メールマガジン

第7回 2008年2月12日発行版

2008年2月12日

プレクストークユーザーの皆さんこんにちは。
プレクストークのメルマガ編集室です。

  ついこの間、新年の挨拶をしたと思ったら、早いものでもう2月ですね。「1月は行ってしまう・・・」ですね!このまま「2月も逃げてしまう・・・」にならないように、日々流されることなく、過ごしたいものです。今年初めてのメルマガは、「アクセシビリティ」に着目してみました。それに海外でのDAISY最新事情もレポート。立春を向かえ、これからは暖かい春が日々近づく季節です。DAISYの輪がますます広がりますよう、新しいメルマガ仲間の皆さんへのご紹介も、どうぞよろしくお願いいたします。                 (聖)

◆◇みんなで広げるDAISY図書・音声情報の輪◇◆
「プレクストーク」 お役立ちメルマガ 第7号

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目次
♪~【1】アクセシビリティとは?
♪~【2】オーストラリアDAISY最新事情
♪~【3】DAISYってこんなに便利!<音声圧縮>
♪~【4】編集後記
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♪~【1】アクセシビリティとは?

 2008年は子(ね)年です。鼠(ねずみ)といえば、パソコンで使うマウスを想い浮かべますが、視覚障害者の方は、このマウスを利用することができない場合もあります。そのようなときには、スクリーンリーダーと呼ばれるソフトウェアを利用されています。スクリーンリーダーとは、キーボード上の操作を全て音声でガイドしてくれるものです。
 さて、「アクセシビリティ(Accessibility)」とは、障害のある方や高齢者でも簡単に利用できることを意味しています。ということは、マウスでしか操作することのできないソフトウェアは「アクセシビリティが低いもの」ということになってしまいます。

 シナノケンシから販売中の「プレクストークレコーディングソフトウェアプロ(PRSPro)」は、現在多くの音訳ボランティアの方にお使いいただいている録音図書制作用ソフトウェアです。またプレクストークPTR2には、「プレクストークレコーディングソフトウェア(PRS)」が付属しており、こちらは視覚障害者の方も実際に利用されています。
 このPRSProとPRSには、スクリーンリーダー機能がついていて、マウスを使用されなくても、音声ガイドとキーボードの操作だけで全ての機能を利用していただけるようになっています。
 また、画面上に表示される文字サイズを大きく変更することもでき、弱視の方や、ご高齢の方にも利用しやすくなっています。ですから、アクセシビリティを配慮したものと言えます。

 またW3C(WWWコンソーシアム)から「アクセシビリティガイドライン」が提唱されています。これはホームページの閲覧に関係するアクセシビリティについてのガイドラインです。
 例えば、画面下側に表示されている部分にすぐにたどり着けるようにリンクが張ってあることや、背景と文字の色が識別しやすい配色になっていることなどがあります。
 また画像データについては、その写真や画像に関する説明文がテキスト情報として入れられていることも大切で、こうすれば写真や画像の説明を音声で聞くことができます。

 録音図書の国際規格である「デイジー(DAISY)」は、Digital
Accessible Information SYstem 」の略であり、ここでの「A」も「アクセシブル(Accessible)」を意味するものとなっています。
 今後もこの「アクセシビリティ」を配慮しながら、ホームページやご提供ソフトウェア等の製品開発を行ないたいと考えています。(田)

PRSProの紹介ページはこちら

http://www.plextalk.com/jp/products/prspro_01_01.html

PRSの紹介ページはこちら

http://www.plextalk.com/jp/products/ptr2_05.html

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【2】オーストラリアのDAISY最新事情

 日本で生活していると、なかなか入って来ない海外の情報。調べようと思っても英語の情報を読むのは大変。ここではそんな海外のDAISYに関する情報をお届けしたいと思います。今回は日本と季節が逆で、ただいま真夏のオーストラリアについてご紹介します。

■DAISY制作
 DAISY図書の制作は、視覚障害者向けサービス提供団体であるVision Australia(ビジョン オーストラリア)が行っています。制作の大半は、Vision Australiaのスタジオで行われており、プロのアナウンサーやボランティアの方が朗読しています。
 テレビやラジオで有名なアナウンサーや俳優が朗読する事もしばしばあり、そうした図書は人気が高いそうです。

■DAISY図書貸出
 昨年7月からBurn on demandと言うサービスが開始されました。このサービスでは、利用者はパソコンや電話で図書をリクエストすると、自動的にDAISY図書のデータがCD-Rに記録されると共に、CD-Rの表面には利用者の名前、住所、図書のタイトル等が印刷され、24時間以内に発送されます。これまでの在庫貸出方式に比べ利用者の待ち時間がなくなり、大変好評との事です。
 また、DAISYコンテンツをインターネットで配信するサービスも実証実験が始まっています。特にパソコンユーザー向けには朝5時にその日の朝刊がDAISY形式で配信されるサービスの実験が行われています。読み上げは音声合成の技術を使っていますので肉声より品質は落ちますが、印刷された新聞とDAISY形式の新聞が同時に読めるようになるのは画期的ですね。

■ラジオ放送
 Vision Australiaはラジオ局も開設していて、視覚障害者向けの情報をラジオで放送しています。広大な土地を持つオーストラリアならではのサービスですね。                   (洋)

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♪~【3】DAISYってこんなに便利!<音声圧縮>

 DAISY図書のメリットのひとつは、1冊の図書が1枚のCDに収まることです。従来のカセットテープによる録音図書の場合、長編や大作では10本や20本に及ぶこともあり、持ち運びや取り扱いがとても大変です。
 音楽CDの場合、74分か80分までしか録音することができませんが、ではどうしてDAISY図書は、何十時間もの音声がCD1枚の中に収まるのでしょうか?
 それは音声データを記録する方式として、MP3(エムピースリー)と呼ばれる音声圧縮技術を採用しているためです。MP3では、人間の聴覚特性を利用して、できる限り音質劣化がわからないような方法で圧縮しています。
 例えば音楽データを圧縮する際に最適な音質である「ビットレート128キロbps」を選択すると、圧縮なしの場合の約11分の1のサイズまで小さくすることができます。朗読音声の場合には、音質として「ビットレート32キロbps」を選べるため、最大で約45時間分もの音声を1枚のCDに収めることができるのです。

 音声圧縮技術には、MP3の他にも、WMA(ウインドウズメディアオーディオ)、AAC、オッグボ―ビスなどがあります。プレクストークPTR2は、MP3とオッグボ―ビスの再生に対応しています。 例えば、MP3やオッグボ―ビス形式で圧縮された音声ファイルを、CD-Rやコンパクトフラッシュカードに書き込んだものを、再生することができます。こうすれば大容量のコンパクトフラッシュカードの中に、お気に入りの音楽データを詰め込んで、ジュークボックスのようにしてお楽みいただくこともできますね。           (田)

お近くの展示会に参加されませんか?「プレクストーク」の各種製品を手にとってみませんか?展示会のスケジュールはこちら。

http://www.plextalk.com/jp/guide/exhibition.html

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♪~【4】編集後記

 2月初旬に、ここ上田にも、まとまった雪が降り、一面銀世界になりました。雪かきをするのも実に久しぶりな気がします。子供も、雪だるまやかまくらを作って大はしゃぎでした。
 地球温暖化の影響で、年々雪も少なくなって来ているのでしょうが、そんな中で、少しでも地球にやさしいことをしていこうと、我が家では昨年より生ごみ処理機を導入しました。大きくかさばる生ごみを、かなり少量に圧縮することができ、ゴミ出し係の役割が苦痛でなくなりまし
た。しかしメタボ予防のダイエットととしては逆効果かもしれませんが。(笑)                        (田)

みんなで広げるDAISY図書・音声情報の輪‐「プレクストーク」お役立ちメルマガ第7号‐はいかがでしたでしょうか。

これからも音訳ボランティアのみなさんに、少しでもお役に立つような情報をお伝えしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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発行日:2008年 2月12日
発行人:「プレクストーク」メルマガ編集室
〒386-0012
長野県上田市中央6-15-26
シナノケンシ株式会社 システム機器事業部

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