詳しくは、ルーターの取扱説明書を参照してください。 6章2節3 : 無線LAN親機とワイヤレスネットワークで接続する。 ここでは、ワイヤレスネットワークの自動登録による接続方法を説明します。 手順1. [戻しキー]と[送りキー]を同時に長押しします。次のような音声ガイドがあります。「接続したいアクセスポイントのWPSボタンを操作してください」。 手順2. 無線LAN親機のWPSボタンを長押しして、WPS待ち受け状態にします。詳しくは、無線LAN親機の取扱説明書を参照してください。 手順3. [再生・停止キー]を押して決定します。ワイヤレスネットワークの自動登録による接続処理が開始します。 手順4. 接続が成功するとSSID名などを音声ガイドし、設定が保存されます。以後電源を「オン」すると自動的に接続処理を行います。 <ポイント>。 ポイント1. 手順3の[再生・停止キー]は、無線LAN親機のWPSボタンを押してから2分以内に押してください。 ポイント2. WPSボタンが無い無線LAN親機とワイヤレスネットワークで接続する方法は、「24章9節1 : ワイヤレスネットワーク接続設定」174ページを参照してください。 7章 : 各種メディアの取り扱い方法。 本製品は内蔵メモリの他に、CD・SDカード・USB機器に記録されたDAISY図書や音楽なども再生することができます。CD・SDカード・USB機器を総称して「メディア」と呼びます。本章ではそれぞれのメディアの取り扱い方法を説明します。 7章1 : CDについて。 7章1節1 : CDの取り扱いについて。 CDは円盤の形をしており、直径は12cmです。ドーナッツのように中心に丸い穴が開いており、穴の大きさは、ちょうど人差し指を挿しこむことが出来るくらいの大きさです。記録面には、CD中央の穴のフチから1cm外側に同心円状のでっぱりがあります。CDを持つときは、記録面を下に向けた状態で、上側から人差し指を真ん中の穴に入れ、親指を外側のフチに当て、つまむように持ちます。 <注意>。 CDの記録面は指紋・傷・汚れが付くと正しく読み取れなくなります。なるべく記録面には触れないよう、CDのフチを持ってください。 7章1節2 : 再生できるCD。 本製品では次の種類のCDを再生することができます。 1.DAISY図書CD。DAISY図書を収録したCDです。 2.音楽CD。市販の音楽CDです。 3.音声ファイルCD。音声ファイルを収録したCDです。 4.テキストファイルCD。テキストファイルを収録したCDです。 <ポイント>。 ポイント1. 著作権保護技術付きCDは再生できない場合があります。 ポイント2. 「名刺型などの特殊な形状のCD」や「ラベルやシールを貼ったCD」は使用しないでください。無理に使うと故障の原因になります。 7章1節3 : CDを入れる、取り出す。 本製品のCDドライブは右側面に配置されています。操作面右手前にある[イジェクトキー]を押すと右方向にトレイが出てきます。CDの出し入れの際は、「CDをセットする」41ページ、または「CDを取り外す」42ページを参照してください。 ■CDドライブについて。 CDドライブのトレイの構造や取り扱い上の注意点を説明します。 ・光ピックアップ。 トレイにはCDを読み込むために非常に重要な「光ピックアップ」がついています。指紋やゴミなどが付着すると読み込み性能が悪化し、最悪の場合は故障してしまいますので絶対に触らないでください。「光ピックアップ」はトレイの右手前に配置されています。具体的には右側面から2〜3cm、手前側から3〜5cmほど内側の位置にあります。 ・CD着脱機構。 CDをセットするための機構がトレイ中央にあります。直径1.5cmほどの丸い突起部分です。ここにCDの中心にある丸い穴の位置を合わせ取り付けます。本体操作面と右側面との角に少しくぼんだ部分があり、そこから右方向に6cmほど指を移動すると突起部分を確認することができます。 <注意>。 注意1. トレイが開いた状態で長時間放置すると光ピックアップに埃などが付着しますので、長時間使用しない場合はトレイを閉めてください。 注意2. トレイ右手前側には重要な部品があるため、トレイの構造などを確認する際は「トレイ左側(本体側)」または「トレイ奥側」から確認してください。 ■CDをセットする。 CDをセットする際は、トレイが止まるまで右方向に引き出してからセットしてください。 手順1. 操作面右手前にある[イジェクトキー]を押します。トレイが右方向に5cmほど開きます。 手順2. トレイの蓋の奥側をつまんで、右方向に止まるまで引き出します。トレイを止まるまで引き出さないと、CDをセットできませんので、ご注意ください。 手順3. CDを左側に傾けながら、CDの穴をトレイ中央部の丸い突起に合わせます。 手順4. 穴の周りを複数の指を使って、「カチッ」という音がするまで押し込んでセットします。 手順5. CDがセットできたら、トレイの蓋の中央付近に手を添えて、左方向に奥まで押し込みます。 <注意>。 注意1. CDは本体右側に排出されます。排出前に本体右側に物が置かれていないか確認してください。 注意2. CDをセットする際は、くれぐれも光ピックアップに触れないようご注意ください。 注意3. CDをセットする際は、トレイが机などの広い面の上にあるか確認してください。トレイが机からはみ出ている状態でセットすると、トレイが割れるまたは本体が落ちるなど故障の原因となります。 注意4. CDが正確にセットされていれば、トレイは本体にスムーズに入れることができます。トレイを入れるのに力が必要な場合はCDが正確にセットされていない可能性があります。CDがきちんとセットされているか確認してください。無理にトレイを入れようとするとCDが傷つくおそれがあり、最悪の場合は故障の原因となります。 <ポイント>。 ポイント1. CDを持つ際は、記録面を下に向けた状態で、CDの上側から人差し指を真ん中の穴に入れ、親指を外側のフチに当て、つまむように持ってください。 ポイント2. トレイはしっかりと引き出した状態でCDを入れてください。 ポイント3. CDをセットする際は、トレイ左半分の広い部分にCDの左端をすこし押し付けながら左方向に手を移動すると、CDがトレイに突き当たります。突き当たるとCDの穴位置とトレイ中央の突起の位置がだいたいあいます。 ■CDを取り外す。 CDを取り外す際は、トレイが止まるまで右方向に引き出してから操作してください。 手順1. 操作面右手前にある[イジェクトキー]を押します。トレイが右方向に5cmほど開きます。 手順2. トレイの蓋の奥側をつまんで、右方向に止まるまで引き出します。 手順3. 親指でトレイ中央部の丸い突起を押さえ、人差し指または中指でCDの奥側のふちを持ちあげます。「カチッ」と音がしてCDが丸い突起から外れます。 手順4. CDをトレイから取り出してください。 <注意>。 注意1. CDを取り外した後は長時間トレイを開けた状態にしないでください。長時間放置すると光ピックアップに埃が付着し、故障の原因となります。 注意2. 内蔵CDドライブのトレイの蓋中央付近に付いているイジェクトボタンでもCDトレイを開くことができます。 7章2 : SDカードについて。 7章2節1 : 利用可能なSDカード。 本製品では次の種類のSDカードを使用することができます。 1.SDカード。 2.SDHCカード。 3.SDXCカード。 なお、本製品にはSDカードが付属されていませんので、あらかじめご了承ください。動作確認済品は当社ホームページからご確認いただけます。 7章2節2 : SDカードの形状。 SDカードは切手ほどの大きさで四角い板のような形状をしています。滑らかな面が表面で、ギザギザした部分がある面が裏面です。SDカードはサイズが小さいので、紛失しないように注意してください。 <ポイント>。 SDカードケースが市販されています。ケースに保管するなどして紛失しないようご注意ください。 7章2節3 : SDカードの入れ方。 左側面手前から4番目の少しくぼんだ細長い穴がSDカードスロットです。SDカードを使用する際は、このスロットにSDカードを挿してください。 手順1. SDカードの滑らかな面を上に向けて持ちます。 手順2. 側面で角が斜めにカットされている部分が右手前に来るように持ちます。 手順3. SDカードスロットにゆっくりと入れます。奥までしっかりと入れてください。 手順4. 「カチッ」と音がして、SDカードが本製品に固定されます。 <ポイント>。 ポイント1. SDカードには向きがあります。入らない場合はSDカードの向きを確認してください。 ポイント2. SDカードの接続は、本製品の電源が入った状態でも接続できます。 ポイント3. 再生中にSDカードを接続すると、再生を停止し、SDカード内のタイトルの再生準備が始まります。タイトル名をお知らせしたあと自動的に停止します。 7章2節4 : SDカードの取り出し方。 手順1. SDカードを指先で「カチッ」と音がするまで押し込みます。 手順2. SDカードの固定が解除され、指を離すと5mmほど本体から出てきます。 手順3. カードの先端をつまんで取り出します。 <注意>。 電源が入った状態でもSDカードを取り外すことができます。ただし、バックアップなどでSDカードに書き込み中の状態で取り外すとデータが壊れる可能性がありますのでご注意ください。 7章2節5 : 書き込み禁止スイッチ。 SDカードには「書き込み禁止スイッチ」があります。このスイッチを左側にすると「書き込み禁止」、右側にすると「解除」となります。 書き込み禁止状態ではSDカード内のデータを消したり、他のメディアからデータをバックアップしたりすることができません。大切なデータをSDカードで保管したい場合などに使用ください。 書き込み禁止状態でもDAISY図書や音楽の再生ができます。 「書き込み禁止スイッチ」を操作するには、次のように操作します。 手順1. SDカードの滑らかな面を上に向けて持ちます。 手順2. 側面で角が斜めにカットされている部分が右手前に来るように持ちます。SDカードの奥側の面にくぼみがあり、そこにスイッチがあります。 手順3. スイッチを左側に動かします。「書き込み禁止」状態になります。 手順4. スイッチを右側に動かします。「解除」状態になります。 <ポイント>。 スイッチは指の腹では動かしにくいため、爪に引っかけて動かすと簡単に動かすことができます。 7章3 : USB機器について。 USBメモリやUSBカードリーダーライターなどのUSBコネクタ(スタンダード Aタイプ)を使用して、本製品に接続されるメディアを「USB機器」と呼びます。 7章3節1 : 利用可能なUSB機器。 本製品では次の種類のUSB機器を使用することができます。 1.USBメモリ。 2.USBカードリーダーライター。 3.SB外付けハードディスクドライブ。 4.当社製品「PTR2」。※PTR2は、CFカードリーダーとして使用できます。 5.当社製品「プレクストークポケット」。 6.当社製品「プレクストークリンクポケット」。※プレクストークリンクポケットは、SDカードリーダーとして使用できます。 本製品では、USB外付けCD/DVDドライブは、使用することができません。 当社製品「プレクストークリンクポケット」の内蔵メモリとはUSB タイプA端子では接続できません。「プレクストークリンクポケット」の内蔵メモリとはUSBタイプB端子を使用して接続し、リンクポケットから操作します。「22章2 本製品とプレクストークポケット・プレクストークリンクポケットを接続する」154ページをご覧ください。 <ポイント>。 ポイント1. USBメモリ、カードリーダーライター、ハードディスクの種類によっては、本製品で使用することができない場合があります。動作確認済品は当社ホームページからご確認いただけます。 ポイント2. USB外付けハードディスクドライブのファイルシステムがNTFSの場合、本製品では認識できません。メニューの「メディア管理」から「USB機器のメディア内容全消去」を実行することで認識できるようになります。 ポイント3. PTR2を本製品に接続する際は、PTR2の管理メニューから「USB動作の切り替え」を「カードドライブ」に設定してください。「CDドライブ」に設定されていると接続できません。 ポイント4. PTR1やPTR2で録音したCFカードを再生するためには、CFカードを接続可能なカードリーダーライターまたはPTR2を本製品に接続してください。 ポイント5. 本製品にはUSB接続ケーブルは付属されていません。 7章3節2 : USB機器の接続方法。 左側面にある手前側から五つ目の長方形の穴がUSB端子(スタンダード Aタイプ)です。本製品にUSB機器を接続する際は、この端子を使用します。 1.USBメモリの場合。直接USBコネクタに接続します。 2.その他のUSB機器の場合。USB接続ケーブルを使用して接続します。 <ポイント>。 ポイント1. USB端子には向きがあります。入らない場合はUSB端子の向きを表裏逆にしてお試しください。 ポイント2. USB接続ケーブルを使ってカードリーダーライターなどを接続する際は、接続ケーブルの平たい端子側(A端子)を本製品に接続し、ケーブルの反対側の端子をカードリーダーライターなどに接続します。 ポイント3. USB機器の接続は、本製品の電源が入った状態でも接続できます。 ポイント4. 再生中にUSB機器を接続すると、再生を停止し、USB機器内のタイトル停止中の状態になります。 7章3節3 : USB機器の取り外し方。 取り外す際は、接続中のUSB機器の端子付近をつかみ、左方向に取り出してください。 <注意>。 電源が入った状態でもUSB機器を取り外すことができます。ただし、バックアップなどでUSB機器に書き込み中の状態で取り外すとデータが壊れる可能性がありますのでご注意ください。 8章 : DAISY図書を聴く。 8章1 : CDからDAISY図書を聴く。 8章1節1 : 再生・停止する。 CDを入れるとタイトルを読み上げた後、自動で再生が始まります。停止したい時や、再生を再開したい時は[再生・停止キー]を使用します。再生・停止の方法は音楽なども同じです。 手順1. CDを入れると自動で再生が始まります。 手順2. [再生・停止キー]を押すと、再生が停止します。 手順3. [再生・停止キー]を押すと、再生が再開します。 <ポイント>。 本製品は、過去に聴いたタイトルの最後に停止した位置を自動的に記憶します。電源をオフしても次回電源オン時には前回停止した位置から再生を再開できます。1,000タイトルまで記憶します。 8章1節2 : 送りキー・戻しキーを利用する。 [送りキー]または[戻しキー]を1回押すと1フレーズずつ前後へ移動します。 手順1. [送りキー]を1回押します。次のフレーズへ移動します。 手順2. [戻しキー]を1回押します。前のフレーズへ移動します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽ではトラック単位、テキストでは段落単位で前後へ移動できます。 ポイント2. [送りキー]または[戻しキー]を押し続けると、5秒、10秒、20秒、30秒、1分、2分、3分・・・と早送り、早戻しができます。2分を超えると指を離しても早送り、早戻しを続けますので、再生したい場所で[再生・停止キー]を押してください。 ポイント3. テキストのみのDAISY図書の場合に押し続けると、「5フレーズ、10フレーズ・・・」と早送り、早戻しされます。指を離すと自動的に再生が始まります。 8章2 : DAISY図書を便利に聴く。 8章2節1 : 前後に移動して聴きたい場所を聴く。 DAISY図書は、章、節、項、ページなどの単位によって区切られており、ある場所から次の場所へと素早く移動できるようになっています。 ■DAISY図書の移動単位。 DAISY図書再生中は次の単位で移動できます。 1.レベル。 レベル単位では、レベルごとに移動できます。 レベルとは、文章の章、節、項などを意味します。1〜6まで指定できます。 例えば、「レベル1」が章、「レベル2」が節、「レベル3」が項に相当します。 頭出しされる冒頭部分を見出しと呼びます。 2.グループ。 グループ単位では、あらかじめ設定されたグループごとに移動できます。 グループとは、レベルとは別に設定されている移動単位です。図表説明などの先頭・最後などに設定されていることがあります。 3.ページ。 ページ単位では、本のページごとに移動できます。 4.フレーズ。 フレーズ単位では、文と文の区切り目ごとに移動できます。 文章を音読すると、文と文の区切り目のところにに息つぎの間ができます。この間から、次の間までのひと区切りの音声を「フレーズ」と呼びます。 5.10分。 10分単位では、10分ごとに移動します。 6.30秒。 30秒単位では、30秒ごとに移動します。 7.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 <ポイント>。 ポイント1. DAISY図書によっては、「グループ」や「ページ」が設定されていない場合があります。 ポイント2. テキストのみのDAISYの場合、「10分」「30秒」とは別に、テキストの移動単位である「40行」「段落」「1行」「文」「文字」を使用できます。 ■移動単位を選択する。 移動単位を選択するには再生中に[2キー]または[8キー]を使用します。次のように操作します。 ・DAISY図書の場合。 手順1. 8キーを押して、下方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「レベル1」「レベル2」「レベル3」「レベル4」「レベル5」「レベル6」「グループ」「ページ」「フレーズ」「10分」「30秒」「しおり」。 手順2. 2キーを押して、上方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「しおり」「30秒」「10分」「フレーズ」「ページ」「グループ」「レベル6」「レベル5」「レベル4」「レベル3」「レベル2」「レベル1」。 ・テキストのみのDAISY図書の場合。 手順1. 8キーを押して、下方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「レベル1」「レベル2」「レベル3」「レベル4」「レベル5」「レベル6」「グループ」「ページ」「フレーズ」「40行」「段落」「行」「文」「文字」「しおり」。 手順2. 2キーを押して、上方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「しおり」「文字」「文」「行」「段落」「40行」「フレーズ」「ページ」「グループ」「レベル6」「レベル5」「レベル4」「レベル3」「レベル2」「レベル1」。 <ポイント>。 ポイント1. 初めて移動単位を選択する際は、存在する最も低いレベルから始まります。上記例の場合はレベル6から始まります。 ポイント2. DAISY図書によっては移動単位の中に存在しないものがあります。存在しない移動単位はガイドされません。 ポイント3. [2キー][8キー]を最初に押した際は、現在の移動単位が音声ガイドされます。 ■前後に移動する。 [2キー]または[8キー]で移動単位を選択します。移動単位を選択し、[4キー]を押すと前へ移動、[6キー]で次へ移動することができます。 例):「3章2節」に移動するには次のように操作します。 手順1. [2キー]または[8キー]を押して、「レベル1」を選択します。 手順2. [6キー]を繰り返し押して、「3章」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 手順3. [8キー]を押して、「レベル2」を選択します。 手順4. [6キー]を繰り返し押して、「3章2節」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 <移動時のポイント>。 ポイント1. 移動後は自動的に再生が始まります。 ポイント2. 移動単位が存在しないときは、ガイドされません。 <レベル移動のポイント>。 「レベル2」で移動すると、「レベル1」にも移動できます。「レベル3」で移動すると、「レベル1」と「レベル2」にも移動できます。 <グループ移動のポイント>。 「グループ」と「グループ」の間に「レベル1〜6」があった場合は、「レベル」にも移動します。 8章2節2 : DAISY図書を繰り返し聴く。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 DAISY図書を再生中に[3キー]を押すたびにシャッフル・リピート設定を切り替えることができます。次のような設定ができます。 1.通常再生。 タイトルの最後まで一度だけ再生します。(工場出荷時の設定)。 2.タイトルリピート。 「選択されたタイトル」を繰り返し再生します。 3.フレーズ再生。 再生中のフレーズを一度だけ再生します。(図書製作モードの場合に設定が可能です)。 <ポイント>。 メニューからもシャッフル・リピート設定を切り替えることができます。 8章2節3 : ダイレクト移動。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 番号を直接指定して移動することを「ダイレクト」移動と呼びます。「ページ」「見出し」「図書の先頭・最後」「特定の位置(パーセント指定)」に直接移動することができます。 ■ページに移動する。 例):「20ページ」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を押します。 手順2. 数字の[2キー][0キー] を押します。 手順3. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。20ページから再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 数字を間違って入力した場合、[アスタリスクキー]を押すと数字の誤入力をクリアできます。また、[アスタリスクキー]を長く押すと、ダイレクト移動の操作をキャンセルできます。 ポイント2. ページ数は6桁までしか入力できません。7桁以上の数字を入力するとクリアされます。 ■見出し、先頭、最後に移動する。 例):「5番目の見出し」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を2回押します。 次のような音声ガイドがあります。 「移動先の見出し番号を入力」、「再生停止キーまたはシャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」、「番号なしでタイトルの先頭に移動」、「番号0でタイトル最後に移動」。 手順2. 数字の[5キー]を押します。 手順3. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。5番目の見出しから再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 見出し番号とは、各タイトルの見出しに対して先頭から順番に振った番号です。 ポイント2. 図書の先頭に移動する際は、数字を何も入力せず[再生・停止キー]または [シャープキー]を押します。 ポイント3. 図書の最後に移動する際は、「0」を入力してから[再生・停止キー]または [シャープキー]を押します。 ポイント4. 図書の最後付近を再生するには、最後に移動してから少し戻ってください。戻らずに[再生・停止キー]を押すと先頭に移動してしまいます。 ポイント5. 最後に移動したはずなのに先頭に移動してしまった場合は、シャッフル・リピート設定が「タイトルリピート」になっている可能性があります。 ■パーセント移動。 DAISY図書内の位置をパーセントで指定して移動できます。 例):「50%の位置」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を3回押します。 次のような音声ガイドがあります。 「移動先の位置をパーセントで入力」、「再生停止キーまたはシャープキーで決定、アスタリスクキーでキャンセル」。 手順2. 数字の[5キー][0キー]を押します。 手順3. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。50%の位置から再生が始まります。 8章2節4 : 移動を取り消す。 <アンドゥ>。 移動する前の再生位置に戻ることを意味します。移動した後に[アスタリスクキー]を押すと、移動する前の位置に戻ることができます。1回分のみ有効です。2回押して二つ前の位置に戻ることはできません。 <リドゥ>。 リドゥとは、アンドゥで元に戻した操作を取り消すことを意味します。アンドゥを行って移動する前の位置に戻った後、そのアンドゥを取り消したい場合に [シャープキー]を押すと、アンドゥは取り消され、移動先の位置に復帰します。1回分のみ有効です。2回押して2回分の操作を取り消すことはできません。 8章3 : タイトルを選択して聴く。 本製品はタイトルの選択方法を次の二つの設定から選べます。 設定の種類。 1.すべてのメディアから選択。(工場出荷時の設定) タイトル選択を開始後は、[4キー][6キー]だけで本製品に接続されたメディア内のすべてのタイトルを選択できるため、単純な操作で聴きたいタイトルを探すことができます。 2.メディアごとに選択。 タイトル選択を開始後に、聴きたいタイトルが入っているメディアを選択し、そのメディアの中から[4キー][6キー]で聴きたいタイトルを探します。メディアごとにタイトルを管理している場合に便利です。 本節では、はじめに「すべてのメディアから選択」の設定でタイトルを選択して聴く方法を説明します。 8章3節1 : タイトル選択を開始する。 内蔵メモリや複数のDAISY図書が保存されたCD、SDカードまたはUSB機器から聴きたいタイトルを選択して再生する場合は[タイトルキー]を使用します。 手順1. [タイトルキー]を押すと、タイトル選択を開始します。 手順2. [タイトルキー]を押すと、タイトル選択をキャンセルします。 8章3節2 : タイトルを簡単に選択する。 タイトル選択中は[4キー]で一つ前のタイトル、[6キー]で次のタイトルを選択できます。片方のキーのみを繰り返し押すことで本製品に接続されているメディア内にあるすべてのタイトルを探すことができます。 手順1. [タイトルキー]を押して、タイトル選択を開始します。 手順2. [4キー]を押すと一つ前のタイトルを、[6キー]を押すと次のタイトルを選択できます。 手順3. [4キー]または[6キー]を繰り返し押して、再生したいタイトルを選びます。 手順4. 「再生したいタイトル名」がガイドされたら、[再生・停止キー]または[シャープキー]で決定すると再生を開始します。 <ポイント>。 ポイント1. 選択中に[タイトルキー]または[アスタリスクキー]を押すと、タイトル選択がキャンセルされ、タイトル選択開始前に再生していたタイトルに戻ります。 ポイント2. [4キー][6キー]を長押しすると、10タイトルずつ移動することもできます。 ポイント3. [4キー]の代わりに[戻しキー]、[6キー]の代わりに[送りキー]で操作することもできます。 ポイント4. 一つのメディアに入れることができるタイトル数の上限は10,000個です。 8章3節3 : タイトルを効率よく選択する。 本製品ではメディアごとに、タイトルをカテゴリーに分けて管理しています。探しているタイトルが入っているメディアやそのカテゴリーが分かっている場合は、はじめにその条件で絞り込むことで、より早く便利にタイトルを探すことができます。[2キー][4キー][6キー][8キー]を使用します。 ■タイトル選択のレベル。 タイトル選択中は[2キー]または[8キー]でタイトル選択のレベルを選ぶことができます。 手順1. 8キーを押して、下方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「メディア選択」「カテゴリー選択」「タイトル選択」「ファイル選択」。 手順2. 2キーを押して、上方向に移動単位を変更してみましょう。次のような順番で音声ガイドがあります。 「ファイル選択」「タイトル選択」「カテゴリー選択」「メディア選択」。 <ポイント>。 ポイント1. タイトル選択開始時は「タイトル選択」のレベルが選ばれています。 ポイント2. 「ファイル選択」は、カテゴリーが「音楽」、「オーディオブック」または「お知らせ」の場合のみ選択が可能となります。 次に各レベルを選択中に[4キー]または[6キー]で選択できる項目を説明します。 ■メディア選択。 メディア選択中は[4キー]または[6キー]で「内蔵メモリ」⇔「SDカード」⇔「USB機器」⇔「ディスク」⇔「オンラインサービス」⇔「メモ録」が順番に選択できます。 <ポイント>。 ポイント1. 内蔵メモリ、メモ録は再生可能なタイトルが無い場合には選択できません。 ポイント2. SDカード、USB機器、ディスクは本製品に接続すると選択できます。 ポイント3. 「オンラインサービス」メディアはサピエのユーザーIDとパスワードを設定すると選択できます。設定方法は「9章2 サピエのユーザーIDとパスワードを設定する」65ページを参照してください。 ポイント4. 「オンラインサービス」メディアは「オンラインサービス設定」を「無効」にすると選択できなくなります。設定方法は「設定の有効・無効」186ページを参照してください。 ■カテゴリー選択。 カテゴリー選択中は[4キー]または[6キー]で各メディアに含まれるカテゴリーが順番に選択できます。 また、選択中のメディアの先頭のカテゴリーで[4キー]を押すと、一つ前のメディアの最後のカテゴリーに移動します。また、最後のカテゴリーで[6キー]を押すと、次のメディアの先頭のカテゴリーに移動します。 各メディアに含まれるカテゴリーは次のとおりです。 1.「内蔵メモリ」、「SDカード」、「USB機器」、「ディスク」に含まれるカテゴリー。 「図書」、「録音したDAISY」、「音楽」、「テキスト」、「オーディオブック」。 2.「オンラインサービス」に含まれるカテゴリー。 「新着リスト」、「閲覧リスト」、「蔵書検索」、「お知らせ」。 3.「メモ録」に含まれるカテゴリー。 「メモ録」。 <ポイント>。 ポイント1. カテゴリー選択は、メディアに収録されていないカテゴリーは選べません。 ポイント2. 選択中のメディアの先頭のカテゴリーで[4キー]を押すと、一つ前のメディアの最後のカテゴリーに移動します。また、最後のカテゴリーで[6キー]を押すと、次のメディアの先頭のカテゴリーに移動します。 ポイント3. オンラインサービスに関する操作方法は「9章 サピエのDAISYオンラインサービスを利用する」63ページを参照してください。 各カテゴリーに含まれるタイトルは次のとおりです。 1.「図書」に含まれるタイトル。 DAISY形式とEPUB形式の図書です。 2.「録音したDAISY」に含まれるタイトル。 「PlexRecording」フォルダに保存されたDAISY図書。※当社製品によりDAISY形式で録音したデータです。 3.「音楽」に含まれるタイトル。 MP3、WAV、AACなどの音声ファイルです。 4.「テキスト」に含まれるタイトル。 拡張子が txt、htmlなどの文書ファイルです。 5.「オーディオブック」に含まれるタイトル。 「PlexAudioBook」という名前のフォルダに保存された再生可能な音声ファイルです。 6.「新着リスト」に含まれるタイトル。 定期配信で届いた雑誌や、施設に依頼して配信された図書などです。 7.「閲覧リスト」に含まれるタイトル。 蔵書検索で検索し登録したタイトルです。 8.「お知らせ」に含まれるタイトル。 サピエ図書館からのメンテナンス情報などの案内です。 9.「メモ録」に含まれるタイトル。 「メモ録」で録音した音声ファイルです。 ■タイトル選択。 タイトル選択中は[4キー]または[6キー]で、カテゴリーごとのタイトルを選択することができます。 <ポイント>。 ポイント1. タイトル選択では選んだメディアやカテゴリーを超えて、タイトルを選択できます。 例):SDカードの最後のタイトルを選択中に[6キー]を押すと、USB機器の最初のタイトルに移動します。 ポイント2. 選択中メディアのカテゴリーに10タイトル以上のタイトルがあるとき、[4キー]または[6キー]を長押しすると、10タイトルずつスキップすることができます。 ■ファイル選択。 ファイル選択中は[4キー]または[6キー]で音楽のトラック(曲)、オーディオブックの音声ファイル、または、すべてのお知らせを選択することができます。 <ポイント>。 ファイル選択中は最後のファイルを選択中に[6キー]を押しても次のアルバムに移動できません。 ■タイトル選択操作の例。 タイトルを実際に選択してみましょう。 例):SDカード内の4番目のDAISY図書を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押し、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を何回か押し、「SDカード」を選択します。 手順4. [8キー]を押し、「カテゴリー選択」を選択します。 手順5. [4キー]または[6キー]を押し、「図書」を選択します。 手順6. [8キー]を押し、[タイトル選択]を選択します。 手順7. [4キー]または[6キー]を何回か押し、4番目のDAISY図書を選択します。 手順8. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。 8章3節4 : タイトルを直接選択する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 順番に並んだタイトルの番号を入力し、直接タイトルを選択することができます。 例):USB機器内の7番目の図書を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押し、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を何回か押し、「USB機器」を選択します。 手順4. [8キー]を押し、「カテゴリー選択」を選択します。 手順5. [4キー]または[6キー]を押し、「図書」を選択します。 手順6. [移動キー]を押します。「移動先のタイトル番号」を入力します。[再生・停止キー]または「シャープキー」で決定、「アスタリスクキー」でキャンセルできます。 手順7. 数字の[7キー]を押します。 手順8. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 現在選択中のメディアを知りたい場合は[5キー]を押して情報を確認してください。 ポイント2. 音楽やテキストなども操作方法は同じです。カテゴリー選択で「音楽」や「テキスト」などを選んでください。 ポイント3. 数字を間違って入力した場合、[アスタリスクキー]を押すと数字の誤入力をクリアできます。 ポイント4. オンラインサービスではタイトルを直接選択することはできません。 8章3節5 : タイトルの並び順の切り替え。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 タイトル選択中は[しおりキー]で次の順番にタイトルを並び替えることができます。 1.全タイトル一覧。 すべてのタイトルやトラックがカテゴリーごとに名前の順番に並びます。 2.履歴タイトル。 メディアやカテゴリーに関係なく、最近聴いたタイトルが順番に並びます。ネット閲覧室で聴いたタイトルも含まれます。100タイトルまで記憶します。 3.最近追加したタイトル。 選択中のメディアの最近追加したタイトルがカテゴリーに関係なく順番に並びます。 (日付が新しい順番に並びます。)100タイトルまで記憶します。 4.バックアップしたタイトル。 選択中のメディアのバックアップされたタイトルが日付の新しい順番に並びます。1000タイトルまで記憶します。 ※「オーディオブック」のタイトルは対象外となります。 5.ダウンロードしたタイトル。 選択中のメディアのダウンロードされたタイトルが日付の新しい順番に並びます。1000タイトルまで記憶します。 <ポイント>。 選択中のメディアによっては、選択できない並び順があります。 例):USB機器の「最近追加したタイトル」を選択するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押し、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を何回か押し、「USB機器」を選択します。 手順4. [しおりキー]を2回押します。 次のような音声ガイドがあります。「最近追加したタイトル +(番号) +(タイトル名)」。 手順5. [4キー]または[6キー]でタイトルを選択します。 次のような音声ガイドがあります。「(番号) +(タイトル名)」。 手順6. [再生・停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 「履歴タイトル」は最近聴いたタイトルが順番に並ぶため、本製品に接続されていないメディアのタイトルや、既に削除されているタイトルも記憶されています。ただし、それらのタイトルは選択しても再生ができません。 ポイント2. 「履歴タイトル」には「メモ録」のカテゴリーから再生したタイトルは追加されません。 ポイント3. [4キー]または[6キー]を押し続けることで10タイトルずつ前や次のタイトルに移動します。 ポイント4. 「移動キー」で番号を指定してタイトルを選択することもできます。 ポイント5. 「最近追加したタイトル」とは、「パソコンから転送して追加したタイトル」、「バックアップやダウンロードしたタイトル」、「録音したDAISY」のことです。 8章3節6 : タイトルの選択方法を変更して聴く。 本項では、設定を「メディアごとに選択」に変更してタイトルを聴く方法を説明します。 ■タイトルの選択方法の変更。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 タイトルの選択方法を変更するには次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押し、[4キー]または[6キー]で「タイトル管理」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [4キー]または[6キー]で「タイトル選択」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [4キー]または[6キー]で「タイトル選択方法の切り替え」を選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 手順7. [4キー]または[6キー]で「メディアごとに選択」を選択します。 手順8. [シャープキー]を押して決定します。 ■メディアごとに選択して聴く。 「メディアごとに選択」でタイトルを選択する際は、[タイトルキー]でタイトル選択を開始し、[タイトルキー]を繰り返し押して、タイトルを探すメディアを選択してからタイトルを選択します。それ以外のタイトル選択の操作は「すべてのメディアから選択」と同じです。 「メディアごとに選択」でタイトルを選択時に使用するのは次のキーです。 1.タイトル選択の開始。 [タイトルキー]を使用します。 2.タイトルを探すメディアの切り替え。 タイトル選択を開始後に、[タイトルキー]を使用します。 3.タイトルの選択。 [2キー]、[4キー]、[6キー]、[8キー]を使用します。 4.タイトル選択のキャンセル。 [アスタリスクキー]を使用します。また、[タイトルキー]を繰り返し押し、メディアが一回りしてもキャンセルされます。 例):内蔵メモリのタイトルを再生中にUSB機器の4番目の図書を選択するには、次のように操作します 手順1. [タイトルキー]を押し、タイトル選択を開始します。 手順2. [タイトルキー]を2回押し、「USB機器」を選択します。 手順3. [2キー]を押し、「カテゴリー選択」を選択します。 手順4. [4キー]または[6キー]を押し、「図書」を選択します。 手順5. [8キー]を押し、[タイトル選択]を選択します。 手順6. [4キー]または[6キー]を何回か押し、4番目の図書を選択します。 手順7. [再生・停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 「メディアごとに選択」では、本製品に接続されていないメディアもすべて[タイトルキー]で選択が可能です。はじめに選択されるメディアは再生していたタイトルによって都度変わりますが、選択できるメディアとメディアの並び順は毎回同じです。 ■タイトル選択設定による主な相違点。 タイトル選択設定によるタイトル選択方法の主な相違点は次の通りです。 1.タイトル選択のキャンセル方法。 「すべてのメディアから選択」では、タイトル選択中に[タイトルキー]または[アスタリスクキー]でキャンセルできます。 「メディアごとに選択」では、[タイトルキー]を繰り返し押し、メディアがひと回りする、または[アスタリスクキー]でキャンセルできます。 2.メディアの選択方法。 「すべてのメディアから選択」では、[2キー]でメディア選択レベルを選択し、[4キー]または[6キー]で選択します。 「メディアごとに選択」では、[タイトルキー]を繰り返し押して選択します。 3.SDカード、USB機器、ディスクのメディア表示方法。 「すべてのメディアから選択」では、本製品に接続されているメディアのみ選択が可能です。 「メディアごとに選択」では、本製品に接続されていないメディアもすべて選択可能です。 4.[4キー]または[6キー]で選択可能なタイトル。 「すべてのメディアから選択」では、本製品に接続されたすべてのメディア内のタイトルが選択できます。 「メディアごとに選択」では、選択中のメディア内のタイトルのみが選択できます。 5.蔵書検索。 「すべてのメディアから選択」では、蔵書検索はオンラインサービスのメディア内に含まれます。 「メディアごとに選択」では、蔵書検索が一つのメディアとして選択可能になります。 6.履歴タイトル。 「すべてのメディアから選択」では、メディアに関係なく最近聴いた100個のタイトルです。※サピエのタイトルも含みます。 「メディアごとに選択」では、選択されているメディアの最近聴いた100個のタイトルです。※サピエでは利用できません。 <ポイント>。 「メディアごとに選択」では、再生中のメディアがロックされている場合、「履歴タイトル」に再生中のタイトルは追加されません。 9章 : サピエのDAISYオンラインサービスを利用する。 本製品は、インターネットを経由してDAISY図書などを利用することができるDAISYオンラインに対応しています。DAISYオンラインでは、DAISY図書の検索や再生ならびに関連情報の配信を受けるサービスを利用することができます。本製品では、このようなサービスを「DAISYオンラインサービス」と呼びます。 9章1 : はじめに。 9章1節1 : 「サピエ」について。 サピエは、視覚障がい者を始め、目で文字を読むことが困難な方々に対して、さまざまな情報を点字や音声データで提供するネットワークです。 サピエの提供するDAISYオンラインサービスとは、パソコンを使わなくてもインターネットへの接続環境があれば、従来のDAISY再生機を使用するのとほぼ同様の操作性で、24時間365日いつでも図書等を検索して再生したり、あらかじめ登録しておいた雑誌の定期配信サービスを受けたりすることができるなど、便利にお使いいただくことができるDAISY図書のオンライン配信サービスです。また、ご自身で図書を検索することが困難な場合は、利用登録している点字図書館等のサピエ会員施設に検索、登録を依頼することもできます。 サピエのDAISYオンラインサービスでは、次のようなことができます。 1.図書を検索して聴く。 2.雑誌を検索して聴く。 3.定期配信された雑誌を聴く。 4.お知らせを聴く。 9章1節2 : 「サピエ」を利用するには。 サピエのDAISYオンラインサービスを利用するためには、ご自宅にインターネット環境が必要です。詳しくは、「6章 インターネット接続の準備」36ページを参照してください。 また、サピエの利用にはユーザーIDとパスワードが必要になります。はじめてサピエを利用される場合は、最寄りの点字図書館等のサピエ会員施設にお問い合わせください。 ユーザーIDとパスワードを本製品に設定する方法については、「9章2 サピエのユーザーIDとパスワードを設定する」65ページを参照してください。 9章1節3 :「オンラインサービス」メディアについて。 本製品ではサピエのDAISYオンラインサービスを、内蔵メモリやSDカードなどと同じようにメディアの一つとして扱い、「オンラインサービス」メディアと呼びます。 「オンラインサービス」メディアには、「ネット閲覧室」「蔵書検索」「お知らせ」というカテゴリーおよびタイトルが存在します。タイトルの選択方法は、「8章3節3 : タイトルを効率よく選択する」54ページを参照してください。 <ポイント>。 ポイント1. 「オンラインサービス」メディアは、サピエのユーザーIDとパスワードを設定後に選択できるようになります。 ポイント2. 「オンラインサービス」メディアは「オンラインサービス設定」を「無効」にすると選択できなくなります。設定方法は「設定の有効・無効」186ページを参照してください。 9章1節4 : 「ネット閲覧室」について。 「ネット閲覧室」とは、検索した図書や雑誌などのタイトルを登録し、再生することができる私書箱のようなものです。 「ネット閲覧室」では、タイトルの登録方法によって「新着リスト」と「閲覧リスト」に振り分けられます。「新着リスト」には、定期配信で届いた雑誌や、施設に依頼して配信された図書等が登録されます。「蔵書検索」からご自身で検索し登録したタイトルは「閲覧リスト」に登録されます。「新着リスト」に登録されたタイトルは、再生を行うことで自動的に「閲覧リスト」に移動します。 「新着リスト」および「閲覧リスト」に登録されたタイトルは、次のグループに自動的に分類されます。 1. 定期配信。 定期的に自動配信された雑誌です。 2.図書。 書籍や雑誌等のDAISY図書です。 <ポイント>。 「図書」の閲覧リストに登録できるタイトル数の上限は30タイトルです。また、登録できる雑誌の定期配信の上限も30誌です。 9章1節5 ; 再生とダウンロードについて。 ネット閲覧室に登録されたタイトルは、ストリーミングで再生されるため、ネットワーク接続が必要となります。ストリーミング再生は、ネットワーク環境によって見出しやページ等の移動に時間がかかる場合があります。 ネットワークに接続できない場所や、通信状況の悪い場所で再生する場合は、本製品のダウンロード機能を使って、あらかじめ内蔵メモリやSDカード等にタイトルをダウンロードしてご利用ください。なお、ダウンロード中でもタイトルの検索や再生ができます。 <夜間にサピエ図書館のタイトルをダウンロードする際のご注意> サピエ図書館はメンテナンスの為、毎日午前3時から数十分間サービスが停止されます。そのため、就寝前などに複数のタイトルのダウンロードを開始し、午前3時までに完了しなかった場合、未完了のタイトルはダウンロードされません。ダウンロードできなかったタイトルはネット閲覧室に残りますので、再度ダウンロードを実行してください。 9章1節6 : 蔵書検索について。 「蔵書検索」ではサピエ図書館が所蔵する図書や雑誌を検索して、「ネット閲覧室」に登録することができます。新着の図書や人気のある図書、ジャンルなどから目的の図書を検索します。 9章1節7 : お知らせについて。 サピエのDAISYオンラインサービスでは、サピエ図書館からのお知らせがあります。サーバのメンテナンス情報等の案内がありますので、適宜ご確認ください。 9章1節8 : 他のDAISYオンライン対応機器との併用について。 同一のユーザーIDとパスワードを使用して、「プレクストークリンクポケット」などの、他のDAISYオンライン対応機器と両方でサピエ図書館を利用することができます。 ネット閲覧室は両方の機器で同じ内容が表示されます。ただし、ネット閲覧室からダウンロードをした場合、ダウンロードを実行した機器にのみ保存され、ネット閲覧室からはタイトルが自動的に削除されます。 9章2 : サピエのユーザーIDとパスワードを設定する。 サピエのオンラインサービスを利用するには、サピエから発行されたユーザーIDとパスワードを本製品に設定する必要があります。すっきりカバーを外した状態で、次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押します。 手順2. [6キー]または[4キー]で「オンラインサービス管理」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. [6キー]または[4キー]で「オンラインサービス設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. [6キー]または[4キー]で「設定の確認・変更」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で「1.サピエ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. [6キー]または[4キー]で「設定の変更」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順7. 「ユーザーIDの設定」、「値なし」、「ABC入力」と音声ガイドされるので、ユーザーIDを入力します。文字の入力方法は、「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 手順8. ユーザーIDの入力が完了したら[シャープキー]で決定します。 手順9. 入力した「ユーザーID」、「パスワードの入力」、「値なし」「ABC入力」と音声ガイドされるので、パスワードを入力します。文字の入力方法は、「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 手順10 [シャープキー]を押して決定します。設定が完了し、本製品が再起動します。 <ポイント>。 文字の入力方法の詳細は「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 9章3 : 蔵書検索。 蔵書検索を使ってサピエから図書や雑誌を検索する方法などについて説明します。 9章3節1 : 蔵書検索を開始する。 「蔵書検索」を開始するには次のように操作します。 手順1、 [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [6キー]または[4キー]で「蔵書検索」を選択します。 手順3. [再生・停止キー]または[8キー]を押します。「サピエへようこそ」と音声ガイドがあり、サピエの蔵書検索メニューが開始します。 <ポイント>。 ポイント1. 「蔵書検索」は、メニューからも開始できます。 ポイント2. 「蔵書検索」は「オンラインサービス設定」が「無効」の場合は選択できません。 ポイント3. 「蔵書検索」カテゴリーを選択中に[再生・停止キー]を押しても、サピエの蔵書検索メニューが開始します。 9章3節2 : 蔵書検索メニューを選択、決定、キャンセルする。 「蔵書検索」ではサピエの蔵書検索メニューを操作して、図書や雑誌を検索します。サピエの蔵書検索メニューの選択・決定・キャンセルは、次のキーで操作します。 1.メニュー項目の選択の方法。 [6キー]または[4キー]で項目を選択します。 2.メニュー項目の決定の方法。 [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。 3.メニュー項目のキャンセルの方法。 [2キー]または[アスタリスクキー]を押してキャンセルします。前の項目に戻ります。 <ポイント>。 メニュー項目を選択中に[5キー]を押すと、選択中のメニュー項目や操作方法を確認できます。 9章3節3 : 蔵書検索を終了する。 サピエの蔵書検索メニューを終了するには次のように操作します。 手順1、 [2キー]または[アスタリスクキー]を長押しします。または、メニューの最上位の階層で、[2キー]または[アスタリスクキー]を押します。終了すると、「蔵書検索」タイトルの選択中になります。 9章3節4 : 図書を検索する。 新着の図書や人気のある図書を検索したり、ジャンル別に図書を検索したりする方法を説明します。検索した図書を再生する方法の詳細については、「9章7 : ネット閲覧室」 79ページ以降を参照してください。 ■新着の図書を検索。 メニュー内の「新着完成情報」を選択すると、新着の図書を検索することができます。「過去1週間」または「過去1ヶ月」の新着の情報を取得できます。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「図書検索」を選択して決定します。 手順3. 「新着完成情報」を選択して決定します。 手順4. 「過去1週間」または「過去1ヶ月」を選択して決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順5. [6キー]または[4キー]で検索結果の一覧から聴きたいタイトルを選択します。 手順6. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。「ネット閲覧室に登録して再生しますか?」というガイドがあり、「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順7. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 手順5でタイトルを選択する際に、[4キー]または[6キー]を押し続けると50タイトルずつ移動することができます。 ポイント2. 登録前に「試し読み」をすることができます。詳しくは「試し読みをしてからネット閲覧室に登録する」 70ページを参照してください。 ポイント3. タイトルによっては「試し読み」ができない場合があります。 ポイント4. 複数のタイトルをまとめてネット閲覧室に登録する方法は、「検索結果から複数のタイトルをネット閲覧室に登録する」 71ページを参照してください。 ポイント5. タイトル一覧が表示された際、[5キー]でそのタイトルの詳細な情報を聴くことができます。詳しくは「検索したタイトルの情報を聴く」 72ページを参照してください。 ポイント6. 閲覧リストに登録されたタイトルの再生方法は「9章7節2 : ネット閲覧室のタイトルを聴く」 80ページを参照してください。 ■人気のある本を検索。 「人気のある本」を検索することができます。次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「図書検索」を選択して決定します。 手順3. 「人気のある本」を選択して決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順4. [6キー]または[4キー]で、検索結果の一覧から「聴きたいタイトル」を選択します。 手順5. [8キー]または[シャープキー]で決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順6. [8キー]または[シャープキー]で決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 ■ジャンルを選んで検索。 文学、歴史など、ジャンル別に図書を検索することができます。それらのジャンルはさらに細かいジャンルに分かれています。たとえば「文学」の場合、「推理小説」「時代・歴史小説」「恋愛小説」などの細かいジャンルに分かれています。これらのジャンルを選択して図書を検索することができます。 例):「文学」の中の「推理小説」というジャンルの本を検索する場合、次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「図書検索」を選択して決定します。 手順3. 「ジャンル検索」を選択して決定します。 手順4. 「ジャンルを選択してください」と音声ガイドされるので、「文学」を選択して決定します。 手順5. 「文学の詳CDャンルを選択してください」と音声ガイドされるので、「推理小説」を選択して決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順6. 検索結果が多い場合は、完成登録日などでさらに絞り込むこともできます。 手順7. 「完成登録日の絞り込み検索をする」を選択して決定します。 手順8. 「完成登録日から検索します」「始まりを西暦4桁で入力してください」と音声ガイドされるので、検索範囲の始まりを西暦の数字を4桁で入力します。 ※数字を入力するためには、すっきりカバーを外す必要があります。 手順9. [シャープキー]で決定します。 手順10. 「完成登録日から検索します」「終わりを西暦4桁で入力してください」と音声ガイドされるので、検索範囲の終わりを西暦の数字を4桁で入力します。 手順11。 [シャープキー]で決定します。 手順12. 検索結果の表示方法を「タイトル順」または「著者順」から選択して決定します。 手順13. 検索結果が音声でガイドされます。[6キー]または[4キー]を押し、検索結果の一覧から「聴きたいタイトル」を選択します。 手順14。 [8キー]または[シャープキー]で決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順15. [8キー]または[シャープキー]で決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 9章3節5 : 検索結果の利用。 ■試し読みをしてからネット閲覧室に登録する。 検索したタイトルをネット閲覧室に登録する前に、「試し読み」をすることができます。試し読みは次のように操作します。 手順1. 検索結果の一覧で[6キー]または[4キー]で、聴きたいタイトルを選択します。 手順2. [再生・停止キー]を押すと、「試し読み」が始まります。 手順3. [再生・停止キー]を押すと、「試し読み」が停止します。 手順4. 試し読みを終了するには、[タイトルキー]または[シャープキー]または[アスタリスクキー]を押します。 手順5. 試し読みを終了すると、登録予約を確認する音声ガイドがありますので、予約する場合は[再生停止キー]または[8キー]または[シャープキー]を押してください。予約しない場合は[2キー]または[アスタリスクキー]を押してください。 手順6. 検索結果の一覧に戻るので、[8キー]または[シャープキー]で決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順7. [8キー]または[シャープキー]で決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 試し読みは、CDや内蔵メモリなどに収録されたDAISY図書と同様に、早送り、早戻し、見出し移動、ページ移動などが可能です。 ポイント2. しおりを付けることはできません。 ポイント3. 録音、メモ録、ヘルプの機能を使用することはできません。 ポイント4. 試し読みはストリーミング再生なので、早送りや見出し移動などに時間がかかります。 ポイント5. 手順4で[タイトルキー]または[シャープキー]または[アスタリスクキー]を押す代わりに、[メニューキー]を押しても同様の操作になります。 ■検索結果から複数のタイトルをネット閲覧室に登録する。 タイトルを検索した結果、該当するタイトルの一覧が表示されます。その際、複数のタイトルをまとめてネット閲覧室に登録するには、次のように操作します。 手順1. 検索結果の一覧から[6キー]または[4キー]で、聴きたいタイトルを選択します。 手順2. [しおりキー]を押します。そのタイトルが登録予約されます。 手順3. もう一度[しおりキー]を押すと、登録予約が取り消されます。 手順4. 他にも登録したいタイトルがある場合、[6キー]または[4キー]でタイトルを選択して、[しおりキー]を押します。 手順5. [8キー]または[シャープキー]で決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順6. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。登録予約したタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、最後に登録予約したタイトルが自動的にストリーミングで再生されます。 ■前回の検索結果一覧。 前回の検索結果の一覧からタイトルを選んで聴くことができます。次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「前回の検索結果一覧」を選択して決定します。前回検索した結果の一覧が音声でガイドされます。 手順3. [6キー]または[4キー]で、検索結果の一覧から「聴きたいタイトル」を選択します。 手順4. [8キー]または[シャープキー]で決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順5. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 前回の検索結果一覧は、蔵書検索メニューの先頭に位置します。 ポイント2. 一定の時間、サピエのオンラインサービスの利用がないと前回の検索結果一覧は表示されない場合があります。 ■検索したタイトルの情報を聴く。 [5キー]を押すことで、次の情報を聴くことができます。 1.試し読み中の場合。 タイトル情報、(タイトル名、著者名、DAISY発行者、DAISY発行年月日、概要)、 経過時間、 ページ、 見出し、の順にガイドされます。 2.検索結果一覧を選択中の場合。 タイトル情報、(タイトル名、著者名、DAISY発行者、DAISY発行年月日、概要)、 サービス名、 操作方法、の順にガイドされます。 <ポイント>。 タイトルによってはガイドされない情報があります。 9章3節6 : 文字を入力して図書を検索。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品では、図書名、著者名などの一部または全部を入力することで、次のような検索をすることができます。 1.簡易検索。 図書名、著者名などを入力して検索します。 2.絞り込み検索。 検索結果に対して、さらに条件を追加して絞込みを行います。 ■簡易検索。 図書名、著者名などの、一部または全部を入力して検索するには、次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「図書検索」を選択して決定します。 手順3. 「文字入力検索」を選択して決定します。 手順4. 「簡易検索」を選択して決定します。 手順5. 検索したい文字を入力します。文字の入力方法については、「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 手順6. [シャープキー]で決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順7. [6キー]または[4キー]で、検索結果の一覧から「聴きたいタイトル」を選択します。 手順8. [8キー]または[シャープキー]で決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順9. [8キー]または[シャープキー]で決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 複数のキーワードを指定するなど、より詳細な検索条件の入力方法については、「より高度な検索方法」 75ページを参照してください。 ポイント2. 手順7で検索結果が多い場合は、「検索結果の表示方法を選択する」もしくは「検索文字を追加する」を選択してください。 ポイント3. 手順7で該当するタイトルがない場合、[2キー]または[アスタリスクキー]を押して手順5に戻り、検索条件を変更して、再度検索してください。 ポイント4. 文字の入力方法は「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 ■絞り込み検索。 文字入力で検索した際に、該当するタイトルが多すぎる場合、その結果に対して、さらに別の文字を入力して検索することで、該当するタイトルを絞り込んでいくことができます。次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「図書検索」を選択して決定します。 手順3. 「文字入力検索」を選択して決定します。 手順4. 「絞り込み検索」を選択して決定します。 手順5. 「タイトル」または「著者」を選択して決定します。 手順6. タイトル名または著者名を入力します。文字の入力方法については、「23章 : 文字を入力する」 154ページを参照してください。 手順7. [シャープキー]で決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順8. さらに検索条件を追加して、絞り込みをすることができます。次の方法から選択して決定します。 ・タイトル名で絞り込む。 ・著者名で絞り込む。 ・キーワードで絞り込む。 ・出版社名で絞り込む。 ・原本出版年で絞り込む。 以上の操作を繰り返すことで、検索結果がさらに絞り込まれます。 手順9. 結果を表示する場合は、「検索結果の表示方法を選択する」を選択して決定します。さらに絞り込む場合は、手順8を再度行います。 手順10、 検索結果の表示方法を「タイトル順」、「著者順」または「新着完成順」から選択して決定します。 手順11. 検索結果が音声でガイドされます。[6キー]または[4キー]を押し、検索結果の一覧から「聴きたいタイトル」を選択します。 手順12. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。「ネット閲覧室」への登録確認になります。 手順13. 「ネット閲覧室」への登録確認になるので、[8キー]または[シャープキー]を押して決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 <ポイント>。 複数のキーワードを指定するなど、より詳細な検索条件の入力方法については、「より高度な検索方法」75ページを参照してください。 ■より高度な検索方法。 ・前方一致。 先頭に「スラッシュ」を入力すると、入力した文字列から始まるものを検索します。 例、「スラッシュ・りんご」で検索すると、「りんご」からはじまるタイトルが表示されます。 ・完全一致。 文字列の両端を「スラッシュ」で囲むと完全に一致するものを検索します。 例、「スラッシュ・なつめそうせき・スラッシュ」で検索すると、「なつめそうせき」に一致するタイトルだけが表示されます。 ・オア検索、アンド検索。 複数の単語を入力する場合は、単語と単語の間にスペースを入力してください。同時に3つの単語を入力することができます。簡易検索はアンド検索ができます。絞り込み検索はオア検索とアンド検索が選択できます。 例、「りんご・スペース・みかん」と入力すると、「オア検索」では、「りんご」と「みかん」のいずれかの言葉を含むタイトル、「アンド検索」では、「りんご」と「みかん」の両方の言葉を含むタイトルが表示されます。 ・除外検索。 先頭に「感嘆符」を入力すると、入力した文字列を含むものは除外して検索します。 例、「感嘆符・りんご・スペース・みかん」と入力すると、「みかん」という言葉は含むが、「りんご」という言葉は含まないタイトルが表示されます。 <ポイント>。 アルファベットの大文字、小文字の区別はありません。 9章4 : 雑誌の検索および定期配信。 9章4節1 : 新着の雑誌の検索。 新着の雑誌を検索するには、次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「雑誌検索」を選択して決定します。 手順3. 「新着完成順で表示」を選択して決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順4. [6キー]または[4キー]を押し、検索結果の一覧から聴きたい雑誌のタイトルを選択します。 手順5. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。 手順6. 「ネット閲覧室」への登録確認になるので、[8キー]または[シャープキー]を押して決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 9章4節2 : 月刊誌・週刊誌・その他で検索。 月刊誌、週刊誌、その他(隔月刊や季刊誌、不定期刊誌など)のいずれかを選択して一覧表示するには、次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「雑誌検索」を選択して決定します。 手順3. 「タイトル順で表示」を選択して決定します。 手順4. 「月刊誌」「週刊誌」「その他、隔月刊、季刊誌、不定期刊誌」を選択して決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順5. [6キー]または[4キー]を押し、検索結果の一覧から聴きたい雑誌のタイトルを選択します。 手順6. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 「ネット閲覧室」への登録確認になるので、[8キー]または[シャープキー]を押して決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 9章4節3 : 雑誌名で検索。 雑誌名で検索するには、次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「雑誌検索」を選択して決定します。 手順3. 「タイトル検索」を選択して決定します。 手順4. 検索したい文字を入力します。文字の入力方法については、「23章 : 文字を入力する」 154ページを参照してください。 手順5. [シャープキー]を押して決定します。図書検索が開始され、結果が音声ガイドされます。 手順6. 検索結果の表示方法を「タイトル順」または「新着完成順」から選択して決定します。 手順7. 検索結果が音声でガイドされます。[6キー]または[4キー]を押し、検索結果の一覧から聴きたい雑誌のタイトルを選択します。手順8. [8キー]または[シャープキー]を押して決定します。 手順9. 「ネット閲覧室」への登録確認になるので、[8キー]または[シャープキー]を押して決定します。そのタイトルが「ネット閲覧室」の閲覧リストに登録され、自動的にストリーミングで再生が始まります。 <ポイント>。 文字の入力方法は「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 9章4捏4 : 雑誌の定期配信。 雑誌の定期配信をするには、次のように操作します。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「雑誌の定期配信」を選択して決定します。 手順3. 「登録」または「解除」を選択して決定します。 手順4. 「月刊誌」「週刊誌」「その他、隔月刊、季刊誌、不定期刊誌」を選択して決定します。 手順5. 「登録する雑誌のタイトル」、または「解除する雑誌のタイトル」が音声でガイドされます。「登録する雑誌のタイトル」、または「解除する雑誌のタイトル」を選択して決定します。 手順6. [8キー]または[シャープキー]を押すと。蔵書検索メニューを終了します。[2キー]または[アスタリスクキー]を押すと、前のメニューに戻ります。 <ポイント>。 定期配信の登録/解除の内容は、ネット閲覧室を更新すると反映されます。更新の方法は「ネット閲覧室の全更新」183ページ、または「オンラインサービスを選んでネット閲覧室の更新」183ページを参照してください。 9章5 : タイトル削除依頼。 サピエの蔵書検索メニューから検索してネット閲覧室に登録した図書等を、施設職員が利用者に代わってタイトルを削除することを「可能」あるいは「不可能」にすることができます。 手順1. 「蔵書検索」を開始します。 手順2. 「タイトル削除依頼」を選択して決定します。※初期値は「不可能」です。 手順3. 設定の変更を確認する音声ガイドがあります。変更する場合は決定します。 手順4. [8キー]または[シャープキー]を押すと。蔵書検索メニューを終了します。[2キー]または[アスタリスクキー]を押すと、前のメニューに戻ります。 9章6 : 蔵書検索メニュー階層一覧。 サピエの蔵書検索メニューのメニュー階層は、次のようになります。 1.前回の検索結果一覧。 2.図書検索。 2の1.新着完成情報。 2の1の1.過去1週間。 2の1の2.過去1ヶ月。 2の2.人気のある本。 2の3.ジャンル検索。※その下に「文学」から「総記」まで。さらにその下に小分類が多数。 2の4.文字入力検索。 2の4の1.簡易検索。 2の4の2.絞り込み検索。 3.雑誌検索。 3の1.新着完成順で表示。 3の2.タイトル順で表示。 3の2の1.月刊誌。 3の2の2.週刊誌。 3の2の3.その他、隔月刊、季刊誌、不定期刊誌。 3の3.タイトル検索 4.雑誌の定期配信。 4の1.登録。 4の2.解除。 5.タイトル削除依頼。 9章7 : ネット閲覧室。 9章7節1 : ネット閲覧室のグループ。 サピエの図書のうち、現在利用しているタイトルの一覧を「サピエのネット閲覧室」と呼びます。サピエのネット閲覧室は、次のグループに分類されます。 新着リスト内のタイトル。 1.定期配信。定期配信された雑誌のタイトル一覧。 2.図書。施設に依頼して配信されたタイトル一覧。 閲覧リスト内のタイトル。 1.定期配信。定期配信された雑誌で閲覧中のタイトル一覧。 30誌まで登録可能です。 2.図書。蔵書検索からご自身で検索して登録した図書、雑誌および、新着リストの図書から登録したタイトル一覧。 30タイトルまで登録可能です。 <ポイント>。 ポイント1. ネット閲覧室のグループは、タイトルの選択方法の「カテゴリー選択」レベルで選択できます。タイトルの選択操作は「8章3節3 : タイトルを効率よく選択する」 54ページを参照してください。 ポイント2. 登録数が上限に達した場合、さらにタイトルを登録するには、古いタイトルを削除または解除する必要があります。定期配信の雑誌を解除する方法は「9章4節4 : 雑誌の定期配信」 78ページを参照してください。その他のタイトルを削除する方法は「9章7節6 : 閲覧リストのタイトルを削除する」 83ページを参照してください。 ポイント3. 「ネット閲覧室」は「オンラインサービス設定」が「無効」の場合は選択できません。設定方法は「設定の有効・無効」186ページを参照してください。 9章7節2 : ネット閲覧室のタイトルを聴く。 ネット閲覧室内のタイトルを聴くには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [6キー]または[4キー]で、「ネット閲覧室」のタイトルを選択します。 手順3. 聴きたいタイトルを選択し、[再生停止キー]を押します。ストリーミングで再生が開始します。新着リストのタイトルを選択して、[再生停止キー]を押した場合、そのタイトルは自動的に閲覧リストに登録され、再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. ネット閲覧室のタイトルもCDや内蔵メモリなどに収録されたDAISY図書と同様に、早送り、早戻し、見出し移動、ページ移動などの操作ができます。 ポイント2. ストリーミング再生は、タイトルの音声が一部分ずつ本製品に転送され、再生されます。そのため、再生開始や移動などに時間がかかります。 ポイント3. ネット閲覧室で利用できるタイトルの中には、削除期限が設定されているものがあります。削除期限が過ぎたタイトルは、再生停止キーを押した時点で、ネット閲覧室から自動的に削除されます。 ポイント4. タイトル再生中に[イジェクトキー]を押すとタイトルを削除することができます。詳しくは「9章7節6 : 閲覧リストのタイトルを削除する」 83ページを参照してください。 9章7節3 : 新着リストのタイトルをまとめて閲覧リストに登録する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 新着リストに登録されていたタイトルを、まとめて閲覧リストに登録することができます。次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [6キー]または[4キー]で、「ネット閲覧室」の「新着リスト」内のタイトルを選択します。 手順3. [しおりキー]を押すと、そのタイトルは登録予約されます。 手順4. もう一度[しおりキー]を押すと登録予約が取り消されます。 手順5. 他にも登録したいタイトルがある場合、[6キー]または[4キー]でタイトルを選択して[しおりキー]を押します。 手順6. 選択し終えたら、[再生停止キー]または[シャープキー]を押します。 手順7. 確認の音声ガイドがありますので、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定します。登録予約されたタイトルが、「新着リスト」から「閲覧リスト」に登録され、自動的にネット閲覧室が更新されます。更新後、ネット閲覧室が再表示されます。 <ポイント>。 ポイント1. 手順6で、[メニューキー]または[0キー]を押した場合、閲覧リストへの登録を確認する音声ガイドがあります。決定すると登録が実行され、キャンセルすると登録予約が取り消されます。その後、直前に[メニューキー]を押した場合はメニューの開始、[0キー] を押した場合はヘルプが実行されます。 ポイント2. タイトル選択中に [アスタリスクキー]を押すと、タイトル選択がキャンセルされ、以前に選択していたメディアおよびタイトルに戻ります。その際、登録予約は取り消されます。 ポイント3. 電源を切ると、登録予約は取り消されます。 9章7節4 : ネット閲覧室のタイトルをダウンロードする。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 閲覧リストのタイトルを、ダウンロード先を指定してダウンロードすることができます。次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [6キー]または[4キー]を押して、「ネット閲覧室」の「閲覧リスト」内のタイトルを選択します。 手順3. [9キー]を押します。 手順4. ダウンロード先のメディアを[6キー]または[4キー]で選択します。ダウンロード先のメディアは、本製品に接続されているメディアから選択できます。 手順5. 選択し終えたら、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定します。ダウンロードが始まります。 手順6. ダウンロードが完了すると、そのタイトルは自動的にネット閲覧室から削除されます。ダウンロード先のデータは削除されません。 <ポイント>。 ポイント1. 手順2から手順5を繰り返すことで、複数のタイトルを連続してダウンロードすることができます。その場合、操作した順番でダウンロードが行われます。 ポイント2. 新着リスト内のタイトルを直接ダウンロードすることはできません。新着リスト内のタイトルを選択して[再生・停止キー]を押すと、新着リストから閲覧リストに移動しますので、その後にダウンロードを行ってください。 ポイント3. ネットワーク環境やタイトルのサイズによってダウンロードに必要な時間が異なります。 ポイント4. ダウンロード中に、他のタイトルを聴くことができます。 ポイント5. ダウンロードが完了したタイトルは、ダウンロード先のメディアのタイトルとして扱われます。 ポイント6. ダウンロードしたタイトルは、内蔵メモリ、SDカードまたはUSB機器の「PlexBookShelf」フォルダ内にダウンロードされます。フォルダがない場合は、自動的に「PlexBookShelf」フォルダが作成されます。 ポイント7. [5キー]を押すと、現在ダウンロード中のタイトル名とダウンロード待ちの件数を確認することができます。また、ダウンロードが完了したタイトルがある場合、タイトル名が音声でガイドされます。 ポイント8. メディアを切り替えた際にダウンロードが完了したタイトルがある場合、タイトル名が音声でガイドされます。 ポイント9. 削除期限が過ぎたタイトルは、ダウンロードを実行し始めた時点で、ネット閲覧室から自動的に削除されます。 ポイント10. ダウンロード先メディアの空き容量が足りない場合、空き容量が足りないことを音声でガイドします。ダウンロード先メディアのタイトルを削除するなどしてから、再度ダウンロードしてください。 ポイント11. ダウンロード先メディアがロックなどで書き込みできない状態になっている場合、読み取り専用メディアであることが音声でガイドされます。 ポイント12. 見出し数が1,000以上のDAISY図書はダウンロードできません。 9章7節5 : ダウンロードをキャンセルする。 ダウンロード中にダウンロードをキャンセルするには、次のように操作します。 手順1. ダウンロードをキャンセルしたいタイトルを選択して[9キー]を押します。 手順2. ダウンロードのキャンセルを確認するガイドがありますので、[再生停止キー]または[シャープキー]を押します。ダウンロードがキャンセルされます。 9章7節6 : 閲覧リストのタイトルを削除する。 閲覧リスト内のタイトルを削除するには、次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [6キー]または[4キー]を押して、「ネット閲覧室」の「閲覧リスト」内のタイトルを選択します。 手順3. 削除したいタイトルを選択し、[イジェクトキー]を押します。 手順4. 削除を確認する音声ガイドがありますので、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定します。「閲覧リスト」から削除され、自動的にネット閲覧室が更新されます。更新後、ネット閲覧室が再表示されます。 <ポイント>。 ポイント1. 新着リスト内のタイトルは削除することはできません。 ポイント2. ストリーミング再生中に[イジェクトキー]を押した場合は、再生中のタイトルが削除されます。 ポイント3. オンラインサービスによっては、削除できないタイトルがあります。 9章7節7、 「閲覧リストのタイトル」をまとめて削除する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 閲覧リスト内のタイトルを、まとめて削除することができます。次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [6キー]または[4キー]を押して、「ネット閲覧室」の「閲覧リスト」内のタイトルを選択します。 手順3. [しおりキー]を押すと、そのタイトルは削除予約されます。 手順4. もう一度[しおりキー]を押すと削除予約が取り消されます。 手順5. 他にも削除したいタイトルがある場合、[6キー]または[4キー]でタイトルを選択して[しおりキー]を押します。 手順6. 選択し終えたら、[再生停止キー]または[シャープキー]を押します。 手順7. 削除を確認する音声ガイドがありますので、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定します。削除予約されたタイトルが「閲覧リスト」から削除され、自動的にネット閲覧室が更新されます。更新後、ネット閲覧室が再表示されます。 <ポイント>。 ポイント1. 手順6で、[メニューキー]または[0キー]を押した場合、閲覧リストからの削除を確認する音声ガイドがあります。決定すると削除が実行され、キャンセルすると削除予約が取り消されます。その後、直前に[メニューキー]を押した場合はメニューの開始、[0キー] を押した場合はヘルプが実行されます。 ポイント2. タイトル選択中に [アスタリスクキー]を押すと、タイトル選択がキャンセルされ、以前に選択していたメディアおよびタイトルに戻ります。その際、削除予約は取り消されます。 ポイント3. 電源を切ると、削除予約は取り消されます。 9章7節8 : ネット閲覧室のタイトルの詳細情報を確認する。 [5キー]を押すことによって、次の情報を聴くことができます。 1.タイトル選択中の場合。 タイトル詳細情報、(タイトル名、著者名、DAISY発行者、DAISY発行年月日、概要)、登録/削除の予約情報および削除期限の情報、ネットワーク情報、ダウンロード情報、グループ情報、の順にガイドされます。 2.再生中および停止中の場合。 電源、ダウンロード情報、経過時間、ページ、見出し、しおり、再生方法、ネットワーク情報、プレクストーク情報、の順にガイドされます。 <ポイント>。 タイトルによってはガイドされない情報があります。 9章8 : お知らせ。 9章8節1 : お知らせの種類。 サピエからの「お知らせ」は、次のグループに分類されます。 1.重要なお知らせ。 サピエ図書館からの重要なお知らせです。 2.サピエ図書館。 サピエ図書館からのお知らせです。 <ポイント>。 ポイント1. 本製品は定期的にサピエからお知らせを取得します。お知らせが1件でも取得できると「お知らせがあります。お知らせをご確認ください」と通知されます。 ポイント2. 重要なお知らせが存在する場合、「蔵書検索」を開始時に、「サピエへようこそ」という音声ガイドの後に「重要なお知らせ」があることが通知されます。 ポイント3. 「お知らせ」は「オンラインサービス設定」が「無効」の場合は選択できません。設定方法は「設定の有効・無効」 186ページを参照してください。 9章8節2 : お知らせを聴く。 「お知らせ」はタイトル選択レベル、およびファイル選択レベルで聴くことができます。 タイトル選択レベルでは、すべての「お知らせ」のうち先頭の1件のみを聴くことができます。ファイル選択レベルでは、すべての「お知らせ」を聴くことができます。 「お知らせ」を聴くには次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [2キー]または[8キー]を押して、「タイトル選択」レベルを選択します。 手順3. [6キー]または[4キー]を押して、「お知らせ」を選択します。先頭の「お知らせ」が音声でガイドされます。 手順4. [8キー]を押して、「ファイル選択」レベルを選択します。 手順5. [6キー]または[4キー]を押して、聴きたい「お知らせ」を選択します。 <ポイント>。 ポイント1. お知らせが1件も無い場合、「オンラインサービス」メディア内に「お知らせ」は表示されません。 ポイント2. [5キー] を押すことで、削除予約情報、グループ情報、お知らせ内容などの情報を聴くことができます。 ポイント3. 「ファイル選択」レベルでは、「お知らせ」以外のタイトルを選択できません。他のタイトルを選択したい場合には、「タイトル選択」レベルなどに変更してください。 9章8節3 : お知らせを削除する。 お知らせを削除するには、次のように操作します。 手順1. 削除したい「お知らせ」を選びます。 手順2. [イジェクトキー]を押します。 手順3. 削除を確認する音声ガイドがありますので、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定します。削除が実行され、お知らせが自動的に更新されます。 <ポイント>。 ポイント1. 削除したお知らせを再び聴くことはできません。 ポイント2. 「重要なお知らせ」は削除することができません。 9章8節4 : 複数のお知らせをまとめて削除する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 複数のお知らせをまとめて削除することができます。次のように操作します。 手順1. 削除したいお知らせを選び、[しおりキー]を押します。そのお知らせは「削除予約」になります。 手順2、 削除予約を取り消したいときは、もう一度[しおりキー]を押します。 手順3、 他にも削除したいお知らせがある場合、そのお知らせを選択して[しおりキー]を押します。 手順4、 選択し終えたら、[再生停止キー]または[シャープキー]を押します。 手順5、 削除を確認する音声ガイドがありますので、[再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。削除が実行され、お知らせが自動的に更新されます。 <ポイント>。 ポイント1. すべてのお知らせを削除すると、新しいお知らせが配信されるまで、「オンラインサービス」メディア内にお知らせが表示されません。 ポイント2. 手順4で、[メニューキー]または[0キー]を押した場合、削除を確認する音声ガイドがあります。決定すると削除が実行され、キャンセルすると削除予約が取り消されます。その後、直前に[メニューキー]を押した場合はメニューの開始、[0キー] を押した場合はヘルプが実行されます。 ポイント3. 電源を切ると、削除予約は取り消されます。 10章 : 音楽を聴く。 本製品では音楽CDや音声ファイルを聴くことができます。次の音声ファイル形式に対応しています。 ・音楽CD。 ・MP3ファイル。 ・WAVファイル。 ・AACファイル。 ・PCMファイル。 ・MP4/m4aファイル。 10章1 : 音楽CDを聴く。 音楽CDを入れると自動で再生が始まります。再生・停止・早送り・早戻しの操作方法はDAISY図書と同じです。 10章1節1 : 前後に移動する。 [送りキー]または[戻しキー]を押すことで、前後のトラックに移動することができます。 例):3曲目の「トラック3」を再生するには次のように操作します。 手順1. [送りキー]または[戻しキー]を何回か押して、「トラック3」を選択します。自動的に再生が始まります。 <ポイント>。 ポイント1. 先頭の曲を選択中に[戻しキー]を押すと「コン」という音の後に「先頭です」とガイドされます。 ポイント2. 最後の曲を選択中に[送りキー]を押すと「コン」という音の後に「最後です」とガイドされ、再生が止まります。 ポイント3. [送りキー]または[戻しキー]を押し続けると、5秒、10秒、20秒、30秒、1分、2分、3分・・・と早送り、早戻しができます。2分を超えると指を離しても早送り、早戻しを続けますので、再生したい場所で[再生・停止キー]を押してください。 10章2 : 音楽(音声ファイル)を聴く。 内蔵メモリやSDカード、USBメモリに入っている音声ファイルを聴くことができます。音楽を聴く場合もDAISY図書と同様にタイトルを選択して再生を開始します。操作方法は「8章3 : タイトルを選択して聴く」 53ページを参照してください。 再生・停止・早送り・早戻しの操作は音楽CDと同じです。音楽(音声ファイル)の再生では、再生を開始した後はメディア内にあるすべての音声ファイルを順番に再生します。 本項では、アルバムやトラックを変更して聴く方法、再生する範囲や順番を変更する「シャッフル・リピート設定」と、「お気に入り」に追加して聴きたい曲だけを聴く使い方について説明します。 <ポイント>。 ポイント1. 本製品は音声ファイルが入っているフォルダを、フォルダ単位でアルバムとして扱います。 ポイント2. 音楽のタイトル選択中の各レベルは、「タイトル選択」がアルバム単位、「ファイル選択」がトラック単位に相当します。 ポイント3. 一つのメディアに入れることができるタイトル数の上限は10,000個です。 10章2節1 : 前後のアルバムやトラックなどに移動する。 [2キー]または[8キー]で移動単位を選択し、[4キー]を押すと前へ移動、[6キー]を押すと次へ移動することができます。また、トラックやアルバムの番号を指定して直接移動することもできます。 <音楽の移動単位>。 音楽を再生中は次の単位で移動できます。 1.アルバム。 アルバム単位では、音楽CD1枚ごとに移動できます。 2.トラック。 トラック単位では、音楽1曲ごとに移動できます。 3.10分。 10分単位では、10分ごとに移動できます。 4.30秒。 30秒単位では、30秒ごとに移動できます。 5.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 <ポイント>。 音楽CDを再生中にはアルバム移動は使えません。 ■聴きたい「トラック」、「アルバム」に移動する。 例):「三つ目のアルバムの5曲目」に移動するには次のように操作します。 手順1. [2キー]または[8キー]を押して、「アルバム」を選択します。 手順2. [6キー]を押して、「3つ目のアルバム」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 手順3. [2キー]または[8キー]を押して、「トラック」を選択します。 手順4. [6キー]を押して、「5曲目」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 ■時間で移動する。 移動単位の「10分」「30秒」を選択して、10分または30秒ごとに移動することができます。 手順1. [2キー]または[8キー]を押して、「10分」を選択します。 手順2. [6キー]を押すごとに10分ずつ先に移動します。[4キー]を押すごとに10分ずつ前に戻ります。 手順3. [2キー]または[8キー]を押して、「30秒」を選択します。 手順4. [6キー]を押すごとに30秒ずつ先に移動します。[4キー]を押すごとに30秒ずつ前に戻ります。 10章2節2 : トラックやアルバムを番号で指定して移動する。 ■トラックの番号を指定して移動する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 例):トラック番号を指定して2番目のトラックに移動するには、次のように操作します。 手順1. [移動キー]を1回押します。 手順2. 数字の[2キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。2番目のトラックから再生が始まります。 ■アルバムの番号を指定して移動する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 例):アルバム番号を指定して5番目のアルバムに移動するには、次のように操作します。 手順1. [移動キー]を2回押します。 手順2. 数字の[5キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。5番目のアルバムから再生が始まります。 10章2節3 : 再生方法を変更する、(シャッフル、リピート設定) 。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 音声ファイルを再生中は、基本的には同一メディア内にある音声ファイルすべてが再生対象となります。「シャッフル・リピート設定」で再生範囲の変更ができます。[3キー]を押すたびに次の設定ができます。 1.通常再生設定。 通常再生は、同一メディア内にあるすべての曲を最初から最後まで一度だけ再生します。(工場出荷時の設定です。) 2.トラックリピート設定。 トラックリピートは、再生中のトラック(曲)を繰り返し再生します。 3.アルバムリピート設定。 アルバムリピートは、再生中のアルバムのすべての曲を繰り返し再生します。 4.オールアルバムリピート設定。 オールアルバムリピートは、再生中のメディアのすべてのアルバムを繰り返し再生します。 5.シャッフルリピート設定。 シャッフルリピートは、再生中のメディアのすべての曲をシャッフルして、繰り返し再生します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽CDを再生中にはオールアルバムリピートはありません。 ポイント2. 一つのメディアに入れることができるタイトル数の上限は10,000個です。 10章2節4 : お気に入りに登録して聴く。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品は同一メディア内(CD除く)の音声ファイル(トラック)をお気に入りに追加して、聴きたい曲だけを聴くことができます。内蔵メモリやSDカードなどのメディアごとに、一つのお気に入りリストが作成できます。 次にお気に入りの操作方法を説明します。 ■お気に入りに登録する。 音楽再生中に[しおりキー]を押すと再生中のトラックをお気に入りに登録できます。 例):アルバム1の3曲目をお気に入りに登録するには、次のように操作します。 手順1. 3曲目まで、再生または移動します。 手順2. [しおりキー]を1回押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]または[8キー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. お気に入りは1,000件まで登録できます。 ポイント2. 再生中のメディアが書き込み禁止になっていると、お気に入りに登録できません。 ポイント3. すでにお気に入りに登録されているトラックは登録できません。 ポイント4. 音楽CDやDAISY図書などはお気に入り登録できません。 ポイント5. お気に入りに登録すると「最近追加したタイトル」に登録されます。 ■お気に入りを聴く。 お気に入りを登録した後は、タイトル選択中に音楽カテゴリーで「お気に入り」が選択可能になります。「お気に入り」は常に音楽カテゴリーの1番目のアルバムとなります。準備が出来たらお気に入りを聴いてみましょう。 例):USB機器に登録した「お気に入り」を聴くためには次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押して、タイトル選択を開始します。 手順2. [2キー]を2回押して、「メディア選択」を選択します。 手順3. [4キー]または[6キー]を押して、「USB機器」を選択します。 手順4. [8キー]を1回押して、「カテゴリー選択」を選択します。 手順5. [4キー]または[6キー]を押して、「音楽」を選択します。 手順6. [8キー]を1回押して、「タイトル選択」を選択します。 手順7. [4キー]または[6キー]を押して、「お気に入り」を選択します。 手順8. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して、決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 「お気に入り」の並び順は、登録順になります。1曲目は最初に登録したトラックで、最後の曲は一番最近登録したトラックになります。 ポイント2. 「お気に入り」はバックアップできません。 ポイント3. 「お気に入り」を選択中に[8キー]を押しても、「ファイル選択」には移動しません。 ポイント4. 「お気に入り」には「しおり」を付けることはできません。 ■お気に入りから削除する。 お気に入りに登録したトラックをお気に入りから削除するには次のように操作します。 例):お気に入りの4曲目を削除するには、次のように操作します。 手順1. 「お気に入り」を選んで、再生します。 手順2. 4曲目まで、再生または移動します。 手順3. [しおりキー]を押します。 手順4. [再生停止キー]または [シャープキー]または[8キー]を押して決定します。 例):お気に入りをすべて削除するには、次のように操作します。 手順1. タイトル選択で「お気に入り」を選択します。 手順2. [7キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]または[8キー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 選択中のメディアが書き込み禁止になっていると、お気に入りから削除できません。 ポイント2. 削除しても「お気に入り」の再生リストから削除されるだけで、ファイル自体の削除はされません。 11章 : テキストを聴く。 テキストの再生・停止・早送り・早戻しの操作はDAISY図書と同じです。 本製品は次のテキストファイル形式に対応しています。 ・テキスト形式ファイル。 ・HTML形式ファイル。 <ポイント>。 ポイント1. テキストの場合は、[送りキー]または[戻しキー]を押し続けると、「5文、10文、15文、・・・」と早送り、早戻しされます。指を離すと自動的に再生が始まります。 ポイント2. 読み上げ可能なファイルサイズは最大9MBまでです。 11章1 : テキスト内を移動して聴く。 11章1節1 : テキストファイル内を前後に移動して聴く。 テキストファイル内を次のような単位で移動することができます。移動単位はDAISY図書とは異なりますが、移動時の操作方法は基本的にDAISY図書再生時と同じです。 ■テキストの移動単位。 テキスト再生中は次の単位で移動できます。 1.レベル。 レベル単位では、HTML形式ファイル内のレベル1からレベル6までの見出しに移動できます。 2.40行。 40行単位では、40行をひとかたまりと見なして、40行ごとに移動できます。 3.段落。 段落単位では、空白の行で区切られた段落ごとに移動できます。 4.行。 行単位では、テキストファイルに書かれている1行ずつ移動できます。 5.文。 文単位では、句点「。」、疑問符「?」、感嘆符「!」で区切られた文ごとに移動できます。 6.文字。 文字単位では、1文字ずつ移動できます。 7.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 ■テキストファイル内の移動。 テキストファイル内で移動する方法を説明します。 例):3段落目の二つ目の文を読ませるには次のように操作します。 手順1. [2キー]または[8キー]で「段落」を選択します。 手順2. [6キー]で「3つ目の段落」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 手順3. [2キー]または[8キー]で「文」を選択します。 手順4. [6キー]を押して、「2つ目の文」まで移動します。行き過ぎたら[4キー]で前に戻りましょう。 11章1節2 : ダイレクト移動:パーセント移動。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 ダイレクト移動には[移動キー]を使用します。テキストファイル内の位置をパーセントで指定して移動できます。 例):「50%の位置」に移動するには次のように操作します。 手順1. [移動キー]を1回押します。 手順2. 数字の[5キー][0キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または [シャープキー]を押して決定します。50%の位置から再生が始まります。 11章1節3 : テキストファイルを繰り返し聴く。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 テキストファイルを再生中は[3キー]を押すたびにシャッフル・リピート設定を切り替えることができます。次のような設定ができます。 1.通常再生設定。 通常再生は、タイトルの最後まで一度だけ再生します。(工場出荷時の設定)。 2.タイトルリピート設定。 タイトルリピートは、選択されたタイトルを繰り返し再生します。 12章 : オーディオブックを聴く。 本製品ではオーディオブックを聴くことができます。オーディオブックとは書籍などを音声化したものです。DAISY図書とは異なる形式で収録されています。再生・停止・早送り・早戻しの操作方法は音楽と同じです。 <ポイント>。 ポイント1. パソコンで「PlexAudioBook」(すべて半角文字)というフォルダをメディアのルートフォルダに作り、さらにタイトルごとのフォルダを作って、そこに保存してください。ひとつひとつのフォルダが「オーディオブック」のタイトルとして認識されます。 ポイント2. 「PlexAudioBook」以外の場所に保存すると「音楽」に分類されます。 ポイント3. 英会話や落語などの音声ファイルを「音楽」として再生させたくない場合は、「PlexAudioBook」フォルダの中に保存してください。 12章1 : オーディオブックの移動単位。 12章1節1 : 前後に見出しや時間で移動する。 DAISY図書と同様の操作方法で、オーディオブックでも[2キー]または[8キー]で移動単位を選択し、[4キー]で前へ、[6キー]で次へ移動することができます。 オーディオブック内では次の単位で移動することができます。 1.見出し。 見出し単位では、個々の音声ファイルで移動します。 2.10分。 10分単位では、10分ごとに移動します。 3.30秒。 30秒単位では、30秒ごとに移動します。 4.しおり。 しおり単位では、ユーザーが好きな場所に付けたしおり(しるし)ごとに移動します。 12章1節2 : ダイレクト移動する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 オーディオブックでは見出し番号やパーセントを指定して移動できます。 「移動キー」を1回押すと「見出し」で、2回押すと「パーセント」を指定して直接移動することができます。 13章 : おやすみタイマー。 設定した時間で電源を自動的にオフにします。DAISY図書などを聴きながらおやすみになりたいときに設定しておくと便利です。おやすみタイマーの時間は次のように設定します。 手順1. [おやすみタイマーキー]を押します。1回押すと「15分」に設定されます。 手順2. 音声ガイドが流れている間に、もう1回押すと「30分」に再設定されます。 手順3. 音声ガイドが流れている間に、[おやすみタイマーキー] を押していくと、「45分」、「1時間」、「1時間30分」、「2時間」、「オフ」、と再設定されます。 <ポイント>。 ポイント1. 設定後、数秒間経過してから[おやすみタイマーキー]を押すと、おやすみタイマーの残り時間が音声でガイドされます。 ポイント2. 設定後におやすみタイマーを取り消すには、おやすみタイマーの残り時間が音声ガイドされている間に、手順3の方法で「オフ」に設定します。 ポイント3. 録音中にも、おやすみタイマーが利用できます。 14章 : 機器の現在の情報を聞く。 14章1 : 情報を聞く。 選択中のDAISY図書、音楽、または録音などに関する情報を音声ガイドで聴くことができます。 手順1. [5キー]を押します。様々な情報が順番にガイドされます。 手順2. [5キー]または[6キー]を押すごとに次の項目にスキップできます。前の項目を聞き直したいときは[4キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]を押すと情報のガイドが終了します。 次のような情報が音声でガイドされます。 1.DAISY図書、録音したDAISYの場合。 電源、ダウンロード、時間、ページ、見出し、しおり、再生方法、ネットワーク、プレクストーク情報の順にガイドされます。 2.音楽ファイルの場合。 電源、ダウンロード、時間、トラック、アルバム、しおり、再生方法、ネットワーク、プレクストーク情報の順にガイドされます。 3.ヘルプの場合。 電源、ダウンロード、ページ、見出し、しおり、再生方法、ネットワーク、プレクストーク情報の順にガイドされます。 4.オーディオブックの場合。 電源、ダウンロード、時間、見出し、しおり、再生方法、ネットワーク、プレクストーク情報の順にガイドされます。 5.テキストファイルの場合。 電源、ダウンロード、進捗情報、しおり、再生方法、ネットワーク、プレクストーク情報の順にガイドされます。 6.「メモ録」の場合。 電源、ダウンロード、「メモ録」、「メモ録」時間、ネットワーク、プレクストーク情報の順にガイドされます。 7.録音準備中の場合。 電源、録音、(録音可能時間など)、タイトル、録音設定の順にガイドされます。 8.録音中の場合。 電源、録音、(録音経過時間、録音可能時間など)の順にガイドされます。 9.録音ポーズ中の場合。 電源、録音、(編集操作、録音経過時間、録音可能時間など)、録音設定の順にガイドされます。 10.メニュー選択中の場合。 現在選択中のメニューがガイドされます。 <ポイント> DAISY図書や音楽などの種類によっては、音声ガイドされない項目があります。 14章2 : 現在の日時を確認する。 現在の日時を確認するには次のように操作します。 手順1. [5キー]を長押しします。現在の日時が時間、年月日、曜日の順にガイドされます。 <ポイント>。 現在の日時を設定する方法は、「24章11節6 : 時計設定」 188ページを参照してください。 15章 : しおりを利用する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品では、DAISY図書、音楽、オーディオブック、テキストの好きなところに、あとで読み返す、または聴き返す際の目印として、「しおり」を付けることができます。「しおり」には以下の2種類があります。 1.しおり。 1つのタイトルに、最大1,000個まで設定できます。 2.音声しおり。 しおりと一緒に音声を録音することができます。 15章1 : しおりを付ける。 今聴いているタイトルの好きなところに、「しおり」や「音声しおり」を付けることができます。 ■しおりを付ける。 「しおり3」を付けるには、次のように操作します。 手順1. しおりを付けたい位置に移動します。 手順2. [しおりキー]を2回押します。次のような音声ガイドがあります。 設定するしおり番号を入力、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定、[アスタリスクキー]でキャンセル。 手順3. しおりの番号の[3キー]を押します。 手順4. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。しおりが付きます。 ■音声しおりを付ける。 「しおり3」と一緒に音声を録音するには、次のように操作します。「しおり」を付ける手順3)までは同じ操作です。 手順4. [録音キー]を押して、録音準備状態にします。 手順5. [録音キー]を押し続けながら、しおりの内容を録音します。 手順6. 録音が終わったら指を離します。音声しおりが付き、録音した内容が再生されます。 <ポイント>。 ポイント1. 選択中タイトルが音楽の場合は、[しおりキー]を3回押します。 ポイント2. 手順3を省略して手順4を行うと、「しおり」の番号として、現在使われていない番号のうちの最も小さな番号が自動的に割り付けられます。また、手順3で番号「0」を入力した場合も、自動的に番号が割り付けられます。 ポイント3. 「しおり」の番号はタイトルごとに付けられます。 ポイント4. 一つの「音声しおり」に録音できる時間は1分以内です。 ポイント5. 「音声しおり」の音質は、MP3、32キロ モノラルです。 ポイント6. 「音声しおり」が付けられたタイトルを再生すると、音声しおりが付けられた場所を再生する際に、自動的に音声しおりが再生されます。音声しおりの自動再生を停止するには「音声しおり再生設定」 166ページを参照してください。 ■しおりの保存先。 「しおり」を付けたとき、「しおり」はそのタイトルのあるメディア内に保存されます。 また、タイトルと一緒に「しおり」もバックアップされます。「しおり」もタイトルと一緒に持ち運びできるので、他のPTR3で聴くときなどに便利です。 このしおりは、PTR3やPTN3で使用できます。 <ポイント>。 ポイント1. CDの場合には、本製品内に保存されます。 ポイント2. メディアが書き込み禁止となっている場合には、そのメディア内のタイトルに「しおり」を付けることはできません。 ポイント3. PTR3で付けたしおりは、当社製品「PTR2」「PTN2」「プレクストークポケット」「プレクストークリンクポケット」を含む、2016年以前発売の製品では使用できません。 ■設定できるしおりの数。 一つのタイトルに付けることができる「しおり」の数は、最大1,000個までとなります。「しおり」を付けることができるメディア内のタイトル数は、最大1,000タイトルまでとなります。 ただし、保存しているメディアの容量などにより変わる場合があります。 <ポイント>。 「しおり」を付けることができない場合には、不要な「しおり」を削除してください。 15章2 : しおりの位置に移動する。 今聴いているタイトルに付けた「しおり」に移動することができます。 15章2節1 : 前後のしおりの位置に移動する。 今聴いている位置から前後にある「しおり」に移動する方法です。 手順1. [2キー]または[8キー]を何回か押して、「しおり」を選択します。 手順2. [6キー]を押すと次の番号の「しおり」、[4キー]を押すと前の番号の「しおり」に移動します。 <ポイント>。 「しおり」が1つも付いていない場合には、手順1で「しおり」を選択することができません。 15章2節2 : 番号を指定して移動する。 例):しおり番号を指定して、3番のしおりに移動するには、次のように操作します。 手順1. [しおりキー]を1回押します。次のような音声ガイドがあります。 移動先のしおり番号を入力、[再生停止キー]または[シャープキー]で決定、[アスタリスクキー]でキャンセル。 手順2. 「しおり」の番号の[3キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。「しおり番号」3の位置から再生されます。 <ポイント>。 選択中タイトルが音楽の場合は、[しおりキー]を2回押します。 15章3 : しおりを削除する。 今聴いているタイトルに付けた「しおり」が不要になった場合、「しおり」を削除することができます。 15章3節1 : しおりを削除する。 例):「しおり番号」 4のしおりを削除するには、次のように操作します。 手順1. [しおりキー]を3回押します。次のような音声ガイドがあります。 削除するしおり番号を入力。 手順2. 「しおり」の番号の[4キー]を押します。 手順3. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。しおりが削除されます。 <ポイント>。 選択中タイトルが音楽の場合は、[しおりキー]を4回押します。 15章3節2 : 選択中のタイトルのしおりを削除する。 今聴いているタイトルに付けたすべての「しおり」を削除する方法です。 手順1. [メニューキー]を押し、[4キー]または[6キー]で「タイトル管理」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [4キー]または[6キー]で「しおり」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [4キー]または[6キー]で「選択中タイトルのしおりを削除」を選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。次のような音声ガイドがあります。 決定、選択中タイトルのしおりを削除しますか? 手順7. [シャープキー]を押して決定します。次のような音声ガイドがあります。 決定、削除しました。 16章 : DAISY図書の製作に便利な機能(図書製作モード)。 本製品の動作モードには「ノーマルモード」と「図書製作モード」があります。「ノーマルモード」はテープレコーダーのように簡単な録音と編集ができます。「図書製作モード」は本格的なDAISY図書を製作するのに便利な機能が使用できます。動作モードは「メニュー」から設定します。 工場出荷時は「ノーマルモード」に設定されています。詳しくは「24章11節7 : 動作モードの選択」 189ページを参照してください。 16章1 : ノーマルモードと図書製作モードの違い。 「ノーマルモード」と「図書製作モード」では、次の項目に違いがあります。 1.フレーズ再生。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 2.録音方法の切り替え。 図書製作モードでは「追加録音」、「挿入録音」、「パンチイン録音」から選択できます。ノーマルモードでは「追加録音」のみ使用できます、 3.挿入録音。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 4.パンチイン録音。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 5.上書き録音。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 6.録音開始時の見出し設定。 図書製作モードは録音開始時に、見出しが設定されません。ノーマルモードでは録音開始時に、見出しが設定されます。 7.録音中のページ設定。 図書製作モードは録音中にページをつけることが可能です。ノーマルモードではできません。 8.録音中のグループ設定。 図書製作モードは録音中にグループをつけることが可能です。ノーマルモードではできません。 9.フレーズ編集。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 10.ページ編集。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 11.グループ編集。 図書製作モードで「使用可能」な機能です。ノーマルモードでは使用できません。 12.見出し設定の場所 図書制作モードは「設定したフレーズ」です。ノーマルモードでは「0.1秒刻みで設定した位置」です。 <ポイント>。 ポイント1. フレーズ再生は1フレーズを再生して自動的に停止します。前後のフレーズに移動するには[戻しキー]または[送りキー]を押します。編集する場所を特定するときに便利です。 ポイント2. 「ノーマルモード」と「図書製作モード」では、録音準備中、録音ポーズ中の音声ガイドにも違いがあります。 17章 : DAISY図書を録音する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品は内蔵マイクなどを使って録音を行うことができます。録音した音声データは録音・編集可能なDAISY図書として、録音先メディア(内蔵メモリ、SDカードまたはUSB機器)の「PlexRecording」フォルダに保存されます。 <ポイント>。 ポイント1. 本製品で録音したDAISY図書を、他社製のDAISY再生ソフトで取り扱う場合には、ビルドブックが必要になります。ビルドブックを行うことで、DAISY2.02形式、またはDAISY3形式のタイトルが作られます。 ポイント2. 「PlexRecording」フォルダの中にあるDAISY図書は「録音したDAISY」というカテゴリーに分類されます。それ以外の場所にあるDAISY図書は「図書」というカテゴリーに分類されます。 ポイント3. 録音したDAISYの再生方法は図書と同じです。 17章1 : 録音の基本操作。 17章1節1 : 新規タイトルを録音する。 [録音キー]を押すと録音準備中になり、もう一度押すと録音が始まります。新規タイトルの録音先メディアを変更する場合は、録音準備中に[4キー]または[6キー]で切り替えます。 例):内蔵マイクに入る音を内蔵メモリに録音するには次のように操作します。 手順1. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。この時点では、まだ録音は開始しません。録音LEDは赤色に点滅します。 手順2. [4キー]または[6キー]を押して、録音先のメディアに「内蔵メモリ」を選択します。 手順3. [録音キー]をもう一度押すと、録音が始まります。この状態を「録音中」と呼びます。録音LEDは赤色に点灯します。 手順4. 録音中に[録音キー]を押すと、録音が一時停止します。一時停止の状態を「録音ポーズ中」と呼びます。録音LEDは赤色に点滅します。 手順5. 録音ポーズ中に、再度[録音キー]を押すと、録音が再開します。録音LEDは赤色に点灯します。 手順6. 録音中、録音ポーズ中に[再生・停止キー]を押すと、録音が停止します。録音LEDは消灯します。 <ポイント>。 ポイント1. [4キー]または[6キー]で選択可能な録音先メディアは、内蔵メモリ、SDカードまたはUSB機器です。本体に接続されていないメディアは選択ができません。 ポイント2. はじめに選択される録音先メディアは、録音開始前に選択していたメディアです。それ以降は内蔵メモリ、SDカード、USB機器の順で並びます。 例):、録音開始前にSDカードのタイトルが選択されていた場合はSDカード、内蔵メモリ、USB機器の順に並びます。 ポイント3. 本製品で新規タイトルに録音したものは、「録音したDAISY」の一つのタイトルとして記録されます。 ポイント4. 録音を開始すると、開始した場所に自動的に見出しが設定されます。 ポイント5. 録音中に無音が一定時間(工場出荷時の設定は0.4秒)続くと、そこで「フレーズ」が自動的に切れます。 ポイント6. 工場出荷時の録音音質は「MP3 128キロ ステレオ」に設定されています。録音音質の変更方法は、「17章3節2 : 録音音質の設定」 111ページを参照してください。 17章1節2 : 追加録音する。。 本製品では録音済みのタイトルに追加録音することが可能です。録音したDAISY図書を選択中に録音準備を開始すると、選択中のタイトルの最後に音声データを追加できます。 手順1. 録音したDAISY図書を選択中に、[録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順2. [録音キー]を押します。録音が始まります。 手順3、 [再生・停止キー]を押します。録音が停止します。 <ポイント>。 ポイント1. 録音準備中に追加録音するタイトルとして選択できるタイトルは、録音準備開始前に選択されていたタイトルだけです。追加録音をする場合は、追加録音したいタイトルを選択してから録音準備を開始してください。 ポイント2. 録音したDAISY以外の図書も編集準備を行うことで追加録音可能になる場合があります。 ポイント3. 録音したDAISYを選択中に録音準備を開始した場合も、[4キー]または[6キー]で録音先メディアを選んで新規タイトルへ録音ができます。 17章2 : 録音音量の調整。 17章2節1 : 自動音量調整の切り替え。 本製品には、自動的に録音音量を調整する機能があり、工場出荷時の設定は「自動音量調整あり」です。自動音量調整を「なし」にすることもできます。その場合には次のように設定します。 手順1. [メニューキー]を押し、[6キー]または[4キー]で「録音設定」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [6キー]または[4キー]で「自動音量調整の切替え」を選択します. 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で「自動音量調整 : なし」を選択します 手順6. [シャープキー]を押して決定します。「自動音量調整 : なし」に設定ができます。 17章2節2 : 録音音量を調整して録音する。 自動音量調整を「なし」にすると録音音量を手動で調整することができます。調整の手順は次のようになります。 手順1. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順2. [トーンアップキー]または[トーンダウンキー]で音量を調整します。適切な音量より小さかったり、大きかったりすると、「小さい」あるいは「大きい」というガイドが流れます。適した音量になると「良い」というガイドが流れます。 手順3. [録音キー]を押します。「録音中」になります。 手順4、 [再生停止キー]を押すと、録音が停止します。 <ポイント>。 ポイント1. 録音音量は、0から20まで1段階ずつ調整できます。 ポイント2. 「録音中」、「録音ポーズ中」にも録音音量を調整できます。 17章2節3 : 録音中に音量を確認する。 適切な音量よりも録音音量が小さければ、本製品は「小さい」と音声でガイドします。このような音声ガイドによる音量確認のことを「録音中音量確認」と言います。音量確認の音声ガイドの種類は次のとおりです。 1.自動音量調整が「あり」の場合。 「自動」とガイドされます。 2.自動音量調整が「なし」で、録音音量が「適量」の場合。 「よい」とガイドされます。 3.自動音量調整が「なし」で、録音音量が小さい場合。 「小さい」とガイドされます。 4.自動音量調整が「なし」で、録音音量が大きい場合。 「大きい」とガイドされます。 [タイトルキー]を押すことによって録音中音量確認の「あり/なし」を切り替えることができます。「あり」にすると音量確認のガイドが流れるようになり、「なし」にすると音量確認のガイドが流れなくなります。工場出荷時の設定は「あり」です。 手順1. 録音準備中、録音ポーズ中、または録音中に[タイトルキー]を押します。録音中音量確認が「なし」になります。 手順2. もう一度[タイトルキー]を押します。録音中音量確認が「あり」になります <ポイント>。 録音中の音声ガイドが「ガイドなし」に設定されている場合は、録音中の音量確認はできません。音声ガイドの有無については、「17章4節2 : 録音中の音声ガイド切り替え」 115ページを参照してください。 17章3 : 録音設定。 17章3節1 : 録音音質。 録音音質は、PCM 44.1kHz ステレオ、PCM 22.05kHz モノラル、MP3 256キロ ステレオ、MP3 128キロ ステレオ、MP3 64キロ モノラル、MP3 32キロ モノラルの6種類から選ぶことができます。工場出荷時の録音音質は「MP3 128キロ ステレオ」に設定されています。また、選択した録音音質とともに録音可能時間も変わります。良い音質ほど録音に必要なデータ量が多くなるため録音可能時間は短くなります。メディアの容量と録音可能時間は次のとおりです。 ・PCM 44.1kHz ステレオの場合、 メディアの空き容量が1GBで約90分、8GBで約12時間、16GBで約24時間、32GBで約48時間、録音が可能です。 ・PCM 22.05kHz モノラルの場合、 メディアの空き容量が1GBで約6時間、8GBで約48時間、16GBで約96時間、32GBで約192時間、録音が可能です。 ・MP3 256キロ ステレオの場合、 メディアの空き容量が1GBで約7.5時間、8GBで約60時間、16GBで約120時間、32GBで約240時間、録音が可能です。 ・MP3 128キロ ステレオの場合、 メディアの空き容量が1GBで約15時間、8GBで約120時間、16GBで約240時間、32GBで約480時間、録音が可能です。 ・MP3 64キロ モノラルの場合、 メディアの空き容量が1GBで約30時間、8GBで約240時間、16GBで約480時間、32GBで約960時間、録音が可能です。 ・MP3 32キロ モノラルの場合、 メディアの空き容量が1GBで約60時間、8GBで約480時間、16GBで約960時間、32GBで約1920時間、録音が可能です。 <ポイント>。 ポイント1. 実際に記録できるデータ容量は、メディアの空き容量よりも少ない場合があります。 ポイント2. SDカード、USB機器を購入の際には、当社ホームページの「動作確認済品一覧」をご覧ください。 17章3節2 : 録音音質の設定。 録音音質を変更するには、次のように行います。 手順1. [メニューキー]を押し、[6キー]または[4キー]で「録音設定」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [6キー]または[4キー]で「録音音質の選択」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で、録音音質を選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 17章3節3 : 録音モードの設定項目。 録音モードの設定においては、次の5つの項目があります。 1.自動見出し設定。 設定した秒数以上の無音が続いたときに自動的にセクションを分割します。設定値は、「しない」、「1秒」、「2秒」、「3秒」、「4秒」、「5秒」の6種類です。 2.録音の自動停止時間。 設定した時間以上の無音が続いた場合、録音を自動的に停止します。設定値は、「しない」、「30秒」、「1分」、「2分」、「3分」、「4分」、「5分」の7種類です。 3.録音開始タイミング。 録音キーを押した時点で録音を開始する設定と、録音キーを押した後、音声を検知した時点で録音を開始する設定の2種類の設定があります。前者を「録音キー操作時」と呼び、後者を「音声検知時」と呼びます。 4.入力音のノイズ量。 入力音のノイズとは、テープから音を入力する際の「ヒスノイズ」などを意味します。標準(マイナス28dB)、多い(マイナス20dB)、少ない(マイナス40dB)の3種類の設定があります。静かな場所で録音する場合は「少ない」を、周囲の雑音がやや多い時には「多い」に設定します。 5.フレーズの自動分割時間。 設定した秒数以上の無音が続いたときに自動的にフレーズを分割します。設定値は「0.2秒」、「0.4秒」、「0.6秒」、「0.8秒」、「1秒」の5種類です。 <ポイント>。 当社製品PTR2の図書製作モードにある「倍速録音設定」の設定は本製品にはありません。本製品の録音速度は等速のみです。 17章3節4 : 録音モードの種類。 録音モードには、「標準」「音楽」「テープ」「ラジオ」「カスタム」の5種類があります。工場出荷時は「標準」に設定されています。「カスタム」モードは、前節で説明した5種類の項目を自由に調整することができます。細かく設定する際に適しています。「カスタム」モード以外のモードは、あらかじめ設定値が決まっています。簡単に設定する際に便利です。設定値は次の表のとおりです。 1.標準。 自動見出し設定、「しない」。 録音の自動停止時間、「しない」。 録音開始タイミング、「録音キー操作時」。 入力音のノイズ量、「標準、マイナス28dB」。 フレーズの自動分割時間、「0.4秒」。 2.音楽。 自動見出し設定、「2秒」。 録音の自動停止時間、「1分」。 録音開始タイミング、「録音キー操作時」。 入力音のノイズ量、「少ない、マイナス40dB」。 フレーズの自動分割時間、「0.4秒」。 3.テープ。 自動見出し設定、「4秒」。 録音の自動停止時間、「1分」。 録音開始タイミング、「音声検知時」。 入力音のノイズ量、「標準、マイナス28dB」。 フレーズの自動分割時間、「0.4秒」。 4.ラジオ。 自動見出し設定、「しない」。 録音の自動停止時間、「1分」。 録音開始タイミング、「音声検知時」。 入力音のノイズ量、「標準、マイナス28dB」。 フレーズの自動分割時間、「0.4秒」。 以下に各モードの特徴をまとめました。 1.標準。 周囲の雑音がやや少ない時に用います。 2.音楽。 CDプレーヤーなどからライン録音する時に用います。 3.テープ。 テープレコーダーからライン録音する時に用います。 4.ラジオ。 ラジオからライン録音する時に用います。 5.カスタム。 細かい設定が可能です。 17章3節5 : 録音モードの設定。 録音モードを変更するには次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押し、[6キー]または[4キー]で「録音設定」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [6キー]または[4キー]で「録音モードの選択」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で、録音モードを選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。「カスタム」以外を選んだ場合は、ここで設定が完了します。 手順7. 「カスタム」を選んだ場合は、「自動見出し設定」などの5項目の設定を行います。[6キー]または[4キー]で設定値を選択し、[シャープキー]を押して決定します。5項目すべてを設定すると、設定が完了します。 17章4 : 録音中に音声を聴く。 17章4節1 : モニター出力の「あり/なし」。 録音準備中や録音中に、しおりキーでモニター出力を「あり」または「なし」にすることができます。工場出荷時の設定は「モニター出力あり」です。内蔵マイク、外付けマイクで録音する場合、内蔵スピーカーでのモニターはハウリングの原因になりますので、モニター出力は自動的に「なし」になります。しかし、この場合でもヘッドホンでは音声を聴くことができます。録音準備中にモニター出力を「あり」または「なし」にするには次のように設定します。 手順1. 外部音声入力端子にラインケーブル(別売り)を接続します。 手順2. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順3. [しおりキー]を押すたびに、モニター出力の「あり」、「なし」が切り替わります。 手順4. [録音キー]を押して、録音を開始します。 <ポイント>。 録音モニターは録音準備状態に入るごとに「あり」になりますので、「録音モニターなし」に設定する際は、その都度、設定をおこなってください。 17章4節2 : 録音中の音声ガイド切り替え。 マイクから録音する際、音声ガイドが録音されないようにするために設定します。工場出荷時の設定は、「ガイドあり」です。録音中の音声ガイドを「ガイドなし」にするには次のように設定します。 手順1. [メニューキー]を押し、[6キー]または[4キー]で「録音設定」を選択します。 手順2. [シャープキー]を押して決定します。 手順3. [6キー]または[4キー]で「録音中の音声ガイド切り替え」を選択します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で、「ガイドなし」を選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 音声ガイドが録音されないようにするためには、この方法の他に、ヘッドホンを接続するという方法もあります。ヘッドホンを接続すると、音声ガイドがヘッドホンに流れるので、音声ガイドが録音されることはありません。 17章5 : 外付けマイクやラインから録音する。 17章5節1 : 外付けマイクとライン入力。 外付けマイク端子に外付けマイクを差し込むと、「入力、外付けマイク」と音声ガイドされます。同様に、外部音声入力端子にラインケーブルを差し込むと「入力、ラインイン」と音声ガイドされます。 17章5節2 : 外付けマイクで会議や授業を録音する。 授業や会議を録音する場合は録音モードを「標準」に設定して録音すると便利です。また、自動音量調整は「あり」にした方が、授業や会議を録音する場合には適しています。 手順1. 外付けマイク(別売り)を用意し、本製品の外付けマイク端子に接続します。 手順2. メニューから、録音モードを「標準」に設定します。 手順3. メニューから、「自動音量調整」を「あり」に設定します。 手順4. メニューを終了します。 手順5. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順6. 会議が始まるタイミングで[録音キー]を押します。 手順7. [再生停止キー]を押すと、録音が停止します。 17章5節3 : ラジオやテープの音声を録音する。 ラジオ(テレビ)を録音する場合は、録音モードを「ラジオ」に設定して録音すると便利です。「ラジオ」の設定で録音すると、録音は音声を検知してから始まりますので、録音の先頭に無音が入りにくくなります。また、音声が1分以上途切れると自動的に録音を停止しますので、ラジオ側でオン、オフの予約をしておけば、ラジオがオフになった際に録音も停止します。 テープの内容を録音する場合は、録音モードを「テープ」に設定して録音すると便利です。「テープ」の設定で録音すると、テープからの音声を検知してから録音が始まります。また、音声が4秒以上途切れると、自動的に見出しを設定し、1分以上途切れると自動的に録音を停止します。 手順1. ラジオまたはテープレコーダーのヘッドホンジャックに、ラインケーブル(別売り)を接続します。ケーブルの反対側の端子を本製品の外部音声入力端子に接続します。 手順2. メニューから、録音モードを「ラジオ」または「テープ」に設定します。 手順3. メニューから、「自動音量調整」を「あり」に設定します。 手順4. メニューを終了します。 手順5. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順6. ラジオまたはテープが始まるタイミングで[録音キー]を押します。 手順7. 録音を終了するときは、[再生停止キー]を押します。なお、[再生停止キー]を押さなくても1分以上音声が入力されないと、自動的に録音を停止します。 17章5節4 : 音楽をラインから録音する。 音楽を録音する場合は、録音モードを「音楽」に設定して録音すると便利です。曲と曲との間など無音が2秒続くと自動的に見出しを設定しますので、録音後にレベル1で曲間を移動できます。また、音が1分以上途切れると自動的に録音を停止します。外部音声入力端子に接続してカセットプレーヤー、CDプレーヤーなどの音楽プレーヤーで再生する音楽を録音する場合の一連の操作方法について説明します。自動音量調整は「なし」にして音量を調整します。 手順1. 音楽プレーヤーのヘッドホンジャックに、ラインケーブル(別売り)を接続します。ケーブルの反対側の端子を本製品の外部音声入力端子に接続します。 手順2. メニューから、録音モードを「音楽」に設定します。 手順3. メニューから、「自動音量調整」を「なし」に設定します。 手順4. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順5. 録音音量を調整するため、音楽プレーヤーを再生します。[トーンアップキー]または[トーンダウンキー]で音量を調整します。音量が適量でないと「小さい」または「大きい」と音声ガイドされます。大きめの音が流れている時に「良い」と音声ガイドされるように調整してください。 手順6. 音楽プレーヤーを「録音開始したい場所」まで戻して再生し、同時に[録音キー]を押します。録音が開始されます。 手順7. 録音を終了するときは、[再生停止キー]を押します。なお、[再生停止キー]を押さなくても1分以上音楽が途切れた場合は自動的に録音を停止します。 17章6 : 図書製作モードで使用できる録音操作。 本製品の動作モードを「図書製作モード」に設定すると、DAISY図書を製作するのに便利な「挿入録音」、「パンチイン録音」と「上書き録音」が使用できます。 <ポイント>。 ポイント1. 動作モードの詳細については「16章 : DAISY図書の製作に便利な機能(図書製作モード)」 106ページを参照してください。 ポイント2. 「図書製作モード」では、見出しは録音開始時に自動的に設定されません。 17章6節1 : 録音方法の切り替え。 録音準備中に録音方法を切り替えることができます。 手順1. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順2. [1キー]を押す度に、「追加録音」、「挿入録音」、「パンチイン録音」の順番で、録音方法が切り替わります。 17章6節2 : 追加録音。 最後の部分に追加して録音します。詳細は「17章1 : 録音の基本操作」 107ページを参照してください。 17章6節3 : 挿入録音。 過去に録音した内容に「挿入」して録音したいときに使用します。例えば音訳や対面朗読をした際に、読み忘れた1ページ分を後から原本のページ通りに録音することができます。 手順1. 挿入したい位置へ移動します。 手順2. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順3. [1キー]を押し、「挿入録音」を選択します。 手順4. 必要に応じて[送りキー]、[戻しキー]を押し、挿入したい位置を選択します。 手順5. [録音キー]を押します。「録音中」になります。 手順6. [再生停止キー]を押すと、録音が停止します。 <ポイント>。 ポイント1. 挿入録音は、選択したフレーズとその次のフレーズの間に録音内容が挿入されます。 ポイント2. 既に録音されている先頭より前に録音するには、「先頭です」へ移動してから挿入録音を行います。 17章6節4 : パンチイン録音。 過去に録音した内容を、新しい内容に置き換えるときにパンチイン録音を使用します。 手順1. 録音内容を置き換えたい位置へ移動します。 手順2. [録音キー]を押します。「録音準備中」になります。 手順3. [1キー]を押し、「パンチイン録音」を選択します。 手順4. [送りキー]または[戻しキー]で、置き換える部分の開始フレーズを選択します。 手順5. [シャープキー]を押して決定します。 手順6. [送りキー]または[戻しキー]で、置き換える部分の終了フレーズを選択します。 手順7. [シャープキー]を押して決定します。 手順8. [録音キー]を押します。「録音中」になります。 手順9. [再生停止キー]を押すと、録音が停止します。今録音した音声に置き換えられます。 <ポイント>。 ポイント1. 選択された開始フレーズから終了フレーズまでが、新たに録音した内容に置き換えられます。 ポイント2. パンチイン開始、終了フレーズの選択時には、[送りキー]の代わりに[6キー]、[戻しキー]の代わりに[4キー]でも操作できます。 17章6節5 : 上書き録音。 間違えて録音した内容を、録音中に上書きして修正することができます。録音中に間違えた場合、録音ポーズをして、間違えたフレーズまで戻ってから録音を再開します。 手順1. 録音中、「昔々、山へ あっ 間違えた!」と、間違えてしまいました。 手順2. [録音キー]を押します。「録音ポーズ中」になります。 手順3. [戻しキー]を何回か押します。間違えたフレーズ「山へ」を選択します。 手順4. [録音キー]を押し、正しい内容の録音を開始します。「あるところに・・・」。 手順5. [再生停止キー]を押すと、録音が停止します。 <ポイント>。 ポイント1. 戻し過ぎた場合は、[送りキー]で進めることができます。なお、[送りキー]の代わりに[6キー]、[戻しキー]の代わりに[4キー]でも操作できます。 ポイント2. 上書き録音操作で選択したフレーズを含み、その後の録音したフレーズがすべて上書きされます。 ポイント3. 録音ポーズ中に[再生・停止キー]を押すと停止状態に戻り、上書き録音はできなくなります。その際は編集機能で不要な部分を切り取り、その後、挿入録音で正しい内容を録音します。 18章 : DAISY図書を編集する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本製品ではDAISY図書を様々な方法で編集することができます。編集することで、より検索性に優れたDAISY図書になります。なお、動作モードが「ノーマルモード」の場合、「フレーズ編集」、「ページ編集」、「グループ編集」は使えません。動作モードが「図書製作モード」の場合、すべての編集機能が使えます。動作モードは「16章 : DAISY図書の製作に便利な機能(図書製作モード)」106ページを参照してください。 18章1 : 録音中に編集する。 録音中でも見出し、ページまたはグループを設定することができます。 18章1節1 : 録音開始時に、見出しを付ける予約をする。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音準備中に[移動キー]を押し、録音開始時に、見出しを付ける予約をすることができます。 手順1. [録音キー]を押し、録音準備中にします。 手順2. [移動キー]を押し、見出しを付ける予約をします。 手順3. [録音キー]を押し、録音を開始します。開始した箇所に見出しが付きます。 <ポイント>。 ポイント1. 手順2の後で、もう一度[移動キー]を押すと、予約を取り消すことができます。 ポイント2. 動作モードが「ノーマルモード」では、録音開始時に自動的に見出しが付きます。 18章1節2 : 録音中に見出しを付ける。 録音中に[移動キー]を押し、見出しを付けることができます。 例):「あいうえお」、「かきくけこ」と読んで録音し、「か行」の先頭に見出しを付けてみましょう。 手順1. [録音キー]を押し、録音準備中にします。 手順2. [録音キー]を押し、録音を開始します。「あいうえお」と読みます。 手順3. [移動キー]を押し、見出しを付けます。続けて「かきくけこ」と読みます。 <ポイント>。 見出しは録音後にも付けることができます。詳しくは「見出し設定」 133ページを参照してください。 18章1節3 : 録音再開時に、見出しを付ける予約をする。 録音ポーズ中に[移動キー]を押すことで、録音再開時に、見出しを付ける予約をすることができます。 手順1. 録音中に[録音キー]を押し、録音ポーズ中にします。 手順2. [移動キー]を押し、見出しを付ける予約をします。 手順3. [録音キー]を押し、録音を再開します。再開した箇所に見出しが付きます。 <ポイント>。 手順2の後で、もう一度[移動キー]を押すと、予約を取り消すことができます。 18章1節4 : 録音開始時に、ページを付ける予約をする。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音準備中に[7キー]を押すことで、録音開始時に、ページを付ける予約をすることができます。 手順1. [録音キー]を押し、録音準備中にします。 手順2. [7キー]を押し、ページを付ける予約をします。 手順3. [録音キー]を押し、録音を開始します。開始した箇所にページが付きます。 <ポイント>。 手順2の後で、もう一度[7キー]を押すと、予約を取り消すことができます。 18章1節5 : 録音中にページを付ける。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音中に[7キー]を押し、ページを付けることができます。 手順1. [録音キー]を押し、録音準備中にします。 手順2. [録音キー]を押し、録音を開始します。 手順3. [7キー]を押し、ページを付けます。 <ポイント>。 ページは録音後にも付けることができます。詳しくは「ページ設定」 135ページを参照してください。 18章1節6 : 録音再開時に、ページを付ける予約をする。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音ポーズ中に[7キー]を押し、録音再開時に、ページを付ける予約をすることができます。 手順1. 録音中に[録音キー]を押し、録音ポーズ中にします。 手順2. [7キー]を押し、ページを付ける予約をします。 手順3. [録音キー]を押し、録音を再開します。再開した箇所にページが付きます。 <ポイント>。 手順2の後で、もう一度[7キー]を押すと、予約を取り消すことができます。 18章1節7 : 録音開始時に、グループを付ける予約をする。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音準備中に[9キー]を押し、録音開始時に、グループを付ける予約をすることができます。 手順1. [録音キー]を押し、録音準備中にします。 手順2. [9キー]を押し、グループを付ける予約をします。 手順3. [録音キー]を押し、録音を開始します。開始した箇所にグループが付きます。 <ポイント>。 ポイント1. 手順2の後で、もう一度[9キー]を押すと、予約を取り消すことができます。 ポイント2. 「見出し」と「グループ」を同じ位置に付けることはできません。「見出し」が優先されます。 18章1節8 : 録音中にグループを付ける。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音中に[9キー]を押し、グループを付けることができます。 手順1. [録音キー]を押し、録音準備中にします。 手順2. [録音キー]を押し、録音を開始します。 手順3. [9キー]を押し、グループを付けます。 <ポイント>。 グループは録音後にも付けることができます。詳しくは「グループ設定」、136ページを参照してください。 18章1節9 : 録音再開時に、グループを付ける予約をする。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 録音ポーズ中に[9キー]を押し、録音再開時に、グループを付ける予約をすることができます。 手順1. 録音中に[録音キー]を押し、録音ポーズ中にします。 手順2. [9キー]を押し、グループを付ける予約をします。 手順3. [録音キー]を押し、録音を再開します。再開した箇所にグループが付きます。 <ポイント>。 ポイント1. 手順2の後で、もう一度[9キー]を押すと、予約を取り消すことができます。 ポイント2. 「見出し」と「グループ」を同じ位置に付けることはできません。「見出し」が優先されます。 18章2 : 録音後に編集する。 18章2節1 : フレーズ編集。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 フレーズ単位での編集を行うことができます。 ■フレーズ切り取り。 録音した内容で不要な音声をフレーズ単位で切り取るときに使用します。また、直後に「フレーズ貼り付け」を行うことで、切り取ったフレーズを別の場所に移動することができます。 手順1. 切り取りたい部分の先頭のフレーズを再生中に、[再生・停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「フレーズ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「フレーズ切り取り」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で先頭のフレーズを選択し、[シャープキー]を押して決定します。[再生停止キー]を押すと対象フレーズを先頭から再生します。 手順6. [6キー]または[4キー]で最後のフレーズを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 切り取られたフレーズの範囲内に、ページ、グループ、しおりが設定されていた場合、その設定も削除されます。見出し番号、ページ番号は、タイトルの先頭から振り直されます。 ポイント2. フレーズ切り取りをおこなっても録音可能時間は増えません。 ポイント3. [6キー]の代わりに[送りキー]、[4キー]の代わりに[戻しキー]で操作することもできます。 ■フレーズコピー。 録音した内容をフレーズ単位で別の場所に複製するときに使用します。 手順1. コピーしたい部分の先頭のフレーズを再生中に、再生停止キーを押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「フレーズ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「フレーズコピー」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で先頭のフレーズを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. [6キー]または[4キー]で最後のフレーズを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 選択したフレーズの情報がコピーされます。そのフレーズに設定された見出し、ページ、グループ、しおりなどはコピーされません。 ■フレーズ貼り付け。 「フレーズ切り取り」、または「フレーズコピー」を行った内容を貼り付けるときに使用します。 手順1. 貼り付けたい場所の直後のフレーズを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「フレーズ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「フレーズ貼り付け」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で貼り付けたい場所の直後のフレーズを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント> 貼り付け位置として、選択されたフレーズの直前に貼り付けられます。 ■フレーズ分割。 一つのフレーズを分割して、二つのフレーズにすることができます。「見出し名」と「その見出しの本文」が一つのフレーズになってしまった際に、「見出し名」と「本文」を別のフレーズにするために使用します。 手順1. 分割したいフレーズを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「フレーズ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「フレーズ分割」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. 分割したいフレーズが繰り返し再生されます。分割したい位置で[シャープキー]を押して決定します。 手順6. 分割位置の微調整が可能です。微調整する際は、[6キー]または[4キー]を押し、分割位置を微調整します。 手順7. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. [6キー]または[4キー]で分割位置が前後に0.1秒ずつ移動します。 ポイント2. フレーズ分割は、再生スピードを遅くすることで、より分割位置を決定しやすくなります。 ■フレーズ結合。 「選択中のフレーズ」と「その次のフレーズ」を一つのフレーズにまとめることができます。見出し名が二つのフレーズに分かれてしまったときなどに使用します。 手順1. 結合したい「2つのフレーズ」の「前側のフレーズ」を再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「フレーズ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「フレーズ結合」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で結合したい「2つのフレーズ」の「前側のフレーズ」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 「フレーズ結合」は、「選択中のフレーズ」と「その次のフレーズ」が結合されます。 ポイント2. 連続して録音されたフレーズのみ結合できます。切り取り、貼り付けなどの編集によって連続したフレーズになった場合は、結合できません。 18章2節2 : セクション編集。 セクション単位での編集を行うことができます。 ■セクション切り取り。 録音した内容で不要な音声をセクション単位で切り取るときに使用します。また、直後に「セクション貼り付け」を行うことで、切り取ったセクションを別の場所に移動することができます。 手順1. 切り取りたいセクションを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「セクション編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「セクション切り取り」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で先頭のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。[再生停止キー]を押すと対象セクションの見出し番号と、セクションの一部を再生します。 手順6. [6キー]または[4キー]で最後のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. セクションを選択した時、または選択中に[再生停止キー]を押した時には、セクションの一部(先頭から15秒)を再生します。 ポイント2. 切り取られたセクションの範囲内に、ページ、グループ、しおりが設定されていた場合、その設定も削除されます。見出し番号、ページ番号は、タイトルの先頭から振り直されます。 ポイント3. 「セクション切り取り」を行っても、録音可能時間は増えません。 ポイント4. [6キー]の代わりに[送りキー]、[4キー]の代わりに[戻しキー]で操作することもできます。 ■セクションコピー。 録音した内容をセクション単位で別の場所に複製するときに使用します。 手順1. コピーしたい部分のセクションを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「セクション編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「セクションコピー」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で先頭のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. [6キー]または[4キー]で最後のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 コピーしたセクションの範囲内に設定されている、ページ、グループ、しおりはコピーされません。 ■セクション貼り付け。 「セクション切り取り」、または「セクションコピー」を行った内容を貼り付けるときに使用します。 手順1. 貼り付けたい場所の直後のセクションを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「セクション編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「セクション貼り付け」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で貼り付けたい場所の直後のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 貼り付け位置として選択されたセクションの直前に貼り付けられます。 ■セクション結合。 連続した複数の見出しを取り消して、1つのセクションにまとめるときに使用します。「見出し取り消し」でも同じことができますが、連続した複数の見出しを取り消したいときには、「セクション結合」を使用すると便利です。 手順1. 結合したいセクションの先頭のセクションを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「セクション編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「セクション結合」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で先頭のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. [6キー]または[4キー]で最後のセクションを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 結合する範囲のセクションのうち、先頭以外のセクションに設定されていたしおりは削除されます。 ■セクションレベル設定。 本製品で録音したDAISY図書の見出しは、すべてレベル1で設定されています。見出しごとにレベルを設定すると、より検索性にすぐれたDAISY図書になります。 手順1. レベルを変更したいセクションを再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「セクション編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「セクションレベル設定」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]でレベルを変更するセクションを選択します。 手順6. [2キー]または[8キー]でレベルを選択します。 手順7. 続けて[6キー]または[4キー]でセクションを選択し、[2キー]または[8キー]でレベルを設定することができます。設定が終了したら、[シャープキー]を押します。 手順8. 実行を確認する音声ガイドがあるので、[シャープキー]を押して決定します。 18章2節3 : 見出し編集。 新たに見出しを付けたり、不要な見出しを取り消すことができます。 ■見出し設定。 録音中に見出しを付ける場合に比べて、より正確な意図した場所に見出しを付けることができます。なお、動作モードによって見出しを付ける位置の選択単位が異なります。その違いは次のとおりです。 1.ノーマルモードの場合。 時間で0.1秒単位。 2.図書製作モードの場合。 フレーズ。 見出しを設定するには、次のように操作します。 手順1. 見出しを付けたい位置を再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「見出し編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「見出し設定」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]で見出しを付ける位置を選択します。ノーマルモードでは、キーを押すたびに0.1秒単位で前後に移動します。図書製作モードでは、キーを押すたびにフレーズ単位で前後に移動します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 見出しを設定すると、見出し番号は、自動的にタイトルの先頭から振り直されます。 ■見出し取り消し。 不要な見出しを取り消すときに使用します。 手順1. 取り消したい見出しの位置を再生中に、[再生停止キー]を押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「見出し編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「見出し取り消し」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 見出しを取り消すと、見出し番号は、自動的にタイトルの先頭から振り直されます。 18章2節4 : ページ編集。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 新たにページを付けたり、不要なページを取り消すことができます。 ■ページ設定。 録音中にページを付ける場合に比べて、より正確な意図した場所にページを付けることができます。 手順1. ページを付けたい位置を再生中に、再生停止キーを押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「ページ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「ページ設定」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]でページを付けるフレーズを選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ページを設定すると、ページ番号は、自動的にタイトルの先頭から振り直されます。 ■ページ取り消し。 不要なページを取り消すときに使用します。 手順1. 取り消したいページの位置を再生中に、再生停止キーを押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「ページ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「ページ取り消し」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5、 [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ページを取り消すと、ページ番号は、自動的にタイトルの先頭から振り直されます。 18章2節5 : グループ編集。 注):この機能は「図書製作モード」で使用します。 新たにグループを付けたり、不要なグループを取り消すことができます。 ■グループ設定。 録音中にグループを付ける場合に比べて、より正確な意図した場所にグループを付けることができます。 手順1. グループを付けたい位置を再生中に、再生停止キーを押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「グループ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「グループ設定」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [6キー]または[4キー]でグループを付けるフレーズを選択します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 見出しが設定されているフレーズにグループを設定することはできません。 ■グループ取り消し。 不要なグループを取り消すときに使用します。 手順1. 取り消したいグループの位置を再生中に、再生停止キーを押して停止します。 手順2. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「グループ編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. 「グループ取り消し」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順5. [シャープキー]を押して決定します。 18章3 : 編集を取り消す。 18章3節1 : 直前編集取り消し。 直前に行った編集を取り消して、元に戻すことができます。なお、電源を切ったり、別のタイトルを選択したりすると元に戻すことはできません。元に戻せる編集方法は次の14個です。 「フレーズ切り取り」、「フレーズ貼り付け」、「フレーズ分割」、「フレーズ結合」、「セクション切り取り」、「セクション貼り付け」、「セクション結合」、「セクションレベル設定」、「見出し設定」、「見出し取り消し」、「ページ設定」、「ページ取り消し」、「グループ設定」、「グループ取り消し」。 手順1. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順2. 「直前編集取り消し」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 次の編集は、取り消しができません。「取り消す編集がありません」と音声ガイドします。 「フレーズコピー」、「セクションコピー」、「ビルドブック」、「編集準備」、「録音中の見出し設定」、「録音中のページ設定」、「録音中のグループ設定」。 18章4 : 録音・編集可能な図書からDAISY図書に変換する。 18章4節1 : ビルドブック。 本製品で録音・編集した図書を、他社製のDAISY再生ソフトで取り扱う場合には、DAISY形式に変換する必要があります。ビルドブックを行うことで、録音・編集可能な図書からDAISY2.02形式またはDAISY3形式の図書に変換することができます。 手順1. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順2. 「ビルドブック」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. 「DAISY2.02」、または「DAISY3」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. ビルドブックした図書には追加録音や編集ができません。その図書に追加録音や編集をしたい場合は、「編集準備」をおこなってください。 ポイント2. ビルドブックには長時間かかる場合があります。 ポイント3. ビルドブックの実行中に[2キー]、または[アスタリスクキー]を押すとビルドブックがキャンセルされます。 ポイント4. ビルドブックの実行中に[2キー]、またはアスタリスクキー以外のキーを押すと「何%完了、残り何時間何分」と進捗状況がガイドされます。 ポイント5. 「録音したDAISY」のカテゴリーに属するタイトルをビルドブックしても、「図書」のカテゴリーに移動することはありません。 18章5 : DAISY図書から録音・編集可能な図書に変換する。 18章5節1 : 編集準備。 編集準備を行うことで、DAISY2.02形式またはDAISY3.0形式の図書から、本製品で録音・編集可能な図書に変換することができます。 手順1. [メニューキー]を押して「編集」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順2. 「編集準備」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順3. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 編集準備には長時間かかる場合があります。 ポイント2. 編集準備の実行中に[2キー]、または[アスタリスクキー]を押すと編集準備がキャンセルされます。 ポイント3. 編集準備の実行中に[2キー]、またはアスタリスクキー以外のキーを押すと「何%完了、残り何時間何分」と進捗状況がガイドされます。 ポイント4. テキストDAISYは編集準備できません。 ポイント5. 「図書」のカテゴリーに属するタイトルを編集準備しても、「録音したDAISY」のカテゴリーに移動することはありません。 19章 : メモ録。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 メモなどの短い文を簡単に録音できます。メモ録は本製品内に保存されます。メモ録は選択されているメディアにかかわらず、録音キーを長く押し続けることで録音できます。 19章1 : メモ録を録音する。 メモ録に録音するには次のように操作します。 手順1. [録音キー]を押したまま、メモを録音します。音声ガイドが「メモ録」と言ってから録音を開始してください。 手順2. [録音キー]から指を離すと、「メモ録」が終了します。 手順3. 録音した内容が再生されます。 <ポイント>。 ポイント1. メモ録1回の録音時間は最大1分です。 ポイント2. メモ録で録音できるのは最大200個、総時間は30分までです。 ポイント3. メモ録には、録音した日付情報が付きます。 ポイント4. メモ録の録音音量は自動調整されます。手動で録音音量を設定することはできません。 ポイント5. メモ録は、メディアとして選択できる「内蔵メモリ」とは別の内蔵メモリに保存されます。 ポイント6. メモ録の音質は MP3 32キロ モノラルです。音質を変更することはできません。 ポイント7. メモ録が最大数または総時間を超えると、その旨を伝える音声ガイドがありますので、不要なメモ録を削除してください。削除方法は「19章4 : 選択中のメモ録を削除する」 142ページを参照してください。 ポイント8. すべてのメモ録をSDカードにバックアップすることができます。詳しくは「20章4 : メモ録をバックアップする」149ページを参照してください。 ポイント9. 当社製品PTR2のようにメモリ配分を設定する必要はありません。 19章2 : メモ録を再生する。 メモ録を再生するには次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [2キー]を何回か押して「メディア選択」にします。 手順3. [6キー]または[4キー]を何回か押して「メモ録」に移動します。 手順4. [再生停止キー]を押すと、メモ録が再生され、その後に日付情報がガイドされます。 手順5. [6キー]または[4キー]を押すと、次のメモ録、または前のメモ録が再生されます。 <ポイント>。 ポイント1. メモ録にはしおりを付けることができません。 ポイント2. メモ録は「タイトル選択」のレベルからも選択して再生できます。 19章3 : メモ録を直接選択する。 例): 5個以上のメモ録があり、5番目のメモ録に移動するには次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [2キー]を何回か押して「メディア選択」にします。 手順3. [6キー]または[4キー]を何回か押して「メモ録」に移動します。 手順4. [移動キー]を押します。 手順5. 数字の[5キー]を押します。 手順6. [再生停止キー]または[シャープキー]を押して決定します。5番目のメモ録の再生が始まります。 19章4 : 選択中のメモ録を削除する。 不要になったメモ録を削除する場合は次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [2キー]を何回か押して「メディア選択」にします。 手順3. [6キー]または[4キー]を何回か押して「メモ録」に移動します。 手順4. [再生停止キー]を押して「メモ録」を再生します。 手順5. [6キー]または[4キー]を押して、削除したいメモ録を再生します。 手順6. [7キー]を2回押します。 手順7. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. メモ録を削除すると、メモ録の番号がひとつずつ繰り上がります。 ポイント2. [メニュー]の[タイトル管理]からも、選択中のメモ録を削除することができます。 19章5 : すべてのメモ録を削除する。 すべてのメモ録を一度に削除するには次のように操作します。 手順1. [タイトルキー]を押します。タイトル選択が開始します。 手順2. [2キー]を何回か押して「メディア選択」にします。 手順3. [6キー]または[4キー]を何回か押して「メモ録」に移動します。 手順4. [再生停止キー]を押して「メモ録」を再生します。 手順5. [7キー]を押します。 手順6. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. [メニュー]の[タイトル管理]からも、すべてのメモ録を削除することができます。 ポイント2. すべてのメモ録を削除すると、新たにメモ録を録音するまで、「メモ録」メディアが表示されません。 ポイント3. [メニュー]の[設定の初期化]をおこなっても、「メモ録」は削除されません。 20章 : 図書や音楽などをバックアップする。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 20章1 : 「バックアップ」について。 本製品では、DAISY図書CDや音楽CDなどをバックアップすることができます。バックアップしたいタイトルが入っているメディアを「バックアップ元」、バックアップする先のメディアを「バックアップ先」と呼びます。 各バックアップ元メディアからは、次のバックアップ先メディアへバックアップできます。 1.CD、内蔵メモリ、SDカード、USB機器のタイトルは、内蔵メモリ、SDカード、USB機器へバックアップできます。 2.メモ録は、SDカードへバックアップできます。 <注意>。 注意1. 本製品は著作権法で許された範囲のコピー(私的使用のための複製、あるいは、著作権法37条3項に定められた視覚障がい者のための用途)のみを目的として使用するものです。違法コピーは民事上または、刑事上の制裁を受ける場合があります。 注意2. 音楽CD等のコピーは個人として楽しむ他は、著作権法上、権利者に無断で使用できません。 注意3. バックアップ中にSDカードやUSB機器を抜いたり、本製品の電源を切ったりしないでください。データが失われる可能性があります。 <ポイント>。 ポイント1. バックアップは、電源アダプターを接続して行ってください。バッテリーのみで行うと、バッテリーが不足して、バックアップが強制的に終了してしまう場合があります。 ポイント2. バックアップ先の容量が足りない場合は、バックアップを開始する際に、その旨を音声ガイドします。現在のメディアの使用容量・空き容量は、[メニューキー]を押して「メディア管理」→「メディア情報」で確認することができます。 ポイント3. 本製品と当社製品「プレクストークリンクポケット」の内蔵メモリとの間でデータをバックアップするにはUSBタイプB端子を使用し、リンクポケットから操作します。USBタイプA端子には接続できません。詳細は「22章 : パソコンと接続する」 152ページをご覧ください。 20章2、 DAISY図書をバックアップする。 20章2節1 : DAISY図書をバックアップする。 DAISY図書をバックアップする方法を、DAISY図書CDを例に説明します。 手順1. DAISY図書CDを入れます。 手順2. 数字の[9キー]を押します。 手順3. [4キー]または[6キー]でバックアップ先メディアを選択して、[シャープキー]で決定します。 手順4. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順5. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. 手順1)でDAISY図書CDに複数のタイトルがある場合、[タイトルキー]を押し、[4キー]または[6キー]でバックアップしたいタイトルを選択してください。 ポイント2. バックアップ先メディアが内蔵メモリしかない場合、手順3)の確認はありません。自動的に内蔵メモリがバックアップ先として選択され、手順4)に進みます。 ポイント3. 手順3)でバックアップ先メディアとして選択できるメディアは内蔵メモリ、SDカード、USB機器です。本体に接続されていないメディアは選択できません。 ポイント4. USB機器にDAISY図書をバックアップする場合のみ、手順3)の後にPTR2で再生できる形式でバックアップするか確認があります。バックアップしたものをPTR2で再生する場合は「編集準備を実行する」を選択してください。 ポイント5. 見出しが1,000個以上あるDAISY図書はバックアップできません。 ポイント6. タイトルの一部分のみをバックアップすることはできません。選択したタイトルのすべてがバックアップされます。 ポイント7. バックアップ元に複数のタイトルがある場合、一度に複数のタイトルをバックアップすることはできません。1タイトルずつバックアップしてください。 ポイント8. タイトルに「しおり」がある場合、「しおり」も一緒にバックアップします。 ポイント9. バックアップの進捗状況は[5キー]で確認できます。進捗状況をパーセントで音声ガイドします。 ポイント10. バックアップをキャンセルするには、[2キー] または [アスタリスクキー] を押してください。 ポイント11. メニューの「タイトル管理」からもバックアップができます。 20章2節2 : PTR2で再生できる形式でバックアップする。 バックアップしたDAISY図書をPTR2で再生するためには、バックアップ先メディアとしてUSB機器を選択し、バックアップの際に編集準備を実行してください。内蔵メモリやSDカードを選択した場合は、編集準備は実行できません。 例):編集準備を実行してバックアップするには、次のように操作します。 手順1. バックアップしたいDAISY図書を選択し、数字の[9キー]を押します。 手順2. [4キー]または[6キー]で「USB機器」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順3. 編集準備を実行するか確認のガイドがあります。[4キー]または[6キー]で「編集準備を実行する」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順4. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順5. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 編集準備を実行してバックアップしたタイトルはPTR3でも再生できます。 20章3 : 音楽をバックアップする。 音楽では、アルバム内のすべてのトラックを別メディアにバックアップしたり、好みのトラックだけを選択してマイベストアルバムにバックアップしたりすることができます。 20章3節1 : アルバムをバックアップする。 例):音楽CDを内蔵メモリにバックアップするには、次のように操作します。 手順1. 音楽CDを入れます。 手順2. 数字の[9キー]を押します。 手順3. [4キー]または[6キー]で「アルバムをバックアップ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. [4キー]または[6キー]で「内蔵メモリ」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順5. [4キー]または[6キー]でバックアップ音質を選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順6. [4キー]または[6キー]でカテゴリーを選択し、[シャープキー]を押して決定します。 手順7. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順8. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. 一度に複数のアルバムをバックアップすることはできません。 ポイント2. バックアップ先メディアが内蔵メモリしかない場合、手順4)の確認はありません。自動的に内蔵メモリがバックアップ先として選択され、手順5)に進みます。 ポイント3. 選択可能な音質は、音質が良い順番に、PCM 44.1kHzステレオ、MP3 256キロ ステレオ、MP3 128キロ ステレオの3種類です。バックアップ音質が良いほどバックアップ先に多くの容量が必要になります。 ポイント4. 選択可能なカテゴリーは、「音楽」と「オーディオブック」です。落語や英会話などのCDを「音楽」のカテゴリーと区別してバックアップしたい場合は、バックアップ先のカテゴリー選択で「オーディオブック」を選択してください。 ポイント5. バックアップ音質とカテゴリーは、音楽CDからバックアップする場合のみ選択できます。 20章3節2 : トラックを選択してバックアップする。 お気に入りの曲だけを選択して一つのアルバムにまとめることもできます。バックアップ先アルバムとして選択できるのは「マイベスト01」から「マイベスト10」の10個のアルバムです。マイベストアルバムは「トラックを選択してバックアップ」を実行すると自動的に作成されます。 例):SDカード内のアルバムの2番目と4番目のトラックを選択してSDカード内の「マイベスト01」にバックアップするには、次のように操作します。 手順1. SDカード内のアルバムを選択し、数字の[9キー]を押します。 手順2. [4キー]または[6キー]で「トラックを選択してバックアップ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. [4キー]または[6キー]で2番目のトラックを選択して、[しおりキー]でバックアップを予約します。 手順4. [4キー]または[6キー]で4番目のトラックを選択して、[しおりキー]でバックアップを予約します。 手順5. [シャープキー]でバックアップするトラックを決定します。 手順6. [4キー]または[6キー]でバックアップ先メディアに「SDカード」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順7. [4キー]または[6キー]で保存先のアルバムに「マイベスト01」を選択して、[シャープキー]で決定します。 手順8. 確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順9. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. バックアップ予約を取り消すには、バックアップ予約されたトラックを選択して再度[しおりキー]を押してください。 ポイント2. [しおりキー]を長押しすると、すべてのトラックがバックアップ予約され、もう一度[しおりキー]を長押しすると、バックアップ予約がすべて取り消されます。 ポイント3. 複数のトラックをバックアップした場合の並び順は、バックアップ元のアルバムに並んでいた順番になります。[しおりキー]でバックアップ予約を付けた順番ではありません。 ポイント4. バックアップ先のアルバムにすでにトラックが入っている場合は、アルバムの最後に新しいトラックが追加されます。 ポイント5. マイベストアルバムには、最大999トラックをバックアップすることができます。 ポイント6. マイベストアルバムの名前を変更するには、SDカードやUSB機器をパソコンなどに接続してフォルダ名を変更してください。その際、保存されているフォルダの階層は変更しないでください。 ポイント7. マイベストアルバムの名前を変更した場合も、そのアルバムに「トラックを選択してバックアップ」で追加することが可能です。 ポイント8. マイベストアルバムは各メディアの以下のフォルダに作られます。 「PlexBackup」フォルダ内の、「Music」フォルダ内の、「MyBest」フォルダ内です。 ポイント9. 「マイベスト01」から「マイベスト10」は一度削除したり、名前を変更したりしても、「トラックを選択してバックアップ」を実行すると空のアルバムが再度作成されます。 20章3節3 : マイベストアルバムを聴く。 作成したマイベストアルバムは、各メディアの音楽カテゴリーから聴くことができます。タイトル選択中は次のような順で並びます。聴きたいマイベストアルバムを選択して聴くことができます。 音楽カテゴリー内に「1.お気に入り」、「2.マイベスト01からマイベスト10」、「3.既存のアルバム」の順で並びます。 <ポイント>。 ポイント1. トラックが入っていないマイベストアルバムは選択できません。 ポイント2. お気に入りが登録されていない場合は「お気に入り」は選択できません。 20章4 : メモ録をバックアップする。 録音したメモ録はSDカードにのみ、バックアップすることが可能です。内蔵メモリやUSB機器にはバックアップできません。バックアップするには、次のように操作します。 手順1. SDカードを本製品にセットします。 手順2. [タイトルキー]を押して、「メモ録」を選択します。 手順3. 数字の[9キー]を押します。 手順4. 確認の音声ガイドがありますので、[シャープキー]を押すとバックアップが始まります。 手順5. バックアップ中は処理中音が鳴り続け、バックアップが終了すると「バックアップ 100%完了しました」と、音声ガイドがあります。 <ポイント>。 ポイント1. ひとつひとつのメモ録を個別にバックアップすることはできません。メモ録すべてがバックアップされます。 ポイント2. バックアップされたメモ録は図書として保存されて編集することができます。 ポイント3. バックアップされたメモ録には、レベル1の見出しがつきます。 20章5 : バックアップ先に作られるフォルダ名。 バックアップしたタイトルはカテゴリーごとに各メディアの次のフォルダの中に保存されます。 1.図書の場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Book」フォルダです。 2.録音したDAISYの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Recording」フォルダです。 3.音楽ファイルの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Music」フォルダです。 4.テキストファイルの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「Text」フォルダです。 5.「メモ録」の場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexBackup」フォルダ内の「VoiceMemo」フォルダです。 6.オーディオブックの場合。 バックアップ先のフォルダは、「PlexAudioBook」フォルダ内のバックアップフォルダです。 保存されるフォルダ名は次の通りです。 1.図書の場合。 「西暦年月日_時分_元のタイトル名」です。 2.音楽(音楽CD)の場合。 「西暦年月日_時分_AudioCD」です。 3.音楽(音楽CD以外)の場合。 「元のフォルダ名」です。 4.メモ録の場合。 「VoiceMemo_西暦年月日」です。 21章 : タイトル、ファイルを削除する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 選択中のタイトルやファイルを削除するには次のように操作します。 手順1. 削除したいタイトルやファイルを選択します。 手順2. タイトルを削除する場合は、[7キー]を1回押します。 ファイルを削除する場合は、[7キー]を2回押します。 手順3. [シャープキー]を押して決定します。 <ポイント>。 ポイント1. 音楽を選択している場合は「アルバム削除」になります。 ポイント2. DAISY図書およびテキストではファイル削除はできません。 ポイント3. サブフォルダを含むアルバム構成の場合、選択中アルバムの音声ファイルを削除しますが、サブフォルダに含まれる音声ファイルは削除しません。 ポイント4. メモ録を選択している場合はすべてのメモ録が削除されます。 ポイント5. 閲覧リストからタイトルを削除する方法は、「9章7節6 : 閲覧リストのタイトルを削除する」 83ページを参照してください。 ポイント6. お知らせを削除する方法は、「9章8節3 : お知らせを削除する」 87ページを参照してください。 ポイント7. [メニュー]の[タイトル管理]からもタイトル削除やファイル削除ができます。 22章 : パソコンと接続する。 22章1 : 本製品とパソコンをUSBケーブルで接続する。 本製品をパソコンと接続すると、本製品はリムーバブルディスクとして認識され、パソコンから本製品の内蔵メモリまたはSDカードのファイルを読み書きすることができます。 22章1節1 : パソコンの動作環境。 対応OSは、Windows10、11です。これらのOS以外での動作は保証いたしません。 22章1節2 : 使用するUSBケーブル。 本製品をパソコンと接続するためには、一方がスタンダードAタイプ、もう一方がスタンダードBタイプのコネクタをもつUSBケーブル(スタンダード)が必要です。本製品にはUSBケーブルは付属しておりませんので、別途ご用意ください。 22章1節3 : パソコンと接続する。 手順1. 本製品に電源アダプターを接続します。 手順2. パソコンのUSBポートに、USBケーブルのUSB タイプAコネクタ側を接続します。 手順3. 本製品にUSBケーブルのタイプBコネクタ側を接続します。接続する端子は本製品左側面の一番奥です。 手順4. パソコンのコンピューター(エクスプローラー)上で、本製品の内蔵メモリまたはSDカードがリムーバブルディスクとして認識されます。 <ポイント>。 本製品のCDドライブおよび本製品に接続しているUSB機器は、パソコンから認識されません。 22章1節4 : 内蔵メモリとSDカードの切り替え。 パソコンに表示させるメディアは、内蔵メモリまたはSDカードから選べます。表示させるメディアを切り替える場合は、次のように操作します。 手順1. パソコンとの接続中に[4キー]または[6キー]を押します。 次のような音声ガイドがあります。内蔵メモリ(もしくは、SDカード)に接続を切り替えますか? 手順2. [再生停止キー]または[8キー]または[シャープキー]を押して決定します。切り替えが完了すると、切り替えたメディアが音声でアナウンスされます。 <ポイント>。 ポイント1. [メニュー]の[USB動作の切り替え]からも切り替えることができます。 ポイント2. 切り替えた後、表示されるまで時間がかかる場合があります。 22章1節5 : データの転送。 パソコン内のフォルダやファイルを本製品の内蔵メモリまたはSDカードに転送することができます。また、本製品の内蔵メモリまたはSDカード内のフォルダやファイルをパソコンに転送することもできます。 <ポイント>。 ポイント1. データの転送中は、本製品の電源を切ったり、USBケーブルやSDカードを抜いたりしないでください。データが壊れる場合があります。 ポイント2. DAISY図書のファイルを転送する場合は、フォルダごとコピーするか、または、新しいフォルダを作って、その中にコピーしてください。 ポイント3. DAISY図書のフォルダ内のファイルをルートフォルダに転送すると、そのDAISY図書1冊しか認識できなくなりますので、ご注意ください。 22章1節6 : パソコンから取り外す。 本製品をパソコンから取り外す際は、以下の手順をおこなってから取り外してください。 <方法1>。 手順1. パソコンの画面右下のタスクトレイにある「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」を左クリックします。 手順2. 「PlextalkPTR3の取り出し」を左クリックします。 手順3. 「USB大容量記憶装置はコンピューターから安全に取り外すことができます」などと表示されたダイアログまたはバルーンを閉じます。 手順4. 本製品からUSBケーブルを外します。 <方法2>。 手順1. パソコンを終了し、本製品の電源を切ります。 手順2. USBケーブルを外します。 22章2 : 本製品とプレクストークポケット、プレクストークリンクポケットを接続する。 本製品を当社製品「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」と接続すると、本製品は「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」からUSB機器として操作できます。 22章2節1 : 使用するUSBケーブル。 「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」と接続するためには、次の2本のケーブルが必要です。本製品には付属しておりませんので、別途ご用意ください。 1.USBケーブル(短)。 「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」に付属しています。一方がUSB ミニBのコネクタで、もう一方がUSBスタンダード タイプA メス コネクタをもつUSBケーブルです。 2.USBケーブル(スタンダード)。 本製品をパソコンと接続するときにも使用するケーブルです。一方がスタンダード タイプA、もう一方がスタンダード タイプBのコネクタをもつUSBケーブルです。 22章2節2 : 接続する。 本製品を「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」と接続する方法をご説明します。「プレクストークリンクポケット」との接続を例にご説明します。 手順1. 本製品と「プレクストークリンクポケット」に電源アダプターを接続します。 手順2. 本製品と「プレクストークリンクポケット」を電源オンします。 手順3. 「プレクストークリンクポケット」のUSBポートに、USBケーブル(短)のUSB ミニBコネクタ側を接続します。 手順4. 「プレクストークリンクポケット」に接続したUSBケーブル(短)のタイプA メスコネクタに、USBケーブル(スタンダード)のタイプAコネクタ側を接続します。 手順5. 本製品にUSBケーブル(スタンダード)のタイプBコネクタ側を接続します。接続する端子は本製品左側面の一番奥です。 手順6. 接続すると本製品では「内蔵メモリ」と、「プレクストークリンクポケット」では「USB機器」と音声ガイドされます。これで接続が完了します。 22章2節3 : 接続してできること。 本製品を「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」にUSB機器として接続することで、「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」からはUSB機器に対してできるすべての操作を行うことができます。 個々の操作方法は「プレクストークポケット」または「プレクストークリンクポケット」の取扱説明書をご確認ください。 また、本製品に「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」をUSB機器として接続する方法は、「7章3 : USB機器について」 45ページを参照してください。 22章2節4 : 取り外す。 本製品を「プレクストークポケット」や「プレクストークリンクポケット」から取り外す方法をご説明します。「プレクストークリンクポケット」との接続を例にご説明します。 手順1. 「プレクストークリンクポケット」でバックアップなどの操作が完了していることを確認します。 手順2. 「プレクストークリンクポケット」の電源をオフにします。 手順3. 本製品と「プレクストークリンクポケット」からUSBケーブルを抜き取ります。 22章3 : プレクストークレコーディングソフトウェアをインストールする。 プレクストークレコーディングソフトウェア(PLEXTALK Recording Software 以下:PRS)は、本製品で録音した図書を、パソコン上で高度な編集を行うためのパソコン用ソフトウェアです。PRSはプレクストークホームページからダウンロードできます。 PRSをインストールする際には、本製品がパソコンに接続されている必要があります。本製品をパソコンと接続する手順は「22章1 : 本製品とパソコンをUSBケーブルで接続する」 152ページを参照してください。また、PRSをインストールする手順は、プレクストークホームページ「 http://www.plextalk.com/jp/products/prs/install/ 」を参照してください。 23章 : 文字を入力する。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 数字キーに、文字や数字が割り当てられていますので、数字キーを使って文字を入力することができます。 23章1 : 操作方法。 文字を入力する際は、各操作として次のキーを使用します。 1.入力モードの選択。 入力モードを切り替えるには、[しおりキー]を押します。押すたびに、「かな文字入力」、「ABC入力」、「数字入力」、「記号一覧」の順に切り替わります。 かな文字入力では、ひらがな、数字、記号が入力できます。 ABC入力では、アルファベット、数字、記号が入力できます。 数字入力では、数字が入力できます。 記号一覧では、記号が入力できます。 2.1文字削除。 1つ前の文字を削除するには、[録音キー]を押します。 3.全文字削除。 全部の文字を削除するには、[録音キー]を長く押します。 4.1文字戻す、1文字送る。 1文字戻すには、[戻しキー]を押します。1文字進むには、[送りキー]を押します。 5.先頭へ戻す、最後へ送る。 先頭へ移動するには、[戻しキー]を長く押します。最後へ移動するには、[送りキー]を長く押します。 6.入力文字の確認。 入力した文字を確認したい時は、[再生停止キー]を押します。入力した文字を読み上げます。 7.入力文字の決定。(次のメニューへ)。 入力した文字を決定するには、「シャープキー」を押します。 8.キャンセル。(前のメニューへ)。 文字入力をキャンセルして、前のメニューに戻るには、「アスタリスクキー」を押します。 9.キャンセル。(メニューの終了)。 文字入力をキャンセルして、メニューを終了するには、「アスタリスクキー」を長く押します。 <ポイント>。 ポイント1. 入力する場面によっては、表示されない入力モードも有ります。 ポイント2. [送りキー]または[戻しキー]で、現在の位置を移動させて文字を入力する場合、現在の位置(移動して読み上げた文字)の直前に文字が入力されます。 23章2 : キーの割り当て。 入力モードごとに、数字キーに割り当てられた文字が異なります。 23章2節1 : かな文字入力の場合。 各数字キーに複数の文字や記号が割り当てられており、押すたびに次の文字になります。 ・1キー。 「あ」「い」「う」「え」「お」「あ」「小さい」「い」「小さい」「う」「小さい」「え」「小さい」「お」「小さい」「1」。 ・2キー。 「か」「き」「く」「け」「こ」「が」「ぎ」「ぐ」「げ」「ご」「2」。 ・3キー。 「さ」「し」「す」「せ」「そ」「ざ」「じ」「ず」「ぜ」「ぞ」「3」。 ・4キー。 「た」「ち」「つ」「て」「と」「つ」「小さい」「だ」「ぢ」「づ」「で」「ど」「4」。 ・5キー。 「な」「に」「ぬ」「ね」「の」「5」。 ・6キー。 「は」「ひ」「ふ」「へ」「ほ」「ば」「び」「ぶ」「べ」「ぼ」「ぱ」「ぴ」「ぷ」「ぺ」「ぽ」「6」。 ・7キー。 「ま」「み」「む」「め」「も」「7」。 ・8キー。 「や」「ゆ」「よ」「や」「小さい」「ゆ」「小さい」「よ」「小さい」「8」。 ・9キー。 「ら」「り」「る」「れ」「ろ」「9」。 ・0キー。 「わ」「を」「ん」「わ」「小さい」「長音」「スペース」「スラッシュ」「感嘆符」「読点」「句点」「なか点」「疑問符」「かぎ」「かぎとじ」「0」。 ・録音キー。 「短押し」:1文字削除。「長押し」:全文削除。 ・アスタリスクキー。 「短押し」:キャンセル、前のメニューへ戻ります。「長押し」:キャンセル、メニューを終了します。 ・シャープキー。 決定。次のメニューへ進みます。 <ポイント>。 カタカナや漢字を入力することはできません。 23章2節2 : ABC入力の場合。 各数字キーに複数のアルファベットや記号が割り当てられており、押すたびに次の文字になります。ひとつの数字キーに割り当てられている文字は、小文字、大文字、数字の順番に現れます。 ・1キー。 「スラッシュ」「ピリオド」「アットマーク」 「オーバーライン」「マイナス」 「コロン」「アンダーライン」「角カッコ」「円マーク」「角カッコ閉じ」「べき乗」「バッククオート」「中カッコ」「縦線」「中カッコ閉じ」「1」。 ・2キー。 「a」「b」「c」「A」「大文字」「B」「大文字」「C」「大文字」「2」。 ・3キー。 「d」「e」「f」「D」「大文字」「E」「大文字」「F」「大文字」「3」。 ・4キー。 「g」「h」「i」「G」「大文字」「H」「大文字」「I」「大文字」「4」。 ・5キー。 「j」「k」「l」「J」「大文字」「K」「大文字」「L」「大文字」「5」。 ・6キー。 「m」「n」「o」「M」「大文字」「N」「大文字」「O」「大文字」「6」。 ・7キー。 「p」「q」「r」「s」「P」「大文字」「Q」「大文字」「R」「大文字」「S」「大文字」「7」。 ・8キー。 「t」「u」「v」「T」「大文字」「U」「大文字」「V」「大文字」「8」。 ・9キー。 「w」「x」「y」「z」「W」「大文字」「X」「大文字」「Y」「大文字」「Z」「大文字」「9」。 ・0キー。 「スペース」「感嘆符」「ダブルクオート」「シャープ」「ドル」「パーセント」「アンド」「クオート」「カッコ」「カッコ閉じ」「アスタリスク」「プラス」「カンマ」「セミコロン」「小なり」「イコール」「大なり」「疑問符」「0」。 ・録音キー。 「短押し」:1文字削除。「長押し」:全文削除。 ・アスタリスクキー。 「短押し」:キャンセル、前のメニューへ戻ります。「長押し」:キャンセル、メニューを終了します。 ・[シャープキー]。 決定。次のメニューへ進みます。 23章2節3 : 数字入力の場合。 1キーは、1。 2キーは、2。 3キーは、3。 4キーは、4。 5キーは、5。 6キーは、6。 7キーは、7。 8キーは、8。 9キーは、9。 0キーは、0。 ・録音キー。 「短押し」:1文字削除。「長押し」:全文削除。 ・アスタリスクキー。 「短押し」:キャンセル、前のメニューへ戻ります。「長押し」:キャンセル、メニューを終了します。 ・[シャープキー]。 決定。次のメニューへ進みます。 23章2節4 : 記号一覧の場合。 [2キー]、[4キー]、[6キー]、[8キー]を使って次の表の中の記号を選び、[5キー]で確定します。表の左上(ピリオド)からスタートし、右方向へ移動するには[6キー]を押します。左へは[4キー]を、上へは[2キー]を、下へは[8キー]を押して移動します。[5キー]を押すと入力が確定します。同じ記号を連続して入力したい場合は[5キー]を連続して押します。 記号一覧表の1行目は、左から、 ピリオド、カンマ、クオート、ダブルクオート、コロン、セミコロン、疑問符、縦線。 2行目は、左から、 プラス、マイナス、イコール、スラッシュ、円マーク、アンダーライン、角カッコ、角カッコ閉じ。 3行目は、左から、 感嘆符、アットマーク、シャープ、ドル、パーセント、バッククオート、中カッコ、中カッコ閉じ。 4行目は、左から、 べき乗、アンド、アスタリスク、カッコ、カッコ閉じ、オーバーライン、小なり、大なり。 [録音キー]を押すと、前の1文字を削除します。長く押すと全文字削除します。 [アスタリスクキー]を押すと、キャンセルします。長く押すとメニューを終了します。 [シャープキー]を押すと、決定します。 23章2節5 :文字の確定。 かな文字入力、ABC入力、数字入力の場合、文字を入力した後に[送りキー]や他の[数字キー]を押すことで文字を確定することができます。記号一覧の場合、[5キー]を押すことで文字を確定することができます。 <ポイント>。 同じキーに割り当てられた文字を入力するときは、[送りキー]を押した後に次の文字を入力します。たとえば、「あい」 と入力するには、[1キー]を1回押して「あ」を入力し、そして[送りキー]を押してから、[1キー]を2回押して「い」を入力してください。 23章2節6 : 入力操作の例。 次の例のように操作します。 例1. ひらがなで「かき」と入力。 手順1. かな文字入力で、[2キー]を1回押します。 手順2. [送りキー]を1回押します。 手順3. [2キー]を2回押します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 例2.アルファベットで「We」と入力。 手順1. [しおりキー]を押し、「ABC入力」を選択します。 手順2. [9キー]を5回押します。 手順3. [3キー]を2回押します。 手順4. [シャープキー]を押して決定します。 例3.数字で「7」を入力。 手順1. [しおりキー]を押し、「数字入力」を選択します。 手順2. [7キー]を1回押します。 手順3. [シャープキー]を押して決定します。 例4.数字で「12」の1と2の間に3を入れる。 手順1. [しおりキー]を押し、「数字入力」を選択します。 手順2. [1キー]を1回押します。 手順3. [2キー]を1回押します。 手順4. [戻しキー]を1回押します。 手順5. [3キー]を1回押します。 手順6. [再生停止キー]を押します。 手順7. [シャープキー]を押して決定します。 24章 : メニューから機器の設定を行う。 注):この機能はすっきりカバーを外した状態で使用します。 本章ではメニューキーを押すと利用可能になる様々なメニューについて説明します。 24章1 : メニュー 階層一覧。 メニューの階層を一覧形式で紹介します。 ※メディアやタイトルによっては選択できないメニューがあります。 メニューの階層は、説明のため、番号を付けて説明します。 1 : 「蔵書検索」。 2 : 「タイトル管理」。 2の1 : 「バックアップ」。 2の2 : 「タイトル情報」。 2の3 : 「タイトル選択」。 2の3の1 : 「タイトル選択方法の切り替え」。 2の3の2 : 「履歴タイトル一覧の消去」。 2の4 : 「しおり」。 2の4の1 : 「音声しおり再生設定」。 2の4の2 : 「選択中タイトルのしおりを削除」。 2の5 : 「新規タイトル作成」。 2の6 : 「タイトル・アルバム削除。すべてのメモ録を削除」。 2の7 : 「ファイル削除。選択中のメモ録を削除」。 3 : 「編集」。 3の1 : 「フレーズ編集」。※このメニューは、図書製作モードで追加されるメニューです。 3の1の1 : 「フレーズ切り取り」。 3の1の2 : 「フレーズコピー」。 3の1の3 : 「フレーズ貼り付け」。 3の1の4 : 「フレーズ分割」。 3の1の5 : 「フレーズ結合」。 3の2 : 「セクション編集」。 3の2の1 : 「セクション切り取り」。 3の2の2 : 「セクションコピー」。 3の2の3 : 「セクション貼り付け」。 3の2の4 : 「セクション結合」。 3の2の5 : 「セクションレベル設定」。 3の3 : 「見出し編集」。 3の3の1 : 「見出し設定」。 3の3の2 : 「見出し取り消し」。 3の4 : 「ページ編集」。このメニューは、図書製作モードで追加されるメニューです。 3の4の1 : 「ページ設定」。 3の4の2 : 「ページ取り消し」。 3の5 : 「グループ編集」。このメニューは、図書製作モードで追加されるメニューです。 3の5の1 : 「グループ設定」。 3の5の2 : 「グループ取り消し」。 3の6 : 「直前編集取り消し」。 3の7 : 「不要音声ファイル削除」。 3の8 : 「ビルドブック」。 3の9 : 「編集準備」。 4 : 「再生設定」。 4の1 : 「シャッフル・リピート設定」。 4の2 : 「マルチメディア図書再生設定」。 4の3 : 「飛ばし読み」。 5 : 「録音設定」。 5の1 : 「録音音質の選択」。 5の2 : 「録音モードの選択」。 5の3 : 「録音中の音声ガイド切り替え」。 5の4 : 「自動音量調整の切り替え」。 6 : 「メディア管理」。 6の1 : 「メディア情報」。 6の2 : 「内蔵メモリ内容全消去」。 6の3 : 「SDカード内容全消去」。 6の4 : 「USB機器のメディア内容全消去」。 7 : 「ネットワーク設定」。 7の1 : 「ワイヤレスネットワーク接続設定」。 7の1の1 : 「自動登録」。 7の1の2 : 「手動登録」。 7の1の3 : 「利用できるワイヤレスネットワーク」。 7の1の4 : 「設定の変更・削除」。 7の1の5 : 「ネットワークの電源オン、オフ」。 7の2 : 「有線ネットワーク接続設定」。 7の3 : 「設定の読み込み」 7の4 : 「設定の保存」。 7の5 : 「ネットワーク情報確認」。 7の6 : 「ネットワーク設定の初期化」。 8 : 「オンラインサービス管理」。 8の1 : 「ネット閲覧室・お知らせ更新」。 8の1の1 : 「ネット閲覧室の全更新」。 8の1の2 : 「オンラインサービスを選んでネット閲覧室の更新」。 8の1の3 : 「お知らせの更新」。 8の2 : 「オンラインサービス設定」。 8の2の1 : 「設定の読み込み」。 8の2の2 : 「設定の確認・変更」。 8の2の3 : 「設定の有効・無効」。 8の2の4 : 「ラベル再生設定」。 9 : 「システム設定」。 9の1 : 「ガイド音量の選択」。 9の2 : 「ガイドスピードの選択」。 9の3 : 「テキスト読み上げ音声の選択」。 9の4 : 「待ち受け音の選択」。 9の5 : 「キー受付音の選択」。 9の6 : 「時計設定」。 9の7 : 「動作モードの選択」。 9の8 : 「USB動作の切り替え」。 9の9 : 「テキスト読み上げの設定」。 9の10 : 「バッテリーいたわりモード」。 9の11 : 「バッテリーリフレッシュ」。 9の11の1 : 「バッテリーリフレッシュの実行」。 9の11の2 : 「前回の実行結果」。 9の11の3 : 「完了後の電源状態」。 9の11の4 : 「補正結果の初期化」。 9の12 : 「設定の初期化」。 10 : 「バージョン管理」。 10の1 : 「プレクストークの情報」。 10の2 : 「ネットワークバージョンアップ」。 24章2 : メニューの操作方法。 メニューの開始・終了やメニュー項目の選択・決定・キャンセルは次のように操作します。 ■メニューの開始、終了。 1.メニューの開始。 [メニューキー]でメニューを開始します。 2.メニューの終了。 [メニューキー]でメニューを終了します。メニューのどの場所からでも、メニューを終了できます。 ■メニュー項目の選択・決定・キャンセル。 1.項目の選択。 [4キー]または[6キー]を使用します。[5キー]で選択中の項目名を確認できます。 2.決定の操作。 [再生停止キー]または[8キー]または[シャープキー]を使用します。 3.キャンセル、または一つ上の項目に戻る。 [2キー]または[アスタリスクキー]を使用します。1階層目でキャンセルすると、メニューを終了します。 24章3 : 蔵書検索。 メニューからも蔵書検索が開始できます。蔵書検索の操作方法は「9章3 : 蔵書検索」 66ページを参照してください。 <ポイント>。 ポイント1. サピエのユーザーIDとパスワードが入っていない場合は、非表示になります。 ポイント2. 「オンラインサービス設定」が「無効」の場合は、非表示になります。 24章4 : タイトル管理。 24章4節1 : バックアップ。 DAISY図書CDや音楽CDなどを内蔵メモリやSDカードなどにバックアップすることができます。操作方法は「20章 : 図書や音楽などをバックアップする」 144ページを参照してください。 24章4節2 : タイトル情報。 選択中のタイトルに関する情報を聴くことができます。 音声ガイドされる内容。 カテゴリー、タイトルの使用容量、タイトルが録音された日時。 <ポイント>。 選択中のタイトルによって、音声ガイドされる内容が異なります。 24章4節3 : タイトル選択。 ■タイトル選択方法の切り替え。 タイトルの選択方法を切り替えることができます。設定によるタイトルの選択方法は「8章3 : タイトルを選択して聴く」53ページを参照してください。 設定の種類。 1.すべてのメディアから選択。※工場出荷時の設定です。 本製品に接続されたメディア内のすべてのタイトルを[4キー]または[6キー]だけで選択できます。 2.メディアごとに選択。 [タイトルキー]でメディアを選択し、[4キー]または[6キー]でメディア内にあるタイトルのみを選択できます。 ■履歴タイトル一覧の消去。 履歴タイトル一覧をすべて消去することができます。履歴タイトル一覧からタイトルを選択する方法は、「8章3節5 : タイトルの並び順の切り替え」 59ページを参照してください。 24章4節4 : しおり。 ■音声しおり再生設定。 再生中に、音声しおりを「再生する」もしくは「再生しない」の切り替えができます。工場出荷時には「再生する」に設定されています。 <ポイント>。 「再生しない」に設定しても、[6キー]または [4キー]でのしおり移動や、番号指定でしおりに移動した際には、音声しおりは再生されます。 ■選択中タイトルのしおりを削除。 選択中のタイトルに付けたすべての「しおり」を削除することができます。「15章3 : しおりを削除する」 105ページを参照してください。 24章4節5 : 新規タイトル作成。。 録音するタイトルを事前に作成することができます。新規作成したタイトルに追加録音する方法は、「17章1節2 : 追加録音する」 108ページを参照してください。 24章4節6 : タイトル・アルバム削除。すべてのメモ録を削除。 選択中のタイトルやアルバム、または、すべてのメモ録を削除することができます。「21章 : タイトル・ファイルを削除する」 151ページ、または、「19章5 : すべてのメモ録を削除する」 142ページを参照してください。 24章4節7 : ファイル削除。選択中のメモ録を削除。 選択中のファイル、または、選択中のメモ録を削除することができます。「21章 : タイトル・ファイルを削除する」 151ページ、または、「19章4 : 選択中のメモ録を削除する」 142ページを参照してください。 24章5 : 編集。 24章5節1 : 「フレーズ編集」。 注):図書製作モードのみ選択できます。 ■フレーズ切り取り。 不要なフレーズを削除することができます。また、「フレーズ貼り付け」と併用することで、フレーズを別の場所に移動することができます。「フレーズ切り取り」 126ページを参照してください。 ■フレーズコピー。 「フレーズ貼り付け」と併用することで、別の場所に同じフレーズを追加することができます。「フレーズコピー」 127ページを参照してください。 ■フレーズ貼り付け。 「フレーズ切り取り」または「フレーズコピー」を行ったフレーズを、別の場所に貼り付けることができます。「フレーズ貼り付け」 128ページを参照してください。 ■フレーズ分割。 一つのフレーズを分割して二つのフレーズにすることができます。「フレーズ分割」 128ページを参照してください。 ■フレーズ結合。 二つのフレーズを結合して一つのフレーズにすることができます。「フレーズ結合」 129ページを参照してください。 24章5節2 : セクション編集。 ■セクション切り取り。 不要なセクションを削除することができます。また、「セクション貼り付け」と併用することで、セクションを別の場所に移動することができます。「セクション切り取り」 130ページを参照してください。 ■セクションコピー。 「セクション貼り付け」と併用することで、別の場所に同じセクションを追加することができます。「セクションコピー」 131ページを参照してください。 ■セクション貼り付け。 「セクション切り取り」または「セクションコピー」を行ったセクションを、別の場所に貼り付けることができます。「セクション貼り付け」 131ページを参照してください。 ■セクション結合。 複数のセクションを結合して一つのセクションにすることができます。「セクション結合」 132ページを参照してください。 ■セクションレベル設定。 セクションの階層レベルを変更することができます。「セクションレベル設定」 133ページを参照してください。 24章5節3 : 見出し編集。 ■見出し設定。 新しい見出しを設定してセクションを分割することができます。「見出し設定」 133ページを参照してください。 ■見出し取り消し。 見出しを取り消して連続する二つのセクションを一つに結合することができます。「見出し取り消し」 134ページを参照してください。 24章5節4 : ページ編集。 注):図書製作モードのみ選択できます。 ■ページ設定。 新しいページを設定することができます。「ページ設定」 135ページを参照してください。 ■ページ取り消し。 ページを取り消すことができます。「ページ取り消し」 136ページを参照してください。 24章5節5 : グループ編集。 注):図書製作モードのみ選択できます。 ■グループ設定。 新しいグループを設定することができます。「グループ設定」 136ページを参照してください。 ■グループ取り消し。 グループを取り消すことができます。「グループ取り消し」 137ページを参照してください。 24章5節6 : 直前編集取り消し。 直前に行った編集を取り消して、元に戻すことができます。「18章3 編集を取り消す」 137ページを参照してください。 24章5節7、 不要音声ファイル削除。 セクション切り取りなどの編集を行っても、音声ファイルは削除されません。「不要音声ファイル削除」を実行することで、図書のフォルダ内に残っている再生されない音声ファイルを削除し、使用容量を削減することができます。 <ポイント> ポイント1. 編集可能な図書を選択中のみ、「不要音声ファイル削除」が実行できます。 ポイント2. ビルドブック後のDAISY図書の容量が大きい場合は、ビルドブックする前に一度「不要音声ファイル削除」を実行してください。ポイント3. フレーズ削除などで音声ファイルの一部を削除し、再生する音声がすこしでも残っているファイルは、不要音声ファイルで削除されません。 ポイント4、 削除できるファイルがなかった場合は、「不要な音声ファイルはありませんでした」と音声でガイドされます。 24章5節8 : ビルドブック。 当社製品で録音・編集可能な図書から、DAISY2.02形式またはDAISY3形式の図書に変換することができます。「18章4 : 録音・編集可能な図書からDAISY図書に変換する」 138ページを参照してください。 24章5節9 : 編集準備。 DAISY2.02形式、またはDAISY3形式の図書から、当社製品で録音・編集可能な図書に変換することができます。「18章5 : DAISY図書から録音・編集可能な図書に変換する」 139ページを参照してください。 24章6 : 再生設定。 24章6節1 : シャッフル、リピート設定。 タイトルを繰り返して聴くなどの設定ができます。 設定の種類。 1.通常再生の場合。※工場出荷時の設定です。 先頭から最後まで再生して停止します。。全カテゴリーで設定可能です。 2.タイトルリピートの場合。 選択されたタイトルを、繰り返し再生します。図書、録音したDAISY、テキスト、オーディオブックで設定可能です。 3.フレーズ再生の場合。 1フレーズだけを再生して自動的に停止します。図書製作モードでのみ設定できます。図書(DAISY)、録音したDAISYで設定可能です。 4.トラックリピートの場合。 選択されたトラック(曲)を、繰り返し再生します。音楽で設定可能です。 5.アルバムリピートの場合。 選択されたアルバムを、繰り返し再生します。音楽で設定可能です。 6.オールアルバムリピートの場合。 再生中メディアのすべてのアルバムを、繰り返し再生します。音楽で設定可能です。 7.シャッフルリピートの場合。 再生中メディアのすべてのトラックを、シャッフルして再生します。音楽で設定可能です。 <ポイント>。 ポイント1. カテゴリーごとに別々の設定をすることができます。 ポイント2. 現在のシャッフル・リピート設定は[5キー]で確認できます。 ポイント3. 音楽CDを再生する場合、「オールアルバムリピート」はありません。 24章6節2 : マルチメディア図書再生設定。 音声とテキストが両方含まれているDAISY図書やEPUBを「マルチメディア図書」と呼びます。本製品ではマルチメディア図書を聴くときに、音声とテキストのどちらを再生するかを設定することができます。工場出荷時の設定は「自動」です。 設定の種類。 1.自動。 音声を優先的に再生します。音声が含まれていないときはテキストを再生します。 2.音声。 音声を選択して再生します。 3.テキスト。 テキストのみを選択して再生します。 24章6節3 : 飛ばし読み。 注釈などの項目を「飛ばし読み」ができるように製作されたDAISY図書を再生する際の各種の注釈に対して、「再生する」または「飛ばし読みする」かを設定することができます。この機能はスキッパブルとも呼ばれ、「飛ばし読み」の設定がされているDAISY図書のみに利用することができます。工場出荷時の設定は、すべての設定項目が「再生する」に設定されています。 設定する項目と内容。 1.ページ番号。 本文中に収録されているページ番号を表します。 2.注釈。 注番号が付けられた語句に対する説明文を表します。 3.注釈の注番号。 説明が必要な語句に対して付けられた注番号を表します。語句の右肩に付けられた数字や米印などのことです。 4.アノテーション。 「注釈」と「サイドバー」に分類できない注や説明文を表します。 5.行番号。 本文に添えられている行番号を表します。 6.サイドバー。 見開きのページの左側または右側に書かれている補足説明の文を表します。 7.制作者注。 DAISY図書の制作者が付けた説明文を表します。 設定する方法。 「ページ番号」「注釈」「注釈の注番号」「アノテーション」「行番号」「サイドバー」「制作者注」の順番で設定し、これらすべての設定が終わると、飛ばし読み設定メニューに戻ります。 24章7 : 録音設定。 24章7節1 : 録音音質の選択。 録音音質を設定することができます。設定の種類と設定方法は、「17章3節1 : 録音音質」 111ページ、または、「17章3節2 : 録音音質の設定」 111ページを参照してください。 24章7節2 : 録音モードの選択。 録音モードを設定することができます。設定の種類と設定方法は、「17章3節4 : 録音モードの種類」 113ページ、または、「17章3節5 : 録音モードの設定」 113ページを参照してください。 24章7節3 : 録音中の音声ガイド切り替え。 録音中の音声ガイドの有無を設定することができます。「17章4節2 : 録音中の音声ガイド切り替え」 115ページを参照してください。 設定の種類。 1.ガイドあり。※工場出荷時の設定です。 音声ガイドがあります。 2.ガイドなし。 キー操作音を含む、一切の音声ガイドがありません。 24章7節4 : 自動音量調整の切り替え。 自動音量調整の有無を設定することができます。「17章2節1 : 自動音量調整の切り替え」 109ページを参照してください。 設定の種類。 1.自動音量調整 : あり。※工場出荷時の設定です。 「自動音量調整」を行います。 2.自動音量調整 : なし。 手動で録音音量を変更します。 24章8 : メディア管理。 24章8節1 : メディア情報。 選択中のメディアに関する情報を音声でガイドします。 音声ガイドされる内容。 メディア名、ロックの状態、メディアの空き容量、メディアの総容量。 <ポイント>。 選択中のメディアによって、音声ガイドされる内容が異なります。 24章8節2 : メディアを全消去する。 内蔵メモリ、SDカード、USBメモリなどのメディアは、全消去を行うことで新しいメディアとして使用できます。 <全消去できるメディア>。 内蔵メモリ、SDカード、USB機器のメディア。 <全消去する方法>。 手順1. 電源入力端子に、付属の電源アダプターを接続します。 手順2. USBカードリーダーに接続したメディアを全消去する場合は、あらかじめメディアをUSBカードリーダーに接続します。 手順3. 全消去するSDカードまたはUSB機器を本製品にセットします。 手順4. [メニューキー]を押し、「メディア管理」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順5. 全消去するメディアを選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 全消去を実行するか確認の音声ガイドがあります。[シャープキー]で決定します。 <注意>。 SDカードやUSB機器の内容全消去中にメディアを抜いたり、本製品の電源や接続中のUSB機器の電源を切ったりしないでください。SDカードやUSB機器が使用できなくなる場合があります。 <ポイント>。 ポイント1. 選択したメディアのデータはすべて消去されます。必要なデータは必ず別のメディアに保存(バックアップ)してから、メディア内容の全消去を行ってください。 ポイント2. SDカードの書き込み禁止スイッチが禁止側になっているとカード内容全消去を実行できません。書き込み禁止スイッチを解除側にしてください。詳しくは「7章2 : SDカードについて」 42ページを参照してください。 ポイント3. USBメモリには書込み禁止スイッチが搭載されたものがあります。このスイッチが禁止側になっているとメディア内容全消去を実行できません。書き込み禁止スイッチを解除側にしてください。 24章9 : ネットワーク設定。 24章9節1 : ワイヤレスネットワーク接続設定。 ■自動登録。 WPS対応の無線LAN親機をご利用の場合は、ワイヤレスネットワークへの接続設定を自動で行うことができます。次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ワイヤレスネットワーク接続設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「自動登録」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 接続したいアクセスポイントのWPSボタンを押すよう音声ガイドがあります。無線LAN親機のWPSボタンを長押しします。※無線LAN親機のWPSボタンに関しては、無線LAN親機側の取扱説明書を参照してください。 手順5. [シャープキー]で決定します。自動で接続処理が行われます。 手順6. 接続が成功すると設定が保存され、以後電源オンすると自動的に接続処理を行います。 <ポイント>。 手順5の[シャープキー]は、無線LAN親機のWPSボタンを押してから2分以内に押してください。 ■手動登録。 本メニューを使うことで、ステルス機能が有効になっているワイヤレスネットワーク、無線LAN親機の電源が切れている場合など、「利用できるワイヤレスネットワーク」の一覧に表示されないワイヤレスネットワークを設定することができます。次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ワイヤレスネットワーク接続設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「手動登録」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. SSID(ネットワーク名)を入力します。利用する無線LAN親機に設定されているSSIDを入力してください。入力が終わったら、[シャープキー]で決定します。 手順5. セキュリティーモードを選択します。無線LAN親機が使用しているセキュリティーモードを選択し、[シャープキー]で決定します。セキュリティーの設定が無い場合は「セキュリティーなし」を選択してください。その場合は、パスワードを入力する必要がないため、手順7に進みます。 手順6. パスワードを入力します。利用する無線LAN親機に設定されているセキュリティーのパスワードを入力してください。入力が終わったら、[シャープキー]で決定します。 手順7. ステルスの設定を行います。ステルス設定:オン、またはステルス設定:オフを選択し、[シャープキー]で決定します。無線LAN親機のステルス機能が使用されている場合は「オン」を、使用されていない場合は「オフ」を選んでください。 手順8. IPアドレスの自動取得の設定を行います。自動設定なら「有効」を、手動設定なら「無効」を選択し、[シャープキー]を押して決定します。「有効」にすると、手順順14のプロキシ設定に進みます。 手順9. IPアドレスの設定を行います。テンキーで数値を入力します。IPアドレスは4つの数値の組み合わせで構成されています。それぞれの数値を入力します。次または前の数値を入力するには[送りキー]または[戻しキー]を押します。 手順10. 2番目から4番目の数値を入力します。入力が終わったら、[シャープキー]で決定します。 手順11. サブネットマスクの設定を行います。番号の入力方法はIPアドレスの場合と同様です。 手順12. デフォルトゲートウェイの設定を行います。番号の入力方法はIPアドレスの場合と同様です。 手順13. DNSの設定を行います。「プライマリー」、「セカンダリー」のそれぞれを設定します。番号の入力方法はIPアドレスの場合と同様です。 手順14. プロキシサーバーの使用を設定します。「使用しない」または「使用する」を選択し、[シャープキー]で決定します。※「使用しない」の場合、手順17に進みます。 手順15. 使用するを選択した場合は、プロキシサーバーのアドレスを入力します。入力が終わったら、[シャープキー]で決定します。 手順16. 続いてポート番号を入力します。入力が終わったら、[シャープキー]で決定します。 手順17. 設定が保存され、終了します。 <ポイント>。 ポイント1. 文字を入力したり削除したりする方法は、「23章 : 文字を入力する」 157ページを参照してください。 ポイント2. セキュリティーモードがWEPの場合、パスワードの文字数は 5文字、10文字、13文字または26文字に限定されます。WEP以外の場合は、8文字以上64文字未満で設定してください。 ポイント3. 設定可能なワイヤレスネットワークは最大30個です。 ■利用できるワイヤレスネットワーク。 周辺にあるワイヤレスネットワークを自動的に検索し、検索結果の一覧から利用したいワイヤレスネットワークを選択することができます。接続中のネットワークを選択すると、接続が切断され優先度の高い順に自動的に接続を行います。また、切断中のネットワークを選択すると、既に接続設定がされている場合は、接続を開始します。接続設定がされていない場合は、接続設定を行うことができます。次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して、「ネットワーク設定」を選択し[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ワイヤレスネットワーク接続設定」を選択し[シャープキー]で決定します。 手順3. 「利用できるワイヤレスネットワーク」を選択し[シャープキー]で決定します。周辺にあるワイヤレスネットワークを検索します。 手順4. 検索結果が音声でガイドされます。[6キー]または[4キー]で、接続したいワイヤレスネットワークを選択し、[シャープキー]で決定します。 ・接続中のネットワークを選択した場合。 接続が切断され「自動的に接続しない」設定になります。本製品に設定済みのその他のネットワークが周囲にある場合、優先度の高い順に自動的に接続を行います。切断されたネットワークには再接続しません。 ・切断中のネットワークを選択した場合。 本製品に設定済みのネットワークの場合は、接続を行います。接続が成功すると「自動的に接続する」設定になります。接続が失敗すると手順4に戻ります。 また、本製品に設定されていないネットワークの場合は、接続設定の入力になります。接続設定の入力手順は、前節「手動登録」 175ページの手順6から手順16までと同様です。 <ポイント>。 無線LAN親機のステルス機能が有効になっている場合、そのネットワークは本メニューでは表示されません。ただし、本製品の設定上で該当するネットワークのステルス設定を有効にすると、本メニュー上に表示されるようになります。 ■設定の変更・削除。 設定されているワイヤレスネットワークに関して、「接続の優先度の変更と自動接続の変更」、「接続設定の変更」、「設定の削除」を行なうことができます。次のように行います。手順4までは共通です。 手順1. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ワイヤレスネットワーク接続設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「設定の変更・削除」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 登録されているワイヤレスネットワークが音声でガイドされます。[6キー]または[4キー]で、設定の変更・削除を行いたいワイヤレスネットワークを選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4の後、次の3つの項目に分かれます。 1. 接続の優先度と自動接続の変更。 2. 接続設定の変更。 3. 設定の削除。 1.「接続の優先度と自動接続の変更」を選択した場合は、次のように操作します。 手順5. 「接続の優先度と自動接続の変更」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 「最優先で自動的に接続する」、または「自動的に接続しない」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順7. 確認の音声ガイドがありますので、[シャープキー]で決定します。設定が完了します。 <ポイント>。 ポイント1. 「最優先で自動的に接続する」を選択した場合、ネットワーク接続時に、そのワイヤレスネットワークに最優先で自動的に接続します。接続に失敗した場合は、別のワイヤレスネットワークに対して優先度順に接続を試みます。 ポイント2. 「自動的に接続しない」を選択した場合、ネットワーク接続時に自動的に接続しません。この際、接続優先度は変更されません。 2.接続設定の変更を選択した場合は、次のように操作します。 手順5. 「接続設定の変更」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 「セキュリティーモードの選択」を行います。この手順以降は、「手動登録」 175ページの手順6から手順16までと同様です。接続中の設定を変更した場合、再接続を試みます。 3.設定の削除を選択した場合は、次のように操作します。 手順5. 「設定の削除」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 削除の実行を確認する音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すと、削除が実行されます。現在接続中の設定を削除した場合は、優先度の最も高いワイヤレスネットワークに接続を試みます。 ■ネットワークの電源オン、オフ。 本製品のワイヤレスネットワークの電源をオン・オフすることができます。工場出荷時の設定は「電源オフ」です。次のように設定します。 手順1. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ワイヤレスネットワーク接続設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「ネットワークの電源オン・オフ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 「電源オン」、または「電源オフ」を選択し、[シャープキー]で決定します。ネットワークの電源が「オン」、または「オフ」になります。 <ポイント>。 飛行機や病院など無線通信が禁止されている場所で本製品を使用する場合は、ネットワークの電源をオフにしてください。 24章9節2 : 有線ネットワーク接続設定。 有線ネットワークに自動的に接続できない場合は、IPアドレスなどを手動で設定する必要があります。次のように設定します。 手順1. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「有線ネットワーク接続設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. IPアドレスの自動取得の設定を行います。この手順以降は、「手動登録」175ページの手順8から手順16までと同様です。 <ポイント>。 設定可能な有線ネットワークは1個のみです。 24章9節3 : 設定の読み込み。 ネットワークの設定が書かれたファイル「NetworkSetting.ini」を読み込むことで、その設定内容を本製品内部に登録することができます。次のように操作します。 手順1. 「NetworkSetting.ini」を、SDカード、USB機器または内蔵メモリのルートフォルダに保存し、本製品にセットします。 手順2. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「設定の読み込み」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 実行を確認する音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すと、読み込みが実行されます。読み込んだメディア名が音声ガイドされます。 <ポイント>。 ポイント1. 設定ファイルの名前は「NetworkSetting.ini」です。保存する際はこの名前で保存されていますので、名前を変更しないでください。それ以外の名前の設定ファイルを読み込むことはできません。 ポイント2. 設定ファイルを読み込むと現在の設定は「読み込んだ設定」で上書きされます。 ポイント3. 当社製品「プレクストークリンクポケット」で保存した設定ファイルも読み込むことができます。 24章9節4 : 設定の保存。 本製品内のネットワーク設定を、SDカードまたはUSB機器または内蔵メモリに保存することができます。本製品はSDカードがあればSDカードに保存し、無ければUSB機器を探して保存し、さらに両方とも無ければ内蔵メモリに設定ファイルを保存します。また、SDカードとUSB機器が両方とも接続されている場合、SDカードに保存します。SDカードまたはUSB機器に保存するには、次のように行います。 手順1. SDカードまたはUSB機器を本製品に接続します。 手順2. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「設定の保存」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 実行を確認する音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すと、保存が実行されます。保存したメディア名が音声ガイドされます。 <ポイント>。 対象メディアのルート直下に「NetworkSetting.ini」が保存されます。読み込む際にファイル名が変わっていると読み込めません。ファイル名は変更しないでください。 24章9節5 : ネットワーク情報確認。 ワイヤレスネットワークおよび有線ネットワークの情報を聴くことができます。次の項目についての情報が音声ガイドされます。 ■ワイヤレスネットワークに接続している場合。 1.ワイヤレスネットワークの接続、未接続の情報。 2.LANケーブルの接続、未接続の情報。 3.受信感度:つよい、よわい。 4.IPアドレスの自動取得。 5.IPアドレス。 6.サブネットマスク。 7.デフォルトゲートウェイ。 8.プライマリDNSアドレス。 9.セカンダリDNSアドレス。 10.ワイヤレスネットワークのMACアドレス。 11.有線ネットワークのMACアドレス。 12.DHCP サーバーアドレス。 の順に情報を聴くことができます。 ■有線ネットワークに接続している場合。 1.ワイヤレスネットワークの接続、未接続の情報。 2.LANケーブルの接続、未接続の情報。 3.IPアドレスの自動取得。 4.IPアドレス。 5.サブネットマスク。 6.デフォルトゲートウェイ。 7.プライマリDNSアドレス。 8.セカンダリDNSアドレス。 9.ワイヤレスネットワークのMACアドレス。 10.有線ネットワークのMACアドレス。 11.DHCP サーバーアドレス。 の順に情報を聴くことができます。 ■ネットワークに接続していない場合。 1.ワイヤレスネットワークの接続、未接続の情報。 2.LANケーブルの接続、未接続の情報。 3.ワイヤレスネットワークのMACアドレス。 4.有線ネットワークのMACアドレス。 の順に情報を聴くことができます。 ネットワークの情報を確認するには、次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して「ネットワーク設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ネットワーク情報確認」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 最初の項目である「ワイヤレスネットワークの接続、未接続の情報」が音声ガイドされます。[6キー]または[4キー]を押すと、別の項目に関する情報を聴くことができます 24章9章6 : ネットワーク設定の初期化。 ワイヤレスネットワーク接続設定および有線ネットワーク接続設定を工場出荷時の設定に戻すことができます。 <ポイント>。 初期化を行うと登録済みのネットワーク情報は消えてしまいます。バックアップが必要な場合は事前に設定を保存してください。保存の方法は「24章9節4 : 設定の保存」 181ページを参照してください。 24章10 : オンラインサービス管理。 24章10節1 : ネット閲覧室・お知らせ更新。 ■ネット閲覧室の全更新。 登録しているすべてのオンラインサービス提供団体のネット閲覧室を更新することができます。 ■オンラインサービスを選んでネット閲覧室の更新。 登録しているオンラインサービスを選んで、そのオンラインサービスのネット閲覧室を更新することができます。 ■お知らせの更新。 最新のお知らせを取得することができます。 24章10節2 : オンラインサービス設定。 ■設定の読み込み。 オンラインサービスを利用するために、オンラインサービスの設定を書き込んだファイル「OnlineSetting.ini」を読み込ませることによって、その設定内容を本製品内部に登録することができます。このファイルには、オンラインサービスを提供する団体の名前、ユーザーID、パスワードが記録されています。 オンラインサービス設定ファイルを読み込むには、次のように行います。 手順1. 「OnlineSetting.ini」をSDカード、USB機器、または内蔵メモリのルートフォルダに保存し、本製品にセットします。 手順2. [メニューキー]を押して、メニューを開始します。 手順3. 「オンラインサービス管理」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 「オンラインサービス設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順5. 「設定の読み込み」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 確認の音声ガイドがあるので、、[シャープキー]で決定します。設定ファイルが読み込まれ、読み込んだメディア名が音声ガイドされます。読み込みが完了すると本製品は再起動します。 <ポイント>。 ポイント1. 設定ファイルの名前は「OnlineSetting.ini」です。それ以外の名前の設定ファイルを読み込むことはできません。 ポイント2. SDカードに設定ファイルがあればSDカードから読み込み、無ければUSB機器を探して読み込み、さらに両方とも無ければ内蔵メモリから読み込みます。 ポイント3. 登録済のオンラインサービスの設定を再度読み込むと、新しい設定で上書きされます。他の提供団体の設定は削除されません。 ■設定の確認・変更。 オンラインサービスの設定内容を確認したり、ユーザーIDやパスワードを変更したり、設定を削除することができます。次のように行います。 手順1. [メニューキー]を押して、メニューを開始します。 手順2. 「オンラインサービス管理」を選択して決定します。 手順3. 「オンラインサービス設定」を選択して決定します。 手順4. 「設定の確認・変更」を選択して決定します。 手順5. 確認・変更したいオンラインサービスの提供団体を選択します。オンラインサービス提供団体の名前とユーザーIDおよびパスワードの有無が音声ガイドされます。 手順6. 「設定の変更」、または「設定の削除」を選択して決定します。 手順6の後、次の2つの項目に分かれます。 1.「設定の変更」を選択した場合。 2.「設定の削除」を選択した場合。 1.「設定の変更」を選択した場合は、次のように操作します。 手順7. ユーザーIDを入力し、決定します。ユーザーIDを変更しない場合は、何も入力せずに決定します。 手順8.、 パスワードを入力し、決定します。パスワードを変更しない場合は、何も入力せずに決定します。設定を変更すると、本製品が自動的に再起動します。 2.「設定の削除」を選択した場合は、次のように操作します。 手順7. 削除を実行する確認の音声ガイドがあります。決定すると、削除が実行されます。本製品が自動的に再起動します。 <ポイント>。 ポイント1. オンラインサービス設定を削除すると、設定済みのユーザーIDとパスワードが削除されます。 ポイント2. サピエの設定を削除すると、サピエのネット閲覧室のタイトル、蔵書検索、お知らせなどが選択できなくなります。 ポイント3. ダウンロード済みのタイトルは削除されません。 ■設定の有効・無効。 タイトル選択やメニューからオンラインサービスに関連した項目を非表示にできます。これらの項目を非表示にするには「無効」を選択します。工場出荷時の設定は「有効」です。 <無効にした際に非表示になる項目>。 1.タイトル選択中の場合。 ネット閲覧室、蔵書検索、お知らせなどのオンラインサービスに関連した項目が非表示になります。 2.メニュー中の場合。 蔵書検索、ネット閲覧室・お知らせ更新のメニュー項目が非表示になります。 <ポイント>。 ポイント1. 無効に設定した場合、ネット閲覧室の定期更新も行われません。 ポイント2. 非表示になる項目がメニューのショートカットに割り当てられている場合、ショートカットも実行できません。 ■ラベル再生設定。 DAISYオンラインサービスによっては、ネット閲覧室のタイトル名やお知らせ内容などをテキスト情報に加えて、音声情報でも配信することがあります。本製品では音声とテキストのどちらを再生するかを設定することができます。 <設定の種類>。 1.テキストラベルを利用する。※工場出荷時の設定です。 テキスト情報をガイドします。 2.オーディオラベルを優先して利用する。 音声情報があれば音声情報をガイドします。音声情報がない場合は、テキスト情報をガイドします。 24章11 : システム設定。 24章11節1 : ガイド音量の選択。 DAISY図書や音楽等の再生音量に比べて、どの程度大きい、または小さい音でガイドするかを設定することができます。 <設定できる範囲>。 -5から+5の11段階。 <ポイント>。 音量キーで再生音量を増減させると、設定された範囲でガイド音量も一緒に増減します。 24章11節2 : ガイドスピードの選択。 音声ガイドの再生スピードを設定することができます。 <設定できる範囲>。 0.5倍から3倍、0.1倍刻みで26段階。 <ポイント>。 再生スピードとガイドスピードは別々に設定することができます。 24章11節3 : テキスト読み上げ音声の選択。 本製品には日本語と英語の合成音声が搭載されており、テキストを再生する際には合成音声を用いてテキストを読み上げます。日本語のテキストファイルを読ませる場合は「日本語、さやか」を、英語の場合は「English、Julie」を選択してください。工場出荷時の設定は「日本語、さやか」です。 <選択できる値>。 1.日本語 :さやか。※工場出荷時の設定です。 2.English : Julie。 24章11節4 : 待ち受け音の選択。 各種処理を実行している間に流れる音楽を「待ち受け音 : 1」「待ち受け音 : 2」「待ち受け音 : なし」から選択することができます。工場出荷時の設定は「待ち受け音 : 1」です。 <選択できる値>。 1.待ち受け音 : 1。※工場出荷時の設定です。 2.待ち受け音 : 2。 3.待ち受け音 : なし。 24章11節5 : キー受付音の選択。 キーを押した時に鳴る音(キー受付音)を消すことができます。工場出荷時は、キー受付音が鳴るように設定されています。 <選択できる値>。 1.キー受付音 : あり。※工場出荷時の設定です。 2.キー受付音 : なし。 24章11節6 : 時計設定。 例):時計を2018年1月13日午後3時10分に設定する場合には次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して[システム設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「時計設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「年を入力」とガイドされたら、[2キー][0キー][1キー][8キー]と押し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 「月を入力」とガイドされたら、[1キー]を押し、[シャープキー]で決定します。 手順5. 「日を入力」とガイドされたら、[1キー][3キー]を押し、[シャープキー]で決定します。 手順6. 「時刻を4桁で入力」「送りキーまたは戻しキーで午前午後を変更」とガイドされたら、[送りキー]または[戻しキー]で「午後」を選択します。 手順7. 3時10分をあらわす数字、[3キー][1キー][0キー]と押し、[シャープキー]で決定します。「午後3時10分 2018年1月13日 土曜日」、「設定しました」とガイドされます。 <ポイント>。 ポイント1. 入力した数字をクリアするには[アスタリスクキー]を押します。もう一度[アスタリスクキー]を押すと、ひとつ前の手順に戻ります。時計設定を中止する場合は[メニューキー]を押します。 ポイント2. 月、日を2桁で入力する際、1から9までの数字を入力する場合、01から09と入力することも、始めの「0」を省略して入力することもできます。 ポイント3. 「午前・午後」の時刻の入力は、基本的に0:00から11:59ですが、15:00のように入力した場合、午後3:00に設定されます。 ポイント4. 年、月、日など音声ガイドの内容が合っていて、変更する必要がない場合は、数字を入力せずに[再生・停止キー]または[シャープキー]で決定することも可能です。 ポイント5. 時計設定をした後に、日時を確認するには、数字の[5キー]を長く押してください。日時と年月日が音声でガイドされます。 ポイント6. 長期間使用しなかった際には、時計設定が必要になる場合があります。 24章11節7 : 動作モードの選択。 動作モードは「ノーマルモード」と「図書製作モード」から選択できます。工場出荷時は、「ノーマルモード」に設定されています。「図書製作モード」では、本格的なDAISY図書の製作の際に不可欠な、フレーズ単位での編集などができます。詳しくは、「16章 : DAISY図書の製作に便利な機能(図書製作モード)」 106ページを参照してください。 <選択できる値>。 1.ノーマルモード。※工場出荷時の設定です。 2.図書製作モード。 動作モードを「図書製作モード」から「ノーマルモード」に切り替えると、次の設定値が自動的に変わります。 1.シャッフル・リピート設定。 図書製作モード時に「フレーズ再生」にしていた場合、ノーマルモードに切り替えた後は「通常再生」に変わります。 2.録音方法。 図書製作モード時に「挿入録音」または「パンチイン録音」にしていた場合、ノーマルモードに切り替えた後は「追加録音」に変わります。 24章11節8 : USB動作の切り替え。 本製品をUSBケーブルでパソコンに接続し、マイコンピュータ(エクスプローラ)で内容を表示する際に、本製品のSDカードの内容を表示するか、または内蔵メモリの内容を表示するかを切り替えることができます。工場出荷時の設定は「内蔵メモリ」です。 <選択できる値>。 1. 内蔵メモリ。※工場出荷時の設定です。 2. SDカード。 24章11節9 : テキスト読み上げの設定。 テキストファイルを読み上げる際に、音程を高めに読むか、低めに読むかを設定することができます。音程を高くするにはピッチをプラス側に、音程を低くするにはピッチをマイナス側に設定してください。 <設定できる範囲>。 -5から+5の11段階。 24章11節10 : バッテリーいたわりモード。 バッテリーは消耗品です。バッテリーの劣化を抑えるため工場出荷時はバッテリーいたわりモードが「オン」に設定されています。設定を「オフ」に変更することで、バッテリーの劣化は早くなりますが、満充電一回あたりの動作時間を長くできます。 24章11節11 : バッテリーリフレッシュ。 バッテリーは消耗品です。長期間使用しない場合や、使用頻度・使用量により消耗、劣化が進行します。そのような状態で使用を続けると動作時間が短くなる、バッテリーの残量ガイドが不正確になる等の症状が発生します。このような症状が発生した場合はバッテリーリフレッシュをお試しください。症状が回復する場合があります。 ただし、連続したバッテリーリフレッシュ操作は効果がなく、バッテリーが消耗するため避けてください。 ■バッテリーリフレッシュの実行。 バッテリーリフレッシュを実行するには、次のように操作します。 手順1. 電源アダプターを接続します。 手順2. [メニューキー]を押して「システム設定」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 「バッテリーリフレッシュ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順4. 「バッテリーリフレッシュの実行」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順5. バッテリーリフレッシュの実行を確認する音声ガイドがあります。[シャープキー]を押すと実行されます。 <ポイント> ポイント1. 実行中は完了するまで電源アダプターを抜かないでください。抜いてしまうとバッテリーリフレッシュが中止されます。 ポイント2. 実行中は他の操作ができません。ダウンロードなども中断されます。 ポイント3. バッテリーリフレッシュは完了までに約16時間、バッテリーの状態により最長で24時間かかります。 ポイント4. バッテリーリフレッシュ実行後は[5キー]で、途中経過や結果を確認できます。 ポイント5. バッテリーリフレッシュを中止したい場合は、[電源キー]で電源をオフしてください。 ポイント6. バッテリーリフレッシュを効率よく行うために涼しい場所で実行してください。 ■前回の実行結果。 前回のバッテリーリフレッシュの結果が確認できます。 ■完了後の電源状態。 バッテリーリフレッシュが完了した後の電源の状態を設定できます。 <設定の種類>。 1.電源オンのまま待機。※工場出荷時の設定です。 バッテリーリフレッシュが完了後、電源をオンさせた状態で待機します。いずれかのキーを押すとすぐに結果が確認できます。結果を確認したら電源をオフしてください。 2.自動的に電源オフ。 バッテリーリフレッシュが完了後、自動的に電源がオフします。次回起動時に結果が音声ガイドされます。 ■補正結果の初期化。 バッテリーリフレッシュを行うと、バッテリーリフレッシュを実行した際に使われていたバッテリーの状態に合わせて機器が補正されています。新品のバッテリーに交換する際は、本メニューを実行してください。しない場合は、バッテリーの残量ガイドが不正確になる場合があります。 24章11節12 : 設定の初期化。 設定の初期化を実行した際に設定される項目は次のようになります。 <初期化される項目と初期化後の設定>。 1.音量とガイド音量。 標準。 2.再生スピードと音声ガイドスピード。 標準。 3.トーン。 標準。 4.シャッフル・リピート設定。 通常再生。 5.マルチメディア図書再生設定。 自動。 6.飛ばし読み。 再生する。 7.録音先メディア。 内蔵メモリ。 8.録音音質。 MP3 128キロ ステレオ。 9.録音モード。 標準。 10.録音中の音声ガイド。 ガイドあり。 11.自動音量調整。 自動音量調整 : あり。 12.タイトル選択方法の切り替え。 すべてのメディアから選択。 13.音声しおり再生設定。 再生する。 14.テキスト読み上げ音声。 日本語。 15.待ち受け音。 待ち受け音 : 1。 16.キー受付音。 あり。 17.動作モード。 ノーマルモード。 18.USB動作。 内蔵メモリ。 19.テキスト読み上げの設定。 標準。 20.ラベル再生設定。 テキストラベルを利用する。 21.メニューのショートカット。 削除されます。 22.バッテリーいたわりモード。 オン。 23.完了後の電源状態。 電源オンのまま待機。 <初期化されない項目>。 1.時計設定。 2.内蔵メモリ、SDカード、USB機器の内容。 3.しおり。 4.ネットワーク設定。 5.サピエのユーザーIDとパスワード。 6.メモ録。 これらの項目は初期化されません。 7.バッテリーリフレッシュの結果。 削除されません。 <ポイント>。 新品のバッテリーに交換する際など、バッテリーリフレッシュの結果を削除したい場合は、「バッテリーリフレッシュ」のメニューから「補正結果の初期化」を行ってください。 24章12 : バージョン管理。 24章12節1 : プレクストークの情報。 本製品のバージョン番号とシリアル番号(製造番号)を確認することができます。 24章12節2 : ネットワークバージョンアップ。 インターネット経由で本製品のファームウェアを更新することができます。次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押して「バージョン管理」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順2. 「ネットワークバージョンアップ」を選択し、[シャープキー]で決定します。 手順3. 実行を確認する音声ガイドがありますので、[シャープキー]で決定します。現在ご利用のバージョンよりも新しいバージョンがある場合に、バージョン番号が音声ガイドされます。 手順4. [シャープキー]を押すと、ダウンロードが開始されます。ダウンロード完了後、自動的にバージョンアップが実行され、バージョンアップが完了すると本製品が自動的に再起動します。 <ポイント>。 ポイント1. 現在のバージョンが最新の場合、最新のバージョンであることを音声でガイドします。 ポイント2. バージョンアップデータは内蔵メモリにダウンロードされます。内蔵メモリの空き容量が不足している場合には、ダウンロードが失敗します。その場合には、不要なタイトルを削除するなどして、空き容量を十分に確保してください。 ポイント3. バージョンアップ中にインターネット接続が切れた場合は、再び最初からバージョンアップを行ってください。 24章13 : メニューのショートカット。 [0キー]から[9キー]にメニュー項目を割り当て、素早くメニュー項目に移動することができます。 24章13節1 : 数字にメニュー項目を割り当てる。 例):「1キー」に「プレクストークの情報」を割り当てるには次のように操作します。 手順1. 「メニュー」から、「プレクストークの情報」を選択します。 手順2. [メニューキー]を押しながら、[1キー]を長く押します。「ショートカットを設定しました」という音声ガイドが流れたら、指を離してください。 手順3. [メニューキー]を押して終了します。 <ポイント>。 手順2で、既に[1キー]に別のメニュー項目が割り当てられていた場合、「変更しますか?」という音声ガイドが流れますので、[シャープキー]を押して決定してください。キャンセルする場合は[アスタリスクキー]を押してキャンセルしてください。 24章13節2 : ショートカットを呼び出す。 ショートカットを利用して、メニュー項目に直接移動することができます。 例):「プレクストークの情報」に直接移動するには、次のように操作します。 手順1. [メニューキー]を押しながら、[1キー]を短く押します。「プレクストークの情報」と音声でガイドされます。 25章 : バッテリー。 本章ではバッテリーの交換方法や充電などについてご説明します。 25章1 : バッテリー交換方法。 <警告>。 警告1. 「2章1 : 安全にお使いいただくために (警告、注意)」 15ページをご覧のうえ、バッテリーを使用してください。 警告2. バッテリーを交換する際は、必ず電源をオフにし、電源アダプターを取り外してください。 警告3. バッテリーの取り扱いには特にご注意ください。落下などの衝撃によりケースや内部の電池が破損する可能性があります。 警告4. バッテリーを挿入する際は、バッテリー端子の向きを正しく入れてください。本体側端子が破損する可能性があります。 警告5. バッテリーケース内部にはバッテリー端子があります。接触不良の原因となりますので、ケース内部に触らないでください。 手順1. 電源をオフにし、電源アダプターを取り外します。 手順2. 本体をハンドルが手前にくるように裏返し、机などの上にゆっくりと置いてください。本体底面は上に向いています。 手順3. 底面中央付近のくぼみにバッテリー蓋を取り外すツメがあります。片方の手で本体を押さえながら、もう一方の手でバッテリー蓋のツメを本体背面側に押し込みながら持ち上げると、バッテリー蓋が本体から外れ、バッテリーがあらわれます。 手順4. 本体背面側からバッテリー表面に手を添わすと、突起があります。この突起に指をかけ、ハンドル側に持ち上げるとバッテリーを取り外すことができます。 手順5. 交換するバッテリーの突起の位置を確認し、突起が上面奥側となるように持ちます。このとき、手前の面、下側中央にあるでこぼこがバッテリー端子です。 手順6. バッテリー端子側を下にして、背面側からバッテリーケースに入れます。 手順7. バッテリーの突起を本体背面に向けて押すと、バッテリーを挿入することができます。挿入したバッテリーが、本体底面に対して飛び出していないことを確認します。 手順8. バッテリー蓋を、平らな面を上に、ツメが手前にくるように持ちます。 手順9. バッテリー蓋と本体背面の間に指を挟まないように気を付けながら、バッテリー蓋を本体手前から背面に向かって、挿入したバッテリーの上を滑らせると、蓋が止まります。 手順10. バッテリー蓋のツメを下に押すと、「カチッ」とバッテリー蓋が閉じます。 <ポイント>。 新品のバッテリーに交換する際は、「バッテリーリフレッシュ」のメニューから「補正結果の初期化」を行ってください。 25章2 : バッテリーで動作させる。 本製品は電源アダプターを取り外して、バッテリーのみで使用することもできます。電源アダプターを取り外す前に、十分にバッテリーを充電してください。 ■充電時間について。 本製品の電源のオン/オフにかかわらず、電源アダプターを接続すると充電が始まります。バッテリーが満充電になるまで約3時間かかります。また、充電中はバッテリーが発熱して、本体表面の温度が最大20℃〜30℃程度上昇しますが異常ではありません。 ■動作時間について。 電源アダプターを取り外し、バッテリーのみで動作させる場合、新品バッテリーの場合でDAISY図書CDを再生できる時間は約3時間、音楽CDを再生できる時間は約2時間です。ただし、動作時間は、使用条件によって異なります。また、バッテリーの消耗により再生時間は徐々に短くなります。 ■バッテリーの残量の確認方法。 バッテリーが「あと何パーセント残っているか」を確認するには、次のように操作します。 手順1. 電源アダプターが接続されていない状態で、[5キー]を押すと、バッテリーの残量が音声でガイドされます。 手順2. [再生停止キー]を押すと音声ガイドが終了します。 <ポイント>。 バッテリーの性質上、充電中に電源アダプターを取り外した直後には、正しい残量を音声ガイドできません。3分程度お待ちいただいたのちに再度ご確認ください。 ■自動電源オフについて。 バッテリーのみで使用しているとき、再生停止状態で操作することなく15分間経過すると、節電のため電源が自動的に切れます。 また、バッテリーレベルが低下したときには、「バッテリー不足です。残り1分で電源オフ」と音声ガイドがあり、1分後に自動的に電源が切れます。 25章3 : バッテリーに関する注意。 ■バッテリーの消耗について。 バッテリーは消耗品です。使用回数を重ね、時間が経過するにつれバッテリーの容量は徐々に消耗します。当バッテリーは本製品独自のものですので、家電量販店などでは販売していません。新しいバッテリーの購入をご希望の際は、本製品を購入したお店でご購入ください。 ■バッテリーを長持ちさせるポイント。 バッテリーの消耗を抑え、長持ちさせるためには次のことに注意してご使用ください。 1.バッテリーは充電/放電を繰り返すと消耗します。なるべく電源に接続して、バッテリーは必要な場合のみ使用してください。 2.バッテリーを空の状態まで使い切ると消耗します。バッテリーは、空になるまで使い切らず早めに充電してください。 3.バッテリーは使用環境によって消耗します。温度が高い場所や、絨毯の上などの熱がこもる場所は避け、涼しい場所で使用してください。 4.バッテリーは時間経過、保存状態によっても消耗します。常時電源に接続して、まったくバッテリーで使用しない場合は、充電してからバッテリーを取り外し、湿度の低い涼しい場所に保管してください。 ■バッテリーの廃棄について。 廃棄の際は、使用済みのバッテリーの端子(金属部分)が露出しないように、テープを貼るなどの処理をして、自治体の指示に従って廃棄いただくか、充電式電池リサイクル協力店にご持参して廃棄してください。 ■バッテリーの充電について。 満充電には約3時間かかります。充電時間は、使用条件によって異なります。充電しながら、使用することができます。充電を開始すると充電LEDが赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。 初めて電源を接続する時や、1か月以上使用しなかった時は、内部の時計用バッテリーも充電するため、電源アダプターを接続して24時間以上通電してください。通電中も使用することができます。 ■長期間使用しない場合について。 長期間使用しない場合、バッテリーの消耗を抑えるため3ヶ月に1回程度、満充電にして本製品でほぼ使いきり、約30分〜1時間充電し、本製品からバッテリーを取り外して、湿度の低い涼しい場所で保管してください。 バッテリーは時間の経過とともに必ず消耗し、さらに高温となる場所での保管は消耗を早める原因になります。放電し切った状態での保管や、高温となる場所での保管はしないでください。 26章 : ファームウェアを更新する。 ファームウェアを最新のバージョンに更新することにより、新機能をご利用いただけるようになったり、不具合が改善されたりします。本製品を使用してインターネット経由でファームウェアを更新する方法と、パソコンを使用してプレクストークのホームページからファームウェアをダウンロードして更新する方法があります。 <ポイント>。 ポイント1. ファームウェアの更新には時間がかかります。更新する場合には、必ず本製品に電源アダプターを接続してください。 ポイント2. 更新中は本製品の電源を切ったり、バッテリーを取り外したりしないでください。本製品が正常に動作しなくなる可能性があります。 ポイント3. 最新のバージョンに更新後は、古いバージョンに戻すことはできません。 ポイント4. 使用中のバージョンは[メニュー]の[プレクストークの情報]から確認できます。 26章1 : インターネット経由でファームウェアを更新する。 本製品をインターネットに接続していると、インターネット経由でファームウェアを更新することができます。 26章1節1 : 本製品の電源オン時にファームウェアを更新する。 本製品は最新のファームウェアが公開されると、次回電源オン時にファームウェアが公開されたことを音声でガイドします。ファームウェアを更新するには、次のように操作します。 手順1. [電源キー]を押して電源オンします。 手順2. 実行を確認する音声ガイドがありますので、[再生停止キー]または[8キー]または[シャープキー]を押して決定します。 手順3. ネットワークに接続後、自動的にファームウェアのダウンロードが開始されます。ダウンロード完了後、ファームウェアの更新が行われ、更新が完了すると本製品が自動的に再起動します。 <ポイント>。 ポイント1. 手順2および手順3のダウンロード中に[2キー]または[アスタリスクキー]を押すと、ファームウェアの更新をキャンセルできます。 ポイント2. ファームウェアの更新をキャンセルした場合でも、次回電源オン時に再度ファームウェアが公開されたことを音声でガイドします。 ポイント3. ファームウェアは内蔵メモリにダウンロードされます。内蔵メモリの空き容量が不足している場合、不要なタイトルやファイルを削除して空き容量を確保してください。 26章1節2 : ネットワークバージョンアップメニューでファームウェアを更新する。 [メニュー]の[ネットワークバージョンアップ]を実行してファームウェアを更新することができます。詳しい手順は「24章12節2 ネットワークバージョンアップ」 193ページを参照してください。 26章2 : プレクストークのホームページからファームウェアをダウンロードして更新する。 パソコンを使用して、プレクストークのホームページから最新のファームウェアをダウンロードして更新することができます。詳しい手順は、プレクストークホームページを参照してください。 http://www.plextalk.com/jp/products/ptr3/download/ 27章 : 用語。 27章1 : キーワード。 ここでは、本製品を操作する上で、特に重要となる用語を解説します。 ■タイトル。 本製品で再生可能な個々のものを「タイトル」と呼びます。例えばひとつのDAISY図書やひとつの音楽アルバムやひとつのテキストファイルなどを「タイトル」と呼びます。 ■カテゴリー。 本製品は、タイトルを選択するときに、タイトルを種類ごとに分類しています。これらの種類を「カテゴリー」と呼びます。 ■メディア。 「メディア」とは、本製品で再生可能なタイトルが保存されている「入れ物」を表します。 ■ファイルとフォルダ。 ファイルとは、パソコンなどで取り扱う、ひとかたまりのデータを表します。例えば、音声ファイルは音声をひとつのかたまりとしてまとめたものであり、テキストファイルは文字データをまとめたものです。 フォルダとは、これらのファイルを保存する「名前付きの場所」を表します。 ■アルバム。 アルバムとは、音楽CD1枚に相当するものです。SDカードやUSB機器の場合は、音声ファイルが入っているひとつのフォルダが相当します。 27章2 : カテゴリー。 本製品は様々なタイトルを次の5種類の「カテゴリー」に分類します。 ■図書。 「録音したDAISY」以外のDAISY図書やEPUBは「図書」に分類されます。 ■録音したDAISY。 「PlexRecording」フォルダに保存されたDAISY図書を「録音したDAISY」と呼びます。当社製品「PTR3」「プレクストークポケット」「プレクストークリンクポケット」などで録音したDAISY図書は「録音したDAISY」に分類されます。 ■音楽。 「DAISY図書」「録音したDAISY」以外の再生可能な音声ファイルを「音楽」と呼びます。 ■オーディオブック。 一般的には、MP3などのファイル形式の朗読図書などを「オーディオブック」と呼びますが、本製品では、CD、SDカード、USB機器内の「PlexAudioBook」という名前のフォルダに保存された再生可能な音声ファイルを「オーディオブック」に分類します。 ■テキスト。 本製品では、文書ファイルを合成音声を用いて再生することができます。それらの文書ファイルは「テキスト」に分類されます。 27章3 : メディア。 本製品では次の3種類のメディアを扱うことができます。 ■CD。 音楽やデータを記録するためのメディアの一種です。コンパクトディスク(Compact Disc)を省略してCDと呼びます。レーザー光線を当ててデータを読み取ります。本製品ではCDからの読込みのみに対応します。 ■SDカード。 本製品はSDカード、SDHCカードおよびSDXCカードに対応しています。本書では、これらのカードを「SDカード」と呼びます。DAISY図書や音声ファイル、テキストファイルを保存することができます。 ■USB機器。 本製品は、USBメモリ、USBカードリーダーライター、外付けハードディスクドライブに対応しています。本書では、これらの製品を「USB機器」と呼びます。DAISY図書や音声ファイルなどを扱うことができます。 27章4 : DAISY。 ■DAISY図書。 DAISY(デイジー)とは、視覚障がい者や普通の印刷物を読むことが困難な人々のために開発されたデジタル録音図書の規格です。DAISY図書とは、この規格にそって製作された図書のことを言います。DAISY図書は、デジタル録音されたデータに、セクションやページ、フレーズなどの印が付けられており、利用者は、その印によって聴きたい箇所にすばやく移動することができます。 ■セクションと見出し。 DAISYでは、本の章、節、項などの切れ目となる箇所に、「見出し」と呼ばれる印が付けられます。ある見出しから、次の見出しまでのひとかたまりの音声を「セクション」と呼びます。通常、各セクションの先頭のフレーズが見出しとなります。 ■フレーズ。 音声データは、息継ぎなどで一定時間、無音になった箇所で区切られています。その無音から次の無音までのひとかたまりの音声を「フレーズ」と呼びます。通常、1フレーズは数秒から十数秒程の長さになります。 ■ページ。 ページとは、文字どおり本のページごとの区切りを表します。ページ番号が切り替わる箇所のフレーズに付けられています。 ■グループ。 グループとは、セクション内に付けられた区切りです。図表や脚注など本文とは異なる説明箇所などに特別に付けられていることがあります。 ■音声DAISY、テキストDAISY、マルチメディアDAISY。 本製品では、音声のみで製作したDAISY図書を「音声DAISY」と呼び、テキストのみで製作したDAISY図書を「テキストDAISY」と呼びます。また、音声とテキストの両方で製作したDAISY図書を「マルチメディアDAISY」と呼びます。 27章5 : その他 用語解説。 本書で使われている用語および関連する用語を解説します。 1.AAC。 音声圧縮形式の一種です。DAISY3規格の音声ファイルフォーマットの一つとして採用されています。 2.CTU。 NTT西日本の「フレッツ光・プレミアム」の終端に設置される機器で、「加入者網終端装置」と呼ばれます。モデムに相当する機器です。 3.DAISY-ADPCM2ファイル。 DAISY図書で用いられる音声ファイルの一種です。PCMの4分の1のサイズに圧縮されます。 4.DAISYオンライン。 インターネットを経由してDAISY図書などを利用するシステムを表します。 5.EPUB。 電子書籍の国際規格で、EPUB3はDAISY規格の配布フォーマットとして採用されています。 6.IPアドレス。 ネットワーク上の機器を識別するための番号です。 7.MP3。 高圧縮率で高品質な音声圧縮技術、もしくはそれを使って圧縮された音声データのことです。CD品質の音声データをMP3(128キロ)に変換すると、多少音質は低下しますが、約10分の1のサイズに圧縮することができます。 8.ONU。 光通信ネットワークの終端に設置される機器で、「光回線終端装置」と呼ばれます。モデムに相当する機器です。 9.PCM。 音声などのアナログ信号をデジタル信号に変換する形式の一種です。音楽CDなどに用いられています。非圧縮のため音質は良いのですが、ファイルサイズが大きくなります。 10.SDカード。 フラッシュメモリの一種です。切手ほどのサイズに加え、厚さが1mmほどしかなく、そのコンパクトさが特徴です。※「SDカード」は「SDメモリカード」の略称です。 11.SDHCカード。 SDカードの一種で、容量が32GBまで対応しています。寸法はSDカードと同じです。 12.SDXCカード。 SDカードの一種で、容量が2TBまで対応しています。寸法はSDカードと同じです。 13.SSID。 各ワイヤレスネットワークを表す名前を「SSID」と呼びます。 14.USB。 USBは、パソコンの周辺装置を接続するための規格のひとつです。この規格のケーブルで接続された機器をUSB機器と呼びます。 15.オーディオブック。 書籍などを読み上げて録音した録音図書ですが、DAISY図書とは保存形式が異なり、移動単位も異なります。 16.サブネットマスク。 インターネットを、多数の小さなネットワーク(サブネット)に分けて管理するための番号です。 17.ステルス。 各ワイヤレスネットワークを表す「SSID」を非通知にする方法です。 18.セキュリティーモード。 ワイヤレスネットワークを使用する際、通信内容を第三者に傍受されるのを防ぐために、通信内容を暗号化して保護する機能の方式です。 19.テキストオンリーDAISY。 音声ファイルが無く、テキストファイルのみで構成されるDAISY図書のことです。 20.デフォルトゲートウェイ。 所属するネットワークの「出入り口」の代表となる機器のことです。 21.特殊ページ。 特殊ページは、図書の途中や最後に付けられた特別なページのことです。図表や付録などに付けられます。 22.プレイリスト。 拡張子名が「m3u」のファイルで、音声ファイル名を再生したい順番に1行ずつ区切って記述したものです。 23.前付けページ。 前付けページは、本文の前に付けられたページのことです。 24.レベル(DAISY)。 DAISY録音図書の検索時に利用するためにセクションに付ける属性のことを「レベル」と呼びます。通常、本はいくつかの章から成り立っています。また、それぞれの章の下には節、そして節の下には項があります。章がレベル1に相当し、節はレベル2、項はレベル3・・というように、本を検索していく際の単位をレベルと表しています。レベルは1から6まで指定できます。 28章 : 故障かなと思ったら。 故障かなと思ったら、本章に記された方法で症状を確かめてください。 28章1、 症状と対応のしかた。 <症状と対応のしかた(全般)>。 ■症状1.電源が入らない。 原因1、バッテリーが切れている。または、バッテリー残量が少ない。 対応のしかた、電源アダプターを接続して電源が入るか確認してください。 原因2、バッテリーが外されている。 対応のしかた、バッテリーを取り付ける、あるいは、電源アダプターを接続して電源が入るか確認してください。 原因3、音量が「0」のため、電源が入ったか分かりづらい。 対応のしかた、音量キーで音量を上げてから、電源オン/オフを確認してください。 原因4、ヘッドホンが接続されていて、スピーカーから音が出ない。 対応のしかた、ヘッドホンプラグを抜いて、電源オン/オフを確認してください。 ■症状2.電源が入ってもすぐに切れる。 原因、バッテリー残量が少なくなっている。 対応のしかた、電源アダプターを接続して電源が入るか確認してください。 ■症状3.電源が切れない。(すべてのキーが反応しなくなった。) 原因、何らかの原因により操作不能の状態に陥っている。 対応のしかた、電源キーとおやすみタイマーキーを、同時に10秒以上押し続けてから離すと電源が切れます。 ■症状4.バッテリーでの動作時間が短くなった。 原因、バッテリーが消耗している。 対応のしかた、バッテリーリフレッシュをお試しください。症状が改善する場合があります。 ■症状5.バッテリー残量の音声ガイドが不正確になった。 原因、バッテリーが消耗している。 対応のしかた、バッテリーリフレッシュをお試しください。症状が改善する場合があります。 ■症状6.音声ガイドがでない。 原因1、電源が入っていない。 対応のしかた、電源を入れてください。 原因2、ヘッドホンが接続されている。 対応のしかた、ヘッドホンプラグを抜いてください。 原因3、音量が「0」になっている。 対応のしかた、音量キーで音量を上げてください。 ■症状7.CDを入れることができない。 原因、電源が入っていない。 対応のしかた、電源を入れてからCDを入れてください。 ■症状8.CDを取り出すことができない。 原因1、電源が入っていない。 対応のしかた、電源が入っているか確認してください。 原因2、CDが正しく装着されておらず、CDが引っ掛かっている。 対応のしかた、CDの強制排出方法をお試しください。強制排出方法は本取扱説明書の見開きのページを参照ください。 ■症状9.SDカードを入れることができない。 原因1、SDカードを差し込む向きが間違っている。 対応のしかた、SDカードを正しい方向で差し込んでください。 原因2、既に別のSDカードが入っている。 対応のしかた、入っているSDカードを取り出してください。 原因3、SDカード以外のカードを入れようとしている。 対応のしかた、SDカード以外のカードを本製品のカードスロットに入れることはできません。 ■症状10.SDカードを取り出すことができない。 原因、無理に引っ張って取り出そうとしている。 対応のしかた、SDカードを奥に押し込むと、数ミリほど出て来ますので、つまんで取り出してください。 ■症状11.CDを再生できない。 原因1、CDの裏表が反対になっている。 対応のしかた、「ディスクの読み込みができません」とガイドされます。CDを裏返して入れ直してください。 原因2、空のCDを入れている。 対応のしかた、「ディスクの読み込みができません」とガイドされたら、そのCDには何も記録されていません。別のCDに入れ替えてください。 原因3、光ピックアップが劣化・消耗している。 対応のしかた、読み取り時間としておよそ2000時間が寿命の目安となります。CDを読み込みにくい症状が頻繁に発生する場合は「プレクストークお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。 原因4、PTR1やPTR2で録音したCDである。 対応のしかた、PTR1やPTR2でCDファイナライズを実行してください。 ■症状12.USB機器を接続できない。 原因、USBプラグの向きが間違っている。 対応のしかた、上下を逆にして入れ直してください。 ■症状13.SDカード、USB機器などのメディアから再生できない。 原因1、対象メディアが入っていない。 対応のしかた、対象メディアを入れてください。 原因2、対象メディアがしっかりと差し込まれていない。 対応のしかた、対象メディアを奥までしっかりと差し込んでください。 原因3、対象メディアに再生可能なタイトルがない。 対応のしかた、DAISY図書などが記録されているメディアを入れてください。 原因4、本製品が対応していない方式で書き込まれたメディアが接続されている。 対応のしかた、そのメディアを本製品で使う場合は対象メディアの「内容全消去」をおこなってから使用してください。ただし、メディアに記録されていた内容はすべて消去されます。 原因5、対象メディアが本製品に対応していない。 対応のしかた、動作確認済メディアを使用してください。 ■症状14.SDカード、USB機器に録音できない。 原因、対象メディアが書き込み禁止になっている。 対応のしかた、書き込み禁止を解除してください。 ■症状15.対象メディアにバックアップできない。 原因1、対象メディアが書き込み禁止になっている。 対応のしかた、書き込み禁止を解除してください。 原因2、対象メディアの空き容量が足りない。 対応のしかた、十分な空き容量のあるメディアに交換してください。 ■症状16.しおりを設定できない。 原因、現在の位置が先頭位置あるいは最後位置の場合、しおりは設定できない。 対応のしかた、最初から少し再生した位置、または最後から少し戻した位置にしおりを設定してください。 ■症状17.PTR2とUSBケーブルで接続した際、PTR2に入れたCFカードを認識できない。 原因1、PTR2のUSB動作が「CDドライブ」になっている。 対応のしかた、PTR2の「USB動作の切り替え」から「カードドライブ」に設定してください。 原因2、正しく接続されていない。 対応のしかた、本製品とPTR2とのUSB接続ケーブルを接続し直してください。 ■症状18.本製品内のDAISY図書を、CFカードへバックアップしたものが、PTR1やPTR2で再生できない、あるいは音楽(MP3)として再生されてしまう。 原因、PTR1やPTR2で再生できるような形でバックアップができていない。 対応のしかた、USB機器にバックアップを実行する際に、「編集準備を実行する」を選択して、バックアップしてください。 ■症状19.パソコンに接続しても、本製品がパソコンに認識されない。 原因1、パソコンのOSが未対応である。 対応のしかた、パソコンのOSが「Windows10、11」であるか確認してください。それ以外のOSには対応していません。 原因2、本製品もしくはパソコンの電源が入っていない。 対応のしかた、本製品とパソコン両方の電源が入っている状態で接続してください。 原因3、USBハブを経由して接続されている。 対応のしかた、USBハブを経由せず、パソコンと直接接続してください。 原因4、パソコンのUSB端子が壊れている可能性がある。 対応のしかた、パソコンにUSB端子が複数ある場合には、別のUSB端子に接続すると認識される場合があります。 原因5、USBケーブルが長すぎる。 対応のしかた、短いUSBケーブルを使用することで認識される場合があります。 <再生時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「タイトルが選ばれていません」。 原因、SDカードやUSB機器に何も記録されていない。 対応のしかた、DAISY図書などが記録されているSDカード、USB機器を接続してください。 ■音声ガイド2.「このSDカードには対応していません」、「このUSB機器に対応していません」。 原因、本製品が対応していない形式でフォーマットされている。 対応のしかた、内容全消去をおこなってから使用してください。ただし、記録されていた内容はすべて消去されます。 <録音時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「SDカードがロックされています」。 原因、SDカードが書き込み禁止になっている。 対応のしかた、SDカードの書き込み禁止を解除してください。 ■音声ガイド2.「読み取り専用メディアです」。 原因、USB機器が書き込み禁止になっている。 対応のしかた、USB機器の書き込み禁止を解除してください。 <編集時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「このメディアは編集できません」。 原因、CDの図書を編集しようとしている。 対応のしかた、CDの図書を内蔵メモリやSDカードなどにバックアップしてから、編集してください。 ■音声ガイド2.「このタイトルは編集できません」。 原因1、テキストDAISYを編集しようとしている。 対応のしかた、テキストDAISYは編集できません。 原因2、音声ファイルなどを編集しようとしている。 対応のしかた、DAISY図書以外は編集できません。 <「メモ録」使用時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「メモ録の空き容量が不足しています」。 原因、本製品内蔵メモリの空き容量がない。 対応のしかた、不要なメモ録を削除してください。 ■音声ガイド2.「このタイトルはしおり設定できません」。 原因、「メモ録」にしおりを設定しようとしている。 対応のしかた、「メモ録」にはしおりを設定できません。 <バックアップ時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「書き込み禁止メディアです」。 原因、バックアップ先のSDカードまたはUSB機器が「書き込み禁止」になっている。 対応のしかた、SDカードやUSB機器の「書き込み禁止」を解除してください。 ■音声ガイド2.「メディアの空き容量が不足しています」。 原因、バックアップ先のメディアの空き容量が足りない。 対応のしかた、不要なデータを削除してバックアップ先の空き容量を増やす、または新しいメディアに交換してください。 <ネット閲覧室使用時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「LANケーブルが接続されていません」。 原因、LANケーブルが接続されていない。 対応のしかた、本製品背面の有線LAN端子にLANケーブルを接続してください。 ■音声ガイド2.「アクセスポイントが見つかりません」。 原因、周囲にワイヤレスネットワークが1つもない。 対応のしかた、無線LAN親機の電源が入っているか確認してください。 ■音声ガイド3.「利用可能なアクセスポイントはネットワーク設定がされていません」。 原因、周囲にあるワイヤレスネットワークは、本製品に接続設定がされていない。 対応のしかた、接続する無線LAN親機の電源が入っているか確認してください。または、ワイヤレスネットワーク接続設定をしてください。 ■音声ガイド4.「ネットワークに接続できませんでした」。 原因1、無線LAN親機との接続に失敗した。 対応のしかた、ワイヤレスネットワーク接続設定を確認してください。パスワードなどが間違っている可能性があります。または、無線LAN親機の設定を確認してください。接続できる機器をMACアドレスで制限する設定がされている場合があります。 原因2、無線LAN親機から受信する電波が弱い。 対応のしかた、無線LAN親機や本製品の設置場所を変更してください。 原因3、無線LAN親機が、本製品が対応していない規格で通信している。 対応のしかた、無線LAN親機の設定を確認して、本製品で対応している規格の、"IEEE802.11b/g/n"、周波数は2.4GHz帯に変更してください。 原因4、DHCPでIPアドレスを取得できなかった。 対応のしかた、ルーターや無線LAN親機の設定を確認してください。DHCP機能が無効、割り当てIPアドレスの数量不足などの可能性があります。または、固定IPアドレスの設定が必要なネットワークに接続している場合は、本製品のネットワーク設定からIPアドレスの設定をおこなってください。 ■音声ガイド5.「ログオンできませんでした」。 原因1、サピエのユーザーIDまたはパスワードの設定が間違っている。 対応のしかた、正しいユーザーIDとパスワードを設定してください。 原因2、メンテナンス等でサピエのサービスが停止している可能性がある。 対応のしかた、しばらく時間をおいてから再度お試しください。サピエのホームページからメンテナンス情報をご確認ください。 原因3、テキスト読み上げ音声の選択が「English:Julie」となっている。 対応のしかた、テキスト読み上げ音声の選択を「日本語:さやか」に変更してください。 ■音声ガイド6.「ネット閲覧室のタイトルが選ばれておりません」。 原因、ネット閲覧室から再生するタイトルを選択していない。 対応のしかた、[タイトルキー]を押してネット閲覧室のタイトルを選択してください。 <ネット閲覧室のタイトルのダウンロード時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「空き容量がありません」。 原因、ダウンロード先メディアの空き容量が不足している。 対応のしかた、不要なタイトルまたはファイルを削除して、十分な空き容量を確保してください。または、ほかのメディアにダウンロードしてください。 ■音声ガイド2.「エラーが発生したネット閲覧室のタイトルのダウンロードをキャンセルしました」。 原因1、ダウンロード中にダウンロード先メディアの空き容量が無くなった。 対応のしかた、不要なタイトルまたはファイルを削除して、十分な空き容量を確保してください。 原因2、SDカード、USB機器または内蔵メモリの書き込みエラーが発生した。(書き込みエラーが発生すると、本製品は自動的に再起動します。) 対応のしかた、SDカード内容全消去、USB機器のメディア内容全消去または内蔵メモリ内容全消去をおこなってください。ただし、記録されていた内容はすべて消去されてしまいます。または、新しいSDカードまたはUSB機器を使用してください。 原因3、ダウンロード中にSDカードまたはUSB機器を排出した。 対応のしかた、ダウンロードしていたファイルは破損します。ダウンロード中にメディアを排出しないでください。 原因4、削除期限が過ぎている。 対応のしかた、削除期限が過ぎているタイトルは、ダウンロードはできません。 原因5、ダウンロード先メディアが「読み取り専用」になっている。 対応のしかた、SDカードのロックなど、メディアが「読み取り専用」になっていたら、読み取り専用を解除してからダウンロードを実行してください。 <蔵書検索使用時の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「オンラインサービスエラー」。 原因、ネットワークが切断するなどして、サピエサービスとの通信に失敗した。 対応のしかた、ネットワークが接続しているか確認してください。しばらく時間をおいてから再度お試しください。 <その他の音声ガイドと対応のしかた>。 ■音声ガイド1.「アダプター異常です」。 原因、電源アダプターに異常が起きた可能性がある。 対応のしかた、「アダプター異常です」という音声ガイドの後、自動的に電源が切れます。電源を入れ、繰り返し発生する際は、当社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 ■音声ガイド2.「バッテリーの充電に失敗しました。アダプターをとりはずし、再度取り付けてください」。 原因、バッテリーに充電中に異常が起きた可能性がある。 対応のしかた、電源アダプターを接続し直す、または、バッテリーを入れ直してください。繰り返し発生する際は、当社お問い合わせ窓口にご連絡ください。 ■音声ガイド3.「書き込みエラーです。番号、マイナス 1000番台」、「読み込みエラーです。番号、マイナス 2100番台」。 原因、SDカードの読み書き時のエラーです。再び同じ操作をしてもエラーが起きる場合には、いったん本製品の電源を入れ直してください。それでも改善されない場合には、最終手段としてSDカード内容全消去を行ってください。ただし、カードに記録されていた内容はすべて消去されますので、必要なデータはあらかじめパソコンにコピーした上で実行してください。 ■音声ガイド4.「書き込みエラーです。番号、マイナス 1100番台」、「読み込みエラーです。番号、マイナス 2200番台」。 原因、USB機器の読み書き時のエラーです。再び同じ操作をしてもエラーが起きる場合には、いったん本製品の電源を入れ直してください。それでも改善されない場合には、最終手段としてパソコン上でUSB機器をフォーマットしてください。ただし、USB機器に記録されていた内容はすべて消去されますので、必要なデータはあらかじめパソコンにコピーした上で実行してください。 28章2 : よくある質問 Q&A。 質問1.本製品からPTR1やPTR2のCDにバックアップできますか? 答え、本製品からPTR1やPTR2などの外付けCDドライブのCDにバックアップすることはできません。 質問2.複数のタイトルを一度にバックアップできますか? 答え、できません。ひとつずつタイトルを選択してバックアップしてください。 質問3.本製品とPTR1やPTR2をUSBケーブルで接続した際に、入れたCDが認識されません。 答え、CDドライブは認識できません。PTR2はカードドライブとしてご利用いただけます。 質問4.本製品をパソコンとUSBケーブルで接続した際に、リムーバブルディスクとして認識されません。 答え、次の点を確認してください。 ・本製品が対応しているOSは、「Windows10、11」です。それ以外のOSには対応していません。 さらに、次を試してください。 ・パソコンと本製品の両方の電源が入っている状態で、USB接続します。 ・USBハブを経由して接続されている場合は、パソコンのUSB端子に直接接続します。 質問5.DAISY図書をバックアップする時に音質などを設定する必要がありますか? 答え、設定の必要はありません。DAISY図書の音声は元のデータと同じ音質でバックアップされます。 質問6.しばらく使わずにいたらバッテリーが減っていたのですが、これは故障ですか? 答え、故障ではありません。本製品に入れたままにしておくと少しずつ電力を消費します。長時間使わない場合は本体から外して保管してください。 質問7.DAISY図書をバックアップした際、バックアップした順番にタイトルが並んでくれないのですが、タイトルを並びかえるにはどうしたら良いのですか? 答え、本製品は基本的にはフォルダ名で再生順を決める仕様になっています。パソコンでフォルダ名をABC順(辞書順)に変更してください。ただし、名前順に再生されない場合もあります。 質問8.PTR1やPTR2で記録したCFカードを再生することはできますか? 答え、カードリーダーにCFカードをセットしてUSBで接続すると、本製品でCFカードの内容を再生することができます。ただし、カードリーダーやCFカードの種類によっては本製品で使えない場合があります。 質問9.PTR1のCFカードから本製品のSDカードにバックアップすることはできないのでしょうか? 答え、PTR1はカードドライブとしての機能がありませんので、本製品と接続してもPTR1のCFカードのデータを読み込むことはできません。市販のカードリーダーにCFカードを入れて本製品に接続すればバックアップは可能になります。 質問10.パソコン用編集ソフト「PLEXTALK Recording Software」は付属しますか? 答え、本製品には同梱されておりませんので、プレクストークホームページからダウンロードしてご利用になれます。 29章 : 仕様。 注意。 注意1. 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 注意2. 時間に関する数値はすべておおまかな数値です。 注意3. 充電時間、使用時間は、周囲の温度や使用条件によって異なります。 ■全般的な仕様。 1.CDのローディング方式。 トレイ式。 2.対応CD。 プレスCD/CD-R/CD-RW ※円形のみ。 3.対応SDカード。 SD/SDHC/SDXC規格対応 4.対応DAISYフォーマット。 DAISY2.0、DAISY2.02、DAISY3、EPUB3、プレクストークプロジェクトファイル (当社製品にてDAISY形式で録音またはバックアップしたデータ)。 5.DAISY図書、(再生可能データ)。 PCM、DAISY-ADPCM2、MP3、AAC、TEXT。 6.その他対応フォーマット。 MP3、WAV(PCM)、AAC、MP4/m4a、テキスト、HTML。 7.音声入力。 外付けマイク(ステレオ)、ラインイン(ステレオ)、内蔵マイク(モノラル)。 8.音声出力。 内蔵スピーカー(モノラル)、ヘッドホン出力端子(ステレオ)。 9.外部インターフェイス。 USB2.0( タイプA、タイプB各1ポート )。 10.内蔵メモリ。 5.2GB。 11.電源アダプター。 AC 100V、50Hz / 60Hz。 12.寸法。 奥行 245mm、幅 200mm、高さ 48mm 13.重量。 約1200g。 14.消費電力。 最大30W。 15.動作温度/湿度。 動作温度 : 5℃から35℃。動作湿度 : 20%から80%。ただし結露しないこと。 ■オーディオ特性。 1.ヘッドホン出力端子(ライン出力)。 適合インピーダンス : 32オーム、不平衡。 ジャック形状 : 直径3.5mmステレオミニジャック。 2.内蔵スピーカー。 出力インピーダンス : 4オーム。 出力 : 1.6W。 3.外付けマイク入力端子、(プラグインパワー)。 入力インピーダンス : 2.2キロオーム、不平衡。 ジャック形状 : 直径3.5mmステレオミニジャック。 4.外部音声入力端子(ライン入力)。 入力インピーダンス : 10キロオーム、不平衡。 ジャック形状 : 直径3.5mmステレオミニジャック。 5.内蔵マイク。 方式 : コンデンサマイク。 ■主要な機能。 1.音声ガイド。 操作を音声や音でガイド、キー説明モードでのキー説明、メニュー説明、5キーを押した時に情報をガイド。 2.音声デイジーの移動単位。 見出し、グループ、ページ、フレーズ、10分、30秒、しおり。 3.テキストデイジーの移動単位。 見出し、グループ、ページ、フレーズ、段落、40行、1行、文、文字、しおり。 4.音楽の移動単位。 アルバム、トラック、10分、30秒、しおり。 5.テキストファイルの移動単位。 レベル、段落、40行、1行、文、文字、しおり。 6.再生音量調整。 0から25の26段階。 7.ガイド音量調整。 -5から+5の11段階。 8.再生スピード調整。 0.5倍速から3倍速、(0.1倍刻みで26段階)。 9.トーン調整。 -6から+6の13段階。 10.録音音量調整。 自動音量調整、もしくは手動調整、0から20の21段階。 11.メモリ機能。 しおり、音声しおり、合わせて1タイトルあたり最大1,000個。 音声しおり、1個あたり最大1分。 メモ録、1個あたり最大1分、合計30分または合計200個まで。 12.お気に入り登録。 最大1,000件。※音楽タイトルのみ。 ■バッテリー。 1.種類。 ニッケル水素電池。 2.寸法。 奥行 : 54mm、幅 : 57mm、高さ : 29mm。 3.容量。 1900ミリアンペアアワー。 4.充電時間。 約3時間。 5.使用可能時間。※周囲条件、使用条件より異なります。 DAISY図書CD再生 : 約3時間。 音楽CD再生 : 約2時間。 DAISY図書SDカード再生 : 約3時間。 ■カードリーダーライター仕様。 1.対応OS。 Windows10、11。 2.カードタイプ。 SD、SDHC、SDXC。 3.ファイルシステム。 FAT16、FAT32、exFAT。 ■ワイヤレスネットワーク。 1.規格。 IEEE802.11 b/g/n。 2.周波数範囲。 2400MHzから2483.5MHz。※1チャネルから13チャネル。 ■有線LAN。 1.規格。 IEEE802.3i(10BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)。 2.コネクタ形状。 RJ-45。 30章 : 動作確認済メディア。 本製品の動作確認済メディアおよびオプション品に関する情報は、プレクストークのホームページ「 http://www.plextalk.com/jp/products/ptr3/option/ 」をご覧になるか、または、プレクストークお問い合わせ窓口までご連絡ください。 31章 : 索引。 <あ行の索引>。 IPアドレス :176, 182, 204ページ。 空き容量 : 173ページ。 アスタリスクキー : 28ページ。 アルバム : 90, 201ページ。 アルバム削除 : 151ページ。 アルバムリピート : 92, 170ページ。 アンドゥ : 52ページ。 AND検索 : 75ページ。 イジェクトキー : 26, 84ページ。 移動キー : 29ページ。 移動単位 : 215ページ。※この索引には、次の4つの関連する項目があります。 1.オーディオブック : 98ページ。 2.音楽 : 90ページ。 3.DAISY図書 : 48ページ。 4.テキスト : 96ページ。 インターネット接続 : 36ページ。 上書き録音 : 120ページ。 SSID : 175, 204ページ。 SDカード : 42, 202, 204, 214ページ。 SDカードの取り出し方 : 43ページ。 SDカードスロット : 32ページ。 SDカードの入れ方 : 43ページ。 閲覧リスト : 56, 64, 79ページ。 閲覧リストに登録 : 68, 81ページ。 OR検索 : 75ページ。 オーディオブック : 56, 98, 202, 204ページ。 オーディオブックを聴く : 98ページ。 オールアルバムリピート : 92, 170ページ。 お気に入り : 93, 216ページ。 送りキー : 26ページ。 お知らせ : 56, 65, 85, 183ページ。 お知らせを聴く : 86ページ。 おやすみタイマー : 99ページ。 おやすみタイマーキー : 24ページ。 音楽 : 56, 202ページ。 音楽を聴く : 89ページ。 音声ガイドされる情報一覧 : 100ページ。 音声しおり : 102, 166ページ。 オンラインサービス : 64, 183ページ。※この索引には、次の8つの関連する項目があります。 1.オンラインサービス管理 : 183ページ。 2.オンラインサービス設定 : 184ページ。 3.設定の確認・変更 : 185ページ。 4.設定の削除 : 185ページ。 5.設定の有効・無効 : 186ページ。 6.設定の読み込み : 184ページ。 7.ユーザー設定 : 65ページ。 8.ラベル再生設定 : 186ページ。 音量キー : 25ページ。 <か行の索引> ガイド音量 : 187, 215ページ。 ガイドスピード : 187ページ。 外部音声入力端子 : 32, 215ページ。 書込み禁止スイッチ : 44, 174ページ。 カテゴリー : 201ページ。 カテゴリー選択 : 56ページ。 簡易検索 : 73ページ。 完全一致 : 75ページ。 キー受付音 : 188ページ。 キー説明モード : 22ページ。 機器の情報 : 100ページ。 基本操作ガイド音楽CD版 : 22ページ。 行 : 49, 96ページ。 グループ : 48, 122, 203ページ。 グループ編集 : 136, 169ページ。 現在の日時 : 101ページ。 高度な検索 : 75ページ。 <さ行の索引> 再生・停止キー : 26ページ。 再生音量 : 215ページ。 再生設定 : 170ページ。 雑誌検索 : 76, 77ページ。 雑誌の定期配信 : 76, 79ページ。 サピエ : 63ページ。 残量ガイド : 190, 197ページ。 CD : 39, 202, 214ページ。 CDドライブ : 31, 40ページ。 CDのセット : 41ページ。 CDの取り出し : 42ページ。 CDを聴く : 34ページ。 しおり : 48, 90, 98, 102, 166ページ。 しおりキー : 29, 59, 102, 157ページ。 システム設定 : 187ページ。 自動音量調整 : 109, 172ページ。 自動電源オフ : 197ページ。 自動登録 : 37ページ。 自動見出し設定 : 112ページ。 絞り込み検索 : 74ページ。 シャープキー : 28ページ。 シャッフルリピート : 92, 170ページ。 充電時間 : 196, 198ページ。 ショートカット : 194ページ。 除外検索 : 75ページ。 新規タイトル作成 : 107, 166ページ。 新着リスト : 56, 64, 79ページ。 スキッパブル : 171ページ。 すっきりカバー : 27ページ。 ステルス機能 : 175, 178, 205ページ。 ストリーミング再生 : 64, 80ページ。 スピードキー : 25ページ。 セキュリティモード : 175, 177, 205ページ。 セクション : 203ページ。 セクション編集 : 130, 167ページ。 設定の初期化 : 192ページ。 前方一致 : 75ページ。 蔵書検索 : 56, 65, 66, 164ページ。 挿入録音 : 118, 121ページ。 外付けマイク端子 : 32, 215ページ。 <た行の索引> 対応フォーマット : 214ページ。 タイトル : 201ページ。 タイトル管理 : 165ページ。 タイトルキー : 26ページ。 タイトル削除 : 151, 166ページ。 タイトル選択 : 53, 57, 62, 165ページ。※この索引には、次の2つの関連する項目があります。 1.すべてのメディアから選択 : 53ページ。 2.メディアごとに選択 : 53ページ。 タイトル選択方法の変更 : 60ページ。 タイトルの並び順 : 59ページ。 タイトルリピート : 50, 170ページ。 タイトルを直接選択 : 58ページ。 ダイレクト移動 : 51, 97, 98ページ。 ダウンロード : 64, 82ページ。 WPS : 37, 174ページ。 試し読み : 70ページ。 段落 : 49, 96ページ。 直前編集取り消し : 137, 169ページ。 追加録音 : 108, 118ページ。 通常再生 : 50, 92, 170ページ。 定期配信 : 64, 76, 79ページ。 DAISYオンラインサービス : 63, 204ページ。 DAISY図書 : 47, 107, 202ページ。 DAISY図書を聴く : 47ページ。 データの転送 : 153ページ。 テキスト : 56, 96, 202ページ。 テキスト読み上げ音声 : 187ページ。 テキスト読み上げの設定 : 190ページ。 テキストを聴く : 96ページ。 デフォルトゲートウェイ : 176, 205ページ。 テンキー : 25, 28ページ。 電源アダプター : 33ページ。 電源オン/オフ : 33ページ。 電源キー : 24, 33ページ。 電源入力端子 : 30ページ。 動作確認済みメディア : 217ページ。 動作時間 : 197, 216ページ。 トーンキー : 24ページ。 時計設定 : 188ページ。 図書検索 : 68ページ。 図書製作モード : 106, 118, 189ページ。 飛ばし読み : 171ページ。 トラック : 90ページ。 トラックリピート : 92, 170ページ。 取扱説明書 : 22ページ。 取扱説明書DAISY版 : 22ページ。 <な行の索引> 内蔵スピーカー : 25, 215ページ。 内蔵マイク : 25, 215ページ。 内蔵メモリ : 214ページ。 ネット閲覧室 : 64, 79, 183ページ。※この索引には、次の7つの関連する項目があります。 1.タイトル削除 : 83ページ。 2.タイトル削除依頼 : 78, 79ページ。 3.タイトルの情報 : 85ページ。 4.タイトルを聴く : 80ページ。 5.タイトルをダウンロード : 82ページ。 6.ダウンロードのキャンセル : 83ページ。 7.ネット閲覧室の更新 : 183ページ。 ネットワーク設定 : 174ページ。※この索引には、次の4つの関連する項目があります。 1.設定の保存 : 181ページ。 2.設定の読み込み : 180ページ。 3.ネットワーク情報確認 : 182ページ。 4.ネットワーク設定の初期化 : 183ページ。 ネットワークバージョンアップ : 193, 199, 200ページ。 ノーマルモード : 106, 189ページ。 <は行の索引> バージョンアップ : 199ページ。 バージョン管理 : 193ページ。 パーセント移動 : 52ページ。 パソコンと接続 : 152ページ。 バックアップ : 20, 34, 35, 144, 165ページ。 バックアップ先のフォルダ名 : 150ページ。 バッテリー : 30, 195, 216ページ。 バッテリーいたわりモード : 190ページ。 バッテリー蓋 : 30ページ。 バッテリーリフレッシュ : 190ページ。※この索引には、次の関連する項目があります。 1.補正結果の初期化 : 192ページ。 パンチイン録音 : 119ページ。 PRS : 156ページ。 PTR2で再生できる形式 : 146ページ。 ビルドブック : 107, 138, 169ページ。 ファイル削除 : 151, 166ページ。 ファイルシステム : 45, 216ページ。 ファイル選択 : 57ページ。 付属品 : 21ページ。 不要音声ファイル削除 : 169ページ。 フレーズ : 48, 203ページ。 フレーズ再生 : 50, 170ページ。 フレーズの自動分割時間 : 112ページ。 フレーズ編集 : 126, 167ページ。 プレクストークの情報 : 193ページ。 プレクストークレコーディングソフトウェア : 156ページ。 文 : 96ページ。 ページ : 48, 123, 203ページ。 ページ編集 : 135, 168ページ。 ヘッドホン出力端子 : 32, 215ページ。 編集 : 122, 126, 167ページ。 編集準備 : 139, 146, 170ページ。 <ま行の索引> マイベストアルバム : 147, 149ページ。 待ち受け音 : 188ページ。 マルチメディア図書再生設定 : 171ページ。 見出し : 48, 96, 98, 122, 203ページ。 見出し編集 : 133, 168ページ。 無線LAN : 37, 174ページ。 メディア : 39, 201, 202ページ。 メディア管理 : 173ページ。 メディアごとに選択 : 60, 61ページ。 メディア情報 : 173ページ。 メディア全消去 : 173ページ。 メディア選択 : 55, 61ページ。 メニュー : 162ページ。 メニューキー : 29ページ。 メモ録 : 56, 140, 149ページ。※この索引には、次の関連する項目があります。 1.ダイレクト移動 : 141ページ。 文字 : 49, 96ページ。 文字入力 : 157ページ。 文字入力検索 : 73ページ。 戻しキー : 26ページ。 <や行の索引> USB機器 : 45, 202ページ。 USBケーブル : 152, 154ページ。 USBタイプA端子 : 32, 46ページ。 USBタイプB端子 : 32ページ。 USB動作の切り替え : 153, 190ページ。 有線ネットワーク接続設定 : 180ページ。 有線LAN端子 : 30, 37, 216ページ。 <ら行の索引> リドゥ : 52ページ。 利用可能なUSB機器 : 45ページ。 利用できるワイヤレスネットワーク : 175, 177ページ。 レベル : 48, 96, 205ページ。 録音 : 35, 107ページ。 録音音質 : 111, 172ページ。 録音音量 : 109, 215ページ。 録音開始タイミング : 112ページ。 録音可能時間 : 111ページ。 録音キー : 29, 157ページ。 録音したDAISY : 56, 107, 201ページ。 録音設定 : 111, 172ページ。 録音中音量確認 : 110ページ。 録音中の音声ガイド : 115, 172ページ。 録音中モニター出力 : 114ページ。 録音の自動停止時間 : 112ページ。 録音モード : 112, 172ページ。 <わ行の索引> ワイヤレスネットワーク : 216ページ。 ワイヤレスネットワーク接続設定 : 174ページ。※この索引には、次の5つの関連する項目があります。 1.自動登録 : 174ページ。 2.手動登録 : 175ページ。 3.設定の変更・削除 : 178ページ。 4.ネットワークの電源オン/オフ : 179ページ。 5.利用できるワイヤレスネットワーク : 175, 177ページ。 32章 : 保証について。 シナノケンシ株式会社は、本製品のお買い上げ日から1年間(以下「保証期間」といいます)に本製品に不具合が認められた場合には、本製品が添付の取扱説明書に従ってご使用されている場合に限り、不具合の内容や程度等を考慮して、無償にて修理あるいは交換などの対応をいたします。但し、次のような場合は、保証期間を問わず、保証の対象にはなりません。あらかじめご了承ください。 1.取扱説明書に記載された警告、注意事項を守らずに使用をした場合。 2.取扱説明書に記載された使用条件・方法と異なる使用をした場合。 3.バッテリー、電源アダプターなど、付属品以外のものを使用して破損した場合。 4.フロントパネル等の外面の損傷など。 5.不具合の原因が不適当と思われるご使用方法である場合。 6.不具合の原因が落下等の過大な衝撃である場合。 7.不具合の原因が部品等の自然劣化・消耗である場合。 8.不具合の原因が落雷、風水害、地震、火災、塩害、その他天災地変である場合。 9.不具合の原因が本製品に接続した他の機器である場合。 10.当社又は当社が指定した者以外の者(個人、事業者を含む)により、改造・修理された場合。 11.本製品を第三者に譲渡した場合。 12.本製品より取り外した部品の修理。 13.修理等のご依頼の際に保証書のご提示がない場合。 14.保証書に必要事項の記載がない場合、又は保証書の文言が修正されている場合。 15.本製品を日本国外で使用する、又は使用した場合。 16.不具合の原因が光ピックアップ等の部品の自然劣化、消耗の場合。 17.バッテリーが原因の動作不良の場合。※バッテリーは保証対象外です。ただし、初期不良の場合は交換などの対応をいたします。 当社は、いかなる場合においても、お客様の逸失利益、特別損害、付随的損害又はその他の結果的損害について、一切の責任を負うものではありません。また、当社の責に帰すべき理由により、お客様に損害が発生した場合であっても、当社は直接かつ通常の損害についてのみ補償し、その金額は、本製品の購入価格を上限とさせていただきます。ご記載頂いたお客様の個人情報は、製品の保証・修理および履歴管理の目的以外には一切使用いたしません。 <注意> ・本章の記述は本製品に付属の保証書の内容に従っています。当社が保証書の文言を変更した場合は、本章の記述よりも保証書の記述が優先されます。 ■メディア内のデータについて。 内蔵メモリ、CD、SDカード、USBメディア等に記録されたデータの破損・消失については、当社は一切の責任を負うものではありません。あらかじめご了承ください。 大切なデータ(ファイル)は、他のメディアなどにバックアップすることをお薦めします。 ■点検・修理サービス利用規約。 第1条 : 規約の適用。 本規約は、シナノケンシ株式会社(以下「当社」といいます)が提供する点検・修理に関する各種サービス(以下「本サービス」といいます)に適用される基本的な条件を定めるものです。当社は、本規約に従ってお客様に本サービスを提供させていただきますので、あらかじめ本規約にご同意いただいた上で、本サービスのご利用をお願いします。 第2条 : 本サービスの対象。 1. 日本国内に居住または滞在中のお客様のみを対象として、日本国内においてのみ本サービスを提供します。 2. シナノケンシ製プレクストーク製品及び補聴器の内、以下の機種(以下「対象機種」といいます)を対象とします。 機種名:PTR3、PTP1/LINK、PTN3、PTP1、DR-1、PH-200 第3条 : 契約成立。 本規約に基づく契約は、お客様が点検・修理をご依頼になる製品(以下、「依頼品」といいます)について当社修理サポート窓口に第5条記載のサービスをお申込みになり、当社において必要事項および当該サービス提供の可否等を確認の後、当社がお客様のご依頼を承諾することをもって成立するものとします。 第4条 : 本サービスの目的。 本サービスは、お客様が日本国内で使用する対象機種が故障した際、その箇所の機能・性能を修復することを目的として当社が提供するものであり、対象機種の保守を目的とするものではありません。 第5条 : 本サービスの内容。 本サービスには、点検サービスと修理サービスがあります。 (1) 点検サービス。 依頼品の故障・その他の状態の確認をします。また、修理サービスの提供の為に必要なサービスとなります。 (2) 修理サービス。 点検サービスの結果に基づき、依頼品に生じた故障箇所、その他故障箇所に関連すると思われる箇所の修理・交換を行います。 第6条 : 本サービスの手続き。 1. お客様が、当社修理サポート窓口に点検サービスの利用を申し込み、当社が承諾することにより、点検サービスを開始します。 2. お客様から当社指定工場に依頼品を送付してください。 (1) 保証期間内で修理を依頼される場合は、「購入日、販売店名が記載された保証書」または「レシートなど購入日を証明できるもの」を依頼品に添付して、当社まで送付してください。(※上記のいずれも添付されていない場合、保証期間内であっても有償となります。) (2) 不具合の原因が付属品などに起因している場合がありますので、点検・修理を依頼される場合には付属品を必ず同梱してください。 (3) 依頼品をお送りいただく際は、製品に傷や破損などが発生しないように、しっかり梱包してください。不十分な梱包により、輸送中に製品が紛失あるいは破損したと考えられる場合は、依頼をお断り又は、点検・修理が出来ない事があります。 3. 点検サービス後に、当社より修理サービス料の見積り金額をご連絡します。 見積りに承諾いただいた時点で修理サービスを開始します。但し、申し込み時に点検サービス後の見積り連絡が不要とご要望があった場合は、直ちに修理サービスを開始します。 4. 修理サービス後に当社から依頼品を返送します。 第7条 : 費用。 1. 本サービスの提供にあたり、お客様にはサービス内容に応じた以下の費用をお支払いいただきます。金額の目安については、別表をご参照ください。 (1) 点検サービスのみ実施する場合。(点検の結果、故障が確認できなかった場合、修理が不可能な場合を含みます) ア.点検サービス料。 イ.送料(往復)。 ウ.代引き手数料。 (2) 点検サービスと修理サービスを実施する場合。(修理サービスを実施する場合は、点検サービス料は無償です) ア.修理サービス料。 イ.送料(往復)。 ウ.代引き手数料。 2. 前項にも関わらず、第9条により無償修理の対象となる場合または、第10条により修理保証の対象となる場合には、対象となった箇所に限り無償となります。ただし、第9条及び10条の保証期間内であっても、保証対象外であることが明らかとなった場合には、前項各号申し込みサービスに該当する費用をお支払いいただきます。 3. 前各項にも関わらず、当社で依頼品を廃棄する場合には、第1項各号の費用に加えて、廃棄料をお支払いいただきます。 4. 本サービスを複数台ご依頼の場合は台数分の費用をお支払いいただきます。 5. 貸出機を貸し出す場合の費用については、第16条をご確認ください。 6. 修理サービス申し込み後のキャンセルについては、第11条をご確認ください。 第8条 : 支払い方法。 依頼品は代金引換便にて返送します。第7条記載の費用等の支払いは、依頼品の受領時に、宅配業者にお支払いください。 第9条 : 無償修理。 当社が発行する製品付属の保証書の適用対象となる場合は、保証書等の規定が本規約に優先して適用されます。当社は、依頼品が保証書等の規定により無償保証の対象となる場合には、保証書等の規定に従い依頼品を無償で修理等の対応をいたします。ただし、保証期間内でも、無償修理の対象とならない場合がありますので、保証書等の規定を予めよくご確認ください。また、カスタム修理サービスは無償修理の対象となりません。保証書等の無償修理の対象とならない場合は、当社は本規約に基づき有償で修理をいたします。 無償修理、有償修理の判断は、依頼品が当社に到着した日付と、依頼品の保証期間、修理内容を照らし合わせて当社で判断いたします。 第10条 : 修理保証。 1. 当社がおこなった修理において、以下の(1)から(3)全ての条件にあてはまる場合、無償で再修理等をおこないます。 (1) 修理完了日(当社所定の修理が完了し、依頼品をお客様にお届けした日)から6ヶ月以内に依頼品の同一部品、同一箇所の故障が生じ、同期間内に再修理の依頼があった場合(修理保証期間の6ヶ月以内に依頼品が故障しても、同一部品、同一箇所の故障でない場合は別修理となり、有償になります。) (2)再修理を要すると当社が判断した場合 (3)使用条件や故障の原因等が、当社が発行する製品付属の保証書等の規定により保証の対象外とされていないこと 2. 前項にもかかわらず、長期使用品(当社または当社の販売店から依頼品を購入された日から起算して10年を経過した製品を指し、以下「長期使用品」といいます)は、本条の修理保証の対象にはなりません。 第11条 : キャンセル等の取扱い。 1. 本サービス申し込み後のキャンセル(本サービス申し込み後に9条及び10条の保証対象外であることが明らかになり、キャンセルする場合を含む)は、該当する各種サービスの料金を全額お支払いいただきます。 2. 依頼品をお預かり後、お客様と連絡が取れない場合、見積りに対する回答が無いまま1ヶ月を経過した場合は、修理を行わず依頼品を返却します。この際は、点検料、送料、代引き手数料をお支払いいただきます。 3. 本サービスの料金をお支払いただけない場合、お客様が依頼品のお受取拒否をされた場合など、お客様の都合により返却出来ないと当社が判断した場合は、依頼品の所有権を放棄したとみなし、当社にて処分できるものとします。その際に掛かった費用として、依頼品の点検料または修理料、送料、廃棄料、その他当社が負担した費用を請求します。また、次回より修理を含めたすべてのサービスをご提供できなくなります。 第12条 : 点検・修理条件。 1. 依頼品の状態・状況、依頼内容、補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)の在庫状況等によっては修理等ができない場合があります。 2. 標準付属品(ACアダプタ、バッテリー等)の修理はできません。交換対応のみとなります。 3. 製品の安全や機能を確保するために、最低限必要な箇所については、依頼内容にかかわらず、自社の判断で修理する場合があります。 4. 修理は電源装置や基板類などの部品単位での交換となり、電源装置や基板類などの部品に搭載されるチップやコンデンサーなど一部を除き個別に修理するものではありません。 5. 点検・修理の都合により、依頼品において各種設定の初期化や、他の製品・サービスとの連携の解除を行う場合があります。 6. 点検・修理の際は原則として、システムソフトウェアは最新版に更新します。 7. 修理の都合により、依頼品を交換、あるいは製造番号を変更する場合があります。 8. 依頼品の仕様上の品質基準を上回るご依頼には対応できません。 9. 点検・修理は当社製品の機器間及び他メーカー製機器との互換性を保証するものではありません。また、互換性の保証作業はお受けできません。 10. 出張修理のご依頼は受け付けていません。 11. お客様ご自身で貼られたシールやラベル等の原状復帰できません。ケース等、外筐部品の交換の際にこれらのシール、ラベル類は修理部品として新しく用意できません。外筐部品交換後は、原則として工場出荷時の状態での返却となります。 12. お客様にて分解・改造された機器の修理・修復についてはお受けできません。 第13条 : データの取扱い。 お客様にてインストールされたアプリケーションや作成されたデータなどは、保存されている媒体を問わず、いかなる場合でも保証いたしません。また、点検・修理の内容によっては保存データを消去させていただく場合もありますので、点検・修理を依頼される前にお客様ご自身でのバックアップをお願いします。 第14条 : 修理部品等の取扱い。 本サービスを長期かつ安定して提供し、環境保護等を推進するため、当社の判断により、再生部品や改良部品を使用する場合があります。また、修理用部品の単体販売及び修理用部品の持ち込みによる修理はお受けできません。なお、修理の有償無償を問わず、修理により交換した依頼品の既存部品で修理後当社が占有する修理用部品の所有権は、修理をもって当社に移転するものとします。 第15条 : 部品保有期間。 当社では依頼品の補修用性能部品の保有期間を製品ごとに定めています。この補修用性能部品の保有期間を、依頼品の本サービスの提供可能な期間とします。 また、保有期間内であっても補修用性能部品の在庫状況によっては修理できない場合があります。 第16条 : 貸出機の提供。 お客様より依頼品をお預かりしている間に限り、以下の条件の下、送料・代引き手数料をお支払いいただくことで、当社の判断において貸出機を貸し出す場合があります。但し、当社は貸出機の提供の義務を負うものではありません。 (1) 貸出機に関して、当社はその品質、性能を保証するものではなく、また貸出機故障により生じたいかなる損失も補償できません。 (2) 貸出機は当社指定期日までに返却をお願いします。 (3) お客様が貸出機の貸与期間中に破損、損傷させた場合、当該貸出機の点検・修理にかかる費用または、貸出機の新規購入代金相当額をお支払いいただきます。 (4) 貸出機の盗難・紛失の場合には、当該貸出機の新規購入代金相当額をお支払いいただきます。 (5) 貸出機を当社指定期日までに当社指定返却場所に返送いただけない場合は、貸出期間超過金として1,000円/日 をお支払いいただきます。なお、該当貸出機の通常販売価格を上限とします。 第17条 : 個人情報取扱い。 当社は本サービスの提供の過程で取得したお客様の個人情報について、当社ホームページ記載のプライバシーポリシー及び以下の各号の利用目的に従い、適切に個人情報を取扱い管理します。 (1) 修理履歴の登録。 (2) 依頼品やご注文された製品のお届け及びお支払確認のため。 (3) 当社がお客様に有益と思われる企業・製品・サービス・イベントの情報をお届けするため。 (4) 調査のご協力のご案内、並びにその結果を報告するため。 (5) 市場情報の分析のため。 (6) カスタマーサポートサービス提供のため。 (7) その他、当社の規約等の規定に基づき利用するため。 第18条 : 損害賠償。 当社が本サービスの提供について負う責任は、当社の故意・重過失の場合を除き本規約に定める事項・内容に限られるものとし、特別な事情からお客様に生じた損害、お客様の逸失利益、第三者からお客様になされた賠償請求に基づく損害、その他お客様が依頼品または交換品の故障・不具合等により当該製品を使用できなかったことによる損害については一切の責任を負わないものとします。なお、当社が依頼品をお預かりしている期間に、汚損、破損等が生じた場合であっても、当社は原則として修理をもって対応します。 本サービスの提供に関し、当社がお客様に対して損害賠償責任を負う場合であっても、当社の故意・重過失の場合を除き、当社の責任は依頼品の価値に相当する金額を上限とします。なお、依頼品の価値は、減価償却後の残存価値、または損害発生時に市場で販売されている同等の性能の商品の価格を基準として算出するものとします。 第19条:本サービス提供の中断。 当社は、以下の各号のいずれかに該当する場合、予告なく本サービスの提供の一部または全て中断させていただくことがあります。なお、本条に基づく中断により、本サービスの提供が十分になされなかった場合でも、サービスの保証期間は延長されないものとします。 (1) 火災、天災、停電その他不可抗力による緊急事態が発生した場合、または発生すると予測される場合。 (2) 本サービス提供のための設備、システムに不具合があった場合。 (3) 本サービスを提供するために必要な人員の確保、調整ができなくなった場合。 (4) 本サービスの運用上または技術上必要と当社が判断する場合。 (5) 法令または行政からの要請にもとづく場合。 (6) その他やむを得ない事由が生じ当社が判断した場合。 第20条:本サービス対象外の事項および提供の中止。 1. お客様のお問い合わせが以下の各号に該当すると当社が判断した場合、本サービスの提供をお断りし、または提供を中止する場合があります。また、本条により本サービスの提供を中止した場合でも、本サービスがすでに提供されたものと当社が判断した場合には、本サービスをご利用いただいたものとして、本サービスが有償の場合、当該サービスにかかる料金が発生します。 (1) 当社製品に関する過剰な改善等の要望や要求。 (2) 当社製品以外に関するお問い合わせ。 (3) 当社製品の分解または改造を行ったことによるお問い合わせ。 (4) 当社が想定していない使用方法に関するお問い合わせ。 (5) 当社の別途規定する使用条件、動作環境を守らなかったことに起因する不具合についてのお問い合わせ。 (6) 第三者の財産、プライバシー等を害する、または害する恐れのある行為や言動。 (7) 本サービスを提供している従事者に対する誹謗中傷、または脅迫的な行為や言動。 (8) 虚偽の内容が含まれるお問い合わせ。 (9) 法律、法令または条令に違反する、または、違反する恐れのある行為や言動。 (10) 本サービスの提供および運営を妨げると当社が判断した行為や言動。 (11) その他当社が不適切と判断した行為や言動。 2. お客様が以下の各号のいずれかに該当すると当社が判断した場合、前項と同様とします。  (1) 本サービスに関して未払いの代金がある場合、または本サービスに関する代金をお支払いいただけないと判断した場合。 (2) 合理的な理由無く、当社の指示する作業にご協力いただけない場合。 (3) 当社および当社の関連会社とお客様が本サービスまたは当社製品に関して係争中の場合。 (4) お客様が当社製品の所有権、使用権その他の権利を有していない場合。 第21条 : 反社会的勢力との関係排除。 お客様が反社会的勢力(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(以下「暴対法」という)第2条第2号に定義される暴力団、暴対法第2条第6号に定義される暴力団員、暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、暴力団密接関係者およびその他の暴力的な要求行為もしくは法的な責任を超えた不当要求を行う集団または個人)であることが判明した場合には、当社はかかる事由が生じた時点以降いつ何時においても、何等の催告を要することなく、本サービスに関する契約の全部または一部を解除できるものとします。 第22条 : 規約変更。 お客様に予告なく当社の判断で本規約を変更させていただくことがあります。ご依頼の時点で当社ホームページ上に表示された最新の「点検・修理サービス利用規約」が適用となりますので、本サービスをご依頼いただく場合には、必ずその時点で適用される本規約を事前にご確認ください。 本規約の変更後においても、本規約の変更前にご依頼いただいた本サービスの提供については、変更前の本規約が適用されます。 別表1.料金表(参考)。 料金表につきましては、以下のURLをご覧になるか、または、プレクストークお問い合わせ窓口にご確認ください。 http://www.plextalk.com/jp/support/repair-kiyaku/ お問い合わせについて。 本製品を操作している時にトラブルが発生した場合は、まず「28章 故障かなと思ったら」 206ページを参考にしながら対処してください。それでも、解決できない場合は、プレクストークお問い合わせ窓口までお問い合わせください。 郵便番号386-0498 長野県上田市上丸子1078。 シナノケンシ株式会社。 プレクストークお問い合わせ窓口。 電話番号:050-5801-1177。 受付時間:月曜日〜金曜日 9時30分〜12時、13時〜17時 。(土曜・日曜・祝日は休業)。 ※ 通話料金はお客様のご負担となります。あらかじめご了承ください。 FAXやEメールは、常時受け付けております。 FAX、0268-41-1961。 Eメール、plextalk@aspina-group.com ホームページ、http://www.plextalk.com/jp/ プレクストークホームページについて。 プレクストーク、ホームページでは、よくある質問やプレクストーク製品に関する最新の情報を提供しております。プレクストーク専用ホームページ「 http://www.plextalk.com/jp/ 」をご利用ください。 当社は、地球環境と調和した事業活動を行うことを目標に、環境負荷の少ない製品開発に取り組んでいます。本製品には、当社品質基準に適合したリサイクル部品を使用しています。